奈瀬明日美とほのぼのしない?

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785風俗通い
「早くぅ、こっちにおいでよ♪」
明日美は明るい声で言うけど、僕は戸惑いを隠せない。
なにせ、明日美はベッドの中、裸で僕を待っているんだ。
「照れてるの?」
わかってるくせに、訊くんだ。
ここでためらっちゃいけない。だけど、足が動かない。
「もう、恥ずかしがらなくていいのに。ほらぁ」
明日美は強引に僕をベッドに引っ張っる。
そのまま、僕の体を自分の上に乗せた。
「いつもみたいに、舐めてよ」
僕の目の前に、明日美のそれほどは大きくない胸が、ある。
口を開き、舌を伸ばす。
僕のざらついた舌が、明日美の乳首に触れた。
「ん……んん」
ためらいがちに舐めたのが、却って良かったらしい。
明日美の、いつもの会話では決して聞けない声が、僕を刺激する。
「あは、君のもこんなふうになるんだ」
当たり前じゃないか。僕だって、雄なんだ。
だけど、ここまでだ。これ以上のことは、しちゃいけない。
僕の心中を察したのか、明日美はとんでもないことを言い出した。
「気にしないで。わたしの初めては、君がいいの。
 こんなこと言うなんて、わたし普通じゃないのかもしれないけど……」
ダメだよ、何を言っているんだよ。だって、僕は……。
「お願い……、しようよ。……オリバー君……」

――つづく(?)