あの番組見ちゃったんですよね・・・途中でつまんなくてやめましたけど。
肘は屈曲位を取り、あくびをする時に手を口元に持ってくる動作は病的共同運動
パターンで(肘が屈曲する時に、同時に手首の回転と屈曲、手指の屈曲が生じる)、
拘縮を伴っているようでした。正直言って、文字盤を用いてかなりのスピードで
の表現を行うような巧緻動作が行える状態とは思えません。
ALSなど、重度の運動機能障害を有する患者さんで文字盤を用いたコミュニケー
ションを試みる場合がありますが、知能正常で、確かな言語理解を備えた方でも、
あれほどのことは無理だと思います。
お母さんの愛情のひとつの表現かも知れませんが、見てて可哀想になってきまし
た。