誹謗・中傷ばかりのニッセイの営業やめろ!!

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59転載
この不良債権の問題はまだ、生保にとっては大した問題ではありません。
今、生保にとって、最大の問題は、【ユーロ】問題です。
下記の数字をご覧下さい。

日本生命   1兆4,517億円
第一生命      6,782億円
住友生命      4,222億円

これは、各社が持っています【ユーロ建て資産】の総額です。
生保19社全体では、5兆円前後あると推計されています。

例えば、最大手の【日本生命】ですが、今まで猛烈な勢いで、この【ユーロ】を購入してきています。
いつも、コメントでは、【強気】一辺倒でした。
そして今、【ユーロ】は円に対して、平均で30%以上もその価値を落としています。

単純計算では、【日本生命】は、4,000億円、第一生命では、2,000億円以上の“含み損”を抱えていることになります。今後、時価会計を行った場合、最大手の【日本生命】すら、経営危機を招く数字になりかねません。
業界下位の生保は、もう手がつけられない状態になっているのも、うなずけます。

そこで、何が行われるか。
金融庁は、生保の破綻を防ぐために、何と、この時価会計を見送る方針との報道が先般なされました。

この期に及んでも、まだ、先送りを行う日本の金融行政には、もう未来はありません。