現在、スーパーローテート中の研修医です。
今後、脳外科なかでも、血管内治療に取り組みたいと思っています。
脳外科および血管内治療の今後、いい研修先等のアドバイスが
あれば、諸先輩方教えてください。
今週、新潟で学会があるぞ!!
仙台にいけ。広南病院だ。
4 :
脳下界:01/11/19 14:31 ID:xYvq0Z38
>1
そんなに放射線浴びたいの?
1です。江南病院は東北大系列ですよね。多大卒の受け入れはどうですか?
血管内治療って、放射線科がやるんじゃないんですか?
北海道には、学閥、医局とは無縁のいい脳外科病院が結構あるらしいですが。
↑中○記念病院のことですか?ほんとに学閥医局と関係ないんですか?
放射線科でやってるのは、本州最北県立中央、その下の日本海側の竿灯祭り大学、その下のさくらんぼ県の大学と関連病院。東京の医科歯科の側のJ堂、近畿では平城京大学、九州のセメント病院、松田聖子出身地大学ぐらいじゃないか。
他はすべて脳外だと思うよ。
J堂も、本院だけで、関連病院では脳外がやってるらしいよ。
横市脳血管医療センターはどう?
広島大○記念病院が、後藤先生が赴任して頑張っておられるようですが・・・。
もうじき、無くなるよ。しかも、脳外なんかいったら、廃人になるぞ。
脳外の反論は?
あげ
これからは、脳外とかしんけい内科にかかわらず、
脳卒中診療が大流行になると思うよ。
仕事はきついけど、来たれ若人!!
禿堂!!膨大なEBMをもとに、いまもっともやりがいがある分野だと
思うよ。いけ、脳卒中診療!
脳動脈瘤のコイリングって正直どうなんだろう?
カテの進歩でどんどん誰でも出来るようになって行くのかな??
放射線科医だよ。でも、学会で患者を放射線科医も診れないと駄目って
言ってたけど。
22 :
:01/11/21 00:01 ID:???
GDC値段高すぎ。その割に対象症例しょぼすぎ。
医療費の抑制のためにはGDCの適応を厳しく制限すべき。
>>14 脳外科の人間から言わせてもらえば、廃人には、なりません。
いいかげんなことを言って、せっかくの脳外志望者を減らさないでください。
他の科より、ちょっと寿命がちぢみ、ちょっと人格が崩壊するだけです。
24 :
新潟より:01/11/21 00:39 ID:???
>9
"セメント病院"からG先生もO先生もいなくなって、脳血管内外科自体、病院からなくなったのでは?
あと、久留米大学も放科でneuroIVRをやっていたと思います。
>20,21
後藤先生は、もともとは神経内科だったと聞いております。
>22
最近、入院期間等も含めたtotalのコストの比較に関する演題が散見されます。
確か、未破裂では手術とあんまりかわらなかった、との結論だったと思います。
私見ですが、未破裂動脈瘤のnatural histryについては、未だ議論の分かれるところ。
破裂のリスクがそれほどでもなければ、頭を開けられ、コメカミを引っ込ませたいとは思わないのが人情です。
GDCの破裂予防効果についての長期成績が明らかになり、surgeryのそれと大差なければ、
将来的にはenbolizationが主流になると思います。
(因みに業界の先進国フランスでは、すでにGDCがfirst choiceだそうです。)
25 :
卵の名無しさん:01/11/21 00:54 ID:EPxYnLEg
数年もすればどこでもコイルエンボリやってるんじゃない?
認定医制度も騒がれてるけど実際制限出来るわけないと思うしね。
勝手にやる人は勝手にやると思うし、
動脈瘤治療はneuroIVRの基礎になる時代がくるかもね。
画像診断の進歩も著しいし、選ばれた人間だけのものではなくなるでしょう。
ところでバイオGDCなるものが存在するらしい
なんでもルーズパッキングでぜ〜んぜんOKだとか・・・
26 :
告らん:01/11/21 00:57 ID:???
内科も乱入していい?
27 :
新潟より:01/11/21 01:12 ID:???
追加
>1
本気で血管内外科を考えているなら、何年か前のAJNRに出てたヒエシマ先生の
"Do not harm."を呼んでみては?
医療技術は日進月歩で安全性は日々高まりつつありますが、この業界の一面には、
前述の文章が意味を持つような側面も、依然として存在しています
。
28 :
新潟より:01/11/21 01:17 ID:???
申し訳ない。追加の追加。
>9
確か、北大も放射線科でやっているはずです。
29 :
1です:01/11/21 11:18 ID:???
新潟よりさん、まじレスありがとうございます。早速、AJNRを図書館
に行って呼んでみたいと思います。
ところで、脳外科医として、血管内治療をメインでやる場合、
手術のほうは最低限どれぐらいできたら、一応外科と認められるのでしょうか?
また、そのレベルに到達するのは何年ぐらいかかりますか?
よろしくお願いします。
30 :
卵の名無しさん:01/11/21 11:28 ID:vFFB2RmC
漏れは卒後17年目の内科部長だが、ほぼ同世代の同僚の脳外科医は
やっと最近自分で手術させて貰えるようになったらしい。
31 :
1です:01/11/21 17:53 ID:???
そんなに、年月がかかるんですか?脳外の卒後教育について情報求む!!
32 :
>31:01/11/21 20:19 ID:ol4TVJdq
脳外科の卒後教育は医局によってさまざまです。
うちは西日本の中堅国立大学ですが、はっきりした
研修システムはありませんでした。ですから、手術の
経験も同級生でもかなり違いましたね。
私の場合、
一年目(大学病院):慢性硬膜下血腫、VPシャント
二年目(市中病院):急性硬膜下血腫、硬膜外血腫
三年目(市中病院):脳内出血、椎弓切除
四年目〜八年目(大学病院):開閉隊に専念
このときに自分で積極的にいろんな人の手術を
見せてもらったりビデオを見たりして勉強しました。
九年目(市中病院):破裂動脈瘤、簡単な髄膜腫、グリオーマ、血管内治療
十年目(市中病院):頭蓋底腫瘍、AVM
といった感じです。未破裂動脈瘤はまだやったことが
ありません。
私の場合は上司がどんどんさせてくれる人でよかったですが、
私より手術のうまかった同期生は上司が手術を全部取っちゃって
いまだに慢性硬膜下血腫ばかりやっています。
結局のところ、うちの大学ではどういう上司につくかが大事なようで...
うちは研修のシステムが機能していない!ので、あんまり参考に
なりませんでしたね。すみませんでした。
>31
タイトル間違ってました。
何か変だと思って調べてみたら、'...and do no harm.' でした。
http://www.ajnr.org/cgi/reprint/16/1/1.pdf でダウンロードできます。
本日、脳血管内治療学会の専門医受験のためのレクチャーがありました。
今年受験申請した人は160人で、
神経内科専門医が1人、放射線科専門医が10人程度、
その他のほとんどの人が脳外の専門医だそうです。
日本の現状がよく現れている数字だと思います。
34 :
にゅうろ:01/11/21 23:25 ID:???
わーい、告らん先生ご降臨!
>>1 ニューロ領域のインターベンションは他の部位と比べ物にならないくらい大変で、合併症もシビアです。
透視時間もやっぱり長くなるしね。
とりあえず、頭のインターベンションやりたいのなら、脳外科に入って一通り病気を勉強して、それから
インターベンション専門にやってるところに出るのが良いのではないでしょうか。
これからの分野だと思うしね、やりたいって人がいるのはありがたいこっちゃ。
ストロークケアユニットも増えると思うしね、まあ、溶かすのと溶かさないのと果たしてどっちがいいのか
は別問題としてね。
ではがんばれよ!
35 :
告らん:01/11/22 00:24 ID:???
循環器内科がPTCAをやっているのと同じ勢いで、脳卒中内科が脳血管のangioplasty
も行うべきだという意見があるのは事実です。私も少し前まではそう思っていましたが、
今は必ずしもそうではないと思っています。
まず第一に脳血管interventionは歴史的に脳外科医のほうが多くの経験をもっていま
す。SAHやAVMへのembolizationは内科医が全く興味を示さないうちから、脳外科医が多
くの症例をこなしてきていますし、そういうテクニックをもつ内科医はほとんどいません。
第二にただでさえ脳卒中の初期治療を担う内科医が絶対的に不足している現状で、慣
れない血管内治療に手を出す脳卒中内科医はそう多くないと思います。基本的に虚血性脳
血管障害の超急性期は、内科医の仕事の範疇で、その中で、CEAやステントが必要となれば
外科が分担していくというのが、現在の流れです。
最後に、多くの虚血性脳血管障害は、虚血性心疾患や糖尿病などの合併症が潜んでいます
脳卒中内科、外科だけの共同作業ではなく、循環器内科、代謝内科、放射線科との共同で集
学的に治療を進めていくことが大事だと思われます。
36 :
1です:01/11/22 02:22 ID:???
Stroke Care Unitに非常に興味があるのですが、
専門的にやっている病院を調べるには、どうやって調べればいいでしょうか?
すみません、初歩的な質問です。
すいません、angitisってどう読むんですか?
アンギティス?アンジャイティス?
>脳血管interventionは歴史的に脳外科医のほうが多くの経験をもっています
そうかも知れないが、脳外科の中では、intervention等は不器用でオペをさせられん奴がやらされていた、という過去があり、現在でも一般的にそういう傾向があるようで、心配だなぁ。
intervention後の管理とかも。
概して、日本の脳外はアンギオ下手だと思うよ。
40 :
にゅうろん:01/11/22 08:48 ID:4Kmz3/hd
angioなんてうまい下手、ないよ。だれでもできる。ちゃんとトレーニングしたらね。
日本では血管内は始まったばかりだから、、、でも動脈瘤はこの方向に進んでいるね。
まあ、内科か放射線科の仕事と思うけれど。これもやって、脳外科の手術もやるよう
なことはこれからの時代無理だろうね。
41 :
脳下界:01/11/22 09:22 ID:nIqINHmo
interventionそのものは 難しくない
根気があるかどうか
ちょっとやればできる
難しいのは
適応と どこまでできるかの見極め
これを習得するのに時間と犠牲者?が必要
アンギオグラフィーにうまい下手はない
あんなもん 手技のひとつに過ぎない
だって 年間100件いじょうやるんだぜ
42 :
卵の名無しさん:01/11/22 09:29 ID:ObTJwZxd
Stroke Care Unitに関しては行政の取り組みも大きいと思います。
結局発生から1時間以内に患者が到着するかどうかが分かれ目。
熊本県のケースは良い見本になるでしょう。
しかしはっきし言って脳外科医が花形であった時代は終わりつつある
と思います。SAHも取り合いですよ、最近は。
43 :
1です:01/11/22 11:53 ID:???
42さんへ、SAHが取り合いであるというのはどういう意味ですか?
脳外科医と神経内科医の取り合いと言うことでしょうか?
>>42 埼玉にある市立病院の脳外科の先生方(6人体制)に聞いたら
angioの適応が本当にあると思えるSAH症例なんて
年6人くらいだそうな、取り合いどころのさわぎじゃないな。
45 :
卵の名無しさん:01/11/22 12:01 ID:Obmv7LG9
>42
高度成長期に、医療費が右肩上がりだった頃、主として脳出血や脳
梗塞を専門に扱う脳外科病院が乱立して、儲かったためそれなりに
大きくなった。最近ではMR導入による脳ドックで未破裂動脈瘤が
多くみつかるようになったため、どこの脳外科病院もこれを取り込
むのに躍起になったが、最近ではだんだん掘りつくされてきて、症
例が減ってきている。また、いままで救急を取らなかった市民病院
が救急を取るようになったため病院当たりの搬送数が減っている。
都市部では儲かる脳外症例は取り合いです。
46 :
1です:01/11/22 12:13 ID:???
病院間での取り合いと言うことなんですね。
適応の問題はいろいろあると思うのですが、脳梗塞での
急性期局所溶解療法なんかは、今まで脳外科医が
見向きもしなかっただけあり、まだまだ医者が足りない
領域ではないでしょうか?教えてください。
47 :
にゅうろん:01/11/22 13:40 ID:4Kmz3/hd
かつて急性期にSTA−MCAをやりまくった時代があってそれと似ているかもしれない。
悲惨な合併症をおこしたり、改善を認めない症例も数多くあることを忘れたらいけない。
統計を出すほどの歴史はないので、一時ははやったけれどやっぱり駄目だね、、という
時代がくるかもしれない。悪くなったときの訴訟問題とか、今の時代は厳しいから。
適応を誤ったら、大変だよね。
>46
適応になる症例は非常に少ない。溶かして大出血もあるよ。
実際広南でも適応は年20例くらいじゃないか。
当院で検討しても4例くらいでした。
しかも、すべて院内発生例です。
地方公立500床です。
脳血管内はそれほど需要があるとは思えません。
carotid stentが伸びるかもしれませんが、
ここは循環器も放科がしのぎを削っています。
49 :
脳下界:01/11/22 15:04 ID:nIqINHmo
>48
禿同
私は,駐車場で倒れていた患者を急性期血栓溶解療法をやったが
倒れているときに作った
急性硬膜下血腫が大きくなり
死にました
このときはじめてみたな
アンギオグラフィーでのアバスキュラーエリア 硬膜下血腫のね
昔の脳下界は外傷もアンギオグラフィーやってたらしいからね
50 :
1です:01/11/22 15:06 ID:???
脳血管内治療が非常に適応が難しいということですね。
私自身は、急性期の脳梗塞の患者さんが目の前で改善するのを見て、
この分野に飛び込みたいと思ったんです。
少し、冷静にならなければいけないでしょうか・・・・・。
先生方の言うとおり、非常にGolden timeが短く、
院内発生の脳梗塞しかどうしようもないのかな?と感じたりします。
脳卒中医療を考えた時、どうしても行政の取り組みを考えないと
今後の発展はないような気がします。
そこで、現在日本でそのような脳卒中にたいする取り組みあはあるのでしょうか?
ご意見、情報お願いいたします。
脳神経外科医と脳血管内治療医、脳卒中専門医の仕事は同一ではない。
日本では歴史的経緯から、たまたま脳外科医が中心になっているだけ。内科医による脳卒中治療や、
血管内治療のバックアップとして優秀な脳外科チームが必要なのだ。
研修病院を選ぶなら、大きな施設に行くことだよ。
フランスは昔から放射線科が強くて、脳外科がすごく少ないんだよ。
52 :
1です:01/11/22 15:54 ID:???
まじレスありがとうございます。
大きな施設を、さしさわりのない範囲で挙げていただけないでしょうか?
外国に行けないのなら、仙台がいいんじゃないか?
実態は良く分かりませんけど。
他にも意見がでるでしょう。
54 :
卵の名無しさん:01/11/22 17:22 ID:cixUIym2
今内科共観になってる血栓溶解療法やった患者、ひどい
肝障害起こしてる。副作用かもしれない。
55 :
ルカ:01/11/22 17:30 ID:???
>>50 私は医慮経済の観点で考えて取り組めればいいなと思い勉強しています。。。
>>1様、一度学会にいかれてはいかがですか?
または一度関心のある病院にいかれては?
56 :
1です:01/11/22 21:33 ID:???
ルカさんへ、とりあえず時期をみて学会に行ってみようと思っています。
本当は、今回の新潟の学会に行きたかったのですが、なにぶん新潟が
会場で遠くて行けませんでした。あ〜無念。
そこで、関心のある病院に行く際、
イキナリ、電話して見学したいと言って受け入れてもらえるもんですか?
この1は人にモノを尋ねる立場の人間として、非常に好ましい態度だと思う。
糞スレたてる他の「教えて君」たちも見習ってほしいな。
58 :
知んない:01/11/22 23:35 ID:???
>>56 ほとんどの病院は問題なく引き受けてくれるのではないでしょうか。
私は神経内科医ですが、頭のIVRはやはり脳外科にお願いしたいと思います。
(内科がやれるところもあるかもしれませんが)
頭はいろんな意味でsensitiveで、例えば心外の手術をみてると
人工心肺つなぎかえのときなど、見ててもairが入ってるくらいで、
当然、TCDでモニターとかしてるとばんばん飛んできますし、
その点、脳下の医者は頭に対する優しさがあります。(普段は、やさしくないですが)
アンギオそのものは神経内科でも年に100件くらいやることですし、
放科の医師に技術はあるでしょうが、それ以外のことが不安です。
embolization中のruputureもコイルがはずれてICAにつまるのも眼の前で見ました。
(心外のない施設でPTCAをやって、ruputureしてるところも随分あるのでしょうが)
血管内はまだしばらくは伸びていくと思います。私のいるところでは、脳下は毎日アンギオを2−3件、
そのうち、IVRが週に2日+緊急という感じです。
しかし、10年後にどのような医学、医療形態となっているかは私の悪い頭ではわかりません。脳外科の修行年数の長いのに驚きましたが、上司の考え方次第だと思います。
外からみてると、脳下の修行は上司の考え方次第でないでしょうか。
4-5年目がガンガンclippingをやっているところもありました。
(ただ、その頃、大学に戻りたくなる季節でもあるのですよね。)
59 :
にゅうろ:01/11/22 23:44 ID:???
最近のあれまくってる2ちゃんの中で、まじレスの嵐‥
嬉しいなあ。
にゅうろんさま
ごめんなさい、初心者なもので、ハンドルかぶってしまったの、お許しください。
次回以降ハンドル変えます。
60 :
punpui@:01/11/23 01:31 ID:GLfdr+K4
剃りなー是は保険適応外?高価なお薬、、、
なかなか症例もすくなく撃沈
がんばれ、、、国選ノゲ
61 :
卵の名無しさん:01/11/23 02:19 ID:RHXxheyi
動脈瘤塞栓術はうまくいくと患者さんはとても幸せだと思います。
患者の利益となる医療だとおもいますので今後普及すべき技術。
長期成績はまだ不明ですが。
62 :
1です:01/11/23 03:30 ID:???
みなさん、的確なお返事ありがとうございます。
大変参考になりました。ここからは、ある意味進路相談のように
なってしまうのですが・・・。
私は現在、特に医局に属しておらず、単なる研修医です。
私のような人間が、脳卒中診療、脳血管内医療がやりたいと言うことで、
その筋の大きな専門施設に行った場合、
通常その後どのような人生が待っているのでしょうか?
そこの施設へ医師を派遣している医局に入局できるのでしょうか?
また、入局したほうがいいのでしょうか?
是非、2ちゃんねるならではの本音の意見を聞かせてください。
行けない
うっ、厳しい。
1さんへ、そこまでやる気があるなら思い切って
飛び込んでみたらどうでしょうか?
医者の世界は学閥など、面倒な事も少なからずありますが、
案外飛び込んでみるとなんとかなるもんですよ。
将来のポストうんぬんはそれからだと思います。
今後医者の世界は今までの先輩たちが
歩んできたおいしいものではないと思いますが、
あなたのその最初に目の前で脳梗塞の患者さんが
救われた時の気持ちを大切にして、頑張ってください。
医者のいいところは、目の前の患者さんを治療して、
いろんな患者さんから話を聞いて、
自分の生きる喜びに変えられる事ではないでしょうか?
私も、いろいろ紆余曲折があって
脳外科医への道を進んできました。
今まで、いろんな患者さんを診てきて、
名医ではなかったかも知れませんが・・・、
振り返ってみると充実した人生でしたよ。
現在の私はそれほどの役職がついてもいませんが、
医者一筋で良かったと思っています。
では、頑張れよ!!
とおりがかりの者ですが、感動しました。世の中には悪いお医者さん
ばかりではないのですね。
頑張ってください。
お医者さんができることは、この世の中にまだまだあると思いますよ。
age
専門施設勤務医さんへ、脳外科との住み分けは今後うまく進むでしょうか?
学会無事終わったかな?
age
ステントは今後、保険診療として認められるでしょうか?
ステントはどうだろうね〜?おいらには分からんわ。
ステントって何ですか?セメントみたい!
age
某研修医です。脳外志望です。
ちょっとお伺いしたいのですが、
先輩に脳外に行こうと思うと言ったら、
脳卒中は診てて
ミゼラブルなんだから
やりがいなくすよと諭されました。
脳外科なんて、野菜畑作ってるだけだよと
言われたのですが、本当のところはどうなんでしょうか?
あげ
u
78 :
卵の名無しさん:01/11/24 19:18 ID:jnusircz
野菜づくりに励んでいるのは事実です
79 :
75:01/11/24 19:20 ID:???
野菜作りも事実だとは思いますが、脳外科をやってて
やりがいを感じる時を教えてください
80 :
:01/11/24 19:22 ID:???
よく野菜って比喩が出てきますが何のことですか?
植物人間のことですか?
それは一般の医者でもよく使われているのですか?
vegetableの直訳
82 :
専門施設勤務医:01/11/24 19:59 ID:Gkkhs/ex
棲み分けは進みます。扱う疾患が同じでも、患者の状態で治療法の選択を行うからです。
83 :
告らん:01/11/24 21:31 ID:vC78aa5i
84 :
卵の名無しさん:01/11/25 03:42 ID:V7/zsXUv
マジレスね。って1はもういないか。。
endovascularは、いま指導医・専門医制度をつくりつつある。
#神経内科・放科の先生には申し訳ないが、脳外がメインでやってます。
適当な施設に逝って脳外科やって、一通りやってからspecialityというのも悪くないと思うけど、
はじめからendovascularが盛んな施設に逝くがよろしかろう。
いづれそのような「専門施設」でトレーニングを積まないと、
血管内治療医として認められないようなシステムになるように、もう話が進んでいるから。
関西方面が吉なんだが、どこが良いかぐらいは1は自分で調べ済みのはず。
ちなみに、北日本にいくと、basilar top Anでもとにかく手術するらしい!
#田舎地方医大のうちの科では、コイルが1st。
>75
とにかく「掘っておくと呼吸がとまって死ぬ」が基本なんで、
あとあと「あの時先生に命を助けられたから。。。」と感謝される時が救いかな。
慢性硬膜下血腫なんか、さぱーり麻痺が取れて気持ちいいぞ!
malignant gliomaやmedulloblastomaなんかの治んない腫瘍とかは確かに欝だが。
>80
俗にベジる、という言葉は確かに使うけれどもね。
治療転帰の評価のひとつに、vegetative state(VS)という専門用語もあるのです。
85 :
1です:01/11/25 12:13 ID:???
告らんさん、84さん、65さん、丁寧なお返事ありがとうございます。
すこし見ていない間に、新たにまた研修医さんも加わったみたいで心強いです。
84サンの言うとおり、いくらか専門施設は調べています。
84さんが言う関西方面というのは、必然的に国立○○○○センターですよね。
僕自身としては、全国どこへでも行く覚悟はあります。
正直言うと、少し気になるのはその後どんな人生が待っているのかなと
思っているのです。もし、よろしければその辺りを教えてください。
答えにくいとは思うのですが・・・。
それと、もう一つ質問なんですが、はじめから
endovascularの盛んな施設に言った場合、
その後やはり最低限の手術は習得しなければいけないのではないでしょうか?
どうも、endovascularだけではすこし足りないのではと思っています。
質問ばっかりですが教えてください。
86 :
出身者:01/11/25 12:55 ID:???
国立循環器病センターの内情をよく知ってるよ。
レジデントは3年目以上、スーパーレジデントは5年目以上に受験資格があり、
それぞれ任期は3年、2年。内科レジデントは心臓、脳、腎、代謝の各グループ
をローテイトする。脳外科はどうかな?多くは大学医局に属しているが、飛び出してきた
人もいる。脳血管に関していえば、その後行くところに困ることはまずない。
センターのOBは日本全国の脳卒中の大きな施設に散って活躍している。
脳外科のことはよう知らない。でもセンターの脳外科は無論開頭手術も多数例こなしていて、
endovascularに特化しているわけではない。
87 :
1です:01/11/25 13:03 ID:???
出身者さんまじレスありがとうございます。
レジデントになるための試験について、情報いただけないでしょうか?
88 :
出身者:01/11/25 13:11 ID:???
>84
確かに、うちの大学(北日本)では、BA tipの手術もそれなりの頻度でしてます。
術者に問題なければ、miserableな結果にならないことが多いけど、high position 後ろ向きとかは、
まずembolizationが検討されます。
で、そういうのに限って、broad baseのsmall sizeだったり、PCAがdomeから出ていたりするんですよね。
そういう訳で、最近opeとembolizationのcombined therapyの文献や発表をちょくちょく見かけます。
バランスの良い施設で研修するのが良いと思います。
本筋と関係ないレスでスンマセン。
90 :
脳下界:01/11/26 01:47 ID:+gVHQD2O
今病棟に
basilar top aneursm
直径約3センチ 脳幹を圧迫し,中脳が変形している
SAHで運ばれてきたがJCS100
さーて、どうしたもんかね
クリップは難しいし コイルじゃmass effectとれないし
野菜コースまっしぐらだからいいのだけれど・・・
91 :
1です:01/11/26 06:19 ID:???
出身者サン、情報ありがとうございます。感激しております。
ボスと少し相談してみます。少し緊張しております。
89さんアドバイスありがとうございます。
脳下界さんお疲れ様です。
僕は今から採血に行ってきます。
よし、今日も頑張るぞ!
脳血管内今日も一例やりましたが。
どう考えても心血管のPTCAに比べてriskが大きくて、
得られるmeritが少なすぎると思う。
脳は心臓に比べてsensitiveだからということだけでないと思う。
放射線科でやっている大動脈のstentは面白そうだし、
彼らがやってるshuntのPTAは儲かるそうだ。
大動脈はstressfulらしいが、shuntは二日酔いでもできるそうだ。
(当院放射線科ではそのようなことはないが、たとえて言えばということ)
下世話な話だけど、payしない仕事は継続されないので。
全体として、stressや病院の利益を考えても、
脳血管はpayしないんじゃないかな。
やはり、日本ではsystemがなくて、今作ってるけど、
てんでバラバラだから良くないんだろうね。そこが心配です。
>90
意識障害の原因はSAHによる、a)initialのbrain damage?
それともb)hydro?
意識障害の進行が緩徐なものでなければ、brain stemに対するmass effectが
主因というのは考えづらい。
(MRIでbrain stemにperifocal edemaとかあるの?)
治療については、SAH発症なので、まずre-rapture防止の措置を。
rupture pointが分かるなら、できる範囲で、embolizationでそこを押さえる。
(短期的な破裂防止が目的なので、coil compactionとかは考えない。)
次に、hydroが原因の意識障害であれば、drainageでhydroの解除を。
個人的には、例え動脈瘤の処置ができなくても、drainage or shuntは絶対いると思う。
(長期のICP亢進の放置は、再浮上の可能性を低くすると思う。
このような状態では動脈瘤の治療自体意味がなくなってしまう。)
浮上する見込みがありそうなら、natural histryは極めて不良な疾患なので、何らかのinterventionが必要となる。
できることとしては、bilateral VA or BAの閉塞でflow alternationか。
P comA. からの血流があまり期待できなければ、bypassを追加。
常識的には、こんなところでは?
で、このスレ的には、やっぱりballoon+Onyx?
(PCA、SCAとneckが分離できて、orificeがballoonで押さえられればだけど)
但し、数年後になるけどね。
94 :
93:01/11/27 03:39 ID:O8S/kh8A
追加
>93
PCAdomeから起始していても、どっちかのP-comが太ければ、漏れーの方法で
P-com経由でballoonを入れて、両側のP1近位部を確保した上でdomeを閉塞できるかもしれないね。
95 :
脳下界:01/11/27 09:16 ID:i0U/PQiH
>93
水頭症があるので
両側脳室ドレナージはしました
ただ,アンギオグラフィーはしてません
CTで瘤がわかるほど立派なものです
意識障害は initial damageだと思われます
H&K Gr Vであり 血管内をやってまでさいはれつを予防する
意味がなイと思われる
これは,主治医のポリシーによると思われるが・・・
96 :
卵の名無しさん:01/11/27 10:49 ID:3rQlXGwo
age
97 :
卵の名無しさん:01/11/27 12:15 ID:4xd8hxlJ
まあ脳は1本詰まってもなかなか死ぬとこまで行かないからね。
98 :
卵の名無しさん:01/11/27 13:21 ID:yG4vWVy/
↑心臓よりま楽だと言う意味ですか?
99 :
卵の名無しさん:01/11/27 22:11 ID:b06XmRjm
age
101 :
卵の名無しさん:01/12/03 21:11 ID:1lN63IbH
age
すいません
お尋ねします。
SAHのオペ後に除皮質硬直になった患者がいます。
この硬直が現れた場合、硬直を直すのは無理なのでしょうか?
103 :
卵の名無しさん:01/12/04 00:08 ID:dgv27Lql
>102
「硬直を直す」というのは単に硬直を取り除くという意味ですか、
それとも硬直の原因を治療して硬直しないようにするという意味ですか?
後者ならば、不可能です。
それと、あなたがもしナースなら、こういうことははちゃんと担当医に聞きなさい。
104 :
卵の名無しさん:01/12/04 01:54 ID:m7AhkUF1
age
脳海綿状血管腫の事教えて下さい。
都内で良い病院あったら教えて下さい。
107 :
ここどこ?:01/12/04 21:02 ID:DCNznl0f
脳外のお医者さんは、PCI下手だねえ。そんなバルーンの選び方では破裂して当然。たまには、循環器に勉強しにきたらと思うね。内にもこく順からN先生がこられたけどまだまだだねえ。湘南鎌倉のMくんもPCi
していたなんてうそばかりついちゃって・・・。脳外の今後はかなりきびしいんじゃないの?
湘南鎌倉のM先生はうまいぞ!
というか、頭と心臓が同じと思ってる107は去れ!あほ!
>硬直を直す」というのは単に硬直を取り除くという意味ですか、
それとも硬直の原因を治療して硬直しないようにするという意味ですか?
硬直を少しでも緩和させることです。
リハによって改善できるのでしょうか?
110 :
ここどこ?:01/12/04 21:32 ID:ndzRSr1N
最近はまともになったんですか?
M君の過去を知っていますか?
あの人がしたことを・・・。
まあいいけどもうかれに逢うこともないしね
>>110 小倉では何をしていたんですか?確かに小倉で十分研修した、といって、偉そうにやっている人で
実際小倉では4番目位の術者ばっかりという人結構いますが。(しんぞーのこと)
112 :
卵の名無しさん:01/12/04 22:30 ID:dgv27Lql
>109
除皮質硬直は単なる拘縮とは違います。脳ヘルニアにより上位の
運動機能が障害されたことによる異常反射ですから、拘縮のように
リハビリで改善することはできません。
除皮質姿勢や除脳姿勢を取り除こうとはいままで考えたことも
なかったのですが、強いていえば、筋弛緩剤は有効でしょうね。
ほかに何かご存知の方はいらっしゃいますか?
しかし、術後にそのような状態になったのであれば、もはや脳死は
避けられないと思いますが、あえて硬直を取り除く意味はあるのでしょうか?
113 :
1114:01/12/04 22:42 ID:DCNznl0f
カテさえさせてもらっていません下よ
告らん先生ここにも おいでで^^
先生の居るところは優良スレなんで あげ!
115 :
告らん:01/12/05 02:44 ID:y5Di1t7a
PCIの話にはついていけませんが(藁
脳血管でのPTAは以下の点が心臓以上に問題になると考えます。
1) あらゆる血管で末梢への微小塞栓の発生が必発する。
2) 脳底動脈、中大脳動脈近位部などでは穿通枝の閉塞が非常に大きな問題になる。
3) 頭蓋内血管では周囲に支持組織がないため(髄液しかない)、破裂が非常に大
きな問題となりうる。
主幹動脈狭窄では、1)2)はPTAを行わなくても何らかのstroke eventを起こす可能性
があり、またPTAによっても解決できません。
また、3)はPTAによってしか生じない固有の問題です。
結局PTAは、塞栓源の除去が目的ではなく、脳灌流の改善を目的に行われるべきですが、
困ったことに貧困灌流が原因の脳梗塞(hemodynamic)は決して多くありません。
症例は限られるかもしれませんが、貧困灌流の解決は侵襲の大きな外科手術に頼らざる
を得ないので、その点では有効な治療法の可能性があります。
116 :
職人:01/12/06 21:04 ID:rO1Jak1E
>115
でも、直径3mm以下の血管にステントを入れたり、バルーンで拡張したりするのは
本当に有効なんですか?restenosisは冠動脈のように起こるんでしょうね。多分。
そうすると、頭の場合は、完全に閉塞するまで症状が出現しにくく、まして、
colateralもできにくく、やっぱり梗塞になってしまうんじゃないんですか?
ラパマイシンコーティングステントが国内でも使えるようになるまでは
すべきではないんではないでしょうか?
また、ステントを入れることでspasmが誘発されやすくなるように思うん
ですが専門家としてはどうなんですか?
おしえてください。
age
120 :
卵の名無しさん:01/12/12 09:24 ID:KJyHZBM4
ageage
age
122 :
循内:01/12/12 23:44 ID:5e+NGZEL
Dr.告らん様、お久しです。前スレが倉庫入りしてしまいました(;;)/~
時々覗かせてもらいます。
123 :
告らん:01/12/13 01:55 ID:AI1Clhhm
>>116 脳血管の場合は再狭窄は起こりにくいといわれているのを聞いたことがありますが、
正直詳しくないです。脳外科の先生いかがでしょうか?
>>122 前スレ? 脳卒中泌尿器科スレは生きていますが・・・
124 :
卵の名無しさん:01/12/16 01:15 ID:cB6+Q3Yg
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ラジカットを打ってからすると結構予後が良いように感じたが、何か?
127 :
田代:01/12/18 23:05 ID:3wHNlyBs
syab
128 :
卵の名無しさん:01/12/25 00:18 ID:UQPOxmVA
脳内だけでなく、ASOとかにも活用してくれ!
なにを?