▲▲コテハンで参加!悪魔狩人・魔界の扉編▲▲
貴方達は凄腕の悪魔狩人です。
いま貴方達は極秘の指令を受け、とある無人島の古城のホールに立っています。
貴方達が受けた指令・・・それはこの城の何処かで魔界の扉を開こうとしている
邪教徒達の野望を打ち砕く事です。
いまここに人間界の命運をかけた戦いが始まる。
■ルール■
コテハン(キャラなりきりOK)で参加してください。
尚参加時には悪魔狩人か邪教徒or悪魔のいずれかの役を選んで下さい。
(但し邪教徒・悪魔等で出演する場合は何処から出現してもよい。)
コテハンはなるべく自分のレスに「現在地」「状況」等を記入するようにする。
この古城で何をするかは基本的に自由です。
事件・描写・選択などの問題提起は名無しがする。
古城の構造は基本的に自由。(自由にエリアを作って下さい)
物語の円滑な進行のため誰かは状況整理者になるのが望ましい。
【ストーリー進行上の注意】
最初から使用できるのは悪魔狩人、邪教徒、中・低級悪魔のみです。
200レスを越えると魔界の扉が開きA・S級の悪魔が地上に出現できるようになります。
(上級悪魔役の人は200レスまでは使い魔など別の役で参加してください。)
400レスを越えると完全に魔神が復活します。(現世での行動可能になる)
A級以上の悪魔の実力は悪魔狩人以上です。
奴等に勝つ為には早めのLvアップや何らかのアイテムが必要です。
*上級悪魔役は何人いても構いませんが魔神役は一人だけです。(早い者勝ち)
魔神役の人は責任をもって演じてください。
3 :
番号 ◆No./.70. :02/07/18 23:34
コソルリ
ドンマイ
1
4 :
ムー ◆MOO/LLO. :02/07/18 23:34
なんか、「コテハン限定」ってスレッド
よくたつね。
6 :
ほんわか名無しさん:02/07/18 23:35
(デビルメイクライ?)
7 :
ほんわか名無しさん:02/07/18 23:36
参加者
番号 ◆No./.70
ムー ◆MOO/LLO
迷子になりますた。廃校スレは・・・どこ?・゚・(ノД`)・゚・。 ウワァァァァン
9 :
ソープランド揉美山 ◆h8mwqDUo :02/07/19 00:14
も〜も〜
10 :
ほんわか名無しさん:02/07/19 00:16
>>物語の円滑な進行のため誰かは状況整理者になるのが望ましい。
>>1よ、お前がヤレ!!
ぁ、ども魔神です。
誰かが魔界の扉開けようとしてるみたいだけど、
疲れるのイヤなんで、内側から鍵かけておきました。
13 :
ほんわか名無しさん:02/07/19 00:21
そして、誰もいなくなった・・・
(終わっちゃいましたか………。)
15 :
ほんわか名無しさん:02/07/19 14:26
なんだ、もう終わったの?
帰るか。
ピッキング歴20年の このあっしが、魔神のかけた鍵を
開けておきやした!
後はご自由にどうぞ・・・・・。
>>12の魔神に対し
不信任決議が可決されますた。
デビルメイクライって最初 デビル イメクラィって勘違いして
エロゲ−なのか?と思ったよ・・・・
19 :
ほんわか名無しさん:02/07/19 18:45
再開
よっしゃあぁぁぁぁ!!
悪魔狩人になってやろうじゃないか!!
だれか古城こい!!
・・・と思ったけど、ドラえもん観るから、それまで待ってて。
22 :
レッサーデーモン:02/07/19 20:06
で、ドラえもん見てる田中の背後から・・・
「うおら!!氏ねや〜!!!!」
な!なぁにぃー!?
って投稿時間が八時過ぎなのでドラえもんはもう終わってらぁ!
レッサーデーモンぶろっこす!!
24 :
ほんわか名無しさん:02/07/19 21:04
参加者
番号 ◆No./.70
ムー ◆MOO/LLO
ピッキー
田中 ;悪魔狩人
レッサーデーモン :低級悪魔
ソープランド揉美山 ◆h8mwqDUo
魔神 ◆eTX.63pU
25 :
レッサーデーモン:02/07/19 21:12
む、直接対決ではかないそうにないので・・・
「田中さん、今なら我々と契約すればそりゃもう
ウハウハの特典付きですよ!!!」
田中ッ!助けにきてやったぞ!
27 :
レッサーパンダ:02/07/19 21:26
レッサーデーモン!助けにきたパン!
>>25 ば、ばっきゃろー!とりあえずその特典とやらを
教えろい!!俺はちょっとやそっとじゃ動かねえぞ!
>>26 おお!!山田ぁ!!昨日、廃校スレで会ったよな?
あのスレどこ行ったんだ?おれの見間違い?幻?俺、頭おかしくなったのか?
ほの板だったよな?
>>27 とりあえず、おまえは氏んどけ。
>>28 おお、大丈夫だ!お前昨日酔ってたから夢でも見たんだろ!
それより悪魔狩るぞ!
30 :
レッサーデーモン:02/07/19 21:43
>>28 そらもう、サキュバスとの無料接続し放題でウハウハでやんす!!
(・・・・やんす?)
ていうか、レッサーパンダに何するでやんすか?
動物虐待で通報しますた。
山田・・・俺、サキュバスタンと(;´Д`)ハァハァしてえよ・・・。
山田、俺、どうしたらいいかわかんねえよ。
悪魔狩人としての俺と、男としての俺が激しくぶつかってるよ。
どうしたらいいんだよ・・・・゚・(ノД`)・゚・。 ウワァァァァン
32 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/19 21:49
|゚Д゚)<タナカ・・・
>>32 おい!!鈴木!!鈴木じゃねーか!
おい!昨日、会ったよな!廃校スレで!
あれ、幻だったのか!一晩でdat落ちなんてこたねーだろ!?
お前まで、俺が夢みてたなんていわねーよな?
廃校スレはどこ逝っちまったんだ!?
>>31 手はあるさ・・・
奴を人間にしちまえばいいのさ!
そうすればめくるめくハートフルミッドナイトが・・・・
山田ァ!おめえ、頭いいなぁ!!
よっしゃ!!レッサーデーモン!サキュバスタン呼べや!
・・・ところで、山田、どうやって人間にすんだ?
36 :
沙希=愉芭棲:02/07/19 22:07
てゆうか、私にも選ぶ権利あるしぃ・・・・・・
ゴメンネ♥
ヽ(*`Д´)ノゴルァ!!レッさー!!振られちまったぞ!!
どうしてくれんだ!!てめえ、無料接続し放題なんじゃねーのか!
てめえ、早急にお答えださねえと狩るぞ!!
38 :
レッサーデーモン:02/07/19 22:15
ご心配なく、田中様!
ご契約の暁には沙希ちゃんは貴方の物ですよ!!
>>35 フ、わが山田家に伝わる秘伝・・・
『転生してイチャイチャパラダイスの術』!!
この術を使えば彼女が人間になるなど造作もないさ。
そらもう、人間相手では味わう事の出来ない・・・・ゴクリッ
当店一押しの娘ですよ!シャチョー!!
>>39 でも、人間にしちゃうと あの名器、そしてテクを味わえませんよ?
ただの、人間じゃあねえ・・・・・。(w
山田、反抗的な沙希=愉芭棲タンでも人間に、そして手篭めに出来るのか?
その辺のとこキチッと説明してくれないと、
俺も、狩人としてやってけないよ?
>>38の契約の件も待たせちゃ悪いしさ。
つーか、山田、お前NARUTO好きだな?
俺もだ。
おい!山田。やっぱレッさーぶろっこす!
沙希タンはお前にまかす!
一発目はお前にやる!
レッさー!!てめえのなめたメール欄ごとぶったぎってコロッケにしてやる!!
>>42 そうだな、手順としては
@ 彼女を捕まえる
A 呪文を聴かす
B 天日干し
C @〜Bを24時間内にする
・・・・このくらいの制約がなければ得れない能力なんだ。
ちなみにH×Hも好きさ。
45 :
山田 ◆v16XEgGI :02/07/19 22:26
ニセモノか。
一応トリップつけとこ
46 :
山田 ◆v16XEgGI :02/07/19 22:29
そして寝るわ。オヤスミ
47 :
レッサーデーモン:02/07/19 22:31
ふははは、ではこの件は無かったと言うことで・・・
沙希さん!帰りますよ!!
(と、懐から避妊具を取り出し・・・・)
「魔異ルーラ!!」ピロリロリ〜
レッサーデーモンと沙希=愉芭棲 嬢は転移呪文で逃走した。
48 :
沙希=愉芭棲:02/07/19 22:38
山田さんが寝てる間に、彼を戴いちゃおうかな・・・♥
なんだなんだ?山田のニセモン?どれだ?
そして本物は寝る、と。
オヤシミ
>>46 いい夢みろよ!
レッさー!てめえ!逃げんな!沙希タン置いてけ!ヴォケ!!
バーカ!!バーカ!!
( ;゚Д゚)<よかったー、ホントはまだ勝てる見込みねーんだよなー。LVもまだ1だろうし。
ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!
沙希タン、俺じゃ駄目かい?駄目なのかい?
クソー!!山田だけに(・∀・)イイ!! 思いさせてたまるか!
山田の貞操は俺が守る!!
51 :
韻樹=愉芭棲:02/07/19 22:46
>>49 沙希の「兄」の韻樹です。俺でよければ・・・・・
怖がらなくても、優しくしてやるからさ(w
52 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 22:49
悪魔狩人「焔」は、古城の裏口に居た。
古城:裏口
53 :
韻樹=愉芭棲:02/07/19 22:49
インキュバスだと!?(そう読むんだよね?)
なんだって、こんな序盤に強そうなヤシがぞくぞく出てくんだ!
つーか、お兄さんですか?
これはどうもどうも。いえ、ワタクシ、ややMの気がありますが、
一応ノーマルですので、お兄さんとはけっこうです。
いや、もしかしたら近い将来お義兄さんとお呼びすることになるかもしれませんので、
どうか、よろしくおねがいします。
仲良くしてください。
なんだか、裏口に人の気配・・・。
この古城にも人が集まりだしたようだ。
56 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 22:53
―男は焔色に染められた体験を方に背負い
威風堂々と小部屋に向かった。
古城:小部屋
57 :
韻樹=愉芭棲:02/07/19 22:57
>インキュバス
そうだ、韻樹と呼んでくれ田中!!
>強そうなヤシ
あ、俺ら戦闘力は全然ダメ駄目ですから・・・・
ただし、夢の中とベッドの上では最強!!!
>お義兄さん
いや、沙希を義妹と呼ぶ事にナルかも知れんぞ?
58 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 22:58
(ペイントで適当に地図作ってまする)
古城:裏口
焔「どうやら、ここにはたくさん居るみたいですね〜。」
男は部屋を軽く見た後、本棚に手をかけた。
・゚・(ノД`)・゚・。 ウワァァァァン!!やだ!やだよー!!
韻樹義兄さん、山田はどうです?
やつぁ今寝てるし。犯り時でっせ!
60 :
沙希=愉芭棲:02/07/19 23:05
山田さんの夢の中でお愉しみ中・・・・・・・・(ワラ
明日、目覚めた山田さんは夢の事は覚えてないが妙に疲れている。
61 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:06
焔は悪魔狩人達と別れたあと、脆い橋を渡り裏口から進入する事にしていた。
しかし、橋は崩れ、帰ることが出来なくなっていた。
古城:小部屋
焔「この本棚、かなり年が入っているみたいだ。」
おい!韻樹=愉芭棲!!
ジェイソソさんに頼んだからな!おめえなんて怖くねーよ!ヴォケ!!
叩き切られてしまえ!!
そのあと俺がコロッケにして食してやるからよ!!
63 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:09
男は本棚を軽く叩いてみた。
だが、トコに音沙汰もなく、奥に進む事にした。
64 :
ジェイソソ ◆kguUm6vs :02/07/19 23:09
./ / ̄ ̄ ̄\
│ | ・ ▲ ・ |
=. | ● ●. |
│ | ・ ・ | <お忙しいところ失礼いたします。
│ | ・・ ・・ | 韻樹=愉芭棲さま、インキュバスさまいらっしゃいますか?
.\.\___/ / ━━┳━┓
┗━┛
沙希タン!!いつの間に!山田ァァ!!
うらやましすぎるぞ!このやろう!!
俺も寝たら、沙希タン、夢の中にきてくれる?
66 :
韻樹=愉芭棲:02/07/19 23:11
>>60 しょうがないなー・・・・俺は田中がすげータイプなんだけど・・・・
山田の夢の中にダイブして、3Pするか・・・・・・・・・・・(w
67 :
ジェイソソ ◆kguUm6vs :02/07/19 23:11
./ / ̄ ̄ ̄\
│ | ・ ▲ ・ |
=. | ● ●. |
│ | ・ ・ | <田中さまより殺人依頼があったのですが
│ | ・・ ・・ | 殺ってよろしいでしょうか?(ここ暗くて怖いなー・・・)
.\.\___/ / ━━┳━┓
┗━┛
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ジェイソソさん、お願いします。
( ゚Д゚)ゴルァ!!韻樹=愉芭棲!!出て来いやあ!!
69 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:13
古城:大広間
小部屋を抜けた所には、大きな広間があった。
焔「かなり広いな、一つ一つ部屋を調べていたら時間がないな。
まずは・・」
男はまず、大広間の蝋燭に明かりを灯した。
70 :
(´・ω・`)<こんばんは!:02/07/19 23:13
(´・ω・`)<こっちにいたんだ ジェイソソさん 僕はー!?
71 :
韻樹=愉芭棲:02/07/19 23:14
>>67 駄目です。
いま、山田と沙希との3Pの最中ですから(w
72 :
ジェイソソ ◆kguUm6vs :02/07/19 23:15
./ / ̄ ̄ ̄\
│ | ・ ▲ ・ |
=. | ● ●. |
│ | ・ ・ | <
>>70さんへ。ここは人様のおうちなので
│ | ・・ ・・ | あとでうちに来ていただけませんか?ごめんなさい。(おっかないよー・・)
.\.\___/ / ━━┳━┓
┗━┛
>>67 いいです!いいです!許可します。
殺っちゃってください。山田の尻に危険が迫ってますので。
74 :
ジェイソソ ◆kguUm6vs :02/07/19 23:17
./ / ̄ ̄ ̄\
│ | ・ ▲ ・ |
=. | ● ●. |
│ | ・ ・ | <
>>71そうでしたか・・・田中様どうしましょう?
│ | ・・ ・・ | インキュバスさまいらっしゃらないし・・・また後日でよろしいですか?
.\.\___/ / ━━┳━┓
┗━┛
75 :
韻樹=愉芭棲:02/07/19 23:18
ていうか、ジェイソソ君はこっち側の素質があるねえ・・・・
どうだい?俺たちと契約すれば悪魔狩人を狩り放題だよ(w
>>71 なんだと( ゚Д゚)ゴルァ!!てめえ!観念しろや!!
沙希タンは早く戻ってらっしゃいね♥
77 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:19
古城:大広間
大広間は所々で床が崩れており、
迂闊に足をかけると崩れるほど脆かった。
焔「うむ、蝋燭だけでは明かりを点ける事はできないな。
どこかに火は・・」
>>74 え?そうか・・・ヤツァ今山田の夢の中。
チィィィィィ!!SHIIIIIIIIIIIIITS!!
わかりました。お忙しい中どうもご迷惑をおかけしました。
また、依頼を頼むこともあるかもしれませんが、そのときは
何卒よろしくお願いします。
わざわざ他スレまで、出張ありがとうございました。
79 :
ジェイソソ ◆kguUm6vs :02/07/19 23:21
./ / ̄ ̄ ̄\ __,,,,_
│ | ・ ▲ ・ /´  ̄`ヽ,
=. | ● ●. | / 〃 _,ァ---‐一ヘヽ
│ | ・ ・ | i /´ リ}
│ | ・・ ・・ | ポイッ | 〉. -‐ '''ー {!
.\.\___/ /=========. | リ ‐ー くー |
ヤヽリ ´゚ ,r "_,,>、゚'}
ヽ_」 ト‐=‐ァ' !
ゝ i、 ` `二´' 丿
r|、` '' ー--‐f´
=========
=========
<この方が韻樹=愉芭棲様でしょうか?
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 がんばれ。
>>79 あ、いや、その方は、ち、ちがうと思います。
82 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:24
焔「・・・あった。」
男はマッチをこすると、静かに蝋燭へ運んだ。
焔「これで、部屋が明るくなったな。」
大広間とは対照的に扉は小さく、部屋数もそれほど多くはない。
焔から見て正面の部屋は「葵扉」、
左側の鍵の掛った大扉は「正面扉」、
すぐ横にある扉には「琥珀扉」と書かれている。
83 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:28
それから中央にある階段はなぜか崩れていて、
二回には「女王を描いた肖像画」見える。
焔「この城の主か?・・。」
階段の先には、白い仮面があった。
崩れているため先に進む事が出来ないため、
まずは「葵扉」に向かう事にした。
84 :
沙希=愉芭棲:02/07/19 23:33
ああ、生真面目な焔様・・・・・・ステキ・・・・・♥
お約束のスライム
があらわれました
86 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:37
葵扉に入ると、長い廊下に肖像画が、数点飾られていた。
焔「この城の主は肖像画が好きなのか。」
すると暗い廊下の先に、蠢く物体が見える。
沙希タン・・・
ちくしょー!!焔とかいうやつ!俺も真面目にやるぜ!
とりあえず、
>>85狩らせてもらう!!
ウホホホホホーーーーーーー!!
88 :
ジェイソソ ◆kguUm6vs :02/07/19 23:42
./ / ̄ ̄ ̄\
│ | ・ ▲ ・ |
=. | ● ●. |
│ | ・ ・ | <遅くなってすいません。どうやらお邪魔になってしまいそうなので失礼します。
│ | ・・ ・・ | またなにかあったらお願いします。
.\.\___/ / ━━┳━┓
┗━┛
89 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:43
古城:葵扉・廊下
焔「・・悪魔・・早速のお出ましか。」
蒼く蠢く生物は、焔の陰に近寄ってきた。
焔「はっ!」
ずばっ。
>>88 いえいえ。こちらこそ、お忙しいところをご足労願いまして
本当にありがとうございました。
次にお頼みする時には韻樹=愉芭棲にもキチンと言い聞かしときますので。
本スレ楽しみに見てますので、がんばってください。
91 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:49
古城:葵扉・廊下
葵生物は白い煙を吐き出し液状化した。
次第に紫色に変色している・・不気味な形と異臭を放ち
カーペットに染み込んで消えた・・・。
焔「・・行くか。」
男は地下へと続く階段に足を進めた....
古城:地下牢
92 :
沙希=愉芭棲:02/07/19 23:50
ちなみに現在の沙希の好感度
焔【ほむら】☆☆☆☆・・・・・ス・テ・キ♥
韻樹=愉芭棲 ☆☆☆☆・・・・・オニイサマ♥
山田 ☆☆☆・・・・・・結構ヨカッタYO!
田中 ☆・・・・・・・・悪いやつじゃないけど。。。(w
レッサーデーモン ・・・・・・・・・オヤジ最悪。。。
93 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:50
3匹ほど現れました
古城:ホール
スライムAを倒し、辺りを見回すと他に生物の気配はない。
かなり広いホールだ。天井にはシャンデリアがうっすらと見える。
そういえば、暗い。俺は持ってたマッチをこすった。
隣では山田が寝ている。
「くそ!こいつ今頃は夢の中で」そう思いながらも、
とりあえず、山田の横に座る。
ん?そういえば、鈴木がいない!?
あいつ、いったいどこへ・・・
96 :
沙希=愉芭棲:02/07/19 23:56
追加
スライムA ☆☆・・・・・なんか気持ちよさそう(w
ってばかぁあぁぁ!!
>>94 先に言えよ!そういうことは!!せっかくかっこよく決めたのに・・・
もういい!おまいは倒した。薬もゲトー!!
>>92 沙希タン・・・待っててね!君にふさわしい男になるから。
それにしても☆一つか・・・( ´Д⊂ヽ
98 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:58
古城:地下牢
地下へ降りると、漆黒の闇が漂っていた。
一先ず先へ進むために、近くにあった木片と、先ほど拾ったマッチをこすり、
松明(たいまつ)を作った。廊下の先に松明を掲げた瞬間―
グチャッ・・ボトッ・・ベタッ・・
どこかで聞いた物音がこちらに近寄ってくる・・。
焔は廊下へ奥へ足を進めた。
どれくらい進んだろうか、先ほどの物音は絶えず聞こえてくる。
さらに、何かは者が擦れ合う音が、合わせて聞こえてくる。
この先には・・。
99 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/19 23:59
「100は貰った!!」
そういいながら俺は立ち上がった!!
俺の意味不明の叫び声がホール中に響きわたる。
山田が寝返りうった。
鈴木は・・・どうしたんだ?
101 :
ほんわか名無しさん:02/07/20 00:05
鈴木??
スライムAが現れた
怖そうなので逃げ出した
魔界の扉が開くまであと100・・・。
104 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 00:09
焔の目の前に広がるのは、
4つの支柱で支えられて動いているものが見える。
これは「振り鎌」と呼ぶのだろうか、行く手を遮ろうとしている。
焔「どうやら私にこの仕掛けを突破しろというのですね?」
焔は振り鎌の手前にある部屋に目をつけた。
しかし、この部屋には鍵が仕掛けられている。
焔「この鎌をどうにかしないといけないな・・」
106 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 00:12
古城:地下牢
焔は鎌を突破するためタイミングを窺っていた。
焔「鎌の数は2枚。タイミングはシビアではないな。」
鎌のタイミングは極めて単調で、タイミングさえ合えば越える事が出来る。
焔「1...2....3.....」
107 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 00:12
|゚Д゚)<ガンバレタナカ・・・
おお!こんなとこにいたか!鈴木。
駄目でしょ!俺らから離れたら!!
じっとしてなさい!いいね!?
とりあえず、今日は山田置いてけないし、ここで休むからね!
109 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 00:16
焔「はっ・・!」
―1枚、2枚・・!無事に乗り越えた焔は、
不自然に置かれている棚を見つけた。
焔「どうやら、これがそこの鍵のようだな。」
110 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 00:16
|゚Д゚)<オヤチュミーアブー
111 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 00:18
棚の中には、銅でできた鍵があった。
鍵の横に、置手紙がある・・。
焔「誰の手紙だろう、・・。」
焔は手紙を見てみた。
112 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 00:21
選ばれし悪魔狩人達へ―
この城には悪魔が住み着いている。
時には鏡の奥に其の姿を隠し、時には闇夜に化けて汝の背を襲う。
この状況を突破して来れる狩人よ、
時は今も刻まれている、「眠れぬ獅子」を目覚めさせるな。
?
113 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 00:23
焔は置手紙を懐にしまい、鍵の閉まった扉に向かった―
古城:地下牢→1F獅子の間
(この続きは明日!)
参加者以外にはウザイだけなので、sageでやりやがってください。
115 :
邪教 大神官:02/07/20 00:28
古城のとある一室
禍々しい祭壇で祈祷を続ける大神官の下に邪教との一人が
歩み寄り報告を行った。
祈祷を中断させられ大神官は苛立たしげに吐き捨てる。
「なに?鼠が数匹侵入したと?
我らが神の降臨の邪魔をさせるわけにはいかん!
1匹残らず始末するのだ!テンプルナイツを派遣しる!!」
>>110 アブーじゃねーっつってんだろ!
たったきるぞ!
まあいいや、オヤスミ。おもいもいい夢みろよ!
>沙希タンの憧れの焔とかいうヤツ
がんばってくれ!あと、負けねーぞ!!
体にきをつけろよ!あといい夢みろよ!オヤスミ!
>>114 あい。すいません。でもそれはどのスレに言えることじゃあないですか?
と言ってみるテスト。
まあsageとく。
あとは個々の判断で。オヤスミ。
>スレに言えることじゃあないですか?
今田中がイイコト言った!沙希タンの好感度もアプーかもね?
でも結局sageで書いてしまう俺・・・キヨワー
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 オツカレ
漆黒の闇夜に時を刻む音が響く。
それは緩やかに、しかし、確実に獅子の覚醒を待っていた。
古城:1F・獅子の間
地下牢の上にある部屋、獅子の間は、
何の変哲もない、だが何か威圧感を覚える構造になっている。
焔「どうやら、この先からも悪魔の匂いがしてきたな...」
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 オハヨウ 今日モガンガレ
古城:1F・厨房
部屋の隅にある、小箱を開けてみた
何の変哲もない、だが何か寒さをを感じる。
とりあえず 中に入ってみた。
体の周りに霜が降りてきた。
こ、これは罠か
気づいたときには、かち割り氷になっていた。
仕方がないので田中は食べに来るまで待ち伏せにすることにした。
古城:獅子の間
古城を後ろから眺めるように、橋が掛っていた。
その先には、茜色をしたものが置いてある。
焔「これは・・」
茜色した槍が飾られていた。武器として使えるようだ。
焔は茜色の槍を手に取り、構えた―
その時、突如橋が崩れ去った―。
焔「どうやら、悪魔のお出ましのようだなっ!」
焔は槍を構え、一撃を窺う。
悪魔「グガァァァァ!」
焔「来たか―」
おいおい!ちょっと下がりすぎ!!
焔くんもたまにはageるようにしてくだちい。
つーか、俺、誤字多いな。
×たったきるぞ!
○たたっきるぞ!
×スレに言えることじゃあないですか?
○スレにも言えることじゃあないですか?
だ!ヴォケ!!
125 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 20:25
|゚Д゚)<タナカ・・・
古城:1F:厨房
腹が減った俺は、二人をほっといて、厨房を探した。
厨房を発見した俺は適当にあさる。
冷蔵庫を発見。
それにしても今日も暑い。アイスなんかねーかなぁ、なんて思いつつ、
冷蔵庫をあける。
「お!!」
ほどよくアイスがあるではないですか!!
ちょっと形が変だけどかまわない。
ガリガリ食す。
「なーんか、このアイス不味いなぁ〜。」
とりあえず半分だけ食べて、残りはあいつらにおみやにすることに。
俺はふたたびホールに戻った。
おお!起きたか、鈴木!!
ほれ、アイス食え!(・∀・)つ○
128 :
山田 ◆v16XEgGI :02/07/20 20:35
おい、俺もいるぞ!
今どうなってんだ?
129 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 20:36
(゚д゚)つ○ イラニャイ・・・
焔「消えなっ。」
ずばばっ!
茜色の光が迸り、邪悪な悪魔を滅ぼした。
焔「コレは使えそうだな。」
しかし、渡ってきた橋は崩れ去り、後戻りができなくなってしまった。
下は海、落ちたらひとたまりもないだろう。
焔「助けか・・。」
(誰か助けてくらさい。)
おお!山田!
安心しろ!!さっぱり進んでねえ!!
お前もアイス食え!(・∀・)つ○
・・・つーか!てめー!
>>47-あたり読んでみろ!!
この野郎!!いい思いしやがって!!
ん!?
なにか遠くの方で物音が・・・
(☆Д☆)キュピーン
なにかが崩れた音がした?
微かだが声も・・・?
ちょっと様子見てくるか?
>>131 おお!スマンな!
うわっ!すげぇことになってるな。
まぁでも過去の事だ!
明日にゃ明日の風が吹く!
>>132 俺も行こう
装備
武器:竹刀
防具:全身タイツ
>>134 そうか!心強いぜ!
つーか、どのへんなんだろうな?
鈴木はどうすんだ?
古城:獅子の間
崩れた橋を目の前に、どうすることもできなくなってしまった。
焔「悪魔狩りが来るのを待つか・・。」
>>135 多分そこのコンビニからだろー。
行こうぜー
鈴木はほっとけ。
装備:鉄の剣、茜色の槍
道具:松明、マッチ(3本)、鍵、置手紙
現在地:古城・獅子の間
んじゃ、鈴木はお留守番だ!おとなしくしとけよ!
んじゃ、外でてコンビにいっか!
ってバカァァァァァ!!古城だぞ!!無人島だぞ!
コンビ二なんてあんのかよ!!
城内だろ!城内!
>>139 う、スマン!ジョークだジョーク!メキシカンジョークさね。
本当は、あっちの部屋から・・・・
>>140 そうか、そうか!さすが、山田だ!
俺の殺伐とした心をほぐしてくれたんだな?冷静に落ち着けと。
コンビニという日常的な言葉を出すことによって俺らの特異な状況を・・・云々
よし、じゃあ、あっちの部屋に行ってみるか!
142 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 21:03
|゚Д゚)<コンビニ・・・
>>142 コンビニはねーって言ってんだろ!!鈴木!!
・・・おまえも行くか?
144 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 21:13
( ゚Д゚)つ<イクジョー!!
よっしゃ!!
俺、山田、鈴木で物音があった方に向かうことにした。
しばらく進むと、「葵扉」と書かれた扉を発見した。
「こっちの方から聞こえたような・・・」
俺たちは注意しながら扉を開けた。
古城:葵扉 廊下
扉をあけると、そこは長く続く廊下だった。
廊下の壁には数点の肖像画がある。
「へったくそな絵だな!これなら俺でも描けるぜ!」
ん?
なんか廊下の先から異臭がする。
歩を進めるにつれ、その臭いは強烈になる。
「くせー!!」
俺は思わず嘔吐した
ゲロゲロゲェ――――――――――!!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ぅぉぇっぷ
〃⌒ ヽフ
/ rノ
Ο Ο_)***
147 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 21:32
|゚Д゚)<オムツクチャイ?
>>147 なんだてめー!オムツなんてしてやがったのか!
この野郎!オムツプレイなんて粋なことしてんじゃねーぞ!
てめーはオケ専か!?
と、まあこれくらいにしといて、どうやら異臭の正体は鈴木のオムツ・・・
ではなくてカーペットに染み付いた紫色の模様から立ち上っている。(
>>91参照)
「これか・・・うっ」
俺は、再び襲う吐き気を飲み込み、地下へと続く階段をみつけると
山田と鈴木と共に地下へと降りていった。
むむむ…
暗いな・・・・
>>149 確かにな・・・。
・・・(☆Д☆)キュピーン!!
山田、おまいの竹刀、ちょっと貸してみない?
(たいまつぐらいにはなるかもしれん・・・ハアハア)
>>150 ん!?この竹刀は親父の形見だ!
2000円でいいよ!
あれからどれ位経ったのだろうか...
空は既に暗くなり、見えるのは城内に光る灯だけ。
焔「寒くなってきたな、まだ誰も来ないか。」
窓から見える城の小部屋に、2つの灯が見える。
と、その時、灯は微かに動いた。
焔「どうやら悪魔狩りがきたようだな。」
アホ━━━━(#゚Д゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
親父さんの形見なら、はやく言え!あやうくたいまつとするところだったぞ!
それに俺は金ねーんだよ!
んじゃ、いいや、そこらへんの木を燃やしつつ進むか。
なんだ?前方からシュンシュン音がする・・・。
鎌だ!でっかい鎌!ペンデュラムとか言うのか?
影牢やったとき観たことあんな・・・。
さて、どうしましょうか・・・?
焔「危うく忘れる所だった、
松明でこちらに気付いてくれるといいのだが....」
焔は懐からマッチと松明を出し、松明に灯した。
松明は、ほのかな赤色を帯びた炎を燃やしている。
―軽く振ってみる......
文章がヘンですね。
焔は懐からマッチと木片を出し、灯した。
木片は、ほのかな赤色を帯びた炎を燃やしている。
に、訂正。
あれ?でっけー鎌の手前に扉があんぞ!
しかも開いてる・・・。
先にこっち行ってみよー!ってことで階段を上っていく。
古城:獅子の間
あがりきったところで、妙な部屋にでた。なんか圧迫感を感じる。
辺りを見回すと、アレ?
・・・うわあぁあぁぁぁぁぁぁぁあ!!
火の玉!!
おい!!山田!!鈴木!!
火の玉だよ!!!!!!!
ゆらゆらゆらめいてる!!やべえよ。おい!
おれ、固体として認識できるもんは怖くねーけど、
あーゆー、なんかさわっても触れねーようなの嫌いなんだよ!!
ちょっと、見て来てくれよ!!頼んだぞ!!
焔「.....声?!ここだ!」
焔は松明を強く振り、大声で叫んだ。
「ここだ!」
ああ!?なんだぁ?
さっきの火の玉から声がする・・・
もしかして・・・人!?たいまつ!?
ヴァー!俺、頭わりー!人だって可能性忘れてた!
急いで駆け寄る・・・っと!なんだあ?橋が崩れて・・・。
どうやら声は崖の向こうから聞こえてくる。
「・・・アホがっ」俺は小さくつぶやき、崖の向こうに声をかける。
「だ〜い〜じょ〜ぶかぁ〜!」
159 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 23:06
(((((((((゚Д゚)))))))) アブアブ・・・
焔「大丈夫だ・・!。」
折角助けに来てくれても、渡る手段がない。
とりあえず、大声で叫んでみた。
焔「何か渡る手段はないか?!」
161 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/20 23:26
古城:獅子の間
焔「確か、琥珀の間(葵扉側から見える黄色い扉)は未だ入ってなかったな・・。」
162 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/20 23:27
|゚Д゚)<オヤチュミー
「はぁ〜」
おれは一つ溜め息をついた。お互い他人同士とはいえ、たとえピンチとはいえ、
「だいじょーぶだー」と往年の志村けん風に答えてもらいたかった。
まあ、しょうがねえな・・・。おれは先ほどとは違う溜め息を一つついた。
今度は気合をいれた溜め息だった。
そういや、ホールのすみっこに脚立があったような、なかったような・・・。
ロープの方がいいかな?うーんどうしよ?
鈴木!!アブアブ言ってねーで、てめーも考えろい!
山田もだ!
とりあえず、橋向こうのやつに叫ぶ!
「ロープ渡したら、いけそうか〜!!」
>>162 寝んのかよっ!!w
オヤスミな!今夜もよい夢を!!
>>161 「あ?琥珀の間?」
そういや黄色の扉があったな・・・。
「なんだよ!そこになんかありそうなのか?」
こいつ、けっこー城内を歩きまわってたようだな・・・。
焔「あぁ!行けそうだ!」
俺は向こう岸の男たちに叫んだ。
その時、松明の明かりが薄らと消えかかる―
焔「くそっ・・マッチはあと二本。」
俺はためらい無く黒く焼けた木片に再び火を灯した。
「なんだよ!そこになんかありそうなのか?」
男は再び問い返してきた。
俺の独り言が聞こえるとは・・こいつは、地獄耳か?
まぁいい、今は助けに来てくれている。
俺は再度こう叫んだ・・
焔「あぁ!ホールに琥珀の扉がある!入った事は無いのだが、
なにかあるかもしれない、探してみてくれ!」
必要な道具:ロープ
「そうか!ちょっち待ってろ!」
ロープだったら確か、ホールの方にあったよな!
俺は崖の向こうの奴を一度見て、すぐさま駆け出した。
地下牢に降り、再び葵扉がある廊下へ。
「ちっ!相変わらずくせーな!!」
俺の吐しゃ物がまだ残っている。異臭と混じって、悪臭となりつつあった。
しかしそんなことは気にしてられない。
ホールにつく。俺らがいた周辺を見回す。
「確か、このへんに・・・」
あった!!
「よし!」
再び獅子の間を、今度は来た時よりも速く走り出した。
風が冷たくなってきた、これ以上の長居は体力的にも危ない。
今は彼の助けを待とう―
そういや、あいつ琥珀の間がどうこう言ってたな・・・
ま、いーか。ロープあったんだし。
そんなことを考えて、走っていた。葵の廊下でふと考える。
あいつもココを通ったはずだ。ってこたあ、あの紫のシミ、あいつが悪魔倒した跡か?
ちっ!つえーんだな・・・。そういや沙希タンが言ってた焔とか言う奴もいるん・・・
!!
もしかして、あいつ・・・焔ってやつか・・・?
そんなことを考えているうちに俺は獅子の間にたどり着いていた。
崖の向こうの奴はすでにだいぶ体力を消耗しているようにもみえる。
俺は、しばらく奴をじっと眺め、
息を整えてから、声をかける
「おい!!おまえ!!なんつー名前だ!!?」
人影が見えた、どうやらロープが見つかったようだ。
焔「ここだ!」
俺は松明を高く掲げた!!!
向こう岸の男はなにか言っている・・
俺の名前を聞いているのか?
俺は答えた。
焔「俺は悪魔狩人の焔だ!」
!!ガ━━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━━ン!!
や、やっぱり・・・。なーんか嫌な予感したんだよな〜・・・。
ハア〜・・・一気にやる気なくしたなー・・・。
あいつ、もう体力的にやばそーだし、放置しとくかなぁ・・・。
そうすりゃ沙希タンだって、俺に振り向いてくれるかも・・・。
ってばかぁ!俺のばかあ!それじゃあ、人間やめますか!?じゃねーか!!
チッ!!しょうがねえ!助けてやっか!
「おい!俺がロープの先に石くくって投げるから、受け取れ!」
「その後、俺がこっちの先をどっかにくくるから!」
ん?
なんか向こうの崖で今、焔が真っ二つにされたような・・・
175 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/21 00:25
あいつ何かぶつぶつ言ってるぞ・・まぁいいか。
「おい!俺がロープの先に石くくって投げるから、受け取れ!」
焔「あぁ!頼む!」
「その後、俺がこっちの先をどっかにくくるから!」
焔「しっかり結んでくれ!」
オレは一時の安堵に浸ろうとしていた、だが、その刹那。
―?!
カギィィィン!!!
ヒルッ
スタッ
白い仮面を纏った巨体が攻撃を仕掛けてきた・・。
焔「・・っ、そうか、俺と腕試しがしたいのかい?」
白い仮面を纏った男は、ゆっくり、確実に迫った来た・・。
焔「そっちは斧か、それも相当重い代物らしいな。」
白い巨体は、ゆっくりと迫ってきた。
焔「なら、攻撃後の隙を窺えば・・。」
ズガン!
仮面の男の攻撃は外れた。
辛うじて回避した。攻撃後の隙を狙って斬る!
ずばッ!
焔「・・くっ、どうだ。」
ひゅっ
仮面の男は、機敏な動きで方向回転をした!
はは!!あれ、ジェイソソさんじゃねーか?
ん?ジェイソンさんかな?
遠目じゃわかんねー。あははははははは!!二人いねーか?
ジェイソンさんに捕まって、ジェイソソさんに攻撃されてんぞ!
これでやつも終わりだな・・・南無。
沙希タンは俺が大事にするから安心して氏ねや・・・。
焔「・・っ!しまった・・。」
仮面の男は斧を振り下ろす、焔の肩に僅かに掠った・・。
すばっ!
焔「くっ・・」
赤い鮮血が飛び散る・・。
焔「くくくっ・・面白いな、」
焔は茜色の槍に自分の鮮血を塗る、すかさず、構えた。
さーてと、焔がジェイソンさん達に攻撃されてんし、
鈴木は寝ちまったし、山田は居なくなっちまったし、
俺も寝るかな。寝付くまで、焔の闘いみてよーっと。
あ、「おーい!戦闘中悪いけど、ロープは一応、結んどいてやったからな〜」
ま、必要ないとおもうけどな・・・クククク
仮面の男の攻撃を運良く回避した、だが、直に食らっていたら真っ二つ。
焔「懐に突き刺す、それには隙が・・だが、かなりシビアだな。」
後ろから男の声がする・・だが、今は構っている暇は無い。
仮面の男の第二撃が来た!
スドンッ!
重苦しい音が辺りに響く・・
焔「ここか!、はぁぁぁぁっ!」
ズバッ!
焔「食らえ!」
スバッ!
焔「コレで終わりだ」
ズバッ!
...バダッ
仮面の男は倒れた。
焔「なかなかの腕だったよ、だけど、僕にはかなわない・・。」
帯剣を構えると、思い切り高く突き上げ振り下ろした。
紫色の液体が散る。
焔「終わりだ。」
そう言うと、焔は自分の血で魔方陣を描く。
キン....
ヒュイッ!
一瞬で男は消えた。
焔「くくくくく。」
古城2F:寝室
(この続きはまた明日)
今日モオツカレサマ
あと少しで完全に魔界の扉が開く・・・ククク。
そうなれば人間界を破滅させることができるわ・・・。
いままで我等の邪魔をしてきた魔界狩人でもどうしようもあるまいて・・・。
訂正
×魔界狩人
○悪魔狩人
スマソ
実はレスを一切つけずに放置しておく事が
魔界の扉を開かせない最も簡単な手段だったんだぜ、悪魔狩人諸君!!
と言ってみるテスト。
なんか下の方が騒がしいなー
狩人かなー
やだなー逃げよっかなー
あっ、でもビデオの予約がまだ…
でも、ここまできちゃった以上(あと10レスほどで扉が開く)
君達の使命は重大だといってみるテスト。
ガンガレ!
191 :
焔【ほむら】 ◆uJCD5Ft6 :02/07/21 17:21
古城2F:寝室
昨日の接戦から数時間、気がつけば朝になっていた。
昨日受けた傷は既に癒えていた。
焔「・・朝か。」
焔は、装備を整え部屋を出た。
古城2F・廊下
焔は背筋に嫌な気配を感じた・・
先ほど出た扉が不思議な膜に覆われた。
焔「そろそろか・・」
焔は2Fホールへ向かった。
ククク・・・あと少しだ・・・。
あと少しで魔界の扉が開く・・・。
スライムAはレスを増やすためだけに現れた
???????だれもいないよぉ。
ククク・・・あと少しだ・・・。
あと少しで魔界の扉が開く・・・。
を体で表現してみた。
「あと少しで魔界の扉が・・・。」
そう思うとスライムBは恐くなった。
「・・僕が、僕が何とかしないと・・・!!」
スライムBは立ち上がり(?
魔界の扉へ急いだ。
(((((((((゚Д゚)))))))) ブルブル・・・
あっ!あかんやん!!
スライムBはあせった。
200 :
スライムA:02/07/21 22:22
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
201 :
スライムB:02/07/21 22:24
>200 勇者
どうも、出てきちゃいました・・・・。
スライムBは逃げ出した
スライムAは とてつもないものを呼び出した
スライムAも にげだした
なんだ、呼び出しといて逃げるのか・・・・
つまらないなあ・・・・。
どれ?ボク様の生贄になりそうな人間いないかな?
グレーターデーモンは古城内を徘徊し始めた。
ミミズ人間も目覚めていた。
「・・・ココはどこだ?」
ミミズ人間は歩き始めた。
ん、よくみると人間いるじゃん!
グレーターデーモンは邪教徒を見つけるとその巨体に似合わぬ俊敏な動きで
襲い掛かる!
まるで鼠を甚振る猫の様に邪教徒を弄び、哀れな生贄を喰い尽くした。
ふう、コレだけじゃ物足りないなあ・・・もっと、いないかな?
ミミズ人間は歩き疲れたので少し休むコトにした。
ミミズ人間は周りを見渡した。
「誰もいないみたい・・」
ミミズ人間はまた歩き始めた。
ミミズ人間クン、成長早いなあ・・・・
「てめえらみんな叩っ斬るぞ!!」
田中はそう寝言を叫ぶと再び眠りについた・・・。
どうやら、かなり忙しく、疲れていたようだ・・・。
オヤスミ・・・。
ミミズ人間はトイレを探していた。
「ヲイヲイヲイヲイ!!どこにあるんだよぉ!!」
ミミズ人間は焦っていた。
213 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/21 23:10
|゚Д゚)<オヤチュミタナカ・・・
ミミズ人間クンて英語だと「ワーワーム」になるのかなあ・・・・
グレーターデーモンはつまらないことで悩んでいた
おやすみ田中・・・・・ダイヴするなら今のうち(w
いただきまーす!!!
>214 「う・う〜んどうなんだろうねぇ・・・ハハ・・わかんねぇや・・」
ミミズ人間は英語に弱い。
ミミズ人間はまだトイレを探していた
「あ あかんて!コリャほんまにあかんてぇ!!・・あっ!」
ミミズ人間は扉を見つけた。
おはようございます、やっと扉が開いたんですね。
ようやく外の世界へ…って今夜中じゃーん!!
まあいいや。人間でも見つけてくるか…
219 :
ほんわか名無しさん:02/07/22 16:12
あげ
なんか用か?
あー、なんだか嫌な夢見たな・・・
思い出したくもねー。インキュバスが・・・うおぇっぷ。気持ちわり・・・。
古城:獅子の間
周りを見回すと誰もいなかった・・・。山田も、鈴木も。
「どこいったんだ・・・?」
!!
橋の向こうに白仮面の男・・・。
ってこた、焔!!あの野郎!・・・勝ちやがった!
つーか、あの野郎!俺に御礼の一つでも言っていきやがりもしねえ!!
くそっ!!
俺は、一人取り残された寂しい気持ちを心の奥にひっこめて
歩き出した。
しばらく歩いて気付いた・・・。
あきらかに前と様子が違う・・・。
さきほど、ちらっとみかけた
>>221・・・
なんだ!?ありゃ!?
怖えーぞ!この野郎!!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル・・・
俺は、やつに見つからないようにコソコソ歩いた。
古城2F:ホール
ホールの扉を開けると、そこは完全にガレキが崩れていた。
1Fからは僅かな灯火が見える。
だが今は、この状況を急いで食い止めることだ。
俺は、ホールの階段に落ちていた仮面を手にとった。
焔「この仮面、昨日戦った奴と同じだ・・」
俺は仮面を懐にしまい、奥に見える大きな扉に入った―
古城2F:恍惚の間
部屋に入ると、頭の中が何かに食われるかのように、
どんどん意識が薄れていく・・
ホールに続く扉は封印されている、帰る事はできない。
―その時、ホールから男の声が響いた。
「どこいったんだ・・・?」
明らかに聞いたことがある声だ、だが意識が朦朧する中で
頭を使うと可笑しくなる・・今は・・・よそう。
奥に進むと、階段が見える。
階段の先に見える光彩は、次第に意識を回復させていく。
木でできた扉の向こうには、テラスがあった。
古城2F:テラス
扉を開けると、朝日が差し込むテラスがあった。
焔「丸々一日か。」
一時の寛ぎを求める事は、課せられた使命を果たすまでは許されない。
それは、他の誰にも分からない。
焔「上に行くか・・」
3Fへ続く、塔を囲んだ螺旋階段を昇る。
所々に蔓がまきついている。何かに使えるかも知れない。
俺は蔓を手繰り寄せ、ちょうどいい長さで切断した。
長く続く螺旋階段の途中には、3Fの寝室が見える。
焔「・・・寝室?!」
急いで螺旋階段を昇る、その先に見えるのは何も無い。
下を覗けば崖・・・!
焔「そうか・・。」
この階に続く扉は無い。
螺旋階段を降り、途中に見た寝室に立つ。
窓からは異臭と暗闇が広がっている。
それは、この階から上が既に侵食されているということだ。
焔「魔界の扉が開いたか、時間が無いな・・」
俺は、窓を蹴破り寝室に入った―
古城3F:寝室
ん?今ニンゲン(田中)の気配がしたなあ・・・・・・・。
まあ、いいか。細かい事を気にしてちゃ一人前の大悪魔になれないって
ママが言ってたからね。
それにしても、此処の通路は狭いなあ・・・(オマエがデカイだけです)
「はぁ、腹減ったなー」
そんな事をつぶやきながら廊下を歩いていると
前方から何者かが歩いてくるのが見えた。かなり巨大な物のようだ。
「でかーっ!でもまずそう!!」
思わず本音が声に出てしまっていた…
POCHI ガンガレ!
「あーん♥だれもいな〜い♥」
なんだか無性に甘えたくなった俺は一人で身をくねらせながら
2Fのホールを見回していた。
瓦礫の山だ・・・。
俺の寝ている間にいったいなにが?
とりあえず、俺は焔が言っていた琥珀の扉に向かった。
扉に手をかける。
!?
開かねー。「踏み込むぞ!!」俺は安物の刑事ドラマのように
扉に対してタックルをかます。
ゴガァッ!!
いった〜い♥
肩をしたたか痛めたがなんとか開いたようだ。
中は薄暗く、よく見えない。
おれは道具袋からマッチを探し、とりあえず火をつけた。
サッと辺りを見回すとすぐそこにランプがある。
ラッキー☆
早速ランプに火を移し、今度は注意深く中を見回した。
中は、けっこーな大きさの部屋だ。
四角い木製のテーブル。イスが8脚。中央に1脚。
パッと見の印象は会議室。
奥には本棚。側面の壁には世界地図と本国の地図。
もう一方には甲冑が3つ。
いろいろ武器もある。
俺は、一つの剣を手にとって眺める。
「( ´_ゝ`)フーン 」
よくわからない。
俺の武器は、己の拳!
俺の防具は、己の肉体!
そんな俺には剣の価値はまるっきりわからない。
しかし、なぜかその剣には魅せられてしまった。
とりあえず、その剣を大袋に入れ、俺は奥の本棚に向かった。
うーん・・・。
よくわからん本ばかり。
「やたら多いなぁ、これ全部ホントに読んでんのかよ?」
俺はそうつぶやきながら、サッと見ていく。
「あれ?」
綺麗に整頓された本棚の中に一冊、おかしな本があった。
かなり分厚い本だが、他の本は背表紙が揃っているのに対し、
この本だけ逆に差し込まれている。
変に思った俺は、その本を手にとってみようと思い、引っ張る。
抜けない。
引っ張る。
抜けない。
だめだこりゃ。おれはほっといて、琥珀の間を後にした。
(ネタフリだからな!使えよ!!)
窓を蹴破り寝室に入った。
辺りは埃だらけで、他にはベットだけしかない
とても質素な部屋だ。
ベッドの傍らには、かなり厚さのある辞書のようなものが置いてある。
そこには、嘗てこの城に住んでいた者の日記があった。
表紙を捲ると、赤い血が付いていた。
焔「血か・・この城には魔物が住んでいるようだな。」
焔は日記を懐にしまい、扉に手をかけた。
―しかし、扉はびくともしない。
焔「封印されているのか?・・」
俺は仕方なく2Fへ下りる階段に戻ろうとした。
その時、扉は鮮やかな茜色に光ったのが見えた。
焔は肩に背負っていた茜色の槍に目をやった。
焔「こいつが必要なのか・・?。」
焔は茜色に煌く扉に槍を刺した。
―その時!
スパァーン!!!...
扉はまるで結界が消え失せるかのように、粉々に破壊された。
焔はホールに入った。
古城3F:ホール
ホールは、数体の石像と中央に大きな吹き抜けがあるだけの部屋だった。
異様な静けさは、焔の精神を次第に蝕んでいく。
焔「・・くくくっ、早くしてくれよ、お前は俺を・・いつまで・・―」
―突如石像が激しく動き出し、石像が激しく揺れる・・!
焔は鞘から剣を取り出し、精神を集中させる。
焔「―・・くくくっ、俺を止める事は誰にもできない。」
剣の先端から蒼い煙のような気が発する。
石像はそれぞれが意思を持つかの如く、束縛から解き放たれるかのように焔を襲う。
ズダンスダン・・
重苦しい音が鳴り響くホールに、焔はためらいなく剣を構える。
焔「掛ってきなっ!」
石像は拳を握り、焔に奇襲をかけた。
スドンッ
凄まじい速さに、焔は一瞬ためらいを憶える。
やあ、とうとう古城の外に出ちゃった・・・・・・
ふーん、コレが人間の世界かぁ。
よし、ちょっとお散歩してこよう!!
グレーターデーモンは翼を広げバサバサと羽ばたかせると
その巨体を宙に舞いあがらせた。
しかし、古城の周囲に人の気配は無かった
(つーか、無人島だったか・・・・)
ミミズ人間は無事トイレをすましホッと一息ついていた
「危なかったぁ〜フ−!」 その時・・・
「ぐぅ〜〜〜〜〜」
どうやらミミズ人間はお腹が空いたようだ
「腹へったなー・・あ!そうだ!」
ミミズ人間は持っていた焼き鳥を四本も食べた。
「あー!お腹いっぱい!」
ミミズ人間DXはお腹が満たされて満足したようだ。
239 :
ほんわか名無しさん:02/07/24 18:50
あげとく
ガンガレ!
琥珀の間を後にした俺は、突発的な便意をもよおした。
獅子の間の橋で腹丸出しで寝てたのが、災いしたらしい。
「うぅぅ・・・」ギュルギュリギュラギュロギュル・・・
「ト、トイレ・・・」
ホール近辺を探す。
右手は腹を、左手はケツを押さえながら歩く。
・・・扉という扉を開ける。ない・・・。
その時、腹のなる音がした。
「ぐぅ〜〜〜〜〜」
しまった!漏らしたか!?
しかし、その音は俺の腹から鳴った音ではなかった。
音の方向を隠れながら覗き見る。
「腹へったなー・・あ!そうだ!」
!?
続いて聞こえてきたその声は、人間に近いようだ・・・。
人がいたか・・・。ホッとして隠れていた場所から出ようとする。
しかし、次の光景を見て、おれはその足を慌てて引っ込める。
槍とでもいっていいほどのデカイ串に
鶏がそのまま刺さっている。
そいつはそのまま、正に焼き鳥とでも言おうか、それを食べ始めた。
顔は太長く、髪はない。目や鼻、耳などあるべきはずのものが、
はっきり見えない。あるのか、ないのかわからないほど小さいのかもしれない。
ただ口だけが不気味にデカイ。
例えるならミミズが人間になったような・・・。
あっという間にそのミミズ人間は一本食べ終わると、
続けざまにもう3本。計4本をものの5分で食べ終わっていた。
その食べっぷりにも圧倒されたが、
俺は食べ終わった奴の変化に驚愕した。
デカくなってる・・・。
腹が脹れた程度ではない。一回りデカくなっていたのである。
「あー!お腹いっぱい!」
ミミズ人間はそう叫ぶと古城の奥へと消えていった。
俺は、しばらく動けなかった・・・。
「あんな奴も出てきたのか・・・。マジでなんとかしないとな・・・」
俺は決意を新たに古城探索へと向かうのであった。
・・・・そういや、クソしにきたんだった俺は!!
ミミズ人間の後は、そりゃあもうこの世の便所とは思えなかったさ・・・
(続く)
ワロタ
静まりかえった城内。
ふと俺はひとりぼっちになってしまったように感じた。
もうすでにこの古城には誰一人いなくなってしまったのか?
さきほどみたミミズ人間も、俺の幻覚だったのか?
白昼夢をみていただけなのか?
フラッシュバック症状がでただけなのか?
トリップしてただけなのか?
俺は気が狂いそうになっていた。
この静けさが俺をガイキチにする手助けをしていた。
軽い離人症状が出ていた。
こんな短期間で出るわけがないと自覚しつつも
この特異な状況下では起こりうるのかもしれない・・・。
または、悪魔による仕業・・・、いや!悪魔と結びつけること自体が重度の・・・。
俺はもうすでに限界にきていた。
たとえそれが第三者の仕業としても気付くことは出来なくなっていた。
246 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/27 02:02
|゚Д゚)<ヒサシブリー!!タ・ナ・カ
てめー!!どこいってやがった!!鈴木!!
てめー!おりゃあ、一人ですげえ寂しかったんだよ!
心細かったんだよ!・゚・(ノД`)・゚・。 ウワァァァァン!!
248 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/27 02:06
|゚Д゚)<タ、タナカ・・・。
。・゚・(`Д´)・゚・アブアブー!!
アブアブー!!
じゃねーーーーー!! (#゚Д゚)=○)Д゚) ←鈴木
てめーも泣いてくれるか!?わかってくれるのか!!
嬉しい限りだぜ!!
しかしだな、だったらもうちょっと姿を現せっつーの!!
250 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/27 02:13
( ゚Д゚)つ○コロッケクエ
コロッケ(゚д゚)ウマー!!
こんな時間に食わせんなーーーーー!! (#゚Д゚)=○)Д゚) ←鈴木
太っちゃうでしょーー!!
252 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/27 02:24
|゚Д゚)<オヤチュミー!!
てめーは、ホント、パッと来て、パッといなくなるヤシだな・・・
まあ、でも助かったぜ。
俺だけじゃねーってことがわかったからな。
これで、ガイキチにならなくてすんだ。
おう!オヤスミな!!いい夢みろな!!
ミミズ人間DXは周りを見渡してみた
「・・・誰もいないよ・・・あ!!」
ミミズ人間DXは何か思い出したようだ
ミミズ人間DXはトイレに向かっていた
「ハァハァし・尻拭くの忘れてた!」
ミミズ人間DXはトイレへと急いだ
「ま、迷子になっちゃった・・・・・」
古城を出て無人島を飛び回っていたグレーターデーモンですが
あまりのも広い無人島だった為、古城の位置がわからなくなってしまいました。
「誰だよ、こんな所に罠仕掛けたのは!」
POCHIは突然床から飛び出した鉄格子に四方を囲まれ
身動きができなくなっていた。
ドタドタ!!
なんだかこちらの方に向かって音が近づいてくる。
俺は脇にある部屋に隠れた。
コソーリ扉からのぞく。
人間ならば、仲間に入れてもらお・・・。
そう思っていた。
しかし、廊下を通りすぎたのは、あのミミズ人間。
「ハァハァし・尻拭くの忘れてた!」
・・・さすがだ。さすがミミズ。
知能が足りてない。
しかし、俺は、その言葉に妙な親近感を覚えた。
あいつアホだけど、おもろいな。
笑いを噛み殺しつつ、部屋を見回すと・・・
!?
鉄格子?にんげ・・・いや、悪魔?
259 :
( ゚Д゚)ブツジョー!! ◆F7m0kd02 :02/07/30 21:51
| ゚Д゚)<タナカ・・・
(=゚ω゚)ノイヨウスズキ!!
最近、人来てないみたいね・・・。
もうだめぽ?
なんか変だな・・・
悪魔狩人ハケーン!
後ろから不意打ちを喰らわせる!
ん?俺?
首だけ振り返ると、あきらかにスライムみたいなへッポコ悪魔とは違う、
めちゃくちゃ強そうな悪魔がいた。
悪魔のコブシが振り返った顔にカウンターの格好ではいる。
ドゴォォォオオオオオ!!
そういや、田舎のおばあちゃん入院してたよな・・・
元気になってるかな・・・
俺はふきとばされ、鉄格子にしたたか背中をうちつけた。
この俺の鍛え抜かれた肉体でさえ悲鳴を上げるほどの衝撃。
やばっ・・・一本いったかも。
俺の名前は山田。神の申し子。
今友達の田中君を捜索中です。
まずは彼のрノかけてみようプルルル
ディラリィ〜♪ディラリラリラァラァ♪
なんだあ?この音・・・俺の好きな・・・北斗の拳のOP・・・
YOU は SHOCK!!!
誰だか知らんがナイスなタイミングで、電話してくれるもんだぜ!!
俺の着メロは北斗の拳のOP「愛をとりもどせ!」。
俺はこの曲を聴くと、30代の奴らがロッキーのテーマ曲聴いた時と
同じ効果を得るのだ!!
「愛で〜フフン♪熱くな〜る〜♪」
俺はうる覚えの歌詞をつぶやきながら立ち上がる。
そう・・・ラ王に一度はやぶれつつも向かっていくケン史郎のように・・・
おッ、繋がったか!?
あ、ちなみに俺の着信音はダースベイダーのテーマだよ。
「もしもし?」
俺は、そばに落ちて、いまだ「愛をとりもどせ」を流している携帯を手に取る。
なぜか悪魔は動かない。
俺は片手ですばやく携帯を開き、ディスプレイを見る。
山田
090-9072-××××
「山田からだ・・・!!」
俺は通話ボタンを押し、左手に持ち替え、
右手は数メートル先の悪魔を牽制する格好をとる。
「もしもし?」
向こうから山田の声が聞こえてきた。
「もしもし!山田か?今どこ?なにしてんの?誰かいる?」
俺は矢継ぎ早に質問をなげかける。
繋がったッ!が、声を聞いて安堵した俺は眠くなってきた。
そこで田中におやすみなさいの一言を言うことにした。
「田中かッ!?俺今から寝るから。おやすみ〜」
俺の質問とかぶるように山田の声が聞こえる。
「田中かッ!?」
おう!!
「俺今から寝るから。おやすみ〜」
ズコー!!
とりあえず俺は、切れる前に声をかける。
「おう!!オヤシミな〜。いい夢みろよ!」
さて・・・目の前の悪魔はまだ動かない。
こいつ、やる気あんのか!?
いいや!一発は一発!!くらええぇぇぇぇぇい!!
手首をプラプラ回しながらの俺独自のスクリューパンチ!!
こいつは、ろくでなしブルース読んでもスクリューのシステムが
まったくわからなかった俺が、独自の解釈を取り入れ、
すさまじく鍛えた手首でパンチの衝撃に耐えうるように考慮して云々・・・
TSSP(田中スペシアルスクリューパンチ)は見事悪魔の左頬へ。
悪魔(
>>262)は扉の向こうへ吹き飛んだ。
その瞬間、部屋の奥の鉄格子の中の悪魔が声をかけてきた。
いきなり鉄格子に何かがぶつかってきたと思ったら
人間と悪魔が殴り合いしてて、懐かしい曲が聞こえてきて
そのうち人間の方が悪魔を吹っ飛ばしてしまった。
「うわーすげー。」
本当にそう思ってるのかどうかは別として、
とりあえず目の前の人間に声をかけてみた。
「なぁ兄ちゃん、暇なら俺の話を聞いてみないかい?」