1 :
4月から6年生 :
02/03/02 21:26 ID:pH63czDW ナンバ−内科(1内科)をベットサイドでまわって、ミニ移植の患者 さんなどを見て、血液や固形腫瘍に興味を持ちました。友達は、患者 の数が少ないぞなどと言いますけれど、血液や固形腫瘍の将来性は、 どうなのでしょうか??
2 :
くー :02/03/03 00:21 ID:io/J/rso
くー
え〜と都内で内科をやってます。 固形腫瘍面白そうですよねぇ。血液腫瘍は患者さん少なさそうですが。 今までは固形腫瘍は外科の独擅場に近かったんですがこれからは内科も頑張るぞぉ。
4 :
名無しさん :02/03/03 01:02 ID:XrEOF5Rt
あのう・・・ミニ移植って何ですか??
5 :
なんちゃって :02/03/03 01:09 ID:VyZ14U7a
プチ整形みたいなもの
ミニ移植っていうのは簡単に言うと体に優しい骨髄移植のことです。
7 :
1 :02/03/03 03:09 ID:xYWDQbeD
>>2〜6 レスありがとうございます。やっぱり血液は、消化器などと 比べると患者さん、少ないみたいですね。ミニ移植とは、骨髄移植や末梢 血幹細胞移植の移植前処置conditioningを軽くしてGVT効果を期待した移 植です。(まだ学生なので自信を持って言えませんが)血液腫瘍のみなら ず固形腫瘍でもミニ移植が優れた効果を発揮してくれたらいいですね。
8 :
ー :02/03/03 16:18 ID:y4kOqBMY
>1 患者が多いとか少ないとかいう理由で選ばない方がいいんじゃないか。 自分が一番興味を持ったところにいかないと、医者は、やってられないよ。
9 :
あにゃ :02/03/03 17:31 ID:mbp0gQpC
GVTとはなんぞや? GvHDのことかいな? あのにゃ、ミニ移植は名前と違ってホントの移植よりムツカシーのだじょ。 GvHDの管理は多分、免疫機能が正常な固形腫瘍(血液患者さんはある程度免疫機能が破綻している)の患者さんのほーがムツカシーと思われ。 ま、流行りだから仕方ないけど。 (PBSCT流行りの頃に流行に乗って血液内科に行ったモノのつぶやき) 流行り・廃りに惑わされるなよ。
10 :
>9 :02/03/03 19:33 ID:Cjir+C5z
GVTってGraft versus tumor のことだと思うがね。 GVTじゃなくて、GVM graft versus malignancy というんじゃないかね??まあ俺は、血液内科医で もないから詳しい事は、わからんが。 GVL graft versus leukemia 効果は、ともかく、GVM効果は、本当に あるのかい。
11 :
9 :02/03/03 19:54 ID:mbp0gQpC
>>10 ご指摘ありがとうございました。
勉強不足でした。
しかし、確かにGVM効果は難しいでしょうな。むしろ、自己免疫性疾患の方に活路ががあるような。
12 :
JJJ :02/03/03 21:43 ID:Ecqph+lR
>1 よく勉強されているようですね。 是非とも血液内科を選んでください。 将来のことは分かりませんが、少なくともうちの医局は人手不足が続いてます。
PBSCTは結局廃れる運命
14 :
卵の名無しさん :02/03/04 02:50 ID:xdyC3v+r
ミニ移植は、高齢者や全身状態が不良な患者にやることが多いからうまく いかないねえ。
15 :
卵の名無しさん :02/03/04 17:20 ID:ndZp6JGJ
未確認情報だしたろ.膵臓癌にミニ移植が著効するらしいぞ.今世界中で実験中だと.九大とか
16 :
>15 :02/03/05 15:24 ID:uYtPAOA6
九大は、肝細胞癌にもミニ移植を施行しているんじゃなかったかな?? 記憶があいまいでさだかでは、ないが。
17 :
>1 :02/03/06 01:16 ID:zNtCeIxx
うれしいねー。血液内科に興味持ってくれるなんて・・・。 日本の臨床腫瘍学はこれからってとこだから、研究面でもおもしろいよ。 血液腫瘍で化学療法や全身管理に慣れとけば、固形腫瘍にしても応用ききますよ。 名大とか血液が1内はってるとこなんだったら、もー絶対に入局しちゃえ。
18 :
卵の名無しさん :02/03/06 01:43 ID:5+uCJiOH
>15 膵癌に効いたけど、パフォってステったらしい。 今のところpromissingなのは、RCCだろうな。
19 :
う〜ん :02/03/06 20:11 ID:IF4TkB8v
NK細胞は、癌細胞を攻撃するのだろ。それを使って、なんとか癌治療できない かな??外科的に切るのは、特に再発する可能性の高い臓器の癌では、どうかと 思うがね。再発したので、3回も肝切除を施行していた患者もいたぞ。そしてま た再発していたが・・・。
20 :
も :02/03/07 00:38 ID:y7Be8MZN
なんでさあ、 医者って、人が、よく死ぬ商売に興味持てるんすか!! 不思議! 1例でも、救えれば、楽しいのかいな? 腫瘍科なんて、救えないほうが、多いでしょ? うつに、ならんのっすか? 醍醐味を教えてちょ! お医者の気持ちがわからんやつより。(特に血内)
22 :
それにしても :02/03/07 01:35 ID:12H0udGO
血液は、骨髄にある多能性幹細胞から、赤血球、白血球、血小板系が生成され るなんてなんかすごいね。まあ人間ももともと受精卵からできたのだけどね。
23 :
それにしても :02/03/07 01:38 ID:12H0udGO
骨髄移植のドナ−になることは、少し抵抗は、あるが、末梢血幹細胞 移植のドナ−になるのならまあなんとか許せるかな。G-CSFって何か 大きな副作用があるのか??
なんか知ってる話なので嬉しくて出てきますぅ 血液幹細胞は肝臓やら心筋やらにも分化するみたいですよぉ >23 腰が痛くなる。脾臓が破裂する。将来白血病とかになる。
25 :
>24 :02/03/07 02:02 ID:iwk2GcNX
え〜G−CSFってそんなに危険なんですかあ。それならば、骨髄移植の 方がいいかも・・・。
26 :
でも :02/03/07 02:04 ID:iwk2GcNX
G−CSFの方が移植後の患者の白血球増加がはやいみたいだね。
27 :
卵 :02/03/07 18:43 ID:vrLtEnBZ
俺も4月から6年生だけど、臨床の講義では、血液が一番おもしろかったな。 でも親が消化器科で開業しているから、消化器に行くことになるだろうな。
友人に聞いたところ 腰が痛くなるのはほぼヒッパツですが, 脾臓破裂は世界で1件報告があるだけで 白血病になる危険は理論上ありうるというにすぎず証明はされてないようです 失礼いたしました。
29 :
卵の名無しさん :02/03/08 12:44 ID:9arZD7Z9
血液ばんざ〜い
30 :
ヘボグロビン ◆Jo4hrQXg :02/03/08 18:12 ID:ATX8/0fw
スイマセン。質問なんですが、煙草を吸っている人と そうでない人の血液ってお医者さんが検査したら分かりますか? 分かるんでしょうがもしそうなら、どれくらいの精度でわかりますか? 例えば一日の喫煙量が約5本と20本程度の差を血液検査で見抜けるのでしょうか?
31 :
血液内科医 :02/03/08 20:20 ID:Gn4KeY1r
>30ちゃん 通常の検査では聞いたことないな〜。喫煙者を見分ける検査なんて・・。 でもヘビースモーカーは白血球数が増えるのよ。 検診で白血球増加を指摘されてくる人のほとんどは喫煙者。1万2〜3千程度までで 分画正常なら、まず喫煙の影響でしょう。
32 :
も :02/03/08 23:12 ID:srJOLDrq
ねえねえ、聞いていい? 300と75 どっち使います???
33 :
>32 :02/03/09 01:11 ID:QLbrHCEW
high dose VP16とかあんまりへこまないケモなら75をs.c. mobilizationもへこまなければ75 leukemiaなどでへこむときや移植後は、300/sqmをdiv 本気でmobilizeするとき、もしくはhealthy donorのときは 300/sqm s.c. 保険上認められてる量をいっぱいいっぱい使うこともあり。 300と75ってことはfil限定だが。。lenoやnartoも使ってあげてくれ。
34 :
血液内科医 :02/03/09 02:13 ID:H0yxAKV1
>も(32)ちゃん 33先生のおっしゃるとーり。 PB採取の時は、もっと(8μ/Kg)使っちゃったりもするけどねー。
35 :
も :02/03/09 09:00 ID:LppuExf5
移植なんてやってないよ。 MMケモで、300はどう?
36 :
も :02/03/09 09:03 ID:LppuExf5
まちがい。 MLケモで、300皮下x7日。どうよーー!!! ちなみに、0.9m2ばあさんでっせーー!!!
37 :
>も :02/03/09 13:04 ID:bTa2OK49
lymphomaのケモくらいなら75皮下で充分では、myelomaも同様。 しかし、体表面積1以下って・・・・
38 :
も :02/03/09 16:56 ID:lCT3VMwi
でも、入れちゃった時、どうなのさ!!!
39 :
血液内科医 :02/03/09 20:14 ID:2ERWOxtW
>も どーして300も入れちゃったの?。理由をのべよ・・。 おばあちゃんのリンパ腫なら減量CHOPまたはT-COPかな?。 基本レジメンは3週毎なんだから、この程度のケモならG−CSFはいらないことも 多いけど・・。 ただ5〜6コース目とかガクンと好中球が減ることもあるからNt.500未満なら 使ってよし。75でも300でも。(このへんはセンスだと思うが・・) 採血2〜3回/Wぐらいしてんでしょ?。
40 :
>38 :02/03/09 21:36 ID:8eMRWLF3
使っちゃったんだったらしょーない。 顆粒球数増えるまで使い続けましょう。 75でも300でもs.c.でも、divでも、効果も副作用も大差ないから。
41 :
も :02/03/09 21:45 ID:9jOX6FiH
>39 理由は、決まってんでしょ! 減ったからでしょ? 100だったみたいよ。 だけどさあ。。。 言ってやってよ!消化器”部長”主治医せんせによう!! しかも、ばあちゃん、一発目だぜ! なにかあっても、しょちしないって、同意とったでしょうに。。。 まったくもう! >40 まあね。だと、思ったけどね。。。
42 :
血液内科医 :02/03/09 22:13 ID:siD/pt8/
>も 「も」ちゃんが主治医じゃないのか・・。減ったから使ったのはわかるけど 75じゃなく300にした理由を聞きたかったわけ。 軽いケモでも老人の場合は(1発目でも)強い骨髄抑制かかったりすることあるけど 慣れてないとビックラするかもね?。 でも、75と300で造血回復期間に大差はないよ。だから重症感染でも合併してなければ 75でいいわけ。 レセプトとおれば、まぁいいけどね。
43 :
も :02/03/09 22:23 ID:9jOX6FiH
>75じゃなく300にした理由を聞きたかったわけ。 わしも、聞きたいかった。 何年目血内か、わかんないけど、うちの、部長せんせに言ってやってほしいよ。 あと、ちょっぷって、 びうぃーくりでないのん? まあ、もちろん、ばあちゃんは、びびって、それどこじゃないみたいだけどね。
44 :
腫瘍内科希望 :02/03/09 23:06 ID:gAQDYNKu
皆様、はじめまして!腫瘍内科希望です。まだまだ日本では知名度が無いのですが、 ケモを入院で外科がやっているのは日本ぐらい。もっと、内科がケモ外来などの バリエーションを出して、患者のライフスタイルにあわせた医療をしたいですね。
45 :
>43 :02/03/10 00:51 ID:+Y4I5x1l
ちょっぷげんぽうは3週間ごと ばいうぃーくりーもあるけど、治療期間を短縮しようとした変法でG-CSF併用じゃないとツラい。 それと、骨髄の貧弱な高齢者には不向きだねぇ。
46 :
も :02/03/10 00:57 ID:MM3Axr5C
そうだったのかあ。 うちでは、2Wしか見たことないからなあ。 リツキのときも、2Wだったからなあ。 ま、そういうことだったのね。ありがとさん!せんせ! ところで、あなたは、ボコ?
47 :
血液内科医 :02/03/10 01:21 ID:W1HpD5yy
>も リンパ腫に限らず、ケモはdose intensityっていって薬剤の投与量×治療間隔 が大事なの。現在なおリンパ腫の標準治療はCHOPだけんど、これは3週毎。 bi-weeklyにすると計算上は1.5倍のintensityがあるわけで、さらなる治療 成績の向上が期待されてるんだ。でもまだRCTでの、きちんとした結果 (生存率の向上)は示されていないわけ。 リンパ腫の治療法の選択は(CHOPとbiーCHOPは別の治療なんです) 組織型とリスクファクターで決定されるべきものだから、CHOPで十分な 生存が期待できるケースでは2週毎の投与は非難の対象となりますです。
48 :
も :02/03/10 01:26 ID:MM3Axr5C
2Wやってんのは、わしじゃなくて、当院の血内どのなので、 真相は、怖くて聞いたこともないが、 そんなもんかのう。
49 :
も :02/03/10 01:30 ID:MM3Axr5C
ところで、ドキソとピラって、どう?
50 :
血液内科医 :02/03/10 01:32 ID:W1HpD5yy
>も RCT=無作為化割付比較試験 この場合は「万人に認められた、標準治療であるCHOP」に対して「biーweekly CHOP」が勝るかどうか(生存期間の延長)を確かめるための試験ね。 まだきちんとしたRCTをやってCHOPに勝てた治療法ってないのよ。
51 :
も :02/03/10 01:36 ID:MM3Axr5C
でもさあ、ちょぷ、のさばりすぎでない? 逆に、それで、みんな治っちゃう、すばらしい法ってこと? 効かん場合、どうすんのさ?
52 :
血液内科医 :02/03/10 01:37 ID:W1HpD5yy
ドキソルビシン(アドリアシン:ADR)とピラルビシン(THP)?。 THPは心毒性が少ないってのがウリだけど・・、老人以外には使わないなぁ。 やっぱりエンドキサンとアドリアがリンパ腫のキードラッグだから。 みんなはどんな意見かな?。
53 :
血液内科医 :02/03/10 01:41 ID:W1HpD5yy
>も CHOPのさばりすぎ=その意見は正しい。 でも一番安価で有害事象(副作用)も一番少ない。さらに生存期間ではまだ 他治療が有意に超えられず・・。
54 :
も :02/03/10 01:54 ID:kw2HhiVx
うちの血内は、アドと、ピラを使い分けてる!!! どういう基準か、わからんが??? ところで、もっかい、 ちょぷで、だめん時、どうすん?
55 :
血液内科医 :02/03/10 02:13 ID:W1HpD5yy
>も ではシュミレーションを。 まず初回治療にCHOPを選択するのは、病理組織型が中高度悪性群(まぁ これが一番多いタイプでいわゆる普通のML)の非ホジキンリンパ腫です。 CHOPの初回奏効率は70〜80%ぐらいでしょうか。この質問の場合は 初回治療不応例ということだと思いますが、この場合はまずもう一度、組織を確認 しますな。ATLだったり肺がんだったり・・いろいろありました(病理の悪口は 言いたくないけど)。 ただMLでも初回治療不応例はいるわけで、前治療での骨髄抑制が回復しだい サルベージに入ります。これは各施設で決まっているでしょうが、標準的な(おすすめ の)治療はありません。予後は極めて不良なのでエンドキサン大量+PBSC採取とか 各ケース毎の適応によって変わります。 再発例では緩解期間によっても変わりますが、やはり大量療法→移植という段取りでは?。
56 :
も :02/03/10 02:16 ID:kw2HhiVx
ふうん。 いろいろ、難しいんだね。 ところで、細胞の診断って、いっさい、病理の人がやるの? 血内ドクは、けんびきょ、見ないの?
57 :
血液内科医 :02/03/10 02:20 ID:W1HpD5yy
う〜ん。白血病ならみるけど・・。 組織診断は通常の染色以上に免疫染色が重要だから。 CD何番とかあるでしょ?。あれは病理に頼まないとできない。
58 :
も :02/03/10 02:22 ID:kw2HhiVx
染色やってもらったのを、ドクが見ると思ってた。
59 :
卵の名無しさん :02/03/10 02:22 ID:XmbNncFO
CHOP以後dose intensityを高めたものや、AraCとかプラチナかませたやつとか出たけど、 結局、CHOPを超えられず。。(1993年のNEJM)、それで、CHOPがstandard therapyになっています。 うちは、high~intermediate以上はCHOP×6後にauto PBSCTに行ってます。 サルベージはこれといっていいのはないですな。 ESHAPとかCHASEとか、どれも大きな差は出ず、、harvest regimenとしてはいいんだけどね。
60 :
へまとろじすと :02/03/10 02:24 ID:XmbNncFO
病理は、、骨髄はみるけど。。。リンパ腫は、見ません、分かりません(笑)
61 :
血液内科医 :02/03/10 02:26 ID:W1HpD5yy
そうそう!。59せんせの施設もそうですよね。 >59せんせ 病理についてはどうですか?鏡見までしてます?。
62 :
血液内科医 :02/03/10 02:28 ID:W1HpD5yy
骨髄は逆に病理の方がわからんみたいで、よく聞かれる。 リンパ腫は組織分類が莫大だから、もー臨床家じゃ〜わからん。
63 :
へまとろじすと :02/03/10 02:29 ID:XmbNncFO
>61 骨髄は塗抹も生検標本も見ますが、リンパ腫は、みても分かりません。 他科からの依頼だったりすると、取り敢えずお茶を濁して病理に回す。。
64 :
も :02/03/10 02:30 ID:kw2HhiVx
>60 57とは、逆のようですが。。。 >59 (@_@)。。。苦しくなってきたが、 まあ、大したのは、ないってことでしょうか。。。 リツキは、どうですか?
65 :
へまとろじすと :02/03/10 02:31 ID:XmbNncFO
たしかに、病理は骨髄は苦手みたいですね。 くろっとも、結局スメアの所見を参考にレポートだしてるし。
66 :
血液内科医 :02/03/10 02:34 ID:W1HpD5yy
リツキとはリツキシマブ?。 も君よくしってるね〜。感心しました。 あれはいいよ〜。
67 :
へまとろじすと :02/03/10 02:35 ID:XmbNncFO
>も 60です。57と一緒と考えてもらっていいです。 血液臨床医→骨髄は見るけど、リンパ腫はムリ。 病理医→リンパ腫は見れるけど、骨髄は意外に苦手みたい。 たいしたサルベージはないってことですな。 EPOCHは意外にいいセン行ってるみたいだが。。 リツキサンはいいですね。いまのところ適応が絞られているけど、 そのうち広がるでしょう。 R-CHOPはいい成績がpublishされてきています。
68 :
も :02/03/10 02:36 ID:kw2HhiVx
>66 いいの? 抱き合わせはちょぷ以外何?
69 :
へまとろじすと :02/03/10 02:36 ID:XmbNncFO
良スレの予感。
70 :
血液内科医 :02/03/10 02:39 ID:W1HpD5yy
抱き合わせは、やっぱりCHOP。これが標準療法だから。 CHOP以外に抱き合わせる相手は、まだ見つからず(前述の理由)。
71 :
も :02/03/10 02:42 ID:kw2HhiVx
>67 ふうん。まあ、どっちも、見るってことか。。。 白血病のときは、血内ドクが見て判断するって、ことかな。
72 :
血液内科医 :02/03/10 02:43 ID:W1HpD5yy
>も そーだよ。骨髄のトマツは自分で染色して病理には出さない。
73 :
へまとろじすと :02/03/10 02:43 ID:XmbNncFO
併用は基本的にはCHOP、なぜなら、standard therapyだから。 CHOPが効かなくてサルベージをするんだったら、それに組み合わせてもいいんじゃないでしょうか。 とりあえず、週1回毎×4でもいいし、各クール毎に投与してもいいんじゃないかなぁ。
74 :
も :02/03/10 02:44 ID:kw2HhiVx
ふふん。 うちの血内は、別のを合わせてるよう!! そっか、プロで、解からんのに。。 どうりで、探してもないと思った!
75 :
血液内科医 :02/03/10 02:46 ID:W1HpD5yy
>も でも血液検査室には骨髄だして、いっしょに見てもらう。みんなでカンファ風に。 白血病も最近は形態診断のみではないからね。
76 :
も :02/03/10 02:47 ID:kw2HhiVx
>72 えっ! 血内ドクは、自分で、染色セット持ってんの?! HEのみ?他にも、自分でやるの?
77 :
血液内科医 :02/03/10 02:50 ID:W1HpD5yy
>も でも血内のかんばん出してるとこなら、あまりいいかげんなことはしてない と思うよ。なにか自分たちの色を出してるのか?(これは適応が大事だけど)。
78 :
血液内科医 :02/03/10 02:51 ID:W1HpD5yy
メイ・ギムザ染色ね。医局に染色液おいてあるの。入局したら最初に覚える。
79 :
も :02/03/10 02:55 ID:kw2HhiVx
>78 ええっ! スライドグラスとか、キシレンとか、医局において、やってんの?! 自分達で、液やら作るの?
80 :
血液内科医 :02/03/10 02:56 ID:W1HpD5yy
簡単だってば!。
81 :
も :02/03/10 02:57 ID:kw2HhiVx
うちさあ、 田舎でさあ、 血内ドク、一人でやってんだよね。 夜中、2時に、内服オーダしたり、 次ぎの日も、夜7時まで、注射予約だしたり、大変だなあ。。。
82 :
も :02/03/10 03:00 ID:kw2HhiVx
>80 でも、医局、キシレンくさない?(ハハ) >78 昔、メイギムザと、ギムザって、見た目そう変わらん気がしたが。。。
83 :
血液内科医 :02/03/10 03:00 ID:W1HpD5yy
それは、すごーく大変だと思うよ。 新しい情報もナカナカ入りにくいし・・・。おれはネーベンいてよかった。
84 :
も :02/03/10 03:02 ID:kw2HhiVx
大変なんだね。。。 だから、いっつも、急いでで、不機嫌なんだ。。。 おおめに見てやろう。。。
85 :
血液内科医 :02/03/10 03:07 ID:W1HpD5yy
そーそー。 血液悪性腫瘍は、どうしてもケモ感受性があるから、再発でもケモ不応例でも 効くまでケモしちゃうから・・。最後はケモデス・・・疲れるよ。
86 :
血液内科医 :02/03/10 03:10 ID:W1HpD5yy
ヘマトロジスト先生は外来か病棟にでも呼ばれたのか?。 それとも寝てしまったか?。
87 :
も :02/03/10 03:11 ID:kw2HhiVx
>85 お疲れ様でごさいます。 ところで、リンパ腫は、血液腫瘍に入る? 血内でやってる? ソケイに出たり、口腔にでたりするでしょ? 口腔は、歯科、脳内は、脳外とか、ちょっと、やってるみたいけど。。。
88 :
も :02/03/10 03:13 ID:kw2HhiVx
>86 お忙しく、寝てしまわれたと思われ。。 わしも、来週、恐怖の当直3連ちゃん。 嵐の前の静けさですたい。。。
89 :
血液内科医 :02/03/10 03:15 ID:W1HpD5yy
うちでは全部、血内です。リンパ節以外から発生(節外性リンパ腫)するのは 基本的には予後悪いけどね。
90 :
血液内科医 :02/03/10 03:19 ID:W1HpD5yy
しかし、も先生はかなり勉強されてますね。 自分は専門以外はさっぱりです。
91 :
も :02/03/10 03:24 ID:kw2HhiVx
>89 ふんふん、なるほど。 ばあちゃんは、それだと思うな。 >90 いや、わしは、ほとんど、勉強は、してないっす。 たーまたま、すごく特殊な、遍歴をもっているだけっす。 わし、ドクでもないしね。 ところで、何年目っすか?
92 :
血液内科医 :02/03/10 03:26 ID:W1HpD5yy
この道ひとすじ13年ほど・・。
93 :
も :02/03/10 03:32 ID:kw2HhiVx
ふんふん、お疲れ様で、ございます。 いろいろ、大変な職とは、存知ます。 わしは、特殊な過去5年と、コメヂカル4年といったとこでやんす。 本日は、いろいろ、教えていただき、有難きでした。。。
94 :
血液内科医 :02/03/10 03:39 ID:W1HpD5yy
とんでもございません。 こちらこそ、遅くまで当直の相手をしていただき感謝の念にたえません。 また、お会いできれば幸いです。
95 :
?O¨?U¨?AE?e¨?¶?・?AE :02/03/11 01:08 ID:7W020mRS
良スレあげ
96 :
ヘマトロジスト :02/03/11 01:30 ID:7W020mRS
血液内科医って、これは俺だから助けられた!って自己陶酔に陥ることが多いんだよねー。 そんな自分も。。 血、噴き出しながらやってきたハタチのNK leukemiaの女の子が元気になったなぁ。 あれは、おれだったから・・・ たまーにしか上手くいかないから言いたくなるんだよね(ワラ
97 :
も :02/03/11 02:02 ID:zdyIKYIl
なるほど、 やはり、それが、血内の醍醐味なのですね!! (しかし、まじな話、逆もあることでしょうに。。。 くじけず、がんばって下さい。。。)
98 :
>も :02/03/11 02:05 ID:7W020mRS
昨日は途中オチしてすまんでした。 血内の醍醐味っていうか、そこがなくなったらやり手がさらに減ると思われ
99 :
血液内科医 :02/03/11 22:29 ID:LfGaGxUd
血液内科の醍醐味(とまでは言わなくても、まぁ良いところ)は外科からも頼りに されるところかナ?。 消化器なんかだと内科のできることは外科が全部できちゃうでしょ・・。 うちの病院は外科が症例数も研究も売上もダントツなんで内科のことは、遊んでるヤツと 思ってるらしい。 そんな中で、外科の半分の人数でタメはれちゃう(そのかわり同じぐらいキツイけど)のは 血液内科だけ。 絶対に外科が入ってこれない分野だしね・・。 てるし。
100 :
卵の名無しさん :02/03/12 16:34 ID:LC7ZAk89
なるほど、血液は、外科が入ってこれない分野ですね。でも血液の患者さん、 なんか少なそうだから、血液内科医は、過剰になったりしませんか??
101 :
卵の名無しさん :02/03/12 17:22 ID:qB+aNaal
宝島社の病院実力ランキングは面白い。 それによれば、病院の実力はその病気の患者数で あらわされる。そうすると、大都会は病院が多い から白血病の患者も分散してしまって少ない。 どこが多いんだろう?
>>101 雑誌のランキングなんて当てになりませんよ。
編集部はそれぞれの病院に連絡し、金銭を受け取ることによってランキングに掲載しているんです。
つまり、これは一種の「広告」の役割を果たしていることになります。
これは周知の事実だと思っていたんですが…
103 :
卵の名無しさん :02/03/12 17:40 ID:qB+aNaal
>>102 みてから言うこと。
各々の病院の心臓の各種手術数、肺がん、乳がん
食道がん、手術数が出ている。
どのデータがあやしいと思うか?
104 :
血液内科医 :02/03/12 19:15 ID:FJHTMac7
>100さま 血液内科医が過剰になることは、まず考えられないです。体力勝負で人気ないから。 日本で「臨床腫瘍学」というものに一番似ている仕事をしているのは血液じゃないかな?。 もちろん、国立(及び一部の県立)がんセンターは基礎研究も含めて別格だけど。 緩和医療やターミナルケアまでやることは多いですよー。
105 :
血液内科医 :02/03/12 20:38 ID:FJHTMac7
>100さま あと血液疾患って確かに多くはないけど、見る医者も多くないから需要度は高いと思うよ。 社会の高齢化によってリンパ腫やMDS(骨髄異型性症候群)なんか増加しているから。 でもやっぱり内科の中ではキワモノかな?。 >101さま データみてないからわかんないけど、病院の実力を測るものさしって難しいですよね?。 患者数で評価してくれるのは臨床医としてはうれしいけど、ベッド数の多いとこが有利。 比較的小さな施設でも、がんばっているところはあるし・・・。 治療成績で実力を測るとリスクの高い症例や老人を診ないところのほうが良くなっちゃう。 急性白血病の発症率は人口10万:7〜8人ぐらいだと思うので、人口当たりの血液内科医 の多い(と思える)都内および名古屋市内などでは、一施設あたりの新患数は少ないかも・・。 でもその他の地域では急性白血病を診る病院は結構きまってるんじゃないかしら?。 JALSGの登録例数なんかみれば、どこが多いかわかるけど・・。
106 :
も :02/03/12 23:42 ID:Yh7C9OcL
ね、 JALSGのプロトコル、どっかで、配ってない? 会員じゃないし。。。
high grade以外のリンパ腫なんかは 放科に廻した方が話が早いような・・・。 現状ではPBSCTがEBMとなる可能性は低いとEBMマガジンに載ってたな。
108 :
名無し :02/03/13 00:21 ID:0TYgTaoM
私、後天的な寒冷凝集素症なんですよ。 これって原因は何なんでしょうか
109 :
:02/03/13 00:35 ID:nlyjy6di
素人目には連戦連戦 ほとんどが負け戦という感じがして 血液内科という分野は大変だT路重いmass
>108 寒天を用いた冷菓の過食によって惹き起こされるアレルギーです
111 :
108 :02/03/13 00:51 ID:0TYgTaoM
一つも面白くない。 この板でまでセンスのない馬鹿は相手にしたくないな。
バカ相手だからこれでいいんだよ 自分で調べろ! バカ!
113 :
108 :02/03/13 00:58 ID:0TYgTaoM
自分で調べてわからないから書き込んでるんだろ! それくらいわからないかな
114 :
108 :02/03/13 01:02 ID:0TYgTaoM
それにしても、110のような寒いばかりで何のセンスもオチもない レスがどういう頭の構造から出てくるのか不思議だ。 このスレ、わりとまともだと思ってちょっとは期待してたのに。
115 :
血液内科医 :02/03/13 01:28 ID:3oQlSqLE
>「も」さま プロトコールは会員施設以外には配らないような気がしますね。標準療法(そもそも 急性白血病にはこれが存在しない・・)とは違って、あくまで臨床試験だから。 >107さま 貴施設でのactivity、血内<放科ということでしょうか?。きちんとした治療が行えれば 何科でも良いとは思いますが・・。放射線単独がよろしいのは、限局期のホジキンぐらい でしょう。low grade lymphomaはR−CHOP、intermediateもケモが必要だから放治 はbulky massなどへの後照射のみでは?。 PBSCTのEBMは適応を絞り込むことで解決できるのでは?と考えています。(なんでも かんでも、やるってのはだめですね)
116 :
も :02/03/13 01:39 ID:ZfsTuEzX
97とか、終わってんので、いいんだけど。。。 ところで、今は、何使ってんのかな? high dose Ara-C は、どうかな?
117 :
血液内科医 :02/03/13 01:46 ID:3oQlSqLE
>108さま 後天的な寒冷凝集素症=2次的な寒冷凝集素症と考えてよろしいでしょうか?。 いわゆる慢性型(特発性)の寒冷凝集素症も先天的ではないように思いますので・・。 2次的な寒冷凝集素症としてはマイコプラズマ肺炎や伝染性単核球症に続発する ものが知られています。感染症に引き続いて、急激に発症したりします。 あまり詳しくないので、間違いがありましたら、どなたか訂正をお願いします!。
118 :
卵の名無しさん :02/03/13 01:48 ID:50Sd1uc5
内科で移植ができるのは、血液だけ!!
119 :
へまとろじすと :02/03/13 01:58 ID:UyL71AMG
>116 NHLに対してでしょうか?HDAraCはサルベージとして一定の評価はありますが、 NHLに対してHDAraCは保険適応になっていません。何気なく見逃してもらえることもあるみたいですが・・ 特に移植前処置はね。 AMLに対しては、保険適応が認められただけあって報告が多く見られます。 あとは、バーキットに対するHDMTX-HDAraCをsequentialに行くヤツとか、マントルに対してはいいみたいだが。。
120 :
Tc :02/03/13 02:07 ID:kSL0L2TY
>115 んー懐かしい話を、、 今時 NHL に照射って言ったら Stage I-II で、CHOP 三回に局所 40Gy といった使い方の方が多いのでは?>XRT
121 :
血液内科医 :02/03/13 02:08 ID:3oQlSqLE
>もくん あいかわらず、くわしいね〜。ほんとに血液内科医じゃないの?。 AML97プロトコールが終わったのって、つい最近だよ(笑)。
122 :
へまとろじすと :02/03/13 02:09 ID:UyL71AMG
>108 冷式自己抗体が出来ちゃう訳だけど、血液内科医さんが書いてあるとおり、 あとは、リンフォーマとか悪性腫瘍に続発することもあるみたいです。 リンパ腫に合併した、寒冷凝集素症を一例、温式抗体によるAIHAを一例みたことある。 あと、輸血しようと思ってクロス出したら、凝集してて、ずーっと暖めてもらってクロスしたら凝集しなかったって人がいた。 DQN研修医の頃だったから気づかなかったけど、寒冷凝集素症だったんだろーな。
123 :
へまとろじすと :02/03/13 02:14 ID:UyL71AMG
>120 stage I-IIでCHOP×3+局所照射はstandardですな。 だけどmediastinal B cellは、それじゃダメっていう報告もあるみたい。 確かにいっつも難渋してる。そんなに予後いいか?mediastinal Bって感じ。
124 :
:02/03/13 02:14 ID:TQiIfm3b
125 :
も :02/03/13 02:15 ID:5fppL2NZ
>121 そうなんかー 95と間違いたかな? まあいいけど、それ、もらえないかなあ。。。
126 :
血液内科医 :02/03/13 02:15 ID:3oQlSqLE
>Tc先生 おっしゃるとーりです。StageT-Uの aggressive lymphomaには、これが 標準療法ですよね。でも治療の主体は(うちの病院では)血内ですが・・。 まぁ放科がCHOPぐらいしてくれれば、いいんだけど。
127 :
へまとろじすと :02/03/13 02:18 ID:UyL71AMG
確かに「も」さん、詳しいですな。
128 :
血液内科医 :02/03/13 02:23 ID:3oQlSqLE
>もくん 白血病とリンパ腫のどっちに興味ありなの?。
129 :
血液内科医 :02/03/13 02:31 ID:3oQlSqLE
>も、125 O野先生に怒られたらヤダから、プロトコールはあげられないけど、さわり だけならJALSGのHPで見れると思うよ。
130 :
へまとろじすと :02/03/13 02:31 ID:UyL71AMG
リンパ腫のサルベージもだけど、ALLのケモもstandardなものはないですね。 血液内科医さんのところはどうしてます?JALSGですか? うちは、JALSGを基本にしながら、関連施設もばらばらですが・・
131 :
血液内科医 :02/03/13 02:41 ID:3oQlSqLE
>へまとろじすと先生 うちは全例、JALSGです。登録しないとカンファでつるし上げです(爆)。 ALLは地固めが長いんですよね〜。髄注も多いし・・。
132 :
へまとろじすと :02/03/13 03:10 ID:sK7aI7Iu
つ、つるしあげ・・・ おそろしや。。。 そうそう、ながーいんですよね、これが。 うちは、JALSG施設ではありませんので、さくっと移植にいったりも。
>>123 バルキー縦隔病変を持つmediastinal large B cell with screlosis
なんかはstageUでも治療成績悪いですね、しっかりCR−Uに持ち込むまで
化学療法行うこととがっちり放射線療法が必要でしょうか。
照射野のgeometrical missも治療失敗に一因となってる気がします。
CHOP間にinterval regrowthする場合レジメンを如何されていますか?
134 :
卵の名無しさん :02/03/13 17:55 ID:1g8muTs0
このスレいいね。
135 :
へまとろじすと :02/03/14 00:37 ID:RqEfaYns
>>133 CHOPでinterval regrowthする場合は、salvage+radiationをconcurrentにやったりし
てます。
例のごとくsalvage regimenはばらばらです、EPOCH,ESHAP etc
効けばsensitive relapseと考えて、auto PBSCTへ突入でしょうか。
optionとしてrituximabは使いたいなーって考えてます。早く適応通りませんかねぇ。
136 :
108です :02/03/14 22:50 ID:hf4IP5ss
>>117 さま
遅くなりましたが、大変ご丁寧なレスありがとうございます。
「2次的な」という正確な意味がよくわからないのですが、
ある時期から突然この症状に見舞われるようになったものです。
血液検査で突然異常値が出て再検査となり、その時に寒冷凝集
と医師に言われたものです。
137 :
へまとろじすと :02/03/14 23:29 ID:8hRAMggb
>>136 2次的なというのは、感染症なり腫瘍なり自己免疫疾患なりがあってそれに引き続いて自己の赤血球に対する抗体ができるということだと思います。
自己抗体が悪さをして寒冷により血球の凝集、溶血が起こるって事だと思います。
138 :
血液内科医 :02/03/14 23:55 ID:wkL4IAt0
>136さま えーっと「2次的」というのは、「先行する何かに引き続いて・・」というような 意味です。この場合はマイコプラズマ肺炎などに続発して、寒冷凝集素症となる時 に使います。寒冷凝集素はIgM型の自己抗体ですので、この自己抗体ができて しまった原因が、多くは不明(原因不明を特発性という)なのです。 しかし、この自己抗体を(まれに)作り出してしまう疾患が、いくつか知られていて それがマイコ肺炎とかだったりします。 136の文面を読む限りは、特発性(ようするに関連すると思われる先行疾患のない場合) のような感じですね。この時は、原因不明と言わざるを得ません。 いずれにせよ、いつもなるべく暖かくしていてください。 血液内科医も多少は免疫学をかじっていますがワタクシは浅学のため、これ以上は ご容赦を・・・。
139 :
血液内科医 :02/03/15 00:01 ID:MSWCNmLE
あっ、へまとろじすと先生が先に答えてくださっていた・・。 気づかずに長文レス、申し訳ございませんでした。
140 :
108です :02/03/15 21:34 ID:F8rWYjA1
>137:へまとろじすとさま、138:血液内科医さま 前回に引き続き、ご丁寧な解説ありがとうございます。 今のところ、医師の話ではマイコプラズマ肺炎の気はないと 言われています。ですが同時に、原因は不明だとも。 骨髄の検査もしましたが、異常はないようです。 アドバイスいただいているとおり、いつもできるだけ暖かく しています。今日みたいな暖かい日(@東京)でも、外を 歩くときはライナー付きコート+手袋です。 それにしても、原因不明というのはとかく不安なものです。 例えば、ハードワークによる肉体的な疲労からくるという ようなこともあるものなのでしょうか。 ともあれ、早く本格的な春になってほしいと実感しています。
141 :
へまとろじすと :02/03/16 01:03 ID:PEhy9SkO
>>140 原因はなかなか分からないかも知れませんが、 お大事に。
一病息災っていう言葉もあるくらいですから・・
142 :
へまとろじすと :02/03/16 01:50 ID:OGAIzKjW
ところで、固形腫瘍の治療の方はどうなっていますか? トピックスは、やっぱりmini-transplantation?今のところ腎癌(clear cell carcinoma) が良さそうですね。 メラノーマは免疫療法が良さそうだけど、miniはダメみたいだね。 分子標的療法も盛んだねー、ハーセプチン、Iressa、STI571→GISTと。 ケモでは、JCOGからSCLCのCBDCA+CPT11の成績がNEJMに出てましたね。 NSCLCには、やっぱり新規抗癌剤はダメー? 婦人科、耳鼻科領域も結構強くケモってるけど、今どんなの使ってる? タキソ(doceもpacliも)とかジェムとか使ってるのかなー 情報キボンヌ
143 :
も :02/03/16 07:12 ID:5odNjt6x
pacliは、weeklyが流行ってる。 HerU陽性は、なかなかいなくて、使えない。
>>142 ケモでは、JCOGからSCLCのCBDCA+CPT11の成績がNEJMに出てましたね。
おいおい、CBDCAじゃなくてCDDPだろ、medical oncologist が間違えるなよ。
Irinotecan plus Cisplatin Compared with Etoposide plus Cisplatin for
Extensive Small-Cell Lung Cancer
>>NSCLCには、やっぱり新規抗癌剤はダメー?
GEM、TAXANEを用いてCDDPを除いたレジメンがCDDPを入れたレジメンに同等である
というのがlancetに載ったけど、結局V期以上の生存中央値は1年前後、現在では
治癒させる目的ではなく、経済効率が主体じゃにのかな、脱CDDP(要入院)あと
欧米では放射線治療の報酬がとても高いので、脱放射線(脳転移以外)みたいな方向
もありそう。
145 :
へまとろじすと :02/03/16 10:38 ID:+gGBJXtC
しすかんぷとやった。。。 鬱だ視能
146 :
卵の名無しさん :02/03/16 10:58 ID:SX4DWHQq
薬屋様の手下のmedical oncologist。効かない抗癌剤の大量販売の尖兵 として日夜頑張っています。 新規レジメは薬屋様の御命令によって決まります。
147 :
血液内科医 :02/03/16 19:24 ID:LfSzgass
JCOGに参加していると、臨床試験って学問なんだなぁ・・と感じ入ります。 告知してIC取って、登録して・・。野戦病院の現場では忙しすぎて、信念がないと (洗脳されてる?)臨床試験の説明なんてやってられません。 でも血液以外の(1年生存をエンドポイントにするような)腫瘍では、もっと 大変でしょうね。
>>147 二年生きないから治療試験のデータまとめ安いんだけどな。
下っ端ーはローテートの研修医でいいわけだし。
149 :
へまとろじすと :02/03/17 01:37 ID:08WvSu0K
私たちみたいな痴呆の人間は、中央の方々のclinical studyには正直ついていけません。 ってゆーか、実行不可能です。人が圧倒的に足りないのね。雑用ばっかし。
150 :
血液内科医 :02/03/17 03:35 ID:mTddamWx
>148さま 観察期間が短い分だけまとめやすいのでしょうね。リンパ腫の試験なんて7年ぐらい かかっちゃうから(症例登録2年+観察5年とか・・)。 でも1年生存なんて、ICとるのは大変そう・・。
151 :
も :02/03/17 10:32 ID:UGKvLFHo
>144,145 血内ドクは、どうやら、シスとカルボ、 逆にしようとする習性は、あるようです。。。
>>151 DHAPはCDDP
ESHAPはCBDCAだっけ?
悪性リンパ腫に保険適応があるのはCBDCAだな。
BristolのMRの年収が1200万・・・鬱 誰のために働いているんだろう。
154 :
も :02/03/17 11:13 ID:n3/O9Zze
>153 ふふ。 患者さんのためではなくて?
>>152 今はグラント付きの論文を それだけで拒否してる
journalが多くなってきたから、
Briなんかはだめになるだろな。
CBDCAなんか発売されて10年以上で、
効くというエビデンスが全くない。それでもCBDCA+Taxolとかで
売ろうとしてる。
156 :
hematologist ◆lis7Sbsw :02/03/17 22:41 ID:0OBsOP6a
久々に来てみたら、血液内科の人が増えてて嬉しくなりました。 自分も、とある地方で血液内科医してます。実際は何でも屋 みたいなところがありますが・・・。 あ、へまとろじすと先生と紛らわしいようであればHN変えますが いかがなもんでしょうか?
157 :
血液内科医 :02/03/17 22:51 ID:EtZZb7je
>hematologist先生 この名前のままでも良いですよー。 でも、へまとろじすと先生や「も」さんの意見も聞かねば・・。
158 :
も :02/03/17 23:09 ID:wmCwuMAi
も。
159 :
◆08zVU3ss :02/03/17 23:14 ID:3jxSvL41
固形腫瘍のケモ、外科ばかり、 アジュバントケモ全盛だからかな? 固形腫瘍のケモなんて、血内のケモからすれば、 Suppressionもほとんど無いし、内科でも頑張っていきたいなあ。 (消化器内科) そういえば、レジデントの時、 Pro-mace-cyta-bomなんて、殺人療法もやったなあ。
160 :
も :02/03/18 00:34 ID:xy9Qz58P
ケモって、研修医の通り道なの? どうして、危ないの、任せるの? 度胸つけるため?
161 :
◆2wjrqHwc :02/03/18 00:48 ID:Vlp30SMq
ちなみに、おいら(
>>159 )はグループ制だったので、
レジメンの点滴伝チェックや、オーダーの確認など、
オーベンの指導の元です、行います。(あたりまえか。)
採血オーダーや、IVなどは、研修医の仕事でしたね。
内科レジデントとしては、一番内科の中で、勉強になったのでは?
と考えています。
血液やったこと無かったら、
全身くまなくリンパ腺探したり、胸の音聞いたり、
理学的所見、取れなかったと思う。
あんだけ抗生剤使ったのも、血液が最初で最後だし。
でもよくステったね。患者。
ゼクも年中入ってたよ。
APL、出血、ダラダラで挿管しなきゃいけなかったり、
確かに度胸は付くよね。
救命廻った後だったから、技はあったけど。
内科がすべて見届けることができること考えると、
一番内科的なのかな?
一生やっていけるかは別問題だけど。
162 :
も :02/03/18 00:50 ID:xy9Qz58P
ふうん、そうなんだあ。 大変なんだあ。 。。。だろうなあ。
163 :
:02/03/18 00:55 ID:Vlp30SMq
大学にいる血内の先生は、このあと、 大学を辞めたとき、血内での就職の道は、確保できているのですか? それとも、一般内科になってしまうのかな。 あれだけ大変な事こなしていて、血液を見ることできる病院て、 そんなに多くないよねえ? クリーンルームや、ラミナーフローが、 ある病院への就職ができないと、ちょっと寂しくならないかな?
164 :
も :02/03/18 01:06 ID:xy9Qz58P
うち、クリールームないよ。 血内ドク、ひとりで、がんばってる。 ちょっと、寂しそう。。
165 :
:02/03/18 01:12 ID:Vlp30SMq
一人だと、さすがに、 ロイケの治療はできないのでは? 突然急変ありだし。 体もたん。 年寄りMDSやrefractory lymphoma terminalくらいでは? あとは、PSL使うくらいの病気(AIHAとか)くらいかなあ?
166 :
も :02/03/18 01:16 ID:N3UuRmCb
AMLとか、やってるよ。 いつ休んでるんだか、 ようわからん。 夜中でも、昼でも、 いつも、出没する。
167 :
hematologist ◆lis7Sbsw :02/03/18 01:22 ID:vdSorFpm
まあ、純粋に一人の体制でやってけるかは確かに疑問だが・・・ うちは今、3人体制だけど、トップはほとんど病棟ノータッチ、 下は3年目だが、ほとんど使い物にならない。学会や講演会などの 出張の時にも携帯にコールもらうのと、普段の病棟ナースへの 教育で、なんとかやっているよ。完全主治医制で自分の受け持ちは 15-20人程度で8-9割がケモやっている。まあ、この春で異動だけど。 3年はやってきた。 ちなみに今日(昨日?)は重症患者のためまだ帰れませんけど。。。
>159 わー プロメースシタボム うわさの姫子、ならぬ治療、ですナ
169 :
名無しの名無しさん :02/03/18 01:23 ID:Vlp30SMq
大変ですよね。 ノイトロ下がったとき、どうしてんだろ? (コンソリくらいだったら可能かな?) いずれにせよ、体を大事にして欲しい。 いくつくらいの医師かしら?
170 :
名無しの名無しさん :02/03/18 01:25 ID:Vlp30SMq
171 :
成人病セ :02/03/18 16:36 ID:zajZXFR7
Bristol、Roche、AstraZeneca・・・薬剤メーカーの僕として 重症患者は月1000万を越える医療費を使わせて頂いています。 金かけても結局、患者はステルけど・・ 俺の年収900万・・・
血液内科まわって学んだこと。 白血球0でも人間は死なない 血小板0でも人間は死なない よ、よしあとはHbだけだなっ
173 :
名無しの名無しさん :02/03/19 03:01 ID:hKOGyMoF
でも、白血球0も血小板0だと、 主治医は生きた心地しないなあ。 両方が0のまんまの患者なんて滅多に診ないし。 (やっぱり血小板0だと入れちゃうと思うな。) 血内から離れてしばらく経つけど、 今まで経験した、一番の白血球増多はいくつだった? 58万までは見たこと有るけど。 専門の先生たちはいったいどこまで見たこと有るのかしらん?
174 :
血液内科医 :02/03/20 02:08 ID:hSDNJWBR
>173さま あれはCLLの方だったか・・末期で、もうケモしないと約束した人が亡くなる当日 90万ほどだった記憶が・・(でも、ここまでくると正確な値かどうか?)。 うちの血液検査室は優秀だから、希釈してでも数字を出してくれる(50万以上とかに してもいいのに)。 移植例でも白血球1とか3とか絶対に見つけて、0と報告しない(笑)。
>>173 >今まで経験した、一番の白血球増多はいくつだった?
生後1ヵ月児のALL。WBC;180万(もちろん希釈して測定)
採血したら、ドロドロの苺ミルクみたいだった。
そですねぇ。白血球0はともかく血小板0は輸血届くまで生きた心地しなかったよぉ。 それにしても白血球50万とか180万とかなんかものすごいなぁ
177 :
卵の名無しさん :02/03/20 03:38 ID:QD1aeR1/
178 :
あっくん :02/03/20 04:43 ID:gtd1h2eS
179 :
も :02/03/20 06:23 ID:ZQEcGpD1
>白血球0でも人間は死なない >血小板0でも人間は死なない 消化器ドクに教えてやりたい。。。
180 :
血液内科医 :02/03/20 14:19 ID:dcyd1WF/
>血小板0でも人間は死なない 結局、致命的な出血傾向というのは、血小板数以上に凝固・線溶系の異常の方が 怖いですねー。 血小板2万以上あっても、出血持続・・ケモやって、ようやく止血・・ なんてことも血液腫瘍ではけっこうあるし。
181 :
も :02/03/20 19:29 ID:pTfcKKJD
ふうん。なるほどお。 奥が深いなあ。。
182 :
名無しの名無しさん=159,161,173 :02/03/20 23:00 ID:JRXXVyHi
>>179 =も様
消化器・毒です。
>白血球0でも人間は死なない
>血小板0でも人間は死なない
理解してますよ。
でも2週間続いたら、自信ないな。
臍帯血移植なんて戻り悪いでしょ?
ドキドキするよねえ?
183 :
名無しの名無しさん :02/03/20 23:04 ID:JRXXVyHi
↑消化器内科です。
184 :
も :02/03/20 23:25 ID:OGGAlT5L
うーーん。 どこも、スリル感はあるのね。。。
185 :
どらいたっぷ :02/03/21 00:29 ID:hOoOmCHj
白血球の激増の血液みるとどうして白血球と言うか わかりますね。
186 :
名無しの名無しさん :02/03/21 03:59 ID:1aEkCjF4
そうですね。 あの白い層を、ケモで、やっつけちゃうんだからなあ。 ウン十万も白血球有ると、どうせRBC100-200万台くらいしかないから、 スメアも、数個に一個はWBCだからねえ…。 血液ガスも、あてにならなくなっちゃうし。 Leukapheresisは、いくつくらいから、みんなやられるのでしょうか?
187 :
卵の名無しさん :02/03/24 17:42 ID:WYs99Uux
up
188 :
卵の名無しさん :02/03/29 00:45 ID:3jxOfPZx
良スレあげ
189 :
卵の名無しさん :02/04/02 21:43 ID:PxAbp7PV
あ〜もう・・こんなに下まで・・・ あげとかなきゃ・・
190 :
卵の名無しさん :02/04/09 00:40 ID:Xh0zPMEd
良スレあげ
191 :
気になった名無しさん :02/04/17 00:27 ID:1nSdx0Pr
…ここ読んでいる人居ないのかなぁ…
192 :
も :02/04/17 01:36 ID:VTyM7Trl
しつもん! CHOPとTHP−COPは、 どういう使い分けですか!
193 :
NHL :02/04/17 01:39 ID:XYzvIaUg
リツキサン4回しか保険きかないけど、 4回で効くんですかね? 一応おわったけど。
194 :
も :02/04/17 01:45 ID:VTyM7Trl
ほう!! 保険が、4回なのか!なっとく! しかし、ほんとに、効くのかね? うちは、ぷっつり、止めちゃったようだけど。。。 効いてる様子、ある?
年寄りにはTHP-COPじゃなかったっけ。 あと心臓の悪い人にはTHP-COP
196 :
も :02/04/17 02:33 ID:R/FDCNDN
そうか!ありがと。 年寄りは、70歳以上? 基準は、どこに書いてあるかなあ? ネット上にない?
197 :
NHL :02/04/17 03:05 ID:FrLcmyAt
リツキサン単剤じゃ弱いからチェイスと併用したよ〜 けっこう効いたみたい いつまでもつかにゃ〜
11 :も :02/02/16 17:11 ID:RVwrPZ8k >7 それを、ひにくって、マインドコントロールって、わざと、言ってんだよ! ばか! ふだん、みんな、人生は、すばらしい、生きるって、すばらしい、 しんじゃだめだ。幸せを、見つけよう。 結婚しよう。出世しよう。名誉をあげよう。子供を育てよう。 もっと、便利で、すばらしいものを創ろう。文明を、進化させよう。 とか、言ってるけど、 どうして、それらに、快感、幸せを、感じるか、 知ってるかい? それは、 体に感じる”痛み”と同じさ! その感覚が、生命維持に必要だからさ! 医者関係の君なら、わかるだろ? ”痛み”とおなじように、 ”幸せ”は、生命維持システムなのさ! それを、無二の価値のように追いかけている、人間たち。 遺伝子上に、組み込まれたシステムに、単に従って、感じる、 ”希望、喜び、快感、やる気”を、夢中で突っ走ってる、人たち。 あなたたちは、その目の前にあるコンピュータと同じように、 脳の中の、”感情システム”に動かされているだけさ。 これを、マインドコントロールと言って、 大げさでありさえすれ、はずしては、いまい。
も :02/02/16 23:18 ID:Cxg4KMAv 近年の問題を解決できたら、ノーベル賞もらっちゃうよ! わたしは、発見しただけ! 解決してやろうなんて、考えてない。 しかし、問題が、明確化すれば、解決の糸口が、自然と見えてくるかもよ! それと、わたしが、言っているのは、 人間とは、そもそも、”幸せに底なし”が、インプットされた、生き物だと言っているのだよ! 確かに、程度は、個人により、差があるかもしれない。 しかし、えさ食って寝てれば、幸せの、猫に比べて、 人間は、”もっと楽しく、もっと、便利に”をテーマに、 文明を発展させてきた。まだ、飽き足らず、月や、宇宙まで、行こうとしている。 そのことに、何の意味があるのか?いや、あろうはずがない。 ただ、フロンチィア精神に駆られ、前に進んでいく、人類。 また、そういう人物を、優れたものとする、世間。 冷静に考えれば、欲機能の異常進化であることは、明らかでなかろうか。。。
も :02/02/16 23:40 ID:Cxg4KMAv あっちは、おふざけだけど、 こっちは、1年前位から、あたためてたテーマ。 1年前に心理板でやったが、反響は、ものすごかったものの、 宗教、哲学がらみと、勘違いをうけ、 ほとんど、理解されずに、終了した。 もとはと言えば、これが、わたしの、2ちゃんデビューだった。 しかし、この主張のために、2ちゃんに来たと言って良い。 長い沈黙を破り、今、この、知恵者、学識者板にて、復活。。。。といったところ。
48 :卵の名無しさん :02/02/16 23:58 ID:8lJCPF7O
思いつきを垂れ流している人にマジレスするのは無駄ですよ
>>46 自分専用の用語の定義(あとづけ)があるんだし
◆牛(=あっくん=元・でかちん)や「も」の相手はお止しなさい
アレは人の意見や資料の提示を聞いているような
返事はすることがあってもその内容を実際には
見ることさえもなくましてや受け入れたり考えの
参考にすることなどなく、旗色がわるくなった場合
しばらく発言を停止するのみで、いつまでたっても
独りよがりの意見を述べるだけだから、相手にする事
いやアレの書き込みを読む事すら時間の無駄です。
も :02/02/17 00:26 ID:ycgB9KKv >56 わたしを、だれだと、お思い?
も :02/02/28 01:16 ID:JJfBtAdw そっかー。。 血内とは、また、うつな科に逝っちゃったもんだわさ。
204 :
血液内科医 :02/04/17 17:01 ID:wxckndda
も君、ひさしぶりです!。 心毒性のため、アドリアは500mg/m2まで、THPは950mg/m2までに抑えるように 累積投与量が規定されていますです。これを超える量を投与すると危険なワケです。 このためTHPの方が心毒性が低い=老人にも使いやすい・・という結論になってる。 JCOGプロトコールでも69歳まではfull doseのCHOPをやってるから、日本 における高齢者は一応70歳以上と考えてよいのでは?。
205 :
も :02/04/17 20:28 ID:k1ZkLkGr
ふむふむ! 血液内科医さん、ありがとう!心毒性の累積量は、知ってたけど、 JCOGで、70歳っだったのか。。 やっぱり、JCOGほしいなあ。。 あと、THPになると、dose下がるのは、年とってるからか? たしか、中間dose とか、低doseとか、あったかな。。 あと、今日あたり、新発売された、血内系薬剤ってあるかな?
206 :
気になった名無しさん :02/04/18 01:07 ID:oYctWCuR
質問です… 血小板増加症って…珍しい病気ですか…? #あまり珍しい病気だったら…患者ばれそうですね(苦笑 先天じゃぁないのですが、治療法はどのようなモノがあってどの程度回復できるのでしょうか…?
血小板増加症ですかぁ。うーんと教科書的な知識ですが・・。 1)癌やリウマチに伴うもの 2)慢性骨髄性白血病などの血液の病気に伴うもの 3)狭義の血小板増加症 に別れるみたいです。 3)についてですが,5%程度が白血病に移行するとか。治療はバファリン(血小板による血栓を防ぐ) を使うのが一般的で,そうでなければインターフェロンや経口抗がん剤で血小板を減らしにいくかですね。 理論上は骨髄移植も有効なはずですが,どうなんでしょうかね
本態性血小板血症(ET)のことをお聞きでしょうか。
バファリンやパナルジンの内服という基本は
>>207 と変わらないのですが、
うちの医局の系統では血小板数をみながらMCNUを使う人たちと
HU (hydroxyurea)で普段から血小板数をコントロールする人たちが
内部でわかれています。ちなみに、HUはETに保険適応はありません。
経過がゆっくりとしたものなので、あまりriskの高いことはせず
数のコントロールを中心としています。ただし、やはり急性白血病への
移行はわずかではあるがありえるし、骨髄線維症への移行もありえます。
ただし、これらは長期間の経過の後に「おこりうる」ことです。
ですから、よほどの事情がない限りは治療関連死もありうる造血幹細胞
移植は考慮しません。
>>206 さんがもし、若い女性なら、妊娠中は血小板数の積極的な
コントロールが必要で、分娩前には40万/μlにするのが望ましいと
覚えていて下さい。
>>197 CHACEとの併用ですか。主治医の気持ちよくわかります。
ちなみにrituximabは半減期がとても長いので、個人差はありますが比較的
長期間効くとされています。単剤で、また、CHASEとの併用で治癒に至るか
どうかは分かりません。
ただし、follicular lymphomaでは再投与でもある程度の患者さんに効果が
あることがわかっていますし、現在、日本では再投与についての制限は明文化
されていません。
210 :
血液内科医 :02/04/18 20:16 ID:vO89GJSD
>206さん 血小板血症(血小板増加症)は血液内科を生業としていれば、誰でも経験している疾患 ですから、身元がバレルほどは珍しくないですよ〜。 骨髄増殖性疾患(慢性骨髄性白血病、真性多血症、骨髄線維症と血小板血症)の一つで、 基本的に血小板数が100万/μl以上になります。 70〜80万程度まではストレスなどの2次的な原因でも増加しますので、この点で 鑑別が重要です。
おー。お、おいらも頑張って調べてみたよ。 ● 発症する人は1年間に100万人当たり1〜2人くらい。つまり日本中で年間100人程度は新しくこの病気になる。 ● どのくらい生きられるか?というのはこの病気がある人とない人でほとんど変わりはない
212 :
血液内科医 :02/04/18 21:47 ID:SKejuPuM
>ドキュソルビシンさん、今晩は! ぼくも本態性血小板血症(ET)はCMLや骨髄線維症と違って、予後には ほとんど影響しないと思います。教科書的には記載されている「白血病化」も 実際には聞いたことないです。 欧米の教科書には、血小板数200万までは無治療・観察と書いてあった記憶が あるけど、血栓症と出血(増えている血小板は機能が悪く、出血時間は延長する) が起こるから、個人的には100万以下に減らしちゃってます。 あとETって妊娠中には自然に血小板数が減るんだよね。新潟大の元教授S先生が 以前、何かに書いておられたけど、自分も経験あります。
213 :
も :02/04/18 23:28 ID:4bjXRSNY
ひとつ言っていい? 別に、血内に限らないけど、 休薬期間に、血液検査データの減少が、回復するということは、 癌細胞も、回復するのでは、ないだろうか?。。。 G−CSFを使えばいいってもんだろうか。。。
私の見ていたETは、妊娠はするものの、血栓形成→胎盤形成不良で 結局何回も流れてしまいました。。 バファリンのんだり、把なる陣飲んだりしてたけど結局ダメでした アメリカだとanagrelideだっけ、なんかありますよね。 私も個人的には100万以下におとしてます
215 :
NHL :02/04/19 00:08 ID:VKI5DOYJ
>>209 レスありがとうございます。
自分は濾胞性なので少し安心。
でも今度は米国行きかなぁ
216 :
気になった名無しさん :02/04/19 00:12 ID:UfMSvo+H
>>207-212 情報提供感謝いたします。ここでの情報は貴重です…。
念のため、患者の情報追加します…
発病したのは3年前の妊娠の時で…最初70万(妊娠時の検査でわかった)だったのが出産時には110万越えたそうです。
(ちなみにその子供は無事出産で今でも元気です)
ちなみに、病院へ行ったとのことで血小板数は100万だったとのこと。新しく「バイアスピリン」という薬を処方された…副作用が不安のよう。
(一応、WEBの「おくすり110番」でしらべてみました。いままでの薬については聞きそびれました…)
患者さん…(医者でもないのにこの呼び名はアレだけど<患者)普段、睡眠剤も服用してるから個人的に不安…(苦笑
医者には「ロヒプノール2ミリとかサイレース2ミリとか毎日続けてたら駄目だって」…ということでマイスリーを処方されたとのこと。
また、めまい防ぐのにセファドールとアデホスコーワも飲んじゃうらしい…
…こういうの大丈夫なのだろうか…
217 :
血液内科医 :02/04/19 20:43 ID:+3NwKMpL
>216さん 最初70万で出産時に110万・・・そうなんですか〜。妊娠時には(理由はわからないけど) 自然に血小板数が減ることって、決して普遍的なことではないんですね。 勉強になりました。
おー。血液内科医さんこんばんわぁ。 おいら血液や腫瘍は興味はあるんですが,なにせ根が一般内科なもんで 専門の方々とお話していただけると凄く勉強になって嬉しいですっ。 よろしくお願いしますねっ!!
219 :
名無しのお医者様。 :02/04/20 01:31 ID:gH4CTV3H
Leuke 、ET と、白血球・血小板が増える病気が来たら、次はPVですね。
220 :
も :02/04/20 01:37 ID:x2VXF8nF
>218 あんた、一般内科だったのか! そのハンドルは、なんなんだ! まあいい。 あなたのおかげで、 アドリア覚えた。 しかし、アドリア扱う時、おもわず、吹きそうになった。。
うんうん。アドリアの色はおいらの魂の色さっ!! 使うときにはいつでもおいらを思い出してくれよなっ
222 :
も :02/04/20 02:27 ID:x2VXF8nF
>221 うそっ! ホントに、頭に、残りそう。 心臓に悪い。。。(←かけことば、わかるかな?)
223 :
血液内科医 :02/04/20 12:41 ID:exs0g8rm
>ドキュソルビシンさん このスレがまた盛り上がってきてうれしいです。 こちらこそ、よろしくです!。 も君>213の遅レスです 診断がつくほどに著増した白血病細胞は、細胞周期がG0期(休止期)にあるものが ほとんどで、このため正常造血の回復と腫瘍細胞の再増殖には時間差があるとされています。 G−CSFは腫瘍細胞の細胞周期をS期(DNA合成期)に導入しうるため、G−CSFを 使うと白血病細胞も増える可能性もあるわけですが、十分に叩けていれば正常細胞の回復が勝ります。 これを逆手にとったのが、G−CSF先行または併用療法で、腫瘍細胞をS期に導入して おいてからAra-CなどのS期特異性の高い化学療法を行うわけですね。
>>215 そういえば、mini-transplantがfollicular lymphomaによいのではないかと
いっているグループもあります。Graft vs Lymphomaが本当に有効なのかは
まだわかりませんが、様々な治療に抵抗して病変が残存するようで、HLA一致の
ドナー候補がいるようであれば、選択肢のひとつとして主治医とお話してみても
よいかと思います。
>>221 おいらの魂の色はノバントロンかな。
225 :
も :02/04/25 21:07 ID:s4uGpnA7
>223 おそレスすむません。 解かりやすい説明、ありがとうございます。 G−CSF併用しない療法が、ほとんどですねえ。。。 ところで、ダカルバジン使いますか? ホジキン?
226 :
血液内科医 :02/04/26 20:10 ID:k06j489/
>224 リンパ腫に対するmini-transplantは組織型を問わず(ホジキンも含めて)、おもしろそう ですよね。ただ、ドナーが必要だからなぁ・・。 >225 ダカルバジン使いますよ〜。 ABVD療法は進行期ホジキン病の標準的化学療法ですからね!。
227 :
も :02/04/26 20:37 ID:s5a2NbgD
そうなんだーー。 でも、ダカルバの、ホジキン適応付いたの、先月でしょ? ケモなんて、そんなもんなのかなあ。
228 :
血液内科医 :02/04/27 00:08 ID:3t1KkRUS
適応が付くかどうかはメーカーまかせですからね〜、追加申請でも治験にお金使うから。 ダカルバジンもずっと適応外で使ってましたけど、査定されることはあんまり無かったかなぁ。 ところで今回の適応拡大はJCOGでの臨床試験データ(ABVD療法)を使用したんですよね。 で、国際的な標準療法で高い効果を示すABVDのD(ダカルバ)の適応拡大をJCOGが 働きかけたわけでして。 メーカーではなく臨床医主導の適応拡大、というところがミソですね。
229 :
も :02/04/27 00:13 ID:Cx74HqLJ
なるほどー。 薬の開発も、そうあるべきですね。
リンパ腫の自己造血幹細胞移植は効果あるのかしら? ミニ移殖はまだ日本では認可されていない薬を多く使うから実施しない 病院が多いと言う話をきいたことがあるけど。
231 :
血液内科医 :02/04/27 11:07 ID:1hVSHzcJ
>230さま 現在までの、「悪性リンパ腫に対する幹細胞移植」の最大公約数的な見解は 自家移植: ・骨髄浸潤のない2nd CR/good PRのB-cell aggressive lymphomaのみ有意差あり。 ・highおよびhigh-intermediate risk群では1st CRでの有用性あり。 同種移植: ・自家移植に比して、再発率は減少するが治療関連死が増加するため、生存率には有意差を 認めていない。 ・graft-versus-lymphoma effectは存在する。しかし化学療法不応性の症例に対する 有効性は低い。 ・よって骨髄破壊的な(=通常の)同種移植の明確な適応は、未だ存在しない。 ということであろうと思います。 よって治療関連死の低い、骨髄非破壊的(=ミニ)同種移植が期待されてきている わけですね。 ミニ移植の前処置はフルダラビン+ブスルファン(orエンドキサン、orメルファラン) ですから、今まで移植をやっていた施設なら「薬のために実施できない」ということは ないと思いますよ。
232 :
230 :02/04/27 22:27 ID:XQVcuAdn
血液内科医 様 自分にはちょっと難解な箇所がありましたがレスありがとうございました。 indolent(stage4)なのに何故か自家を主治医に薦められています。以前骨髄浸潤有り、 現在骨髄浸潤無し、pcr法陰性。 再発して一応治療も終了。 あとは無意味な延命処置ということかみゃ〜。 辛いのトンデケ。
233 :
血液内科医 :02/04/28 01:17 ID:dX1dMG4D
>230さま 患者さまとは知らず、専門用語の羅列をしてしまい申し訳ございませんでした。 かなり勉強をされておられるようですので、さらに続けてマジレスいたします。 さて、stage4のindolent lymphomaの場合ですが、現在まで、このタイプにおける 「通常の化学療法と自家移植の無作為化比較試験」は報告が無く、このため 自家移植の有用性も十分な評価はされていません。 ただし、通常の治療法のみでは治癒は期待しがたい病気ですので、大量化学療法を 薦める主治医殿のお考えは非常に理解できます。 今までに受けられてきた治療内容が判りませんが、現在は質の高い第二完全寛解期 と考えられます。自家移植を薦められるのは、ドナーが存在しないからでしょうか?。 HLA一致ドナーが存在すればミニ移植の良い適応とも思えますが、これもまだ 確立された治療法ではありませんので、自家より良いかどうかも不明です。 現在の状態を考えると、再々発の予防のための治療という位置付けになります。 自家移植を行った場合の再発は、採取した自家末梢血(または骨髄)中の腫瘍細胞 の混入(PCR法で評価)と密接な関連性が認められていますので、まず自家幹細胞 を採取だけしておいて、それを評価してみる・・というのも良いかもしれません。 現在の状態(骨髄浸潤なし)なら、パージング(長くなったので主治医先生に聞いて くださいませ^^)もいらないかもしれません。
うーみゅ。勉強になります〜。 そういえば週刊現代によれば,先日の外科学会で膵臓癌に対する骨髄移植の有効例が報告されたとかゆってました。 これから固形ガンに対する骨髄移植っていうのも次々やられるんですかねぇ
235 :
血液内科医 :02/04/28 01:56 ID:dX1dMG4D
うんうん。 今までの骨髄移植=大量抗がん剤投与(+全身放射線照射)と違って、 ミニ移植=免疫療法なんですよね〜。だから、抗がん剤が効かない腫瘍にも 可能性はあるかも?。
236 :
230 :02/04/28 22:32 ID:EKZRcXK3
血液内科医 様 丁寧なレス頂き恐悦至極で御座います。 ハーベスト終了しております。 あとはPCR法の再検査待ち状態です。 チョップ8クール、リツキサン+チェイス4クールやりました。 自分のところの病院はミニ移殖消極的です。 これみて自分が誰だかわかってしまうかもにゃにゃ(;´Д`) 以前カキコしておりました193=197=215=230でした。 お礼がしたいのですが出来ないので、せめてAAでも コレ…ヨカタラ… σ∧_∧ σ(*゚ー゚) /つ__ __ 〜 \ \./■ヽ/■ヽ/■\ / / 、、、、(/ . \ ( ´∀( ´∀( ´∀`/ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
237 :
血液内科医 :02/04/29 02:25 ID:vdtnkP1f
>230様 ハーベストまで、済んでいるのですね。 チョップ8クール、リツキサン+チェイス4クール・・・ぼくの知ってる施設かも^^。 でも、ミニも消極的ではなかったような・・やっぱ違うかな・・。 お聞きするかぎり、主治医の先生は治療方針を、とても良く考えていらっしゃると 思いますよ。 そして、お礼なんて、とんでもない。2Chで言うのもなんですが、また何かありましたら 可能なかぎり、お答えしたいと思いますです。
238 :
卵の名無しさん :02/04/29 02:31 ID:3z2xhKlg
>血液内科医様 質問:この貧血と起立性低血圧は関係あるんでしょうか? どうすれば治るでしょうか?(両方とも) 20代前半、女。 昨日測ったところによると RBC366(↓) Ht31.8(↓) Hb11.3(↓) MCV86(正常) ⇒正球性正色素性貧血 MCHC 35.5(↑) ⇒少々高色素性気味? MCV,MCH正常 RBCはいつもは多くて410台、大抵380台くらいです。 Htは大抵正常範囲、極稀に少々低値。 Hbは少なくとも3〜4年前からはほとんど11台、12台と10台も出ます。 MCHCは今までは32〜34台で正常範囲内でした。 MCV,MCHは異常値を取ったことはありません。 眼瞼結膜はやはり日ごろから少々白っぽくなってます。 585 :病弱名無しさん :02/04/28 23:53 ID:9wSUgirE (つづき) 先々週起立性定血圧(いわゆる脳貧血)と思われるモノに襲われました。 もわーっとした暑めの室内で立ちっぱなし1.5hほどの時でした。 自覚症状は、冷や汗、焦点調節できず、複視、眩暈、チカチカ→目の前が白くなる、耳鳴り。 眼瞼結膜は真っ白(友人談)。 顔真っ青。口唇真っ青 ⇒チアノーゼ? 1〜2分後に測った血圧は上が60台。30分くらいの休憩後、90台まで回復。 普段の血圧は104/64くらいです。 このような発作(?)は3年前くらいからで計5〜6回、過去1年以内では3回目です。 屋外で起こったことはありません。 このことで医療機関は特に受診していません。 2年前の夏に微熱、咳、全身倦怠感などの不定愁訴で医療機関を受診したところ、 甲状腺ホルモンT4がほんの少し基準値より低値。T3正常。エコーも正常でした。 他に大きな病気などはしたことがありません。 食生活は、実家住まいだし、それほど乱れてはおりません。
239 :
血液内科医 :02/04/29 03:54 ID:vdtnkP1f
>238さま 実際に診察をさせていただかないと、なんとも・・^^。 20代前半、女と585 :病弱名無しさんは同一人物で、ご本人がカキコされていると 考えてよろしいでしょうか?。 与えられた情報からは、貧血と血圧低下に関連性はないように思います。 これは難問ですので、ドキュソルビシン先生やヘマトロジスト先生たちにも 考えていただきましょう。
240 :
LiCht :02/04/29 03:56 ID:N4erV7l9
貧血>起立性低血圧顕在化?
>>238 585のepisodeについては確かにいわゆる脳貧血でいいと思いますが、
>もわーっとした暑めの室内で立ちっぱなし1.5hほどの時でした。
という状況ですので、必ずしも病的とは言えないですよね。まあ、
自律神経系の調節が一時的に障害はされて血圧低下から上記のような
症状が出現したことは間違い無さそうですが。
前半の部分では、MCV 86だと若干小球性に傾いているようにも思いますが、
血清鉄やフェリチンの測定はしているでしょうか?
普段からHbが10-12程度というならある程度は体はこの程度の貧血には
なれているのではないかと思いますが、身体の余裕という意味では少し
普通の人にくらべると弱いのかもしれませんね。科学的な表現では
ありませんが。。。
>>230 follicular lymphomaに対してのミニ移植の効果については
>>224 にも
書きましたように、確立はされていません。しかしながら、ミニ移植を
やっているグループの方達は、「少なくとも効果の出始める数カ月間を
しっかり抑えられる腫瘍」というのをtargetにしているようですので
その意味ではindolentと言われるfollicularが「いいかもしれない」と
言っている段階だと思います。地方の移植施設外の病院に異動になったので
これ以上の情報は今のところ入ってきていませんが、少なくとも数カ月前は
そのような状況でした。
242 :
230 :02/04/29 19:11 ID:zPP4OlA5
hematologist 様 貴重な情報ありがとうございました。 hematologist様と血液内科医様お二人からマジレスを頂けて、 幸せでした。 お二人ともお体ご自愛くださいませ。
243 :
238 :02/04/30 02:10 ID:rFzB4UrH
hematologist様、血液内科医様、ありがとうございました。
実はポリクリ中の学生です。
>>238 のエピソードは回診同行中におこりました。
これから長いオペの見学などあると思うと、オペ室で倒れたりしたらいやだなぁ、と
思うわけです。国試の症例問題みたい……。
貧血に対しては困ったことはないのですが(そういえば母のHbは8台…汗)、
起立性低血圧はちょっと心配の種です。
244 :
238 :02/04/30 02:15 ID:rFzB4UrH
あぁ、、ごめんなさい書き忘れ。
>>241 Feもフェリチンも測ったことないです。何度か測りたいと思ったことはあるんですが、
この程度の貧血で血液内科受診するのもなーって思って先延ばしに。
今度何かの機会で血液採ることになったらDrにお願いしてみます。
(この前学生で採りあった血液10ccを今更ながら返してほしい…)
245 :
血液内科医 :02/05/02 23:52 ID:jvgCQj/1
>238さん そういえば国試の過去問でありましたね〜「血管迷走神経反射」。 つまらない回診やオペを、ただボーッと見てると再発作の可能性が高いかも^^。 教授にくっついて先頭を歩くとか、質問をしまくる等して緊張感を持続させるように しましょう。 血液内科を受診しても、<この程度の貧血では治療の適応なし>とされると、ボクも 思いますです。
246 :
卵の名無しさん :02/05/03 00:49 ID:krvCU55J
247 :
東大無菌治療部 :02/05/03 01:01 ID:XIEn0fs2
固形腫瘍に抗癌剤や放射線は効きません。 BMTやろうが幹細胞移植やろうが 無駄 というものです。 CR15% とか 生存率の延長 とか QOLの向上 とかいってもこの事実は覆せません。
249 :
コギャルとH :02/05/03 08:11 ID:eQecjrkZ
放射線も化学療法もちゃんと効くのは常識なんだけどなぁ・・・ とかたまには煽りにマジレスしたりしてー どうゆう意味で効かないってゆってるんだろ????
251 :
血液内科医 :02/05/03 11:05 ID:gB9K7kxm
>ドキュソルビシンさま いやいや、 「血液悪性腫瘍だけで手一杯なのに、さらに固形腫瘍までやらせるのか〜!」 という、現場兵士の悲痛な叫び・・とみました。
252 :
も :02/05/04 08:26 ID:VEg3QQY4
リンフォグロブリンは、どうですか?
昨日は当地に赴任以来初めての完全オフだった。
>>252 いい薬ですよ。重症再生不良性貧血の戦略がATGの出現で変わりました。
ATG+CsA+mPSL+G-CSFで輸血依存性から抜けだせる人も多いです。
ただし、いつまで効果があるのかはわかりません。実際に半年程度で
再燃する人もいるし、再生不良性貧血でも診断時から移植までの期間が
予後に影響するのでそのあたりがジレンマかな。あと、血清病という
副作用があるので多少慣れないと使えない側面もある。
254 :
無知なので教えて :02/05/04 20:21 ID:4uaNLEiP
Ph1 positiveのALLに対するSTI-571の治験ってやってるんですかね。 昨年のNEJMに出たデータではある程度期待もてそうですけど、 ほかにもstudyは行なわれているのですか?
>>254 治験はどうかわかりませんが、pilot studyあるいは各施設での独自の使用に
ついてはある程度されています。効果については、機序は不明ですが、
その効果はCML BC同様、半年程度しか続かないと聞いています。
256 :
みか :02/05/09 21:43 ID:XNK+yNsv
だいぶ前に、話題にでた血小板増加症?のお話ですが、私は(20代前半です)今血小板が300万以上あります。 主治医は大したことはない!と薬は飲んでいないのですが、大丈夫でしょうか?
257 :
ホジ娘 :02/05/10 21:17 ID:6espfSZ2
5年前結節硬化ホジキンでABVD&放射線を浴びました。 最近同じ左頸が腫れてきたので診察に行った所 パッと(触り)見、悪性リンパ種では無いとの事です。 ウイルス性?>先生 とりあえず過去が過去なので検査づくしですが、 ウイルス性リンパ節炎の治療はどんな感じなのでしょうか? ご指示をお願いします。
258 :
血液内科医 :02/05/11 00:02 ID:p3yK/2HF
>256さん 血小板数300万以上で大したことない・・本当ですか?。 >257さん とりあえず過去が過去なので、再生検が必要かと考えます。
259 :
みか :02/05/11 00:10 ID:gfM1aiDr
4月で行われた職場の血液検査で306万の血小板でひっかかって、驚いて久しぶりに 受診したら、主治医は「大したことはない。驚くことはない」とおっしゃっておりました。 体調は、鼻血がでるくらいでいたって元気なのですが・・・・。
260 :
みか :02/05/11 00:15 ID:gfM1aiDr
4月の職場で血液検査を行ったら、306万という血小板の数値でひっかかり、驚いて久しぶりに受診したら、「驚くことではない」とおっしゃっておりました。 体調は鼻血がよくでるくらいで、いたって元気なのですが・・・。
261 :
血液内科医 :02/05/11 00:20 ID:p3yK/2HF
>みかさん ということは、以前より「血小板血症」の診断がされていて、現在も経過観察中なのですね?。 それにしても300万で大したことないとは驚きますが、主治医先生には何らかのお考えが あるのでしょう・・。それが何かはわかりませんが・・・。
>みかさん うーん・・・。主治医と言うことは血液の専門の方なんですよね? 教科書的には治療するんだと思いますが。今度行ったときにお聞きになったらどうでしょう
264 :
気になった名無しさん :02/05/11 03:28 ID:aqMcuLDq
>>206 です
あれから…血小板は100万なのですが、症状的には、ふくらはぎあたりに血栓等出ています…
この度、治療を開始したそうです。
265 :
みか :02/05/11 17:55 ID:tJXOR8NU
>血液内科様 3・4年前に原発性血小板血症と診断されました。 その時は血小板は250万くらいで、検査をしたり薬を飲んでいたのですが、 途中から、薬は中止になり1年に1回くらいの受診(最近はさぼって1年以上 受診していなかった)になりました。 久しぶりに受診したときに、もう一度血液検査をして場合によってはハイドレア という薬を出すそうです。 >ドキュソルビシン様 血液内科で受診しているので、医師は血液の専門の先生ということですよね!? >Dr.からす様 検査報告に「緊急!」と書かれ、返却されたので、30.6万ではないようです。
266 :
血液内科医 :02/05/12 11:46 ID:4NB16UO7
>みか様 場合によっては・・の意味がいまいち判りませんが、検査が間違いでなければ・・ ということでしょうか?。 その病院では、血小板数は至急で結果が出ないのでしょうか?。 まぁ鼻血もあるので、次回受診日からはハイドレアが処方開始になると思われます。
267 :
鬱だ光 :02/05/12 11:52 ID:zjqbDJac
第2のみずかカモ(激音)
◆牛(=あっくん=元・でかちん)やもの相手はお止しなさい アレは人の意見や資料の提示を聞いているような 返事はすることがあってもその内容を実際には 見ることさえもなくましてや受け入れたり考えの 参考にすることなどなく、旗色がわるくなった場合 しばらく発言を停止するのみで、いつまでたっても 独りよがりの意見を述べるだけだから、相手にする事 いやアレの書き込みを読む事すら時間の無駄です。
みか=みずかじゃない?
なんだオマエラ!
271 :
も :02/05/12 20:48 ID:JhJ5cpwm
しつもん! HD−あらC ファンギゾン溶解蒸留水、開封後、室温保存。 。。。どう思う?
鼻血については血小板増加との関係はどうなんでしょうね?出てもすぐにきちんと止まりますか?
ETの治療については難しいです。特に若年者ではHUとかbusulfanとかによる二次性発癌を含めた
副作用も考えなければ。やはり臨床症状などとの兼ね合いも・・・。一部の教科書には抗血小板薬も
否定的見解だし(もちろん出血傾向を助長する可能性がある時、特に血小板著増時だけど)。
少なくとも、今のところはハイドレアはETには保険適応にはなってないしね。
>>271 言わんとする意味がわかりませんが、HD-AraCと関係なく、ファンギゾン(うがい用?点滴用?)を
室温保存でいいかってことでしょうか?
273 :
みか :02/05/14 20:07 ID:MRabMFzT
血液内科 様 hematologist 様 今日もう一度受診しましたら、前回と先生は異なり、ハイドレアは処方されず、 まだ若いので様子をみてみましょうということでした。 今まで、引越しなどで三人に先生に診察してもらっていますが、 先生によっても、お薬を出すタイミングや考えは違うのでしょうか? また、来月同じように採血をするようです。次回は、診察前に採血をして結果を早く 出して診察してくれるそうです。 鼻血は、この病気の関係があるかはわかりませんが、ダラダラ長い間出ることが多い ですが、一応止まります。 色々、ありがとうございました。
274 :
も :02/05/14 22:10 ID:tsvkYdVz
>272 えっとねえ!つまりは、 殺人療法HD−araC(わしが、名付けた。) の患者は、感染症悪化で、相当%が、逝ってる分けでしょうが、 そんな患者が、使う、うがいファンギゾンが、 滅菌水を使ったって、 開封後、室温保存で、何日も経ったのを、使ったら、 滅菌水の意味ねーじゃん! いくら、HDあらCの効果あっても、感染症じゃ、意味ねーじゃん!! いいのかよ!! てな、ことです。。。
275 :
血液内科医 :02/05/15 03:35 ID:cSDGCjBR
ノルウェー強かった・・W杯では大丈夫か?。 >273 ワタクシ的には鼻血は本疾患との関連性ありと考えます。治療開始は症状との兼ね合い ですので、症状改善と治療に伴う負担のどちらがより有益か、というところですね。 血小板血症に対するハイドレアの2次発癌(白血病化)は22例中1例(4.5%)の 報告がありますが、多数例での検討は知りません。 いわゆる抗腫瘍剤以外ではインターフェロンが使用されますが、高価で自己注射という 手間がかかります。インターフェロンの2次発癌はデータ不明ですが、0%に近いのでは ないかと思います・・・(どなたか訂正・批判などあれば、お願いいたします)。
>274 ここにはHD-AraCごときで死なせるヤブはいません。
277 :
も :02/05/15 07:42 ID:+5m8hN3d
>276 だからあ、 室温保存で、いけるのかよう!!
>>273 基本的には
>>275 に同意です(インターフェロンについてはわかりませんが)。
血小板増加という状態についてのスタンスはまだ確立されてはおりません。
(
>>208 を御参照下さい。)
特に若い人であれば、やはり骨髄異形成症候群を含めた2次発癌の問題もありますし。
鼻血が鼻の構造的な異常でなければ、止まりにくいことも考慮すると血小板増加に
関連するものでしょうね。とすると、数のコントロールはしておきたいところですね。
自分の場合はMCNU(サイメリン)中心でやっていましたが、最近はHU(ハイドレア)の
どちらにするか迷いながらやっています。
>>274 HD-AraCに限らずの話ですよね。
たしかに室温で何日もたったものは、直感的には気持ち悪いですね。
でも、科学的にはどうなのかわかりません。問題点としては
1.ファンギゾンの光による失活化
2.室温保存による細菌増殖がどの程度になるのか
3.細菌増殖があったとして、それが本当に感染症をひきおこすのか
などが挙げられますが、このあたりについてはevidenceはないと思います。
「も」さんの施設がそういうことをしているということでしょうか?
とすると、他の施設にくらべて感染症死または重症感染症が多くてその原因の
一つとして考えているということでしょうか?
279 :
血液内科医 :02/05/15 15:15 ID:u2MnvZs1
>274 うちではファンギゾンシロップ12ml 4X内服はしてますが、 ファンギゾンのうがい、やってないです。 感想としては、hematologist 先生の278に記されているコメントに共感します。 細菌検査室と共同研究で、数日室温保存したものを培養してみるなんてどうでしょう。 ところで、保存中は遮光してるんですか?。
280 :
も :02/05/15 19:07 ID:5MoW4An1
うんとね。 実際、うちの病院で、感染症が、多いわけじゃないんだよう。 ただね、血内ドクが、細かい人でね、 ファンギゾンを希釈する水がね、 水道水じゃ、だめってんだよう!! そいでね、滅菌水を使えってんだけどね、 その、滅菌水は、 用時、開封じゃないんだよね、 しかも、室温なんだよね、 ふつうに飲む、ペットのジュースだって、 開封後、室温で、何日も、たってたら、 水道水より、逆に、気持ち悪いなあ。。。
281 :
血液内科医 :02/05/15 19:52 ID:EE2NG++q
>280 な〜るほど、理解しました。 たしかに気持ち悪い・・・。血内センセに教えてあげたら?。
282 :
も :02/05/15 20:10 ID:YARkGW7i
ちゅーか、みなさんとこは、どうしてるんです? 水道水で、納得? 作成ごとに、滅菌水開封じゃ、もったいないでしょ?。。。
通常は滅菌蒸留水1本(500ml)で、きりがよく作れるようにオーダーしています。 でも、ここ数カ月、レセプトできられたというケースをいくつか耳にしています。 (基準は各地方で異なりますが・・・ちなみに当地では3月分のレセでADRが30mgまでで 全部切られたようで審査の方のレベルを疑っております。ちなみに能書では確かに一日30mg までの使用法しか載っていませんでしたが・・・余談ですが) もちろん、滅菌蒸留水と水道水を比較したstudyはないと思いますので科学的裏づけはないでしょう。
284 :
も :02/05/17 07:05 ID:au/TElby
ふうん。 ちょぷが、できんね。。。
285 :
血液内科医 :02/05/17 23:50 ID:g1ho36f7
ワタクシもADRの査定は経験あります。文書でCHOPの用法・用量や標準療法 であることなど文献をつけたうえで再審査請求を行ったところ(復活はしません でしたが)以降は査定されることもなくなりました。 あと急性リンパ性白血病でADRは「適応なし」と査定されたこともあるです。
286 :
も :02/05/18 00:12 ID:kSqpG/He
ふう。 知らないって、困るね。 とほほ。
287 :
キリコ・キュービィ :02/05/20 09:18 ID:TRn+vosd
話変わるけど、この4月から神奈川の某私立大学付属病院で従来血液リウマチ内科だった 部署が血液腫瘍リウマチ科に標榜変更しましたね。あそこでは腫瘍関係は如何なものでしょう。 新しく立ち上げたと言うことはそれなりに意味があると思われ。 期待度は何%ですかね。 血液の方の評判はそれなりに高いかなって思うんですが。
288 :
へまとろじすと :02/05/28 01:30 ID:BCob62e5
Ph1 ALLに対するSTI571の使用は、JALSGの最新プロトコールに入るようですね。 CMLのAP or BCみたいに効くけど、durationが短いってなオチかなぁ。 単剤で使うってことはないだろうなー。 同種移植で、移植前後を問わず、STIを併用した経験のある方っていますか?
すみません、ここでこんなことを聞いていいものやら、 なんですが、血小板の容積が小さいので貧血が起きやすいと 言われたのですが、姑にそれは小さく育てたあんたの 親の責任だと言われてしまったんですけど!?ホントかなー。 確かに私は低体重児でした(2500g以下) 関係ありますか? そして、スレ違いだったら申し訳ございません。
290 :
289 :02/05/30 06:37 ID:OnoxP12X
身体・健康板で聞くべきでしたね・・・・。
291 :
血液内科医 :02/05/30 23:39 ID:QhzPwKvx
>288 PhーALLのuーBMT後再発に使っています。効果あるのでやめられません。 こんな高い薬、いつまで使い続ければよいのか・・・。 >289 血小板容積の測定は、まだ一般的ではなく、研究の範囲をでていないと思います。 貧血との関連性もあるのですか?。是非、その機序の解説を聞いてみてください。
292 :
まりりん :02/05/31 14:13 ID:akLuAgNc
素人です。 血液検査でNETRとは何でしょうか? 基準値はどのくらいなのでしょうか? NETRがHi(91.8)はどんなもんなんでしょうか?
293 :
289 :02/05/31 22:33 ID:V+wLjse/
血液内科医さん、ご親切にどうもありがとうございます。 実は産婦人科で言われたのです。 3人目なんですが、1人目の時も2人目の時も 貧血で鉄剤を出されました。 血小板の容積が小さいから貧血、なのかどうかと いうことと、姑から言われた件、3週間後の検診で 忘れなければ聞いてきます。それまでにこのスレ、 健在でありますように。
>292 norepinephrine turnover rate の略かなぁ???? 全く詳しいことは知らないです。すまそ
295 :
血液内科医 :02/06/01 02:49 ID:DeY4IWtK
>289さん そうそう。その位の情報をいただければ、少しはコメントもできますですよ。 血小板や血栓については産科の方が基礎的研究やってたりするんですよね。 血小板容積(MPV)が小さいことが原因で鉄欠乏になることは、ありえないと思いますよ。 そして低出生体重が原因でMPV低値となることも、ないんじゃあないかな?。 ワタクシの考察としては、 鉄欠乏などの貧血時には反応性に体内のエリスロポエチン(Epo:赤血球増殖因子) が増加しています。 このEpoとトロンボポエチン(血小板増殖因子)は分子的に相同性が高く(つまり 似ているため)鉄欠乏性貧血のときには、血小板数が増加することがあります。 増加した血球は容積が低下する(多血症=赤血球増加症、のときには赤血球容積は 低値となります)と考えると、反応性の血小板増加のために容積が小さくなっている と推論することができます。・・・難しいかな?。 つまり血小板容積が小さいから貧血なのではなく、貧血だから・・なのではないか? と考えたりします。・・・違うかなぁ?。
296 :
289 :02/06/01 12:07 ID:DWaykDNT
なるほど、わかりました。 どうもありがとうございました! また何かありましたら、ここに来させて頂きます。
297 :
血液内科医 :02/06/01 13:24 ID:Uc4n//td
さすがドキュソルビシン先生!。 NETRなんて聞いたことありませんでした。 >292さん 血液疾患の検査ではないようですね。内分泌関連のスレで聞かれてみてはどうでしょう?。
298 :
まりりん :02/06/01 14:07 ID:BEKbB3Nk
う〜ん、マリリンなんで血液疾患なんですけど、、、、 ドキュソルビシン先生、血液内科医先生、レスありがとうございました。
あの〜、それってneutrophilのことではないでしょうか? 白血球(WBC)の分画で好中球の割合を示すのにneutrと略すことがありますが、 違ってたらごめんなさい。
あと、289さんの件もしっくりとしない感じがします。 そのような難しいことを患者さんに中途半端に説明するでしょうか? 自分は鉄欠乏性貧血の患者さんには検査結果の説明の時には ひとつひとつの赤血球の大きさが小さくなっており、そのような貧血は 鉄欠乏性貧血が多いと説明の上、鉄関係のデータをお話しています。 せっかく納得されたところで失礼ですが、それと鉄欠乏性貧血の時には 血小板が増加していることが多いので、その説明がごっちゃになって いるような気がします。これも違ってたらすいません。
301 :
血液内科医 :02/06/01 16:32 ID:VWnufOem
>292、298 あ〜そうか・・。「まりりん」はmalignant lymphomaの略でしたか・・。 気がきかず、すみませんです。 大文字でNETRと表記することは一般的ではありませんが、確かに好中球 のことかも・・?。 とすると、この91.8の単位は%でしょうか?。治療中の各時期によって好中球数は 変わりますけど、このくらいは主治医から説明されてますよね?。 またレスください・・。 そしてhematologist先生ありがとうございました。 >300 まぁ「産科Drの貧血に対する説明」ですので、混乱が生じてしまったの かもしれませんね。
302 :
まりりん :02/06/01 16:40 ID:BEKbB3Nk
hematologist ◆lis7Sbsw 先生! すべて納得です。この病院特有の略だったんですね。 ありがとうございました。
303 :
まりりん :02/06/01 16:46 ID:BEKbB3Nk
あっ! 血液内科医先生も再レスありがとうございます。
304 :
289 :02/06/02 00:13 ID:vgvDMvgs
皆様方すみません。 hematologistさんのような説明を 産科医からされていたら不安にならなかったんでしょうけど。。 それと、えっと、これも補足ですが 切迫流産で子宮内に出血跡が見つかりました。 安静にしていたので幸い、流産せずに済んだのですが それも関係ありそうかなと。。。 (そして出血跡もエコーで見る限りでは だいぶ影が薄くなりました。) 前回も前々回も、妊娠後期に立ちくらみやめまいがあっても こんな初期の内にひどい立ちくらみは起きなかったもので。 なんか、ほんっとにど素人が飛び込んでしまったというのに 親切にしていただいて申し訳ございませんです。
>299 そ、それですねっ!!