★　卵巣手術後に急変し死亡　つくば市の病院

「ふっくう」だろうが「ふくくう」
どっちでもいいんだよ、伝わりゃ
頭蓋骨を「とうがいこつ」というとこもあれば
「ずがいこつ」というとこもあるんだよ
（解剖学では「とうがいこつ」が正しいがな）
そんな細かい事を気にするんなら、他にもっと神経使え

ヘパリンは点滴ラインに吸着するため、長いラインを用いたりライン交換をした
りすると強度が安定しない。
そのため皮下注を使う。また、静脈ラインが無くてもヘパリンを投与できる利点
もあり。海外ではほとんど皮下注です。

5000IUの皮下注は腹壁にすれば吉。

産婦人科の大規模調査で臨床症状のでる肺梗塞は
婦人科手術の0.1％。帝王切開の0.2％って海外文献が
あった。500人に1人か。帝王切開500例くらいなら
開業医でも10年くらいでいくなぁ。多いんだ。
漏れは手術患者全例に肺梗塞のムンテラしてるけど
ホントここ２-３年くらいからだよ。
最近はエコノミークラス症候群の例を出すと
患者さんも理解してくれる。認知度上がったよねぇ。

はやいところ低分子ヘパリンが保健適応通ってほしいもんだ。
ＤＩＣしかないから使いづらいよね。
おるがらん持続投与じゃなくて期待したんだけど
適応は変わらなかった。意味ないじゃん。
ルンバ−ルの大静脈穿刺説は思いつかなかった。
後腹膜にゆっくり出血したらわからないかもね。
でも体向変えたらおかしくなったという情報がホンマなら
肺梗塞に１票だな。自分は。

でも、ＰＥだったら剖検で肺動脈からなんかでるだろう
また、病理医も死に至るような広範囲肺梗塞をみのがすとは思えないのだが

そして、病理学的にＰＥが証明されたら絶対に記者会見では発表しているはず
（病院の責任はゼロではないが、術後出血よりも確実に軽くなるからね）

病院がまったくその話をしないということは、やはり肺動脈所見はなにもなかったのだろうか？

>> 350

解剖をやったのが＜病理医＞であれば、通常全身
臓器のマクロとミクロをとことん検索する。
また、マクロだけで早計に結論して過誤などと
診断したりしない。この例の解剖をやったのは
行政解剖-司法解剖医であるのが心配なのだ。
病院で通常病死であるとは思うが、頓死し
病理解剖をやる場合には肺を切除した段階で、
断端の肺動脈内腔は必ず確認する。ミクロで
肺抹消動脈ー毛細血管に微小血栓が多発してい
ないかも当然チェックする。その他の
全身臓器についてもすべてマクロミクロの
検索をしてあらゆる可能性を除外する。もちろん
腹水、腹腔内出血があった場合などには
柄杓でとって定量計測する。病理医であれば。
しかし、法医の人は、刃物の傷がどこから入って
どの臓器をどの角度で傷つけたか、胃や血中の
薬物の濃度はどうであったか、などの犯罪に
関係した死（外因死）のスペシャリストであるので
病理医のような病死、病気によって死亡するプロセス
（内因子）に関しては漏れがある可能性が
ある（法医の能力を侮辱するつもりは毛頭ないが）

心配なのは、今回の司法解剖医がどの程度に
病気の知識があるかである。場合によっては
法医学教室の大学院生がバケツをマイカーに
載せて出張解剖（バイト）していることも
ある。どの程度ちゃんと検索してくれている
のかが心配である。最悪のシナリオは、開腹
して１００ｍｌほど出血、凝血があって、
一部に紫斑があった。それで、手術後に死んだ
のだから、そのせいじゃないの？といった
レヴェルで肉眼診断のみで結論が出されること
である。また、執刀医が自分のメスで腹腔内
に傷をつけた可能性だってある。その場合には
腹腔内に傷があったという場所（血管？）から、
顕微鏡の標本用の切片を採取し、それを顕微鏡
的検索をして、生前からあったものであれば
好中球浸潤などの生体反応があることを証明
する必要がある。解剖医が作ったものであれば
顕微鏡標本上、（障害されたという血管の壁）
には好中球などの反応はなく、鋭い裂け目が
あるのみでしょう。

ついでながら、＜過誤＞の判定についてであるが、
その時点での一般的な医療水準と同等あるいはそれを越え
ていれば、過失ではない。アメリカでは裁判の判定基準は
それがStandard of Practiceであったかどうかである。
まだスタンダードになっていない、この場合には
術前へパリン投与、静脈フィルタなどがいまだ
今日の産婦人科手術のスタンダードになっていなければ、
それをやっていなくて、結果的に死亡となっても
過誤とはならない（少なくとも今までのの
法治国家の判例では）。すなわち、通常の
注意義務をはたしていたかどうか、が論点と
なる。

ISOで判定できるほど単純な世界ではない。相手はもの
ではなくて、生物現象（確率論的世界であり、生体
反応はこうなる可能性が高いという世界。ニュートン
力学の決定論的な対象ではない）

急死の原因をすべて除外しているのでしょうなあ。
（肉眼だけでは無理だと思うが）

１．肥大型心筋症 Hypertrophic cardiomyopathy
２．大動脈瘤破裂（ちょっと２５歳は若いか？）
３．心臓の刺激伝導系の障害（刺激伝導系をすべて
　　追って、全割標本で伝導系が線維化で埋まって
　　いないことを確認、術前心電図確認、小中
　　学校での検診時の心電図は？）
４．もちろん肺梗塞（解剖時の詳細な検索とミクロ）
５．脳のAV malformationのnidus、脳の
　　動脈瘤の破裂（開頭はしているのですね？）
などなど、すべて除外しないことには。

ここでPEの話が盛り上がったのは、たぶん
下界のこの報道に対する印象のせいでしょう。
腹腔内出血は、下界ならいかほどかは経験しているでしょうが、
全く異常のないものが、呼吸停止で見つかる･･･というのは、
ちょっと考えられない・・・という印象です。

これが本当なら、ちょっと、やはり・・・ということですが、
PEであれば、充分あり得る事だし、自分の患者に置き換えて、
本当にぞっとしたのだろうと思います。私のように。

今現在はまだ一般手術でPE防止策は、
不完全でも過失とは言えないでしょうが、
もう近いうちにそうなると思います。

厚労省、早く低分子ヘパリン、保険適応しる！

>>342
副甲状腺（ふっこうじょうせん）
副睾丸（ふっこうがん）
逆関数（ぎゃっかんすう）
逆効果（ぎゃっこうか）
そんなもん，例外はいくらでもあるんだから，知識のなさをあまりひけらかすなよ！

逆に，全例ルーチンで予防的にヘパリンを使用していて，死なないまでも，術後出血で手術となったときには，訴えられる心配はないのでしょうか？

>> 352 アメリカでは裁判の判定基準は
それがStandard of Practiceであったかどうかである。

ついでながら、アメリカをはじめ文明国では
医療過誤と民間航空機事故が刑事事件として
立件されることはない。それは、ともに死体の
山を築いて進歩してきたことを国民がよく
知っているためであり、責任追及よりは原因の
解明にウェートが置かれる。しかるに我が呆痴
国家では、犠牲の上に進歩を築いてきたわけではなく、
西欧の成果にただ乗りしてきたために、安全が
あたかも権利Entitlementのごとくに誤解され、
日航の機長が刑事告訴されたり、医師が逮捕
されるといった野蛮な行為が行われて、魔女狩
が進行する。ホーソンの緋文字いう小説の世界と
大して変わりはない。

>>355
逆や副などの接頭語が付いたときも、ゆっくり分けて話すとき以外は
そのかっこ内のように発音しますけど。

「(促)音便」という用語がある

>>357に得心

>>355
ﾌｭｯｺｼﾞｬｳｽｨｰﾝ
ﾌｭｯｺｳｸﾞｧﾝ
ｷﾞｬｯｸｧﾝｿｩ
ｷﾞｬｯｶｳｸｧ

穏便に（音便）にお願いします。

側副・血行　これはあまり早く言わない。
　　　これに関してはもうやめます。レスしないで。

>>346　告らん氏
な〜るへそ。勉強になりました。m(__)m

>>356
確かに。。。
善かれと思ってやっていたことが裏目に出たときには、どうなるんでしょうね？
家族にはそんな、極く稀にしか起きない肺塞栓のことなんて理解して貰えそうにもないし。

オーベンにヘパリンを奨めようと思っても、ネタの出所が２ＣＨとか言ったら、相手にして貰えなそうだ・・・

>>364
>ネタの出所が２ＣＨとか言ったら、

そこまでバカ正直に報告しなくたって・・・ねぇ（笑）

現在、整形外科術後の患者さまについて下肢エコーでDVTの可能性の有無
を確認しています。
もしかしたら、外科、産科領域の術後にも広がるのかな。。。

ということで。なるべく（秘蔵の文献も含めて）一応の
参考文献を提示すると親切では？

>>257
その代わり巨額の賠償金払わなきゃならないんじゃないの
裁判しだいだと思うけど。でも、向こう陪審制だよ。

>353

　そやね。Cardiogenicなもんを否定してからぢゃないとねえ…。
おいらもなんの既往もない若い男性がCPAで運ばれてきて、autopsy
でHCMだったことが…。

>364,>365
漏れもヘパリン決心した理由が２ちゃんだとは、
部下に口が裂けても言えん。

こないだ『２ちゃんなんかする暇あったら勉強汁』と言ったばかりだし･･･。

>>370
まさか，俺の大便じゃないでしょうね？

>>371
君は私の寝便かね？
また言うよ。『２ちゃんなんかする暇あったら勉強汁』（藁

>>370〜372
ﾜﾗﾀ

続報まだかな〜〜　期待ｱｹﾞ

術後12時間後にSpO2が急に低下し患者も呼吸苦を訴えた。
酸素投与を再開してなんとか改善、事無きを得た。

こんなのは、やっぱり肺塞栓だったんじゃないかと思っちゃうなあ。
調べてないからわかんないけどサ。

「寝便」って笑っちゃいますね（ｗ　想像しちまったよ

ところで、手術器具の置き忘れが原因ってことないのかな？

>>376
あり得ない話じゃないけど、もしそれが原因だったとして
誰も器具の置き忘れに触れないことの方が恐ろしいね（W

器具の置き忘れで、死ぬことはないでしょう。

経験上。

医療ミスを刑事事件として､警察が乗り込むこと自体異常。
専門知識がないため、普通の殺人事件とと同様の捜査手法をとる。

>>379
経験上って・・・

続報期待上げ

魔女狩り基地外国家日本の左翼。

なにか続報はありませんか？

第一報以降は病院がまったく会見をしないからね。
うやむやにするのはあの病院の常套手段だから。

続報なしということで、、、
以上このスレは終了と致します。
各自の努力と研鑽を期待する。

>>386
病院関係者ですか？

マスメディアも最初のセンセーショナルな報道のあと
事実がはっきりしてくるとうやむやにしてしまいがち

情報ないかage

　　　マスコミは責任を持って報道して下さいよ

結局、家族があきらめて引き下がったみたいですよ。
めでたし、めでたし。

>>391
なに知ったようなことぬかしてんの？
情報通ぶってほら吹くなバカ

研究テーマは内膜症の遺伝子異常。内膜症、腹膜病変、ダグラス窩に傷

http://www.ncbi.nlm.nih.gov:80/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=11156411&dopt=Abstract

実験用にダグラスの腹膜を削ったってこと？