日本では砥石の採掘はほとんど終わっていて、天然の
砥石は数万の値が付く貴重品になってしまいました。
最近、100円ショップで良いものを見つけました。
書道用の硯なのですが、裏を触ってみるとこれが仕上げ
砥石と同じ感触なのです。調べてみると仕上げ砥石も硯
も同じ粘板岩なんですね。京都の本山は粒子が細かくと
ても柔らかいですが、100円ショップの硯も肌理細か
く比較的柔らかい石材です。試しにステンレスの三徳を
研いでみたところ相当な仕上げが出来ました。これも稀
少品にならないうちに手に入れておくことをお勧めしま
す。
研いでみた感想は硯側からの研ぎ汁はあまりでません
が包丁側の研ぎ汁が出るのでゆっくり時間を掛けると光
沢が出る程の超仕上げができました。反面柔らかいので
荒砥や中砥のように鋼を削る力がないので、仕上げだけ
に使うと良いと思います。幸い購入した硯の裏は平板に
研磨されていたのですぐに砥石として使えましたが、そ
うでない場合もあるので必ず平滑であることを確認して
から試して下さい。面直しする場合には合成砥石は止め
た方がいいです。合成より遥かに粒子が細かいので傷つ
けるだけでしょう。面直しは天然砥石か同じ硯を使うよ
うにしましょう。
焼き物と石の区別もできんのか・・・
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27:04/01/25 15:59 ID:???
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27:04/01/25 19:24 ID:???
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