こんにちは、三菱バッドファーマです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
1AIDS
こんにちは、三菱バッドファーマです。

エイズとC型肝炎でおなじみの「ミドリ十字」と
抗癌剤入りの去痰剤で有名な「東京田辺」に
武田の子会社だった「吉富製薬」が合併しました。

「三菱ウエルファーマ」よりは「バッドファーマ」がピッタリの会社です。
2糞スレ下げ委員会 ◆GgQsosAg :02/03/08 21:41 ID:yFGxZSlc
1の弁論が終わったようですので、このスレはめでたく
×××☆☆☆★★★ 終了 ★★★☆☆☆×××
3薬害エイズの歌:02/03/09 23:42 ID:QPhV2B7a
薬害AIDSの歌

原曲名:PLAYBACK PARTU
原歌手:山口百恵


--------------------------------------------------------------------------------

ミドリ十字にカネをもらってる大学教授
権威あるのよ 爺(ジジイ)気ままに 会を仕切るの
研究班では非加熱製剤懸念があるかと
意見が出るから阿部もついつい大声になる
「そう書いとよ」「「君のためだぞ」
ちょっと待って PLAY BACK! PLAY BACK!
いまのテープ PLAY BACK! PLAY BACK!

ミドリ十字に便宜をはかる厚生官僚
しらんぷりなの 大臣あやまり 慌てふためく
整理してたら ないはず 郡司のファイルみつかり
調べるふりして つじつま合わせが明るみになる
「検討必要」「問題はない」
ちょっと待って PLAY BACK! PLAY BACK!
いまの資料 PLAY BACK! PLAY BACK!

それはいつかの 奴等のセリフ
在庫処分に 患者騙して 死ぬのをずっと 待ってるなんて
爺(ジジイ)いったい何を教えてきたの?
私だって 私だって キレるわ

4薬害エイズの歌:02/03/09 23:47 ID:QPhV2B7a

6.6 AIDS調査検討委員会
 AIDS調査検討委員会は,発足当初,血友病専門医は委員に含まれていなかったが,帝京大1号・2号症例
等の検討を契機として,血友病専門医2名が委員に加わった。しかし,昭和60年8月に加熱第8因子製剤が供給
されるまで,非加熱第8因子製剤の使用中止などが討議されることはなかったし,また,加熱第\因子製剤の承認
は最も早いものが同年12月であったが,これが供給される前に非加熱第\因子製剤の使用中止が討議された形跡
もない。


6.7 我が国における国内血の原料不足問題

本件当時,仮に被告人が,血友病A患者の出血の大部分に対し,国内血由来のクリオ製剤を用いるという方針
に転換することを考えた場合に,それが現実に可能なものであったか,また,当時の被告人の立場において,
そのことを認識することが期待できたかも問題である。

検察官は,(1)本件当時,帝京大学病院第一内科において,血友病A患者の生命の危険にかかわらない出血に
つき,非加熱第8因子製剤に代えてクリオ製剤による補充療法を実施するために必要なクリオ製剤は,ミドリ十字
及び日薬の実際の在庫量のみをもってしても対応可能であった,(2)さらに,ミドリ十字,日薬及び日赤の製造能
力に照らし,また,献血の増加やFFP(新鮮凍結血漿)の製造に用いられていた血漿の一部を凍結クリオの原料に
回すことなどによって原料を確保すれば,全国の医療機関におけるクリオ製剤の需要(当時の我が国における非加熱
第8因子製剤の年間供給量である約1億単位の3分の1)にも対応することが可能であった旨を主張している。

 しかし,(1)については,帝京大学病院のみがクリオ転換をし,他の医療施設は従来どおり外国由来の非加熱製剤
を継続するということが現実的にあり得たと考えられるかが疑問である。検察官の主張する治療方針を採用することは,
自己注射療法を中止し,治療の利便性を大きく後退させる大転換であって,不便を被る患者やその家族,さらには病院
スタッフに対して,当然にその理由,すなわち外国由来の非加熱製剤によるエイズ感染のリスクが非加熱製剤やそれを
用いた自己注射療法のベネフィットを上回ることを説明しなければならないと考えられる。そして,それが血友病治療
医として我が国の権威者であり,非加熱製剤による自己注射療法を中心的立場で推進してきた被告人の治療方針の大転
換であることからすると,そうした方針転換が帝京大学病院で行われた事実やその理由に関する情報は,他の医療施設や
その患者らにも伝わるであろうと推測される。他方,本件において被告人に過失が認められるのは,通常の血友病専門医
が本件当時の被告人の立場に置かれていれば,当然に非加熱製剤の投与を中止してクリオ製剤等の代替治療に切り替えた
であろうと認められる場合であり,換言すれば,通常の血友病専門医が帝京大学病院の特別な情報を知れば,そのような
治療方針転換を当然に行っていたと認められる場合であると考えられるから,結局,ほとんどの血友病専門医がクリオ製
剤に転換するということになり,全国的な需要の殺到に見合うほどにクリオ製剤が供給可能であるのかが問題とならざる
を得ないように思われる。しかも,本件訴訟においては,検察官自身が,被告人の治療方針転換は,我が国の血友病治療全
体に影響を与えるものであったと論じているのである。したがって,結果回避可能性の点についてのみ,帝京大学病院の患
者が転換する分のクリオ製剤は確保可能であったからこれが認められるという検察官の主張は,余りに便宜的であるととも
に,当時の血友病治療の現実から乖離しているのではないかという疑問を払拭し難い。
5薬害エイズの歌:02/03/09 23:51 ID:QPhV2B7a

次に,(2)については,そこで前提とされているクリオ製剤の製造能力自体も,現実の本件当時の製造量とは著しい
乖離があり,机上における推論という性格は否定できないのではないかという疑問がある。また,クリオ製剤に転換し
た場合に,全国の医療機関におけるクリオ製剤の需要が,当時の我が国における非加熱第8因子製剤の現実の年間供給
量の3分の1で済むという主張にも同様の疑問がある。

さらに,本件当時の客観的状況に照らせば,献血の増加やFFP製造用の血漿の一部を凍結クリオの原料に回すことな
どによる原料確保が可能であったか否かは極めて疑わしい。当時のFFPは,その需要が著しく増加し,各方面から使用
を抑制すべきであると指摘されていながら,それが実現できないという状況にあったものであり,当時の文献の記載に照
らしても,その製造に用いられていた血漿を凍結クリオの原料に回すためには,医療機関に理解を求め,節約を懇請する
ことから始めなければならないのが現実であった。また,献血量の増加についても,本件当時における献血の伸び率は鈍
化しており,それが増加することは難しいという状況であった。こうした現実にもかかわらず,本件当時から十数年が経
過し,多数の血友病患者らのHIV感染が大きな社会問題となってから得られた日赤関係者の供述,すなわち「国,地方公
共団体,日赤が目標値を定めてそれぞれ献血推進に努力すれば,あえて言うならば一割程度の献血増は考えられたと思う。
」などといった供述に依拠して,現実にそのような献血量の増加が可能であったとすることは,刑事裁判における事実の認
定としては,いかにも心許ないというべきであり,また,本件当時の血友病専門医において,そのようなことが認識可能で
あったという根拠になるとも考えられない。
6卵の名無しさん:02/03/10 00:01 ID:CyovWXTW
あの当時,ミドリ十字の血液製剤をたくさん使ったよ。当時,日赤のアルブミン製剤が
安全だったかもしれないが,生産量が少なくて赤十字病院以外には売ってくれなかったよ。
いまでも同じだが。安部教授の罪状は別として,当時の事情も知らずに批判する医師は,
あすから100%国内産の日赤の製剤にきりかえてみろ。
それはともかく、英語はMitsubishi Pharma Corporationかよ。ミドリと吉富のプロパー
さん、思い出すね。
7卵の名無しさん:02/03/12 23:05 ID:1huKEFtO
>あの当時,ミドリ十字の血液製剤をたくさん使ったよ。
俺も、たくさん使ってた。

>当時,日赤のアルブミン製剤が安全だったかもしれないが,生産量が少なくて
>赤十字病院以外には売ってくれなかったよ。
アルブミンが極端に不足していた時代もあったようだ。

>それはともかく、英語はMitsubishi Pharma Corporationかよ。
>ミドリと吉富のプロパーさん、思い出すね。
元ミドリも「元ヨシトミです」で通してるみたいだ。
8卵の名無しさん:02/03/13 21:30 ID:i3na+IEV

<旧ミドリ十字>薬害エイズ事件株主代表訴訟が和解

 旧ミドリ十字の薬害エイズ事件を巡り、株主が当時の経営陣に対し、HIV訴訟の和解金支払
いで被った損害を会社に賠償するよう求めた株主代表訴訟が13日、和解した。和解条項は、同
社が社内調査委員会を設けて事件の原因などを調べ、再発防止策を公表するなどの内容。調
査委には株主側が推薦する社外委員が加わる。(毎日新聞)

旧ミドリ十字: 薬害エイズ事件株主代表訴訟が和解

 旧ミドリ十字(現・三菱ウェルファーマ、大阪市)の薬害エイズ事件を巡り、株主が当時の経営
陣に対し、HIV(エイズウイルス)訴訟の和解金支払いで被った損害を会社に賠償するよう求め
た株主代表訴訟が13日、大阪地裁(池田光宏裁判長)で和解した。和解条項は、同社が社内
調査委員会を設けて事件の原因などを調べ、再発防止策を公表するなどの内容。調査委には
株主側が推薦する社外委員が加わる。株主側は「薬害事件で、社外から社内調査への参加は
前例がなく、画期的」としている。

 このほかの条項は、松下廉蔵、須山忠和両元社長=ミドリ十字ルートを巡る薬害エイズ事件
で1審で実刑判決、大阪高裁で公判中=が、安全な医薬品を供給すべき任務に欠ける点があっ
たと反省する▽両元社長ら計9人(うち2人は死亡したため、その遺族)が総額1億円を支払う―
―など。

 さらに、株主側と同社は、調査委に関する協定書を締結し、委員4人中1人を社外有識者と
し、国井和郎・大阪大法学部教授に委嘱▽両元社長の刑事裁判資料の返還後1年以内に再発
防止策をまとめてホームページでも公開する――などが盛り込まれた。

 代表訴訟は、兵庫、福岡の主婦ら4人が96年、計240億円の賠償などを求めて提訴。同年
3月、非加熱血液製剤の投与によるHIVの被害者が同社や国などに損害賠償を求めた訴訟
が、1人につき4500万円を支払うことで大阪、東京両地裁で和解した。しかし、株主らは「経営
陣の責任が不問で、真相も不透明」と代表訴訟に踏み切った。 【森野茂生】

 株主側弁護団の話 社外から有識者を調査委メンバーに加えることで、調査の透明性を担
保できる。薬害事件の真相究明に期待する。

 三菱ウェルファーマの話 旧ミドリ十字が薬害事件を阻止できなかった原因を調査・検討し、
その結果を医薬品の安全性確保に役立てたい。

[毎日新聞3月13日] ( 2002-03-13-20:24 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020314k0000m040099000c.html
9卵の名無しさん:02/03/20 07:37 ID:STntlrLI
10卵の名無しさん:02/03/21 07:01 ID:2WFMnNJ0

米で禁止後も10年販売…旧ミドリ十字の血液製剤
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020321it01.htm

 非加熱血液製剤によるC型肝炎ウイルス感染(薬害肝炎)問題で、28万人以上に投与され1
万人余が感染したとされる血液製剤「フィブリノゲン」を製造販売していた旧ミドリ十字(現三菱
ウェルファーマ)が、米国で同製剤の製造承認が取り消された後も、約10年にわたって日本国
内で販売を続けていたことが、20日までにわかった。

 現在の厚生労働省の担当者は、米国での承認取り消しの事実を把握していなかった。製薬会
社や国の対応の遅れが被害を拡大させた疑いが浮上したことで、薬害エイズや薬害ヤコブ病な
どと同様、薬害肝炎も、製薬会社や国の責任問題に発展する可能性が出てきた。

 ◆77年の承認取り消しを厚労省知らず◆

 フィブリノゲンは、米国の売血などで集められた血液などを原料に作られた血液製剤の一つ
で、1964年に当時のミドリ十字が旧厚生省の製造承認を受け、国内販売が始まった。主に出
産時などの異常出血に対する止血剤として使われた。

 このフィブリノゲンについて、米食品医薬品局(FDA)は77年12月、「フィブリノゲンの投与に
よって肝炎に感染する危険性がある」として、製造承認を取り消した。

 さらに79年9月には、旧厚生省の試験研究機関である旧国立予防衛生研究所(現国立感染
症研究所)の当時の血液製剤部長が著書の中で、FDAによる製造承認取り消しの事実を報告、
フィブリノゲンの危険性を指摘していた。

 しかし、旧ミドリ十字は、87年に青森県の産科医院でフィブリノゲンを投与された8人の患者
の肝炎感染が発覚し、旧厚生省から実態調査の指示を受けて自主回収に乗り出すまで、製品
の販売を継続。また、厚生労働省は、今月中旬に読売新聞社の取材を受けるまで、FDAの措
置も国立予防衛生研究所部長の報告も、把握していなかった。

 FDAの製造承認取り消しを確認した時期や、確認後の対応などについて、三菱ウェルファー
マ社は「現在、事実関係を調査している」としている。

 厚生労働省では「25年前のことで、どうして米国の製造承認取り消しが把握できなかったの
か確認できない。現在は情報収集の体制強化を進めている」(血液対策課)としている。

 旧ミドリ十字は87年から、加熱したフィブリノゲンの製造販売を開始したが、加熱製剤でも肝
炎感染が起きることが明らかになり、94年からは、さらに安全性を高めた製剤に切り替えている。

11卵の名無しさん:02/03/21 07:32 ID:ZJGaGBA5
ここの株803円で4単位買って、先日1500円で売り抜けました
70万 X 4 =280万の儲けです

うらやましだろ
12卵の名無しさん:02/03/21 07:34 ID:ZJGaGBA5
今の材料からはここの株は1600円以上には多分ならないと思う
うらやましくても買うのはやめた方がよいよ
13卵の名無しさん:02/03/21 08:41 ID:pJBUKyzf
だんだん、ミドリの影を薄くしようとする試みなのかな、、、
14卵の名無しさん:02/03/21 13:28 ID:qybcl1dt

血液製剤、米は77年に製造中止措置
http://www.sankei.co.jp/news/020321/0321sha073.htm

 旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)が製造し、止血剤などの使用目的で投与を受けた患者
のC型肝炎ウイルス感染が問題となった血液製剤「フィブリノゲン」と同種の製剤を、米食品医
薬品局(FDA)が1977年に米国での製造承認を取り消していたことが21日、分かった。

 旧厚生省は当時の米国の規制の動きを把握していなかったといい、同社はその後も国内で
の製造、販売を続け、80年以降に投与を受けた約28万人のうち約1万人がC型肝炎ウイルス
に感染したと推計されている。

 企業や行政の対応の遅れが、被害の拡大を招いたエイズやクロイツフェルト・ヤコブ病と同じ
薬害の構図が明らかになった格好だ。

 三菱ウェルファーマ側は「製造承認取り消しの理由は確認できておらず、調査中」としている
が、関係者は「血液製剤としての必要性より肝炎感染のリスクというデメリットの方が大きいと判
断された可能性がある」と指摘している。

 同社などによると、米国のフィブリノゲン製造承認は77年に取り消されたが、国内では80年
代以降も販売が続けられた。

 産婦人科を中心に外科、内科、小児科など20以上の診療科で止血剤などとして使われたほ
か、当時は未承認だった臓器、組織接着用のりとしての使用も確認されている。

 汚染された輸入乾燥硬膜移植が原因の薬害ヤコブ病問題でも、87年に米国で初めての症例
報告を旧厚生省が見過ごし対応が遅れた経緯があり、海外からの情報収集体制の不備が指摘
された。

15copy:02/03/22 01:19 ID:p1AmUYTl
正力松太郎は読売新聞の元社主だった男だ。彼は内務省の警視庁警部から官房主事になり悪名高い戦前の国民リンチ部隊「特高警察」を主導した。
当然、A級戦犯として巣鴨に入れられていた。1954年に正力は読売の社主として復帰する、今の「読売新聞がナベツネの中曽根新聞」と言われていることを知らない者はいない。
この正力の下で戦争鼓舞記事を書きまくって300万人の日本人を殺す一役を果たしたのが主筆の高橋雄サイという男だ。彼も戦前の内務省で警備局警備課長を勤めていた。

この高橋雄才の三女が安部英という男の妻になっている。
安部英、日本人なら忘れることの出来ない名前だ。
「薬害エイズ」にからむ殺人、殺人未遂で告訴されている張本人、あの安部英だ。

安部英とは何者か?

巡洋艦「愛宕」の元軍医、海軍の同朋会「青年懇話会」を通して、現在の政治家の中で
最も汚い男と言われる中曽根康弘と半世紀にわたって親交し、中曽根によって
「エイズ研究班班長」に選ばれた男だ。
この「青年懇話会」という海軍の同朋会の幹事をしていたのが、薬害エイズの拡大を
招いた「血友病総合治療普及会」の理事赤沢樟一だ。そしてこの血友病患者を
ミドリ十字社との利権に繋ぐ普及会の創設者はほかならぬ安部英なのだ。

薬害エイズで二千人の血友病患者にHIVを感染させた製薬会社の主犯ミドリ十字社は
言うまでも無い、前身が株式会社「日本ブラットバンク」だ。
この会社の設立の中心人物は内藤良一、すなわち元陸軍軍医学校防疫研究室の責任者で
「関東軍七三一部隊」石井四郎の右腕といわれた男だ。
奴らが中国大陸で行った悪逆非道を知らない者はあるまい。

戦後すぐに七三一部隊を免責したGHQのあの有名な調査主任マレー・サンダース中尉。
彼は奇怪なことに日本血液業界の顧問を戦後、大阪でずっと務めていた。
ミドリ十字社の内藤良一とも戦後一貫して深い親交があった。しかし内藤の死後サンダースは七三一部隊の犯罪に昭和天皇が関与していた、という私見を積極的にマスメディアに発表していく。

エイズを追って行けば日本帝国の犯罪の中枢と闇に迫ることが出来た。
だからこそ、小林は逃げたのだ。
逃げた理由を小林は左翼の運動にかぶせるという誰もが信じないような情けない男に成り下がった。
マス・コミも、小林もエイズの犯罪を追っていけば日本医学界を貫く巨大な犯罪と利権に繋がることを知ったのだ。
そしてなお、その先を追えば永遠に日本国民を奴隷として収奪する巧妙極まりない「構造」に行き着くことを知ったのだ。

小林よしのりは何故、エイズから逃げたか?
http://www.asyura.com/sora/bd3/msg/681.html
16卵の名無しさん:02/03/22 22:34 ID:YjSWltKl
フィブリノゲンで報告命令
http://www.sankei.co.jp/news/020322/0322sha154.htm

 旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)の血液製剤「フィブリノゲン」によるC型肝炎感染問題
で、厚生労働省は22日、米国が1977年に同種製剤の製造承認を取り消した事実を把握した
時期などについて4月5日までに同省に報告するよう、三菱ウェルファーマに対し薬事法に基づ
く報告命令を出した。

 米国の製造承認取り消し措置や、旧国立予防衛生研究所の元血液製剤部長が同措置を紹
介した著書の内容について、ミドリ十字が把握した時期や経緯、把握後の安全対策の実施状況
を明らかにするよう求めた。

 また、米国で製造中止対象となった製剤と、ミドリ十字が国内で製造承認を取得していた製剤
の原料の入手先や製造方法がどう違っていたかなどの点も報告するよう要請している。
17卵の名無しさん:02/03/22 22:39 ID:zYEZVyBI
文が長くて読みにくい。
18行政など恐くない:02/03/23 08:03 ID:TJo2LPSu

米承認抹消後の販売めぐり製薬会社に報告命令 肝炎問題
http://www.asahi.com/national/update/0323/003.html

 旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)の血液製剤「フィブリノゲン」によるC型肝炎感染問題
で、厚生労働省は22日、同製剤と同じ成分の製剤の製造承認が米国で77年に取り消されたの
に、国内ではその後も約10年間販売されていたことに関連して、ウ社に薬事法に基づく報告命
令を出した。さらに、米国へ同省担当者を派遣するとともに、当時の同省担当者から事情を聴く
などして、経緯などを早急に調べる方針。

 報告命令は、(1)旧ミドリ十字が、米食品医薬品局(FDA)によるフィブリノゲン製剤の承認取
り消しを把握した時期と、その経緯、把握後の安全対策(2)同社の「フィブリノゲン」と米国で承
認が取り消された製剤に、原料血しょうの入手先や製造方法に違いがあったか(3)旧厚生省の
承認取得後の「フィブリノゲン」の肝炎対策の実施状況−−などについての報告を求めている。
期限は4月5日。虚偽報告をした場合には罰金を科せられることになる。

 同省はさらに、FDAに近く担当者を派遣し、承認を取り消した理由などを確認する。旧厚生省
の当時の担当者らに対しては、77年の米国での承認取り消しの事実や、国立予防衛生研究所
(現在の国立感染症研究所)の元血液製剤部長が79年に出した著書に承認取り消しが紹介さ
れていたことを認識していたかどうか、などをアンケートで尋ねる。その後、必要な人から直接事
情を聴くことにしている。(06:18)

***ちなみに、ウエルファイド時代は行政の命令を無視しまくりでした***
19三菱とは関係ないけど:02/03/23 08:05 ID:TJo2LPSu

薬害ヤコブ病訴訟の和解確認書に「おわび」掲載へ
http://www.asahi.com/national/update/0323/002.html

 移植された脳硬膜が原因で難病クロイツフェルト・ヤコブ病に感染したとして、患者と家族が
国と企業に損害賠償を求めた薬害ヤコブ病訴訟で、原告と被告の国は22日、協議を行い、和
解にあたり調印する確認書の骨格に合意した。確認書には、原告が求めていた「謝罪」の言葉
でなく、「おわび」が盛り込まれる見通しとなった。25日、確認書に調印し、東京、大津両地裁で
和解が成立する。

 原告と被告が調印する確認書では、「厚労相と企業が、裁判所の所見で指摘された責任を自
覚し、反省しておわびする」との趣旨が盛り込まれるとみられる。原告は、旧厚生省が73年に安
全確認を怠り輸入承認したために被害が発生した、として「謝罪」を求めていたが、国側は抵
抗。結局、法的責任の存否を超えて救済すべきだ、との裁判所所見に沿い、患者と家族の苦労
に対して「おわび」することになった。(05:58)

20卵の名無しさん:02/03/28 00:16 ID:4wTlUDPo
50歳以上の旧東京田辺出身者はリストラの嵐ってマジ?
21関連スレッド相互リンク:02/04/01 21:11 ID:o80rfSQU
ニュース速報+
【社会】止血用の非加熱血液製剤「フィブリノゲン」からC型肝炎ウイルス検出―FNN報道
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1016481766/

病院・医者板
「フィブリノゲン」からC型肝炎ウイルス検出
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1016498264/

ニュース議論板
【薬害】反省の色無し!!三菱ウェルファーマ【糾弾】
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1017233758/

ニュース速報
『ニュースJAPAN』シリーズ「検証・C型肝炎」第4弾!
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1016460199/

ニュース速報+板
<社会>米で禁止後も10年販売=旧ミドリ十字の血液製剤
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1016647453/
(4/1現在DAT逝き)

株式板
【売り】三菱ウェルファーマ(4509)【薬害】
http://money.2ch.net/test/read.cgi/stock/1017288476/
22卵の名無しさん:02/04/02 20:38 ID:H5aCsBD+
>>20
旧東京田辺出身者かどうかは分かりませんが、
50歳以上の首はかなり切られたようですよ。
ttp://www.m-pharma.co.jp/pr/pr2002/020325.html
23卵の名無しさん:02/04/05 06:56 ID:7h20oCh7
旧ミドリ十字、国の再評価後も3年販売 C型肝炎問題
http://www.asahi.com/national/update/0405/001.html
 非加熱の濃縮血液製剤「フィブリノゲン」によるC型肝炎感染問題で、
製造・販売元の旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)が77年に米国で
同じ成分の製剤が承認取り消しになった直後に、その事実を把握していた
ことが関係者の証言でわかった。84年には、旧厚生省に対して、承認を
取り消した米国の関連資料などを提出していた。しかし、旧厚生省は即座
に対応をとらず、結果的に安全性を高めた加熱製剤に切り替える3年後ま
で、販売が継続された。厚生労働省は、この経緯を調べることにしている。

 同社は5日、厚生労働省に正式な報告書を提出する。 フィブリノゲン
は、旧ミドリ十字が64年に承認を受けて製造販売していた止血剤。古い
医薬品の効果や安全性を見直す再評価を進めていた当時の厚生省に対し、
旧ミドリ十字は84年、フィブリノゲンの再評価のための資料を提出した。

 旧ミドリ十字が厚生省の中央薬事審議会の調査会に提出した資料は、
(1)フィブリノゲンと同じ成分の製剤が77年に米国で承認を取り消さ
れたことを示す資料(2)国立予防衛生研究所(現感染症研究所)の血液
製剤部長が79年に発行した著書のコピーなど。この著書は、米国での承
認取り消しに触れ、「(この製剤は)肝炎感染の危険が大きい」と指摘する
意見を紹介していた。

 しかし、再評価を検討した調査会では、承認を取り消したり、使用を限
定したりするなどの結論には至らなかった。フィブリノゲンが投与された
産婦8人が肝炎を発症したことが発覚し、旧ミドリ十字が製剤を自主回収
する87年まで対応策がとられなかった。

 血液を固める血中成分からつくったフィブリノゲン製剤は、手術で出血
した患者の止血などに使われていた。

 調査会でなぜ、使用継続が認められたかは明らかではないが、この製剤
は、妊婦の大量出血時に使われることが多く、当時の再評価に当たった調
査会のメンバーの1人は、「産婦人科の医師から『使用できなくなると困
る』と言われた」と振り返る。

 84年当時、C型肝炎は非A非B型肝炎と呼ばれていた。C型肝炎ウイ
ルスはまだ発見されていなかったため、汚染された血液が製剤原料に混入
するのを防ぐことはできなかった。しかし、感染者が肝硬変や肝がんにな
る可能性は、研究の結果から示されていた。

 厚生労働省は当時、調査会でどのような議論が交わされたのか調べると
ともに、承認を取り消した理由を米食品医薬品局(FDA)に照会中だ。


 米国での取り消しから84年の再評価までの間に、ミドリ十字から厚生
省にFDAの措置について報告があったのかどうかは今のところ判明して
いないという。(03:07)
24卵の名無しさん:02/04/05 07:00 ID:7h20oCh7

「血液製剤、米で禁止」集団感染2年前に承知
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020405it01.htm
 血液製剤「フィブリノゲン」でC型肝炎ウィルス(HCV)に感染した
薬害肝炎問題で、米国で同製剤が1977年に製造禁止となったことを、
旧ミドリ十字(三菱ウェルファーマ)が7年後の84年に旧厚生省に報告
していたことが、4日、関係者の話でわかった。同省は、86―87年に
日本国内で集団肝炎感染が発生するまで、適切な対策を取っていなかった。

 これまで米国での製造禁止措置への国内対応は「わからない」としてい
た厚生労働省は、ミドリ側の報告の時期や当時の厚生省の対応などに問題
がなかったかどうか、調査を行う方針。

 関係者によると、同社は85年、すでに製造承認を受けていたフィブリ
ノゲン製剤の「再評価」を厚生省に申請した。これに先立つ84年、同社
は、再評価のための準備資料を同省に提出したが、その中に、米食品医薬
品局(FDA)が同製剤を製造禁止にしていたことを示す資料も含まれて
いたという。

 再評価制度は、既に市販されている医薬品の安全性や効能を再確認する
もの。同省では当時、67年以前に製造承認を受けた医薬品について順次、
再評価を行っていた。

 フィブリノゲン製剤についても、中央薬事審議会で再評価が進められた
が、87年に青森県内の産科医院で、8人の女性がフィブリノゲンを投与
された後に非A非B型肝炎ウイルス(現在のC型肝炎ウイルス)に集団感
染していたことが発覚。これをきっかけに、同省が肝炎感染の実態調査を
ミドリ十字に指示。同社は同製剤の自主回収を始め、加熱製剤に切り替えた。

 このため、非加熱のフィブリノゲン製剤は、安全性評価などの結論が出
ないまま、再評価の申請は取り下げられていた。

 こうした経緯について、三菱ウェルファーマは5日にも、厚生労働省に
報告する予定。これを受けて同省も、〈1〉同省がFDAの承認取り消し
をいつ把握したか〈2〉フィブリノゲン製剤の再評価の審議内容――など
について、当時の担当職員らから大規模な聞き取り調査を行う方針だ。ま
た、FDAにも職員を派遣し、承認取り消しの背景などを確認することに
している。

25卵の名無しさん:02/04/05 15:24 ID:ERjnM7Er
ageru
26卵の名無しさん:02/04/06 14:54 ID:tArWgPUf
病との闘い続く 血液製剤感染の被害者
「黙って死んでいけばいいのか」「真相、絶対究明して」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/06na1001.htm
 C型肝炎ウイルス感染問題で、製造・販売していた旧ミドリ十字(現三菱ウェ
ルファーマ)が五日、厚生労働省に提出した報告書。この中からはミドリ十字の
責任だけでなく、旧厚生省の行政責任まで見え始めた。が、事実が明らかになっ
ていく一方で、C型肝炎の感染者たちは、体の不調を訴えながら、病気との闘い
に明け暮れる毎日だ。
 「体が言うことを聞かない」「黙って死んでいけばいいのか」「毎月五十万円
も治療代を使っている」−。輸血や非加熱血液製剤の投与などで感染したC型肝
炎の相談を行う薬害肝炎研究会(代表・鈴木利廣弁護士)が一日から五日まで実施
した「薬害肝炎被害ホットライン」には、思わぬところから感染した人たちから
の悲鳴や憤りの声が聞こえてきた。

 電話回線四本とファクスによるホットラインに五日間で寄せられた相談は七百
八十四件。受話器を置けばすぐ鳴る状態だったという。輸血が原因だったのは約
八割を占めたが、そのほか約一割が血液製剤が原因だった。四日までに寄せられ
た五百四十五件のうち、血液製剤が原因と疑われるものは五十七件。そのうち、
血液製剤「フィブリノゲン」が強く疑われるものは十二件。特に一九八〇年代後
半に九件が集中している。

 五日に厚生労働省で会見した鈴木弁護士は「一九八四(昭和五十九)年に旧ミド
リ十字が旧厚生省に米国での製造禁止について報告したならば、すぐに対策を取
れば血液製剤による感染者の四割は防げた計算になる」と語る。そして、感染者
のやるせない思いを代弁し、「治療に苦しみ、原因究明すらされず、行き場のな
い憤りを感じている人たちが山のようにいる。行政は治療費の無料化などの対策
を取らなければならない」と訴えた。

 C型肝炎の感染者は国内で約二百万人いるとされ、感染者による仲間の会が全
国で作られている。 そのうちの一つ、全国肝臓患者連合会(東京)の男性会員は
「すごくいい止血剤がある」と医者にフィブリノゲンを勧められ、C型肝炎に感
染し、現在でも苦しんでいるという。手術の際の輸血からC型肝炎を感染した都
内の女性会員は「感染の可能性なんて患者には分からない。旧厚生省や旧ミドリ
十字は責任を明らかにし、真相を絶対に究明してほしい」と語気を強めた。

 【C型肝炎】C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することによって発症し、全身
の倦怠(けんたい)感や黄疸(おうだん)などの症状がある肝臓病。血液を介して感
染する。感染すると約7割が慢性化し、特別に治療しないと15%程度が肝硬変
になり、うち半数が肝臓がんなどで死亡する。15−20年かけて少しずつ進行す
る。輸血後に発症することが多いため「輸血後肝炎」とよばれ、ウイルスが昭和63
年に米国で分離されるまでは「非A非B型肝炎」とされた。有効な治療法として
インターフェロン投与があるが、感染者の約3割は救えないという難治病。
27卵の名無しさん:02/04/06 14:57 ID:tArWgPUf

≪フィブリノゲンをめぐる動き≫

昭和39(1964)年 非加熱フィブリノゲン製造承認
昭和52(1977)年 米食品医薬品局(FDA)がフィブリノゲン製造承認取り消し
昭和54(1979)年 旧国立予防衛生研究所の血液製剤部長が著書でFDAの措置を報告
昭和59(1984)年 旧ミドリ十字が再評価資料提出。FDAの措置について触れる
昭和60(1985)年 旧厚生省がフィブリノゲンの再評価開始
昭和61(1986)〜62(1987)年 青森県の産婦人科医院でフィブリノゲン投与の産婦
   8人が非A非B型肝炎(後のC型肝炎)に感染
昭和62(1987)年 非加熱フィブリノゲンの自主回収開始。加熱フィブリノゲン販
   売開始
昭和63(1988)年 相変わらず感染が報告され、旧ミドリ十字が緊急安全性情報を
  出し、製造中止の文書を医療機関に配布するが、製造続く

平成6(1994)年 加熱処理とS/D(界面活性剤)処理による安全性を高めたフィ
ブリノゲンの製造承認

28卵の名無しさん:02/04/06 15:10 ID:UjtH4ZzA

旧ミドリ十字、肝炎感染問題で国に報告書
http://www.asahi.com/national/update/0405/027.html

 旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)の血液製剤「フィブリノゲン」による
C型肝炎感染問題で、77年に米国で同じ成分の製剤が承認を取り消される2年
前、同社は製剤の添付文書に「米国では使用者の15〜20%が急性肝炎を発症
したとの報告がある」と追記していたことが5日、厚生労働省にウ社が提出した
報告書でわかった。旧ミドリ十字は「米国とは安全対策が異なる」などとして、
87年に集団感染が発生するまで販売を続けていた。厚労省は報告書の内容を確
認し、必要なら再調査を求める。

 報告書によると、旧ミドリ十字は74年5月、厚生省の指導により使用上の注
意を改定する際、フィブリノゲンの添付文書を「本剤の使用により、まれに血清
肝炎に罹患(りかん)することがある」と全面改定。さらに、75年11月には
「アメリカにおいては本剤の使用により、15〜20%の急性肝炎の発症がある
との報告がある」との一文を追加していた。

 その2年後の77年12月、米食品医薬品局(FDA)が同じ成分の製剤の承
認を取り消したことは、78年1月末には米国の官報で把握していた。官報は取
り消しの理由について、B型肝炎感染の危険性が代替製品よりも高い、と記して
いた。

 米国での承認取り消し後も販売を続けた理由については、(1)米国と違い、
血清肝炎対策として紫外線照射に加えて化学処理もしていた(2)当時、フィブ
リノゲンによる肝炎感染の報告が少なかった−−などと主張。承認を取り消した
のは米国だけで、欧州では販売が続いていたとも説明している。

 薬効の再評価のために旧厚生省に資料を提出した84年9月までに、米国での
承認取り消しを厚生省に報告したかどうかや、会社としての対応を検討したこと
を示す資料は見つからなかった、としている。

 フィブリノゲンは、80年以降でも国内で約28万人に使われ、うち1万人余
りが肝炎ウイルスに感染したと推定されており、同社の化学処理などは結果的に
効果がなかった、と指摘されている。

 三菱ウェルファーマは報告書の中で、「安全対策に限界がある」などとして、
フィブリノゲンの販売中止を検討していることを明らかにした。(22:11)


29卵の名無しさん:02/04/08 13:01 ID:OGNRH9Vy
age
30卵の名無しさん:02/04/09 20:09 ID:dZkHZAk/
>>27
フィブリノゲンの承認・製造・問題など流れを
分かりやすくまとめていただいて感謝です。

それから、どこかで読んだのですが、紫外線処理とかってのも
行われてませんでしたか?
別の血液製剤だったんでしょうか?
31卵の名無しさん:02/04/10 18:11 ID:IQE3WjTg
ageage
32卵の名無しさん:02/04/11 16:07 ID:9FPOvDpB
ageageage
33卵の名無しさん:02/04/11 21:06 ID:TsRfIBB5

薬害エイズ・HIV訴訟でミドリ十字が謝罪
http://www.asahi.com/edu/lookback/092.html

HIV訴訟で謝罪するミドリ十字の社長ら
1996年(平成8年)3月14日、輸入血液製剤によってエイズウイルス(HIV)に感染した
血友病患者と家族が国と製薬会社を訴えているHIV訴訟で、製薬会社のミドリ十字は加
害責任を認めて、社長、役員らが床に手をついて謝罪した。大阪市の同社本社で
http://www.asahi.com/edu/lookback/photo/092.jpg

輸入された非加熱の血液製剤によってエイズウイルス(HIV)に感染した血友病患者、
家族が国と製薬会社を訴えている東京、大阪両地裁のHIV訴訟に絡んで、菅直人厚相は
1996年(平成8年)2月16日、厚生省で患者ら200人と会い、「厚生省を代表して本当に
心からおわびを申し上げます」と述べ、国の責任を全面的に認め、謝罪した。厚相が正式
に責任を認めて謝罪するのは初めてのことだった。

面会は、2日前から座り込みを続けてきた患者らの強い要望で実現したが、原告の男性が
「これまで国や企業の責任が指摘されていたにもかかわらず、一切反省することもなく責
任を認めようとしない」と厳しく批判したのに対し菅厚相は、前年10月の東京、大阪両
地裁の和解勧告で指摘された(1)厚生省がエイズ研究班を設置した1983年には非加熱製剤
とエイズの関係を認識できた(2)対策の遅れが被害の拡大を招いた――などの国の責任を
全面的に認めることを表明した。

東京・大阪両地裁でのHIV訴訟はこのあと和解が成立、提訴から7年で決着したが、危
険な輸入非加熱製剤による治療を指導していた安部英・前帝京大副学長、厚生省課長、さ
らに製薬会社「ミドリ十字」の歴代3社長らが業務上過失致死容疑で逮捕、起訴され裁判
が続いている。

■CD-ROMソフト『ドキュメント20世紀』より。
(C)朝日新聞社・インクリメントP


34卵の名無しさん:02/04/12 07:18 ID:ceUiRA20

薬害肝炎、加熱製剤でも集団感染…長野の病院で
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020412i201.htm

 長野県内の総合病院で1987年9月、出産時の止血のために、加熱処理された
血液製剤「フィブリノゲン」を投与された女性3人が、非A非B型肝炎ウイルス
(現在のC型肝炎ウイルス)に集団感染していたことが、11日までにわかった。
フィブリノゲン製剤を巡っては、青森県内の産科医院で発生した女性8人の同ウイ
ルス集団感染をきっかけに、旧ミドリ十字(現三菱ウェルファーマ)が同年4月に
非加熱製剤を自主回収していたが、直後に販売された加熱製剤でも、深刻な薬害
肝炎被害が発生していたことが、あらためて浮き彫りとなった。

 長野県の病院で発生した集団感染の原因となったのは、同社が87年6月から
発売した加熱製剤「フィブリノゲンHT―ミドリ」。

 同病院の院長の説明によると、87年8月に出産のため入院した当時30歳の
女性は、翌9月の分べんの際、出血が多かったため、輸血とともに同製剤の投与を
受けた。  また、同病院に同月、入院した当時38歳と同29歳の女性2人も、
分べん時の出血が多く、同製剤が投与された。この2人に輸血は行われなかった。

 3人はいずれも、出産から約1か月後に黄だんや肝機能障害などの症状を訴え、
それぞれ別の病院に入院。その後、全員が非A非B型肝炎と診断された。

 3人の肝炎感染を知った出産病院の内科医(現院長)が原因を調べた結果、フィ
ブリノゲン製剤による集団感染の疑いが強いことが判明した。同病院でフィブリノ
ゲン製剤が使われたのは、この3人だけだった。

 院長によると、当時の同病院の産科医は、ミドリ十字の営業担当者から「加熱さ
れた血液製剤だから肝炎感染の心配はない」などと説明されたため、安心してフィ
ブリノゲン製剤を使用したという。輸血を行っていない2人は、肝炎感染が分かる
まで、止血剤として同製剤を投与されたことを知らなかった。

 加熱製剤の投与を受けた女性が全員、肝炎感染したことについて、院長は「他の
病院でも当時は、加熱製剤を多用していたのではないか。加熱製剤でも被害が出て
いることを、もっと広く知ってもらいたい」と話している。

 旧ミドリ十字は、加熱製剤でも非A非B型肝炎の症例が報告されているとして、
88年6月、緊急安全性情報を出すとともに、医療機関の在庫品の回収を行っ
ている。

35卵の名無しさん :02/04/12 09:07 ID:+WOHIzRW
1989年C型肝炎の遺伝子の一部が始めて同定される、というのも年表に入れるべきでは?
それはそうと、フィブリノゲン販売中止も考えてるって?
まあ、これだけ問題が多発するというか、過去の問題を穿り返されれば
嫌気が差すのも仕方ないかもしれないけど、患者はどうなるんだろう?
そのへんのところも考えて欲しいね。
無フィブリノゲン血症の患者に代替製剤なんてないんだから
発売中止=氏ねって事に限りなく近いんじゃないのかね?
大赤字な製品らしいって事もMRから聞いてるけども
それならばそれで功労省もすこし考えて薬価設定すればいいだろ?
肝炎問題が発覚し始めた20年前ほどに販売中止してれば
実際の所、今C型肝炎で苦しんでる無フィブリノゲン血症は苦しまずに
済んでるのは間違いないだろうね。だって今まで生存できなかっただろうから。
36卵の名無しさん:02/04/12 09:45 ID:cMowACCT
>>22
東京田辺出身者は50歳以上どころか20代でさえリストラされまくってます。

東京田辺の人間は徹底的に淘汰されるよん。
37卵の名無しさん :02/04/12 14:35 ID:uwIho8yO
>>35
今苦しむか、さっさっとお亡くなりになっていたか…
究極の洗濯ですか
38卵の名無しさん :02/04/12 14:39 ID:u/nh93MP
長野の医師みたいな奴って結局自分がやった事実をなんとか丸め込みたいのでは?
実際使ったのは自分であって、メーカーが大丈夫だと言っただのなんだのは
単なる言い訳に過ぎないわけで。
MRが大丈夫だと言ったのを信じるほどのバカ医師だったと言うことでしょ?
39卵の名無しさん:02/04/12 14:47 ID:xcz0+gdZ
もともと血液製剤の加熱処理ってのはB型肝炎およびその後の非A非B肝炎の
感染発覚が原因で進められたと言う事実はな〜〜〜〜んも語られていないような
気がするのは気のせい?
肝炎が元で進んだ話がHIVに摩り替えられて、その挙句に「今度は肝炎です!」ですか?
日本のマスコミも本当にレベル低いね。
HIVよりも先に肝炎だろっ!と気付いていた医師もかなり少ないんだろうな。
40卵の名無しさん:02/04/12 16:39 ID:u0qmluQs
41関連年表:02/04/12 17:09 ID:vXGHqD2J

≪フィブリノゲンをめぐる動き≫ 産経新聞より(>>27の追加)

昭和39(1964)年 非加熱フィブリノゲン製造承認
昭和52(1977)年 米食品医薬品局(FDA)がフィブリノゲン製造承認取り消し
昭和54(1979)年 旧国立予防衛生研究所の血液製剤部長が著書でFDAの措置を報告
昭和59(1984)年 旧ミドリ十字が再評価資料提出。FDAの措置について触れる
昭和60(1985)年 旧厚生省がフィブリノゲンの再評価開始
昭和61(1986)〜62(1987)年 青森県の産婦人科医院でフィブリノゲン投与の産婦
        8人が非A非B型肝炎(後のC型肝炎)に感染
昭和62(1987)年 非加熱フィブリノゲンの自主回収開始。加熱フィブリノゲン販
        売開始
昭和63(1988)年 相変わらず感染が報告され、旧ミドリ十字が緊急安全性情報を
        出し、製造中止の文書を医療機関に配布するが、製造続く
昭和64(1989)年 C型肝炎の遺伝子の一部が始めて同定される
平成6(1994)年 加熱処理とS/D(界面活性剤)処理による安全性を高めたフィ
        ブリノゲンの製造承認


42関連年表:02/04/12 17:11 ID:vXGHqD2J
>>41 の1989年は「平成元年」に訂正
43関連年表:02/04/12 19:39 ID:lGbI8JDg

ミドリ十字(日本ブラッドバンク)設立の背景

1950(S25)年 6月25日、朝鮮戦争が勃発、北軍は3日でソウルを占領、
       8月には南(国連)軍は釜山まで追いつめられた。
9月15日、国連軍は仁川上陸作戦敢行、10月19日平壌占領
10月末から中国軍が参戦する。
1951(S26)年 1月1日 北朝鮮・中国軍が反撃、38度線を超える。
       1月4日 国連軍、ソウルを撤退。
       2月23日 日本共産党、4全協で武装闘争方針を提起。

       2月26日、日本初の血液銀行、日本ブラッド・バンク(後のミドリ
       十字)が大阪で開業、創立当初の役員の半数は石井機関の関係者。
       4月16日 マッカーサー、アメリカへ帰国。(マッカーサー離日)


44関連年表:02/04/12 19:47 ID:7CSLTLFC

<<石井部隊の人体実験>>

日本軍によって行われた人体実験(生体を用いた殺人的実験)には、次のようなものが
あります

(2) 病気に感染させる
ペスト、脾脱疽【炭疽】、鼻疽、チフス、コレラ、赤痢、流行性出血熱など。その目的
は、未知の病原体を発見するため、病原体の感染力を測定するため、感染力の弱い菌株
を淘汰し強力な菌株を得るため、細菌爆弾や空中散布の効果を調べるため、など、様々
被験者は死後に解剖されたり、感染確認後に生きたまま解剖されて殺されました。

(3) 確立されていない治療法を試す
手足を人為的に凍傷にしてぬるま湯や熱湯で温める[凍傷実験]、病原体を感染させて
開発中のワクチンを投与する、馬の血を輸血する、など

(4) 極限状態における人体の変化や限界を知る
毒ガスを吸入させる、空気を血管に注射する、気密室に入れて減圧する、食事を与え
ずに餓死させる、水分を与えずに脱水状態にする、食物を与えずに水や蒸留水だけを
与える、血液を抜いて失血死させる、感電死させる、新兵器の殺傷力テストを行う。

45関連年表:02/04/12 19:52 ID:jys04SJ7

実行者たちは戦後どうなったか-1
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/~tsuchiya/vuniv99/exp-lec4.html (>>44も)

1945年8月9日、ソ連が太平洋戦争に参戦して満州へ攻め込んできました。この日か
ら石井機関は、細菌兵器の開発や使用、および被験者虐殺の証拠を隠滅することに全力
を傾けます。七三一部隊ではまず、生き残っていた「マルタ」を全員殺害し、遺体を焼
却して捨てました。実験を記録した書類やフィルムなども焼却されました。主要な施設
は工兵隊によって爆破され、とくに「ロ」号棟や特設監獄は念入りに破壊されました。
また、部隊員やその家族は、ソ連に捕らえられないよう、特別列車でいち早く帰国しま
した。そのおかげで、ソ連や中国の捕虜になった七三一部隊の幹部や部隊員はわずかし
かいませんでした。

(1) 米国による戦犯免責 --詳細は、常石敬一『医学者たちの組織犯罪』;太田昌克
『731免責の系譜』、を参照

日本を占領した米軍は、ただちに石井機関の調査を始めました。しかし、それは戦犯告
発のための調査ではなく、細菌兵器研究の成果についての調査でした。1942年に細菌
兵器の研究開発に着手したばかりの米国にとって、石井機関の研究成果は国防上非常に
重要なものとみなされたのです。8月28日に厚木に到着した第一陣の調査団は、細菌
兵器のみならず、日本における原爆や化学兵器などの研究成果を調査するためのもの
でした。

この調査団で石井機関の調査を担当したのは、米国の細菌兵器の研究施設キャンプ・デ
トリックのマレー・サンダース軍医中佐でした。そして通訳として呼ばれたのは偶然に
も、石井機関の中核である陸軍軍医学校防疫研究室を実質的に取り仕切っていた「石井
の番頭」内藤良一軍医中佐でした。最初の一ヶ月間、めぼしい成果をまったく上げられ
なかったサンダースは、焦って内藤に、戦犯として訴追しないことを約束する代わりに
真実を語るよう迫ります。この戦犯免責の約束は、参謀二部のウィロビー少将や連合国
軍最高司令官のマッカーサー元帥と相談の上でしたが、ワシントンDCの米本国政府の
承認を得たものではありませんでした。いずれにせよ内藤はそこで、人体実験は決して
やっていないこと、そして、石井機関の中心は平房の七三一部隊にあったこと、という
二つの重要な点でサンダースを欺く一方、それ以外の点では七三一部隊の組織や研究内
容について、ある程度踏み込んだ情報を提供しました。内藤の二つの嘘のうち「人体実
験はやっていない」という嘘はやがて米国にもばれることになりますが、「石井機関の
中心は七三一部隊」という嘘は国際的にも国内的にもその後長く通用し、石井機関の活
動に組織的に荷担していた日本の医学界を護る役割を果たしています。

46関連年表:02/04/12 19:53 ID:jys04SJ7

実行者たちは戦後どうなったか-2

病気で帰国したサンダースの後を受けたアーヴォ・トンプソン獣医中佐は、石井四郎
と、1942年8月から1945年3月まで石井に代わって七三一部隊の部隊長だった北野政
次を尋問しますが、その際にも再び、戦犯に問わないという約束を確認しています。

GHQには元七三一部隊員から人体実験に関する匿名の告発が多数寄せられていたに
もかかわらず、トンプソンもサンダースと同じく、人体実験が行われていた事実を突き
止めることはできませんでした。

米国が人体実験の事実を明確に認識したのは、1947年1月にソ連から、石井らの身柄
を引き渡すよう要求を受けたときです。ソ連は、押収した文書や捕らえた七三一部隊関
係者の供述から、細菌戦が実行されたことと、人体実験によって多数の中国人やロシア
人などが殺されていたことの証拠をつかんでいました。ソ連は米国に、七三一部隊が蓄
積していた細菌戦のノウハウを米ソの2国で共有するよう暗にもちかけ、米国がこの提
案に応じなければ、七三一部隊の幹部を公開裁判にかけて事実を世界中に暴露する、と
迫りました。しかしマッカーサーのGHQは米本国政府と協議した上で、ソ連の引き渡
し要求を退ける一方、キャンプ・デトリックから再び調査官を迎えて内藤や石井を再尋
問します。その過程で《細菌兵器の研究成果を全面的に米国に提供すれば、石井らを戦
犯には問わない》という取引が、米本国政府の承認の下に確定します。

47関連年表:02/04/12 19:57 ID:mVu60GJd

実行者たちは戦後どうなったか-3-日本ブラッドバンク(ミドリ十字)の発足

調査官として来日したノーバート・フェル博士と、フェルの後を継いだエドウィン・ヒ
ル、ジョゼフ・ヴィクターの両博士は、人体実験に基づく細菌兵器の研究資料や、生体
解剖によって得られた大量の標本などを、米国に持ち帰りました。

こうして、ニュルンベルク裁判ではナチスの医師たちを裁いた米国が、石井機関の細菌
兵器開発や人体実験による大量殺人に関しては、下手人たちと共犯関係を結ぶことにな
ったのです。石井や内藤をはじめとして、石井機関の中枢を担った軍医や、七三一部隊
に派遣され「マルタ」を虐殺していた研究者たちの多くは、戦後まったく罪を問われる
ことなく、大学などの研究機関や企業の要職に着きました(内藤は自分の専門の凍結乾
燥技術を生かして乾燥血漿を製造する「日本ブラッド・バンク」【後に「ミドリ十字」
と改称】を設立します。内藤も含め、創立当初の役員の半数は石井機関の関係者でした)
そして石井機関に全面的に協力した医学界も、その過去を隠蔽することに成功したのでした。

48関連年表:02/04/12 20:01 ID:faW4eslP

実行者たちは戦後どうなったか-4

(2) ハバロフスク裁判
【詳細は『細菌戦用兵器ノ準備及ビ使用ノ廉デ起訴サレタ元日本軍軍人ノ事件ニ関スル
公判書類』;三友一男『細菌戦の罪』、を参照】

米国との取引に失敗し、東京に出向いて石井らの尋問を行ってもまったく成果が得られ
なかったソ連は、捕虜にしていた関東軍や七三一部隊・一〇〇部隊などの関係者を、公
開の軍事法廷で裁きました。この公判は1949年12月25日から30日にかけて沿海州の
ハバロフスク市で行われたので「ハバロフスク裁判」と通称されています。被告になっ
たのは12人でした。

刑はいずれも収容所での矯正労働で、彼らはモスクワから250kmほど東のイワノボ将
官収容所に入れられましたが、刑期が長かった者も、1956年の日ソ国交回復に伴い
(病死した高橋と自殺した柄沢を除いて)全員帰国しています。

ソ連はこのハバロフスク裁判を、ニュルンベルク裁判や東京裁判に匹敵するものとして世
界中に印象づけようとしましたが、ソ連一国だけで行わざるを得ず、裁判団も検事も弁護
人もすべてソ連人で、ソ連以外の報道機関による現地取材もなかったので、すでに始まっ
ていた東西冷戦のさなか、ソ連の宣伝工作にすぎないとして西側各国からはほとんど黙殺
されてしまいました。裁判の中身も、たとえば弁護人は日本帝国主義と財閥支配を非難し
て被告の情状酌量を求めるのみで具体的事実に関してはまったく争わず、被告たちもいっ
さい反論せず懺悔するばかり、という一方的な内容でした。しかしながら、法廷に提出さ
れた証拠や、被告や証人の供述調書は、七三一部隊や一〇〇部隊の実態を示すまとまった
資料として、なお一級の価値を保っています。

ただし、ハバロフスク裁判の被告には、石井機関の全貌を知る中枢の幹部は含まれてい
ませんでした。石井機関の全体像を把握していたのは、石井や内藤など、陸軍軍医学校
防疫研究室の業務に携わっていたごく一部の幹部だけで、七三一部隊など現場の幹部は
自分の関係した業務のこと以外はほとんど知らなかったのです。このことが、石井機関
の全貌と医学界の組織的関与を、戦犯を追及したソ連の目からも隠すことを可能にした
のでした。
49関連年表:02/04/12 20:11 ID:IGcdhh8c

薬害エイズと731部隊-1

【ミドリ十字創立者・内藤良一の731部隊創設者・石井四郎とのつながり】
内藤は、1927年京都大学医学部に入学して、そこで陸軍委託学生になる(委託学
生とは、卒業後陸軍に入ることを条件に陸軍が学資を給付する制度)。それを彼に勧
めたのは増田知貞という陸軍から大学院生として京大微生物教室に来ていた人物(の
ち731部隊員)。またその増田に委託学生を進めていたのが、後に731部隊創設
者で知られる石井四郎であった。

【防疫研究室と細菌部隊の誕生】
軍医学校の教官となった石井四郎は、陸軍上層部を動かし細菌戦構想を進めていった。
1932年、軍医学校内に後の細菌部隊の中枢機関となる「防疫研究室」が設置され、
翌年ハルビン郊外に731部隊の前身である加茂部隊が発足する。1941年8月こ
の部隊が「満州731部隊」と名を変える。

【内藤良−と防疫研究室】
1936年に京大大学院を卒業した内藤は、翌37年からヨーロッパ、アメリカで研
究、情報収集(いわゆるスパイ)をしていた。ヨーロッパでは細菌に関する研究、ア
メリカでは細菌の他に乾燥血漿に関する技術などを学ぶ。帰国後、軍医学校防疫研究
室の教官に就任。終戦まで石井四郎らの下で「石井の右腕」として働く。

【日本初の献血制度】
1943年、内藤は乾燥血漿の製造に着手する。乾燥血漿の技術は戦前、アメリカで
修得して研究室で組み立てられていた。献血制度を組織し、初めて日本で献血を行っ
たのが、後に売血によって血液を集めた内藤であった。

【終戦と731部隊の免責】
1945年敗戦の後、GHQによって東京裁判が行われる。しかし、GHQは731
部隊による人体実験、虐殺などの事実を知りながら、それらのデータを手に入れる事
を条件に、731部隊に対する一切の責任を免除した。この交渉に当たったのが内藤
良一であった。内藤はこの過程でGHQとの結びつきを強める。

50関連年表:02/04/12 20:11 ID:IGcdhh8c
薬害エイズと731部隊-2

【日本ブラッドバンクの誕生】
1950年、大阪の茨木市で開業医として生活していた内藤の所に2人の旧友が訪れ
る。宮本光一(日本特珠工業社長、陶器製爆弾、石井式濾水器製作)、二木秀夫(二
木班班長として生体実験、主に結核菌の研究)である。この2人の尽力を得て、内藤
は厚生省、日本赤十字、GHQに働きかけ、同年11月に「日本ブラッドバンク社」
が誕生する。

【元731部隊員を結集させ、売血を開始】
日本ブラッドバンク社が設立され、まず内藤らが手がけたことは血液の収集とそれを
さばく販売ルートであった。まず、血液を集めるために大阪、神戸に採血プラントを
設置。名古屋、東京にも採血プラントを設置し、各所長は野口圭一(731部隊隊員)、
北野政次(731部隊部隊長)が務めた。1957年には京都プラントができ、やは
り所長には731部隊関係者の太田黒猪一郎が就任している。販売ルートに関しては
当時、日本国内での絶対的な乾燥血漿の不足、朝鮮戦争への供給など十分あった。


【血液製剤の商品化を推進】
厚生省や血液産業に絶大な影響力を持っていた内藤は、厚生省を動かし、1954年
に血液製剤を薬と同じように健康保険の対象にすることに成功する。1964年、駐
日アメリカ大使のライシャワーが刺され、その時の輸血で肝炎に感染するという事件
が起こり、売血に対する非難が高まり、政府は保存血液を日赤などによる献血によっ
てまかなうという決定をする。しかし、それは同時に保存血液以外の血液製剤は民間
企業の売血によって作ることを可能にした。

【日本ブラッドバンクからミドリ十字へ】
日本ブラッドバンクは社名をミドリ十字に変え、後にアメリカに子会社アルファ社を
設立し、日本国内の血液産業では他の追随を許さないシェアを誇る大企業へと成長し
ていく。

51関連年表:02/04/12 21:05 ID:faW4eslP

七三一部隊の陰を引きずったミドリ十字
http://www.ifnet.or.jp/~yoshiki/aids/unit731.html

ミドリ十字が設立されたのは1950年11月で、朝鮮戦争が勃発した5ヶ月後です。
当時は「日本ブラッド・バンク」という名称で、設立者は内藤良一という人物です。
内藤は、侵略戦争当時、陸軍軍医学校「防疫研究室」の主任でした。この「防疫研究
室」の主幹は、かの有名な七三一部隊の石井四郎でした。石井は満州で細菌戦の人体
実験を行いながら、一方で侵略戦争全域での細菌戦展開の作戦についてはこの内藤に
命じていたのです。ですから内藤はいわば七三一部隊の総参謀役ともいえる人物でし
た。

アウシュビッツにも匹敵する戦争犯罪だった七三一部隊の罪状がアメリカ進駐軍によ
って意識的に免罪され、データがアメリカに売り渡され、それと引き換えに七三一部
隊関係者はその庇護のもとに戦後の社会で活動したことは周知の事実です。そして、
朝鮮戦争でアメリカ軍人の輸血の必要が生じたことを契機に、内藤は売血制度を中心
にして「日本ブラッド・バンク」を設立したのです。設立当時は石井の後の七三一部
隊の部隊長だった北野政次が東京の工場長をしています。また石井の京都大学在籍時
の指導教官だった木村廉が会社の顧問的役割を果たしていたようです。

52関連年表:02/04/12 21:06 ID:faW4eslP

細菌戦部隊を支えた主な人物
    戦後の就職先
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/731butaiseturitu.htm

安東洪次(大連衛生研究所→武田薬品顧問)/石川太
刀雄丸(731郡隊→金沢大医学部)/江島真平(731部
隊→国立予防研究所〔予研〕)緒方富雄(防疫研究所
〔防研〕→東大医学部)/岡本耕造(731部隊→兵庫医
大・東北大等)/小川透(1644部隊→名古屋大医学
部)/笠原四郎(731部隊→北里研究所)/春日仲善
(731部隊→北里研究所)/北野政次(731部隊→ミド
リ十字取蹄役)/木村廉(防研→京大細菌学教室)/
草味正夫(731部隊→昭和薬科大)/小島三郎(1644
部隊→予研第2代所長)/児玉鴻(731部隊→予研初
代所長)/正路倫之助(防研→京大)/園口忠男
(731部隊→陸上自衛隊衛生病学校、熊本大)/田中英
雄(731部隊→大阪市立大医学部長)/田部井和(731
部隊→京大医学部)/所安夫(731部隊→東大病理学、
帝京大医学部)/内藤良一(防研→ミドリ十字会長)
/中黒秀外之(731部隊→陸上自衛隊衛生学校校
長)/細谷省吾(防研→東大伝染病研究所長)/増田
美保(731部隊→防衛大学)/湊正男(731部隊→京
大)/村田良介(防研→予研第7代所長)/八木沢行
正(731部隊→抗生物質協会)/山口一季(731部隊→
国立衛生試験所)/吉村寿人(731部隊→京大航空医
学教室、京都府立医大)/柳沢謙(防研→予研第5代
所長)

53関連年表:02/04/12 21:11 ID:faW4eslP

三菱ウエルファーマ(公式HP)の歴史
http://www.m-pharma.co.jp/company/history.html

54去痰剤に抗癌剤が混入:02/04/13 09:47 ID:2kdG9WLh

三菱ウエルファーマを構成する「ミドリ十字」、「吉富製薬」、「東京田辺製薬」の3社
悪いのは「ミドリ十字」だけと思っているひとが多いと思うが、東京田辺(後の三菱
東京製薬)もひどい事をしている。

東京田辺製薬が製造依頼したメーカーが、誤って去痰剤にテガフールを混入させると
言う大失敗をした。これは100万錠出荷したが、20万錠は未回収のようである。


<<去痰剤の中身はテガフールだった>>  ***コピペ***

誤って混入されていたのは、三菱東京製薬(当時は東京田辺製薬)の「ムコトロン」と言
うカルボシスティン製剤(杏林製薬:ムコダイン)のジェネリック製品でしたが、製造
はジェネ リック専業の大洋薬品でした。 当時の報道を紹介します。

55去痰剤に抗癌剤が混入:02/04/13 09:49 ID:2kdG9WLh

副作用強い別の薬品が混入−厚生省回収指示 1994.08.12 共同通信 ***コピペ***

大洋薬品が製造した去痰剤「ムコトロン錠」の箱に、副作用の強い消化器疾患の薬「フ
ロフ トランE錠」が混入したまま出荷されていたことが分かり、厚生省は12日、大洋
薬品に回収措置や医療機関への連絡を指示、患者に対して注意を呼び掛けた。製造工場
がある岐阜県も緊急の立ち入り検査を15日に実施、原因調査に乗り出す。

厚生省や大洋薬品の説明によると、このムコトロン錠は3月中旬、岐阜県C市の大洋薬
品工場で製造・箱詰め作業が行われ、計1,049箱(1,000錠入り)が6月27日から東京
田辺製薬の 販売ルートで全国403の医療機関に出荷された。

8月10日、関西の病院の薬剤師が混入に気づき、大洋薬品に連絡した。この病院では
10箱 のうち9箱は異常がなかったが、残り1箱にフロフトランEが400錠混入してお
り、患者1人 が2錠服用した時点で気付いた。出荷前の在庫品からも10錠の混入が発
見されている。

混入事故が発生したのは製造ラインが重なった3月14〜15日と見られているが、原因
は不明、どの程度混入したかも分からず、同時期に製造したフロフトランE錠1,678箱
(100錠 入、注:正しくは1000錠入)の中にムコトロン錠が入っている可能性もある。

フロフトランE錠は副作用が強く、食欲不振や吐気、目眩などに加え、貧血や白血球減
少などの重い症状を引き起こす場合もあり、通常は2週間以上飲み続けると影響が出る
が、人によっては1回の服用でも起きるという。

56去痰剤に抗癌剤が混入:02/04/13 09:51 ID:2kdG9WLh

大洋薬品の製造ミスで厚生省−回収借置など終了後に厳重処分も ***コピペ***
日刊薬業 1994.08.16 

薬品が製造した去痰剤「ムコトロン錠」の1,000錠入箱の中に、代謝拮抗剤「フロフト
ランE錠」が混入していた事について厚生省は12日、TY薬品および販売元の東京田辺
製薬 に対し、製品回収を行うとともに医療機関を通じて処方内容を確認するよう指示
した。

回収されるのはムコトロンが1,049箱、フロフトランE錠が1,687箱だが、厚生省薬務
局監視指導課によると、現在までに1人の患者にフロフトランが誤って処方されたとの
報告を受け ているが副作用の発生は認められてない。しかし、製造工程上の重大なミ
スだけに、回収など当面の措置を取った後、薬事法からの処分(GMP違反)も検討さ
れるとみられる。

フロフトランは本来、副作用の強い医薬品だが、薬務局は「(誤って服用しても)ムコ
トロン錠としての通常使用量で長期でない場合には副作用の可能性は少ない」としている。
大洋薬品、東京田辺製薬への指示は、製品回収のほか、
1) 至急医療機関に対して正確な情報提供を行う。
2) 現在、ムコトロン錠として処方されている医薬品の内容を医療機関を通じ確認する。
3) 現在、当該医薬品を服用している患者がいる場合には、至急適切な処置を実施する。
これまでに重篤な副作用報告はないが、別の医薬品が混入というミスは極めて重大で、
薬務局も「製造過程での作業ミスが疑われる」とし、TY薬品への立ち入り検査の結果
を待ち、行 政処分を検討する方針。
57去痰剤に抗癌剤が混入:02/04/13 09:52 ID:2kdG9WLh

痰除去薬パックに別薬−過密工程で混入か 1994.08.13 毎日新聞 (中部) ***コピペ***

厚生省に入った報告では十日、関西の民間病院からムコトロン錠のパックの中に「FFR」
のシート(10錠入り)が交じっていると、販売会社の東京田辺製薬に連絡があった。

入荷済みの10箱(100シート入り)を調べたところ1箱だけ40シート(400錠)が混入。
その日すでに1人の患者に対し誤って「FFR」を二錠処方していた。東京田辺製薬の
在庫品からも1シート(10錠)が混入しているのが見つかった。

58去痰剤に抗癌剤が混入:02/04/13 09:54 ID:2kdG9WLh

厚生省、2社を業務停止に 1995.04.06 毎日新聞 ***コピペ***

厚生省は4月5日、薬事法違反に基づく業務停止処分を発表したが、処分を受ける大洋
薬品は 業務停止15日間、6日から製造、製品の出荷停止が実施される。

大洋薬品は94年3月、痰たんを取り除く薬に、製造工程のミスから別の消化器疾患の
治療薬を 混入させ販売し、混入の疑いのある約100万錠のうち80万錠を回収している。
これまでに2人が計3錠を服用した事が判明しているが、2人に異状はなかった。

       <<20万錠が未回収だった>>

59卵の名無しさん :02/04/13 12:59 ID:2h4o5pWI
製造元の大洋薬品を責めるのは当然かもしれないけど
販売元はそれを有る意味横流ししてるだけなので
東京田辺製薬を責めるのはどうかと思う。
ちなみに東京田辺関係者ではない(藁
60去痰剤に抗癌剤が混入:02/04/13 13:19 ID:sytcMBM3

>製造元の大洋薬品を責めるのは当然かもしれないけど
>販売元はそれを有る意味横流ししてるだけなので
>東京田辺製薬を責めるのはどうかと思う。

責任-1 製造を大洋に依頼した。
医療関係者の中で大洋はある意味、有名なのだ。
それを医薬品会社が知らないはずはない。
コスト重視で企業の選定を誤ったと言う責任はある。

責任-2 未回収と広報の不足
未回収の20万錠はどの地域で販売されたのか?
「風邪引きの際の去痰剤」と言う説明を受け薬を貰っていたひともあるだろう。
どの地域(施設名までも)に出荷したのかは、確認できるはず。
(薬を飲まずに持っていた)患者レベルまで回収すべきだった。

61卵の名無しさん :02/04/13 13:49 ID:2h4o5pWI
>(薬を飲まずに持っていた)患者レベルまで回収すべきだった。
無理無理。患者レベルまで回収できるとすれば、それは処方元だけだって。
メーカーが回収できるはず無いでしょ。
患者の中には面白がってかどうかは知らないが返さない奴だっているはず。
っていうか、俺なら返さない。普通の手段で抗がん剤なんて手に入らないからね。
そういえばフィブリノゲンだって持って医者がいたよね?
何で持ってたと思う?で、何いまさら出してきたと思う?
HIVの時にだって出すタイミングはあったんだよね?
でも今更出した。何故?
回収した時にも返さない医者がいたって事実でしょ?
回収させなかった目的は?
未来に公表するために保存してた?んなこたぁ無いでしょ。
手に入らないと困る=緊急時に必要
あるいは単にウイルスが入っているかもしれない=所有欲か・・・
いずれにせよ、危険と判断されたものを回収させなかった医師の責任は?

どんな理由であれ市場に一度出回ったものを全て回収するのは
不可能としか言いようが無い。それが事実だ。
歪めて考えたがる医療ジャーナリストなんてただの知ったかぶりだ。
62卵の名無しさん:02/04/16 17:46 ID:koYl887O
age
63卵の名無しさん:02/04/16 19:18 ID:0Nyk+Aiz
>>61
回収できるかどうかより、この場合どの程度、回収しようとしたか
と言うことが問題なのでは?

実際問題全て回収することは不可能な事は容易に想像できますが
他の薬剤が混入した事による回収の連絡があったにも関わらず、
医師が所有欲でも何でも、その薬を持っていて、そして副作用が
ある事を知りながら使用した場合、以後の責任は、その医師又は、
服用を承諾した患者自身が取る事になるだろうし、患者に対して
回収の連絡をしていた場合、その連絡以後に、その薬を服用して
副作用が出た場合、その患者の自己責任という事になるのでは?
64卵の名無しさん:02/04/17 06:47 ID:QcAAFH02

三菱化学が赤字拡大で1100人を削減へ
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020417i301.htm

 化学大手の三菱化学は16日、2002年度中に、本体従業員約1万4700人のう
ち7・5%にあたる1100人以上を削減する方針を明らかにした。グループ企業への
転籍や早期退職の募集で削減する。三菱化学が同日発表した2002年3月期連結決算
の業績見通しで、税引き後利益の赤字額が、昨年11月時点予想の90億円から450
億円に拡大する見込みとなったため、人員削減による労務費削減が必要と判断した。
今後、人員削減幅を上積みする可能性もある。

 三菱化学は、化学品の内外需要の低迷とIT(情報技術)不況の影響により、収益が
圧迫されている。

65umu:02/04/17 09:33 ID:5/eS9QEE
>>61回収させなかった目的は?
未来に公表するために保存してた?んなこたぁ無いでしょ。

やってる人多いと思うけれど。
それが医学の分野でなくても。
66卵の名無しさん:02/04/17 19:57 ID:9WV0NeYN
犯罪企業の幹部達を呪殺行脚なんていうのをすればいいんだね。
先月号の雑誌、メー(仮名)に載ってたよ。実際に効果があったとかなかったとか...
67卵の名無しさん:02/04/17 19:59 ID:9WV0NeYN
岩崎家族って今もいるのかな?いたらやっぱり陰でなんかやってんですか?
ロスチャイルドみたいにさ。
68卵の名無しさん:02/04/17 20:45 ID:cPyW68ZH
>>66
MUですか?
69卵の名無しさん:02/04/18 16:27 ID:TsDzTCrY
age
70卵の名無しさん
68氏:んだね。