ディーゼルエンジン

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31名無しの愉しみ
>高性能なヘッドガスケット、エンジンブロックの開発で可能になった
>高圧縮により実現した、ディーゼルが出来るまでのつなぎだったのかな。

まあ、そういえんことも無いが、その「昔」は小型ディーゼルは技術的に
不可能とされて見向きもされなかった時期がある。ヤンマーが解決した
訳だが。
石油発動機(低・中速)なら、横置き蒸気機関が作れるレベルの鉄工所
なら直ぐに作られる(今でも小型ディーゼルは石油発動機に比べて極めて
少数のメーカーしかないね)結果、農業の機械化にいつの間にか貢献して
くれた原動機。

石油発動機も段々と高度化していき、1000rpm以上の機種(二本ロッド・OHV
回転マグネット、場合によっては上置き燃料タンク)は今でもよく見るメーカー
が多いね。
高速縦型空冷のなら、富士ロビンが未だ作っているが
http://www.fhi.co.jp/robin/product/e_text/seri_eyk.htm
圧縮比は比較的低い物の高速空冷だから、最近のガソリンエンジン
と音はさして変らないんじゃないかな?

技術上の特徴・・・
初期・模倣期・低速
カムロッド一本棒(吸気は負圧弁) 可動鉄片形マグネット若しくは回転型マグネット
中期・昭和10年代以降?・中速
カムロッド二本(OHV)、 回転型マグネット、オプションで木炭ガス発生炉、薪ガス発生炉w
後期・ かなーり色々。
尚、発動機に用いる灯油は茶灯油と呼ばれる(JIS 2号灯油)普通の白灯油
でも差し支えない、中には高速機関用にハイオク化させたものも流通していた
模様(発動機用石油)