gt;gt;gt;gt;gt; ボケてツッコめ lt;lt;lt;lt;lt;

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27ほんわか名無しさん:04/05/09 20:56
付き合いも長く、そして固い友情で結ばれている彼ら、
そしてのび太には動かなくなったドラえもんが、どういう状態にあるのか
、小学生ながらに理解するのです。 
その晩、のび太は枕を濡らします。
ちょこんと柱を背にして座っているドラえもん...。
のび太は眠りにつくことができません。
泣き疲れて、ただぼんやりしています。
無駄と分かりつつ、いろんなことをしました。できうることのすべてをやったのでしょう。
それでも何の反応も示さないドラえもん。
泣くことをやめ、何かしらの反応をただただ、だまって見つめ続ける少年のび太当然ですが。
ポケットに手を入れてみたり、スペアポケットなんてのもありましたが動作しないのです。
28ほんわか名無しさん:04/05/09 23:59

29ほんわか名無しさん:04/05/14 06:27
保守
30ほんわか名無しさん:04/05/15 07:57
そして、なんで今まで気付かなかったのか、
のび太の引き出し、そう、タイムマシンの存在に気がつくのです。
ろくすっぽ着替えず、のび太はパジャマのまま、
22世紀へとタイムマシンに乗り込みます。これですべてが解決するはずが...。
31ほんわか名無しさん:04/05/15 07:58
のび太は、なんとかドラミちゃんに連絡を取り付けました。
しかし、のび太はドラミちゃんでもどうにもならない問題が発生していることに、この時点では気が付いていませんでした。
いえ、ドラミちゃんでさえも思いもしなかったことでしょう。
「ドラえもんが治る!」のび太はうれしかったでしょう。
せかすのび太と状況を完全には把握できないドラミちゃんは、ともにかくにも20世紀へ。
しかしこの後に人生最大の落胆をすることになってしまうのです。
32ほんわか名無しさん:04/05/15 07:59
『のび太さん、お兄ちゃんとの思い出が消えちゃってもいい?』
33ほんわか名無しさん:04/05/15 08:02
当然、のび太は理解できません。
なんと、旧式ネコ型ロボットの耳には電池交換時の予備電源が内蔵されており
電池交換時にデータを保持しておく役割があったのです。
そしてそうです、ドラえもんには耳がない...。
のび太もやっと理解しました。そして、ドラえもんとの思い出が甦ってきました。
初めてドラえもんに会った日、数々の未来道具、過去へ行ったり、
未来に行ったり、恐竜を育てたり、海底で遊んだり、宇宙で戦争もしました。
鏡の世界にも行きました。
どれも映画になりそうなくらいの思い出です。
34ほんわか名無しさん:04/05/15 08:07
ある決断を迫られます...。
ドラミちゃんは、いろいろ説明をしました。
ややこしい規約でのび太は理解に苦しみましたが、
電池を交換することでドラえもん自身はのび太との思い出が消えてしまうこと、
今のままの状態ではデータは消えないこと、
ドラえもんの設計者は、設計者の意向で明かされていない(超重要極秘事項)ので連絡して助けてもらうことは不可能であるという、
これはとっても不思議で特異な規約でありました。
ただ修理及び改造は自由であることもこの規約に記されていました。
35ほんわか名無しさん:04/05/15 08:08
のび太、人生最大の決断をします。
のび太はドラミちゃんにお礼を言います。
そして「ドラえもんはこのままでよい」と一言、告げるのです。
ドラミちゃんは後ろ髪ひかれる想いですが、何も言わずにタイムマシンに乗り、去っていきました。
のび太、小学6年生の秋でした。
36ほんわか名無しさん
あれから、数年後...。