【バカ社員】損害保険リサーチ(その5)【損害賠償で告訴】
ZAITEN(旧財界展望)07年6月号
“金融庁処分でも懲りない損保業界「調査丸投げ」不払いの構図を暴く”
記事の要約
損保各社は自らの調査部門の他に、傘下の調査会社が作成した
原因調査報告書を基に過失割合を査定している。
もう一つには「損保リサーチ」や「生保リサーチ」など
子飼いの事故調査会社に調査を委託し、
現況の確認をとる仕組みがある。
契約者にとっては事故の際の安心をもたらすシステムのように映るが、
調査会社の実態は損保から右を向けと言われれば、右を向く家畜的従属関係にある。
この仕組みにこそ不払いの源があり契約者を無視した
損保会社の本質が隠されていると指摘している。
元事故調査役員も、「年間売上50億円を誇る業界トップの損保リサーチでさえ、
事故調査の公的資格制度を創設しようとか、
調査料に競争原理を導入させるなど業界改善のための提言はない。
トップが業界ぐるみを象徴する存在である以上、他は推して知るべし。
契約者のとってこんな会社は必要ない」と一刀両断に切り込む。
「代表者は損保業界出身者か」という問に対しては、
「公表する義務はない。何の目的か(上野進専務)」とヒステリックに反応してきたといい、
同誌は調査会社の整理統合が必要であることを提唱している。
現在のところ、脳天気な損保リ首脳陣のなかにこの記事を読んだ者はいない模様であるが、
近く全国支店長以下社員全員に非常号令を掛け、
一人30冊のノルマを課し同誌の買い占め行動を開始すると思われる。