管理人に「削除義務を課す」のはどうなんでしょうね。
この問題を考えるためには、まず前提から検討してみましょう。
(1)「逸脱」しているかを、誰がどう判断するのか?
→管理人からしてみれば、相当数が、「境界線上」にあるから
判断に迷う。それに、
>>1さんも「逸脱」の基準を明確にして
いない。
→小規模な掲示板ならともかく、2ちゃんねるのような大規模
な掲示板になると、全発言のチェックは不可能。
※つまり、ある特定の個人や組織によるチェックが難しい
ということは、インターネットを無法地帯にする可能性
も否定できないが、それは当局による意図的な情報操作
も受けないということ。
古代中国の「焚書坑儒」の例を出すまでもなく、施政者
というのは、情報操作に躍起になっているのだが、それ
がどういう結果に終わったのかというのは、歴史が教え
てくれる。
(2)「逸脱」している表現は、即削除なのか?
→たとえば、被害者が名誉毀損で訴えようとする場合、当該
表現は、重要な証拠となる。だから、管理人に勝手に削除
されてしまうと、かえって被害者が迷惑することがある。
→つまり、被害者の意志確認をしないで、勝手に管理人が
削除することは、「証拠隠滅」となることもあり得るという
こと。
716です。
ところで、
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/6820/#1 読みました。あなたの問題関心の所在は分かったような気が
しますが、問題意識がまったく稚拙。
いちいち指摘しませんが、1つだけ挙げておくとするならば、
>>インターネットという双方向のメディアでは、
>>責任の所在の存在しない発信は在りえないわけです。
と書いていながら、
>>『アメリカにあるサーバの内容について
>>日本の国の法律で裁けるか』とか、そういう話はしていません。
というような「肝心な点」については、論じる前から逃げています。
だって、インターネットの問題というのは、こういう異文化や法体系
の違いがあることを無視しては論じることはできないわけで、それを
抜きにしては、インターネットでの「倫理」とか表現に対する「責任」
を議論するのは、まったくのナンセンスと言えます。
そもそも、ここで問題となっている「ニッセイ事案」にしても、
ひろゆきや削除人がニッセイへのバッシングをすべて削除すれば
解決できたとでも言いたいのでしょうか?
すべて削除することは不可能だし、削除すれば削除したで、それ
がまた大問題になるでしょうね。
とりあえず、「削除する基準」を明確に示してください。