1 :
1:
意見くれwwww
それで今後の展開変える
ふと思った。「春は曙」
朝には起き上がることを億劫に感じ、夜には霜が降りる季節には不釣り合いな言葉が私の頭をよぎった。
2 :
1:2013/12/06(金) 10:58:39.79 i
春は曙。意味自体をそもそも良くわかっていない。
だがこの言葉が古くあることは知っていたし、2月というのが春という捉え方が一般的だった時代があったことも認識はしていた。
3 :
1:2013/12/06(金) 11:04:20.68 i
「ようよう白くなりゆく」
美里が諳んじて見せた。その様は、ネズミを捕まえた猫が主人に見せるそれと似ていた。
私がしばらく黙っていると急に不安になったのか美里が顔を覗き込んでくる。
「続けろよ」
私は美里に言い放った。美里の知識は中学の国語で暗記したものを引っ張りだすので精一杯だったようで、必死に考えていた。
今の美里は私を心底意地の悪い男と思っているのだろう。
4 :
1:2013/12/06(金) 11:08:11.42 i
「枕草子じゃない。仕事。続けろよ」
美里は一瞬、安堵したようにも見えたがやはり不安に思っているのだろう。
その不安は空中ブランコのように軽やかに私にも伝わった。
不安はまるでピエロだ。
「大丈夫。きっと大丈夫。」
美里は笑って見せた。
5 :
1:2013/12/06(金) 11:18:55.54 i
美里が何を大丈夫と言っているのか分からなかったが、彼女は自分に言い聞かせているようにも見える。
私の「続けろ」という言葉の裏にある意味を彼女はどのように受け取ったのだろう。
それこそ、ピエロが運んでくれればいいと思った。不安はピエロのようにあるべきだ。
そして美里は大きな音のオナラをした。
「オナラじゃないの・・・オナラじゃないのよ、空気が入っただけ。」
そしてそれは私の腹を満たした
8 :
1:2013/12/10(火) 23:43:02.36 i
美里の一部が私を満たしていると考えると何とも言えぬ興奮が込み上げてきた。
私は美里に恋をしているようだ。
と思ったその瞬間、
美里は全身を複雑骨折した
後、私達は