【Rock'nroll】ほのぼのGLAY雑談スレ2【詐欺】

このエントリーをはてなブックマークに追加
850ほんわか名無しさん
少しの沈黙の後、ジロウが口を開いた。
「・・・俺、ヒサシの事好きなんだけど?」
ジロウの突然の告白にヒサシは驚いた。
「は?何言ってんの?」
「だーかーらー、好きなの。ヒサシの事が。付き合ってよ。」
「・・・何処に?」
動揺の為か、ヒサシは惚けた答を返す。
「何、ヒサシ俺真面目に言ってるのにからかってんの?」
「否、そういうわけじゃ・・・。」


ここは、ジロウの家だった。
「一緒に呑まない?」と言うジロウの誘いでヒサシは重い腰をあげ、ジロウの家まで来ていたのだった。
他愛のない話をしながら、ヒサシは窓の外の国道線を見ながらビールを呑んでいるときだった。


ヒサシは正直、自分はジロウに嫌われていると思っていた。
嫌われてはなくとも、少なくとも苦手意識があり、まさか好かれているとは思いもしてなかったのだ。
その分、ヒサシは冗談抜きで驚いていた。

「ヒサシは・・・、やっぱり俺の事嫌いなの?」
さっきまでの強気なジロウは何処へやら・・・。
ヒサシがあまりにも真面目に聞いてなさそうなので、しょぼんとしながら問う。

「嫌いってわけじゃないんだけど・・・。」
「じゃ、なんだよ!!好きか嫌いかはっきりして。」
「そんな横暴な・・・。俺が嫌いじゃ無い事知ってるくせに・・・。」
ぶつぶつと呟く。
851ほんわか名無しさん:2006/01/07(土) 18:55:20 0
ジロウはソファーから立ち上がりヒサシの傍へ寄り、窓の外を見やる。
一時の間2人は黙り込んで車の流れを見ていた。
沈黙を破ったのはヒサシだった。
「・・・俺も好きだよ・・・。」

やっと聞き取れるくらいの小さな声だったが、ジロウの耳にはきれいに入っており、
「マジ?ヒサシ?」
「何度も言わせるな!ばかっ!」
ヒサシは紅くなり俯く。
「可愛い!!」
ジロウはそんなヒサシを思いっきり抱き締める。
「うわっ、ビール溢れるだろ?」
ヒサシの言葉を聞いている様子はなく、ジロウはヒサシを抱く腕に力を込めた。
そして、ふと2人の視線がぶつかり、どちらともなくキスをした。
最初は軽く何度も何度も触れるだけのキスだったが、ジロウがヒサシの口の隙間から舌を滑り込ませ、絡ませる。
だんだんと激しくなるキスに2人は次第に身体が熱くなっていった。
そして、口唇を離すとヒサシの耳元で
「抱いていい・・・?」
小声で囁く。
ヒサシがコクリと頷くとジロウは嬉しそうに軽々しくヒサシを抱き上げ、寝室へと向かった。
そして、ベッドに壊れ物を扱うようにヒサシを降ろすと、自分もその上に覆い被さり「好きだよ・・・。」
そして、また口唇を重ねた。

そして、その夜2人は初めて身体を重ねあう。
お互い激しく求めあい、そして2人同時に果てた
852ほんわか名無しさん:2006/01/07(土) 18:56:13 0
2人が一緒に住むようになるまでさほど時間は掛からなかった。
一人にしては少し広すぎたジロウの部屋にヒサシは越して来た。
機械類の多いヒサシの荷物で少し狭く感じたが2人にはそんな事問題でなかった。

「・・・ヒサシ、ちょっと来てよ。」
風呂上がりのヒサシをジロウは自分のベッドへ呼ぶ。
髪を拭きながらヒサシはジロウの元へ寄って行く。

「ん?何?」
タオルを外し髪をかきあげながら問う。
その瞬間ジロウはヒサシの手を引き、ベッドの中へ引き込む。
「うわっ。何・・・?」
そして、ヒサシの身体を抱き締めると、顔中にキスを降らせる。
「くすぐったい・・・。」
くすくす笑いながらヒサシはジロウを押しやろうとする。
しかし、ジロウの手はヒサシの衣服の中に入って来て、ヒサシの風呂上がりで火照った身体を撫でる。
「ひゃっ・・・。」
冷たいジロウの手にヒサシは反応してびくっとする。
「折角風呂入ったのにい・・・。」
「こういう事する為に入ったんでしょ?」
にやりと笑うと、ジロウはヒサシの胸の突起を弄ぶ。
「やっ・・・。」
ヒサシは感じる所を触られ、身体をびくつかせ、ジロウの手を払おうとするが、簡単に遮られ口唇を塞がれる。
「っは・・・。」