男の風邪が感染ったのか、敵女と義妹は風邪でダウンしてしまった。
男友「ウチのジジイの薬、届けてやったほうが良いかな?」
男「止めとけ。効果抜群だが、オクレにドン引きだったから飲まないだろうよ。」
男友「女ちゃんの時みたいに、見舞いには行くのか?」
男「義妹の所には看病に行くが、敵女の所には行かんよ。たぶん、今は行かない方が良い。」
男友「……そっか。今、持ってるし、薬は渡しとくよ。男が看病で、また風邪を貰う事態は避けないとな。」
女「二人とも風邪とは、軟弱だなぁぁぁ!早く、良くなると良いな!」
男「軟弱か。雨に濡れて風邪ひいたくせに、よく言うよ。」
女「ぬぅ……。」
男「義妹の看病なんだけどさ。体の汗を拭いたりとか、女手も必要だと思うから、手伝いに来てくれないか?」
女「男の頼みならば!例え、火の中!水の中だ!任せろぉぉぉ!!!」
男「代わりと言っては何だが、俺の風邪で教えられなかった勉強を教えるよ。」
義妹「そういう訳で女さんが、ウチに来た訳ですね?」
男「ああ、そうだ。今、下(一階)に居るけど、さっそく何か必要か?」
義妹「いえ。自分の汗も拭けない程、酷い風邪でも無いです。心配しすぎなんですよ。兄ぃも父さんも。」
男「そっか。何か有ったら下に居るから、遠慮せずに呼べよ。」