やや。べつに誰も銃よりボウが優れてるとは思ってないはず。あくまで趣味の道具。
ただ、アーチェリーとクロスボウを比べるのは命中率など違いすぎるので・・・
もちろんクロスボウも競技ライフルとくらべれば劣りますけどね。
まあ、じっさい屋内ではピストルタイプしかつかえませんね。
これでも凄い威力ですが・・・タンスとかに平気でブッ刺さるし。
デカイ奴は、持ち歩くのも不審ですし、クルマで持っていって使うほかないです。
まあ、山でも持ってないと駄目と。
ただ、米国でもプリキングという遊びがあり、自宅の裏あたりでピストルを撃って
空き缶など狙う人も居ますし。
正式競技でなくても、いろんな物を撃つのはいいのでは。
ただ、危険には充分注意を。
威力に関しては、本来の用途が鋼鉄の鎧を貫くためのもの(クルマの鋼板より厚い)
ですので、これは相当高いです。十字軍でも獅子心王が射殺された、かな?
ブロックを砕くのは?ですが、事実とすればかなりのモノ。
実質370ポンドならそれぐらいの威力はあるんでしょうかねー
欧米では、500ポンドを越えるようなものもあったらしいですけど・・・
スウェーデン王室所蔵のクロスボウはゴツイ鋼鉄製のうえ、太いスチールワイヤーを
弦に使い、巨大なクランクで巻くようになっていて凶悪です。
重量級もここまで来ると、たいしたもの。
安いボウガンでも買えば構造は分かりますが、それなりの加工技術なり工具なり
あれば、ボウガンを自作するのはたやすいです。
鋼板を加工したり、鋼製ワイヤーの弦を張れば威力も相当のものになるハズ
安全装置などやや面倒だけど・・・矢、ボルトはいくらでも流用可能ですね。
日本でも平安時代、大型の石弓を東北の柵(城)に据え付けていたようです。
大陸では一般的な武器で、とくにイタリアの都市国家で生産され城塞防衛用に適した
兵科として有名でした。とくに訓練しなくても扱いやすく命中率が高いというのが
理由です。
16世紀ぐらいでは、ハンドボウガン(アルムブルスト)の値段はピストルよりも高価
なものでした。だから前装銃の時代は、むしろ構造がかんたんでコストが安いという
理由で大量に装備された事情があります。
近代になってからも第一次大戦で塹壕の歩哨を音もなく射殺するのに使われました。
現代の世の中で特殊部隊がクロスボウを使うというのは疑問です。
ただ、有名な軍事ショーで兵器メーカーが売り込んだりしているのは事実ですので
装備品リストの中には存在するかも・・・
それほど強力でなく軽量シンプルな100ポンド以下のモノと記憶してます。
利点としては、いろいろな矢、ボルトを使えることでしょうか?リールを付けて
飛ばすことも出来ますので・・・暗殺というより特別な用途で使うのかも。