1 :
ムッシュ:
怖いんだけどオチでほのぼのできるお話聞かせて!
創作、実話なんでもいいぜ!
夏厨歓迎 オカ板でやれとか無しね
2 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 13:41:29 O
2get
3 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 13:42:05 0
3ゲット
ヨン様だお
5 :
ヒヨコ ◆MYukg4pfVM :2006/07/25(火) 14:13:11 O
ひよこだよ〜(^-^)〜
6 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 14:23:19 0
この間ね、霊をみたんですよ。トイレに入っているときでした。
腹痛がひどくて、便座に座った瞬間でした。入り口まで顔を出してたやつらは待ってましたとばかりに飛び出しました。
僕はほっとしてうつむいていた顔を上げました。その時です。
目の前を知らない人が通り過ぎたんですよ。トイレのドアは閉まってましたから、どうやって入ったんだと一瞬固まりました。
家族の誰かでもない。家には僕一人でしたから。
そして通り過ぎたのは一人だけではありませんでした。次々と目の前を通っていくんですよ。
着物、白装束、今時の若者といった服装の人もいました。その誰もが僕のことなんて気にもとめずに、壁から壁へと消えていくんです。
皆尋常でない顔つきでしたね。頬はコケて、目は焦点があってないんです。
もううんこなんてしてる場合じゃありません。幸いにも、漏らす心配はありませんでした。すでに下半身丸出しでしたからね。
10人くらいでしょうか。それらが通って行く間、僕は半身を丸出しのままじっと動かずにいましたよ。
その時です。一人が急に止まって、じわじわと首から上を僕に向けてきました。もうパニックですよ。
白目をむいたその人物が、腹から血をぼたぼたと流しているとなればなおさらね。
そしてその人は僕に対してこう言いました。
「ちょっと通るクマー」
7 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 14:32:31 0
歯磨きをしたんです。歯ブラシは普通の奴ですよ。間違えてカミソリを使ったとかじゃありません。
ええ、確かに。それじゃあ何が怖いんだって話になりますよね。まあ落ち着いて聞いてください。
その歯ブラシね、僕のじゃなくて、
……母の歯ブラシだったんですよ。
8 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 14:44:04 O
あれは低学年だったかな、授業中トイレに行きたくなりましてね
先生に告げてトイレへ行ったんです
前から3番目のトイレに入って用を足してると、授業中なのに前に入る足音が…『こいつもか…』と、初めは気にも止めなかったんですがだんだん違和感が、音がないんです
用を足す音も流す音も…
気になって下15cm空いてる所髪が着かないよう、無理な体勢で覗いたんです…『っ!!?』血の気が引きました!眼が合ったんですよ!
鼻から下が地に埋まった女の子と…
其れが妻との成れ染めです
9 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 14:47:32 0
10 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 14:53:35 O
>>9 時々ニヤリ…と笑った時の血のりの量が滝の様で、綺麗なんですよ…(*´ω`*)ゞ
11 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 14:54:34 O
家出たらね、石が飛んで来るんですよ。
在日ですから。
12 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 15:00:59 0
>>10 素敵な奥さんに出会えたようで羨ましいですねぇ。
>>11バットで打ち返しなさい。
13 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 15:09:22 O
独り言板でやれ
14 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 15:10:37 0
甥っ子がね、遊びに来てたんです。小腹がすいたんで何か食べようって話になりました。
僕は普通に食べてたんですよ。そうしましたらね、甥っ子がなにを思ったのか、僕の指に食いつきました。
びっくりですよ。おいしそうに口をもぐもぐしてました。
そんなにも好きだったんですねぇ…。
とんがりコーンが。
ええ、指にはめるのはデフォですから。
15 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 15:13:57 0
>>13 おや?会話がみえませんか?
わかってますよ。所詮糞スレですからね。そのうち落ちるでしょう。
ここからはどうなるか、それは神のみぞ知るってね。
次ネタ わくわく
17 :
ムッシュ:2006/07/25(火) 17:38:12 O
>>16 残念ながらバイトの時間です。楽しんで頂けましたか?
皆様も何かネタがありましたらよろしく。
18 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 19:56:11 O
age
19 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 21:20:06 0
先日、一人で城跡に行ったんです。その城跡は高さが500mほどの山の上に
あり(いわゆる山城です)、歩いて30分ほどかかります。城跡というものに
関心を持つ人がいたとしても、梅雨時に足場の悪い山道をてくてく歩いて
訪れる人はそれほど居るわけではなく、実際に山道を歩いているのは僕一人
だけでした。城というのは軍用施設ですから、そこでは人と人との殺し合いがあり
たくさんの命が失われている訳です。そんな場所を一人で(しかも山中)歩いて
いると多少心細くなるのですが、そういう気分のせいか城跡へ行くときはいつも妙な
気配を感じたり、不思議な音を聞くことが多々あります。そんな雰囲気の暗い山道を
20分ほど歩いたとき、お年寄りの男性が一人で山を下って来ました。彼は手に
鎌のようなものを持ち、警戒するような目つきで僕を凝視しました。どう見ても
歴史マニアには見えない鎌を持ったお年寄りの目は「この辺をウロウロするな」と
言っているかのような感じで、何か威圧感のようなものを感じました。
僕はその威圧を払いのけるようと咄嗟に「城跡まではまだ距離がありますか?」と
話し掛けました。しかし、彼は僕に恐ろしい呪いの一言を発したのです。
「城跡はあの向かいに見える山だよ」
20 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 21:38:58 0
おもろいw 次ネタ期待あげ
21 :
ほんわか名無しさん:2006/07/25(火) 23:55:25 0
高知の民宿に泊まったとき、なぜかお爺さんが食事、風呂、ふとん敷き
などの全ての世話をしてくれた。しかも、その宿は連休中にもかかわらず、
客は僕一人だけで、大きな旧家の2階すべての部屋を独占させてくれた。
宿を出る朝、そのお爺さんは軒先まで見送ってくれた。僕は「お世話に
なりました」と礼をいい、駅に向かった。そのとき、向かいの家の女性が
「お婆ちゃん、お客さんの見送りかぁ?」と言った。
22 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 00:44:37 0
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\_
>>6ちょっと通るクマ―
/ __ ヽノ /´\__)
(___) / |
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
23 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 01:09:25 0
花火大会でね、観覧するのにいい場所があるってんで友人と行ったんです。
丘を登った林の奥の開けた場所でした。確かにいい眺めでしたよ。
大会が15分の休憩に入った時でした。会場からは離れていますから、当然そこは暗闇ですよ。
運悪く懐中電灯の電池も切れました。夜の林は気味が悪い。
なんだか声が聞こえます。「ああぁぁぁアアァァァ…」ってね、だんだん近づいてくるんです。
恐ろしくて動けませんよ。そこは自殺者がたまに出るってんで有名だったんです。
声が聞こえてくる方を見つめました。「ああああぎゃじゃあああァァァァァ!!」
ものすごい悲鳴。これが断末魔ってやつかと思いました。林の中から飛び出したのは、髪の毛が顔のほとんどを隠した大柄な影。
口をめいっぱいに開いて叫んでました。髪の間に覗く目。僕らは恐怖で硬直。
その時花火が打ち上がり、辺りを明るく照らしました。その影の主をも。
頭から焼きそばをかぶってましたよ…。
あまりの熱さに叫びながらダッシュしたんですね。
何故そんな状態になったかは今でもわかりません…。
24 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 01:11:59 0
>>19-21 素晴らしい!!山をもう一つ越えなきゃならないなんて、想像するに恐ろしい…。
おばあちゃん、もしやあなたの貞操を…。
25 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 01:26:33 0
あれは、小学生の時だったかなぁ・・・
よく、校庭で素足でかくれんぼやら、助け鬼やら
やったもんさ。
その日はお天さんも、上機嫌でオレもテンション上がってたな〜。
そしていつもの様に、かくれんだったかな?助け鬼だったかな?
どっちか忘れちまったけど、校庭を満面の笑みで駆け回ってたのさ、
夢中で駆け回ってた丁度その時、凄く気持ちのよい今まで感じた事の
ない位の幸せが、右足だったかな?左足だったかな?どっちか忘れち
まったけど、左右どちらかのオレの素足に訪れたんだよ。
見たら、出来立てほやほやのしかもちょっと下痢っぽい犬の糞が
左右どちらかの足に、あれっ?オイラ靴履いてたっけ?って錯覚するほどの
オイラの左右どちらかの足にこびりついてたのさ。
恐かったよ〜。
だが、あれ以上の感触を足に味わった事はない。
26 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 01:28:29 0
27 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 01:29:21 O
>>15 ムッシュは大切なお知らせとお願い以下だな
29 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 01:32:49 0
30 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 01:46:29 0
おやすみの時間です。永眠はしませんよ。
また何かネタがあれば…。さようなら。
31 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 02:10:05 O
兎角この世は犯罪の多い世になりました
独り歩き何て早々出来たものじゃない
でも不幸は勝手に寄ってくるもので、案の定その筋の数人に囲まれましてね…
備え有れば憂いなし、私は持っていたバットを投げつけるとその場を無我夢中に去りましたよ…
するとねどうです、走り去る背中に投げつけたバットの声が!?
「てめぇケンシローッッ!人身御供にしやがったなああぁぁぁ…ウグッ‥」
それ以来バットの姿を見た者はいないですね
いやぁ、マジでヤバかったぁwww
32 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 02:25:24 0
ユリア――−−―――!!!11!1
33 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 07:03:31 0
>>24 登る山を間違えてしまいまして・・・・・。ちなみに、その老人は僕が
間違って登っていたその山の所有者で、山腹の平らな場所に果樹園や畠を
持っていて、そのときは雑草を刈りに来ていたのだそうです。
34 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 07:06:38 O
35 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 07:46:07 O
>>33実話だとは思わなかったwwwww
爺さん果樹泥棒だと思ったんじゃない?乙!!
僕はいつも学校に行くためにバスに乗ってるんですけど、
そのバスは右に曲がった
そのいつも乗ってるバスで、ある日おかしな事があったんです。
だって、いつものような、おばあさんもがいるから、
最後まで行ったんです。痛いから。
それで、そこまでは別に良かったんですけど、めちゃくちゃ
大きい紙袋の紙じゃない版みたいなのがあって、
ボールみたいなのもあって、シルクハットをかぶってる人も
いっぱいいたんです。
おかしいですよね?普通の道を通ってるのに。
それでもバスはずうっと普通に進んでたんですけど、
ある道を左に曲がった所で、いきなり急ブレーキをしたんですよ。
それで、本当に急にキー−−−って止まったんで、
中に乗ってた人が、バランスを崩してこけそうになったんです。
僕は席に座ってたんで大丈夫だったんですけど。でも、本当におかしい事は、学校に行く直前に起こったんです。
そのバスはいつも、大きな公園の横を通って行くんですけど、
その頃、ちょうどそのいつもの道は工事してたんで、
ちょっと遠回りして、トンネルがある方の道から行ってたんです。
それで、そのトンネルのちょうど真中ぐらいまで通ったところで、
そのバスが”ガチャ”とか言いながら止まったんです。
僕はもちろんおかしいな、と思いました。
で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。
僕は、あれ?おかしいなぁ?とか思いながらバスを降りて、
その日も普通に学校に行きました。
そのバスに乗ってた人はもうみんな死んだんですけど。
37 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 08:05:09 O
ちょwwwwほのぼのしてねえwwwwwwwwwww
38 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 08:36:33 O
>>36 工エエェェ(;´Д` )ェェエエ工 オチが見当たらねぇぇぇ!
39 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 08:52:20 O
死者を運ぶバスに偶然乗り合わせてしまった
>>36という事か。
彼以外は全員死んでいた。トンネルはあの世の入り口。違う?
40 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:26:32 O
41 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:36:22 O
朝、ふと目が覚めました、まだ外は明るくなく家族も誰も起きていませんでした。新聞を取りに外に出た時です、何か視線を感じました、僕は周りを恐る恐る見ると柱から長い髪が見えました、ビックリして鳥肌が立ちました、しかしそれは隣人の糞ババアでした。あの時はビビった
42 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:42:58 O
43 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:45:24 0
今朝家に置いてきたカバンの中にクラブの名刺が・・・
44 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:48:58 O
あれは俺が一人暮らしをしていた頃の話しです。夜一人で疲れて帰って来たところ変な声が部屋の方から聞こえてきました。怖くなって玄関にあった傘を持って部屋に行きました、すると不思議な物体が俺にこう言いました。
( ^ω^)未来からかけぬけて来たお
45 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:49:08 0
なんだここwww
46 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 09:59:42 O
>>422ストーカーか分からんが庭からこっちを良く覗いてる
47 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 10:08:44 O
アレは寝つけない夜でした
しょうがないのでTVでも見ていると気配が…
パッと眼を向けると小さな息子が立ってるんです
深夜3時頃でした
『起こしてしまったか』と思い声を掛けようとすると、?…変なんです
誰も居ない玄関に手を降ってるんです
「又遊ぼうね!お姉ちゃん…」
その後は寝惚けた旦那の息子を鷲掴みで、ボッコボッコですよ
浮気は悟られるなこのハゲがっっ!!!!!!!
48 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 10:32:50 0
俺、朝起きたら死んでいた。
49 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 12:37:51 0
実に恐ろしい体験でした。あれは忘れもしない3,4年前の出来事・・・・いや、
5年前だったかな。・・・えーと、中学を卒業した次の年だから・・・・・
スマソ。ちょっと思い出すから時間くれ。
50 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 12:46:24 O
51 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 12:58:44 0
友達の兄さんから聞いた実話↓
付き合い始めて間もない彼女から恐ろしい言葉を言われたそうだ
「……こないの」
52 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:03:48 0
実話 友にいわれた一言 「明日俺死ぬな」
[地獄のバス]
小学校の修学旅行でのことだった。 我々は一路目的地をめざしてバスに乗り込んだ。
席も隣同士だった。少しテンションの高すぎる彼に閉口しながらもバスの旅は快調に進んで行った・・・。
しかし、バスに乗って1時間が過ぎた頃には、安川君はさっきまでの
テンションがウソだったかのように静かになり、何か神妙な顔つきに
なっていた。
「車酔いか?」 私は聞いてみた。
「うん、ちょっと酔ったみたい。」
「先生に言おうか?「」
「いや、大丈夫、言わんといて」
「そうか、また気分悪くなったら言いや。」
「うん。」
まぁ彼が大丈夫だと言うのだから、それ以上のしようはない。
私も彼の車酔いにつきあって、せっかくの楽しい修学旅行をだいなしに
するつもりは毛頭なく、彼を放って友人らとの会話を楽しんでいた。
「先生、和田さんが気分悪いって」
突然後方の女子らの席からゲロ警告が先生に報告された。
警告されたところで、先生にできるのは「大丈夫?」とのお決まりの
セリフとゲロ袋を装着したゲロバケツを渡すことぐらいだ。
特技が『貰いゲロ』の私としては、非常に忌々しき事態である。
隣の安川君も加わって『連鎖ゲロ』という非常事態に突入する危険性もはらんでいた。
しかし、和田さんは車酔いに耐えてよく頑張った!私は感動した!
かくして非常事態は去ったかに思えた・・・・。
54 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:05:32 0
そしたら学校の屋上からとびおりた
55 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:06:32 O
56 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:07:07 0
53のお話はゲロワールド
バスは予定通りに快調に進み、ハイウェイへと突入した。
ハイウェイはカーブも信号も無いので、酔いが悪化することは無い。
私は安堵し、また友人らとのバカ話に花を咲かせていた・
その時
私の隣の安川爆弾がポツリと火花をあげた
「・・・うんこしたい。」
・・・車酔いではなかったのだ。彼は一心不乱に、今にも括約筋の束縛を振り切って生まれ落ちんとする『うんこ』との熱いバトルを孤独に繰り広げていたのである。
しかし、そんなことを告白されても私にはどうしようもなかった。
勿論バスにはトイレは無かったし、ハイウェイに乗ったばかりで次のトイレ休憩はまだまだ先だったからだ。
「やばい?先生に言おうか?」
「いや、言わんといて。」
蚊の消え入るような声で彼はよわよわしく訴えた。
そうなのだ。小学生にとって『うんこ』という行為は、イスラム教徒が豚を食うに等しいタブーだったのだ。
しかし、彼の様子を見ていると、そんな事を言っている場合では
なさそうなのがわかった。
「このままでは『ウンコマン』が『おもらしマン』にクラスアップしていくだけだ!」 そう考えた私は、彼の抑止を振り切り、先生に「安川君がうんこしたいって言ってます。」と伝えた。
わざわざ先生に接近して、小声で伝えたのは私なりの彼の名誉への気遣いであった。
58 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:09:03 O
59 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:09:18 0
57って、、、うんこワールド?
しかし、先生はそんな私の気遣いに気付かず「安川君、ガマンできそう?もう出ちゃいそう?」
とバス中に響き渡る大声で彼に問い掛けた。
安川君の恨みがましい視線が私に突き刺さる。
一瞬で車内には静寂が訪れ、皆の注意は
『うんこがもれそうな安川君』に集まった。
先生が彼の隣の席へと移動したので、隣だった私は
先生の席へと移動が出来だ。
「爆心地は避けれた!やった!」
不謹慎だが私のその時の素直な心境はそうだ。
最早私に出来ることは祈るだけだったが、
「安川君がうんこをガマンできますように」なんて祈ったら神様に怒られそうだったのでやめた。
大人しく事の成り行きを
見守ることにした。
先生は「ガマンできそう?」とまだ問うていた。安川君は半泣き状態で
答えようとしない。
私は考えていた。もし「もうガマンできません」と彼が答えたら先生はどうするのだろうかと。
幼い私の出したベストの答えは
『バスを停車して道の端にうんこする』というものだ。
それ以外に考え付かなかったという事もあるが。
一休さんでもそう答えるであろうベストの回答を、もしその時が来れば先生も選択するだろうと思っていた・・・。
61 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:11:04 O
62 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:11:53 O
>>59 名無しで潜伏中のポルノマニアはうるさいですから死ね
Time is come---そして時は来たれり
先生の「ガマンできる?」の問いに遂に彼が首を横に振った。
『WARNING WARNING 爆発秒読み開始乗組員はすみやかに退避せよ』 緊急コールが脳内に鳴り響く。
しかし我々には逃げ場は無かった。
モーゼにすがる民草のように我々は先生の決断を待った。
モーゼの口から決断の言葉が吐かれる
安川君は一番前の席へ、前の席の人達は後ろの座席へ下がって!」 意外なモーゼの言葉に私は呆然とした。
席を移動して何の解決に
なるのだろうかと。しかしその疑問はモーゼの手にしたものによって
一瞬で掻き消えた。
モーゼの手にあったもの・・・それは
『バケツ』
そう、『ゲロバケツ』として搭載されていたあのバケツである。
流石にモーゼがそのバケツを何に使用せんとしているかは理解できた。
モーゼは海を割る変わりに 『ゲロバケツ』 を 『うんこバケツ』
へと変身させようとしているのだと。
モーゼの導きにより、民族大移動は終了した。
しかし、それで終わりではない、いや、地獄はこれからなのだ。
皆が顔を見合わせる。何を喋ればいいのかわからない。
来るべき地獄の時を皆が、最大級の静寂という最悪の状況で
迎えようとしたいた。
64 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:13:21 O
「ピブッ」
静寂の車内についにサタンが産声を上げた。悪魔の母は嗚咽をあげていた。
「ブピッ! ブパパパパパパ!!
ブシャッ!! ビッ! ピピブブツ!!
プシャシャシャシャシャシャーーーーー ビッ!!」
サタンがあらん限りの雄たけびをあげた!!
雄たけびと共に、車内に地獄の臭気が蔓延する!!
この極限の状況に耐えられず、滝川君が笑い声を
上げはじめた!するとそれにつられてガマンしていた者達も一斉に大笑いを始めた。
「ブプビチチッ ワーープッーーーハハブピッピツハッブリブリブリハッハッ!!
ワハハハブリブリッハハッハッハビチチプチッハハハーーーーハハハプゥッ」
サタンの雄たけびと臭気と子羊達の笑い声で車内は更なる地獄へと変わった。
その瘴気に当てられたのは、車に酔っていた和田さんだった。
頼みの綱のゲロバケツは既にバス前方で安川君の菊門錬金術により
うんこバケツへとクラスチェンジしていた。
耐え切れなくなった和田さんの口から溶解液が勢いよく放たれた。
前門の狼、後門の虎とはよく言うが、『前門のビチグソ、後門のゲロ』
とは古代中国の文人も考えもしなかったであろう。
車内はクソの悪臭とゲロの悪臭が入り混じり、ビチグソの放たれる
爆音と気の触れんばかりの爆笑がうずまき、泣き出す女や貰いゲロを
する奴らも現れた。
「フゲロオエップ゙プビチチッ ワーウッッープッーーーハハブピッピツハッブリブリブリハッハッ!!
ワハハハゲェェッハハゲロゲロハブリリリハハハ ゲロ
ブリブリワハハハゲロゲオエッエッ ビプッ ゲロオペッハハハハエーン 脱糞、嘔吐、嗚咽、爆笑、激臭を乗せた地獄のバスは速度を緩める
ことなく目的地へと向かった。 ==終==
67 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:20:33 O
お疲れ
69 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 13:25:48 O
>>68d
面白味一つもない下らんネタだった…しかも、コピペて…
70 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 14:07:22 0
おお…まさかこんなにスレが伸びるとは。良スレに進化できますかね。
>>33実話だったんですね。非常に乙でしたwww
>>36う〜ん、ちょい怖ですね。
>>41その人騒音おばさんの親戚かも?
>>44とりあえず過去に飛びましょう
>>47ごめんなさい。
>>49確かにじんわりw
>>51避妊しっかり!!
>>52止めましょう
>>53あまりひどいコピペはご遠慮願いたい。
皆さん面白いネタお持ちですねwwwwありがとうございます。
基本的なネタ例は「消えるシューマイ」ですかね、やっぱり。
71 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 14:10:31 0
>>19が一番好きですね。秀逸。
心の浮気と体の浮気…どちらがより悪いのか…。
72 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 14:58:20 O
鼻をほじっていた。
爪の伸びた手で。
口の奥でさくっ、という音がした。
教訓。鼻腔に鋭利な刃物を突っ込んではいけません('A`)
73 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 15:05:01 O
ムッシュさん…隣人の糞ババア騒音おばさんとほとんど同じ事してくるんですよ…。関係ない話しすみません
74 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 17:31:20 0
消えるシューマイ 聞きたい( ^ω^)
75 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 18:42:48 0
76 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 18:47:00 O
いま 考えた jpn_soundmachine talkでbye bye
消えるシュウマイは有名だね
一つずつ消えてくミステリー
78 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 20:12:20 0
じゃあ簡単に。
男は恐怖した。まさか、そんなはずはない。なぜだ。最初は勘違いだと考えた。
シューマイを買ってきて、食べようとふたを開けた。しかしおかしい。一つ足りないのだ。
男は一旦ふたを閉じ、もう一度開けた。するとどうだろう、今度は二つなくなっているじゃないか。
目の錯覚だと思い、もう一度ふたを閉め開ける。
…三つなくなっている。男は恐怖を抱き、狂ったように同じ動作を繰り返す。
そのたびにシューマイは消えていき、ついには最後の一つになった。
「はー、はー…」呼吸も荒くなり、ゆっくりと、とてもっゆくりとフタを閉じ、開けた。最後の一つも消えていた。
一体誰が?いいや、部屋には男しかいない。では…。
そうです、フタの裏に全部くっつぃていたんです。
こういう話でした。ちなみにオチはもう一つありますが、そちらはほのぼのしておりません。
>>73その人もラッパーですかねwww雑談もおkですよ。皆さんの自由にスレを使ってください。
79 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 20:48:37 0
おもろいw( ^ω^)
80 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 20:53:01 O
それなら『アギョウサ サギョウゴ』も有るね
81 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 21:07:41 0
>>79 話じたいはちょっとアレンジしました。
>>80 あぁ、それも有名ですね。
82 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:33:11 0
僕の自宅から車で20分ほど行ったところに深山峠という名前の
峠があるんです。今ではこの峠を歩いて超える人はまったくと言って
いいほど居ませんが、かつては中世以来の軍用・商業道路として
人々が整備・維持して守ってきたという歴史があります。そして現在、
この峠の下を北東に貫いて深山トンネルが通っています。この深山トンネルという
のは別名があり、この辺りの人たちは「正夢トンネル」と呼んでいます。
そして、人々は必要の無いとき以外はこのトンネルへ近づこうとはしない。
その理由の一つは、10年ほど前にこの峠を迂回して新しい国道が開通したので、
あえてこの道幅が狭くアップダウンを繰り返す峠道を通る必要が無くなった為です。
そして新道の開通によって峠から向こうの都市に向かうルートが破棄されたために、
道そのものがトンネルを越えたあたりで行き止まりになったんです。そしてもう一つの理由は、
この峠道にある正夢トンネルの奇怪な言い伝えのためです。その言い伝えというのは、
このトンネルで眠り込んで見た夢は必ず現実になる、というものです。
あまり怖い話ではありませんよね。そもそもトンネルで寝るという状況も普通ありえないし。
(つづく)
83 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:35:22 0
しかし、なぜこんな話ができたかと言うと、そこには歴史的な理由があって、
数百年ほど前、このトンネルの上を歩いた人たち(武士とか商人でしょうね)に
とってはこの峠越えは命がけのもので、道に迷って体力を使い果たし、眠るように
死んだ人がたくさん居たと言うことです。この人たちは死の間際に一縷の希望を
夢に見たのでしょうか。そしてこの言い伝えに現実的な怖れを人々印象付けた事件が
15年前に起こりました。ある一人の男性が興味本位でこのトンネルに車で乗り付け、
車内で一晩を過ごしたのです。その後、暫くして彼の恋人が亡くなり、彼もその後を
追ったという話です。詳しい事実が分からないだけにこの話はいろいろな憶測を
呼びました。
(つづく)
84 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:36:14 O
wktk
85 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:36:40 0
wktk
86 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:38:27 0
高校生最後の夏、受験勉強で忙しい奴も半ば受験を諦めている奴も
せっかくの夏休みということで友人の家に集まり、おそらく高校生活で
最後になるであろう馬鹿騒ぎをした。騒ぎは深夜にまで及び、やがて
Aが「高校生活の思い出に正夢トンネルへ行こう」と言い出した。
女の子たちは絶対イヤ!!と拒絶し、僕も「つまらないことするな」
とAを嗜めた。しかしそこでBが「いいじゃん、大学生になったらこの町
には当分帰れないんだし、どうせ思い出にするなら記憶に残ること
をしようぜ」と言った。すると誰かが「それならAとBが最初に行くなら
皆で行くことにしよう」と言い、15人居た友人たちは「皆で行くなら」
と言うことで同意した。AとBと僕は小学生のころからなぜかクラスが
一緒になることが多く、親友と言える存在だったので、僕は強引に彼らに
付き合わされることになった。しかしそのときは僕も「こいつらと遊べる
のもあと数ヶ月だし」と多少乗り気になっていた。トンネルへはAの父親
の車を使って行くことにした(無免許だけど)。
(つづく)
87 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:40:14 0
出発してすぐポツポツと雨が降りだした。Bが「大雨にならないだろうな」と
心配そうに言ったがAが「ほまち雨だよ(←方言かな)」と意に介しなかった。
車で10分ほど行くと急に壁のように急な上り坂があり、道は右に左に折れ曲がり、
背の高い樹々が道に覆い被さるように伸びて来たため、闇の深みが
増したような気がした。おそらく僕達は峠に入ったのだろう。それから
5分ほど走ったとき、急に大きな音と振動が3人を襲った。まるで滝の
ような大雨が水勢を感じさせるほどに車体を打ち付けたのである。
Bが「これはまずいよ。引き返そうぜ」と言ったが、Aは「こんな狭いところで
Uターンできるかよ!」と怒鳴った。確かにこの狭く暗い道でのUターンは
危険な行為だった。しかも大雨のため視界もかなり悪い。
僕は「もう少しでトンネルだから、雨が小降りになるまでそこで待機してようぜ」と言った。
Aは大雨の中、スピートを落として慎重に車を走らせ、やがて車のヘッドライトが
城の石垣に穴をあけたようなトンネルの入り口を照らした。
(つづく)
88 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:41:56 0
「へぇー!石で作ったトンネルだったんだ!」とAが元気を絞り出したような
声で言った。Bが「おまえ来たこと無かったのかよ!」と呆れたように言った後、
「この大雨、いつまで続くんだろう」と沈んだ声でつぶやく。僕はそんな二人の
会話に加わらずヘッドライトに照らし出されたトンネルの内部を観察していた。
グレーのレンガのような石で作られたトンネルのアーチは高速道路で見るような
アーチと違う形をしている。そして両側にある車のサイドミラーが接触しそうな
ぐらい飛び出た石もいくつかあった。もともと狭い道幅でこの造りというのは今では
考えられない仕事だろう。黙り込んでトンネルを観察している僕にAが「おい、
寝るなよ」と冗談を言う。そのとき僕は遠くでなにか不気味な音を聞いた気がした。
その音は決して大きな音ではないが危機的な事態を予感させる残忍な音だった。
大雨は1時間ほど降り続いたあと少し小降りになった。
(つづく)
89 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:48:32 0
wktk
90 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:56:27 0
期待AGE
91 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:57:35 0
僕たちはこの機会を逃すまいとトンネルを越えてすぐの所にUターンできそうな
場所を見つけ、雨が小降りのうちに急いで帰ろうとした。しかし、3分も行かないうちに
3人は信じられない光景を目にした。道路が数十メートルにわたって無くなっていたのだ。
雨水を大量に含んだ土が道路を樹々と一緒に押し流してしまっていたのだ。僕達は声も
出せず呆然とした。しかし、自然は僕たちに呆然とする時間さえ与えなかった。僕たちは
あの不気味な残忍な音がすぐ近くで発せられるのを再び聞いた。僕はAに「すぐトンネルへ
戻るんだ!」と怒鳴った。そしてBに「Uターンできないから後ろをよく見ろ!」と指示した。
Aは2つのサイドミラーと1つのルームミラーに2つの目を集中させ、2つの耳をBの言葉
に集中させた。汗を噴出しながら車をバックさせるAの表情と、何度も危機を感じて絶叫
するBの声に生きた心地もせず、ただ早くトンネルに着いてくれ!と僕は願った。
やがて車は後ろ向きに石のアーチの下にたどり着いた。
(つづく)
92 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 21:59:30 0
怖え…。ドキドキ
93 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 21:59:53 0
「皆心配してるだろうなぁ」とBが疲れ果てた声を搾り出す。再びトンネルに駆け込んで
すでに2時間が経った。「きっとあいつら親に俺たちのことを話しただろうな。そして親は
警察と学校に・・・・・」Aが最後のほうの言葉を涙声を出しながら話す。「とりあえず、ここで
助けを待つしかないよ。夜が明けるまであと3時間ほどあるから・・・・・」と僕が言ったとき
急に視界が消え、周りは漆黒の闇につつまれた。車のバッテリーが切れたのだ。その瞬間
Bが言葉とも悲鳴ともつかない声を発した。そのあと、僕たちはしばらくのあいだ喋り続けた。
言葉が途切れることにこれほど恐怖を感じた事は無かったし、おそらくこれからも無いだろう。
しかし、3人ともある言葉だけは口にしない暗黙の了解を心得ていた。それは「夢」について
のことであることは言うまでもない。やがて僕たちは喋り疲れ、体力を使い果たし・・・・・・。
朝、僕たちはヘリコプターの音で目を覚ました。僕は真っ先に車を出て救助隊のヘリコプター
に向かって両手を降った。しかしAとBは車から出ようとせず、視線を一点に当てたまま
身動きひとつしなかった。僕は道路が流された状況を考えて、このヘリコプターで救助される
と思い込んでいたが、実際はトンネルの反対側の山道から救助隊が徒歩で現われた。
この峠の地形では空からの救助は困難という事だった。
(つづく)
94 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:01:40 0
町に帰った僕たちは、感情を表に出すことも出来ないほど心身ともに疲れきっていた。
そんな僕たちを見て両親や学校の先生も怒ることは無かった。
あれから10年。高校を卒業してからAとBに会うことは無かった。AとBもあのトンネルで
「夢」を見たのだろうか?結局、「夢」については3人(3人に関係のある人々にとって)の
禁句となった。
Aはあのトンネルでの出来事の数ヶ月後に近くの川に飛び込んで自殺した。
Bは1年後に精神を病み、今も病院から出て来れないと聞く。
そして僕はあの出来事から5ヵ月後・・・・・・・・・・・・
痔の手術をした。
(おしまい)
95 :
82:2006/07/26(水) 22:03:18 0
つまり僕は痔の手術をする夢を見たんですねぇw
96 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 22:05:02 0
痔てwwwなんてことだwwwwwwwww
まさにほのぼのオチ!いや〜笑った、GJでした!!!
97 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:05:36 O
顔から塩吹いた…リア怖(T_T)
98 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:13:24 0
まさにジ・エンド、ですな
99 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:14:15 O
>>98上手すぎて
工エエェェ(;´Д` )ェェエエ工
100 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 22:16:13 0
>>98何うまいこと言って(ry
>>97途中経過はこわかったですねぇ。しかしオチで華麗にまとめました。職人技!
101 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:19:15 0
おもろいGJ!そして、コワッ
102 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 22:19:25 0
おお、記念すべき
>>100を自らとれた…。
私はしばし落ちます。皆さん以後もお楽しみ下さい。
103 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:20:13 0
みんな語りがうまいなぁー
104 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:52:35 0
以外に漁スレ
105 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 22:53:08 O
>>103 始めからカキコしてるからそのレス嬉しいの件
∧_∧ ∧_∧
_( ´∀`) (´∀` ) 糞スレは・
三(⌒), ノ⊃ (
>>1 ) 立てんなって
 ̄/ /) ) | | |
. 〈_)\_) (__(___)
∧_∧ .∧_∧
( ´∀) (´∀` ) 言ったろうが
≡≡三 三ニ⌒)
>>1 .)
/ /) )  ̄.| | |
〈__)__) (__(___)
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) (´∀` ) と思って来たけど
( ) (
>>1 ) いいスレじゃん
| | | | | |
(__)_) (__(___)
107 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 23:12:35 0
108 :
98:2006/07/26(水) 23:13:37 0
私も何か一つ頭を絞るか・・・
109 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 23:15:29 O
110 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 23:15:45 0
111 :
98:2006/07/26(水) 23:20:01 0
112 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 23:21:58 0
113 :
98:2006/07/26(水) 23:25:18 0
>>112 ぉぉ、オカルト板が出てきた!
ちょっと覗いて来ますノシ
114 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 23:26:29 0
>>111ほのぼのとした怖い話は何気に難しいですもんね。
まあ難しく考えずにいきましょうw
115 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 23:28:27 0
116 :
ムッシュ:2006/07/26(水) 23:44:05 0
さて、今日は落ちますか。皆さんさようなら。
117 :
ほんわか名無しさん:2006/07/26(水) 23:44:44 0
(・∀・)ノシ
118 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 06:50:12 0
age
119 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 09:35:56 O
hage
120 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 09:37:21 0
mage
asuka
122 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 09:50:55 O
chage
123 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 09:52:45 O
124 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 09:56:10 O
125 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 10:50:13 O
koge
126 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 17:44:12 O
127 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 18:01:20 0
怖い話期待。
128 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 18:18:17 O
ムッシュが投下します。
129 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 18:20:29 O
これは中学2年の時ですたね........その日 僕は次の日の文化祭の準備で帰りが遅くなり急いで家路についていたんです。9時をまわっていて暗かったですね..........「そうだ、近道しよう。」早く家に着きたい為に近道する事にしたのです。
今思うとその時から悪夢は始まっていたんです。
普段は決して通る事のない近道は、昼間でも薄暗く、怖がりの僕が通る筈はありませんでした、しかし、その時の僕は何故か「大丈夫だ」と全く恐怖しませんでした。
長い坂を自転車で下っていると、ふと右の足がすうっと軽くなりました。変だとは思いましたが あまり気に留めずそのまま走り続けました。すると道先に一軒の駄菓子屋があるんです。
「懐かしいなぁ、少し寄って行こう」
自転車を停めてまだ開いているかなと中を覗き込むと明かりがついているので、
「あぁ、こんな遅くまで開いてるんだ」
と思い店の主人らしき無口なお婆さんに欲しい品物を渡しました。「250円」とお婆さんが言い、「はい」と何気なく下を見ると...無いんです
.......................背筋が凍りました................財布が無いんです。 そうです、あの右足の軽くなる感じは財布が落ちる感じだったのです。。。。。。。品物を元の場所に
130 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 18:23:15 O
GJwwwwwww
131 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 18:28:13 0
>>129 こえええええええええええええええええええええええええええええええええええ
133 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 18:49:44 0
まさかね、自分が当事者になるとはね。その時は思ってもいませんでしたよ。
話を聞いてるだけの時は「馬鹿だな、ありえないって。」と鼻で笑ってました。
だけどあるんですね、実際に。
その日は仕事で嫌な事がありまして、大分落ち込んでました。まあその頃は欝だったんですね。
もう人生どうなってもいい、死んだってかまわないと思っていました。
帰りに鉄橋を渡った時です。橋の真ん中の欄干に女性がもたれかかっていました。
下は電車が走っています。まさか飛び降りはしないだろうと、さっさと通り過ぎようとしました。
女性からあと5mくらいの距離に近づいたらその人、いきなり身を手すりに持ち上げ、下を覗きこんだんです。
「ちょっと!なにしてんですか!」
思わず声をあげました。目の前で死なれるなんてまっぴらですから。
134 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 18:51:20 0
女性に駆け寄り、何故今のような行為に及んだのか問い質そうとしました。
しかし、振り向いたその顔を目にした瞬間、私は言葉を発する事ができませんでした。
美しい。月明かりに照らされた頬は白磁の様に白く、薄い唇には血塗れたような赤がのっています。
見とれている私に、彼女は声をかけてきました。微笑みとともに。
「一緒にいきましょうか…。さみしいの…」
はたして、その声はこの世のものなのか。それほどに儚く、美しい声音でした。
しかし「いく」とはどこに行くのか?私は疑問を抱きました。
その答えを示すかのように、彼女は橋の先に目をやりました。
ああ、と唐突に考えが浮かぶ。もしかしたら、この人は生きていないのかもしれない。だからこんなにも美しいのだ。
この橋で人が死んだという話は聞いたことがありませんでしたが、もしかしたら過去にそんなことがあったのかもしれない。
共に死出の旅をする者を探していたのか、それともただ私のような男達を死に誘っているのか。
その時の私にはどうでもよい事に思えました。
こんなに美しい人になら殺されてもいい、共に死後の世界に旅立つのもいいかもしれない。
135 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 18:52:07 0
死のうかと考えていましたから、あっさりと返事をしました。
「いいよ、一緒に逝こう」
私は手すりに手をかけ、身を乗り上げようとしましたが、彼女が言ったのです。
「じゃあいきましょう…。こっちよ」
ぼったくりバーでした。
怖いお兄さんに全財産をむしられましたよ。彼女は客引きだったんですね。
もう死のうとして自暴自棄にはなりません。仕事の嫌なことなどささいな事です。
私は、強くなれた気がします。
136 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 18:55:38 0
>>129GJであります!
では皆さん。ご飯を食べましょう。ノシ
137 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 19:13:12 0
138 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 19:55:16 0
>>133 緊張と緩和の展開が素晴らしい!!GJ!
139 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:00:21 0
「読んではいけないノート」
その叔父さんは近所でもよく旅をすることで知られていて、旅から帰るたびに
僕にお土産をくれたものです。しかし、不思議なことに叔父さんは決して旅先での
ことを他の誰にも話しませんでした。ただ、叔父さんの妻だけはそれを知っていて、
できることなら叔父さんが旅をするのを止めて欲しいと思っているようでした。
あるとき、叔父さんは僕を部屋に呼んで、分厚いノートを見せ、「これは僕の大事な
記録なんだよ。でも、これを読むとお前は不幸になるかもしれない。あいつに憑かれ
たら最後、自分を見失うことになるからね」と言い、ははは、と意味ありげに笑った。
僕が中学生になった頃、叔父さんは病気のため寝たきりになった。もちろん旅にも
出かけられず、叔父さんは一日中部屋で過ごす事になった。僕はそんな叔父さんを
ときどきお見舞いに行ったのですが、あるときあのノートのことを思い出し、
叔父さんに「あのノートはどうなったの?まだ僕は読んじゃだめなの?」と聞いてみた。
すると叔父さんは「あれはお前がいくつになっても読むべきではない。あれのせいで
僕は妻にもずいぶん苦労をかけた。あのノートは誰にも見せないつもりだよ」と後悔の
念にかられるように話した。僕はそれ以上はノートの事について聞けなかった。
140 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:00:56 0
それから5年後、叔父さんは亡くなった。叔父さんの葬儀が終わって1ヶ月程したころ、
僕は叔母さんに呼ばれて叔父さんの部屋だった所へ行った。部屋は綺麗に掃除されて
いてベッドも無くなっていた。部屋には叔父さんが生前使っていた机や椅子、腕時計、
万年筆、旅行カバン、キャンプ道具などが置いてあった。叔母さんは僕に「何か叔父さんの
思い出になる品を持って帰りなさい」と言った。僕は叔父さんがいつも腕にしていた時計を
貰おうと思ったが、ふと机にあのノートがあるのを見つけた。叔父さんが誰にも見せないと
言っていたあの黄色い表紙のノートだ。僕は叔母さんに「このノート貰っちゃダメですか?」と
聞いた。叔母さんは「え?別にいいけど・・・・・・そんなものより他の物を持っていきなさいよ」と
言った。しかし僕にはそのノートこそが叔父さんと僕との最も大切な絆のように思われた。
叔母さんは僕にそのノートと腕時計を持たせてくれた。家に帰った僕はすぐにノートを
開けようと考えた。しかし、小学生の頃に聞いた叔父さんの「これを読むとお前は不幸に
なるかもしれない。あいつに憑かれたら・・・・」という言葉が、僕を怯ませた。
読むべきか・・・・・読まずにこのまま保存しておくべきか・・・・・・。
ノートを前に何時間も悩んだ末、僕は思い切ってノートを読むことにした。
震える手で僕は表紙をめくった。すると、そこにはページいっぱいに題名らしき一文が
書いてあった。
「ツチノコの捜し方」
141 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:14:16 O
142 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:16:01 0
143 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 20:19:52 0
街をね、散歩してたんです。あわよくば掘り出し物とか、出会いがあるかもなんて考えながら。
それが悪かったんでしょう。ショウウインドウにちょっと気になる物を見つけ、そちらに目を向けました。
ドン!!
前方不注意でした。ぶつかったんです。恐ろしい二人組でした。
私がぶつかったのはスキンヘッドで髭をはやし、サングラスをかけた男。連れの男は筋肉隆々の体格のいい人でした。
ビビルどこじろゃありません。ヤクザだ!
私は覚悟を決めました。きっといちゃもんつけられて事務所に連れて行かれ、ケツの毛までむしられるんだ。
骨の一本くらいはもっていかれるだろう、と。
そしてスキンの男が私の肩に両手を置き、言いました。
「お兄さん、だいじょーぶですか〜?」
安田大サーカスのくろちゃんでした。もう一人はパッション屋良でした。
144 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 20:21:28 0
>>139あるある・・・・いや、ねーなwwwww
そりゃ奥さんも困りますねwwwwwww
145 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 20:26:56 0
そういや、おじいちゃんの入れ歯(?)って話も有名でしたか。
146 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:27:10 0
147 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:28:19 0
みんな文章書くのうまいねぇw
夢中で読んだよw
148 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 20:29:52 0
149 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:30:07 0
おじいちゃんの入れ歯 ききたいwktk
150 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 20:31:44 0
ではしばしお待ちを。
151 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 20:47:52 O
ムッシュ期待
152 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 21:13:37 0
できました。例によって少しアレンジしております。
急だったので抜けてると思える部分は見逃して下さい。
153 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 21:14:34 0
しまった。準備を怠った!自分の不注意とはいえ、彼はひどく後悔した。
彼は健一という名だった。今、健一はカレーを食べている。ただし普通のものではない。
巷で話題の『激辛!100倍カレー!』という代物。
こんなものは大したことはないだろうと、高をくくったのも束の間。
一口食べた瞬間、どっと汗をかく。その量は尋常ではなく、まさに滝と表現するのがふさわしい。
頭もずきずきと痛み、意識が朦朧とする。
「み、水…水はどこだ」
しかし手元には水が無い。健一は焦った。灼熱の太陽に照らされている者のように水を求めた。
なんでもいい、飲み物を求めて台所に走った。
154 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 21:15:45 0
キッチンに入った健一の目に入ったもの。それはテーブルの上に載っていたコップと、そこに入っていた水だった。
助かった!健一はすぐさまコップを手にし、中のものを一気にあおる。
普段の彼ならそんなことはしなかっただろう。だが健一の喉は今にも焼けそうな程に熱くなっていた。
そのため、不用心にも水を全て飲み干してしまったのだ。
「ふーー・・・・・・」
ようやく人心地つき、ふとある謎に思い至る。何故都合よく水がここにあるのか?
釈然としないが、おかげで自分は助かったのだと、深く考えるのはやめた。
そこへ、健一の祖父であるタメ蔵(当年83歳、チョイボケ)がはいってきていった。
「あんれ、ここにあったワシのコップ知らんか?さっき入れ歯をあらってそのままじゃったんじゃ〜・・・」
健一はその手にあった物を、スルリと床に落とした。
この物語はフィクションとはいえません。
155 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 21:19:37 0
156 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 21:22:24 0
>>155 確かもう少し違う話だった気がします。しかしうろ覚えなんでこういうかたちで・・・。
157 :
あぷり:2006/07/27(木) 21:26:50 O
女性
『ねぇ、僕〜
あたし綺麗?』
僕
『ブス!』
女性
『もぅ!
僕ったら!w』
女性&僕
『アハハw オホホw』
完
158 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 21:30:27 0
>>157 あぷりさん最近荒らし扱いされてますね。
159 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 21:36:33 0
風呂に入りますか。シャンプー中に背中に落ちる水滴。
心臓に悪いですね。ノシ
160 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 22:18:38 0
(・∀・)ノシ
161 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:15:45 0
あれは小学5年生の夏休みの寝苦しい夜でした。
エアコンのタイマーが切れて、私は暑くて夜中に起きたんです。
ふと部屋の隅を見ると女の人が正座をして座っていたんです。
そりゃぁ、もうビックリしました。私、霊感とかないんで。
母と父が隣りに寝ていたんで、起こそうと思っても声が出なかったんです。
しょうがなく、また寝ました・・・。
そして次の朝、起きた時気づいたんです。
女の人だと思ったのは、ただの扇風機だった事を・・・。
文才なくてごめんなさい・・・。
162 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:17:13 0
163 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:18:37 0
>>161 GJ!思い当たる事があったので笑っちゃいましたw
164 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:28:59 O
あれおかしいな何でまだこのスレあるんだ?削除人さんにお願いして消してもらったのに…
ネタだかね
165 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:32:52 0
ふふふ、消されたのは164のほうだよw
166 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 23:38:18 0
>>161 あるあるwwwちょうど横に扇風機あるしwwwww
洗濯物とかも一瞬びびりますね!
>>164 スゲーびびりましたよwwww
167 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 23:39:17 0
その日は塾の帰りが珍しく遅くなり、帰り道は既に暗かった。
家までは歩いて帰るのだけど、最後の道程にある林道だけはいつも嫌だった。
街灯も少なく薄暗い。その雰囲気だけで恐怖感が首をもたげる、そんな帰り道。
とにかく家路を急ごうと思い足を速めたその瞬間。
ガクッ!
何かに足をつかまれ転びそうになる。
足元をみたけど、何も、誰もいなかった。今のは一体・・・?
俄(ニワカ)に恐ろしさがこみ上げたけど、ただ石につまずいただけだと自分に言い聞かせ、さらに足を速めた。
数瞬も経たないうちにまた足元をつかまれる。
「ひっ!」
僕は情けなくも悲鳴を漏らし、足元、そして林をぐるりと見回した。やっぱり誰も居ない。
聞こえるのは虫がリンリンと鳴く声だけ。言いようのない恐怖が全身を支配する。
深呼吸を一つ。そして間髪いれずにダッシュした。『なんだよ!怖い怖い怖い!!』
僕の頭を支配していたのはそれだけだった。これ以上ここにはいたくない。僕は全力で走った。
だけどその何者かは僕を逃がしはしなかった。また足をつかまれ、バランスを崩して転倒してしまった。
168 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:39:46 0
後ろ
169 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 23:40:39 0
痛い・・・。膝をすりむいたみたいだ。
そいつはまだ僕の足をつかんでいたけど、ふと、その感触はどこかで覚えがあると気付く。
どこだっただろう。立ち上がり、また走り出した。ただし今度はゆっくりと。
案の定、もう一度足をつかまれる。でも、今度はそんなに怖さを感じなかった。この(つかむ者)の正体を知りたい。
その一念が恐怖心を和らげた。
もう一度走る。足をつかまれる。走る、つかまる。何度繰り返しただろう。いつの間にか、僕はそれを楽しんでいた。
記憶の奥で何かが弾けたのは、家の前に着いたときだった。
チリリン・・・・・
その音を最後に、足をつかまれることはなくなった。
後ろを振り返ったけど、何も見えない。でも・・・そうだよな?
僕は家に入るなり部屋に駆け込み、机の上の写真をてにとる。
そこには一年前の僕とチョコ・・・去年の夏に事故でこの世を去ってしまった我が家の愛猫が写っていた。
僕が走ると、チョコは必死に追いかけてきて、足に抱きついてきた。その度に「どう?捕まえたよ」
そう言うかのように僕を見上げてきたっけ。その遊びが大好きだった。
そうか、やっぱりチョコ、お前だったんだね・・・。
今日から盆入りだった。チョコは戻ってきてくれたんだ。また僕と遊んでくれるために。
『来年も帰っておいで・・・』
チョコに聞こえるように強く願い、僕は首輪をぎゅっと胸に掻き抱いた
170 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 23:44:14 0
>>168 おしい、これほんとは、靴紐がひっかっかてるという話なんです。
しかしオチ的に微妙なので改変しました。
ノスタルジック?ホラーってやつですかね?
ほのぼのというかほんわかオチでした。
171 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:44:19 O
ムッシュ…良い話だよ〜(ノ_<。)胸が熱くなったよ〜Gj!
172 :
ムッシュ:2006/07/27(木) 23:46:15 0
さて、寝ましょうか。いいネタ欲しい。
トットロ トット〜ロ〜♪ノシ
173 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:46:25 0
動物の霊障がみられます。
お祓いしてください。
174 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:46:26 0
175 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:49:46 0
(ノд-。) セツナス・・・ GJ
176 :
長江:2006/07/27(木) 23:58:25 0
十年くらい前かな。私の家を新築したんですよ。庭も広くて見晴らしがいい
んです。それで、土建屋さんがかっこがつくからと庭のすみに楕円形の石を
おいたんです。その石を家族は気にもとめず暮らしていますと、三年くらい
経つ間に色々な不思議なことがおこったんです。となりの家の人が大事にし
ていた石が私の家の近くに移動していて、危うく泥棒扱いされそうでしたが
家族には何の心当たりもありませんでした。そして、祖母が病気で死の淵を
さまよい・・・・・ちょっと今どこからか獣の叫び声のようなものが聞こえ
てきました。何か怖いのでやめますがつづきが知りたい人は意志表示してく
ださればしますので・・・・・
177 :
ほんわか名無しさん:2006/07/27(木) 23:59:07 0
・・・つづけちゃって
178 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:00:13 0
ききたい・・ ワァオーン
179 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:00:49 0
続き期待
180 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:02:27 O
気になるから続き希望
181 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:03:18 0
もう寝るけど、明日読むから続き希望。
182 :
長江:2006/07/28(金) 00:15:18 0
祖母が死の淵をさまよったんです。それにともない家族の関係もギクシャク
してきまして、母が付近で有名な○ん○○う○ん、というお寺にこれからど
うすればいいのか相談しに行きました。すると、お坊さんがこう言ったそう
です。「あなたの家の庭のすみに石がありますね?」母はまだ一言も石の事は
口にしていないのにです。そして、「その石には神様がうつっています」とい
いました。それを寺から帰った母に聞かされたときは信じがたかったのです
が、良く見るとまるで腰をかがめた老人のような形に見えゾクっとしてしま
いました。
そしてその夜、大事件が発生したのです。夕食中、母がそのことを淡々と家族に
話していきました。私や兄弟、父が話しに聞き入っていると突然、祖父が、
そんなことあるかっ、と激しく怒り部屋をでていったのです。しーーんと静まり
かえる食卓。その時、こーーん、こーーんという奇妙な音がきこえてきまし
た。あわてて外へ出ると・・・・・なんか思い出すと段々本当に胸が苦しくなるよ
183 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:19:24 0
ガンバレ
184 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:20:57 0
ドキドキ
185 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:22:23 0
ワクワク
186 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:23:33 0
テカテカ
187 :
長江:2006/07/28(金) 00:32:58 0
なんと祖父が石を砕いてたんです!その時の光景はすさまじいものがありま
した。何かにとりつかれたかのように石を割る祖父。どうやって止めたかは
覚えがないですが、その二日後、軽トラの荷台から降りただけで足を骨折。
そして、親戚の霊能力者の人に御払いをしてもらいました。すると、祖母の
容態はみるみる回復し、祖父も順調に回復して退院しました。
すべてが石のせいかは分かりませんが、石などには何かが入りやすいのではない
かと思います。みなさんも周りにそういう物がないか気をつけてください。
このほかにも霊をみたことは数回しかないですが、微妙に怖い体験をけっこう
しているんです。怖さの中にもほのぼのはありませんでしたか
188 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:37:35 O
爺さんを想像して、シュールさに笑ってしまった
189 :
長江:2006/07/28(金) 00:43:34 0
実はみんな大爆笑なんですよ。実際は本当に深刻だったんですけど、友達に
この話をしたら話す人みんなが笑うんです。でも客観的に考えると・・・・
とんでもないキチガイ爺さんですよね
190 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 00:48:09 0
確かに爺さんは良いアクセントになっているw >189GJ!
191 :
こわっ!初体験:2006/07/28(金) 01:45:10 0
あれは高1の夏、僕は実家の近くにある床屋の2階にいました。
そこは従業員の寮になっているアパートでした。
その日は従業員の慰安旅行の日で、僕の前には僕のために旅行をズル休みした
4歳年上の理容師のお姉さんが全裸で横たわっています。
「ごめんね、軽蔑しないでね。誘ったりして……」
何をおっしゃる理容師さん、僕にとっては待ちに待った儀式のスタートです。
「ゴチになります!」心で叫んだ僕は無我夢中で突撃し、儀式は終わりました。
シーツには鮮血が飛び散っています。
―ここまできれいな出血という事は…このお姉さんも初めてだったんだ―
僕がそう思い、なんとなくいい気分でいると、お姉さんが叫びました。
「キャーッ!おチンチンが真っ赤!」
そうです、出血は僕でした。
おかげで、その日から一皮むけた人間になれました。
192 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 07:39:37 O
age
193 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 12:15:05 0
私の母の話です。
ある日、母が家に一人でいました。
ヒマだったので2階を掃除しようと思い、階段を上ったんです。
やっと2階もキレイになり1階へ戻ろうと階段を下りたその時、事件は起こったん
です。
なんと階段から落ちてしまい、お尻を強打!!
その日の晩、母からその話を聞き私は大爆笑。普通は笑いますよね?
しかし私たちはまだ本当の恐怖に気づいてなかったのです。
夕食を食べ終わり一段落した後、母は「お風呂に入る」と言い、リビングを出て行きました。
しばらくして、浴室から「キャーーー!!!!」という叫び声が聞こえてきました。
私が急いで浴室んびいる母のもとへ向かうと、そこにはお尻を突き出した母がいて
一言。
「お尻にでっかいサラミソーセージみたいなアザがぁーーー!!!!」
そのマヌケな母の姿に私は息が出来なくなるほど笑い倒しました。
それ以来、サラミソーセージを見ると笑ってしまいます。
194 :
こまき ◆/VJxsUn3ao :2006/07/28(金) 12:24:38 0
>>193 笑ってしまったw
みんな文章書くの上手いねぇ〜
195 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 12:56:33 0
196 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 14:20:02 0
197 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 14:55:13 0
長江さん
読んだ内容は深刻だったのですが、申し訳ない。おじいさんキャラが凄すぎw
笑ってしまいました。
初体験さん
・・・・羨ましいとか思いませんよ。ええ、本当です!
>>193 ぷっ サラミ・・・。食いついてもいいですか?
>>ALL
感想レス、投稿レスに感謝を。創作板に行くべきか迷ったのです、当初は。
しかしほのぼのした話はやはりほの板でしたかったのです。参加に感謝します。
遠距離の彼女と久々に遊んだんだ。
俺「あ、P902i」
彼女「いいでしょ。機種変したんだぁ」
俺はおもむろにiアプリを開く。そこにあったのはFF2。
彼女「暇な時にやってるんだぁ」
俺「セーブデータ開いていい?」
彼女はうん、と笑顔で言った。
開いたデータは…フリオニールには俺の名前、マリアは彼女になっていた。遠距離恋愛なのに、こんなに俺の事を…。少し泣けてきた。
プレイしてみた。様子がおかしい。彼女(マリア)はかなり強くなっているのに俺(フリオニール)は最弱初期ステータスのまま死亡。
俺の死体を引きずったまま彼女は冒険を続けていたのだ。
怖くなって顔を上げると今まで見たことのない、目を見開いた状で笑う彼女。ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
それ以来逢っていない。
199 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 16:10:00 0
200 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 17:36:46 0
「呪われた車」
彼女の買った中古車はあきらかに曰く付きだと思いました。
価格は相場よりはるかに安かったですし、なにより車内から
川というか磯と言うか、何やら不快なにおいが漂ってくるんです。
僕は「この車やっぱり変だよ。きっと川か海に水没したか、
なにかろくでもない事故にでも遭ったんだよ」と忠告したのですが、
楽観的というか、いい加減な性格の彼女は「そんなこと無いよー。
特に変な音とかしてないし、ちゃんと走るし」と意にも介しませんでした。
僕にとっては彼女の車がちゃんと走らないことも心配でしたが、彼女の
(道路をちゃんと走れない)運転技術のこともまた心配だったので、
出来る事なら中古車は買って欲しくはなかったのです。
彼女も車もちゃんと走れない状態というのは最悪ですから。
・・・・・現に彼女はいま赤信号を無視しました。
「いま信号赤だったよ?」「あら、そう?よく見えなかったわ。信号は
ちゃんと見やすいところに付けてくれなきゃねぇ」 「・・・・・・・。」
201 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 17:37:37 0
彼女がそんな車を買ってから1週間後、僕たちははじめてのドライブに
出かけた。僕は車のことが心配だったので、往路は僕が運転する事にした。
車は前のドライバーの癖が多少残っていたが、特に問題があるという様子は
無いようだった。「でしょー?あなたは心配性なのよ」と彼女が勝ち誇ったように
言う。昼遅くに出発したので、目的地の湖に着くころには日が暮れてきた。
湖のほとりで夕食を食べることになっていたので、時間的に遅くなるのは
予定通りなのだが、何故か周りが暗くなると共に妙な気配と視線を感じるようになった。
「ねぇ、なにか僕たち誰かに見られているような気がしない?」と不安になった僕は
彼女に尋ねた。彼女は「そんな訳ないじゃない。気のせいよ。周りが暗くなったので
私を脅かすつもりなんでしょ?」と笑いながら言った。やがて前方に月明かりを
浴びて輝く湖が見え出した。僕たちはその景色を見て歓声を上げたのだが、
そのとき、何気なく見たルームミラーに人影が映ったような気がした。僕は
驚いて「今、後ろに人影が!!」と叫んだ。しかし、彼女は「あはは、この景色は
そういう演出をするイメージじゃ無いよ」と本気にしない。そんな彼女の様子
を見て僕も「あぁ、もしかして光の乱反射だったのかもしれない・・・・」と考えた。
202 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 17:38:20 0
湖には7時をすこし過ぎた頃に到着した。僕は湖を見ながら食事を楽しむことで
往路での妙な出来事を忘れようと努めた。彼女ははじめて自分の車で遠くの湖まで
来たことに満足している様子だった。食事をしたあと湖の周りを散歩し、8時半頃
僕たちは先ほど来た道をふたたび戻る事にした。復路は彼女が運転することに
なった。「山道の運転は初めてだからワクワクしちゃう!」と彼女は言う。しかし、
彼女の運転はひどいものだった。「うわっ!ブレーキ踏んで!!」・「反対車線に
出ちゃうよ!!」・「痛っ!!そんなに強くブレーキ踏んじゃダメだよ!」」
・「キャー!ブレーキ利かない!」「ギヤを落としてエンジンブレーキを・・・!!」「私
ハンドル離せないからあなたギヤ落としてよ!早くー!」・「前!!前!よそ見しちゃ
危ないよ!」・「もうダメ!運転変わってよ!」・・・・・・・・彼女の無茶苦茶な運転は
山道を走っている間ずっと続いた。そしてそろそろ山道を抜けようというそのとき、
僕は背後にまたあの不気味な気配を感じて振り向いた。すると、そこには凄まじい形相を
した人が乗っているのが見えた。それは一瞬見えただけだったが、確かに何ものかが
そこには居た。やはりこの車は何かに憑かれているんだ!もしかして彼女のヒドイ運転も
何かが作用しているのかもしれない!このまま走るのは危険だ!!そう考えた僕は
彼女に「場所を見つけてすぐ車を止めるんだ!」と叫んだ。しかし、車は山道の最後の
カーブを曲がりきれずに大木に激突した。僕はサイドウィンドーで頭を強く打ち、意識が
もうろうとした。「あなた大丈夫!しっかりして!」と彼女が叫んでいるのが遠くぼんやりと
聞こえる。「しっかり!!」「いま救急車呼ぶから!!」、彼女は叫びつづけている。
そんな彼女の間断なく聞こえる叫び声にまぎれて不意に聞いたことのない声が混じった。
「なんて運転だ、死ぬかと思った」
203 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 18:29:53 0
204 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 18:59:00 0
>>202 もう死んでるんじゃないのかwwwww
乙です!
いいですねぇ、では私もお話をしましょうか。これも有名な話なんですよ。
205 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:00:46 0
それは、肝試しをしていた夜のことでした。クラスの友人達で、近くの廃屋に行ってみたんです。
ルールは簡単。一人一人順番にスタートして、廃屋の玄関においてある蝋燭を持ってくること。
行きに持っていくのはライターが一つ。帰りにその蝋燭に火をつけるためのものです。
一人目、二人目と無事に戻り、次は私の番です。ドキドキしながら道へ踏み出しました。
廃屋といっても、かなりの規模の敷地です。なんでも有名な旧家だったそうで、その辺りでは広く知られていました。
何故廃屋になってしまったのか。私が聞いた話はこうです。
何十年か前です。この家の一人娘であった19歳の娘さんが行方不明になり、町の人間が総出で探し回ったそうです。
この家の主人は町の有力者で、その人柄の良さからも皆に慕われていたので、全員が進んで協力を申し出ました。
皆が必死に何時間も探し回りましたが、娘さんは一向に見つからない。
警察は事件事故両面を考え捜査しましたが、解決の糸口は全くみつかりませんでした。
206 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:02:31 0
そのまま数日が過ぎ、皆は徐々に諦め始めたそうです。もう駄目じゃないか、生きていないのではないか、と。
さらに数日後、事態は急変しました。娘が見つかったのです。皆が予想していたとうりの最悪の結果でした。
やはり死んでいたのです。ただ、その遺体は実に奇妙な状態で発見されます。
地面に体のほとんどが埋まり、出ていた部分は右手の肘から先と、頭の半分だけ。見つかった場所は庭の木の下でした。
家からは死角、また敷地内にいるとは誰も考えなかったために、発見が遅れたそうです。
警察の見解によると、生きたまま地面に埋められ、そこから抜け出そうとして土を掘り進んだ。
しかしもう少しで出れそうだという時、遂に力尽き窒息死したそうです。
それを裏づけるのが娘の爪に残った土くれと、肺に残った大量の土だったのです。
207 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:03:45 0
それ以降、発見されなかった娘の恨みでしょうか。夜な夜な
「・・・助けて・・・苦しい・・私を見つけて・・・」
そんな声が聞こえるようになりました。
家の主人は、その声が自分を責めているのだと考え、毎晩聞いているうちに発狂しました。
妻はそんな夫に恐怖し、家を出たそうです。
主人が狂い死にしたあとは家は売りに出されましたが、新しい住人も毎晩聞こえる呪いの声に耐えられず、すぐに家をでる。
それが何度も続いたために噂が広まり、とうとう誰も住む人が居なくなり、今でも買い手がつかずに現在に至るというわけです。
コトリバコも怖いよね
209 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:04:56 0
スタート前にそんな話を聞いたため恐怖はいや増し、知らずに早足になります。
この敷地にある木の根元、そのどこかに娘が埋められたのだ。今にも声が聞こえてきそうです。
周りもろくに見ず、折り返し地点の玄関前に急ぎました。来なければよかった。そんな後悔もいまは遅い。
玄関に着いた時は心底ほっとしました。これで明かりを得られる。あとは火を消さないように戻るだけだ。
そうして蝋燭に火をつけ帰りを急ぎましたが、三分の一ほど行ったときです。
何かが、微かに聞こえます。何だろう・・・?気のせいではありませんでした。今度ははっきりと聞こえたのですから。
「・・・けて・・。ここから出して・・・・助けて・・・」
足元から震えがはしりました。あの話は作り話ではなかったのか?まさか本当に?!
「お願い・・出してよ・・・一人じゃ出れない・・・」
「あ・・・ああ・・」
私は情けなくも、声すら出せませんでした。もちろん動くことすらままならなかった。
210 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:06:15 0
声は正面脇の木の下から聞こえます。ゴクリと生唾を飲み込み、恐る恐るそちらに明かりを向けました。
蝋燭の仄かな明かりに照らされたものは。
地面から上半身のみを出した女性の姿でした。その腕は助けを求めてこちらに突きだされています。
「うっぎゃああああああ――――!!!」
私は叫び、逃げ出そうとしました。しかし走りだした途端に石につまずき転んでしまい、蝋燭は女性の顔の前におちました。
転んだままそちらを見た私は、あろうことか女性と目をあわせてしまったのです。
肥溜めに落ちた友人でした。
私を脅ろかそうとして木の陰に隠れたら落ちたそうです。
それ以来彼女に恋人ができるたびに「臭い仲」と仲間に言われています。
211 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 19:09:30 0
>>210 面白い!!肥溜めというオチも(・∀・)イイ!! GJ!
212 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:09:36 0
もしかしたら知らない人もいるかもしれないので補足。
肥溜めとは、馬糞や牛糞を貯めておく穴の事です。うんち穴ですね。
>>208 どういう話でしたっけ?名前は知っていますが忘れましたorz
214 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 19:18:27 0
その日は大雨で視界がよくない日でした。
僕は仕事の関係で急遽N県へ行かなくてはならず、真夜中の山道を車で走っていました。
その道は街灯も車の往来もほとんどない道でしたが、目的地までは一番の近い道でした。
激しい雨の中、ところどころに見える道端に置かれた花束やジュースの缶。
明かりは自分の車のヘッドライトのみ。嫌でも不吉で不気味な気分に襲われます。
そのとき、車の目の前を白い女性らしき人物が通り過ぎました。
僕はあわててブレーキを踏みハンドルをきります。
車は道をそれた所でガクンと止まりました。
それまで気づかなかったのですが、車の前数十メートル先は相当な急カーブでした。
僕は慌てて車から出て女性を探しましたが、どこにもいないのです。
気のせいか、と車に乗り込むとふいに後ろから声が聞こえました。
「死ねばよかったのに」
僕は驚いて振り向きました。
「君…いつの間に?!いや、それよりも僕を助けてくれたんだね」
「ば…ばか!助けたんじゃないわよっ!」
「いいんだ、君のおかげだよ。ありがとう」
「だから、そんなんじゃないってば!もう!」
彼女とは今でもいい関係です。
215 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:18:33 0
>>211 サンクス ノ
>>213 ありがとう、確かに長いですね。食後にじっくりと読もうと思います。
迷惑なんてないので、思うままにどうぞ!
ではぐるナイ観ながらごはんをノシ
216 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 19:20:06 0
>>214 意表をつく展開にワロタwww GJ!!
217 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 19:21:40 0
>>214 もしや・・・なにそのツンデ霊・・・か・・・?
フフ、乙です!
じゃ、ほんとにノシ
218 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 21:00:45 0
>>213 これは怖い。呪いとは恐ろしいものだ。
私は霊感などないから、そういったものを見なくてすみます。
風呂にいきますか。
窓の向こう側にね、人影がみえたんです。覗きか?と思い、「こらぁ!」て叫んだんです。
だけどそいつはまったく動かない。変だな・・・。もう一度叫びましたが、やはり微動だにしない。
その白い影はずっとそこにいるんです。恐る恐る窓に近づき、ガラッと窓を開けました。
マネキンが立ってましたよ。
防犯用に置いてたの忘れてました。
そんなオカルト。さ、風呂に入ろうっと
風呂入ってるときに視線感じて振り向いたら誰もいないって体験あるだろ?
ああいうときって、振り向いて誰もいないのは当たり前らしいぜ。
上から見られてるんだから
220 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 21:18:08 0
>>219 おまい!!こえーよwwwwwwwww 今から風呂入るのに・・・・orz
222 :
ムッシュ:2006/07/28(金) 21:31:40 0
223 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 23:12:55 0
夜、部屋の電気を消して寝る体制を整えてから友達とメールをしてた。
キリの良いところで寝ようと提案するつもりでいたんだけど、部屋暗いしもう横になってたから
うっかりウトウトと眠ってしまった。
暫くして、ぼんやりと目が覚めた。どこからか綺麗な女の子の歌声が聞こえてくる。
次の瞬間、私は金縛りにあって、しかも横に長い黒髪の女の人が立ってる気配を感じた。
私が寝てたのはロフトで、たまたま梯子の方に頭を向けて、顔は壁の方に向けたままだったのに、
何故かハッキリとその気配が脳に焼き付くようだった。息も出来ないし、体も動かない。
そんな状態がどれだけ続いたのか分からないけど、突然友達からメールの返信が来た。
それと同時に金縛りも歌声も気配も一瞬で無くなって、かわりにすごく冷や汗をかいていた。
よく考えたら梯子の方って北枕になってた。あれ以来梯子の方に頭向けられない。
寝惚けてたのかなあ。ごめんほのぼのじゃないorz
224 :
ほんわか名無しさん:2006/07/28(金) 23:18:01 0
((((((゚Д゚))))) ぐ・・・GJ コェー
225 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 00:22:47 0
226 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 05:50:38 0
age
227 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 07:00:11 O
age
ageテスト
229 :
シール ◆Z099Ns3cqc :2006/07/29(土) 07:22:07 O
あう〜怖いぃ
230 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 10:30:14 O
やっぱり怖い話は夜かね
231 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 16:52:51 0
小学校の時の修学旅行で
布団について説明してたおじさんが
「北枕はぐっすり眠れる」て言ってた。
232 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 17:05:19 0
>>198 蝶こええ
>>223 大丈夫、きっと将来歌姫になれるという暗示です。
はい、見切り発車しましたすいません。
233 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 17:13:32 0
あ〜、どうしよ・・・。今日は二つくらい話しましょうか・・・・。
234 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 17:13:48 O
あるスーパーで働いていた男性の話…。
仕事も終わり店内を見回りしていると天井から
ぽた…ぽた…と血が落ちて来るんです…恐くなった男は走って店内を出ようとするのですが走るごとに血が点々と…恐る恐る自分の後ろを振り返って店内の鏡を見ると…そこには…
続き聞きたい?
236 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 17:18:22 0
237 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 18:36:05 0
>234
続き早く!
238 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 18:38:02 0
あなたにも経験があるでしょう。ええ、男女の差がなくありえるはずです。
そう、これは誰の身にも起きうる話です。気をつけて下さいね・・・。
あれは寝苦しい夜のことでした。私はクーラーが嫌いなので、扇風機のタイマーをつけて寝るんです。
そよぐ風に撫でられ、涼しさを覚えてなんとか寝れそうでした。
あ〜風が気持ちいい・・・。そう考えているうちにいつの間にか眠ってしまったようです。
『カチッ』
そんな音で目がさめました。
(ああ・・・タイマーが切れたのか・・・)寝ぼけた頭でぼんやりと思いました。
浅い眠りだったので、微かな音にも気づけたんです。
暑い・・・またタイマーセットしなきゃ。そう考え、横向きの状態から仰向けになり起き上がろうとした時です。
目を開き、天井が視界にはいりました。
そこには私と相対するように、人影が浮いていたのです。
239 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 18:38:45 0
「ひっ・・・!」
私は押し殺した悲鳴をあげ、身を持ち上げようとしましたが、なんと体が動きません。
これが金縛りなのか?初めての体験に、私の頭は混乱しています。さらに全身への激痛が私を襲いました!
これが霊の力か!?あまりの痛みに意識がかすみます。しかしなぜ私をこんなにも苦しめるのか。なにか私に怨みでもあるのでしょうか。
殺されるのか・・・。ならせめて相手の顔を確かめてから死にたい。顔も知らない奴に殺されるなんてまっぴらです。
痛みに閉じた瞳を無理に開け、天井を凝視したのです。
等身大のアイドルポスターでした。
ウキウキ気分で天井に貼った覚えがあります。え?体の痛みですか?
急に動いたせいで全身つってしまったんです。
240 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 18:40:23 0
イライジャ・ウッド 子供のころから演技が達者だったんですね。
241 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 18:55:13 0
にながわじゅんじのが怖い
242 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 18:57:52 0
243 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 18:59:21 0
∩___∩
(ヽ | ノ ヽ /) 暑くて頭
(((i ) / (゚) (゚) | ( i)))
/∠彡 ( _●_) |_ゝ \ 変になる〜
( ___、 |∪| ,__ )
| ヽノ /´
| /
三 | /
| -―'' ̄ ̄ ヽ
ゝ __,,-―'、 \
三 __/ / \ \_/|
/ __ _/ \_'丿
244 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 19:00:34 0
にんにくカレーがくいたい・・・。
夕飯はパエリアです。また会いましょう。
ノシ
245 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 19:18:12 0
ムッシュGJ〜 あと1話は??
>>234の続きは??
246 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 19:20:06 O
あっ!続きね、彼が鏡を見ると自分の鼻から鼻血が…ね★恐くないでしょ〜
247 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 19:45:58 0
248 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 20:05:43 0
>239
ムッシュGJ! 完成度高いなぁ。
249 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 22:36:17 0
250 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 22:37:59 0
宵闇があたりを包む。ヒグラシが昼の世界の終わりを告げるかのように、もの悲しく鳴き声を響かせていた。
夜が近づいていくそのような情景の中、一人の少年が道を歩いていた。
その歩みは不自然に早く、まるで何かに追われ逃げているかのようにもみえる。
太陽は彼の歩みに合わせるようにどんどんと落ちていく。辺りは闇の濃さを増し、じわじわと少年の恐怖心を煽っていった。
『いやだなぁ・・・。早く帰らなきゃ・・・。あんな話をきかなきゃよかった』
あんな話。少年は何か、彼の恐怖の琴線に触れる話を聞いたようだ。
「はぁ、口裂け女かぁ・・・」
彼の口から意外な言葉が漏れた。
それは過去幾度となく、定期的に世間を騒がせる都市伝説の名だった。
251 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 22:38:41 0
『でもそんなのただの作り話だよね。そんな人いるわけないじゃん!』
彼は無理矢理に自らを鼓舞し、気持ちを切り替えようとした。
その時、少年の頭上の街灯が急に点滅を始め、唐突に消えた。彼が抱き始めた勇気をかき消すかのように。
「うわっ!なんだよもう!」
頭上を見上げ驚きを隠さずに叫ぶ。
少年の横を一陣の風が吹きぬけたのは数瞬後。
「ひっ!!」
音も無く通り過ぎたのは、自転車に乗った女性だった。
思わず声をあげてしまった恥ずかしさからか、その幼さからは想像できぬ悪態をつき舌を打つ。
もう走って帰ろう。彼は決意し、鞄をひしと抱きながら走りだした。
直線を走り続け角を曲がり、立ち止まって一息ついた時だった。
視線の先、一本の街灯の下に一人佇む何者かの人影。ドクンと心臓が鼓動を刻む。
『うわ・・・、嫌だなぁ。こんな時にこんな場所に立ってんなよ』
内心その人物に文句をいいつつ、ゆっくりと前を通り過ぎようとした。家に帰るにはどうしてもこの道を通らなければならない。
けして目を合わさないように、うつむきながら進む。
おどおどとその人間の前を通りすぎた。ほっと肩を落とし、緊張を解く。彼の心配は杞憂だったのか?そうではなかった。
252 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 22:40:02 0
ねえ坊や・・・?聞きたいことがあるの・・・」
それは妙にくぐもった声だった。少年は思わず振り返り、すぐに己の軽率な行動を後悔することになる。
口調から女性とわかる。そしてその出で立ちは、話に聞いていた通りのものだったからだ。
目深に帽子をかぶり、サングラスにマスク。夏なのに全身を覆うコート。帽子からこぼれた長い黒髪が妙に艶めかしかった。
「ね・・・?私の質問に答えて?簡単な質問なの・・・」
少年の返事を待たずに女はサングラスをはずす。表れた瞳は彼の予想に反して美しかった。
アーモンド型に整った縁取り、こげ茶色の虹彩。彼の猜疑心を取り除くのには十分な美しさだった。
「は、はい!」
何も考えずに素直に返事を返し、女の質問を待つ。
「あのね、聞きたいのは君の感想なの・・・。正直に言っていいのよ。私・・・綺麗かしら・・・どう思う?」
その言葉はあまりにも有名すぎた。何も答えずに逃げ出せば、あるいは少年は恐ろしい目にあわなくても済んだかもしれない。
しかし彼は見とれていた。女の瞳に。彼の意識を吸い込むかのような、光を反射するその煌めきに。
「は・・・はい、とても綺麗だとおもいます・・・」
253 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 22:40:50 0
禁断の言葉は放たれた。言ってはならない一言を少年は発してしまったのだ。
女の目は笑みの形を作り、少年に囁く。
「有難う・・・これはほんのお礼よ・・・」
顔を近づけ、かがむ。少年は美しい女性への憧れと、これから行われるであろう行為の予想に胸を躍らせ立ち尽くす。
女はマスクに手をかけ、ゆっくりとはずしていく・・・。
そうして少年の目の前に表れた女の素顔は・・・・・。
「ぅひいやああざぃwsxdgひゃbgんhm!!!」
青ひげ生やしたオカマさんだった。
それ以来少年はそちらの世界に目覚め・・・・・・・・・・・・・なかった。
254 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 22:43:42 0
めちゃいけとオーシャンのコンボに夢中になってました。
255 :
ムッシュ:2006/07/29(土) 23:31:35 0
今日も暑いです。しかし朝方は冷え込むそうで、毛布が必要かもしれませんねぇ。
ブラピもJ・クルーニ―もかっこいい。あんな男になりたいものです。
さようならノシ
256 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 23:33:19 0
ムッシュ!GJ! 次もよろしくノシ
257 :
ほんわか名無しさん:2006/07/29(土) 23:55:14 O
深夜の怖い話キボン
258 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 01:18:44 O
age
259 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 01:30:14 O
これは僕が中学校の時の話です
僕は忘れ物を取りに深夜の学校へ向かいました。もちろん学校は鍵が掛かっていましたがその時は何故が偶然窓の鍵が開いていたのです。
誰かが見落としたのかな…ラッキーと思いつつ夜の学校へ忍び込みました。
夜の学校は薄気味悪く嫌な噂もあったのでドキドキしながら教室に向かいました。
怖くなってきたのか僕は小走りで教室に行き早々と取ると全力で廊下や階段を駆け抜けました
260 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 01:40:19 O
すると…どこからか…中年の男の声がしてきました。
「…ふふふ……」
「こんな時間に…」
「偉いね…君は……」
「でもいけないよ……」
「だってもう君は逃げられないんだから…」
「…ふふふ……ふふふ…」
僕は逃げることに必死でした。
でも段々と声の主に近付いて行くのです
僕は腰が抜けてしましました。ここは視聴覚室…
この時僕はここで死ぬんだなと…諦めていました…
声の主は視聴覚室のテレビから…聞こえてきました。ぼやっとした光が僕が包んでいるようでした
もう僕終わりなんだ…
女の声「あん♪いくいく♪」
…………は?
261 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 01:44:00 O
僕は意味がわからず視聴覚室へ覗きこみました
すると…
美術のTがAVをみているではありませんか!!
マジで禿げて死ね
この話は今だ僕の中学で語りつげられています。ってか復讐だコノヤロー!!!!!!
262 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 01:52:15 0
実話
この間、夜中にクローゼットの中から「○×※△□Gu〜・・・」と
地底の奥から搾り出す様な声がした、何事かと思ったが、まあ寝ようとすると
又「○×※△□Gu〜・・・」と何かの断末魔の様な声がした・・・
流石に不気味だったが、気になって眠れないので、クローゼットを開けると
又「○×※△□Gu〜・・・」と聞こえた、音の出場所を探すと、出所は
梱包された一個のダンボール、覚悟を決めて恐る恐る開けると・・・・
電池から液漏れを起こし音が変になって誤作動する「ピカチュウ」のヌイグルミw
263 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 05:17:39 0
>>260 深夜の学校って怖いよねぇ。何度か学校に泊まった事あるよ。GJ!
>>262 出所が分からない音って気になるよね。GJ!
chige
265 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 20:53:48 0
aga
266 :
ムッシュ:2006/07/30(日) 20:57:05 0
>>260 復讐・・・なにか嫌なことでも?そういう先生ほんとにいるんですね・・・。
>>262 ピカチュウwwww
夜中に突然聞こえる時計の音も嫌ですねぇ。
267 :
ムッシュ:2006/07/30(日) 21:16:02 0
夏ってなんか、すっぱい物食べたくなりません?スッパムーチョ、梅干、グレープフルーツなどなど。
ちょうどそんな気分だったんで、キッチンにいってすっぱい食べ物探したんです。
冷蔵庫開けたらですね、大粒の梅干があったんです。
ちょうどいいとおもって、おもむろにそれを口に放りました。
まいりましたね・・・。え?虫でも入ってたのかって?それも怖いですけどね。
腐ったスモモでした。
ええ、そのあと数日はトイレが我が家でした。
268 :
ムッシュ:2006/07/30(日) 21:21:31 0
実際怖い体験してる人って、どうやってその場をきりぬけてるんでしょうね。
霊体験なんてパニくるしかないですよもう。
269 :
ほんわか名無しさん:2006/07/30(日) 22:12:58 0
僕が以前住んでいた家は古い昔の家なので、トイレが家の外にあったんです。
ですから怖い話を聞いた日の夜などはトイレに行くのが嫌で嫌で・・・・・
その日も学校で怖い話を聞いた夏の夜でした。
深夜3時頃にトイレに行きたくなり、裏庭のトイレへ通ずるドアがある台所へ向かいました。
石畳の真っ暗な廊下を歩き、やはり真っ暗な台所へ入ったその瞬間!
ひとりでに冷蔵庫の扉が開き、真っ暗な台所に冷蔵庫の中の灯りが見えたのです。
僕はあまりの恐怖のために一目散に両親お部屋へ走りました。
しかし、両親の部屋へ入ったところで、何と説明したら良いのか分からず、
言葉が出ませんでした。両親がいきなり入ってきて呆然と立ち尽くしている僕を見て、
「どうしたの?」と聞きました。僕が返答に困っているとやがて兄が来ました。
そして・・・・・・・・「なぜ急に走っていったの?」と・・・・・・。
夜に家の中を行き来するときは電気ぐらい付けましょうね。
270 :
ムッシュ:2006/07/30(日) 23:52:21 0
>>269 暗いとこで誰かと鉢合わせってびびりますね。
あといきなり音もなく足に飛びついてくる猫。びっくりするけど、そのあと思わず笑ってしまう。
271 :
ムッシュ:2006/07/30(日) 23:55:32 0
タスマニアン・デビルの癌がこええ(((;゚д゚)))
272 :
ムッシュ:2006/07/30(日) 23:59:15 0
海水浴シーズンですね。水の事故に気をつけましょう。
よく何かに足を引っ張られた、ていいますけど、あれは霊ではありません。
わかめです。ええ、きっとそうに違いない!
持って帰って味噌汁に入れましょう。
ではオカ板でラジオ聞いてきます。ノシ
273 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 02:12:52 0
もう30年も前の話。
気が付くと親友のkは自分の通う小学校の屋上にいました。
なにを思ったのか、彼はモデルガンを連射して捕まりました・・。
翌年、足を骨折して入院した小学生が松葉杖をつきながら
路上駐車の自動車のアンテナを折って歩いて捕まりました。
さらに翌年、少年の住んでいる北の町の国定公園から
不審火が発生、国定公園は焼け野原になってしまいました。
高校を卒業してから、彼の行方はまったく知れません。
274 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 03:20:27 0
>>175がセックス・・・に見えたのは俺だけじゃないはず
275 :
ムッシュ:2006/07/31(月) 04:42:42 0
>>273 しょうねんというのがあなたの親友?
>>274 すまん、君だけかもしらん
あ〜無理だ。今日仕事やすもう・・・・
調理をしてる人が調味料を入れるときに
不意に「ニヤッ」としたら
入れた物は、調味料では無いかもしれませんね
さあ、目の前に美味しそうな食事が運ばれてきましたよ
つまらないおしゃべりはこれくらいにしましょうか
それでは召し上れ(はあと
277 :
ムッシュ:2006/07/31(月) 04:48:17 0
278 :
ムッシュ:2006/07/31(月) 04:54:03 0
そういえば前にですね、料理作ってもらったんですよ、知り合いに。
そのひと喋りながら調理するもんだから、唾がとんでるんすよね。
それ注意したらそいつなんて言ったとおもいます?
「隠し味だ」とのたまりやがった。
食うきなくすっちゅうねん・・・!
279 :
ムッシュ:2006/07/31(月) 05:02:22 0
小学生くらいだとなんにでも興味示しちゃうんですよね。
私が2年生くらいのときは野生児っぽかったし。
つつじの花の蜜が甘くて好きでしたね。
調子にのって吸いまくってたら、蟻んこまで一緒に吸ってしまったものです。
ハハッハハハハハハハ
280 :
ジョージ亜 ◆3PyM0S6MBQ :2006/07/31(月) 05:34:50 O
age
282 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 20:28:30 0
暑くて話が思い浮かばない・・・・・orz
283 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 22:49:45 0
「中世の闇」
二度目の夕の鐘が鳴った。今は夏だから21時頃のはずだ。この鐘が鳴ると
都市をぐるりと囲んでいる市壁にある市門が閉じられ、外部から人が都市に入り込む
ことは出来なくなる。また、それと共に市民による夜警の義務が発生する。
第二の夕の鐘が鳴るということはすなわち夜の世界が始まるという事だ。
住民は唯一の夜の楽しみである居酒屋で過ごすひと時をおひらきにして渋々家に帰る。
これ以降の時間は武器の携行(街によっては)外出が禁止される。
夜は聖霊のもの。夜の平和を侵害することは重大な罪である。
鐘が鳴ってから2時間ほどが過ぎた。始めは明るかった空も今やすっかり暗くなって
紫がかった群青色をしている。僕がこの時間に起きていることはめったに無い。
なぜなら起きていると恐ろしい事を見たり経験するかもしれないからである。
夜には僕ら人間が作り上げた都市に漆黒の闇と森が迫ってくる。そしてそれに
乗じて異界の怪物も紛れ込む。夜は何が起きても不思議ではないのだ。
そんな夜に唯一我が家族の家のみが平和領域として城の役割を果たす。
(つづく)
284 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 22:50:39 0
先ほどから急に風が強く吹き始めた。市壁の外の森が不気味にゴウゴウと音をたてている。
その音は得体の知れぬ怪物どものおぞましい咆哮なのだろうか・・・・・・・。
神様、どうか我が家にその呪われた輩どもが近づきませんように。
しかし、風はますます強くなってきた。やがて窓の戸板がガタガタと音を立て始める。
そして、不意に、明らかに風の仕業ではない音がドンドンドンと聞こえた。なんだ!この音は!?
僕は小さい頃から聞かされてきた。窓は霊の通り道であると同時に家の弱点だと。
たとえ窓をノックする音が聞こえても決して開けてはならない。
ドンドンドン!!!さらに窓を叩く音が続く。いったい何ものなんだ?
こんな時間に人が窓を叩くはずが無い。もしかして・・・・これが噂に聞く「荒野の狩人」か!
あるいは都市を追放された罪人が狼に変身してやってきたのだろうか!!
神様、どうか僕をお守りください!!どうか・・・・・
緊張が頂点に達しようとしたその時、突然外から声がした。
「おーーい! たまには皆と一緒に外でサッカーでもしようぜ」
(おしまい)
285 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 22:51:17 0
ぬるぽ!
286 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 23:02:22 0
287 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 23:05:49 0
>>286 サンキュー。阿部謹也さんの歴史観をパクって作りましたw
288 :
ほんわか名無しさん:2006/07/31(月) 23:36:42 0
良スレage
289 :
ムッシュ:2006/08/01(火) 00:31:06 0
>>282 同じくorz
考えるのも辛くなる熱さですな・・・。
>>283 うまいなぁ・・・。なんか羅生門を思い出した。
酔って帰ってきたお父さんでも面白いかも?「お〜い、開けてくれ〜」みたいな。
>>288 感謝!
290 :
283:2006/08/01(火) 01:01:29 0
>>289 サンキュー。始めムッシュさんのおっしゃる通り「お父さん」にしようかな、と
思っていたのですが、「僕」が「欧州の中世に生きる少年」では無く、じつは
「現代に生きる日本の妄想癖のある引き篭もりがちな少年」とすることで、
時空的にズレを生じさせる事が出来るかな?と考えたんです(・∀・)。
でも、287に書いたようにオチ以外は阿部謹也さんの記述そのままって感じ(^-^;)。
291 :
ほんわか名無しさん:2006/08/01(火) 01:05:14 0
>>290 狙い道りっすよ!小説を読んでるみたいでした!!GJ
292 :
283:2006/08/01(火) 01:10:14 0
>>291 サンキュー。お褒めの言葉恐縮です(・∀・)
293 :
ムッシュ:2006/08/01(火) 01:25:18 0
>>290 なるほど、確かに文章が中世的なのに反してオチが『サッカー』という、現代的なものになってますもんね。
狙いがうまくいってるな、いうのが感想です。
>>291に禿げ胴
長編ほのこわも読んでみたいなぁ。投稿者の方、ステハンでいいんでつけてみては?
お待ちしています。
あ、私にさん付けしなくていいですよ。
ではおやすみ。乙でしたノシ
294 :
ほんわか名無しさん:2006/08/01(火) 01:34:57 0
(・∀・)ノシ オヤスミ
295 :
ほんわか名無しさん:2006/08/01(火) 06:42:58 0
今日もほのぼのと怖い話よろしく
296 :
ムッシュ:2006/08/01(火) 18:49:07 0
これは父からきいた話です。実話かどうかそれはわかりませんが、こういうこともあるのでしょう。
父は仕事柄水死体をよく引き上げるのですが、その日もまた一人の遺体を引き上げ、収容したのです。
例にもれず、その遺体も水没してから相当時間がたっていたらしく、だいぶ腐乱が進んでいたそうです。
その日の仕事が終わって宿舎に戻り、やるせない気持ちを抱いて床につきました。
深夜、なにかの音で目が覚めたそうです。コンコン、とどこかをたたく音。もう一度コンコンと聞こえた。
それは窓を叩く音でした。そこで父はおかしいとおもったと言いました。
何故ならそこは2階で、ベランダもありませんでしたから。
それに気づいた瞬間、金縛りにかかり動けなくなりました。
『ああ、きたな』
多少恐怖を感じ、ただそうおもったと言いました。よくある事だ、と笑いながら。
297 :
ムッシュ:2006/08/01(火) 18:50:08 0
金縛りで動けない父の頭上に、人が立つ気配がしました。
そしてこんな言葉が聞こえたそうです。
「ありがとう」と。
これは父の考えなのですが、たぶんその声は引き上げた遺体が礼を言いにきたのではないか、とのことでした。
私もその考えに概ね肯定的です。
ようやく水から引き上げられ家族の元に戻れた礼をいいにやってきたのでしょう。
ただ、最後に父はこうもいいました。
「怖いからできれば来て欲しくはない」
そう言って笑いました。
恐怖の味噌汁
む ら さ き の か が み
300GET
301 :
ほんわか名無しさん:2006/08/01(火) 22:59:08 0
>>296 ムッシュ乙。怖いけどいい話だなぁ。
オレも何か書かなければ・・・・・でも、漠然とストーリーが出来ているのに
この暑さのためにそれを整えられない・・・・・
ということで他の人のカキコをワクテカしてます。
302 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 00:24:27 0
>>301 この暑さだと普段の生活すら嫌になりますからねぇ。
ま、ネタがなきゃマターリ雑談でもいいわけでwwww
あ、あの話は実話です。
>>298京麩?
>>299覚えてたけど何も起きなかったw
>>300おめ!
303 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 00:31:05 0
「む ら さ き の か が み 」は知らない!誰か書いて〜
304 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 00:39:35 0
>>303 これは怖い話ですよ?昔は恐ろしくてたまらなかった・・・・。
今日もオカルトラジオ好調ですね。
305 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 00:49:51 0
ききたいです!書いといてくださいm(−−)m
明日、昼に読みます・・・ お願いしますー
306 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 00:55:46 0
>>305 ん〜、明日の昼までには書けないです。仕事ありますし。
申し訳ないけど夕方になりますかねぇ。
307 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 00:59:10 0
「紫の鏡」という言葉をあなたはご存知だろうか?
あなたがもし未成年であるのなら、二十歳になるまでこの言葉を覚えていてはならない。
なぜなら、もし二十歳になった時に「紫の鏡」という言葉を覚えていると、この言葉に込められた呪力によってあなたは死んでしまうからだ。
昔、ある女の子がイタズラで大切にしていた手鏡を紫色の絵の具で塗りつぶしたことがある。
ところが、なぜかこの紫色の絵の具はどんなに洗っても落ちることがなかった。
自分の行為を悔やんだ少女はやがて病気がちになり、ついには衰弱して二十歳の若さで他界してしまう。
ムラサキノカガミ、ムラサキノカガミと呟きながら・・・
この時以来、「紫の鏡」は呪われた言葉となった。
二十歳になるまでにこの言葉を忘れないと、あなたも少女のように衰弱して死んでしまう。
だが、どうしても忘れる自信がないという人にも一つだけ助かる方法が残されているので安心して欲しい。
それは「白い水晶」という言葉を覚えていること。
二十歳になった時に「紫の鏡」という言葉を忘れないでいても、「白い水晶」という言葉さえ覚えていれば白水晶の呪力が紫の鏡の呪力を打ち消すためにあなたは助かる。
308 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 01:00:19 0
ぐぐってきました。
こんな話ですね。これは私が聞いた話と同じでした。
あー、懐かしいですね。白い水晶のくだりはうちの地方では無かった。回避不可かよ。
310 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 01:11:09 0
私なんて白水晶のこと忘れてましたけどねwwww
しかも誕生日に鏡のこと思い出したし。
さて、寝よう。ノシ
311 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 15:00:11 0
307って本当にコワイ話?コワイの苦手だからスルーしますた。スマソ(汗
312 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 15:14:24 O
313 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 15:29:39 0
PCでは少し上のレスはアンカー使わないほうが見やすいんだよ。
そんな事もねーだろw
315 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 15:31:38 0
まぁ、面倒くさいと思うなら見なけりゃいいだけの話。
316 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 16:48:44 0
317 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 22:06:20 0
>>313 またまたご冗談をW
何でも良いけど自分の価値観を他人に押しつけるなよな
319 :
ムッシュ:2006/08/02(水) 23:00:03 0
>>311 どちらかといえば、怖い系でしょうかね。
>>312 まあ
>>1にもありますのでそう怒らずに。ね?
>>318 鏡と同系統の話ですね。初めて聞きましたよ。
うなぎ氏がここにくるとは思わなかったwwwwww
風呂逝ってきますノシ
人形って見てるだけで怖くないですか?特に和式の、着物を着た人形なんか。
私の家にね、大きめの棚があるんです。そこには雉の剥製や壺、皿なんかが飾られています。
それらと一緒に、着物を着付けられた30cmほどの人形があったんです。初めて見る物でした。
その棚がある部屋には普段入らないのですが、そこは風通しがいいので涼しいんです。
その日は気温が高く、昼寝をするにはこの部屋が最適でした。なので枕をもって部屋に入りました。
部屋に足を踏み入れた時、私は不意に横の棚が気になり、そちらに視線を向けました。
その先にあったもの。艶やかに光る黒髪を持ち、おしろいを塗りたくったかのように真っ白なはだ。
その上にチョコンとのった少し色あせた紅の唇。
しかし私が最も注意を惹かれたのは、その漆黒の黒い瞳でした。
まるで意思を持っているかのように、部屋に射し込む光を反射して輝いていました。
以前聞いたことがあります。人形に使われる髪は本物の人髪を使うものだと。
それが人形に魂を宿す媒体になるのだと。この人形にも魂が?
まさか・・・ね。ただの迷信だろう。そう考えて目をそらし、一歩踏み出した時です。
脇に抱えた枕が棚にガタン、とぶつかり、思いのほか衝撃が大きかったのでしょう。棚が揺れて人形が畳の上に落下してしまいました。
「あっ」
と声をあげた私はすぐに人形を拾い上げようとし、ぞっとして手の動きをとめました。
人形と視線が交差したのです。あたかも私を非難するかのように、下から見上げてきます。
ふっと息を吐き、罪悪感から人形に謝罪をして元の場所に戻しました。
もう人形を気にするのはやめよう、そう考え当初の予定通り枕を畳に置き、横になりました。
(カタタ・・・・)
横になって間もなくです。棚の方から何かが動く音。ん?と思いそちらに目をやりましたが、何も動いていない。
人形を見ると、心なしか手の位置が変わっているようにも思えましたが気のせいでしょう。
気にせずに、気にしないようにと心がけてもう一度目を閉じました。
(ギギ・・・カタカタカタ・・)
気のせいじゃない。今度ははっきりと聞こえた。
私はガバと身を起こし、音源を見やり、衝撃をうけました。
人形が動いているではありませんか。腕を振り上げ、両足を少しづつ前に出してきます。
恐怖で固まりました。その場から逃げ出すことすら忘れ、慄きに身を震わせるしかできません。
人形はなおも歩みを止めず、そのままこちらに向かって来、棚から落ちていきました。
(ギキ・・キ)
落ちてなお動きを止めず、じりじりと私の方に近づき、不意にその動きを止めました。
『止まった・・・・・』
呆然とその光景に見入っていた私は、はっとして人形に近づきました。
今のは一体・・・?なぜ人形が急に動きだしたのか・・・・?
目の前で信じられない光景が繰り広げられたにもかかわらず、私は以外と冷静でした。
ただ、依然として恐怖心は抱いたままでしたが。
そろそろと近づき、人形をつついてみました。前のめりになり、腕を突き出したまま微動だにしません。
「ふぅ」と息を吐き、思い切って人形を持ち上げてみました。
その時、気づいてしまったのです。抱えた指先の妙な感触に。
背に発条(ぜんまい)がありました。人形はネジ式のおもちゃだったんです。
皆さんは経験があるでしょうか?ネジをギコギコまわすと動き出すおもちゃ。
あれ、ネジは最後まで回りきらないんですよ。そのせいで衝撃をあたえるともう一度動き出すんです。
残ったネジの回転が人形を動かすのです。
棚から落ちた衝撃で動きだしたんですねぇ。霊現象かと思ってビビッてたじぶんがおかしかったですよ。
まあ、おかげで涼しい思いはできましたけどね。
325 :
ほんわか名無しさん:2006/08/02(水) 23:56:38 0
ムッシュGJ 地震オチかとオモタですw
35歳童貞
327 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 00:01:31 0
>>325 流石にそれは気づきますよwwwww
今日も恐怖のオカルトレィディオ
328 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 00:02:25 0
329 :
ほんわか名無しさん:2006/08/03(木) 07:54:25 0
330 :
ほんわか名無しさん:2006/08/03(木) 08:13:41 0
324
お話と同じような経験をしたことがあるのでリアルに怖さが理解できましたw
331 :
ほんわか名無しさん:2006/08/03(木) 19:29:51 0
暑いし怖い話が思い浮かばないけどage晋三。
332 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 19:32:06 0
歯医者での話しがあるけど暑くてまとめる気力が出ない・・・・・
333 :
ほんわか名無しさん:2006/08/03(木) 19:35:11 0
>>332 暑いと長文書くのもつらいですねぇ orz
334 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 19:53:23 0
>>333キリオメwww
確かに・・・・。なんか集中できなくてね(´・ω・`)
335 :
ほんわか名無しさん:2006/08/03(木) 21:53:40 0
一応ネタはあるんだけど文才無いから書けないorz
336 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 21:55:05 0
勢いがあればいいじゃない!!
337 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 21:56:32 0
338 :
ほんわか名無しさん:2006/08/03(木) 21:58:22 0
勢いですか・・・。
何か自分で書き込むことの方が怖い
339 :
ムッシュ:2006/08/03(木) 22:00:33 0
>>338 最初はそんなもんですよ。
文を評価するスレではないので気軽にどうぞ!!
340 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 06:20:04 0
>>338 確かに自分で作った話をカキコするのって怖さがありますねぇ。
文章の評価という恐さもありますが、空想とはいえ霊を生み出したという・・・
341 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 07:06:30 O
……ウチでペットを飼ってるんです……
今日はいつもより早く仕事から帰ったのでペットとジャレあってました。
ふと、しばらく小屋を掃除してない事を思い出し小屋を掃除していると……
ウジ虫が20〜30匹も………
ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
めでたしめでたし。
342 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 07:47:44 0
>341
その話を聞いて、カバンから出し忘れてた弁当箱を思い出した!!
これもまた開けるのが恐ろしい・・・・・。2つの意味でGJ!!
343 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 11:59:26 0
あれは確か私が幼稚園の年長さんに上がる前の春休みだったかなぁ。
外で母がダンボールを紐で縛っていたんです。
私は母に「ハサミ取って来て」と言われたんで家の中に取りに行きました。
無事にハサミを取ってきて母の元へ行こうとすると段差でつまづき頭から「ゴンッ」
と・・・。
幸いハサミは頭には刺さりませんでしたが下がコンクリートだったんで、おでこが
パックリ・・・。
急いで近くの病院へGO!!
なぜか私はベンチみたいのに寝かせられハンカチで顔を隠され、麻酔もあんまりかけ
られずに2〜3針縫われたとサ。
マジで文才なくてごめんなさい・・・。
344 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 12:22:11 O
345 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 12:37:23 0
346 :
ほんわか名無しさん:2006/08/04(金) 21:10:27 0
あげ晋三
歯医者に行った時の話です。
検診しに行ったら虫歯が見つかりまして、即治療をお願いしたんです。
そこの医者は腕がいいと評判でしたから、初めてだけどまかせてみようと思ったんです。
いざ治療開始となり、私は例の電動椅子に座らせられました。
(ウィィ―――ン)
モーターの駆動音と共に椅子が倒れていき、私の視界に天井が広がりました。
「はい、口大きく開けてくださーい」
先生がそう言い、私は支指示通り大口を開きました。
(キュウィィィィィ――――――――!!)
あの、歯を削るドリルの起動が開始された!なんていやな音なのでしょうか。神経に差し障る音ですね。
そして、ドリルを持った医者の手が私の口元に近づき、あとちょっとで歯を削ろうとした時です。
「ん?ちょっとよく見えないな」
そう言って医者が顔を寄せてきました。
『コフー・・・コフー・・・』
ん?なんの音だ?そう思いチラと横目で音の方角を確認し、少々驚きました。
医者の顔がまさに目の前、もうちょっとでキッスですか?というぐらいの近距離にあったんですから。
近づいたとは思いましたがまさかこれほどの距離だったとは。
先程のコフー音は医者が口で呼吸している音でした。マスクが口の部分だけへこんでましたから間違いありません。
私の驚きをよそに、医者は治療を再開しました。
顔が近いうえに呼吸音まで重なり、多少不快感を抱いて思ったんです。
『なんでそんなに呼吸荒いんだよ・・・。顔ちけーんだよ!』
しかしその理由はすぐに知れました。激しい呼吸のせいでじわじわと医者のマスクが下にずれていくではありませんか。
『うわ、このままいくと生息かかりそう!』
嫌悪感を抱き、一度目をそらしてもう一度医者の顔を確認した時です。
目が釘付けになりました。
マスクは鼻まで覆っていたのですが、それが下がって鼻が露わになってたんですよ。
そこには鼻の穴が見えないぐらいの『毛』がびっしりと生えていたんです。
もうね、一瞬( ゚д゚ )ポカーンでしたね。まさかそんなに濃い鼻毛の持ち主だったとは。めっちゃ飛び出てるし。
それで呼吸があんなに荒かったのか、と納得できました。というか苦しいなら切れ、と言いたかった。
それからは忍耐を試す時間でした。ポカーンとしたのも束の間、一気に笑いの衝動が私を襲ったからです。
もう葛藤でしたよ。なにしろドリルが口内に入っていたんですから。
見ちゃ駄目だ見ちゃ駄目だ、そう自分に言い聞かせましたが無理です。好奇心には勝てません。
みたら自分が窮地に陥ると分かっていても、こんな珍しいもの見ないわけにはいきません。
チラ見を繰り返し、その度に手のひらに爪を立てて我慢しました。
ようやく治療が終わり、地獄の苦しみから解放されたのは3分程たってからです。
あの時吹きだしてしまっていたら、私の歯はドリルでガリガリに削られ、歯茎もぐちゃぐちゃになったかもしれない。
それを考えると今でも恐ろしい。
「はい、お疲れ様」
最後の医者の台詞に、まったくだ、と内心返してその病院を後にしました。
その後は一度もこの歯医者のところには行っていません。
349 :
ムッシュ:2006/08/04(金) 22:15:35 0
実話です。
>>343 乙!わかりやすかったですよ!!デコは大丈夫ですか?
麻酔ほとんど無しとかこえ〜・・・
350 :
ムッシュ:2006/08/04(金) 22:22:51 0
>>341 夏・・・・うじの湧く季節か。学生さんは休み明けに机のなか要チェックですね。
むかしのパンとかあるかも?
>>346 毎度乙であります( ゚Д゚)ゞ
>>348 「はい お疲れ様」の後、マスクを外しながら「私キレイ?」ならもっと怖かったかもw
>>351 うほっ!な先生怖いwww
これ実際体験するとほんと苦痛ですよ・・・。歯医者ここが近いから便利なんですけどねぇ。
353 :
ほんわか名無しさん:2006/08/05(土) 05:21:31 0
おはようあげ
354 :
ほんわか名無しさん:2006/08/05(土) 09:43:08 0
溜まった物は出せ!!が信条のオレはウトウトしながらも腹に溜まったガスを
アルペンホルンの響きの如き音と共に豪快に放出した。そのとき、オレはふと
気付いた。・・・・・・ここが満員のバスの中だったということを。
胸の大きい女の子が正面から歩いてきた。と思ったら目の前で転倒。
起き上がったその子の左胸がなくなってて、よくみたら腹部に膨らみが・・・。
そうだね胸パットだね。
夏か・・・。夏といえば
田舎
おばあちゃんち
現地の子供と仲良くなる
地元に伝わる怖い話
不思議体験
思い出になる
こんな流れか。
もうね、ネタがないわけですよ。
コソーリとカキコしてスレの延命をはかろう。
怖い話だけじゃあ無理があったか・・・orz
ムッシュがんばれ!
ってか、オチがある怖い話って、作るの難しいね!
359 :
ほんわか名無しさん:2006/08/07(月) 10:41:09 0
そうだね。問題はオチなんだよなぁ。オチが出来れば途中のストーリーは何とかなるって
感もあるw
360 :
ほんわか名無しさん:2006/08/07(月) 19:19:06 0
>>356 まさにその流れの話を書いていたのですが・・・・長くなる割りに
オチが今ひとつだったので断念しました orz
361 :
ほんわか名無しさん :2006/08/07(月) 19:25:47 0
実は、全部夢だったんだよ。
起きたら真っ暗なんだ。
冷たい水の底にいて、空気がないんだ。
声もでなくて、ずっとそのまま。
思い出も記憶も消えていて。
目も見えなくて耳も聞こえなくて。
息が出来ないだけ。
ずっと永遠にそのまま。
362 :
ほんわか名無しさん:2006/08/07(月) 19:32:58 0
ほのぼのできねーw
>>358 おk!!今日ネタうかんだから書いてみる!
>>359 私はまさしくその手法をとってますwww
>>360 いーんだよ!うpしていーんだよ!!
>>361 (´・ω・`)
今日は落ちますノシ
ムッシュ!次ネタ期待!!ガンガレ
365 :
ほんわか名無しさん:2006/08/08(火) 19:47:38 0
ムッシュ以外もガンガレ。オレはネタが思いつかないけど・・・・・。
ムウ…指(筆?)が進まない…
とりあえず前回思いついたネタは詰めてみたら穴があったから無しorz
保守しよーっと
(´・ω・)ロムって見てたけど
(´・ω・)ムッシュの話楽しみにしとるお
>>368 ごめんね・・・公開PROXY引っかかって今書けない…orz
待って下さい・・・・
368じゃないけど・・((o(^∇^)o)) まつ!
こいや!!おらぁ!!!!
解除キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
>>371 ありがとね(・∀・)
しかし眠いから明日ノシ
ゆっくりマターリ進行でいこうwww
さ、って。妄想たれながそうか。
創作は妄想だ!!!
1964年 7月6日 毎朝新報
5日未明、T県M町の柏木 正さん(38)宅より火がでていると近所の住民から119通報があり、消防車4台が出動。
5時間後に火は消し止められたが、柏木さん宅は全焼。焼け跡から3人の遺体が発見された。
警察は身元の確認を急いでいるが、子供らしき遺体が発見されたため、柏木さんの娘のえりかちゃん(12)とみられる。
正さんと妻の啓子さんと連絡がとれないため、残る2人の遺体は正さん夫妻であるとの見方が強い。
1964年 7月8日
5日の火事で発見された遺体は鑑定の結果、柏木さん一家のものとの確認がとれた。遺体は損傷が酷かったが、歯の治療痕が決め手となった模様。
なお、警察の新しい発表によると、3人は何者かに殺害された可能性が高いとして、殺人と放火の線で捜査を開始するとのこと。
1964年 7月9日 毎朝新報
柏木さん一家殺人と断定。遺体には複数の刺し傷があり、犯人は一家を殺害後家屋に放火。証拠隠滅をはかったとみられる。
警察は捜査本部を設置。犯人の逮捕に全力を挙げると言明。近隣への聞き込みを開始した。
近所に住む住人の話によると、柏木さん一家は全員穏やかな人達で、荒れたところも見たことが無い。
とても住民達と仲が良く恨まれるような人ではないそうだ。
一刻も早い犯人の検挙が望まれる。(22面に関連記事)
1964年 7月20 毎朝新報
犯人の手がかりが一向に見つからないまま、捜査は難航している。警察は捜査官の数を大幅に増やしさらに捜査を進めている。
近隣住人からは不甲斐ない警察への不満が漏れている。
なお、えりかちゃんの右手首から先は未だ発見されていない。
1964年 9月18日 毎朝新報
有益な情報を得られぬまま、2ヶ月が過ぎた。いまだ犯人は捕まらず。
警察は流れ者の犯行とみて捜査を続けたが結果は2人の誤認逮捕をするという醜態を晒した、世論から激しい糾弾を浴びた。
今後は捜査本部を縮小する見通し。署長は会見で
「いつまでも一つの事件に捜査官を拘束させている余裕はない。本部は縮小するが、犯人逮捕を諦めるわけではない。
今後も捜査は継続する」
と発言した。
1989年 7月6日 毎朝新報
1964年7月6日に起きた柏木さん一家放火殺人事件は今日、時効成立を迎える。
当時捜査にくわわった人数は延べ8000人。最後まで有力な情報を得られぬまま、事件は終わりを迎えることとなった。
柏木さん一家のご冥福をお祈りしたい。
毎年、僕の家族は夏になるとT県のおじいちゃん、おばあちゃんの家へ遊びに行くのが恒例の行事になっている。
お父さんの車に乗り込み、お母さんと僕の3人は4時間ほど車に揺られながらのんびりとドライブを楽しんで行く。
荷物は僕の物が一番多い。何故って?それは僕が夏休みの大半をそこで過ごすことになるからだ。
お父さんとお母さんは一週間程滞在して家に戻る。二人とも仕事があるからね。
でも僕は寂しくなんてなかった。できることなら家には帰りたくない。そう言えるくらいに、祖父母の所での暮らしが気に入ってたんだ。
正直に言えば、今住んでいる所には親しい友達が居ないっていうのが理由の一つだけど。
だけどこっちには友達がいる。僕のことを集団で殴ってきたり、上履きを隠したりする奴なんて居ない。
僕を対等に扱ってくれる、楽しくて少し間抜けな大事な友人達が。
いつからそれが始まったかなんて正確には覚えてないけど、きっと前から土台はできてたんだと思う。
最初は別の子がターゲットだった。クラスの大半の子はそれに参加してたはずだ。程度がどうであれ。
参加しなかったのは僕を含めて数人。だけどあからさまに嫌悪を示していたのは僕だけだった。
それを見かける度に止めようとした。そいつらは僕が止めると、最初はしぶしぶその行為をやめていた。
けれどだんだんと僕の制止を聞かずにそのまま続ける事が多くなり、たまにやめたかと思うと、にやにや笑いながら僕を見つめ、無言で去って行った。
それが不気味でたまらなかった。助ける度に、彼が僕を怨めしそうに見てくるのも気がかりの一つだった。
先生には言っていない。僕が言うことじゃないと思ったからだ。やられてる本人が言うべきだと思ってた。
それに、僕が先生に言ったところで解決はしないだろうと、何となくそんな気がしたから。
何故自分で言わないのか不思議だったけど、その理由は後で身をもって知る。『言わない』んじゃなかったんだということを。
よし、ここまで。ほんのりした怖話になるかな。
(;´・ω・)ここまで…
(;´・ω・)先がきになるじょ
(´・ω・)ノとりあえずムッシュおっつ〜
>>381 (´・ω・`)ノシ
新聞は嘘だからね!県名に注目どうぞ〜w
ではおやすみノシシノシ
あーーーーーー先がよみたい・・・ ムッシュ乙ー
ムッシュの肩にえりかちゃんの右手がっ!!(゚Д゚屮)屮
始まりはとても唐突で、最初僕はそれに気づけなかった。前日、教室に置いたままになっていた教科書がなくなっていた。
忘れたのは僕のきのせいか?その時はただそう思っただけで、特に気にも留めなかった。
その日はそれを使う授業はなかったし。
ただ、その日から僕の周りの人間達の、僕へ対する態度は一変した。
朝、挨拶をしても返事が返ってこないのは当たり前になり、数日たつとそれは顕著になった。
僕の存在がそこにないかのように接する、クラスメイトの間でそういったルールができていたみたいだ。
だけど先生の前では普通に接してくるという巧妙さがあった。
もうこの頃には、僕がどういう立場に置かれたかが十分にわかっていた。
それまでのターゲットだった彼が、いまではクラスの友人として扱われていることで確信を抱く。
次は僕ということか。
それからの毎日は不安でたまらなかった。肉体的な暴力が始まり、繰り返され、所持品が隠されるのは常だった。
リーダー格の奴は僕にこう囁いた。
「先生には言わないほうがいいぞ。もしいったらもっとひどい目にあわせてやる。ほとぼりがさめた頃にな・・・」
そうか。彼もこう言われていたのだ。だから自分から先生に言わなかったのか。
自分がこんな状態になって初めて気づいた。同時に自らの浅はかな考えを嫌悪する。
こんな事を言われたら先生に報告なんてできるわけないじゃないか!
「変な正義感出すからこうなるんだよ」
その声の方へ首を向けると、今までのターゲットだった彼が、笑いながら僕を見ていた。
「どういうこと?」
僕が問うと、本当にわからないのか?とでも言うように眉をひそめ、もう一度笑いながら言った。
「ははっ!お前が止めた後、僕がどういう目に遭ってたか知らないんだろう?あの後もっときつい目にあわされたんだよ!
お前が口を出さなきゃ少し我慢すれば終わったんだ。余計な真似をしなきゃな!」
知らなかった。僕が制止したことで彼の立場がますます悪くなっていたなんて事は。
「知らなかった・・・。あ、あの・・ごめん・・・」
謝ることしかできない僕に、彼は続けてこう言った。
「別に謝らなくてもいいよ。今更遅いし、おかげでターゲットはお前に移った。こうして復讐もできてる」
それはどんな言葉より恐ろしく、そして僕の心を深く抉(えぐ)った。
周りの人間は、言うねーとか好きなだけ復讐しろよ等と、無責任に彼を囃し立てる。
僕はただ呆然とするしかなく、彼らが立ち去って後もその場に立ち尽くしたままだった。
その後も暴力は続き、僕はひたすらに耐えた。顔に傷はついていない。大人にばれてしまうからだ。
彼らは首から下、服に隠れる部分のみを執拗に嬲り、傷つけた。
親には言ってない。心配はかけたくなかったし、悲しむ顔を見たくはなかったんだ。
いくら殴っても泣き言を言わない僕に飽きたのか、暴力はある日パタリとやんだ。なんの前触れも無く。
やっと終わったのか?僕は淡い期待を抱いたけど、それはすぐに打ち砕かれる。
彼らは力に頼ることをやめ、別の方法で僕を追い詰めることにしたようだ。最初に行われていた行為をただひたすらに続ける事。
そう、単純に無視するという行為。
うん、終了。次回に続くかも。
前置きというかプロローグというか・・・。まあ長いこと。
長編って疲れるんですねw
>>383 読んでくれてありがとう!
>>384 そうそう、最近肩をもんでくれてるんですよ・・・・。でも霊が憑くと肩こるっていいますよね!
・・・・・あれ?
にゃぬぅ〜。。。また続き・・・・!!!!!
ぐはっ・・期待待ち
ムッシュガンガレ
最後にはほのぼのさせてね。wktk
夏だし、怖くてもいいなぁ〜 wktk
(´・ω・)ノむーちゃんおっつ〜
(´・ω・)こういう話が書ける人ってすごいわぁ
墓参り終了。お盆が過ぎると夏も終わりって気がする。
まあ暦では秋なんだよねぇ。
>>390 まだまだ続くw
>>391-392 おk。両方入れる予定。 あくまで予定ということで・・・・。
>>393 (´・ω・`)ノゆーうぃd〜 素人が勢いで書いてるもんだけどよかったら楽しんでね〜>ALL
最初はたったそれだけなら耐えられると思っていた。とにかく、もう痛い思いをしなくてすむ。それだけでありがたかった。
けれどそれは甘い考えなのだと、後になって気付く。
無視されるのがこんなにも苦痛だとは知らなかった。僕はまさにそこにいなかったんだ。空気の存在の方がはるかに重いかもしれない。
空気はあって当たり前、僕は居なくて当たり前。そんな不文律があるかのように。
僕の机と椅子、ロッカー確かにここにある。だけど『僕』という個人はまるっきりその存在を抹消されたかのようだ。
たとえ誰かにぶつかっても、そいつは『おかしいな?何かにぶつかったぞ?ここには何もないのに』
そう言うかのように首を傾げ、その場を後にした。
不思議なことに、授業中すら僕はそこにいなかった。先生から全く指名されなかったんだ。
ある体育の時間、ペアを組まなければならないのに、僕は一人だった。先生もそれに気がついたはずだ。
それなのに特に指示も注意もせず、そのまま授業を開始した。
僕は手を挙げて発言しようとしたけど、それも先生の不自然に大きな声でかき消される。
ああ、そうか・・・。先生もグルなのか。ようやくその結論に至った。
きっとクラスの雰囲気を敏感に察知したんだろう。そして何がおきているのか把握した。
僕一人を助けて全員の不評を買うことより、クラスの雰囲気に合わせて一緒に僕を無視することに決めたということか。
涙が出た。悲しかったのか悔しかったのか自分でもわからない。ただその時は、はらはらと涙を流すことしかできなかった。
そのまま体育館を後にしたけど、勿論誰も止める人はいなかったし、先生も沈黙したまま一度も僕を見ようとしなかった。
それでも僕は学校に通い続けた。通うしかなかった。親にも当然話しをしていない。
言ったところで解決はしなかっただろうし、先生もそんな事実はないと否定するだろう。
それくらいのことは僕でも容易に想像できた。
家での夕食の時間、両親は僕に問う。
「康平、最近学校はどう?勉強にはついていける?友達と仲良くしてる?」
僕はいつもこう答える。
「うん、大丈夫だよ。友達も仲いいし、たまにそいつの家で遊んだりしてる」
他に答えようがあったのかな?両親は僕の言葉を全く疑っていなかった。
その嘘に真実味をもたせるため、放課後に一人、公園で何時間もベンチに座っていたことが何度もあった。
日が暮れる頃にようやく家路につくといった具合に。
その後僕ら5年生の間では、いつの間にか全員で僕を無視する事に決まっていたようだ。
別のクラスでたまに話していた奴らの態度でそれが知れた。彼らも僕を無視してきたからだ。
他の教師はぜんぜん事態に気がついていなかった。担当じゃない生徒にまで気をつかってくれる先生なんてそういないってことか。
半月もした頃、ぼくは全てを諦めていた。ただ、テストの点数を下げるわけにはいかなかったから、授業だけはしっかり聞いていた。
解答用紙は知らぬ間に机の中に入っていたから、名前も呼ばれはしなかったけれど。
死のうとは思わなかった。僕が死んだところで何も解決はしないだろうし。
親を悲しませるだけだし、(そんなことはしたくなかった)あいつらは反省なんてしないだろう。
白々しく、死ぬとは思わなかった、と言うに違いない。そして一ヶ月もすれば僕の事を忘れるんだ、きっと。
それじゃあ死んで抗議するなんて馬鹿馬鹿しいじゃないか!
あと10日で夏休みだ。それまで耐えればいい。こいつらと顔を会わせなくてすむ。それだけを考え、耐え続けた。
待ちに待った終業式の日 、周りの態度は相変わらずだったけど僕の気分は晴れ晴れとしていた。
やっと開放される。その一点のみが気持ちを高揚させていた。
教室で皆に通信簿が配られていく。僕のだけ机の中に入れられていたけど、もう気にしない。
最後の礼が終わると同時に教室を飛び出し、足早に学校を後にした。
やっぱりちょっと気になったから、歩きながら通信簿を見て、思わず歩みを止めてしまう。
『御両親へ』の欄。そこに書かれていた言葉に目を疑った。
(康平君は大変活発で、クラスの中心となって皆を引っ張ってくれています。
授業中もよく話しを聞き、率先して質問をしてくるなど、とても真面目な生徒です。
2学期もこの調子で頑張ってくれることを期待します)
紙を持つ手が震えて、涙が込み上げてきた。僕は不意に全力で走りだし、いつもの公園に足を踏み入れる。
ベンチの裏にあるイチョウの木の根元にうずくまり、流すのを我慢していた涙をこぼし、声をあげずに泣いた。
こんなことを書かれても何も言えない自分が悔しくて。
こんな事を臆面もなく書いた先生が許せなくて。
ただ、ひたすらに涙を流し続けるしかできなくて。
握り締めた通信簿がクシャッと音をたて、皺になる。
本当は破り捨てたかったのに、それすらできない自分の弱さが情けなくて、余計に涙がでた。
暫くの間僕はその場を動けず、泣き止んだ後は腫れてしまった目を水で冷やしていたから、家に戻ったのはお昼も大分過ぎた頃だった。
これが、夏休み前に僕の身におきた出来事。今はもう落ち着いている。
通信簿は読みながら歩いていたら転んで汚したと嘘をついた。そんな嘘ばかり上手くなる。
でも、今日からはあんな悲しい思いをしなくてすむ。
T県M町・・・お母さんの実家がある所。スーパーなんかは、車がないと遠くて不便だ、とお母さんは言う。
だけど僕はこの田舎の風景や雰囲気が大好きだった。
青々として広大な草原のように広がった田んぼ。家の裏側にある、山からの雪解け水を湛えた冷たくすんだ小川。
そこに足をひたすと暑さなんて吹っ飛ぶくらい気持ちいいんだ。
裏山ではカブトムシやクワガタ、蝉に蝶、いろんな虫がとれる。毎年友達と虫取りの為に山に登った。
元気にしているだろうか?旭(アサヒ)君に保(タモツ)、そして真樹姉ちゃん。1年ぶりの再会に胸が躍るのがわかる。
あともう少しでおばあちゃんの家に着く。
「あら康平、顔がにやけてるわよ?そんなにおばあちゃんの家に行くのが嬉しいのね」
お母さんが笑いながら話しかけてくる。
「向こうの友達に会うのが楽しみなんだろう。なあ康平?」
お父さんも笑いながら言う。僕らはきっと、平和で仲のいい家族なんだろう。
「うん、まあね」
僕も笑いながら返事をした。こんなに楽しい気分はいつ以来だろうか。
今年の夏はきっと特別になる、そんな予感がする。
僕は様々な期待を胸に抱き、車が見覚えのある景色の横を通り過ぎる度に、今か今かと到着を待ち続けた。
はい、予感を抱きつつ終了。次回、「真樹姉ちゃん、再会のジャイアントスイング」
うそですが。
長いな・・・・。
右手幽霊えりかはいつ出てくることやら。ま、そのうちということで。
Σ(;´・ω・)再開のジャイアントスイング!!
Σ(;´・ω・)それは嬉しいのか?嬉しいのか?!
(;´・ω・)ノ次回が楽しみ…… むーちゃんおっつー
あとぅ〜い・・・
(´・ω・)ノむーちゃんおひさー あちぃねぇ
>>405 ノシ ほんと暑いですねぇ・・・。パソも悲鳴をあげてますよ・・・。
ムッシュ・・続きwktk 連続小説??
でも今日実家に帰って泊まりになるんですよね。
続きは明後日くらいになっちゃうかも・・・。
誰かほの怖な話をプリーズ!
☆彡
小学校の頃、日直で帰りが遅くなったことがあるんだよね。
日誌を書き終わって職員室に持っていったんだ。
そしたら担任の先生が居ないんで、
机の上に置いて教室に戻ったんだ。
教室にもう一人、日直の子がいるんで一緒に帰ろうと思ってたの。
だけど、その子は教室の外にいて中に入るのが怖いって言うんだよね。
後は花瓶の水換えだけのはずだし、話もろくに聞かずに教室に入って
花瓶を持ち上げたら凄い数のゴキゴキが影に隠れてたの。
手にまでたかってくるは、花瓶は落とすは(割れた花瓶の中にも居た)
自分はギャーギャー騒いで友人も泣き出すし。
ゴキは、果てしなく大嫌いだ。
うなちゃん乙
乙!
はあ、お盆って疲れる・・・。長距離運転は苦手だ。
うなぎ氏乙!てかGはキモイですね!
いとこの娘、5歳なんです。なんか私気にいられてまして。
昨日も遊んでくれとせがまれました。で、眠かったんであんまり疲れない虫取りをしたんです。
主にとんぼをつかまえて遊んでたんです。
ちょうどその子がとんぼを捕まえたんですけど、かごを持ってきてなかったんですね。
しかたないんで手に持って運ぼうとしたんですけど、それが気にいらなかったんでしょう。
私に対してこう言い放ちました。
「あんたカゴ持って来なよ!!」
(゚д゚) 一瞬ポカーン・・・。
「いや、俺持ってるから○○がカゴもっておいで?」
「いいからあんたが持ってくるの!!」
素直に取りにいきました。怖いですね、幼稚園児って・・・。
おはようござます。
ムッシュ乙ー(^ω^;)つ旦
怖ろしい園児…私なら怖い話でもしてあげて今夜ひとりでトイレに行けないようにしてやっちゃいたくなりますね。
418 :
ほんわか名無しさん:2006/08/18(金) 13:52:00 0
久しぶりにこのスレに来たんだが・・・・・ムッシュ乙。
419 :
ほんわか名無しさん:2006/08/18(金) 17:54:18 0
あれは僕と弟が夏休みを利用して母の実家へ泊まりに行ったときでした。
小学4年生と2年生だった僕らは、はじめて子供だけで鉄道に乗って遠出
するということで、ワクワクする気持より不安な気持のほうが多くを占めていました。
しかも、運の悪いことにローカル線のディーゼルカーに乗り換えてしばらくすると
突然の夕立に遭い、列車が2時間以上ストップしてしまったために僕たちは
さらに心細くなってしまったものです。その大雨のおかげで駅に着いたのは夜の10時過ぎでした。
駅から実家までは歩いて30分ほどかかります。しかも田舎の道ですから月の光を頼りに未舗装の道を
歩かなければいけませんでした。駅からしばらく歩くと棚田の景色が広がるのですが、
夜なのであまりよく見えません。というより、周りの暗さが怖くて二人ともほとんど景色を見ずに歩きました。
しばらくしてふと脇の棚田の中腹あたりに灯りのようなものが5つ6つほど見えました。
僕たちは「こんな時間に人がいるはずが無い!!」と思い、怖いながらもその灯りをじっと観察しました。
月の光と灯りに照らされた影から、そこには30人以上居るのが分かりました。
しかも、僕たちが驚いたのは、それらは明らかに人間では無いということでした。
顔が三角の怪物、背が3メートル以上もある巨人、体が竹のように細い生き物・・・・・
さまざまな形をした化け物が列を作って夜の棚田を徘徊しているのでした。
僕らはあまりの怖さに一目散に実家に向かって走り出しました。
やっとのことで実家に着き、僕らは息も絶え絶えにお婆ちゃんに
「化け物が出た!!」と訴えました。
僕たちの話を聞いたお婆ちゃんや叔父さん家族は大笑いしました。
「ほんとだよ。あれは絶対人間じゃないよ!!」
「背が3メートル以上もあったし、手が地面に付くほど長いのも居たよ!!」
僕たちは何とか信じてもらおうと、必死に見たことを話しました。
そのときです。家の外からお爺さんが声をかけてきました。
「おー!!翔太と勇太、もう着いてたのか。風が強いんで観光用の案山子を
片づけてから迎えに行こうと思ってたんだけどな」。
僕たちが振り向くと、おじいさんと近所の村人たち数人が“化け物”を
抱えて立っていました。
420 :
ほんわか名無しさん:2006/08/18(金) 20:51:36 0
age
ああ、熱帯夜・・・・・。
>>417 その子の親に怒られるwwwww親父さんが顔怖いンですよwww
>>418 ノシ 来てくれてd!なんだか長い話になってしまいましたw
>>419 妖怪大戦争や〜〜!!
太陽が西に傾き始めた頃今までよりももっと田舎、といった感じの風景が周りを流れていく。記憶にあるのと寸分も変わらない景色。
そう、遂に到着したんだ。
少し広めの(といっても車二台がギリギリすれ違えるくらい)道路を右に曲がると、すぐ正面に大きな家が見えた。
車は砂利が敷かれた庭の駐車場に入っていき、やがてエンジンのうなりが止まる。
両親は車を降りるなり陽射しの強さに顔をしかめたけど、僕にとってはそれすらも喜びを増す要因の一つだ。
「おやおや、よくきたなぁ。遠いとこ大変だったべぇ」
「おばあちゃん!久しぶり!」
玄関からおばあちゃんが出てきて僕らを出迎えてくれた。おじいちゃんは居間にあぐらをかいていた。
新聞を片手に、こちらに手を振っている。
「相変わらずこっちは暑いですね。今年もお世話になります」
「今年は特に暑いかもしんねぇなぁ。一貴さんも昌子もまんず中さ入って休めぇ」
お父さんはその言葉を待ってましたとばかりに、いそいそと荷物を担いで家の中にはいっていった。
僕とお母さんは顔を見合わせて、『しょうがないな』といった笑いを浮かべて後に続いた。
「おお、康平よっくきたなぁ。元気にしとったか?」
玄関に入るとおじいちゃんが声をかけてくれた。一瞬胸の奥がチリリと疼いた。
「・・・うん、元気だったよ!おじいちゃんとおばあちゃんは元気だった?」
うまく嘘をつけただろうか?おじいちゃんにはいつも嘘を見破られているから自信が無い。
「おう。儂らはいつでも元気だ。まだまだ死なんから安心しろ!」
そう言って豪快に笑っている。どうやらばれなかったみたいだ。
そんなおじいちゃんを見て、両親は『相変わらずだ』とでも言うように肩をすくめて笑っていた。
「じいさんは殺そうとして死なんよぉ」
おばあちゃんが笑いながら冷えた麦茶を持って来てくれた。お父さんは嬉しそうに、一息にそれを飲み干す。
「それで、今年はいつまでいれるんだ?早々に帰るわけじゃなかろう」
おじいちゃんの質問に、二杯目の麦茶を手にした父が答えた。
「ええ、私達は仕事もありますんで5日程お世話になったあと戻ります。それで康平なんですが・・・。
本人が休み一杯をこちらで過ごしたいと言ってきかなくて。電話でもお話しましたが、ご迷惑でなければお願いします」
「ああ、儂らは一向にかまわんよ。孫と一緒にいられるのは幸せ以外の何者でもない。
安心してまかせていきなさい」
「申し訳ありません。お言葉に甘えておまかせします。おい康平、お前もちゃんとお願いしなさい」
二人の間で合意が成立したところで、お父さんが僕に話をふってきた。
こんなに長期間滞在する予定は初めてだ。おじいちゃん達に不審に思われないだろうか?
両親にもかなり我が侭を通した。相手に迷惑がかかると言われても断固譲らなかったし。まあなんとかごまかしたけれど。
「おじいちゃん、おばあちゃん、よろしくお願いします」
丁寧に挨拶をして頭を下げたけど、それがおかしかったんだろう。二人が声をあげて笑う。
「な〜にかしこまってんだ康平。気の済むまでゆっくりしてったらええよ」
「んだよ康ちゃん。おじいさんも私も康ちゃんがずっといてくれたほうが嬉しいんだがら。迷惑なんてこたぁないんだよ」
「ばあさんの言う通り。なんならここに引っ越してきて一緒に住んでもええぞ!」
おじいちゃんがそこまで盛り上がったところで、お母さんが口を挟んだ。
「もう、お父さん!あんまり甘やかさないでちょうだい!康平も本気にしないで、お母さん達がいなくなってもちゃんとやりなさいね?」
僕はおじいちゃんの提案がとても魅力的な物に聞こえて、内心それもいいなぁと思っていたのに。なんだか水をさされた気分だ。
「さあさ、皆遠いとこ疲れたべ。ご飯作ってあるからあがらい。昌子手伝ってけろ」
時計を見ると7時をまわったところだった。言われて気づいた。そういえばお腹が空いている。
お父さんとおじいちゃんは二人でさっそくビールを飲み始めた。僕はそれを横目に夕食の準備を手伝い、あっという間にテーブルの上には数々の料理が並んだ。
僕の好物の鳥の蒸し焼きや山菜の炊き込みご飯もある。おばあちゃんがわざわざ作ってくれたんだ。嬉しくなる。
満足するまで食べて、聞かれるままに色んな事を話した。学校の事は作り話しかできなかったけれど。
食後もたくさんの事を話した。想像上の学校生活はとても楽しいもので、皆を多いに笑わせた。少し喋り過ぎかな、とも思ったけど、止まらなかった。
どれくらい喋っただろう。柱時計がゴーン・・ゴーン・・と鳴り、見ると既に10時になっていた。
お腹も落ち着いて、長距離の移動で知らないうちに疲れが溜まってたんだろう。僕は猛烈な眠気に襲われていた。
「康平、眠いの?もう休もうか?」
お母さんが気付いて声をかけてくれた。けど僕は眠くて
「ん・・・・」
としか返せなかった。
「しょうがないわね・・・。もうお風呂はいいから歯磨いてきなさい。お布団敷いておくから」
僕は言われた通りに歯を磨き、パジャマに着替えようと寝室へ向かおうとしたら、おじいちゃんが酔った声で話しかけてきた。
「康平、疲れてるだろうから今日はゆっくり休め。朝も早く起きなくていいからな。おやすみな」
「うん、ありがとうおじいちゃん。お休みなさい。お父さんもお休み」
そう言ってその場を後にし、寝室の布団に横になる。
「おばあちゃん、お母さんお休み」
布団を敷いてくれた二人に挨拶をして目を瞑る。
明日から始まる新生活(そう言ってもいいはずだ)に期待をこめながら。
その日はとても久しぶりに、安らかな気持ちで熟睡できた。
あ〜、ねよう。レッツ幽霊!
ムッシュ乙
おばけまだ〜チンチン(AA略
乙!
俺は非科学的な事は信じない。霊もUFO・・・宇宙人なるものも。だから勿論神すら信じていなかった。
信じるのは己で見、感じたことだけさ。現代的な合理主義者ってやつだった。
あんたもそうなのかい?まあいいさ。そんなもんは個人の自由だからな。
だがな、そんな俺もつい最近さ。ちょっと信じ難い事象に遭遇しちまったんだ。あんた聞いてくれるかい?
いやね、勿論見たからには信じなきゃならない。それが俺のポリシーだからな。
だけどよ・・・やっぱり俺は信じられないのさ。だからあんたに聞いてもらいたい。俺が体験したことは現実だったのか否かを。
あれは月明かりがまったくない夜のことだ。明かりが無かったっていっても雲が空を覆っていたって訳じゃぁないんだ。
その日は新月だったのさ。だから電灯もない道を歩いていた俺の視界の先は、微かな星明りを除けば本当に真っ暗だった。
麦畑に挟まれた道路を、夜空をたまに見上げながらゆっくり歩いていたんだよ。
何度目かに夜空を見上げたときだった。俺は視界に光る物を捉えたんだ。ああ、俺も最初は星だと思ったのさ。
だがな、そいつは早とちりってもんだったのよ。そいつは明らかに星とは違った輝きを放ってた。
徐々に俺の方へ近づくかのように、輝きを増しながらその姿を大きくしてきた。
え?それでどうしたって?そんなもん、ただ見てるしかできないだろうが。手でも振りゃよかったのかい?まあ聞いてくれよ。
そいつが麦畑の真上に到達した時、俺の固い頭でも理解できたよ。こいつがテレビでやってるUFOってやつだってな。
他に考えようがあるかい?目の前で畑の真上に浮いてやがるのに、音もしなきゃ風も吹いていなかった。どういう原理で浮いてるのかさっぱりだったぜ。
それに、確かに恐ろしいほどにビカビカと光ってたんだぜ?それなのにちっとも眩しくなかった。不思議なことにな。
俺が口をポカーンとあけて・・・いやまあ、実際はどうだったか知らねえけどさ。たぶん開いてただろうよ。
立ち尽くしてそいつを見上げてたらだ。その光る物体がいきなり光らない物体になった。光が消えたんだ。なんでかは知らないさ。
よくいわれるアダムスキー型なんて形はしてなかったな。本当に綺麗な球体をしてたよ。
そこのど真ん中がこれまたぽっかり、マルーく開いたんだよ。そっから光が放射状に射してきて、俺が立ってる道路を照らしたんだ。
今からなにが起こるのか?俺は期待と不安で一杯だったぜ。不安のほうが当然大きかったがね。
光に乗って現れたのは・・・ああ、宇宙人だろうな。そう言っても間違いじゃないだろう。
ふわふわ浮いてやがった。光に乗ってな。そのまま道に降り立ったんだよ。
しばらくは動かなかった、お互いに。だがそいつはなんの予備動作も無しにいきなりこっちを向いて、地面から数センチ浮いたまま俺に近づいてきやがった。
そいつが俺の正面に立った時、命をとられると思ったね。人間の姿なんてしてないんだぜ?
そんなもん目の前にしたら、たかが一般の人間である自分に何ができる?
ん?そいつの姿かい?ああ、人間の姿じゃないとは言ったが、形は頭に胴体、腕もあれば足もあったさ。
ただな、テレビで『グレイ』とかいうのあるだろ?あれよりは気持ち悪かったな。
目ン玉なんかあるかないかぐらいに小さかった。二つあったけどよ。腕は俺たちと同じ比率で胴についてたが、手の大きさが尋常じゃない。
腕と長さが同じなのさ。指をふくめてね。胴はほっそりしてたよ。その割りに足が短かった。
なんていうかちぐはぐなのさ。バランスがな。頭は縦に長いし口は付いてないしよ。
呆気にとられてそいつの顔を凝視してたらよ、そいつ腕を振り上げてきやがった。思わず目を閉じちまったさ。
でもよ、しばらく待っても何も起きなかったんでな、恐る恐る目を開けてみた。
宇宙人の指先が、俺の方に突き出されていた。そうだなぁ、笑うセールスマンの決めポーズみたいだったな。ドーン!!みたいによ。
・・・・ああ、それでもいいんだけどよ。ET じゃそのまんますぎないか?まあいいさ。
でな、そいつ、俺に話しかけてきたんだよ。いや、口はなかったぜ?だからさ、直接頭ん中に響いてきたんだよ。
意外にも綺麗な声?だったぜ。乙女の黄色い声ってわけにはいかなかったがな。
殺されるか攫(サラ)われるかすると思ってたんだけどな。・・・・・意外すぎたぜ。そいつはこう言ったのさ。
「あなたは 神を 信じますか? 」
・・・・・おい。頼むから黙らないでくれ。本当の話なんだよ。俺だって馬鹿げてるとは思うさ。
まさか宇宙人からそんなこと言われるとはよ。俺もポカーンとしたさ。今のあんたみたいにな。
黙ってたらもう一度聞いてきやがった。
「あなたは 神を 信じるのですか? 」
さすがに二回も無視はできねぇ。こう答えたさ。
「あ、今日から 信じてみようと思います」
宇宙人はそれを聞いて満足そうに頷くと、あっさりと光る球体に戻っていっちまった。
俺は一時間程その場に棒立ちになってたよ。
どう思うよ?あんたならその時どうした?俺はね、もう一度同じ事があっても、やっぱり同じ行動しかとれないと思うよ。
あんたならどうだろうな。まあ、仮定の話はよそうか。だがまあ、多分あんたも信じたくなるだろうな。
宇宙人に、神を信じるか?なんて聞かれればな。
ああ、酒は飲んでなかったよ。そうか、夢だと思うか。残念だ。今決心がついたよ。俺は信じよう。
じゃあ俺は行くよ。ん?いいや、教会に礼拝にだよ。ハハハ、勧誘じゃないんだ、教会の名前なんてどうだっていいだろう。
それじゃあ、話を聞いてくれてありがとよ。縁があればまた遭えるだろうさ。元気でな。
436 :
ほんわか名無しさん:2006/08/21(月) 00:33:28 0
ムッシュ大作乙
目が疲れて頭がついてかない。
携帯からだと読みづらいかもしれないですねぇ。勘弁して下さいな。
昨日の洋画がサインだったので、触発されてやってみました。
ではおやすみなさいノシ
439 :
ほんわか名無しさん:2006/08/21(月) 18:52:42 0
しかしこれだけの長編を書けるというのがスゴイね。
続きも期待age。
笑うセールスマンを知ってる人何人いますかねい。漫画の方。
皆さんは明日本コワ観ますか?七時からですね!楽しみだ〜wwwww
山形先生楽しいな〜www一日一作読めるって幸せですね。今日もライブで読めたw
441 :
ほんわか名無しさん:2006/08/21(月) 23:43:27 0
AGE
良スレ遭遇記念パピコ
Σ(*;´・ω・)しばらく見ない間にむーちゃんの大作が!
(*´-ω-)こーいうの好きさぁ すげーよむーちゃん さすがだね
(*´・ω・)ノ次回も楽しみ おっつ〜
CCCGET
445 :
ほんわか名無しさん:2006/08/22(火) 16:21:48 0
444おめ。ついでにアゲ。
( ^ω^)ほんこわが全く怖くない件
堀北よりめがねの子のほうが可愛いと思った・・・
ムッシュ、こんばんわ
長文乙です
ほんこわ怖くなくて、むしろ笑ってしまった。
俺もめがねの子可愛いと思いました。
>>448 (*´・ω・)ノシ 昨日は早めに寝てしまいました。
私も笑ってましたよw何このヤマンバとか思ってましたwwww
眼鏡ナカーマ( ゜∀゜)人(゜∀゜)
最近投下が少ないなぁ。
>>425の続きを流します。
翌朝、蝉の合唱に起こされる。あまりにもうるさすぎて、そのまま眠り続けるのは困難だった。
頭にがんがん響いてくる。去年もこんなにうるさかっただろうか?
パジャマのまま居間に入っていき、時計を見上げる。まだ7時半だった。
「おう、ゆっくり寝ててもよかったんだぞ?早かったじゃないか」
「蝉が五月蝿くて寝られないよ。おはようお父さん。みんなは?」
「おじいちゃんは畑、母さんとおばあちゃんは朝食の準備中だ。お前も起きたなら着替えてきなさい」
「は〜い」
寝間に戻って着替える。半袖のTシャツ(なんだか英語が書いてある)とショートパンツだ。夏仕様って感じ。
居間に行くともう皆そろっていて、あとは食べるだけといった様子だ。
「皆おはよう。おじいちゃん畑行ってたんだって?」
「んだ。新鮮な野菜食わせてやろうと思ってな。今度一緒に行くか?」
「うん行く。次は連れて行ってね」
おじいちゃんとの会話を楽しんでいたら、お母さんに注意された。
「ほら二人とも!まずは朝食食べちゃいなさい。今日は午後から忙しいんだからね」
「は〜い。いただきま〜す」
目玉焼きに味噌汁、おじいちゃんがとってきた野菜のサラダ。そして夕飯の残り。どれもおいしくてあっという間に食べ終わった。
さてこのあとはどうしよう?旭君と保の家にいってみようか。畳の上でごろごろしながら、今日の予定を考える。
仲がいい友人といっても、会うのは一年振りだ。なんだか妙な気恥ずかしさがあって、会いに行くのが躊躇われる。
でもそんなことも言ってられない。ここに来た目的の半分以上が、彼らとの再会なんだ。
意を決して立ち上がり、まずは旭君の家に向かおうとした。
「お母さん、ちょっと出かけてくるね」
「いいけど・・・どこに行くの?お昼までには戻ってきてよ?」
「旭くんのとこ。大丈夫だよ。午後からお墓参りでしょ?わかってるよ。それじゃ行ってきます」
返事を待たずに玄関を飛び出した。ぐずぐずしていたらまだ何か言われそうだ。
と、道路に出ようとしたところで声をかけられた。
「旭の所に行くんか?ならちょうどええ、これも持って行ってくれんか。
おじいちゃんが、籠にいっぱい詰まった野菜を片手に立っていた。僕がそれを受け取りもう一度歩き出そうとしたら、おじいちゃんがさらに何かを手渡そうと手を出す。
「なに?」
「小遣いだ。今日は暑いからな。これで旭達と一緒に何か飲め」
笑いながら千円札をくれた。
「お母さんには内緒だぞ」
「うん、黙ってる。ありがとうおじいちゃん、行ってきます」
千円札をポケットにねじ込んで駆け出す。旭君の家までは5分程の距離だ。
再開への期待を胸に秘めて、駆ける足を速めた。
つづく?
ほの板にもおさるさんのテストきたら面倒だなぁ。
落ちノシ
ムッシュ、乙です!
むう・・・・下げてると人が集まらないのか・・・?
>>456 こんばんはノシ
今日は風があって涼しいなぁ。
458 :
ほんわか名無しさん:2006/08/24(木) 21:42:40 0
冷房ガンガンっす。
>>458 (゚д゚)羨ましい・・・。うらめしい・・・。
冷房に弱いんですよね、自分。残暑が厳しいなぁ・今年は。
栗田。そう書かれた表札が玄関にかかっている。呼び鈴を鳴らして家の人が出てくるのを待った。
大して待たずに、扉の向こうから人が小走りに近づく音が聞こえた。
「はいはい、どちら様・・・あら、雄蔵さんとこの康平君?久しぶりねぇ、いつこっちに来たの?昌子達も来てるのね?皆元気?」
出てきたのは旭君のお母さんだった。一気に質問してくるのは相変わらずだ。
「こんにちは。昨日着いたんです。おばさんも元気そうでよかったです」
「そうなの?遠いところ大変だったでしょう。あ、もしかして旭達に会いに来てくれたの?
ごめんね〜おばさん気が利かなくて。ちょっと待っててね」
「え、あ、あのちょっとこれ・・・」
僕が言い終わる前に、おばさんは奥に引っ込んでしまった。ぶら下げた籠をどうしたものかと、苦笑して待つしかなかった。
と、いきなりドタドタと廊下を走る音が響いた。一人じゃない。
「康平!来たのか!」
「康ちゃん久しぶり!救世主だ!」
「旭君、保、久しぶり!元気してた?」
ついそう言ってしまったけど、聞くまでも無く元気そうだった。でも保が言った救世主ってなんだろう?
「おお、もう元気元気!お前も元気そうじゃん。とりあえず俺の部屋に来いよ。あ、母さんなんか飲み物お願い!」
挨拶もそこそこに上がりこむ。あ、忘れてた。
「おばさん、これおじいちゃんから」
野菜を手渡すとおばさんは嬉しそうにおじいちゃんによろしく、と言って台所に入っていった。
旭君の部屋に入り、3人で腰を下ろす。もう一度再会の挨拶をかわした。
「二人共久しぶり。今年も遊びに来たよ。よろしくね」
「おう、今年はいつ来るのかって保と話してたんだぜ。お前連絡くらいいれろよな〜」
旭君が笑いながら肩を小突いてきた。それを受け流して答える。
「驚かせようと思ってさ。今何してたの?」
「ん。夏休みの宿題。やらないと母さんがうるせーの。まあもうすぐ終わりだけどな」
机の方を見るとノートや教科書が広がっていた。結構な量だけど、もう終わりってすごいんじゃないか?
でもこれでわかった。さっき保が言っていた救世主って・・・。
「保は終わってないんだ・・・?まさか僕に手伝わせようとかしてる・・・?」
恐る恐る保の方をみたら、こいつニヤリって感じで笑って見返してきた。
「ご名答!康ちゃんなら当然宿題終わってるだろ?手伝って!ていうか写させて!!」
「そりゃ終わってるけどさ・・・。少しは自分でやろうよ。旭君に教えてもらうとか」
「それ駄目。兄ちゃん全然教えてくれないし。六年生にもなると人って冷たくなるんだよ、きっと」
それを聞いた瞬間、旭君が保の頭をポカっと叩いた。
「あほ!教えてやっただろ!それなのに全く理解しないお前に呆れたんだよ。もう教えねぇ」
「いったいなぁ。いいよ、康ちゃんに教えてもらうからさ。な、頼むよ親友!」
「ええ〜、まあできるとこなら・・・」
「康平君、その子の言うこと間に受けちゃだめよ。自分の力でやらせてね」
唐突におばさんが扉を開けて入ってきた。手にはお盆に載った三人分の飲み物。保はばつが悪そうに後頭部をポリポリ掻いている。
「はい、冷たいカルピスね。ゆっくりしていってね」
おばさんは飲み物を置いた後、すぐに部屋を出て行ってしまった。
「だってよ、保?そういうことだから一人で頑張れな」
「兄ちゃんは黙ってくれ!頼むよ康ちゃん、手伝って!このとおり!」
頭を下げて僕を拝んでくる。そこまで必死にならなくても・・・。
「わかったよ、少しは手伝う。復習にもなるしね」
根負けした僕は彼の願いを聞いてあげることにした。
けどゲンキンなもので、それを聞いた保はあっさりとさっきのしおらしさを捨て去ってしまう。
「ふふふ、言ったな康ちゃん?約束だぜ?それじゃあ再会を祝って乾杯しよう!」
僕と旭君は呆気にとられて顔を見合わせ、互いに肩をすくませるばかりだった。
ひとしきり会話を楽しんでこれからの予定に話題がうつった時、おばさんがまた部屋に入ってきた。
「康平君、お昼どうする?うちで一緒に食べていく?」
その言葉をうけて部屋の置時計に目をやると、もう12時を少し回ったところだった。
「やばい、お母さんに昼には戻って来いって言われてたんだ。お昼は自分のとこで食べます」
「あらそう、残念ねぇ。また今度食べに来てね?」
「はい、ありがとうございます。カルピスご馳走様でした」
急がないと怒られそうだ。帰ろうと立ち上がったら、保が質問してきた。
「昼からなんかあんの?」
「うん、お墓参り。お父さん達はお盆前に帰らなきゃならないから。ご飯食べたら龍闇寺(リョウアンジ)まで行ってくるんだ」
龍闇寺。真樹姉ちゃんはいるだろうか?同じ事を考えていたのか、旭君が言った一言に心を読まれたかのようにびくっとなった。
「龍闇寺なら真樹姉ちゃんいるかもな。今年は『迎え女(ムカエメ)』の役で忙しいんじゃないか」
「迎え女?何それ?」
「魂迎え(タマムカエ)の儀は知ってるだろ?それのなんていうかな・・・。死者を迎える代表っていうかお役目っていうか、まあそんなもん」
魂迎えの儀。それはこの地域に伝わる独特な儀式だった。
毎年、お盆直前の仏滅の日にその儀式が始まり、お盆後の最初の大安の日に、今度は『魂送りの儀』がある。
お盆の当日はあの世の門も混雑するから、先にご先祖様をこちらに迎えておいてお寺で待機していてもらうそうだ。
お盆が始まったらそれぞれの家に帰っていく。
『魂送りの儀』も同じで、門が空(ス)いた頃にゆっくり帰ってくださいって事らしい。フライングみたいなものなのかな?
「姉ちゃん今頃練習してんじゃないか?俺も後で見に行ってみよっと」
「あ、俺も行く。おもしろそう」
旭君も保も、見学する気満々だ。僕もかなり興味がある。
「じゃあ、お墓参りが終わったら僕も見に行く。お寺の境内でやるのかな?」
「ああ、たぶんな。そんじゃあとで合流しようぜ」
午後から『迎え女』の練習をする真樹姉ちゃんを見学することで意見が一致した。
お寺で会おうと声を掛け合い、おばさんに挨拶をして栗田家の玄関を出た。
家に戻ったらお母さんに怒られるかな?お昼もだいぶ過ぎてしまった。まあしょうがないや。
これ以上約束の時間を過ぎないように、来た時と同じ様に家に向かって駆け出した。
つづくね、これ
言うまでもないけど一応。
こんな儀式は無い・・・・はず。
ムッシュ乙・・・そろそろ怪しくなってきましたな.
やっとですねwwww
佐藤B作・・・・ウホッ
ムッシュ乙です!
続きが楽しみだ
コピペ これデスノートですよね
イクラ「ハ〜イ」
タラ「あ、イクラちゃんそのノートどうしたんですか?」
イクラ「ハイ〜チャーン」
タラ「え、そのノートに家族の名前を書くとみんな長生きできるですか。すごいです〜」
イクラ「ハ〜イバブー」
タラ「貸してくれるですか、ありがとうです
お礼にまずイクラちゃんの名前を書いてあげるです」
イクラ「ば……止めろ!!」
お、面白い!
ムッシュ、笑いまくりで腹イタイw
ウンコネタと古舘はツボだったw
475 :
ほんわか名無しさん:2006/08/26(土) 16:38:25 0
アンパンマンと中国人のコンビニが面白い!
こんばんはノシ
>>474 私は俺俺詐欺の話結構好きですねwwww
古館は神!
477 :
474:2006/08/27(日) 01:07:29 0
ムッシュ、こんばんわ!
オレオレ詐欺か〜俺も好きですw
>474さんこんばんは!あれはせつなさと笑いの見事な融合でしたよw
はやいとこだと夏休みも終わりか。学生さん、まだまだ暑いけどがんがれ!!!
家に戻った時には案の定怒られた。皆はもう昼食を食べ終えていて、僕の分だけがテーブルの上に置かれている。
お母さんの怒りは、おじいちゃんが宥めてくれたのと、久しぶりに友人に会って時間がたつのを忘れていたという理由から『情状酌量の余地有り』と言って、なんとか治まった。
皆がお墓参りの準備を進める横で僕は急いで食事を平らげ、食器を片付けてその手伝いをした。
おばあちゃんは足が弱っているので、お寺の長い階段は堪えるらしい。家で留守番をすると言って僕らを見送ってくれた。
お寺には歩いて行く。道すがらおじいちゃんに聞いてみた。前から疑問に思っていたんだ。
「ねえ、なんで魂迎えは仏滅に始まるの?縁起の悪い日なんでしょ?魂送りと同じく大安にすればいいのに」
おじいちゃんは最初は笑ったけど、まあもっともな疑問だな、そう言って丁寧に教えてくれた。
「康平、お前な、人生ってやつは最初から最後までいいことばっかりだと思うか?」
「・・・ううん。嫌なことだっていっぱいあると思うけど」
まだ人生経験ってやつは少ない僕でも、それだけは確信をもって言えた。
「だろう?それじゃあな、最初にいいことが一杯あって最後に嫌なことがあるのと、最初は嫌なことばっかりだけど最後にはいい終わりを迎える。
お前はどっちがいいと思うとる?学校の試験に当てはめてみたらええよ」
そう言われて少し考えた。テストに当てはめる?う〜ん・・・。
テストまでの勉強は嫌だ。正直なところ面倒臭い。だけど結果がいいと親も喜ぶし、褒められた僕も嬉しい。
お小遣いがもらえもするし、テストのあと思いっきり遊んでも文句を言われないから楽しい。
逆に、テスト前に勉強をしないで遊ぶのはいつも通り楽しいけど、当然点数は悪くなる。そうすると親は怒るし、下手をしたらお小遣いが減る。
遊びに行くのも勉強、宿題をしてからじゃなきゃ行かせてもらえないし。結局最後に損をする。
こういう事かと、おじいちゃんに自分の今の考えを伝えてみた。
「ははは、小遣いはともかくだ、まあ簡単に言うたらそうなるな。最初に嫌なことを頑張っておけば後から楽になる。
後回しにしたらそのぶんつけが最後にまわってくるからな。昔の人もそう考えたんだろう。だから仏滅に儀が始まるんだな」
「へえ〜。でも昔の人にテストなんてあったの?」
「もしかしたらあったかもしれんな。だが今のは例えだ、例え」
なるほど、そういう事なのか。よくわかった。
「有難うおじいちゃん、理由がわかってすっきりした。これからはそういう生き方をするよ」
僕はすごく真面目に言ったつもりだったのに、おじいちゃんは一瞬目を丸くした後、大笑いしながら僕の頭を撫で回した。
「そうか、そういう生き方を目指すか。いい心がけだ。だがな、人生ちゅうのはその繰り返しなんだ。ま、お前ももうちっと大きくなったらわかるだろうよ」
なぜおじいちゃんが大笑いしているのかはわからなかった。けど頭をなでられるのが心地良くて、僕も一緒に笑いながらされるがままにお寺までの道を並んで歩いた。
続く。寝ちゃおうかな・・・おやすみなさーいノシ
483 :
ほんわか名無しさん:2006/08/29(火) 04:42:36 O
宣伝でもしとくか
ほのぼの板のアイドル
◆.B9g.WpyZsを讃えよ!
まだ酉だけなので
コテ名を募集する!!
◆.B9g.WpyZsを見つけたらコテ名を言いたまえ
おまいらよろしくな
484 :
ほんわか名無しさん:2006/08/29(火) 17:15:47 0
こんにちは。あげ晋三です。
ムッシュ、こんばんわ!
乙です!
こんばんわ!マリック観てました!
ここ読んでる人いるかな?
下手したら自慰すれになるよね。まあそれもいいかw
('A`) 毎日チェックしてるよ!早く続き書かんかいww
そうだったのか!すまない!!じゃあ明日コソーリ投下しておくよwwwwww
夜にね!
やった! ガンガレ〜
おk!なんとか完結までもっていきますwwww
ムッシュ・・ガンガレ〜
龍闇寺の階段を目の前にして、両親が溜め息をつく。
「ああ、何度きても嫌になるね。これだけは慣れないよ。運動不足の身にはつらいな」
「私だってそうよ。子供の頃から来ているけど未だに慣れないわ。なんでこんなに長いのかしらね」
二人の言うことはよくわかった。ここの階段といったら、本当に長い。前に聞いてみたら、500段と少しあるそうだ。
高い所にあるほうが天から霊が降りて来やすいから、らしい。
僕の考えでは、霊は浮いているし自由に飛べるんだから、高くても低くても自由自在だと思うのだけれど。
「ほれ!ええ若い者が文句言うな!行くぞ康平、いざ天へ続く階段を!」
おじいちゃんが泣き言を言った二人を叱りつけ、率先して階段を登り始めた。僕も急いで後につづく。
お母さんがお返しとばかりに、もう一度溜め息をついて言った。
「はりきりすぎて本当に天国に逝っちゃ駄目よ、お父さん」
「・・・・・・・・・・・」
おじいちゃんは黙々と登り続ける。どうやら無視する事に決めたようだ
階段を登りきった時には、4人とも息を切らしていた。僕は比較的大丈夫だったけど、あとの3人は相当消耗したようだ。
階段が終わったところにベンチがある。そこに座って汗をぬぐいながらぶつぶつと文句を言っていた。
「・・・もう、エスカレーターでもつけてくれ・・・・・」
「な、何を言う一貴君・・・・。これでこそ、て・・・寺の有り難味がわかるってもんだ・・・」
「・・・こんな有り難味はいらないわよ・・・。お母さんと一緒に家にいればよかったわ・・・」
その後は3人共一言も喋らず、5分程の時間が息を整えるために過ぎていった。
僕はといえば、汗はかいていたけれどすでに呼吸はいつもどおり。手持ち無沙汰にお寺の境内を見回していた。
寺の本殿、その横から突き出した長い廊下の先に真樹姉ちゃん達が住んでいる。何度もお邪魔したから知っている。
どうやら迎え女の練習は始まっていないようだ。それらしき人のざわめきは聞こえてこない。
聞こえるのは、昼を過ぎてからますます元気になったように響く蝉の声だけ。
腕時計を見ると(去年お父さんに買ってもらったんだ)今は1時半を過ぎたところ。旭君の話だと、だいたい2時頃にいつも練習するらしい。
お墓参りをしてくると丁度いい時間だ。
「ねえ皆。そろそろお参りしない?もう十分休んだと思うんだけど・・・?」
待ちきれなくて声をかけると3人そろって僕をじとっと見つめて、若いっていいな、といった感じの言葉を3人そろって吐き出した。
とりあえずここまで。今急いで書いたからちょっと言葉足りないかも?
>>492 ごめんね、有難う!今度からはこまめに投下するようにしますね!
ムッシュ乙!続きwktk
ムッシュ乙です!
明日流しま〜す。
無理せずww
500GET
ムッシュ、こんばんわ!
無理せず、ムッシュのペースでよろしく〜
>>499 >>500 ありがと〜。今日はちょっと無理っぽいです。
帰宅が2時過ぎそうで…。待ってた人ごめんなさいm(_)m
おkw 無理せずww
顔も知らないのに何を言えばいいのだろうか?そんな事を考えてしまったけど、ご先祖様へのお参りも一応は終わった。
あとは楽しみにしていた迎え女の儀式を見学しよう。時間があれば真樹姉ちゃんとも話しができる。
「お母さん、あとは終わりだよね?僕旭君達と一緒に真樹姉ちゃんのところに行ってくるから」
「あんまり迷惑かけちゃ駄目よ?お母さん達は先に戻ってるわ、疲れちゃったし。真樹ちゃんによろしく言っておいて頂戴」
3人を階段まで見送ってしばらく待っていたら、旭君と保が階段を登ってくるのが見えた。終わりの方ではやっぱり苦戦するようで、三分の二を過ぎたあたりからあきらかに登るスピードが落ちていた。
「や、二人とも疲れてるみたいだね?」
息をきらしながら登りきった二人に声をかける。すると半分怒ったような口調で返してきた。
「あたりまえだろ?いくら地元の人間つったって滅多に登らないんだし。疲れるに決まってるぜ・・・」
「右に同じ〜。まあ北側の道路通るよりは時間かからないからしょうがないけど」
そう、北にも道はある。ただそっちの道は、僕らはほとんど使わない。
北側から行くとなると、3キロは余計に歩かなくちゃならない。なら多少疲れても早く着くという理由で、僕ら南の住人はわざわざ北まで回らないんだ。
寺を挟んで北側の住人は階段を登る必要がない。寺と同じか、少し高い位置にすんでいるからだ。
逆に南側に住んでいる旭君やおじいちゃん達は寺より低い位置に住んでいる。だから階段を使う。
北側からは車で行けるけど、寺の駐車場が広くないので停められずに家に戻ってもう一度歩いて行くなんてこともよくあった。
だから今では歩いて寺までいくのが当然という、そんな掟のようなものができていた。
「康ちゃん、もう練習始まってた?」
「ううん、まだみたいだね。そろそろ2時になる頃だけど」
「じゃあちょうどいいや。もうちょっと休んでから行こうよ。な、兄ちゃん?」
ベンチにぐったりと腰掛けた保が、旭君にお伺いを立てる。
「ああそうだな。俺は康平と一緒に先に行ってるから、お前は終わった頃に来い。行こうか康平!」
「オーケー、行こう!」
そう言うや否や二人で駆け出す。後ろから保が慌てて立ち上がった音が聞こえた。
「ちょっと待てよ二人とも!ずるいぞ!置いていくなって〜!」
叫び声背中に、笑いながら境内まで走っていった。
ヴィジョンがうかばねえええええええ!!!11!
とりあえずここまででっす。なんとか今日中に流せた…。
真樹姉ちゃん
1.普通の容姿
2.クラスで一番可愛いとかいうレヴェル
3.地域でも評判の美人さん
4.あなたの心の天使さん
どれがいい?
なければ適当に行っときますw
ムッシュ乙です。私は1〜4どれでもいいです。他の方にまかせますw ノシ
ん〜、じゃあ適当になりますかね…。私のその時の気分ということでw
じゃ、ノシ
間違い発見!
>叫び声背中に
叫び声を背中越しに聞きながら ですね。
ムッシュ、乙です!
( ´ー`)―┛~
∩リアルでやっと忙しさが落ち着いた・・・
ムッシュ乙!
2の真樹姉ちゃん希望。
>>515 やっぱそこらへんが無難ですかね?
んじゃ、脳みそひねって書いてみます。
「こら!お寺の敷地を走り回るんじゃない!」
どこからかいきなり怒鳴られて足が止まる。お寺の人に見つかったか?そういえばここは走り回るのを禁止していた。
3人で恐る恐る声の聞こえたほうへ顔を向けると、そこにあったのは会いに来た目的の人物の笑った顔。
「真樹姉ちゃん!」
嬉しさのあまり、つい叫んでしまった。
「よく来たじゃない、罰当たり坊主共」
廊下に立ってひらひらと手を振り、僕の方へ視線を向けた。
「康ちゃん、いらっしゃい。一年ぶりかな?前より格好よくなったね」
変わってない・・・。久しぶりに会っていきなりそんな事を言うんだから。感動もなにもあったもんじゃないや。
「いきなりやめてよ真樹姉ちゃん・・・。恥ずかしいじゃん、そんな事言われたら」
本当に恥ずかしくて、つい目をそらして口答えしてしまった。そんなことは言われ慣れていないから。
だけど姉ちゃんはそんな僕にはおかまいなしに、声をあげて笑う。
「なに言ってんの。あたしみたいな美人に褒められてるんだよ?恥ずかしがるより喜びなさい。ね?」
言うとおり確かに姉ちゃんは美人だと思う。昔からかわいかったけど、ここ数年でぐっと綺麗になった。
僕が知っている15歳の人っていったら、もう少し幼さが残っている感じだけど(11歳の僕が言うことじゃないかな)姉ちゃんは周りよりもずっと大人びていた。
だけど、ね・・・・。
「自分で自分のこと美人なんて言うなよ。阿呆に見えるぜ?」
旭君が僕の気持ちを代弁してくれた。まあ、阿呆とまでは思ってなかったんだけど。
「旭に保も来たのね。で、旭」
そう言うと、廊下から階段を下りサンダルを履いた。そのまま旭君の前にすっと移動する。
「ねえ・・・旭ィ・・・?」
そう言って頭の上にふわっと手を載せた。それはとても色っぽい声で、子供の僕でもドキッとするほどだった。そのまま旭君の頭をさらさらと撫でる。
僕と保は無言でその光景を凝視していたし、当の旭君にいたっては緊張で固まってしまったのか、微動だにしなかった。
と、頭を撫でていた手が唐突に顔面に移動したかと思ったのも束の間。その手のひらが旭君の顔を鷲?みにした!
「誰が阿呆だって、このちび旭め!これでもクラスじゃ才色兼備で通ってんのよあたしは!それを阿呆だとはよくも言ったじゃない!
この口が口がー!こうしてくれるこのこのこの!!」
「おぶぶぶぶぶるぅあ」
それはあまりに手際がいい制裁だった。よくみると旭君の足を踏みつけて逃げられないようにしている。
口をぐにぐにとこねくりまわされているせいで、旭君は叫びにならない変な声しかだせていない
そうだった、こういう人だった。黙っていれば本当に綺麗なお姉さんなのに、その乱暴な行動のおかげでこの辺りの子供たちのリーダーになった人なんだ。
再会が嬉しくて、その恐ろしさを忘れていた。
制裁はまだ続いている。旭君の抵抗も空しく、真樹姉ちゃんの顔面クローになす術がなかった。
こんな真樹姉ちゃん。
あとミスが…。鷲?←
ここ鷲づかみです。漢字が化けました(;^ω^)
ムッシュ乙!おばけまだー?ww
ムッシュ乙!
真樹姉ちゃんのキャラいいw
真樹姉ちゃんイイ!www
よかった・・・。どうやら好評のようだwwww
お化け・・・そろそろでるおかん
526 :
ムッシュ:2006/09/10(日) 16:43:30 0
ではひとつ・・・。
527 :
ムッシュ:2006/09/10(日) 16:44:45 0
ここはすべて私の自演ですがみなさん楽しいですか?
だれですか?wwwwww
迷惑なのでもうしないでくださいね
まあ確かにそうなんですけど。
いや、そうでもないか?sageに気付いたんですね。
531 :
ムッシュ:2006/09/10(日) 17:03:01 0
もうつまらないので削除
みなさんスルーでお願いします
削除人が来るまでは続けます。
>>526 それほぼ同一人物w有難う。
でも設定知ってるのは私だけですから、問題は少なそうですよね。
537 :
ほんわか名無しさん:2006/09/10(日) 21:33:45 0
またですか。
荒れてるのでしばらく止めます
まだやってんですかwwww
今日はもう書き込みはしませんのであしからず。
>>539 ノシ
>>525以下はわけわからんのでスルーします。
ムッシュ、普通に続きを楽しみにしている住人もいるのでガンガレ〜
偽には小説の続きは書けんよw
久々に来たら荒れてるな・・・
てか↑の展開がわからにゃい。
じゃ便乗して俺もムッシュwwwwww
もう何が何だか
ここ地味に盛り上がってるね
ずっとムッシュって人が話しをしてきたのに
偽者DQNが登場・・・でおk?
2chでこういうことやるからだと思うが
そもそもブログとかで話公開すればいいじゃん
548 :
ほんわか名無しさん:2006/09/11(月) 18:27:38 0
一応復活希望age
ムッシュ乙wwww
ああマジうぜえええええええ!!
本当にだれですか?
携帯ムッシュてwwwwwwwwwwwww
乙wwwwwwwwwwwwww
まあつまらん自演はいい加減にと
まあこんなとこかな。
適当な鳥だけどいいよね。
これで沈静化?
どっちにしろ続きを書いてくれるひとがムッシュだし。
そこは真似できないよなw
鳥ばれしなければ解決ですね!これでいきましょう。
>>547にはもうしわけないけど、このまま続行で。
最近涼しくなりました
最近忙しいので今日は寝ます。
ネタは熟考してます
↑あきらめ悪!!!
>>557 ムッシュ ガンガレ〜
ってか、いつの間にか投稿者がムッシュだけになってるなw
昔はいい作者さん数人いたのにねww やっぱ、ほのコワは難しいのかなぁ〜
最近つまんないけどね・・・
でもなんかムッシュってやつ調子のってるよな
よほどリアルでは影が薄いんだろう
ここで自己顕示をしてるて訳な
>>563 そいうやつはここにはたくさんいるだろ
別に珍しくない・・・
もうヤメレ
まあ2chにいる時点で、、、ね
結局オナニでつか
なんかこのムッシュってリアルで心当たりが〜
>>560 ですね〜。もうほの怖にこだわらず、ほのぼのした話ならいいような・・・。
>>563 コテテリ付けてる時点で、自己顕示丸出しなわけで。それは自覚済み。
>>567 ここは住人さんいてくれるんで、ややオナヌー気味かと思う。
完璧自慰スレになったら流石に続けられない。
>>568 たぶん違いますよ。リアルじゃこんな言葉遣いしないので。
俺はいいと思う。
毎回楽しみにしとる。
ムッシュガンガレ!!!!!
ムッシュさんのペースで
毎回見てるよ。ムッシュガンガレ!
私で読者3人目かな?ムッシュガンガレ〜
>>570-573 ノシ 有難う!
>>547にいわれてブログをみてきました。
FC2ブログがよさげなんですが・・・。詳しい人、おすすめありますか?
ほしゅ
575 :
ほんわか名無しさん:2006/09/18(月) 05:11:58 O
誰か恐い話してください
でろでろ
dat落ちを待ってた。荒れたから。
どうしようか。
あんなの荒れに入りませんw それより、続きは〜?
市ねよ・・・
最近の同人小説みたいなノリはどうかとwww
小学生の頃、親戚の家に遊びに行ったら痩せてガリガリの子猫が庭にいた。
両親にせがんで家に連れて帰った。思い切り可愛がった。
猫は太って元気になり、小学生の俺を途中まで迎えに来てくれるようになった。
いつも一緒に帰っていたけれど、六年生の林間学校に泊りがけで行っているときに
車に轢かれて死んでしまった。もう、猫は飼わないと思った。
年月が過ぎ、俺は就職してバス通勤をするようになった。
仕事がうまくいかず、やめようかどうしようか迷っていた。恥かしいが、バスを降りた
とたん、泣いてしまったりすることもあった。かなりおいつめられてた。
そんなある日、バスをおりて歩いていると、少し先に白い猫がいた。
その猫は振り返りながら距離をとりながら俺の前を歩く。坂を上がり、いくつもの
曲がり道を曲がって行く。俺の家に向かって。家の前に出る最後の曲がり角を曲がると
その猫の姿はなかった。数日そうやって猫に先導されるように家に帰る毎日が過ぎた。
ある日、いつものように待っていてくれる猫を見て気が付いた。
しっぽをぱたん、ぱたんとゆっくり上げて下ろす仕草。
小学生の時に飼っていた猫と同じ。俺は思わず猫の名を呼んだ。
振り返った猫は一声鳴いて、また家に向かって歩いた。
涙が出てしかたがなかった。心配して出てきてくれたんだ、ありがとう、ごめん。
大丈夫だ、もう、安心しているべき所に帰って…。
後ろ姿に向かってつぶやいた。最後の曲がり角を曲がる前に猫は振り返った。
近づいて撫でたかったけど、近寄ったら消えてしまいそうで、もう一度つぶやいた。
ありがとう、もう大丈夫だから。 そして、猫は曲がり角をまがった。
なぜかふと、後ろが気になって振り返ると白い小さな塊がふっと消えて行く所だった。
584 :
age:2006/09/19(火) 11:25:59 O
age晋三
>>582 いい話なんだけど、最後が怖かった! 乙です!