【何度も】素直でクールな娘【君に会うよ】

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910ほんわか名無しさん:2012/01/19(木) 22:50:18.05 i
反応早杉ワロタ
911くーるぽえま:2012/01/20(金) 17:39:22.91 O
>>909
冬と言う名の季節

「私は、冬が好きだ」
「そうなの? 僕は寒くて苦手だなぁ」
「冬だから、こうしてるのが気持ちいいんじゃないか」
「くっついて、だらだら過ごしてるだけなのに」
「君の温もりがちょうどいいんだよ」
「なんか、猫みたいだね」
「にゃー」
「はいはい。猫ちゃんなにがご所望ですか」
「君が欲しい」
「はいはい」

冬と言う名の季節
寄り添う温もり
彼女が好きな季節好きな温もり
912くーるぽえま:2012/01/20(金) 17:43:58.87 O
>>909
温めてください

「うわっ。さむっ。クー、暖房つけないでどうしたの」
「…おかえりなさい。暖房代節約」
「だからって、ここまでしなくても」
「いいの。毛布被ってたから。それにね」
「うん」
「君に温めてほしいから。温めてください」

少し寒い部屋
温まるために抱きしめあって
肌を重ね
唇を重ね
愛を重ね
913ほんわか名無しさん:2012/01/20(金) 23:21:26.71 O
温めてください……だと!?
誰が断ろうものか!!

GJ!!
914ほんわか名無しさん:2012/01/20(金) 23:22:57.27 i
GJ!本当にGJ!!
915ほんわか名無しさん:2012/01/25(水) 13:11:03.49 O
VIPに立ってたから宣伝

俺「素直クールな姉のSS書こうぜ!」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1327369717/
916ほんわか名無しさん:2012/01/30(月) 19:16:14.51 0
保守
917ほんわか名無しさん:2012/02/01(水) 18:09:28.72 O
布団の魔力

「さぁ、布団に入ろう」
「クー、早すぎだと思うよ。帰宅してすぐなんて」
「寒いから、二人で布団に入って温まるだけだよ。温まったら食事の支度をする」
「…はいはい」
……
「つい、ぐっすり」
「気持ち良かったしね。夕飯、どうしようか」
「手抜きで悪いけど、食べに行こうか」
「そうだね」


布団の魔力
逆らえるものはなく
暗い夜道
遅い夕飯
918ほんわか名無しさん:2012/02/01(水) 18:29:43.10 O
珈琲

「君も、一杯どうだい」
「頂くよ」
「はい」

「ふぅ、温まるね」
「だね。クーもすっかり珈琲党になったね」
「別に、紅茶を飲まなくなったわけではないさ。ただ」
「ただ?」
「珈琲の美味しさにも目覚めただけさ。君のせいでね」
「あはははっ」

一緒に過ごし
一杯であたたまり
一緒に感じる
一杯の美味しさ
919ほんわか名無しさん:2012/02/02(木) 00:06:07.13 O
クールポエマー乙!!
コーヒーがクーの自家焙煎だったりしたら最高すなぁ

GJ!
920某スレからの改編ネター:2012/02/02(木) 00:25:23.44 O
・人気作家な素直クール

女「ふぁぁ……あぁ、もうこんな時間か。男の出勤時間じゃないか」
男「よっ。おはよう、クー」
女「おや、起きてきたのか。今起こしにいこうかと思ってたんだが」
男「徹夜明けの作家先生に、そこまでやらせちゃ悪いよ」
女「そうか? 私に気を遣う必要はないんだぞ?」
男「クーだって大変だろ? 心配すんなよ、一人で起きれるから」
女「ふふ……まるで手がかからない子供のような言い回しだな」クスッ
男「しっかし、作家ってのも因果な商売だねぇ。俺なら絶対体調崩すわ」コポポ…
女「特に今は本が売れないからな。専業で食べていくには、それなりに努力が必要だ」
男「けど、あんまり気張るなよ? 倒れでもしたら大変だからな。ほれコーヒー」
女「ありがとう。だが、本気の修羅場はまだまだこんなもんじゃないぞ」
男「げぇ……二日完徹でまだ序ノ口なのかよ」
女「まぁ、この原稿だけは特に〆切を破る訳にはいかないから、急いでいるだけなんだがな」
男「なんで? 義理原とかそっち関係の仕事か?」
女「いや……もし万が一この原稿が遅れたら、今回は強制的にホテルで缶詰めさせられるんだ」
男「あー、それはやだなぁ。めっちゃストレス溜まりそう」
女「何より、原稿が上がるまで君に会えないと思うと総毛立つよ……」
男「だから何を置いても完成させようとしてる訳? 律儀というかクーらしいというか……」
女「ふふ……この原稿が終わったら、二人で精一杯思うさま、ダラダラしような」
男「何それ俺得」
921くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/02/04(土) 21:14:51.60 0
節分に接吻

「おかえり。待ってたよ」
「クー、急に職場から返されて何事かと思えば、その格好は」
「近所の幼稚園で、節分の鬼役が足りなくてね。似合うかい?」
「だっちゃとか言ってそうです。で、僕も鬼役すればいいの」
「話が早くて助かる。さぁ、行こうか」
「はいはい」」
………
「ふぅ、ちびっ子容赦ないね」
「全くだ。鬼には、少し同情してしまうよ」
「まぁ、厄災なく一年過ごせるようにと思えばいいか」
「君は、本当に前向きだね。はい、これは今日のお礼」
「んっ…」
「ふふふっ。どうせなら、年の数だけ接吻するかい」
「あははっ。ふやけちゃいそうだね」

願いを込めて
祓うは厄災
招くは幸福
追い出された二人の鬼は
静かに唇を重ね
穏やかに思いを重ね
922くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/02/04(土) 21:20:50.64 0
>>920 お借りします
彼女は小説家

「クー、締切近いけど大丈夫?」
「大丈夫大丈夫。こうして、エネルギーを補充しているだけだ」
「そう、僕を座椅子にしてって、携帯電話みたいだね」
「ふふふっ。そのセリフいいね」
「また、やり取りを小説のネタにするのはやめてよ」
「やめないよ。この甘ったるさがいいという物好きが多いらしい」
「はぁ、どうして担当になったんだろう」
「それは、私が指名したからだよ。専属担当君。さて、書こうかな」
「お願いしますって。この格好のまま?」
「もちろんだとも。充電しながらだと、効率いいだろ」
「はいはい」
……
「ふぅ。もう少しかな」
「よかった。クー、離れていい?」
「ダメ。君が離れたい理由は、これだろ」
「クー、わざと腰ひねらないで」
「ふふふっ。体勢が一緒だから体が固くなるのはわかるよ。一部が、特に硬いね」
「クー。これ以上すると襲うよ」
「どんとこい」
「はぁ、クーは結構お茶目だよね」
「ふふふっ。ありがとう。じゃ、書き終わったらご褒美をもらおうかな」
「はいはい」

物書きの彼女と
編集の彼
彼は彼女の充電器
彼がいるだけで
彼女の筆は進む
923ほんわか名無しさん:2012/02/04(土) 23:25:05.16 O
クールポエマーGJ!
俺が書いたのより上手いやないかい!
924ほんわか名無しさん:2012/02/05(日) 06:05:08.29 O
夜が明ける前に

「暗くて、寒いね」
「うん。静かで、不思議な気分」
「君と二人だけの世界、なんてね」
「あはははっ。世界を二人じめか。いいね」
「私は、君を独り占め出来ればそれでいいさ」

夜が明ける前
草木も眠り
月と星が輝く下
寄り添い歩く二人
二人だけの世界
夜が明けるまで
925くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/02/12(日) 21:25:38.36 0
バレンタイン

「はい、私からの本命チョコ」
「ありがとう。僕からは、これ」
「ほう、君もやるようになったね」
「花屋に寄ったらふとね」
「ふふふっ。今年は、ホワイトデーは何もなさそうだね」
「そ、そんなことないよ」
「ごめんごめん。からかっただけさ。来月も、君と会えるのなら多くは求めないさ」

愛しき人に
甘いお菓子と甘い思いを
お返しの花は
赤い花
言葉と想いを交わし
愛を深める
926ほんわか名無しさん:2012/02/13(月) 20:11:25.96 O
GJ!クーのチョコは甘そうだ
927くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/02/19(日) 21:43:39.83 0
雪降ろし

「お疲れのところ、すまないが手伝わないかい?」
「雪降ろし? 了解」
……
「ふぅ。疲れたね」
「お疲れ様。おとなりさんとかのところ付き合わせて悪かったね」
「いいよいいよ。年配だしね。それに、収穫あったし」
「そうか?」
「だってさ、自分の嫁が褒められて嬉しくない旦那がいないわけないじゃないか。クーこそ、いつもお疲れ様」
「うん。労いに、抱きしめてくれないかい?」
「了解」

雪積もり
雪降ろし
愛積もり
光落とし
928くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/02/19(日) 21:47:04.33 0
雪の花

「買い物に、行かないか?」
「了解。車出す?」
「いや、歩いていこう。何かあったら怖いしね」
「うん」
……
「寒いね」
「だね。まさか、ここでこんなに積もるなんてね」
「珍しくて嬉しいけど、嬉しくない」
「あははっ。複雑だね」
「今夜は、鍋にしようか」
「いいね」
「あっ…」
「どうしたの?」
「枝が、花を付けているように見える」
「ホントだ、雪が花みたいだね」

白い道
歩く二人
白い花
見つけた二人
冬の一時
929ほんわか名無しさん:2012/02/21(火) 07:54:09.41 O
うおぉぉぉぉぉ!!
GJでは飽き足りないほGJだぁぁぁぁぁ!!
930くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/02/26(日) 18:14:43.57 0
君がいれば

「君がいれば、何でも出来そうな気がした」
ポツリと、彼女の独白は始まった。
「けど、実際には大したことは出来なくて」
そっと握った手は、少し弱めで。
「だけど、これだけは判ることが出来た」
声色は、少しずつ明るく。
「君がいれば、私は幸せになれるって」
握り締めた手は、強く。
「君が好きだ。幸せを感じるくらいに」
言い切った彼女の笑顔は。
眩しかった。

出来ること
出来ないこと
ゆっくり歩きながら
探すは二人の幸せの形
931ほんわか名無しさん:2012/02/27(月) 20:26:12.43 O
クーうぅぅぅぅぅ!!結婚してくれぇぇぇぇぇ!!

GJ!!
932ほんわか名無しさん:2012/03/09(金) 23:25:34.39 0
お題募集と次スレどうするかの議論余地ですかな。
933くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/03/10(土) 00:21:34.66 0
ひな祭り

「あれ? クー、まだお雛様飾っているの?」
「うん。一度出すと、片すのが億劫でね」
「クーはすぐ直すと思ったのになぁ」
「君が思うほど、几帳面じゃないさ。それに、嫁に行き遅れることはないしね」
「あははっ。そういうことか」
「まぁ、少し冗談だけど。もらってくれたら、嬉しい」
「もちろん。もらうよ。クー以外考えられない」
「ありがとう。甘酒、いれたから飲もうか」
「うん」

お代理様とお雛様
節句を過ぎても
そこにいる姿は
二人がずっとそこにいる未来を描くように
934ほんわか名無しさん:2012/03/10(土) 00:22:48.07 O
お題
・お腹いっぱい
・ネカフェにて
・淀み、歪み、軽はずみ

次スレについての取り決めはないんだね
これだけ低速なら>>950踏んだ人間が立てるとかでいんでない?
935ほんわか名無しさん:2012/03/10(土) 00:24:00.32 O
お、初めてクールポエマーの投下にリアルタイムで立ち会った

GJ!
936くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/03/10(土) 00:35:24.95 0
>>934
おなかいっぱい

「もうそろそろ。鍋の季節が終わるね」
「だね。今冬は寒い寒い」
「白菜が、いい感じだ。おっと、杯も空いてるよ」
「あっ、有難う」
「しかし、いいね」
「んっ?」
「こう、お腹いっぱい鍋を食べながら飲むのは」
「あははっ。少し、年寄り臭いかもしれないけど、いいよね」
「うん。もっとも、私は胸いっぱいの君への愛があるんだけどね」
「はいはい。わかっているって」

冬の名残
二人でつつく鍋は
お腹も
心も
いっぱいに
937くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/03/10(土) 00:38:04.61 0
>>934
ネカフェにて

「……」
「クー、眠いなら寝てていいんだよ」
「やら、君と一緒に本読むの」
「そう、じゃあ。一緒に寝ようか」
「だめ、もったいない」
「終電逃して、一夜明かすだけだからさ。寝てもいいさ。僕も、寝るからさ」
「わかった」

小さな空間で
明かす一夜
肩を寄り添い
夢の中で
朝を待つ
938MoonSaLt:2012/03/17(土) 22:50:45.56 0
おひさしぶりです。昔はクーをクゥと呼んでた気がします。
猫クーから始まり、SF風続き物で失敗した自分ですが、
久々に投稿させていただきます。


◆意識混濁


家に千鳥足ながらも辿り着く、ドアを開け、靴を足で脱ぎ捨てて、ばたりとソファーに倒れこむ。
アルコールによる睡魔が意識を眠りへと誘っている。目蓋がとてつもなく重かった。
そんな時、エプロン姿の彼女が現れて、眉をひそめつつ、

「どうした、男。随分と酔いつぶれて」
「ん……クーか? ――はしゃいで飲みすぎたよ」
「酒臭いな、今日はもう寝た方がよさそうだ」
「……だろう、なあ」
「何か夕食は食べて来たかい?」
「いいや、酒だけ……」
「お茶漬け、作ってくる。せめて、米は採らないと」
「…・・・なぁ――クー」
「ん?」
「ありがとう」
「気にする必要はないよ」
「――愛してる」
「……男、軽薄な告白はよしてくれ、悲しくなるじゃないか」
「え……」

「そんな愛は欲しくない、真っ直ぐな男の想い、それだけが欲しいから」

「クー……」

「違うかい、男? 酒も色恋の妙薬だが、過ぎたるは毒だろう? 好きだからこそ、言うよ。ごめん――って」
939ほんわか名無しさん:2012/03/17(土) 23:20:26.26 O
いいなぁこの二人。GJだす!
940くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/03/21(水) 00:25:01.82 0
>>934
淀み、歪み、軽はずみ

「クー、大丈夫?」
「何がだい?」
「いや、イライラしているように見えて。空気が淀んでいるというか」
「あぁ、済まない。イライラしているように感じ取られてしまったか。私もまだまだだな」
「僕が、クーをよく見ているだけだよ」
「ふふふっ。嬉しいことを言ってくれる。これを見てくれないかい?」
「眼鏡?」
「うん、歪んでしまってね。修理に出しに行けなくてね。コンタクトも無いから見にくくてイライラしてたんだ」
「そういことか。でも、どうして?」
「えっと、その。君から久しぶりの連絡が嬉しくて、軽はずみで投げてしまったんだ」
「あぁ、なんか。ごめん」
「いやいや。私の軽はずみが全てさ。不安がらせたから」
「うん」
「今日は、ずっと君の腕を組んで移動するよ。そうすれば、目を凝らさなくていい」
「あははっ。了解」

よどんだ空気。
歪んだ眼鏡。
軽はずみの行動。
親密な距離。
941ほんわか名無しさん:2012/03/21(水) 20:21:36.51 O
無茶なお題だったのに消化してくれてサンクス!そしてGJ!
942くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/03/31(土) 22:27:50.67 0
桜咲く季節

「やっと、桜が咲き始めたね」
「今年は、遅かったね」
「そうだね。寒い日が続いたしね。でも、いい季節だった」
「どうして?」
「君と、くっついても鬱陶しく思われない時間が長かったからね」
「あー」
「ふふふっ。冗談だよ。君と、一緒にいる時間、いる季節。いつでも、私には楽しいから」
「そっか。とりあえず、公園を散歩しようか」
「うん」

空に浮かんだ桜色。
桜色に色づき始めた空の下。
二人はゆっくりと歩く。
遅い春を楽しむように。
943ほんわか名無しさん:2012/04/03(火) 07:07:54.95 O
GJ!クーが隣にいないだけで俺の春は遠い……
944くーるぽえま ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/07(土) 21:29:21.35 O
桜のトンネル

「こうして、君といつもと同じように散歩しているだけなのに」
「君といるだけで嬉しい。それに満開の桜の下だと更に嬉しいものだね」
「だね。いつもの散歩道で。毎年同じように歩いてるのに。楽しいよね」
「幸せなものだ。今年も君と桜のトンネルを潜れるのだから」
「僕も、幸せだよ」
「ふふふっ。嬉しいな」

桜のトンネル潜る二人
いつもと同じ道
いつもと違う空
毎年同じ景色を
毎年違う気持ちで
945くーるぽえま ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/07(土) 21:35:52.63 O
春風待ちて

「もう、暦の上では春なのに」
「うん」
「まだまだ、風が冷たいね」
「そうだね。日差しは、暖かくなってきたけどね」
「私は、貴方といれればどの季節も好きだけど」
「うん」
「春風が、少し待ち遠しいかな。貴方と寄り添うのも良いけど、手をつなぐ位の距離も好きだから」
「そうだね。もうすぐ、春風が来るさ」
「ほう、根拠は?」
「だって…」

冬名残の風
春風待つ二人
暖かな風は
二人の下へ
二人を元に
946ほんわか名無しさん:2012/04/08(日) 00:55:37.58 O
あぁ、この二人の距離感なんかいいな

GJ!
947ほんわか名無しさん:2012/04/10(火) 00:26:09.04 O
以下のようなお題でもいいですか?
・上司(男)と部下(女)
・喫茶店
・スーツ
・喉が渇く

お願いします
948くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/11(水) 21:27:50.97 0
>>947
仕事の打ち合わせは

「ふぅ、次の案件。アポイントとってから向かおうか」
「了解した。ふふふっ。喫茶店で打ち合わせとは、カップルみたいだね」
「いやいや、普通に仕事ですよ。君も、こんな年上のおじさん嫌でしょ」
「私は、あなたのことが好きですよ。寿退職させていただけませんか?」
「冗談にも、ほどがあるよ」
「冗談じゃないですよ」
「……わかったよ。でも、やっと二人でここまでこぎつけたんだ。寿退職は待ってもらえないかな」
「はい。いつまでも、待ちますよ」

喫茶店で休む二人。
開いたのは生業と恋の扉。
二人の踏み出すのは。
大きな一歩。
949くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/11(水) 21:29:48.59 0
>>947
仕事のあとは

「ふぅ。すっかり暑くなってきたね」
「前までが寒すぎです」
「スーツ、少し汗吸っちゃったかな」
「そうですね。でも、いい匂いですよ」
「そうかぁ?」
「私にとってはですけどね」
「ったく。恥ずかしいこと言われて喉が渇く。飲んで帰るぞ。付き合え」
「はい。喜んで」

仕事終わり。
家路の途中。
寄り道は。
渇きを癒すため。
夜はこれから。
二人きり。
950ほんわか名無しさん:2012/04/12(木) 00:45:10.06 O
わー!!
くーるぽえまさん
ありがとうございました
GJです!
素敵です///

またまた良いですか?
・上司(男)と部下(女)
・社内
・残業

お願いします。
951くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/15(日) 00:02:40.87 0
>>950
残業は二人きりで

「君、残業頼んでしまって済まない」
「かわまないさ。上司の命令はきくものだ。それに、あなたの頼みならいくらでも引き受けるさ」
「頼もしい限りだ。社内じゃ、もう僕たちだけだろうけどね」
「警備員さんもいますよ。しかし、結構な量ですね」
「年度、始まったばかりだしね。終電までには、終わらせよう」
「いいえ、終電関係無く終わらせましょう。私、今日終電逃します」
「逃しますって……」
「私をあなたの家へまた泊めてく下さい」
「はぁ、わかったわかった。終電関係なしに泊める。だから、早く終わらせるぞ」
「了解です」

週末の社内。
静かな中二人だけ慌ただしく。
仕事を終わらせ。
二人のんびりすごすために。
952!ninja:2012/04/24(火) 19:06:44.54 0
規制解けてたら書く
953ほんわか名無しさん:2012/04/24(火) 20:23:23.02 0
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +        
 と__)__) +
954>>952:2012/04/25(水) 23:43:16.75 0

「・・・・」
「なーにをむすっとしてんだ?」
「いや、まさか君とのデートが楽しみで眠れずに予定よりも六時間も寝過ごしたら自分が不甲斐なくてな」
「あぁ、そういう・・・別に気にしてないし・・・そもそも集合時間きっちりに来たじゃないか」
「手作り弁当を創る筈だったんだ」
「その為に六時間も早く起きんの」
「うむ、見るがいい!これが私が創る予定だった弁当だ!」
「おお!すげぇ!」
「そうだろう?次こそは」
「具材のほとんどがねばねばしてたりレバーだったりだ!なんか華やかさがねぇ!」
「・・・嫌か」
「嫌と言うよりもなんというか餌っぽい」
「・・・っく、効率を重視しすぎたか」
「ホテルにはいかんぞ」

俺はなにを書いているんだ
955ほんわか名無しさん:2012/04/28(土) 10:44:07.84 O
>>954
もっともっと!
GJ
956くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/28(土) 18:03:35.24 0
特別席

「GWになったけど、予約取り忘れたね」
「そうだね。だから、家でこうのんびり過ごせているわけだが」
「うん。なんか、ごめんね。楽しみにしてただろうに」
「なに、構わないさ。君と入れる時間こそ、何よりも楽しい。それに」
「それに?」
「ここが、私の特別席だからね。長時間占拠出来るだけでも、役得だよ」
「あははっ。僕はちょっと辛いけどね」
「すまない。でも、もう少し。こうしていたい」
「はいはい」

黄金週間
入れ忘れた予定
のんびりとした時間
彼女は彼の膝の上
彼女だけの特別席
957くーるぽえま  ◆0W2aXyHsp2 :2012/04/28(土) 18:10:01.27 0
春の陽ざし

「暑いね」
「ほんと、溶けてしまいそうだ」
「アイスが、美味しいです」
「まったくだ。アイスを食べてないと、君とくっついてられない」
「いや、くっつかなくても。というか、半袖にしたら?」
「日焼け止め塗ってないからねぇ。でも、準備しないとね」
「だねぇ。少し歩いたら喫茶店あるから、休もうか」
「そうしよう」

皐月前
日差しは初夏の様に強く
二人で食べるアイスは
格別の味
958ほんわか名無しさん:2012/05/03(木) 19:48:13.31 O
徒然に

「徒然に過ごしてるはずなのに」
「うん」
「そう、感じない」
「そっか、僕もだよ」
「ふふふっ。嬉しいな。でも、少し運動しようか」
「今から?」
「うん、大人の運動」
「明後日、子供の日だよ」
「ふふふっ。来年のその日祝えるようにしようか」

徒然に
艶やかに
過ごす
皐月の一日
959ほんわか名無しさん
クーたんハァハァ…

GJ!