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28卵の名無しさん
21の、カテ屋の循内ですが、今夜も質問させてください。
大腿動脈から診断カテするとき(インタベではありません)、少量のヘパリン(1000から2000Uくらい)を使う施設って多くありませんか。
漏れも、そう習ってきました。昔、指導医いわく、脳塞栓のリスクを減らすためだよ、って。
この少量ヘパリンは、意味あるのでしょうか?
ACTなどは、いちいち計っておりません。
また、アンギオ後は、すぐにシース抜去し、止血ですから、利かせすぎてもいけません。
先生は、アンギオのとき、ヘパリンどのくらい使われますか?
29告らん:02/01/16 23:14 ID:gJLj0Ph/
>>28
良く知らなかったのでPubMedに頼りました(藁

Systemic heparinization during percutaneous coronary angiography:
evaluation of effectiveness in decreasing thrombotic and embolic catheter complications.
Cathet Cardiovasc Diagn 1975;1(1):35-45

95の冠動脈造影検査をrandomizeし、ヘパリン化の有無に割付したRCTです。下肢
動脈塞栓の有無で評価したところ、優位にヘパリン化したほうが勝っているという
結果でした。
何分古いペーパーなので、デバイスが長足の進歩を遂げた現在と単純に比較は出来ない
でしょうね。PTCAスレで質問するといいかもしれません。
30卵の名無しさん:02/01/16 23:26 ID:WisF6uNs
28です。お忙しい中、調べていただいてすみません。
自分で、PubMedすればよかったと反省しております。
でも、少量でも、ヘパリン逝っとかないと、
万一、塞栓症おこしたとき、ヤバそうですよね。

PTCAスレですか?
ときどき遊びに逝っていますが、なんせ職人の住処なんで、
告らん先生の方が、学問的に答えてくださると想ったもので(藁