1 :
ほんわか名無しさん:
子供の頃、祖母の兄弟の奥さん、が癌で入院している病院に、祖母とよくお見舞いに行っていた。
私が4.5歳の頃の話。
その病院に、
ひろっちゃん、と言う鼻から下の感覚が全くない、所謂不随の男の人がいた。
当時で40歳位だったんだがもう20年位ずっとその状態らしかった。
どうしてそうなったかは詳しくは知らないが、確か事故とかいってた気がする。
鼻から下の感覚が無いので、喋る事もできず、動くこともできない。動かせるのは目だけ。
ひろっちゃんは毎日毎日飽きもせず、じーっと、テレビを見ていた。
ひろっちゃんの産みの母親は早くに他界しており、代わりに継母がいた。
ある日、ひろっちゃんの病室の扉が空いたままで、継母が大きな声で誰かと話していた。
その内容が、
「ほんまに、いつになったら死んでくれるんや。」
といったものだった。
ひろっちゃんは、耳は聞こえているので、その言葉を聞いた瞬間、その目から一筋の涙が頬を伝った。
動くことも、話すことも、なにも出来ないひろっちゃん。
ひろっちゃんは看護士さんに、目で訴えた。
ひろっちゃんの命を繋ぐ管、それを外してくれ、外してくれ、と。
私は今25歳。
今日、そんなひろっちゃんが死んだ、という連絡が、祖母にあった。
当時で既に20年もそんな状態だったのに、それから月日は流れ更に20年も、ひろっちゃんはそんな状態だったのだ。
自ら命を絶つことさえ出来なかったひろっちゃん。
継母の罵倒に、どうすることも出来ずただ涙を流して悔しさをかみしめて続けていたひろっちゃん。
そんなひろっちゃんに、本当にお疲れ様でした、と心から言いたい。
フィクション?
ノンフィクション?
3 :
ほんわか名無しさん:2011/12/09(金) 08:52:13.26 0
朝からなんてもん見せやがる(´・ω・`)
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//・\ /・\ \ ご
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\ \_| / 冥
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| (_人_) | 福
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|  ̄ ̄ | を
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/ \ お
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(_人_) | り
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| ̄ ̄  ̄ ̄ | し
| (_人_) |
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//・\ /・\ \ ま
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| (_人_) |
\ \_| / す
もちろんノンフィクションです、、