つぶれかけのクリニック22の3

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274だめ眼
眼科専門医の資格を持ってるのに、高収入に惹かれてコンタクト屋と提携して開業。
ウハウハだったのは最初の1年だけだった。
「CLの価格破壊で、このままでは閉店に追い込まれる」とCL店に上納金(名目は
検査員の給与」を一気に5倍増要求される。粘った末、何とか4倍増で手打ち。

支出激増に続いて、競合店の出現で患者数↓。営業時間を1時間延長したが、敵
も負けずに延長したので効果無く、労働時間が増えただけ。
続いて、保険点数改定による客単価↓。CL装用者は働き盛りが多いため、来春の
社保本人の自己負担率↑は、致命的な患者数↓につながるのも確実。

この3つだけでも十分悲惨なのに、何より恐ろしいのは、LASIKの急速な普及。
一生、手間と金をかけ続けなければならないCLに比べて、一回の手術でこれらの
煩わしさから解放されるLASIKがCLに取って代わるのは、時間の問題だろう。
CLクリニックが成り立たなくなったら、一体どうしたらいいんだ!?
唯でさえ眼科医激増で開業が困難になっているのに、一時期、手術から離れて
しまった眼科医が一般開業で再起できるのか、心配で夜も眠れない この頃・・・