かたつむりくんのぼうけん

　"＠

梅雨のはじめのある日、
ちっちゃなかたつむりくんが生まれました。
さあこれからどんな冒険が待っているのでしょう。

,,,,,,,,,＠ノ`　

メモリーカード刺してなくない？

トラックに轢かれてぺちゃんこになりました。

______
↑ぺちゃんこになったかたつむりくん

かたつむりくん復活きぼんぬ

アリとかこういう小生物の絵本とか読むとダークな気分になるから苦手

絵本のほのぼの世界と現世界で無残に死ぬギャップでやられる

地上で何か良い事を3つする事を条件に
神様に生き返らせてもらいました。

＠ノ`

さぁこれからどんな良い事をするのでしょうか

>>7
（・∀・）ｲｲ!

かたつむり〜だ〜いさ〜くせ〜ん

野菜についてる害虫を食べる

　,,
＃ヽ＠､
ﾑｼｬﾑｼｬ

害虫さんはお母さんでした。

¨ｵｶｱｻﾝｦﾀﾍﾞﾙﾅｱ!!

______ ﾍﾟｼｬｯ
反省してまた潰れてしまいました。

＠/ノ"

もてない男の為に頑張ろう。

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

,,,,,,,,,＠ノ`　ｲｼﾀﾞ 　　◆

,,,,,,,,,＠ノ`　ｲｼﾀﾞ 　　◆

ウチのﾌﾟﾗﾝﾀｰの苺を荒らすのは止めて下さいね。

＠ノ`

＠A`)

＠'A`)

＠('A`)ノ

脱皮したようです。

__■__ｳｱｱｱｱ
石に潰されてしまいました。

　　　◆
　　彡
＠ノ`

とりゃ！

　　　∧_∧　＠ノ`
　 　 (・ω・)丿
.　 ノ/　 /　　　　ｯﾊﾟ
　　ノ￣ゝ

つかまりました。

ｱｱ!ﾂｶﾏﾀｰ!

∧ ∧
　（　¿ _¿）ｸﾞｽｯ
　 |U 　 |
　 |　　 ﾉ
　 U　U　　　　　　　　　　,,,,,,,,,＠ノ`　
逃げられちゃいました…

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

えさだー(・∀・)つ=Ε　＠ノ`

　,,
Εヽ＠､
ﾑｼｬﾑｼｬ

＠ノ`~~♪　ﾌﾝﾌﾝﾌｰﾝ♪
えさをもりもり食べて元気ｲﾊﾟｰｲ。
歌を歌いながらふたたび良い事をする旅に出かけました。

　　　　,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

,,,,,,,,,＠ノ`　 ん？

子供が泣いている。　　　｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

＠ノ`　どうしたの？

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡　ﾏﾏがどこか行っちゃったよ〜

　

ほっといて旅を続ける事にしました。　　　,,,,,,,,,＠ノ`　

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

子供をさがしている親に会いました。
　　　　　　　 ／　⌒⌒　＼
　　　　　　 /　　　　　　　　ヽ
　　　　　 /　 | | | | | | | | |　　ヽ
　　　　　/　 [ ー]'-｀[ー ]ヽ　　ヽ　　／￣￣￣￣￣
　　　　　＼/　　 ､_　_,　　 ヽ　/　　　|
　　　　　　 |　　　 　　ヽ　　 |ノ　　 ＜　ボウヤーーー
　　　　　　 ヽ　 　 U　　　 ' |　　　　　|
　　　　　　　|_／⌒_⌒＼._ﾉ|　　　　　＼＿＿＿＿＿
　　　　　　 .ヽ＼|＿|＿|／/
　　　　　　　 ヽ､＿＿＿, '|
　 　　 　　　　＿／ l　　/ ＼＿_
　　　　 　 ／,　 ー-　-ー 　 ,　￣＼

＠ノ`　坊やがﾏﾏを探して泣いてましたよ。

と、かたつむりは教えてあげました。

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ｴｰﾝｴｰﾝ
　　　　　
　　　　あれ？（・ｗ ・）

（,,・ω・）ﾏﾏだー

,,,,,,,,,＠ノ`
かたつむりくんのおかげで坊やはﾏﾏに会う事ができました。

,,,,,,,,,＠ノ`
『良い事したら気分がいいなぁ』
かたつむりくんは一つ良いことができました。

,,,,,,,,,＠ノ` 　　　　�C
しばらく行くと、かたつむりくんはドラゴンボールを見つけました。
よくみると、それは四星球でした。

,,,,,,,,,＠ノ` �C
『あ、ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾎﾞｰﾙだ！』
『七つそろえると夢が叶うかなぁ』
『僕の夢は人間になることなんだ』

かたつむりくんは四星球を大切に保管しました。

また旅を続けます。
　　　
　　　　　　　　　,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

マーハイオニかわいい

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ　　　　　　　　　　｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡
また泣いている人がいます。
一体どうしたのでしょうか。
　

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ　　　　　　　　　　｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡ ＜ぼくのドラゴンボールがなくなっちゃったよ〜

塩まいとけ

,,,,,,,,,＠ノ`　　　　　　　　　｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡ 　　　　　　　　　

.｡ｏＯ（もしかして、さっきのやつかな？）
かたつむりくんは思いました。

かたつむりくんは
涙の塩分でしおれてしまいました。

　　　　　　　　　　　　　______

　　　　　　　　　　　

なんの、、細胞分裂の術

。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨

。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨ 。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨

。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨ 。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨ 。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨ 。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨　。。。。＠ノ¨

そして、復活

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

まだ泣いてます。　
｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡ ＜ぼくのドラゴンボールがなくなっちゃったよ〜

,,,,,,,,,＠ノ`　うるせー糞ガキ

,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

かたつむりくんは決してそんな事は言いません。

,,,,,,,,,＠ノ`　.｡ｏＯ（と言ってトンズラしたいところではあるけれど･･･でも･･だめだめだ！）
かたつむりくんの中で天使と悪魔が戦い始めました。

,,,,,,,,,●ノ`＜ｸﾞﾍﾍ、そんなｶﾞｷどうだっていいじゃねぇか
悪魔が言いました。

,,,,,,,,,○ノ`＜いけません！人を不幸にして自分が幸せになろうだなんて！
天使も負けずに言いました。

,,,,,,,,,＠ノ`＞ｳｰﾝｳｰﾝ･･･

悪魔は地底のマグマを地上へ誘い出す方法を見つけました。
天使は大気中の水を自由に調節する事を覚えました。
ある日、悪魔は突然天使にマグマを噴き出させ、天使を殺してしまいました。
しかし、天使は死ぬ寸前に全ての水をカラカラにして復習をし、悪魔も死んでしまいました。

______ ←天使　　　　　______ ←悪魔

あ！ﾏｲﾏｰｲ復活してる！？！？
(･∀･)ﾉ ｿﾛｿﾛｼｰｽﾞﾝなのれす！！

,,,,,,,,,＠ノ`＜････

かたつむりくんは無の境地にたどり着きました。

,,,,,,,,,＠ノ`＜シンプルに生きよう。もうこれは･･･僕にはいらないな。

｡･ﾟ･(ﾉД｀)･ﾟ･｡　　�Cﾎﾟﾄ......................................................,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ

かたつむりくんはドラゴンボールをそっと少年の横に置いていきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　,／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,／　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　,／　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　（　´∀｀）,／　 　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　（　　つつ@　 　　　　 　　　　　ヽ
　　　 　 　 ＿＿　 ｜ ｜　|　　　 　　　　 　　　　　　 ヽ
,,,,,,＠ノ`　|――|　（_＿）＿）　　　　 　　 　　　　　　　　ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　　　　　　　　 　　　 　　　ヽ
／⌒＼／⌒＼／⌒＼／⌒＼|彡~ﾟ　゜~ ~。゜　~ ~　~ ~~　~ ~~　~ ~~　~~　~~
⌒＼／⌒＼／⌒＼／⌒＼／⌒＼彡　〜　〜〜　〜〜　〜〜　〜　〜

しばらく行くと、そこは海でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　,／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,／　　　ヽ
　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　,／　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　（;;;´Д｀）,／　 　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　（　　つつ@　 　　　　 　　　　　ヽ
　　　 　 　 ＿＿　 ｜ ｜　|　　　 　　　　 　　　　　　 ヽ
,,,,,,　 　　|――|　（_＿）＿）　　　　 　　 　　　　　　　　ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|　　　　　　　　 　　　 　　　ヽ
／⌒＼／⌒＼／⌒＼／⌒＼|彡~ﾟ　゜~ ~。゜　~ ~　~ ~~　~ ~~　~ ~~　~~　~~
⌒＼／⌒＼／⌒＼／⌒＼／⌒＼彡　〜　〜〜　〜〜　＠ノ`　〜　〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾎﾟﾁｬﾎﾟﾁｬ


かたつむり君は泳ぐ事にしました
細胞分裂の術があるので海も楽勝です

~~　~ ~~　~ ~~　~ ~~　~ ~　
〜〜　〜〜　＠ノ`　〜　
　　　　　　　　　　　　ﾎﾟﾁｬﾎﾟﾁｬ

そう、
かたつむりくんはズレても気にしない
広い心のもちぬしだったのです。

ヽ(´∀`)ﾉ�C　あ！なくしたﾄﾞﾗｺﾞﾝﾎﾞｰﾙだ！
良かったー。これでまた夢を追えるよ！

少年は喜びました。

そう、かたつむりくんは、自分の夢よりも、
人に夢を与えることを選んだのです。

かたつむりくんは２つ目の良いことをしました。
あと１つで神様との約束が果たせます。

　　　　　i＼　 　　　　　_,..､､,､,.､､,..,､,、.,
　　　　　　i‐- ｀.',:'''´:ﾞ:.:ﾞ´:: ,:、:.:.,:　,:、:. ｀;;
　　　　　　￣ ￣ ﾞ'‐..: ;..;;.;_ ::. :.,':.､.: .:, :... :;､'
　　　　　　　　　　　　｀｀｀´ﾞ｀` ﾞ`'' 'ﾞ"´
,,,,,,,,,＠ノ`


エビフライが落ちています。

　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・、､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　＠ノ`　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　

「どこへ行くんだい？」エビフライは言いました。

　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・、､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　　　　　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　
　＠ノ`　＜旅をしてるんだ、ゆくあてのない気ままな一人旅さ。

今日のかたつむりくんは、ちょっぴりハードボイルドです。

突然、脱獄したキャットキラーが現れました。

　　　　　　γ＿＿_
　　　　 ／　　　　　 ＼
　　　 /　　　　　　　　ヽ　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　 ( （（|__|____|__||_| ））　　　　　／
　　　 ( (( 　□━□ 　）　　　　　＜エビフライﾊｹｰﾝ。
　　 　 (6　　　 J　　 |） 　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿
　　 　　　ヽ　 ―　ﾉ
　　　　　　　　-　　　　　Λ
　　　 〜　┘ 　└　　　│)＼ ＋
　　　/　　　＼＼　/|　 │) │　うまそー
　　　/　　ﾉ　　　‖│　│) ﾉ　　ヒヒヒヒヒ

エビフライに噛み付こうとしたまさにその時！キャットキラーは警察に身柄をおさえられてしまいました。

　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・；､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　 ＜ふー、ﾋﾞﾋﾞｯﾀぜ
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　　　　　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　
　＠ノ`　＜ｴｰｴｰ、出番なしかよ･･･ｼｮﾎﾞｰﾝ

　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・、､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　＠ノ`　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　

「無事でよかったね」かたつむりくんは言いました。
エビフライはまだ放心状態です。

　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・、､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　＠ノ`　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　

「ありがとうかたつむりくん」エビフライは言いました。そして、
「君はどこに向かってるんだい？」と尋ねてきました。

＠ノ`　＜目的地は、ぼくにもまだはっきりわからないんだ･･･。ああ、それにしても腹減ったなー
かたつむりくんは、前にえさをもらって以来何も口にしていませんでした。
　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・；､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　 ＜おれのパン粉やるよ
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　　　　　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　

＠ノ`。。。←パン粉
ﾑｼｬﾑｼｬ

　　　　　　　,.、,､,..,､､.,､,､､..,_　　　　　 　／i 　　
　　　　　　;'・д・、､:、.:、:,　:,.: ::｀ﾞ:.:ﾞ:｀''':,'.´ i　
　　　　　　'､;: ...: ,:. :.､.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'ﾞ ￣ ￣
　　＠ノ`　　｀"ﾞ' ''`ﾞ `´ﾞ｀´´ 　　　　　　

「え！？いいの？」かたつむりくんは驚いて尋ねました。
「ああ、遠慮しなくていいぜ。困ったときはお互い様だ」
ｴﾋﾞﾌﾗｲは言いました。

エスカルゴとしてフランス人に食われると思われ

＠ノ`。
「エビフライさんありがとう！」
かたつむりくんは感謝の言葉を言いました。

＠ノノ`＜ｹﾞﾌﾟｰ
かたつむりくんはちょっと太ってしまいました。

少し痩せようと思い有酸素運動をしながら歩いていくと、ナメクジに会いました。

　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
＠ノノ`　　　　　　　　／ ゜Д゜）おっ。かたつむり君　　
　　　　　　　　　　　 ￣￣￣　　　　

　 ∧＿∧
　（　´∀｀）　　なんか踏んだモナ？
　（　　　　）
　｜ ｜ ｜
　（＿_）＿）∠ﾌﾟﾁ

　 ∧＿∧
　（　´∀｀）　　
　（　　　　）
　｜ ｜ ｜
　（＿_）＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,＠ノノ`　　　　　　　　／ ゜Д゜）

モナーが踏んだのは割れたｶﾞﾗｽの破片でした。
これで安心して、かたつむりくんとナメクジくんは通れます。
ありがとう。モナー。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,＠ノノ`　　　　　　　　／ ゜Д゜）＜なんだか、きみは他人とは思えないよ。

するとどこからか声が聞えてきました。

（天の声）お互いを見てごらん。よ〜くよ〜〜〜く見てごらん。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ｼﾞｨｨ,＠ノノ`　　　　　　　　（゜Д゜*＼　ﾎﾟｯ

２人はじ〜っと見つめあいました。

（天の声）そう･･･、きみらは兄弟･･･♪













　　　,――、　 ,――、　　　　　　　　 　　　　
　 ／　　　　ヽ　　　 　|　　　　　　　　 　　　　　
　｜　　　　_.ム　　　ノ　　　　　　　　　　　　　
　 ＼／￣　　 ￣￣＼ 　　　　　　　　　　　　　
　　 /　　　 ,-―――-ヽ 　　　　　　　　　　　
　　/　　／　 ／　　 ＼ | 　　　　　　　　　 　
　　|　 /　　　,（･）　（･） |　　　　　　　　　　　　
　　| 　| 　　　 __　 ● __ |　　　　　　　　　　　　　　
　　 |　|　 　　＝＿＿＝ |　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 |　ヽ　　　 /＿＿/／　 ＜　なわけねぇだろ！！
　／|　　＼　　　　　／＼　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

すばやくツッコミが入りました。

･････閑話休題･･･

　,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,＠ノノ`　ﾏｲﾏｰｲ
　　,――、　 ,――、　　　　　　　　 　　　　
　 ／　　　　ヽ　　　 　|　　　　　　　　 　　　　　
　｜　　　　_.ム　　　ノ　　　　　　　　　　　　　
　 ＼／￣　　 ￣￣＼ 　　　　　　　　　　　　　
　　 /　　　 ,-―――-ヽ 　　　　　　　　　　　
　　/　　／　 ／　　 ＼ | 　　　　　　　　　 　
　　|　 /　　　,（･）　（･） |　　　　　　　　　　　　
　　| 　| 　　　 __　 ● __ |　　　　　　　　　　　　　　
　　 |　|　 　　＝＿＿＝ |　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 |　ヽ　　　 /＿＿/／　 ＜　頭の上歩くなよ！！
　／|　　＼　　　　　／＼　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,＠ノノ`　　　　　　　Σ　（゜Д゜＼　＜今の声なに！？なになに！？
.　　　　　　　　∧
.　　　　　　　ﾅﾝﾀﾞﾛｳ･･･

2人はあまり気にしないことにしました。
「ナメクジくんは動きやすそうでうらやましいなぁ。
ぼく、最近太っちゃって殻がきつくなっちゃったんだ(´･ω･`)」
かたつむりくんは窮屈そうに身をよじりました。

「そうかい？ぼく、乾燥肌だから殻で水分守りたいYO晴れの日は干からびないようにいつも必死･･･」
ナメクジくんは言いました。

一見羨ましく見えるけど悩んでたりするもんなんだなぁ、と2人は思いました。

もうすぐ脱皮の季節です。
一回り大きくなったかたつむりくんは
アジサイの葉っぱの上を歩いてみたいなあと思いました。
おかあさんがきれいなアジサイの葉っぱの上を
歩いていたおぼろげな懐かしい思い出があるからです。

二人がしばらく行くと、夜になりました。
すると、どこからか声が聞こえてきます。

　　 ∧△∧　　／￣￣￣￣￣
　　（　-∀-）＜　うらめしや
　　（U　　U） 　＼＿＿＿＿＿
　　ノ ノ　/

　　　　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
＠ノノ`　))ｶﾞｸｶﾞｸ　　　／ ;゜Д゜）))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

二人は震え出しました。
「ﾕ、ﾕｰﾚｲだ…」

かたつむりくん「な、なめくじくん、先に行ってくれよ・・・」
なめくじくん「やだよ！それより一人で殻に逃げ込まないでよ！ずるいよ！」

　　 ∧△∧　　／￣￣￣￣￣
　　（　-∀-）＜　ｹﾝｶはいかんぞ。
　　（U　　U） 　＼＿＿＿＿＿
　　ノ ノ　/

逆にﾕｰﾚｲからなだめられてしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　λλ　　　
＠ノノ`　))ｶﾞｸｶﾞｸ　　　／ ;゜Д゜）))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

「は、は、はいぃぃ！！（ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ）」
ふたりは震えながら言いました。

　　　　　　　 ∧△∧　　／￣￣￣￣￣
　　　　　　　（　-∀-）＜　じゃあねー。なかよくなー。
　　　　　　　（U　　U） 　＼＿＿＿＿＿
　　　（（（　ノ ノ　/

ユーレイさんは行ってしまいました。
よく見るとユーレイさんのいた跡には何か光るものが・・・

　　　　　　　　　λλ　　　
＠ノノ`　　　　／ ゜Д゜）　　☆
　　　　　　　　 ￣￣￣　　　
「なんだ、なんだ？」ふたりは近づいてみました。　

と、その時

　ｻｻｻ（（（☆

そのキラキラ光るものがサササっと動きました。

　　　
　　　　　ｴ〜ｲ♪　　　☆彡
　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　∧_∧　 /
　　　　　　　(*ﾟーﾟ)/)
　　　　　　 ⊂ 　　く
　　　　　 　ノ　 つつ
　
　　　　☆。．：*・゜☆．。．
　　　 　　　　　　　　　　　　！ 　λλ　　　
,,,,,,＠ノ`　　　　　　　　　　　　　（゜Д゜*＼　


☆の魔法つかいが、光のようにあらわれたのです。

　　　　　 　　　　　　　☆彡
　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　∧_∧　 /
　　　　　　　(*ﾟーﾟ)/) ＜こんにちは〜！わたしは☆の魔法使いです！
　　　　　　 ⊂ 　　く
　　　　　 　ノ　 つつ
　
　　　　☆。．：*・゜☆．。．
　　　 　　　　　　　　　　　　！ 　λ　λ　　　
,,,,,,＠ノ`　　　　　　　　　　　　　（゜Д゜*＼＜わぁぁ〜夢みたいだー･･･！！　
　　　∧
わぁ〜きれい・・・！！

ふたりはそのあまりの美しさに見とれてﾎﾟﾜｰﾝとしてしまいました。

しかし、そのとき危機が迫っていることを二人はまだ知る由もなかった
のです…

それは、「台風」でした。
小さい二人は風に飛ばされて死んでしまうかもしれません。
魔法使いさんはふたりに「大きくなりたい？」と聞きました。

　　　　　　　　　λλ　　　
＠ノノ`　　　　／ ゜Д゜）　　
　　　　　　　　 ￣￣￣　　
「なりたい」とふたりは答えました

　　ｴ〜ｲ♪　　　☆彡
　　　　　　　　　 /　　
　　　　∧_∧　 /
　　　　(*ﾟーﾟ)/) 　＜エロイムエッサイム！かたつむりくん大きくな〜れ〜♪
　　　 ⊂ 　　く　　　　　
　　　 　ノ　 つつ

☆．。．：*・゜☆．。．：＊・゜☆．。．：＊・゜



　　　。　。　　　　　　　　;(´´ (´⌒
　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　ﾎﾞﾜﾝ　　(´⌒;;(´´
　　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　(´⌒;;(´´ (´⌒;;(´´ (´⌒
　　((ﾟДﾟ,,))ゝヽのﾉノ　　(´⌒ (´⌒;;(´⌒ (´⌒;;
　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　　　　;(´´ (´⌒

　　　　λλ　　　
　　　（゜∀゜　＼　＜わー良かったね、かたつむりくん！
　　　　　　　　　　　　魔法使いさん、僕も大きくしてほしいよ〜

　　ｴ〜ｲ♪　　　☆彡
　　　　　　　　　 /　　
　　　　∧_∧　 /　　
　　　　(*ﾟーﾟ)/) 　＜分かったわ！　エロイ（ry　ナメクジくん大きくな〜れ〜♪
　　　 ⊂ 　　く　　　　　
　　　 　ノ　 つつ

☆．。．：*・゜☆．。．：＊・゜☆．。．：＊・゜

　　　　　　　　　　　　　　　　　雑踏を掻き分け・・・、
　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ 　 　 　 　 　 ∧　　　ゴオオオオオオオオオ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 入　　　　　　 / 入
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::入　　　　　/:::::::入＿＿　　　　　　　（;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　::::::::::入＿＿_ノ　:::::::::入　|　|　　　　　（;;;;;
　　　　　　　　　;;）　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ|　|＿＿＿（;;;;;
　　　　　　　　;;;） 　　　　　　 ／ ､__,　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ|　　　　＿＿＿（;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　） 　　　　 　 ／　　)　(　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 　|　　　:::（;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　 　/　　　 ⌒　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 |口口（;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　￣￣￣￣|￣|　　　＿＿＿　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼|　　口　（;;　
　　　　　　　　　　 ﾛﾛﾛﾛﾛ　.|　 | 　　|　　　|　|　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　（;;;;
　　　　　　　　　　 ﾛﾛﾛﾛﾛ　.|　 |　＿|　　　|　| ）　　　　　　　　　 ::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　 　　　ﾛﾛﾛﾛﾛ　.|　 | |　　口口|　|　）　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　 ﾛﾛﾛﾛﾛ　⌒⌒　 　　　　|　|　［二二］　　　　　　　　（;;;⌒　::::::::::＼
　　　　　　　　　　　（;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　⌒⌒⌒￣￣￣￣）|￣|　　　　（　（;;;;
　　　　　　　　　（　　　;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　　　　　）　　　⌒;;;;;;;）　　　　（;;;;;;;;;;;;;;　（;;;
　　　　　　　　（;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　　）　;;;;;;;;;;;;;;）　　　　　（;;;;;;;;;;;;;;

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｧ　　ン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ァ 　　ｧ　ｧ　
　　　　　　　　　　　:::::::::::::　 　　　　　　ゴ　　　　　　　　　　　　　　　　　ド　 ガ　　　　　　　　　　　　　　/i￣
　　　　　　　　　　　　　:::::::....　　:::::　　　　ォ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　:::::::::::: ／　|
　　　　　　　　　　　　　　（::::::　　　　） 　　　ォ　　　　　　　　∧ 　 　 　 　 　 ∧ 　　　（(　　　:::::::::　　 |:::　 |
　　　　　　　　　　　　　（::::.. 　　　): 　） 　　　　ォ　　　　　　/::入　　　　　　 /:入　　:::（　　　　　　　　 |:::
　　　　 　　　　＿＿＿＿　:::::::..　　)::　)　　　　　　　　　　 /:::::::入　　　　　/:::::入　　（　　　　　　　　 ノ:::
　　　　　　　γ:::::::::::::::::: r~ヽ､:::::..　　）　　　　 　 　　　　 ノ:::::::::: 入＿＿_ノ::::::::::入　　 ( 　　　　 ／　_,-~ヽ~~
::|　　　 r　―|　　　　　　|　　::|　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　 ( 　 　 　 |:::　|:::　 |
,,;;;;|＿　i　　 :|　　　　　　|　　::|　 |　　　　　 　 　 　／::○:::::::::::::::::::::::::::::::::○::::::::::::::::＼ 　 从　 |::: _,|:::　 |

　　＼￣＝―-＿　　 　 |　　::|　|￣''|~-､　从　　/:::::::　　　┌──┐　　　　　:::::::::::::::＼　　从'　i￣￣
　　　 ＼　　　　　＼　　 |　　::|　|　　|　:::i　　::从|:::::　　　　 │　　　│　　　　　　　　 ::::::::＼r､,へ　 ,┘　　 |
　　　　　＼　　　　　＼　|　　　ゝ､　 |　:::|ミ彡　|::::　　　　　　|::::::::::::::::|　　　　　　从　从 　 　 |
　　　　　　ヽ　　　　∧＿∧　　　ヽ､|r　￣￣γ从､__　　　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;|　 　 　 ∧＿∧ 　| |::　　　　|
　　　　　 |　　　　 （´Д｀　）　　　　::i￣￣ヽ‐-!､　　　从　ノ―――--＼　　 ∂,/ハ)ヽヽ　|::　　　　|
　　　　　 |　r - 、 ⊂<y⊂ )　　 　 ::|　　　　|　:::|　ミ彡::|-r-=从　　 　 　 　　 |ハ´Д｀ﾉ 　|::　　　　|
　　　　　 |　|　　|　:::| Y　 人,　　　 ::|　　　　|　:::| ∧＿∧　| 　 :::从　　 　 /　 （　 つ　つ　|:::.　　　 |
　　　　　 |　|　　|　:::|（＿）　J ........::::|　　　　| ⊂（・∀・； ）つ　 :::| 　 从从|:::. 人　 Y　　　 |:::::..... 　 |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣し　（＿）￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　。　。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　
　　　　　　　　　　　　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　
　　　　　　　　　　　Σ((ﾟДﾟ lll))ゝヽのﾉノ　
　　　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　　　

な、ナメクジくんが、あんなに巨大化して街を壊してるよ！

　　ｴ〜ｲ♪　　　☆彡
　　　　　　　　　 /　　
　　　　∧_∧　 /　　
　　　　(*ﾟДﾟ)/) 　＜きゃー、どうしましょう！！呪文を略したからかしら！？
　　　 ⊂ 　　く　　　　　
　　　 　ノ　 つつ

☆．。．：*・゜☆．。．：＊・゜☆．。．：＊・゜

　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
｜　　逃げてぇ逃げてぇ逃げてぇ　　　｜
　＼　　　　早くゥ逃げてぇッ！　　　　／
　　￣￣￣￣￣￣V￣￣￣￣￣￣　
　　　　　　　　ﾋﾞｸｯ　∧ ∧ ∧ ∧
　　　　　　　　　　Σ(ﾟДﾟ;*≡*;ﾟдﾟ)
　　　　　　　　　　　　　./ つ　つ
　　　　　　　　　　　　〜（＿⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　)ノ ｀J

☆．。．：*・゜☆．。．：＊・゜☆．。．：＊・゜


魔法使いさんは取り乱しました。

　 ∧＿∧
　（　´∀｀）　　僕に任せるモナ
　（　　　　）
　｜ ｜ ｜
　（＿_）＿）

　　　そこへモナー君が現れました

　　　　　　　　　　　　☆ﾟ･+*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･+
　　＊　 　∧＿∧／
　　　　　 （´∀｀/ﾞ)　＜エスナ！
　　　　　と 　　　〈　　+
+ 　　　　(⌒ﾞ　　,,ﾉ)　
　　　　　　￣ ｀ヽ,_,）　　　　

モナー君は白魔法を使いました。

ボワワワーーーン

すると、ナメクジくんは元の大きさに戻っただけでした。
それでも、超巨大化してしまったあの姿よりはずっとマシです。

. 　　　　　　 　λ　λ
　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜ｱﾘｶﾞﾄﾖ！　　　　
　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　
　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　＜ﾏｲﾏｰｲ　
　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ

かたつむりくんはナメクジくんを殻の上に背負っていくことに決めました。
2人はモナー君にありがとうを言って旅立ちました。

　ﾌﾟﾘｯﾌﾟﾘｯ　,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ 〜♪　ﾏｲﾏｰｲ 〜♪

そこへメスのかたつむりちゃんが通りかかりました。

ｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

メスのかたつむりちゃんの声は、それはそれは美しく
かたつむりくんとナメクジくんはうっとりと聞き惚れてしまいました。

＠ノ”　ｱﾗｵｵｷｲｶﾗﾂﾑﾘｻﾝ､ﾄｳｴﾆﾉｯﾃｲﾙﾉﾊ?

. 　　　　　　 　λ　λ
　　　。　。　（゜Д゜*＼　　　
　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　 　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　
　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　
＠ノ” 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ

. 　　　　　　 　λ　λ
　 　　。　。　（゜Д゜*＼　　　
　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　 　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　
　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　
＠ノ” 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ

. 　　　　　　　　 　λ　λ
　 　　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜ｶﾜｲｲ･･･　　
　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　 　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　
　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　
＠ノ” 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ

なめくじくんは恋におちました。

実はナメクジくんまで恋に落ちてしまっていました。

ということはもちろん、かたつむりくんはもうすでに夢中です。

もうすぐ台風がやってきます。
かたつむりちゃんにもそのことを伝えなければ、と
２人はおもいました。

　
　. 　　　　　　　　 　λ　λ
　　 　　　　。　。　（゜Д゜*＼　　　＜たいへんだよ！もうすぐ台風がやってくるんだ！
　　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　 　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　　　　　
　　? 　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　＠ノ” 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ

　
　. 　　　　　　　　 　λ　λ
　　 　　　　。　。　（゜Д゜*＼　　　
　　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　 　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　　　　　＜それはね、きっと
　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　　こんなやつだと思うんだ
　＠ノ” 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ﾀｲﾌｳｯﾃ､ｲｯﾀｲﾅﾆｶｼﾗ?

　　　　　　　　 ／￣￣￣￣＼　　　　　　〜〜″
　　　　　　　／　　　　 ＠　　＠､　　　　　　
　ｺﾞｰｺﾞｰ　　|Y　　Y　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　
　〜〜　　　| |　　 | 　　　　　　 ▼ |　　　←こんなやつ
　　　　　　　| ＼／　　　　　　＿人.|　　
　　　　　　　|　　　　　　 ＿＿＿ノ
〜〜@　　　＼　　　 .／　　　　　　　　　ｺﾞｰ
　　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　@〜〜
　　　　　　　　（_＿）＿）

　　　　　　　　　　　　☆〜〜〜ﾋﾟｭｰ

　
　. 　　　　　　　　　 　λ　λ
　　　 　　　　。　。　（゜Д゜*＼　　＜魔法使いさんが言ってたよ　
　　　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ（　/⌒ヾ ）　　　　　＜とにかく強くて怖くって
　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　　小さいかたつむりは吹き飛ばされちゃうんだって
　＠ノ” 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ｺﾜｲﾜ　ﾄﾞｳｼﾏｼｮｳ

そしてナメクジ君は閃きました

　　　　　　　　 ／￣￣￣￣＼　　　　　　〜〜″
　　　　　　　／　　　　 ＠　　＠､　　　　　　
　ｺﾞｰｺﾞｰ　　|Y　　Y　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　
　〜〜　　　| |　　 | 　　　　　　 ▼ |　　　ｺﾉﾏﾏﾅｶﾞｻﾚﾃｲｸﾉｶﾅ･･･
　　　　　　　| ＼／　　　　　　＿人.|　　
　　　　　　　|　　　　　　 ＿＿＿ノ
〜〜@　　　＼　　　 .／　　　　　　　　　ｺﾞｰ
　　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　@〜〜
　　　　　　　　（_＿）＿）

　　　　　　　　　　　　☆〜〜〜ﾋﾟｭｰ

台風は次第にかたつむりくん達のもとへ近づいていきます

「そうだ、かたつむりくんの背中に一緒に乗って急いで避難しよう！」
なめくじくんは言いました。
実は、かたつむりくんは、☆の魔法使いさんによって超高速歩行の技を与えられていたのでした。

　. 　　　　　　　　　 　λ　λ
　　　 　　　　。　。　（゜Д゜*＼　　＜ごーごー！！　
　　　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ｱﾘｶﾞﾄｳ　ｵｵｷｲｶﾀﾂﾑﾘｻﾝ　ﾖﾛｼｸﾈ
　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ 三三三三三三三三三ﾊﾞﾋﾞｭｰﾝ
　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／さぁ、急いで隠れ家になる場所を探そう！

　　　　　　　　 ／￣￣￣￣＼　　　　　　〜〜″
　　　　　　　／　　　　 ＠　　＠､　　　　　　
　ｺﾞｰｺﾞｰ　　|Y　　Y　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　
　〜〜　　　| |　　 | 　　　　　　 ▼ |　　　ｽｷﾞｻﾘｼﾄｷﾊｳﾂｸｼｲ･･･ｻﾖﾅﾗ
　　　　　　　| ＼／　　　　　　＿人.|　　
　　　　　　　|　　　　　　 ＿＿＿ノ
〜〜@　　　＼　　　 .／　　　　　　　　　ｺﾞｰ
　　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　@〜〜
　　　　　　　　（_＿）＿）

　　　　　　　　　　　　☆〜〜〜ﾋﾟｭｰ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　@@@@ @@@""@@""@@　　　　　　　　　　
　""@@@@@@@@@@@　　@@　　　　　　　　.　""@@@@@　　@@@@"@　　　　　
　　　　""@@@@@@@@@@@@@@@　　　.　　　　　""""@@@""　　　　　　
　　　./　　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　
　　/　　　　　/　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　〜〜/　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　/　　　　　　　,　　　, 　　　　　　　　　　　　'　　　　　,　　　　　　　　　
　　　　　　./　　　　　　,　 　　　　　　　　　　　・〜　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　　　　, .　　　
　　　　　　　　　　　　　　,┏┓
　　　　　　┏┓　　 ┏━┛┃
　　　　　　┃┗┓__┃　　　┃,,　,　　　,,　,,　　　┏━━┓　　.,,　,　　　　　　　
￣￣""￣￣'"￣／/￣￣￣"'￣￣￣￣￣￣'"￣￣￣￣￣￣'"￣￣￣　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　とおく、街の上の空にも雨雲が立ち込めています・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　@@@@ @@@""@@""@@　　　　　　　　　　
　""@@@@@@@@@@@　　@@　　　　　　　.　""@@@@@　　@@@@"@　　　　　
　''@@　""@@@@@@@@@@@@@@　　　　　　　""""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　　　　　　　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　/　　　　　　　'　　　　　,　　　　　　　　　

　. 　　　　　　　　　 　λ　λ
　　　 　　　　。　。　（゜Д゜*＼　　＜怪物は近づいてきているよ！
　　　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ﾊﾔｸｼﾅｸﾁｬ !!
　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ 三三三三三三三三三ﾊﾞﾋﾞｭｰﾝ
　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／うん。いったいどこへ隠れればいいんだろう・・・！？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''@@@@ @@""@@""@@　　　　　　　"@@　
''"@@@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　
''@@　'"@@@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　 　　　　　　　　　　　　　,　　　　　　　　　　　　　 　　　　　'　　　　　　　　　　
　　　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,
　　　　　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　, 　　　　/　
　. 　　　/　　　　　 　λ　λ
　　　 　' 　　。　。　（゜Д゜*＼　　＜ぼくたちはまだ小さいから・・・
　　　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ﾀﾞﾚｶﾆ ﾐﾁｦ ｷｶﾅｸｯﾁｬ･･･
　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ 三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ
　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／そうだね。だれか通りかからないかなあ・・・

　　あ！あれは・・・！　 ／
　￣￣￣￣∨￣￣￣￣
　. 　　　　　λ　λ
　　　　　Σ（゜Д゜*＼　　

かたつむりくんの背中のてっぺんにいるのはナメクジくんです。
ナメクジくんは、急にだれかを見つけてさけんだのです。

ｳﾛｳﾛ　,,,,,,,,,＠ノ`　ﾏｲﾏｰｲ 〜！　ﾏｲﾏｰｲ 〜！！

行き場をなくしてさまよっているかたつむりジロウくんでした。

　　　　　　　　　ｳﾛｳﾛ　,,,,,,,,,＠ノ`

　
　　ｳﾛｳﾛ　,,,,,,,,,＠ノ` ﾅﾝｶｸﾓﾕｷｶﾞｱﾔｼｲ･･･　ﾃﾞﾝﾃﾞｰﾝ

''"@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　@@"'
''@　'"@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　'　　　　　　　/　　　　　　
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　'　　　　　　　
　　　　　,/　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 　λ　λ
　　/　　　 　。　。　（゜Д゜*＼　　＜かたつむりジロウくんだよ！
　 '　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ﾏｧ､ﾜﾀｼﾀﾁﾉﾅｶﾏﾀﾞﾜ｡
　　'　 　Σ((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ 三三三三三三三三三ﾋﾞﾋﾞｭｰﾝ
　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／そっか、それは大変！って、
　　通りすぎちゃったぞ、ｺﾞﾙｧ !　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｳﾛｳﾛ　,,,,,,,,,＠ノ`　ｱﾚﾚ､ｲﾏ､ﾅﾆｶﾊﾔｲﾓﾉｶﾞﾄｵﾘｽｷﾞﾀﾖ･･･

　　　　　　　　　　＼　ゲットバーック！　|
　　　　　　　　 　　　￣￣￣￣∨￣￣￣　　*〜
　　　　　
　　　　　*〜 　　　　　　　　λλ　　　
　　　　　 　　　　　　ε　／ ゜Д゜）　。　。　　
　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ　 ||　||
　　　　　　　　　　　　　　（　/'＠ノ”/ ⌒ヽ
（　　　　　　 　,..　 　　　　ゝヽのノﾉ((*ﾟДﾟ))　　＜ｷﾞｭｰﾝ
　'＝二三三(((☆"'*;,.｡ ⊂＿＿＿＿＿ ⊃つ

　　＝＝＝＝＝,＠ノ`　ﾅﾆｶｶﾞｵｯﾃｷﾀ ｺﾜｲﾖｰ

　かたつむりジロウくんは怖くなり、にげはじめます

　　　　　　　 　　　　　　　　　　λλ　　　
　　　　　 　　　　　　　　ε　／ ゜Д゜）。　。　　
　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ヽ　 ||　||
　　　　　　　　　　　　　　（　/'＠ノ”/ ⌒ヽ
　　　　　　　 　,..　 　　　　ゝヽのノﾉ((*ﾟДﾟ))　　＜おーい！
　　　　　　　　　　　　　 ⊂＿＿＿＿＿ ⊃つ 　　　　　　　　　　　　Σ,＠ノ`＜ﾋﾞｸ!

3人は台風がくるから安全なところへ避難しよう、とかたつむりジロウくんを誘いました。

しかし、ジロウくんはここの土地のみんなを
見捨てては置けないとゆずりません。三人はつかみ合いの
けんかになりました。

しかし、やがてはみんなジロウくんの強い決意に心打たれ、応援することに決めました。
「ジロウくんがんばれよぉ〜！またいつか会おうね〜！」
そう言って3人は再び旅立ちました。

''"@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　@@"'
''@　'"@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　'　　　　　　　/　　　　　ﾋｮｫｫ　
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　'　　　　　　　
　　　　　,/　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　ｻﾞｰｻﾞｰ　　　　　　'　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 　λ　λ
　　/　　　 　。　。　（゜Д゜*＼　　＜お、風が強くなってきたな・・・
　 '　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ﾎﾝﾄﾈ･･･
　　'　 　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ 三三三三三三三三三ﾋﾞﾋﾞｭｰﾝ
　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／ さぁ、とばして行こうー！
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,＠ノ`ﾃﾞﾝﾃﾞｰﾝ　

●　　●
( ●∀● ）
●　　　● 　　　
●_____● 　　　　　　　　　　　　.........＠ノ`　

　　　　　　●　　●
　　　　　　( ●∀● ）＜やあ！
　　　　　　●　　　● 　　　　　,,　　　
　　　　　　●_____● 　　　　　　ヽ＠､　＜ｱ、ｿｺﾆ ｲﾙﾉﾊ ﾊﾟﾝﾀﾞｸﾝ ｼﾞｬﾅｲｶ

パンダくんが現れた。

　　　　　　●　　●
　　　　　　( ●∀● ）＜･･･！
　　　　　　●　　　● 　　　　　,,　　　
　　　　　　●_____● 　　　　　　ヽ＠､　＜･･･！？

奇妙な沈黙が流れました。
一方かたつむりくん一行は・・・

　　　　　　　ﾑ
　　　　　／/|ヽ＼
●　　● ⌒.|⌒ 　　さあ、これに入って。台風はすぐそこまで来ているよ。
( ●∀● ） 」　　＜　あっちにみんな避難してるんだ、ジロウくんも一緒に行こう。
●　　　　　●　　　　　,,　
●_____● 　　　　　　　ヽ＠､　


そう言ってパンダくんは傘を出しました。

'@
　　　　　　　　　　　　　　　　・*'〜〜〜
　　 ≫ !!ｺﾞｰ!! ≪　　　　　 　 　 　 　 　 　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　'　　　　　／￣￣￣￣＼　　　　 '　　　　〜☆'″
　 ／　　　　　／　　　　 ＠　　＠､　　　　　　
／ 　　　　　　|Y　　Y　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　
　　　 〜@　　| |　　 | 　　　　　　 ▼ |　　　
　　　　　　　　| ＼／　　＿＿＿人__|　　　　@〜〜
　　　　　　　　|　　　　　|∨∨∨∨　　　　　　　　　　
〜〜@　　　　＼　　　 　＼∧∧　　　　　 　　ｺﾞｰ
　　　　　　　　　｜ ｜　|＼＿＿）　　　　　　　　
　　　　　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　　／
　　　　／　　　　　　　　　　　　 　　　　／
　　 ／　　・*'〜〜〜　　　　　　　　　 '　　　@@@"@
　　'　　　　　　　　　　　　　　'

台風はなおも、激しさを増してゆきます・・・

'@
　　　　　　　　　　　　　　　　・*'〜〜〜
　　 ≫ !!ｺﾞｰ!! ≪　　　　　 　 　 　 　 　 　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　'　　　　　／￣￣￣￣＼　　　　 '　　　　〜☆'″
　 ／　　　　　／　　　　 ＠　　＠､　　　　　　
／ 　　　　　　|Y　　Y　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　
　　　 〜@　　| |　　 | 　　　　　　 ▼ |　　　
　　　　　　　　| ＼／　　＿＿＿人__|　　　　ﾀﾉｼｲｺﾄﾊ ｼﾞﾌﾞﾝﾃﾞﾐﾂｹﾙ
　　　　　　　　|　　　　　|∨∨∨∨　　　　　　　　　　
〜〜@　　　　＼　　　 　＼∧∧　　　　　 　　ｺﾞｰ
　　　　　　　　　｜ ｜　|＼＿＿）　　　　　　　　
　　　　　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　　／
　　　　／　　　　　　　　　　　　 　　　　／
　　 ／　　・*'〜〜〜　　　　　　　　　 '　　　@@@"@
　　'　　　　　　　　　　　　　　'

過ぎ去ったに見えた台風さんは元気を取り戻してもどってきました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''@@@@ @@""@@""@@　　　　　　　"@@　
''"@@@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　
''@@　'"@@@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　＿＿＿＿
　　　　 ／∵∴∵∴＼　　　,　　　　　　　　　　　　　 　　　　　'　　
　　　 /∵∴∵∴∵∴＼
　　　/∵∴∴,（･）（･）∴|　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,
　　　|∵∵／　　 ○　＼|
　　　￣￣￣||∧ ∧¶ ￣／￣￣￣￣￣　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　, 　　　　/　
　　　　　　　　( ﾟДﾟ)/ ＜ おーい、こっちだこっち！！
　　　　　　　 /　 / 　　　＼＿＿＿＿＿
　　　　　　　〈　 （　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　　　/　　　　　 　λ　λ
　 　　　　　∫ヽ__）　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　' 　　。　。　（゜Д゜*＼　＜？？
　　　 ＿＿＿_U U＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　
　　　|∵ /　　三　|　三　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　
　　　|∵ |　　　＿_|＿_ 　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　 ＼|　　　＼＿/　／　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ 三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ
　　　　 　＼＿＿＿_／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／あれ、あそこで誰か、僕たちのこと呼んでるよ？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''@@@@ @@""@@""@@　　　　　　　"@@　
''"@@@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　
''@@　'"@@@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　＿＿＿＿
　　　　 ／∵∴∵∴＼　　　,　　　　　　　　　　　　　 　　　　　'　　
　　　 /∵∴∵∴∵∴＼
　　　/∵∴∴,（･）（･）∴|　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,
　　　|∵∵／　　 ○　＼|
　　　￣￣￣||∧ ∧¶ ￣／￣￣￣￣￣　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　, 　　　　/　
　　　　　　　　( ﾟДﾟ)/ ＜そんなことより 早くこれに乗って！！
　　　　　　　 /　 / 　　　＼＿＿＿＿＿
　　　　　　　〈　 （　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　　　/　　　　　 　λ　λ
　 　　　　　∫ヽ__）　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　' 　　。　。　（゜Д゜*＼　＜なんだかアヤシイぞ・・
　　　 ＿＿＿_U U＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　
　　　|∵ /　　三　|　三　|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　
　　　|∵ |　　　＿_|＿_ 　|　　　　　　　　　　　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　 ＼|　　　＼＿/　／　　　　　　 　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　　　　 　＼＿＿＿_／　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／あなた誰？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''@@@@ @@""@@""@@　　　　　　　"@@　
''"@@@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　
''@@　'"@@@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　＿＿＿＿
　　　　 ／∵∴∵∴＼　　　,　　　　　　　　　　　　　 　　　　　'　　
　　　 /∵∴∵∴∵∴＼
　　　/∵∴∴,（･）（･）∴|　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,
　　　|∵∵／　　 ○　＼|
　　　￣￣￣||∧ ∧¶ ￣／￣￣￣￣￣　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　, 　　　　/　
　　　　　　　　( ﾟДﾟ)/ ＜急いで急いで！！
　　　　　　　 /　 / 　　　＼＿＿＿＿＿
　　　　　　　〈　 （　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　　　/　　　　　 　λ　λ
　 　　　　　∫ヽ__）　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　' 　　。　。　（゜Д゜*＼　＜どうする？？
　　　 ＿＿＿_U U＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　
　　　|∵ /　　三　|　三　|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　＜・・・・
　　　|∵ |　　　＿_|＿_ 　|　　　　　　　　　　　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　 ＼|　　　＼＿/　／　　　　　　 　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　　　　 　＼＿＿＿_／　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　どうする？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''@@@@ @@""@@""@@　　　　　　　"@@　
''"@@@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　
''@@　'"@@@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　＿＿＿＿
　　　　 ／∵∴∵∴＼　　　,　　　　　　　　　　　　　 　　　　　'　　
　　　 /∵∴∵∴∵∴＼
　　　/∵∴∴,（･）（･）∴|　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,
　　　|∵∵／　　 ○　＼|
　　　￣￣￣||∧ ∧¶ ￣／￣￣￣￣￣　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　, 　　　　/　
　　　　　　　　( ﾟДﾟ)/ ＜急いで急いで！！
　　　　　　　 /　 / 　　　＼＿＿＿＿＿
　　　　　　　〈　 （　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　　　/　　　　　 　λ　λ
　 　　　　　∫ヽ__）　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　' 　　。　。　（゜Д゜*＼　＜えっ！
　　　 ＿＿＿_U U＿＿__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　
　　　|∵ /　　三　|　三　|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　＜もう、あなたたち男らしくないわね、乗ってみましょうよ！
　　　|∵ |　　　＿_|＿_ 　|　　　　　　　　　　　　　　　 　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　 ＼|　　　＼＿/　／　　　　　　 　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　　　　 　＼＿＿＿_／　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　えっ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''@@@@ @@""@@""@@　　　　　　　"@@　
''"@@@@@@@@@@　@@@"　　　　　　　.　""@@@@@　@@@@@"@　　　　　
''@@　'"@@@@@@@@@@@@@　　　　　　""@@@""　　　　　　
　　　.　　　　""@@@@　"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　＿＿＿＿
　　　　 ／∵∴∵∴＼　　　,　　　　　　　　　　　　　 　　　　　'　　
　　　 /∵∴∵∴∵∴＼
　　　/∵∴∴,（･）（･）∴|　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,
　　　|∵∵／　　 ○　＼|　
　　　 ＿＿＿_＿＿__　　　　　ガッチャン！　　　　　　　　　
　　　|∵ /　　三　|　三　|　　　　　　　　　　　　　　　
　　　|∵ |　　　＿_|＿_ 　|　　　　　　　　　　　　　　
　　　 ＼|　　　＼＿/　／　　　　　　 　　　　　　　
　　　　 　＼＿＿＿_／　　　　　　　　　　　


こうして３匹は、ちょっぴり怪しいギコ猫くんと一緒に行くことになったのでした。

　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　／∵∴∵∴＼　三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ
　　　 /∵∴∵∴∵∴＼　三三三三三三三三三
　　　/∵∴(･)∴∴.(･)　|　三三三三三三三三三
　　　|∵∵∵／ ○＼∵|　三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ
　　　|∵∵ /三　|　三|　| 　三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ
　　　|∵∵ |　＿_|＿_ |　|　三三三三三三三三三
　　　 ＼∵ |　　===　.|／　三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ
　　　　　＼|＿＿＿／　三三三三三三三三三ﾋﾞｭｰﾝ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　○
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　゜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［二二]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　::::|
　　　　　　　　　　　　　 __-=＝≡≡≡≡=-__
　　　　　　　　　　　　／彡　　　　　　　　　　 ﾐ
　　　　　　　　　　　/:::彡　　　　ﾑﾈｦﾊｳｽ　　　ﾐ
　　　　　　　　　　　|:::::彡　　.,,,,,,,　　　　,,,,,,,　 ﾐ
　　　　　　　　　　　|::::::彡　 ''''''''''　　　 ''''''''''　|ﾐ
　　　　　　　　　　　∩'''　 ≡≦⊇ ::　　::⊆≧≡|
　　　　　　　　　　　|(　　　　　　　 :: ..　　　　　　||
　　　　　　　　　　.　し　　　　　 ／( __　,._)＼　　|　　　
　　　　　　　　　　　　i　　　:::__./／￣￣￣＼　 |　.　 .
　　　　　　　　　　　　 、　　　　i｜　　　　.O |　/　
　　　　　　　　　　　　 、　　　　i｜　　　　 　 |/　
　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

ここは遠い遠い無人島にある、怪しげな研究所。
今、そこの一室では・・・・

　　_、_
（　, ﾉ` ）
　　＼,; 　ｼｭﾎﾞｯ
　　　　(),
　　　　|E|

　　_、_
（　,_ﾉ` )y━･~~~　　

気がつくと、すでに宇宙に出ていました。
そう、汚染された地球を救うためアンドロメダ銀河を
目指す過酷な旅がはじまるのです。

　　／￣￣￣￣＼
　　|　　 　 　 　 　 |　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　|　　（） 　（） 　 |　 ＜　オレ様がコリンズ！
　　|　　　 ∀ 　 　 |　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　| 　 　 　 　 　　|
　　| 　 　 　 　 　　|
　 └.─.─.─.─.┘

　　　　　　 _、_
~~~･━ v（´ヽ_,　)　計画は順調に進んでいるようだな。



　　_、_
（　,_ﾉ` )y━･~~~　　まあな。

　　　　　　 _、_
~~~･━ v（´ヽ_,　)　あの台風は我々が人工的に作った物。
　　　　　　　　　　　　そしてあの台風が降らせた雨は、
　　　　　　　　　　　　いずれ飲み水や様々な形で入り込み・・・



　　_、_
（　,_ﾉ` )y━･~~~　　地球は我々の物となる。

果たして謎の男たちの正体は！？そしてかたつむりクンの冒険は
いったいどこへ行くのか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

とりあえず謎の扉の前から、物語りは再開します


　　／￣￣￣￣＼
　　|　　 　 　 　 　 |　　
　　|　　（） 　（） 　 |　　　　　　　　　　　　│　ﾂｲﾀｿﾞ､ｺﾞﾙｧ !!　│
　　|　　　 ∀ 　 　 |　　　←謎の扉　　　　￣￣￣∨￣￣￣￣
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　　　　　　　／∵∴∵∴＼
--└.─.─.─.─.┘----------　 /∵∴∵∴∵∴＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　/∵∴(･)∴∴.(･)　|　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|∵∵∵／ ○＼∵|　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|∵∵ /三　|　三|　|
　　　　　　　　　　　　'⌒　　　,.　　　|∵∵ |　＿_|＿_ |　|　.,　・
　　　　　　　　　　　 　’⌒ 'ヽ`　ﾟ　　＼∵ |　　===　.|／　,. ; * ﾟ　⌒
　　　　　　　　⌒’' ノ ^` ` 　''}`.｡*ν ,..＼|＿＿＿／,.;*ικ ⌒　　⌒　　　　　　　　　　　　
''''''' '' ''''''''''''''　'''' ''　　''　'　　'　　''　　　　　　　　　　　' '' ''''''　'　' '''' '''''　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<ｼｭｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ･････

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　 　　| いいか？ここはナンデモ星雲にある謎の扉だ！
　　／￣￣￣￣＼　　|ここから先へ行くか逝かないかはおまえらの自由だｺﾞﾙｧ！
　　|　　 　 　 　 　 |　　￣￣￣￣∨￣￣￣￣
　　|　　（） 　（） 　 |　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　 　λ　λ
　　|　　　 ∀ 　 　 |　　　　　　( ﾟДﾟ)　　　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜ナ、ナンデモ星雲？　
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　＜/　 /〜d　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　
　　| 　 　 　 　 　　|　　　 　''〈　 （　　　　　 　/ ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　 (ﾜﾀｼ､ｲｯﾂﾓｳｼﾛﾑｷﾀﾞﾅ･･･)
--└.─.─.─.─.┘-----∫ヽ__）------　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　U U 　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　＜ﾎﾟｶｰﾝ

　　　　　　　　　　 　　| でもオレの宇宙船は、オレしか動かせないからな！
　　　　　　　　　　 　　| というより爆破したからな！
　　／￣￣￣￣＼　　| 逝くことにきまったな！そういうことだ！
　　|　　 　 　 　 　 |　　￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　|　　（） 　（） 　 |　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　 　λ　λ
　　|　　　 ∀ 　 　 |　　　　　　( ﾟДﾟ)　　　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜なんという強引・・・
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　＜/　 /〜d　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　
　　| 　 　 　 　 　　|　　　 　''〈　 （　　　　　 　/ ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　 (ｼｮｳｼﾞｷ､ﾜｸﾜｸｼﾃﾏｽ･･･)
--└.─.─.─.─.┘-----∫ヽ__）------　((ﾟДﾟ*;))ゝヽのﾉノ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　U U 　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　＜どこへいくのだろう・・・

　　　　　　　　　　 　　| 言っておくけれど、命の保証はしないぞ！
　　　　　　　　　　 　　| これから先の世界は危険でもあるが美しくもあるぞ！
　　／￣￣￣￣＼　　| つまり普通っていうところだ！ｺﾞﾙｧ
　　|　　 　 　 　 　 |　　￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　|　　（） 　（） 　 |　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　 　λ　λ
　　|　　　 ∀ 　 　 |　　　　　　( ﾟДﾟ)　　　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜ｺﾞﾙｧの多い人だね
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　＜/　 /〜d　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　
　　| 　 　 　 　 　　|　　　 　''〈　 （　　　　　 　/ ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　 (ｼｮｳｼﾞｷ､ｷﾆﾅﾘﾏｽﾈ･･･)
--└.─.─.─.─.┘-----∫ヽ__）------　((ﾟヮﾟ*;))ゝヽのﾉノ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　U U 　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　＜何をしにゆくのだろう・・・？

　　　　 _＿＿＿＿　　　
　　　／＼ ,ｿノ 　　＼　
　　　|　　 ＼ ,,ｷﾞｲ...　|　
　　　|（）（） |　　　　　|　　
　　　| ∀ 　|　　　　　|　　　<ﾋｭｰﾝ
　　　| 　　　|　 　 　　|　　 ,　　　　　　　 （何をしにゆくんだろう・・・・）
　　　| 　 　 |　== )　)) ））　）
-- -└.─.┴.─.─.┘-----------　　　　　　　　　　　　
　 ＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_　　　　　　　　　　　　　　　　
／さ、チャキチャキ逝くぞ！＼

　　／￣￣￣￣＼
　　|　　 　 　 　 　 |　　
　　|　　（） 　（） 　 |　＜ﾊﾟﾀﾝｯ！　　　　　　　　
　　|　　　 ∀ 　 　 |　　　
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　　　　　　　
　　| 　 　 　 　 　　|　　　　　　　　　　
--└.─.─.─.─.┘----------　


扉は静かに閉じられました

　　 　 ,-,‐,‐ ,- ､
　　／',　! | .,'　/.:＼
　 /＼ ', | | | /..:.／ ',
　｛ヽ､ヽ',ｌ | !/／.:／:｝
　 ＼ ヽ（ﾉД`）)／／ ｳﾜｧｧｧｧﾝ･ﾟ･｡
　　　> ､＼ｌ ／⊂<
　　∠::__ヽ:ｌ/___::　:ゝ
　　　　　U ~U　　　　

中で誰かが泣いています。

発展性のない展開だな・・・

　　　　　∧_∧ 　　　
　　　　 (　´д｀)＜はいはい、受付はこちらですよ、
　　　　／ 　＼ 　　　お名前をお書き下さいね！
　　＿_| |　　| |_
　　||＼￣￣￣　＼
　　||＼||￣￣￣￣||
　　　.||￣￣￣￣||


遠くから声が聞こえてきます。

　　　　　∧_∧ 　　　
　　　　 (　´д｀)＜はいはい、おや珍しい、地球からお越しですか。　　　λ　λ
　　　　／ 　＼ 　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。　。　（゜Д゜*＼
　　＿_| |　　| |_ 　　(　 　,,)　＜子供３枚だｺﾞﾙｧ　　　　　　　　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　
　　||＼￣￣￣　＼⊂　　ヽ　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）
　　||＼||￣￣￣￣||　ヽ　　′〜　　　　　　　　　　　　　　　　 　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　.||￣￣￣￣||　　　∪ ∪　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ



どうやらここは受付のようです。
ギコくんは切符か何かを買っています。
かたつむりくんたちは、まだ何がなんだか分かりません。

　　　　　∧_∧ 　　この頃は滅多に客も来なくてね。　
　　　　 (　´д｀)＜先代の女王さまの頃が懐かしいよ、まったく。　　　　λ　λ
　　　　／ 　＼ 　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。　。　（゜Д゜*＼
　　＿_| |　　| |_ 　　(　 　,,)　＜まぁそれを言っても仕方ないだろｺﾞﾙｧ　／⌒ ヽ.　
　　||＼￣￣￣　＼⊂　　ヽ　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）
　　||＼||￣￣￣￣||　ヽ　　′〜　　　　　　　　　　　　　　　　 　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　.||￣￣￣￣||　　　∪ ∪　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ

　　　　　　　　　　　だけどね、聞いておくれよ、まったく。
　　　　　∧_∧ 　　あのお姫さまときたら、わがままし放題でさ　
　　　　 (　´д｀)＜あたしたちは、迷惑してるんだよ、ほんと。　　　　　　λ　λ
　　　　／ 　＼ 　　　∧∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。　。　（゜Д゜*＼
　　＿_| |　　| |_ 　　(　 　,,)　＜まぁ、いずれ何とかなるさｺﾞﾙｧ　　||　|| 　／⌒ ヽ.　
　　||＼￣￣￣　＼⊂　　ヽ　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）
　　||＼||￣￣￣￣||　ヽ　　′〜　　　　　　　　　　　　　　　　 　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ
　　　.||￣￣￣￣||　　　∪ ∪　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ


ギコくんと受付のおばさんは、すっかり話し込んでいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,-,‐,‐ ,- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／',　! | .,'　/.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＼ ', | | | /..:.／ ',
　　　　　　　　　　∠￣＼ 　　 　　　　　｛ヽ､ヽ',ｌ | !/／.:／:｝
　　　　　　　　　　〜|/ﾟUﾟ|／ 　　　　　　 ＼ ヽ（ﾉД`）)／／ ｳﾜｧｧｧｧﾝ･ﾟ･｡
　　　　　　　　 　　／　ｙ⊂)　　　　　　　　　> ､＼ｌ ／⊂<　　
　　　　　　　　　　 U〉　 ⌒l　　　　　　　　∠::__ヽ:ｌ/___::　:ゝ　
　　　　　　　　　／（__ノ ~Ｕ 　　　　　　　　　　　U ~U　　　　
　　　　　　　 ＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿_＿＿　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　／ホタテ姫様！どうなされました？＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,-,‐,‐ ,- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／',　! | .,'　/.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＼ ', | | | /..:.／ ',　
　　　　　　　　　　∠￣＼ 　　 　　　　　｛ヽ､ヽ',ｌ | !/／.:／:｝
　　　　　　　　　　〜|/ﾟUﾟ|／ 　　　　　　 ＼ ヽ（ﾉД`）)／／ ＜半蔵、お腹が空いたの
　　　　　　　　 　　／　ｙ⊂)　　　　　　　　　> ､＼ｌ ／⊂<　　 、何か甘い物が食べたいよ、ｳﾜｧｧｧｧﾝ･ﾟ･｡
　　　　　　　　　　 U〉　 ⌒l　　　　　　　　∠::__ヽ:ｌ/___::　:ゝ　
　　　　　　　　　／（__ノ ~Ｕ 　　　　　　　　　　　U ~U　　　　
　　　　　　　 ＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　／承知しました、近くの茶店で何か手に入れてまいりましょう。＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ 　　　　　　　　＋　激しくコッソリ　＋
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┬──i /￣ ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┴─┬| |ﾟUﾟヽ|〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┬─┴|/⊂二）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┴─┬|つ(⌒)　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┬─┴| （_| Ｕ~

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＋　激しく万引き　＋

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ﾉﾉﾉﾉ　　-＿__
　　/￣ ＞　　　　　　　　　　　　　　 　　(ﾟ∈ﾟ　)　　─_＿___　______￣
　　|ﾟUﾟヽ|　　　　≡＝―　　　　　　　　　丿＼ﾉ⌒＼　　____　___ 　
　と　 ⊂ )　〜 　　　　　　　　　　　　　彡／＼　/ヽミ　__　__＿
　　 ＼/ 　) 　　　≡＝― 　　　　　　　　　　./∨＼ノ＼　　＝＿
　 　　( 　<　⊃　　　　　　　　　　　　　　　./／.＼／ヽﾐ　≡＝-
　　　 ∪　　　　≡＝―　　　　　　　　　　ﾐ丿　-__￣___________　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,-,‐,‐ ,- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／',　! | .,'　/.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＼ ', | | | /..:.／ ',　　私はこの国のもはや女王じゃ。
　　　　　　　　　　∠￣＼ 　　 　　　　　｛ヽ､ヽ',ｌ | !/／.:／:｝
　　　　　　　　　　〜|/ﾟUﾟ|／ 　　　　　　 ＼ ヽ(ﾟ∀ﾟ))／／　この国のものは私のもの、　私のものは私のもの。
　　　　　　　　 　　／　ｙ⊂)　　　　　　　　　> ､＼ｌ ／⊂<　
　　　　　　　　　　 U〉　 ⌒l　　　　　　　　∠::__ヽ:ｌ/___::　:ゝ　そうであろう？半蔵。
　　　　　　　　　／（__ノ ~Ｕ 　　　　　　　　　　　U ~U　　　　　
　　　　　　　　　＿＿∧＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　／御意！　　　　　　＼


なんともひどい姫様です。
甘やかされて育ったので、性根が腐りきってます。

ここはナンデモ星雲の宇宙ステーションだ！
ここからお前らはアンドロメダ星雲を目指して旅立つんだｺﾞﾙｧ！
　￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　∧ ∧　　　　　　　　 　λ　λ
　　　　　( ﾟДﾟ)　　　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜？？
　　　＜/　 /〜d　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　
　　 　''〈　 （　　　　　 　/ ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　 (ｳﾁｭｳｦﾀﾋﾞするﾉﾃﾞｽﾈ、ｽﾃｷ･･･)
----∫ヽ__）------　((ﾟДﾟ*;))ゝヽのﾉノ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　U U 　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　＜アンドロメダ星雲？

アンドロメダの女王様なら、きっと地球を救う手立てを知ってるはずだ！
ただし、女王様はご病気がちで、会えるとは限らんぞｺﾞﾙｧ！
それでも行くしかないぞｺﾞﾙｧ！
　￣￣￣￣∨￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　∧ ∧　　　　　　　　 　λ　λ
　　　　　( ﾟДﾟ)　　　　　。　。　（゜Д゜*＼　＜女王様・・ﾊｧﾊｧ
　　　＜/　 /〜d　　　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　
　　 　''〈　 （　　　　　 　/ ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　 (ｼﾞｮｳｵｳｻﾏ、ｷｯﾄｽﾃｷﾅｶﾀﾀﾞﾜ･･･)
----∫ヽ__）------　((ﾟДﾟ*;))ゝヽのﾉノ　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　U U 　　　　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ　＜女王様・・






■■■地球滅亡まで、あと３６５日■■■

　

　　

あと３６３日です　どうしましょう…

　　　　　　　　-＝≡　　　/へへへへへへへ ∧＿∧
　　　　　　　-＝≡　　　＜＜＜＜＜＜＜＜ （　・∀・）＜出発しまーす！
　　-＝≡　≪''''''''""'"""）＼＿|＿|＿|＿|／二つ
　　　　　　　　'"""""'''''''
　　　　　　ｺﾞｰ

かくして、かたつむりくん一行は、
アンドロメダ星雲に向けて出発しました。

　　　　　　　　　　 　λ　λ
　　 　　　 　。　。　（゜Д゜*＼　　＜女王様ﾊｧﾊｧ・・・
　 　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ｳﾁｭｳｾﾝ ﾉﾅｶﾅﾉﾆ、ｱﾀｼﾀﾁ ｲﾂﾏﾃﾞ ｾﾅｶﾆ ﾉｯﾃﾙﾉｶｼﾗ･･
　　 　 　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／ なんだか大変なことになっちゃったね、
　　アンドロメダ星雲ってどれくらい遠いのかなぁ？

　　　　 　　　　 ∧∧
　　　 　　　 ⊂(,,ﾟДﾟ)つ-、＜やれやれ、とりあえず出発したけど
　　　　　 ／／/　　 /_/:::::/　　　この先はどうなるか、おれにも分からんぞｺﾞﾙｧ
　　　　　 |:::|/⊂ヽノ|:::| ／」
　　　 ／￣￣旦￣￣￣／|
　　／＿＿＿＿＿＿／ | |
　　| |-----------| |

　　　　 　　　　 ∧∧
　　　 　　　 ⊂(,,ﾟДﾟ)つ-、＜だいたいあんな奴らが、本当に選ばれし救世主なのかｺﾞﾙｧ？
　　　　　 ／／/　　 /_/:::::/　
　　　　　 |:::|/⊂ヽノ|:::| ／」　
　　　 ／￣￣旦￣￣￣／|
　　／＿＿＿＿＿＿／ | |
　　| |-----------| |

　　　　　　　　　　
　　|~￣￣|　　　　　
　　|____†__| .♀　 ＜　よいか、今から地球という星に行って、
　 （_・∀・ ）.‖　　　　　この者たちを連れてくるのじゃ。
　 /　~〉†〈/つ　　　　　　彼らこそ、予言書に書かれている救世主だからな！　
　ノ　 ノ|　 |...‖
´〜（_＿）,__）‖ゝ　　　　　　　　　　∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (,,　　) 　ﾊﾊｰ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__)〜


〜＊〜＊〜回想シーン〜＊〜＊〜

ギコくんはモララー卿に
かたつむりくん達を連れてくるように言われていたのです。

　　　∠￣＼
　　　/　ﾉ〜'ヽ 　　　 ／￣￣￣￣￣
　 　（,,（ ´∀｀） 　　＜　これこれ、そこの御仁、ちょっと寄ってゆかぬかえ？
　 　（　ﾉつ（☆） 　　　＼＿＿＿＿＿　　
　 |￣￣￣￣￣￣|.　
　ﾉ＿＿＿＿＿__人


じつは、モララー卿が救世主のことを知ったのは、
この道端のアヤシイ占星術師に占ってもらったためでした。

　　　∠￣＼
　　　/　ﾉ〜'ヽ 　　　 ／￣￣￣￣￣
　 　（,,（ ´∀｀） 　　＜　救世主じゃ、伝説の選ばれし者たちが見えますじゃ！
　 　（　ﾉつ（☆） 　　　＼＿＿＿＿＿　　
　 |￣￣￣￣￣￣|.　
　ﾉ＿＿＿＿＿__人


いかにも胡散臭い婆さんなのですが、
モララー卿はやんごとなき御方なので、疑うということを知りません。
すっかりだまさ（ry　てしまったのでした。

　　　　　　　　-＝≡　　　/へへへへへへへ ∧＿∧
　　　　　　　-＝≡　　　＜＜＜＜＜＜＜＜ （　・∀・）
　　-＝≡　≪''''''''""'"""）＼＿|＿|＿|＿|／二つ
　　　　　　　　'"""""'''''''
　　　　　　ｺﾞｰ



■■■地球滅亡まで、あと３６２日■■■

その時、何処かから声が聞こえました。
200ｹﾞﾄ!

　　　　　　　　　　 　λ　λ
　　 　　　 　。　。　（゜Д゜*＼　　＜つか、台風はどうなったんだ？
　 　　　 　　||　|| 　／⌒ ヽ.　　　
　　　　　 　 / ⌒ヽ＠ノ”ヾ ）　　　　　＜ｱﾗ　ｿｳｲｴﾊﾞ･･･
　　 　 　　((ﾟДﾟ*))ゝヽのﾉノ　　　　　　
　　　　 　⊂⊂ ＿＿＿＿＿つ
　　＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿
／ ････ま、いっか。

宇宙編は夢だった、というのはだめ？

　　　　　　　ﾑ
　　　　　／/|ヽ＼
●　　● ⌒.|⌒ 　　
( ●∀● ） 」　　＜　こっちだよ。
●　　　　　●　,,　
●_____● 　　　ヽ＠､､､､､､､､､､､､


一方、地球では・・・

　　　　ドンッ！！

　　　　　　　　　　うっ！


ジロウくんは、突然目の前が真っ暗になって、気絶してしまいました。
後ろから、誰かにやられたのです。

　　_、_
（　, ﾉ` ）
　　＼,; 　ｼｭﾎﾞｯ
　　　　(),
　　　　|E|

　　_、_
（　,_ﾉ` )y━･~~~

　　_、_
（　,_ﾉ` )y━･~~~　＜連れてきたか、御苦労だったな。

　　　　　,,
　　　　　 ヽ＠　ｺｺﾊﾄﾞｺ??