DKB関係者、および当局の内部情報より。
東海が当局からA社の下支えを強制させられた折りにA社の財務内容を詳細に調べたが、
当初用意していた1000億では焼け石に水となることは明白であった。
そこで東海・A社・DKBおよび当局関係者が秘密裏に会合し、表向きはDKBが支援する
カタチはとりつつも、外資との提携を模索した結果、名乗りをあげたのがAIGとAXA.
AIGは千代田の時と同じく、破綻後に買取るプランを提示したが、NDの時と同じく、
破綻前に買収しようとしたAXAに当局は関心を寄せ、その方向で話し合いはほぼ決着
している。AXAは予定iの引き下げをしない代わりに、大規模なリストラを要請、
その結果、2200名にのぼる人員削減計画を発表したのはご存知のとおり。
買収額は、NDの場合、2000億であったが、A社は5000億になる模様。買収後、
A社の団体保険部門および既契約管理部門と販売部門をそれぞれAGL生命、ALに分割
移行する予定。また今回はA社の規模が今までになく大きいので、DKBの支援も
何らかのカタチで行われる。