大阪・御堂筋を車庫代わり、容疑の日本生命部長を逮捕
2006年10月30日21時30分
身体障害者の介護用に発行された駐車禁止除外指定車標章を不正使用し、通勤や営業で使う私有車の
路上駐車を繰り返したとして、大阪府警は30日、日本生命テレコミュニケーション推進室営業部長の陶山典保
(すやま・のりやす)容疑者(41)=大阪市阿倍野区阪南町=を車庫法違反の疑いで逮捕した。同推進室の48歳
と46歳の女性社員2人も同容疑で書類送検する方針。
御堂筋を担当していた駐車監視員が「標章を置いた車3台が毎日止まっている」と府警に連絡して発覚した。
同署は、同じ部署の3人が同時期に不正使用していた経緯などを調べている。
http://www.asahi.com/national/update/1030/OSK200610300063.html 南署の調べでは、陶山容疑者は9月下旬から約1カ月間、自宅から同市中央区南船場4丁目の御堂筋に面した
勤務先に私有車で出勤した際、介護目的でないのに標章を車内の運転席前に置き、仕事が終わるまで違法駐車を
繰り返した疑い。平日の午前9時ごろから午後6時ごろまで駐車していたとみられる。知人女性から標章を借りて
使っており、「標章があればどこにでも止められ、便利だった」と供述しているという