なんでもいいので、良い話し募集!
なんでもいいので、良い話し募集!
3 :
ほんわか名無しさん:03/09/04 16:05
DWWD
4 :
ほんわか名無しさん:03/09/04 16:05
DWWD
5 :
ほんわか名無しさん:03/09/04 16:09
(゚ε゚)<ない
7 :
ピューリタン参上!!:03/09/04 18:50
>>1よ
返事くれ
分かっているだろう
これで思う存分鳴け
> 今日、僕は死んだ…
>
> 2003年4月3日、僕は死んだ…
> 「死んだ」と言うより「壊れた」と言った方が適切だろう…
>
> どこからか僕を呼ぶ声が聞こえる…
> 僕は、色々なことを思い出していた…
>
> 23世紀、僕は生まれた。
> 様々な経験をつみ、僕はある家庭に送られた…
> 野比家…それが僕の人生の始まりだった…
>
> 僕が面倒を見ることになったのは、のび太と言う少年だった。
> 彼は、落ちこぼれのレッテルを貼られていた。
> 僕は、彼を信じようと思った。いや、彼を見て信じる気になったのだ…
>
8 :
ピューリタン参上!!:03/09/04 19:13
>
> 一緒に生活をして2年が経った。
> 彼は、すぐに僕に頼ってくる。
> これではいけない!このままでは彼はますます堕落していく…
> 彼の人間性を疑う訳じゃ無いが、彼が堕落していくのを直視することが出来なかった。
>
> 「のびた君、君は道具を借りないと生きていけないのかい?」
> 「ぼ、僕を馬鹿にするなよ!それくらい出来るよ!」
>
> それが彼の最期の言葉になるなんて、この時は知らなかった…
>
> そして、彼は出掛けて行った
>
> のびた君は7時を過ぎても帰ってこなかった…
> 僕は心配になって探しに行く事にした。
> 空き地や学校、彼が行きそうなところを探した
>
> そして、傷だらけののびた君を見つけたのは裏山だった…
> 不良に絡まれたらしく周りにはタバコの吸い殻やゴミが散らかっていた…
>
> 「ドラえもん…やっぱり…君がいないと‥‥僕はダメだよ‥‥‥」
> 彼はボロボロの体で弱々しく言った
> 「ドラえもん…君と暮ら…した2年間…楽しかったよ‥‥」
> 彼の目には涙があふれていた…
>
> そして、彼はゆっくりと目を閉じた…
> 二度と彼が目を覚ますことは無かった…
9 :
ほんわか名無しさん:03/09/04 19:13
お前のつまらん人生に涙する
10 :
ほんわか名無しさん:03/09/04 19:15
11 :
ピューリタン参上!!:03/09/04 19:16
> チーン
> 「南無阿弥陀仏…」
>
> 三日後、葬式がしめやかに営まれた…
> 「死ぬなー!心の友よー!」
> 「ラジコンでもなんでも貸すから嘘だと言ってくれ…」
> 「のびたさ〜ん!目を覚まして〜」
>
> この日、野比家は悲しみに包まれた‥‥‥
>
> 彼の死を惜しむかのように雨が降っていた…
>
12 :
ピューリタン参上!!:03/09/04 19:18
> その夜、僕は二人の会話を耳にした…
>
> 「のびちゃ〜ん!帰って来て〜」
> 「のびたは死んだんだ…もう、のびたが帰ってくることは‥‥‥」
> 「なんで、なんで、のびちゃんは死んだの!?なんで?」
> 「あれは事故だったんだ。俺だって悲しいさ。」
>
> ナンデ、ノビチャンハ シンダノ?
>
> ジコダッタンダ
>
> ジコ?
>
> ジコジャナイ
> ボクガコロシタ…
>
> 僕が殺した…
> あの時、僕があんなことを言わなければのびた君は‥‥‥
>
> 瞳から熱いものが流れた
>
> カナシイ
>
> これが「悲しい」と言うことだろうか?
>
> 僕はのびた君を殺した…
>
> ここには居られない
> どこか遠くへ…
13 :
ピューリタン参上!!:03/09/04 19:22
> ココハドコダロウ?
>
> ボロボロの体で僕は思った様々なことを思いながら、僕はここまで歩いて来た
>
> ギィーッ
> シュー
>
> 金属音とともに煙が立ち込め脚が動かなくなった…
> ロボットだから痛みは感じない…
>
> …ポツ…ポツポツ…
> ザー…
>
> 雨が降り出した…
>
> ココデシヌノカナァ
>
> シネバ
> ノビタクント
> アエルノカナァ
>
14 :
ピューリタン参上!!:03/09/04 19:24
> 薄れゆく意識の中で僕は考えていた…
>
> 「ドラえもん」
>
> どこかで僕を呼ぶ声が聞こえる…
> 電子頭脳が壊れたようだ
> ‥‥‥
>
> 誰もいないここなら安心して死ねる…
> これで、何もかも全てが終わる
>
> なぜか涙があふれてきた。
> そして、周りの景色が少しずつ暗くなっていった…
>
> ピー‥…
>
> 悲しみの雨にうたれ、僕の一生が幕を閉じた
>
> 完
>
ハイハイ・・・
16 :
ほんわか名無しさん:03/09/12 20:02
俺は母子家庭で育った。親父の顔なんて全然覚えてない。
おかんは俺が物心がついた時から色んな仕事をしていてまともに顔を会わせることなど全然なかった。
俺が6歳になった時に俺に弟が出来た。おかんは再婚をしたんだ。俺はその事については何も感じなかったけど、
その頃からおかんが弟をすごく可愛がり始めた。
俺は厨房になった時ヤンキーと呼ばれるようになっていた。おかんは家の為に必死に働いていて俺には何にも言わなかった。
反抗期の時には「ババァ!金くれ!」などと散々言っていた。
そしてこの間、親友と話をしてた時に家の家族の話になった。
今でもおかんは弟をすごく可愛がっている。あまやかし過ぎている位だ。
その事で親友と口論になり、
俺「おかんは弟だけには優しいんだよな〜」
親友「うんうん。」
俺「俺にはあんな事しなかったのに。まぁあそこまでやられるとキモイからいいんだけど、俺の事どう思ってるのかな?普通に一緒に住んでた小さい同居人なのかな?」
かなり重たい空気になった・・・。
親友「おいおい!それは違うんじゃない?お前の事も愛してるよ。親が子供を愛さない訳ねぇだろ?」
俺「愛してなんかいねぇって!ありえねぇよ。」
親友「お前のおかんは、変な話お前で失敗したから・・。お前がヤンキーの道にいったろ?それで同じ過ちを繰り返さないために弟には優しいんだよ!気づけよ!お前の事嫌いとか言われた事あるか?」
そんなことは一度も無い。会話とかは無かったけどそれなりに俺のお母さんだった。
親友がまた「親が子供を愛さない訳ねぇだろ?」って笑いながら言った瞬間に大粒の涙がこぼれ落ちた。
今まで一人で生きてきたと思っていた。
親友「誰だって簡単に物事や考え事、行動を変えられない。お前のおかんはお前のおかんなりにお前を愛していたんだよ。それをお前は気づかずにいただけ。お前のおかんは愛し方を表現できなかっただけで、一生懸命お前を愛していた。」
やっと気づいたよお母さん。俺も今月で二十歳になります。どうか天国から見守っていてください。
。・゚・(ノД`)・゚・。
・゚・(ノД`)・゚・おかんの愛はでかい
。・゚・(ノД`)・゚・。
>>16さんありがとう。
ageさせてください
。・゚・(ノД`)・゚・。
感動あげ
21 :
ほんわか名無しさん:03/09/14 16:53
153 名前:わんにゃん@名無しさん :03/09/12 14:15 ID:Gv6QGaJ6
昨日彼女の家の犬が死んだ。
彼女の家は昔、彼女の兄貴が高校生という若さで自殺してから、
両親も彼女もうつ病になってひどい状態だったらしい。
そんなときに引き取ってきた犬だったそうだ。
ところがペットセラピーっていうのかな、
犬と接しているうちにみんなだんだんよくなっていって、また家族で笑い会えるようになったって。
彼女も両親も犬のおかげだって、それはそれは犬を可愛がってたよ。
家族旅行へ行くにも連れてってやってさ、ほんとに家族みたいだった。
彼女なんて犬の散歩の時間になると、デートの途中でも家に帰ってたよ。
何の変哲もない雑種だったのに
「あの子はうちにとっては特別な子なの」っていつも言ってた。
その犬がもういい年だったからさ、最近は弱ってたんだ。
病院に連れてってももう駄目だって言われたから連れて帰ってきたらしい。
うちで最後を迎えさせてやるんだって。
22 :
ほんわか名無しさん:03/09/14 16:54
154 名前:続き :03/09/12 14:24 ID:Gv6QGaJ6
それでとうとう昨日の朝から呼吸が途切れがちになったらしくて、
彼女は仕事を休んでずっと犬につきっきりだった。
俺は犬なんて別に好きじゃないし、どうでもよかったけど、彼女が心配だったから仕事が終わってから寄ったんだ。
もう暗くなってたけど、月が明るかった。
彼女は庭の、犬小屋のそばの金柑の木の下で、毛布を敷いて座って犬を抱いてた。
そこは、木陰で涼しくて犬がいつも寝てたお気に入りの場所だった。
もう動けなくなってて、彼女がスプーンで水を飲ませてやろうとしても飲めなかった。
そうしているうちにだんだん上下してた腹が動かなくなってきた。
彼女はぼろぼろ涙を流しながら犬を撫でてたよ。
彼女の両親も涙目になってそばに立ってた。
それでついに呼吸が止まった。腹も動かなくなった。
23 :
ほんわか名無しさん:03/09/14 16:54
155 名前:続き :03/09/12 14:36 ID:Gv6QGaJ6
そしたら彼女がすんげえ泣いたの。
もう泣くって言うか、悲鳴みたいなのあげながら嗚咽するの。
二十歳超えた大人とは思えない泣き方だった。
俺と別れ話になって泣いたときとは全然違ってたから、
すげえびっくりしてしばらく呆然としたんだけどさ、犬ごと彼女を抱きしめてやった。
それでも彼女は泣き止まなくてさ、庭先であんまりわあわあ大声で泣いてるから、
隣の家の人が出てきたり、自転車の高校生が立ち止まったりしてた。
それでも誰も、何あれーとか言わねえんだよな。
みんな状況を見たら、黙って手を合わせて行くんだよ。
乳母車引いたばあさんなんか、わざわざ庭まで入ってきて、彼女に
「こんな明るいお月さんの下で死ねたんやでな、迷わんときれいなとこに行けたに。」
とか言って慰めてんの。
俺は何が月だ、関係ねーだろ、とか思いながらも、気づいたら俺も泣いてんの。
俺が来るたびほえまくってたあの馬鹿犬なんかちっとも好きじゃなかったのに、
犬を埋めるために金柑の下に穴を掘ってやってんの。
24 :
ほんわか名無しさん:03/09/14 16:55
157 名前:続き :03/09/12 14:40 ID:Gv6QGaJ6
俺は動物飼ったことなかった。
だから犬の扱い方も知らなかった。撫でてやることすらしなかった。
初めて撫でてやったのは、もうほえなくなった硬い体だった。
でも毛はまだふかふかしてた。
彼女が将来俺と結婚してから、犬が飼いたいって言い出したら飼ってもいいなと思ったよ。
でも俺は絶対、彼女より後に死のうと思った。
呼んだ感想:
まぁ平均年齢は女の方が高いわけだが。
平均寿命なわけだが(氏
27 :
ほんわか名無しさん:03/09/14 21:37
>>23>>24 ペットを飼ってる人には避ける事のできない話ですね。
あたしも今猫を飼ってるので、痛いほど気持ちわかりますよ。
ほんとに考えたくないけど。いつか来るんですよね・・。
でも彼女や皆から最後の最後まで愛情を注いでくれたんだからきっと今も
皆の事見守ってるんでしょうね。
感動しました。
あげさせてください。
このあいだ逝ったうちの犬を思い出したよ
あんたいい夫になるよ、きっと
・゚・(ノД`)・゚・。
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