1 :
日本の言論の自由の守護神 箱島信一 ◆Lord/1cyDE :
ここは新聞協会会長である我輩のチラシの裏である。
我輩の脳内設定や脳内ルールに理論的かつ定量的な突っ込みや、
道徳的な意見は断じて拒否する!!!1
万人はニーナ・ウイリアムズ様に跪くのです。
万人はフェイ・ヴァレンタイン様に忠誠を誓うのです。
万人はウルド様の下僕となるのです。
これがこの世の真理です。
脳内設定は
>>3-10及び
>>11-20又は
>>21-30あたり。
荒らしよけに
>>2にチンポ要塞を配置しておきます。
注意 踊り子さんには手を触れないでください。
ヘヘヘ
<(・∀・)>
VVV
チンポ要塞
3 :
ほんわか名無しさん:2005/05/24(火) 17:15:41
私の脳内は、醤油で出来ています。
液体です。
バエル・アルタルス 【人名】
南の島で出会った我輩の忠実な副官。
日頃からサンオイルを塗って遊んだりする。
3日目まで(;´Д`)ハァハァして最初からやり直すのが通のやりかた。
身長:166cm B:94 W:60 H:85
好きな食べ物:生クリームたっぷりのお菓子
嫌いな食べ物:グリンピース
「あの…私は、あまり遊ぶのは得意ではありませんが…
全力を持ってお楽しみいただけるよう、がんばります…!」
http://www.illusion.jp/preview/sexy2/sexyp2a.html
5 :
ほんわか名無しさん:2005/05/24(火) 17:18:01
スレ違いで申し訳ないが、「新聞配達」って仕事っていえるのか?
10 :
ほんわか名無しさん:2005/05/24(火) 18:08:36
>>1 長文は苦手なので
3文字でまとめてください
11 :
ほんわか名無しさん:2005/05/24(火) 18:19:56
12 :
ほんわか名無しさん:2005/05/24(火) 18:30:39
>>9 アトリエかぐや信者ハケーン!
俺としてはシルヴィア先生マンセーなんだがw
アシェス・ネイ 【人名】
ダークエルフのハーフ。
褐色の肌に(;´Д`)ハアハア
エルフ耳に(;´Д`)ハアハア
高飛車な態度に(;´Д`)ハアハア
自分的に元祖ツンデレなキャラです。
うをおおおおおおおお自分の専属バニーちゃんになって欲しい!!!1
カイ・ハーン 【人名】
典型的美形なのに女を捨てたがるキャラ。
自分的にバスタードの中でネイさまと双璧の大好きなキャラでつ。
カイ・ハーンかわいいよ。
かわいいよカイ・ハーン。
取りあえずコスチュームの順位貼っておきますね。
ボディコン≒ハイレグレオタード≧秘書スーツ&ピンヒール>バニーちゃん>スキン系ボンテージ>
>ミニスカポリス>>レースクイーン(KUREの黒赤テカリ系限定)>背中の開いたマーメイド系イブニングドレス>
>競泳水着>メイドさん>ラバー系ボンテージ>ガターベルト&黒のストッキング&黒のTバック>
>短パン&ロングタイツ>OLスーツ&パンプス>ビキニ>巫女さん
ストッキングとか好きなんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!1
18 :
ほんわか名無しさん:2005/05/28(土) 01:36:09
凄い妄想スレッドですね
ランブルローズマンセー!
20 :
ほんわか名無しさん:2005/05/30(月) 22:00:16
( ゚д゚)ポカーン
21 :
ほんわか名無しさん:2005/05/30(月) 22:14:06
22 :
ほんわか名無しさん:2005/05/30(月) 22:26:19
バエルたん(;´Д`)ハアハア
ILLUSIONよ、いい加減バエルたんの出る3D脱衣麻雀出せよ。
バエルたんスキ・・・
皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /とゆうわけで、ご挨拶です(笑 しかし、何故にあちこちに
([l蟹l]⊃ < チラシの裏をばらまかれますか、この方は(笑
く/_|〉 \
UU \____________________
26 :
ほんわか名無しさん:2005/06/03(金) 10:24:43
なにこのスレ?
時代は赤毛&ツインテール&碧眼&ティーン!!!1
バエルたん(;´Д`)ハアハア
ILLUSIONよ、いい加減バエルたんの出る3D恋愛アドベンチャーゲーム出せよ。
29 :
ほんわか名無しさん:2005/06/04(土) 01:21:58
>>21 ノーブルローズが最高だろうw
うす〜いピッチリ黒タイツで、そのクッキリ盛り上がったオマンコを視姦しながら、名前を叫んで何回も発射してます。もう虜。
30 :
ほんわか名無しさん:2005/06/04(土) 01:23:58
>>19 箱島おまえは誰がいいんだよ?え?
ほの板でコテ名乗るならレスぐらいしろよ!
バエルたん(;´Д`)ハアハア
ILLUSIONよ、いい加減バエルたんの出る3D双六ゲーム出せよ。
バエルたん(;´Д`)ハアハア
ILLUSIONよ、いい加減バエルたんの出る3D女子プロレスゲーム出せよ。
バエルたん(;´Д`)ハアハア
ILLUSIONよ、いい加減バエルたんの出る3Dみんなのゴルフ(19番ホールあり)出せよ。
バトルれいぱー2でバエルたんのプラグインが出たよ〜
バエルたん買ったからね〜
アシェス・ネイたんに雷神王彗星斬されたいです(死ぬって)
前舞ヤヤたんと結婚したいでつ。
ヤヤたん(;´Д`)ハァハァ
ヤヤたん(;´Д`)ハァハァ
レオンたん(;´Д`)ハァハァ
皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < 腹を下してこんな時間に起き出してしまいました(苦藁
く/_|〉 \
UU \____________________
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < beからログアウトしても、表示が出てしまいますね。
く/_|〉 \
UU \____________________
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < まあ、そういう事もありましょう。
く/_|〉 \
UU \____________________
予告
箱島信一が選ぶエロゲーキャラ!
1位 バエル・アルタルス (製作:ILLUSION 出演:Sexyビーチ2、デスブラッド4)
2位 神薙優花 (製作:MBS 出演:姉オレ妹)
3位 時子 (製作:G.J? 出演:姉とボイン)
4位 フェンリル (製作:ルネ 出演:戦乙女ヴァルキリー「あなたに全てを捧げます」)
5位 藤堂美貴 (製作:A-arms 出演:教祖様の野望〜帝都コスプレ化計画〜)
6位 マーリィ (製作:ILLUSION 出演:デスブラッド4)
7位 雨宮天音 (製作:アトリエかぐや 出演:家庭教師のおねえさん〜エッチの偏差値あげちゃいます〜)
書けませんよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < さて、このスレも700番代とdat落ち直前まで落ちたわけですが。
く/_|〉 \
UU \____________________
私のチラシの裏として利用しても許されるのでしょうか?(謎
なんか立てた本人も書くことなくて、しょーもない保守カキコしてるだけみたいですから
廃物利用は全然問題ないのでは。
>52 真・スッドレストッパー様 ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /とりあえず、仰る通りの様子ですね。とうわけで、このスレは
([l蟹l]⊃ < 私のチラシの裏ということで再利用させていただくといたしましょう(謎
く/_|〉 \
UU \____________________
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < 保守保守〜〜
く/_|〉 \
UU \____________________
え〜?せっかく「チラシの裏」なんですから、スメルチもかくやと言うような面制圧レスがくるかと
ワクワクテカテカしていたのですぐぁ:-p
>55 真・スッドレストッパーさま ごきげんよう
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < 当然その予定ではございますが、何しろ今文章を打っている暇がとれなくて(藁
く/_|〉 \
UU \____________________
というわけで、最初の書き込みはこの日曜日になる予定です(謎
と申しますか、今日も今日とて3時間しか仮眠が取れない有様でしたし。
いへいへ、お約束の突っ込みネタですから(笑)
わらしも夜中に電話でたたき起こされて、当直員のサーバ再起動におつきあいでした、ねむねむですね。
>57 真・スッドレストッパーさま
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /それはまことにお疲れ様でした。機動と称して、あちこちの
([l蟹l]⊃ < ローテの穴埋めに東西奔走させられるこの身ですので、まあ
く/_|〉 \そういうこともあるわけですが(謎
UU \____________________
というわけで、今日も新しい現場の研修に行く予定となっております。
59 :
ほんわか名無しさん:2005/07/02(土) 20:44:37
ほう
皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /というわけで、チラシの裏への書き込みでございます。
([l蟹l]⊃ <
く/_|〉 \
UU \____________________
一
大陸の北西の王国ヴルダヴァの騎士見習いの少女、クレーシュ・スニェスカが、大陸の南東
にある森の中で迷ったあげく捕虜になるという情けない羽目におちいったのには、いろいろと
語れば長くなるわけがあった。
もっとも判りやすい理由といえば、連れの騎士ギィ・イラーセク・シトーとはぐれてしまっ
たためということであろうし、そもそも事の発端はなにかという話となれば、祖国ヴルダヴァ
にいたままではいつまでたっても騎士叙勲の芽もないゆえに、戦功をあげるちょうど良い機会
とばかりに遠征軍に参加してしまったため、ということになろう。
さらに前者の理由に付け加えるならば、土地勘もなにもない異国の森の中で夜闇の中を二人
きりで逃げ回っていれば、道に迷ってしまうのも当然のことであるし、後者の理由に付け加え
るならば、西方の騎士を大枚をはたいて雇った大陸東南の大国ハ・サール王国の敵が、当代随
一の政戦両略の天才に率いられた精兵で、味方の軍勢が鎧袖一触で蹴散らかされたため、とい
うことになろうか。
「かゆっ」
かなり前に塗った虫よけの香草も、その効力が切れかけているのか、さっきからやたらと蚊がクレーシュのむき出しの肌にまとわりついてくる。
ついでにいうと革製のトップスやスパッツが、汗で肌にまとわりついてきてうっとうしいことこのうえない。年ごろの娘がはしたないまねだなあ、と思いつつも、ぼりぼりと二の腕やひざ上やおなかや首筋を叩いたりかきむしったりするはめになっている。
「ね、虫よけ、わけてくれないかな?」
クレーシュは、自分を捕虜として連行してゆく敵兵の指揮官に、精一杯努力してしおらしい声を出してお願いをしてみた。
本来ならば捕まったその場でそれはひどいことをされても仕方がないところを、腰の剣を取り上げるだけで縄を打つこともせず連れてゆく敵に、少しはわがままを言っても許されるのではないか、という期待があったのだ。
もっとも、自分の見た目に少女らしい愛らしさや華やかさが決定的に欠けている自覚があるだけに、敵兵たちが夜闇のせいで少年兵と間違えて連行しようとしている、という可能性も考えなかったわけではなかったのだが。
それについてはなけなしの女のプライドとやらをかき集めて無視することにして、敵兵らが、西方の騎士の感覚で言うならばすばらしく寛大であるという方向で考えることにする。
「ほらよ、ぼうず」
隣をゆく兵士が、クレーシュにむかって小袋を差し出してくれる。
「ありがと、おぢさん」
クレーシュは、口の端がひきつって声が硬くなるのを一生懸命がまんしつつ、これまた精一杯かわいらしく礼を口にして小袋を受け取る。
そんなクレーシュの口調がよほど面白かったのか、まわりを歩いている兵士らが一斉にげらげらと笑い出した。ひと言かみついてやりたい気持ちを押さえこみつつ、先月十七歳になったばかりの乙女は、小袋からつまみ出した虫よけの香草をもみつつ肌に塗ってゆく。
「安心しな、お嬢ちゃん。乱暴な真似はしねえよ」
「へ? ……う゛、ぬ゛ー」
クレーシュは、敵兵らにからかわれたという事に気がついて、うなり声を上げることで悪態に代えることにした。
先頭で魔術による明かりが灯されたカンテラをかかげている兵士が、クレーシュの顔に光を当てる。
「こんな森の闇の中でもさ、あんたくらいかわいければ、男とまちがえる莫迦はいないって」
「そりゃ髪の毛は短いし、胸も尻もぺったんこだけどな」
気にしているんだってば、という抗議は、さらに兵士らを喜ばせそうなので胸のうちでつぶやくだけにとどめておいた。
と、森が切れ、一行は、こうこうといくつもの魔術光が灯され、幾人もの兵士や鍛冶士らが動き回っている空き地へと出る。兵士らは、ほっと一息ついた様子でさっさと味方と合流しようと歩みを速めた。
だが、クレーシュは、どうしても森から出ることができず、震えながら立ちすくんでしまった。
「おい、どうした?」
指揮官がいぶかしげにクレーシュに声をかけるが、目前の「それ」が、少女の記憶からどうしようもなく重い恐怖を呼び起こし全身を硬直させる。
全身に脂汗が浮かび、すぐにも飛びすさって逃げ出したいのをなんとかこらえるので精一杯なのだ。
「どうしました?」
兵士らが、仕方がないとばかりにクレーシュを無理やり引きずってゆこうとしたそのとき、草を踏んで一人の騎士が一行の前にあらわれた。
「気をぉつけっ!」
指揮官が短靴のかかとを鳴らして直立不動の姿勢をとり、号令をかける。
「申告いたします。従士ホレイシス以下八名、定時巡回中森林内にて敵兵一名を発見、これを捕虜にし連行いたしました」
「ご苦労様でした。楽にして下さい」
兵たちの敬礼にきちんと答礼をした騎士は、続いて、おびえ固まってしまっているクレーシュの前に立った。
「「帝国」軍団機甲兵騎士隊長マルクス・プロヴェニウスと申します。貴官の官姓名、所属をお答え願いたい」
目前の騎士のやわらかい物腰と口調にようやく気を落ち着かせたクレーシュは、何度か唾を飲みこんで震えを抑えこみ、なんとかはっきりと名乗りをあげることができた。
「ヴルダヴァ王国の騎士見習い、クレーシュ・スニェスカ、です。ワイナスク機士隊所属の」
「了解しました。貴官については、捕虜として小官がその安全を保障します。何か食べるものと飲み物を出しましょう。こちらへ」
騎士プロヴェニウスにうながされるまま、クレーシュは、どうしても「それ」から目を離せないままそろそろと後をついてゆく。
「安心して下さい。我々は、副帝陛下の命令と軍団の栄誉により、捕虜に対して名誉ある取り扱いをする事を約束します」
「……ありがとうございます」
クレーシュには、捕虜として虐待されることにおびえているんじゃない、とは、とても説明することができなかった。
あの数日前からの一連の戦いで、常に「帝国」軍の先頭に立ち、その圧倒的かつ絶対的な力をふるってきた「それ」。
夜闇の中、少女の目前で片ひざをついた姿でたたずみ、鈍い輝きを放ちつつ照らし出されている「それ」。
身の丈一〇ヤードはあろう鋼鉄の機械仕掛けの漆黒のその人型が味方にもたらした、破壊と殺戮の記憶におびえているのだ、とは。
その漆黒の巨人を「帝国」軍が、「ニグレド・デュオ」、彼らの言葉で「黒の二」と呼んでいることをクレーシュは知っていた。
二
クレーシュが「ニグレド・デュオ」と最初に戦ったのは、捕虜になった森から街道を歩いて三日ほども北へ行った緩やかなうねが連なった平原でだった。
その日は、さんさん、というよりは、かんかんと日が照っていてやたらめったら暑かったことを、クレーシュは、後々まではっきりと思い出すことができた。
クレーシュら西方の騎士たちが布陣したのは、そうした丘陵の頂上に建てられた農場の前の傾斜であった。
彼女ら西方からやってきた戦士たちのほかにも、ハ・サール王国の軍勢が見渡す限りの斜面をうめつくしている。
そして、何万という槍や鉄砲をかかげた歩兵の戦列の中に、それら兵士ら何倍もの巨体の人型が何千と戦列を組んでいるのが見えた。
クレーシュがそうしたハ・サール軍の軍容をひと目で見てとれたのは、彼女もまた身の丈六フィートはある人型に乗っていたためであった。
もっとも、クレーシュが乗っている人型は、むしろ巨大な箱に長い腕と短い脚を無理やりつなげたような不恰好といってもよい代物であって、完全な巨人型とは言いがたいものがあったが。
そんなクレーシュの視線のはるかかなた、平原を南北に走る街道を、北側から黒づくめの軍団が進軍してくるのが見える。
彼ら「帝国」軍は、まず斥候の軽騎兵がこちらの陣容を確認するために現れ、それからパイクをかかげた巨大な人型が戦列を組んだまま尾根の上に現れる。
人型の戦列が、そのまま傾斜をゆっくりと下って味方の軍団が展開するための地積を確保すると、続いて街道上を延々と砂埃をたてつつ行進してきた無数の歩兵が、左右に街道から離れて人型の後方に戦列を組んだ。
人型と歩兵が戦列を組み終わると、今度は大盾を担いだ矮躯の人型が、大筒を引っぱって街道から戦列の前に砲列をしいてゆく。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < とゆうわけで、今日はここまでです。
く/_|〉 \
UU \____________________
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < なんかしばらく書き込んでいなかったので、保守です。
く/_|〉 \
UU \____________________
「降りて来い、クレーシュ! 軍議だぜ」
時がたつのも忘れて「帝国」軍の一糸乱れぬ統制のとれた軍容に見入っていたクレーシュは、自分を呼ぶ少年の声に我にかえった。
足元に故郷ヴルダヴァ王国からずっといっしょに旅してきた騎士のギィ・イラーセク・シトーが立っていて、声をはりあげて自分を呼んでいる。
「今いくよ、ギィ!」
クレーシュは、そう返してから、まず意識を集中して自分の身体の感覚を取り戻そうとした。とたんに視界が狭まり、薄暗いはざ間に自分が押し込められていることを思い出す。
すごい魔法だよね。
機卒との同調を結んだり解いたりするたびに、クレーシュは、この巨大な人型が自分の肉体も同様に感じあやつることができる魔法に感心するのだ。
魔力の結晶体である仮面をかぶることで、同じ仮面をかぶせてある機装甲と操縦者は同じ存在となる。
この類感魔術を応用してあやつる武具は、はるか昔に開発されて以来、もはや戦争になくてはならない必須の武器となっていた。
クレーシュは、まわりのでっぱりに手をぶつけないようにゆっくりと動かして、視界をさえぎっている仮面をそっと顔から外した。
外した仮面を腰のポーチにしまうと、両足を差し込んでいるペダルから片脚づつ抜き、またがっているこぶりの鞍から腰を浮かして、はざ間から抜け出る。
クレーシュは、夏の朝日がまぶしくて二度三度と目をしばたかせ、手のひらをかざして陽光をさえぎると足元を確認した。
少女は、自分が鋼鉄でできた機卒の背中にしつらえられた荷台に立っていて、そこから三ヤード下の地面を兵士が行きかっているのを見てとった。
そしてギィが、両手の親指をベルトにはさんだ格好で自分を待っていて、何か言いたそうな様子なのにも気がついた。
その場で声をかけようとしてクレーシュは、ギィが自分を軍議に呼びにきたことを思い出し、一呼吸してから両手を荷台のへりにかけてぶら下がった。
そのまま二度三度と身体をゆらしてタイミングをとり、えいやっ、と気合をかけて地面に飛び降りる。
着地の瞬間、身体を丸め両腕で頭をかばって斜面を一回転し、そのままの勢いですたっと立ち上がる。
「お待たせ!」
「頭に泥かぶって格好つけているんじゃねえよ」
「うわ、かわいくねー」
「ばーか、人のかわいげをどうこう言える身か。行くぜ」
ちぇ、昔はもうすこし素直でかわいかったのに。
自分に背をむけてすたすたと立ち去る少年のほっそりとした背中に聞こえるか聞こえないかの悪態をつくと、クレーシュは、両手で髪をはらって汚れを落とした。
少年のように髪を短くしてあるせいか、大して泥は髪についてはいなかった様子であった。ついでに身体のあちこちについた泥も払って、にじみだした汗を手の甲でぬぐう。
目の前をゆっくりと歩いてゆく少年が、蒼い空の下でやけにまぶしくて、少しだけくやしくなる。
「まってってば!」
クレーシュは、ギィに置いていかれるのがくやしくて、地面をけって走りだした。
「ハ・サール王は、今回は儂らを予備隊に指定された」
クレーシュの所属するワイナスク機士隊の隊長であるワイナスク伯爵は、開口一番そう切り出した。
五十路をかなり過ぎているはずの伯爵は、とてもそうとは見えないほどつやつやの丸顔をかっかとほてらせていて、そして今日もやる気満々なのが、その場にいる全員にはっきりと見てとれた。
クレーシュは、おとといの会戦で自分たちが「帝国」軍と直接交戦しそこねていて、それを伯爵がものすごく口惜しがっているのに気がついていた。
そのうえ、今日は予備隊にまわされるのだから、かなり頭に血が上っていても仕方がないんだろうな、と、そういうふうにも思っていた。
ただの騎士見習いの自分だって、なんでもいいから戦功をあげて国に帰ったら騎士叙勲してもらいたい、と思っているのだ。
だから、隊長が自分よりももっとあせっていても、それはそれでしかたがないんだろうな、と、そんなふうに感じていたのだ。
「とはいえ、今日儂らが戦う相手は精強で知られる「帝国」軍じゃ。見てみよ、陣営に兵気が満ち満ちておる」
兵気ってなんだろう? 確かにすごそうな軍勢ではあるけれど。
初めてのことばかりのクレーシュにとって、伯爵の話は実感できないことだらけである。
「確かに儂らの前には、中原の傭兵どもが四層の陣を構えておる。じゃが、敵は必ずこれを突破してこよう。全員、そのつもりで気を抜いたりしてはならんぞ」
おうっ、と、気合のこもった返事がまわりの騎士たちから一斉に発せられる。
「繰り返しとなるが、陣立てじゃ。まず重機装甲隊が盾を構えて戦列をしき、敵の機装甲の突撃を止める。その後ろから機卒隊が投槍と投石で敵の戦列を崩すのじゃ。
軽機装甲隊は、重機装甲隊の左右に展開してその側面を守ってもらうぞ」
なんか、当たり前すぎる陣形かも。
うしろで話を聞きながら、クレーシュは、ふとそんなことを感じたりしていた。
もっとも、クレーシュにとっては初めて敵と矛を交える戦いとなるかもしれないわけであって、そちらに頭の大半を使っていたのだが。
「敵の戦列が崩れたからといって、闇雲に突っ込んではならんぞ。まして一騎駆けなどもってのほかじゃ。儂が命じるまで、絶対に戦列で押してゆくのじゃぞ」
何度も繰り返しごくごく基本的なことから念を押してゆくワイナスク伯に、クレーシュは、ふとギィがどういう顔をして話を聞いているのかのぞいて見てみた。
クレーシュと違ってこれが何度目かの実戦になる少年は、両腕を組んだまま黙って真剣な表情で伯爵の言葉を聞いているのに意外さを覚えた。
実戦慣れした騎士というのは、もっとふてぶてしい態度をとるものだと思っていたのだ。
ま、ボクより歳下なわけだし。
歳下といってもせいぜいが半年かそこらなのだが、そういう風に考えることで納得する。
「よ」
そこにいる皆の気合のボルテージが上がりまくっているところに、突然すっかんと抜けさくなあいさつが放りこまれた。
何者だ、と、皆が視線を向けた先には、中肉中背で出っ歯で反っ歯で糸目で細身のおっちゃんが、片手をあげて笑っていた。
「王弟殿下!」
誰かが驚いたようにつぶやくと、その場の全員が一斉にひざをつく。
「殿下じゃないよ、閣下だよ」
だが肝心の王弟殿下といえば、へらへらと笑いながら、さ、立った立った勃てちゃだめだけどよ、と、おやじなギャグで瞬時にこの場の熱い空気を冷ましてみせる。
「おう、これはこれはベルトラムカ公! よくぞおいで下された」
「ワイナスク伯もご壮健そうでなにより」
ワイナスク伯は、まずは右手を胸に当てて腰を折るという目上の者に対する挨拶をしてから、がっちりと熱い抱擁で王弟ベルトラムカ公を出迎えた。
公爵の三倍はまるまるとした伯爵がハグっていると、まるで熊がさば折りをかけているようにしか見えないが、そこはそれ、最も親愛の情を示す挨拶がこれなのだからしかたがない。
ひとしきり互いに親愛の情を示してから、ベルトラムカ公は、ワイナスク伯に替わって騎士たちの前に立った。
「諸卿らも意気軒昂な様子でまことに心強い。余は、女王陛下に名代として、諸卿らがヴルダヴァ騎士の面目をかかげてくれることを心から願っている」
「王国万歳! 女王陛下万歳!」
この場の全員が一斉に万歳を唱和する。
と、ここでベルトラムカ公はがらりと口調を変え、ずいぶんとくだけた、むしろくだけすぎな口調で話しを続けた。
「敵さんは、副帝レイヒルフトが直率する親衛軍が二個軍団と、キュリロス将軍が指揮する三個軍団で編成されてる。
このうち俺たちが相手をする可能性が高いのは、あそこに見える真ん中の軍団だろう」
公爵が指差した先には、「帝国」軍の五個軍団のうち、前衛として左右に並んで配置されている三個軍団のうちの中央の軍団だった。
「あれは、元々がガイユス元帥の指揮下から引き抜かれた第[軍団で「帝国」軍の中でも精強で知られる部隊だそうな。
つまり敵さんの攻撃の重点は、お前さんらの後ろに建っているあの農場で、そこを目指して遮二無二突っ込んでくるつもりなんだろうな」
敵が布陣しているむこうからこちらにまっすぐ街道が伸びてきており、ハ・サール軍が布陣している緩やかな坂をのぼりきったその先に、石造りの農場の建物がぽつねんと建っている。
「第[軍団があの農場を占領したら、敵さんは親衛軍を投入して我が軍を左右に分断し、順番に包囲殲滅してゆく算段というこったろう」
なんというか、非常にシンプルで判りやすい作戦である。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /
([l蟹l]⊃ < さてさて、というわけで、今日はこんなところです。
く/_|〉 \
UU \____________________
「つまり、俺たちが敵を農場に近づけなければ、それで勝ちだ」
おおっ!
騎士たちに、得心がいったといわんばかりのどよめきが起こる。
「敵の親衛軍団のうち、一個は突破用、一個は包囲用だ。だから、ああして街道沿いに縦に並んで配置されている」
ベルトラムカ公には、すでにこの場に現れた時のへらへらした様子はまったく見受けられない。
「そのどちらかでも農場占領のために投入させられれば、悪くても引き分け、うまくすればここでこちら側の勝利が決まる」
さすがは智謀で聞こえた王弟殿下だ。
クレーシュは、ベルトラムカ公の簡潔にして的を射た説明に素直に関心していた。
視界いっぱいを埋めつくすような大軍が戦う大会戦なのに、今の説明でどういうふうに戦況が動くのかただの騎士見習いのクレーシュにもわかったような気になれたのだ。
目標がはっきりすれば、それだけふんばって、がんばりぬくこともできるようになる。
「だから、一騎駆けはするなよ? 戦列は崩すなよ? 盾を並べて押しつぶすんだぞ? 判ったか?」
おう!!
気がつけば、クレーシュも皆と一緒にこぶしを振りあげ声をはりあげていた。
だが、その中で一人難しい顔をしているギィに気がついたクレーシュは、だから彼がつぶやいたひと言を聞き漏らすことはなかった。
そのガイユス元帥の主力はどこにいる?
とにかく戦場というものはやかましいところだ、ということを、クレーシュは心底肌身でもって実感させられていた。
両軍の何百門という大筒大砲が石弾散弾を撃ちまくり、何万という鉄砲がとだえることなく射撃をおこない、あげく十万を軽くこえる兵士が声をはりあげ怒声罵声悲鳴をまき散らかし吶喊するのだ。
剣や槍や斧やありとあらゆる武器が互いにぶつかりあい、盾に兜に鎧に叩きつけられる。
人間同士ですら戦場を圧する騒音をかなでるというのに、何千もの機装甲同士、機卒同士の戦いともなれば、発する騒音は耳を麻痺させて聞こえなくしてしまう。
兵士がやたらと大声をはりあげる癖を持つのはなぜか、クレーシュはその身でもって体験していた。
なにしろ、戦場騒音に負けないようにと、本人がのども枯れんばかりに絶叫しているまっ最中なのだから。
「帝国」軍は、ベルトラムカ公が見切ったとおり、三個の軍団がそれぞれハ・サール王国軍の左翼、中央、右翼にむかって同時に攻めかかってきた。
丘を下から攻めるのは、いかに精強な「帝国」軍であっても大変らしく、左翼と右翼では両軍ともに一進一退の攻防が続いている。
だが中央では、確かに敵の精鋭部隊が攻めかかってきているだけあって、太陽が中天に達する頃には四陣はあった味方の兵団を蹴散らし、クレーシュたち西方騎士団の前衛と敵の先頭部隊が殴り合いを始めていた。
第[軍団の戦い方をずっと見ていたクレーシュは、彼らがこちらが戦列をくずさない限り、絶対に格闘戦に入ろうとしないことに気がついていた。
その代わり、戦列を組んだ機装甲の中隊同士の間にずらりと大筒大砲を並べ、ひたすらこちらの機装甲の戦列が崩れるまで砲撃を繰り返してくる。当然敵味方ともに、戦列を組んでいる機装甲がかかげる大盾の後ろから投槍を打ちこみ、石塊を投げつけあっている。
だがそれぞれの中隊の左右に砲列をしいた敵の砲兵が、ななめ横から雨あられと石弾を撃ちこみ、味方の機装甲の戦列を崩してしまうのだ。
火薬の爆発力で目にもとまらぬ速さを与えられた石弾は、重機装甲がかかげる大盾をすらこなごなにしてしまうほどの威力を持っている。
元々が城砦の石壁を粉砕するための兵器なわけだから、木と鉄板を何層にも貼り合わせた大盾くらいなら当然のようにあっさりと粉砕できてしまうのも当然である。
正面からの殴り合いだけなら互角以上に戦えるはずなのに、敵の機卒が軽々と持ち運びする大筒大砲のせいで味方の戦列が崩されるのを見ているしかないのは、彼女にとってははがゆいことこの上なかった。
しかも敵の先頭集団の指揮官は、とんでもなく優秀で勇猛なようで、まるで丘の下から攻めていることなどこれっぽっちも感じさせないくらいすばやく強烈な打撃をあびせてくるのだ。
こちらの戦列の弱点をひと目で見抜き、手持ちの砲兵を徹底的に集中して突き崩す。
こちらが体勢を立て直すよりもすばやく、刃渡りが身の丈の半分はある超巨大な戦斧を振るう重機装甲が二機三機と小隊を組んで突入し、まるで草でも刈るように味方の機装甲を破壊してゆく。
なし崩しに乱戦に引きずり込まれた味方は、そのまま戦列を崩させられ、そこを長さが身の丈の五倍はあるパイクを構えた敵の機装甲の戦列に蹂躙されてしまう。
機装甲に搭乗している敵の指揮官は、時には自ら双刀を振るって重機装甲とともに突撃し、味方の機装甲を次々とほふってゆく。
「あれが「ニグレドデュオ」なのか」
ともに戦列を組んでいる従士の誰かが、怯えをにじませた嘆声をもらした。
ともに戦列を組んでいる従士の誰かが、怯えをにじませた嘆声をもらした。
敵の先頭にたって戦斧を振るう漆黒の重機装甲の姿は、並の機装甲より一回りは大きい巨体とあいまって、まがまがしさを超えて悪夢そのものの具現に見える。
少なくとも味方が出した機装甲の損失の三分の一は、十機にも満たぬ「ニグレドデュオ」によって破壊されたといってもよい。
「どうやって防ぐんだよ」
「無理だ、あんな怪物」
「農場をとられなければ負けやしない!」
気弱なつぶやきがあちこちでささやかれ始めると、とたんに誰かが気合を入れなおす。
その通りだ。
クレーシュも、気弱になりそうな自分自身にくり返して言い聞かせる。
農場をとられなければ、負けじゃない。
敵の先頭集団には、機装甲はせいぜい八〇機しか残っていない。機卒をふくめたって一五〇はいかない。
でも、西方騎士団にはヴルダヴァ王国の騎士が持ちこんだだけで重軽あわせて五〇機もの機装甲がいる。
騎士団全体ならば二〇〇機は軽くいることになるし、機卒も数えるならば全部で五〇〇を下回ることはない。
それに「ニグレドデュオ」がいくら強いっていったって、七機しかいないじゃないか。
一対一では絶対にかなわなくても、数でかこんで投槍や投石でやっつければ。
「来るぞ!!」
西方騎士団の前衛部隊は、抵抗むなしく撃破されてしまっていた。生き残った数少ない機装甲や機卒が、よたよたと丘を上って逃げてゆく。
機体によっては、武器すら棄てて身一つで逃げるのにせいいっぱいのありさまだ。
「ヴルダヴァの騎士たちよ! 戦いの申し子たちよ! 破壊と殺戮を巻き起こせ!」
重機装甲隊の先頭に立つワイナスク伯の機装甲が、高々と剣をかかげ叫ぶ。
「戦女神の加護はお前たちの上にある! 我らの敵に死を!!」
「死を!!」
「敵を殺せ!!」
「殺せ!!」
騎士たちが一斉に剣をふりまわし絶叫する。
クレーシュも、手にしている投槍を蒼天に突き上げ声を限りに叫ぶ。
もう、敵の砲兵隊が目前に砲列をしき終わっている。
「機卒隊、構え! 放て!!」
隊長の命令にあわせ、クレーシュは、手にした投槍を力の限りをこめて敵の大筒めがけて投げつけた。
皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /ようやく実際の戦闘にかかれそうです。
([l蟹l]⊃ < まあ、どうなるかは判りませんが。
く/_|〉 \
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皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /なんか、スレ主の方のトリップが割られてしまったようですね。
([l蟹l]⊃ < なんというか、ご愁傷様です。
く/_|〉 \
UU \____________________
>76
> 「ヴルダヴァの騎士たちよ! 戦いの申し子たちよ! 破壊と殺戮を巻き起こせ!」
あ゛ぁこういうカコイイセリフってどこから出てくるんですか。
灰色の頭脳からですか、やはり(笑)
>77
ここのスレ主に限っては、「割られた」とアリバイ作りをしつつ自分でやらかしている
可能性が高いので要注意なのでは:-p
79 :
ほんわか名無しさん:2005/07/16(土) 20:08:32
何?BEって。
皆様ごきげんよう。
, ´  ̄`ヽ
! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从(!゚ ヮ゚从 /ようやくFateをフルコンプリートいたしました。
([l蟹l]⊃ <
く/_|〉 \
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ちなみに、異動の件は色々あってまた変更になりそうです(謎
保守