奈瀬明日美とほのぼのしない?

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856オリバー物語
「んんん、んぐぅ、んんぅぅぅ……」
塔矢名人の声をかけられた明日美は、いっそう激しく首を振る。
「おお、おぅ……うぅっ」
耐えきれなくなった男は、明日美の口の中にスペルマをぶちまけた。
明日美は、男のものをくわえたまま動かない。
しばらくして、ようやく明日美は口を離した。
「どうだい、良かったか?」
男は先程とは違う、自分自身の若々しい声で話しかけた。
「うん……ありがとぅ、黒羽くん」
明日美はすぐに答える。どうやら、男の精液は飲み干したようだ。
そしてすぐに、舌を伸ばして男のものの先端を舐めて後始末をする。
「うっ、こんな声マネで、ここまで、してくれるなんて、な」
明日美はほんの少し頬を赤らめた。
「だって、好き、なんだもん……」
“誰のことを?”
黒羽と呼ばれた男が、そう言いかけたように見えたのは、気のせいだろうか。

僕は明日美に見つからないように立ち去った。
彼女はいつまで、こんなことを続けるつもりなんだろう?
もっとも、僕にはもう、関係のないことだけど……。