お父様「やぁ、お見舞いに来たぞエンジュ。調子はどうだ?」
エンジュ「…なんで…もう回復してるんだローゼン…」
メロンを片手に椅子に座るローゼン。ベッドの上から睨むエンジュ
お父様「忘れたのかね、私は不死身の存在だぞ?
たとえ粉々になろうとも、細胞の一欠片さえあれば私は再生する」
エンジュ「…『3×3アイズ』に出てくる化け物かアンタは…」
お父様「まぁ、それはともかく君の店が崩壊した件については私にも責任がある」
エンジュ「全部アンタの責任だ」
お父様「そこでだ。私の私財を使い、君の店を建て直す事にした…まぁ、少し内装は異なるがな」
資料をエンジュに渡すローゼン
エンジュ「…ほぉ…悪くないな…」
お父様「気に入ってくれたか」
エンジュ「…内装はいい…だが、店の名前が『ラブドール・プリティーエンジュ☆』になってるのはどうゆう事だ?…」
お父様「前の名前じゃあぱっとしないと思ってな。だって君の店はダッチワイフの専門店だろ?」
『ラブドール・プリティーエンジュ☆〜連日大行列〜』
お父様「ところで、君の娘は無事だったのか?」
エンジュ「…いや…それがな…」
薔薇水晶「……。」
ベットの下から顔を覗かせる薔薇水晶。その顔は所々ひび割れている
お父様「うおっ!…これは酷いな」
エンジュ「…退院したら早めに治すつもりだ」
薔薇水晶「…う…うぅ…」
お父様「並のホラー映画より怖いぞ…うわぁ…誰がこんな事を」
エンジュ「だからアンタの責任だろがッ!」
お父様「と…ところでエンジュ。知ってるか?またネタ師が仕事を理由に休業するそうだぞ」
エンジュ「くだらん話で誤魔化すなッ!!!!!」
『ネタも休業〜漫画も休業〜』