万年筆スレッド

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30名無しさん@お腹いっぱい。
>>27
ネット上なら川窪万年筆店のカタログが充実してるよ。
ただ、当然ながら質感とか持った感じとかは分からない。

それでもどんなデザインの物があるのか、
値段はどれぐらいなのか、自分の好みはどんなものか、
ぐらいは分かると思う。

それで、候補を何点か挙げておいて、東京なら伊東屋・丸善・三越・書斎館
などの品揃え豊富な有名ショップで試し書きして最終決定すればよいのでは。

(ちなみに、定価で買う予定なら、個人的には書斎館が一番お勧めできる。
根拠。品揃えが多分もっとも豊富、特にイタリア系のメーカーの
ペンが多数置いてあるのが珍しい。所謂「お父さんの万年筆」的なイメージを
吹き飛ばしてくれる、すげェセクチーな万年筆を多数そろえてある。
デルタのドルチェビータとかイイと思うけど。

また、これもとても大切なことと思うが、座って試し書きができ、
書く紙も選べるということ。立たせたまま試し書きさせる店の良識を疑う。)

最後になんか買うつもりなら(例え三千円の物でも)、
堂々と試し書きまくりできるでしょう。

なお、書き味については、
メーカーやラインや固体によってペン先の柔らかさとか、
ペンポイントの研磨具合、インクの流れる量など全然違うけど、
最初の一本では比較対象とかもないだろうから、とりあえず一本、
試し書きした中から気に入った物を買ってしまえばよいと思う。

万年筆という筆記具は存在感・書き味・書ける文字の雰囲気・使い勝手・
インクの補充などなど、全てにおいて鉛筆やボールペンとは違う、独特さを
持ってる。他では得られない特性もあるが、面倒くさい事も多い。
その独特さを好きになれるかどうか。それが肝要だと思う。

ちなみに私は相当数買った挙句フト書く道具如きにここまで凝ってどうすんねん、
と我に帰り、蒐集を辞め、今は古めのモノを日常的に使って満足するようになった。
まあまたほとぼりがさめたら買うようになると思うけど。