じったん、ばったん ありがとう・・

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1ほんわか名無しさん
オレが高校の時、おじいちゃんが癌だと言う事が分かり田舎に帰郷したんだわ
どうやら癌は酷く進行しているらしく、余命も宣告されていた・・
何泊かした後、家に帰る事になったんだけど、
その別れは、お爺ちゃんが生きている内に会える最後っていうのが分かってた
だから年齢とか関係なく、ボロ泣きしながらもう直らないって分かってるのに「元気でね、元気でね」と繰り返し言ってたよ・・・

今はもう、おじいちゃんはあの世に行ってしまったけど、おじいちゃんの誰にでも好かれるあの優しさ
オレも引き継げるといいな
2ほんわか名無しさん:04/07/01 15:27
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
3:04/07/01 15:31
おじいちゃん、おばあちゃん 又は家族、友人、恋人との思い出

思いのままに書き綴ってくれれば幸いです
4支援:04/07/01 15:37
成人T細胞白血病リンパ腫(だったかな?)という長ったらしい名前の病気で、
母は俺が中2の時入院した。
俺はアホだったもんで、母がどんなに重大な病気を患っているのか知らなかった。
ああそうなんだ、よく分からんがすぐに帰ってくるんだなって思ってた。

母が入院してから一ヶ月が経ち、二ヶ月が経ち、三ヶ月が経った。
会うたびにやつれてゆく母の顔を見て、鈍感な俺でも死を目前にしていることが
はっきりと理解できた。
母は病院のベッドの上でも笑顔を絶やさず、俺の前では泣き言など一切口にしなかった。

抗がん剤のためか、髪の毛が抜け、口内がただれ、ほとんど食事も摂れなくなっていた。
今日はリンゴジュース三分の一飲んだんだよって誇らしく言う母親を見て、
俺は見舞いの帰りにいつもトイレの個室で声を出さずに泣いた。

自分で稼げるようになったら、美味いものたくさん食べさせてあげようと思ってた。
お前も大きくなったんだねって、微笑みながら言って欲しかった。

でも俺の母は、ジュース飲みながら死んでいった。
無力な中学生の目の前で、静かに息をひきとった。

叶うことのなかった親孝行の夢。
そして、コップに残ったほんの少しのリンゴジュース。
それらを思い返すたび、どうしようもなく悲しくなるのです。
51/3:04/07/01 15:38
突然母親が聞いたこともないような病気で入院することになった。
病状は思ったより深刻であることは分かったが
アフォな漏れには良く理解できんかったが
医者が「なんでも好きなものをさせて、好きなものを食べさせなさい」ってセリフが
遠からず母親の命が尽きるのだということは理解できた。
病室に戻り、何が食べたいかと聞いたら「バターロール」と答えた
親孝行なんぞ今までしたことがない漏れは
上等のバターロールを手に入れることが、唯一の使命であるかのように街へ出た。
既に日が暮れ、コンビニは開いてたが、コンビニのパンではダメだ。
取り合えず地元の高級ホテルへ向かい、事情を話しパンを分けてもらえないか交渉した
しかし「当ホテルではそういったことはしておりませんので」とか
「パンの販売はしていません」とか断られ続けた。
ここではダメだと思った漏れは東京へ向かうことにした
東京のホテルで一番最初に思いついたのが帝国ホテル。
すでに深夜になっていたので、一旦自宅へ電話し帝国ホテルへ向かうことを告げた
62/3:04/07/01 15:38
閑散とした深夜のホテルのロビーに入り
事情を話し始めた途端に
「○○様ですね。支配人よりお預かりものがございます」と
ホテル従業員は言い、漏れに紙袋を渡してくれた。
中には手紙とバターロールが3つ。
手紙にはこうあった「ご家族からお電話をいただき、当ホテルのパンを
ご用意いたしました。ご事情お察し致します。
私が直接お渡しできればよいのですが、念のため預けておきますので
お納め下さい。このパンは夕食用に焼いたもので
時間が経っておりますのでお代は結構です。できれば朝食用の
焼き立てを召し上がっていただきたかったのですが。
ご病気のお母様には冷たいものは体に障りますので
トースターなどで暖めでお召し上がりください。
お母様が1日も早くご回復されるようお祈り申し上げます」
漏れは何度もお礼を言い、支配人宛ての簡単なお礼のメモを渡しホテルを後にした。
トースターを持って病院へついた時はすでに日が昇っていた

73/3:04/07/01 15:39
病室で言われた通りパンを温めると
ふんわりとパンの香ばしいかおりが漂ってきた。
母親は時間をかけてそれを食べて
「こういう時は、こんなシンプルなパンがとてもおいしくってね」と笑った
父親に後から聞くと、このことがあるまでは母親がパンが好きであることを
知らなかったようだ。ゴハン党の父親に合わせて朝食はいつもゴハン。
本当はパンを食べたいと思っていたのに、我慢して合わせていた母親。
これが良かったのか分からないが、母親は医者も驚くような回復を見せ
なんと退院できることになった。
その後の経過も良好で、パン好きの母親は今日もうまそうにパンを食べている。
8ほんわか名無しさん:04/07/01 15:42
私のじいちゃん、子供の頃菓子屋に奉公に行っててお菓子も作れるの。
父親(じいちゃんの婿養子にあたる)がいなくなった私達兄弟を不憫に思って
忙しいなか遊んでくれたり、畑で野菜作ったりしてくれてた。
そんなじいちゃんの思い出の味、それはカスタードクリーム。
おしゃれなお店で作るような味じゃなくて、
もっと素朴でシンプルで、軽い口当たりで大好きだった。
パンに塗ったりそのまま舐めたり、ホントに優しい味だったんだ。
あの優しい味で育ったと思うとありがたいよ。
じいちゃん、冬の寒い日に倒れてそのまま亡くなったけど、
亡くなる前に「育ててくれてありがとう」と伝えられなかったのが、
そしてあのカスタードクリームの作り方を聞いていなかったのが悔やまれる。
私は家を出て結婚もして、だけどじいちゃんの写真を飾ってお水もあげてる。
いつかあのクリームの味が再現できたら、
まっさきにじいちゃんの写真の前に供えたい。
じいちゃん、精進するから待っててね。
9ほんわか名無しさん:04/07/01 15:45
明らかに医療ミスで亡くなってしまった婆ちゃん。
大好きだったよ。9年経った今でも、『なんで?
何で婆ちゃんが死ななきゃらならなかったの?』
と、高校生だったあの時から辛さと悔しさと悲しさ
は癒える事がありません。手って、本当に冷たく
なるんだと、その時初めて分かりました。
亡くなった日は、4月だというのに雪が降っていて、
家路まで私の涙はその雪のように止む事はありませんでした。
婆ちゃんが作ってくれた茄子の天ぷらの味と、
優しい笑顔と独特な笑い声は絶対に忘れないよ。
10:04/07/01 16:30
>>9
どんな場合でも、それくらい思ってくれる孫がいておばあちゃんも嬉しかったと思うよ
11ほんわか名無しさん:04/07/01 16:52
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          |ノ    |      |  /    Y        ヽ
12ほんわか名無しさん:04/07/01 16:52
誤爆スマソ
13ほんわか名無しさん:04/07/01 17:24
吹いたw
149:04/07/01 18:52
>>10
ありがとう。そんな事言われると泣きそうになるよ…
若い分、あの頃は身内の死を受け入れるのが本当に苦しかった。
1さんは優しいね。ホントありがとう。
15ほんわか名無しさん:04/07/02 01:33
>>14
いやいやw そんなんじゃありませんよ。
大事な人の為に泣く涙ほどいい物もないさ
俺も>>1書いてるとき泣きました。
16ほんわか名無しさん:04/07/02 01:44
おれもじいちゃん、ばあちゃん病気でなくした・・・。
17:04/07/02 01:54
>>16
詳しく書けるなら書いてみてもいいと思う
書いてる時にオレはお爺ちゃんを、また尊敬できたし、おじいちゃんも喜んでくれたと思う。
18ほんわか名無しさん:04/07/02 01:59
そうか・・・あんまりたいしたこと書けないけど。
少し考えてみるよ
19:04/07/02 02:01
>>18
無理には書かなくていいよ! 強制してるわけじゃないです。 ごめん
20ほんわか名無しさん:04/07/02 03:39
で、何がしたいの?
ばばぁと言ったら玉○
22ほんわか名無しさん:04/07/02 11:56
そのうち罰があたると思うよグミちょん
23ほんわか名無しさん
グミちょんだから逝けっつってんだろ