620 :
◆qHIHYrlLB6 :04/02/27 21:24
>>619 ほうほう。おすすめですか( ´∀`)
自分はまだ読んだことなかったですね。
そう言えば『片想い』が気になっていたの思い出しました。
>>618 ちょっと個人的に気になります。作者と内容に引かれます。
>>620 『片想い』も面白いですよー。新しい考え方を得られるかもしれません。
"この人を見よ"は実際にある、哲学者ニーチェが書いた最期の本。
彼はもともと狂人だって伝われてたけど、本当に狂気に陥ったときに書かれたのがこの本。
そこでの(主に当時ドイツのキリスト教的な社会についての)言いっぷりがもう凄い!
自分の本を取り上げて
「道徳とは退廃したものどもの病的性癖である」とか
しまいには「善人どもは最悪の類の人間なのだ」とか本気でいう始末。
うーんでもなんか二ーチェは魅力がある
>>604 うん。そうだわね。
そしてそれがどんな面白さだったのか知りたかったり・・
ただ単純に面白かっただけってのもあるかも知れんわね。
ちなみに斜陽読みました。
だいぶ前にここのスレで薦められて読んだんだけど
なかなか良かった。あたい、太宰治すきかも・・ウケケ
625 :
ほんわか名無しさん:04/02/29 09:42
保守age
626 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/01 21:01
『エンダーのゲーム』読了!
大作でした。少年の成長を描くだけでなく、
ファンタジー、SFの要素もスケールが大きく、
広がりを感じる物語でした。
特にエンディングに最近は見ない深みを感じました。
>>624 太宰はあんまり読んでないかも…というか、前も言いましたが古典には弱い傾向が
「わたしは『いま、この瞬間』を大切に生きます」という本を読みました
難病ものではありません、いわゆる自己啓発のジャンルになるのかな?
現実逃避しやすいたちなので、いろいろとためになりました
今後は家にある古めの本を読んでいくことが多くなりそうです
「そんなの売ってないよー」みたいなことになるかもですが、ご容赦を…
628 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/02 21:15
『嗤う伊右衛門』(京極夏彦)読んでます。
映画化したそうで、帯に目が止まりました。
京極の、人の心をうまく説明するところが好きです。
弁が立つというか、人の心理の巧みな表現ですね。
この物語は泣けるという話を聞きました。
この先の展開が楽しみです。
>628
漏れ読んだよ。
切ないよ。
詳しくは言わないけど。
>>629 おお、同士ですね( ´∀`)
評判いいみたいですね。
内容を話さない考慮に感謝します。
631 :
ほんわか名無しさん:04/03/03 20:50
保守age
おい!おまいら星新一のショートショートを読め
ちょうど良い長さで意外なおちが面白いぞ!
>>632 実はちょうど星新一のショートショート買いました。
『ほら男爵 現代の冒険』というやつが
100円で売っていたので。
どの巻かお勧めがありますか?
どれから読もうか迷いますね( ´∀`)
>>634 そのスレ前に見たことある
やっぱり星新一いいよな
636 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/04 21:07
職人さんはすごいですねー。
一応保守
ぬるぽ
639 :
ほんわか名無しさん:04/03/07 16:15
星新一いいよねー!ほとんどもってるよ
かれこれ10年くらい寝かしてるけど・・w
星新一好きなら筒井康隆もおすすめ♪
かなり似てるけど・・・
640 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/08 21:07
『嗤う伊右衛門』読了。
これはよかったですね。
一途な情愛。切ない結末。
非情な場面もありますが、
結末は心に染みるものがあります。
641 :
ほんわか名無しさん:04/03/08 23:09
フラニーとゾーイー
サリンジャーは、いま何歳だべ?
ペリー・ローダンは、いま何歳だべ?
644 :
ほんわか名無しさん:04/03/09 00:06
綿谷りさの、蹴りたい背中を遅ればせながら読んでみた。
これが純文学の芥川賞受賞の作品かと目を疑った。主人公の心情の理解に苦しむ。自分が古い人間だとか言う以前に、この作品にどれほど共感できる人間がいるか解らない。
ましてや、選考委員の老人たちが、理解できるとも思えない。
結論、受賞は出来レース
>>624 読んでくれたんですね〜!ありがとう!
太宰はハマると中毒になるかもねw
(遅レスごめんなさい・・)
646 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/09 20:50
『ほら男爵 現代の冒険』(星新一)読んでます。
さすが皆さんが薦めるだけあって面白いです。
今まで読まず嫌いでした。
例えや皮肉がうまいですね。
現代の風刺や問題点など巧みに散りばめられています。
ファンになりました。他の作品も探してみようと思います。
『かもめのジョナサン』
途中からぶっ飛んだ話しになって行きます。
鴎がタイムスリップしたり、遠くの惑星に行ったりします。
でも面白いです。おすすめ。
>647
「かもめのジョナサン」僕も愛読しています。
食べるためだけに飛ぶのではない、というジョナサン
の信念は見習うべきだと自分に言い聞かせつつ。
649 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/10 21:04
『ほら男爵 現代の冒険』読了!
これは面白かったです。
この作品、初版は昭和48年なんですね。
びっくりしました。生まれる前の本。
でも古さを感じさせないし、今読んでも先見の明さえ感じます。
古典、落語にも通じているという作者、星新一氏。
面白さの不変の真理を見たような気がします。
650 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/11 20:50
『堪忍箱』(宮部みゆき)読んでます。
時代小説、短編集です。
さすがに京極よりは軽いですが、
宮部流の読みやすさがあります。
人情の描写も上手いですね。
安心して読める作品です。
保守
>>644 ふむふむ…文庫になったら読んでみます(遅い?)
>>647 「かもめのジョナサン」いいですね〜
よしもとばななさんの「王国」2巻を読みました
正直、最近のばななさんの作品やエッセイにはちょっとぴんとこないものも多いのですが、
この作品は好きです
「嘘くさい」「少女漫画」と感じる人も多そうな作品ではありますが、そこが好きですね
保守してくださる方、いつも感謝です
>>645 あの時お勧めしてくれたのはあなただったんですね。有難うございます。
いえ、あたしの方こそレスが遅くなりましてスイマセンでした。
これからまた本屋行って品定めしてこようかと思ってます。
でも太宰さんのは2,3作品しかまだ読んだことないので・・
ハマルのはこれからかも・・(ニヤソ
>>653 (*´∀`*)
「富嶽百景」とか明るい作風のもあるよ!
>>654 富嶽百景。今日行った本屋にはなかったですね。それも太宰さんですか?
是非今度探してきます!
しかし色んなの知ってますね・・。御見それ致します。
ちなみに今日はヴィヨンの妻・・だっけかな。そんなの買ってみました。
何か少しばかり可愛さを感じたタイトルだったので。
じっくり読んでみますー
人に本を薦めるくらい不毛な行為は無いと思うんだけど
657 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/15 20:58
『堪忍箱』読了!
これはなかなかしみじみしましたね。
いわゆるミステリーの謎があったり事件があったりという
展開ではないけれど、人間味ある物語になってます。
普通はおちというか結末がないと物足りない気がしますが、
さすが宮部という感じですかね( ´∀`)
人の心の強いところと弱いところと綺麗なところが見れます。
保守
659 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/17 21:00
『妄想銀行』(星新一)読了!
これもなかなか面白かったです。ショート・ショート32編。
おそらく多くの人が星新一氏のよさを語っていると思います。
今回印象に残ったのは『信念』です。
どんな状況でも未来を信じる心をもてば苦痛ではなくなる。
そんな話が多かった気がします。
じみじみする話もあったりでいいですね。
星新一が好きなら、筒井康隆の短編集やキノの旅も読んでみるといい。
ただ、キノの旅は絵がちょっと・・・っていう人がいるかもしれない。
661 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/18 20:58
筒井康隆は未読ですね。
ちょっと今度探してみますね。
キノの旅は一巻だけ読みました。
あの作品もなかなか考えさせられる内容ですね。
最近みた文庫紹介の冊子に村上春樹が現代文学じゃなく
日本の名作に分類されてたのには引いた。
漏れが年くったのかと思いたくはない
2ちゃんねらーには何となく。人間失格とかなイメージがつきまとう。
普通に面白いけど。
664 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/19 21:03
『人間失格』友人から内容聞いて、
とても憂鬱になりそうだったから読んでないです(;´∀`)
読むには勇気が要りますね。
665 :
......( ̄ω)〜♪:04/03/19 21:18
純文学は基本的に読まないです。だいたい電撃文庫とか厨房、工房
向けの小説だなぁ、読むの。
アガサ・クリスティー『死者のあやまち』
を、読みました。
667 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/21 11:36
星新一『盗賊会社』の「善意の集積」より
少女はみなの好意をそっと受けとめ、投げかえす、
美しい鏡のようだった。
( ´∀`)いい表現だ〜。
668 :
◆qHIHYrlLB6 :04/03/22 21:40
『盗賊会社』読了!
ショート・ショート36編。SFの話も多数含まれます。
突拍子もないアイデアのようで、巧みに人の願望を
比喩するところがうまいですね。
現代の贅沢にも気付かされます。
漫画だけど、安孫子三和さんの「真夜中を過ぎても」を2巻まで読んだ。
すごく(・∀・)イイ!!
ストーリーも絵もやわらかくて、とてもほのぼの。
でも胸にぐっと来るような場面が多々ある。
最近のこの人の作品は読んでいないなぁ。連載あるのかな。