輸血療法を考えるスレ

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85卵の名無しさん
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1022261290/109 より
95年に起きた丹羽元労相の殺傷事件において異型輸血が発生した。
この原因の一つには当初送られた病院でO型にB型の血液を輸血
されたことによる。
それは秘書が言った血液型を鵜呑みにしたせいと思われる。
ただし、これは本人がB型だと思いこんでおり、代議士名簿にもB型
と記載されていた。

本人及び家族の血液型の申告ははっきりいって当てにならない。
この時血液型検査を行ったかどうか私は知らないが、>>109
いうように医師が行ったとしたらB型といったことによりミスディレク
ションさせてしまった可能性が高い。

その後転送先の病院で更に異型輸血されることになるが、この時
検査したのは検査技師であった。
しかしながら当直帯であり、輸血を専門とした技師ではなかったそうだ。
その技師もなにか変だと思ったそうだが、オモテ・ウラが一致したため
B型と報告を返した。
この変だと思った理由はB型とO型血球が混じり合った混合凝集を
呈していたためであった。
輸血業務に精通している技師であればこの時点で輸血歴等を問い
合わせたと考える。

まとめると
1.本人や家族の血液型の申告は基本的に信用出来ない。
2.医師の行う血液型検査はきちんと方法を学んだ上で行うのならともかく、
そうでない場合は誤判する確率がかなり高い。
3.輸血検査において普段と違った反応、または変だと思ったときは輸血
担当者に確認をすべきである。
4.その病院へ来る直前に輸血を施行しているかどうかを確認することは重要
となる。