大阪市内などで、
女子中学生に乱暴したなどとして強姦(ごうかん)罪などで起訴された
住所不定、とび職****被告(30)(公判中)が、
大阪府警浪速、住之江署合同捜査本部の調べに対し、
ほかにも同様の犯行を40件以上繰り返したと自供。
捜査本部は24日までに裏付けがとれた少女に対する8件について
強姦、同未遂容疑などで追送検した。
**被告は、1997年に強姦罪などで実刑判決を受けて3年前に仮出所し、
その約半年余り後から犯行を続けていたと供述しているという。
起訴状などによると、河野被告は昨年2月29日夜、
大阪市西成区内の路上を歩いていた当時中学1年と同3年の少女2人に、
「おれは暴走族のOBや。君らの後輩が痛い目に遭っている、
顔を貸してくれ」とだまして乗用車内に誘い込んでドアをロックして監禁。
知人宅のマンションに連れ込んで乱暴した。
捜査本部は昨年7月下旬に**被告を逮捕、
同市南部を中心に手口が似た犯行が相次いでいたため追及していた。
これに対し、**被告は仮出所約半年後の2002年夏ごろから犯行を重ねたことを供述。
捜査本部は、このうち13―19歳の少女に乱暴するなどしていた8件を余罪として送検した。
調べでは、**被告は午後9時ごろから車を運転して歩いている少女を探し、
「暴力団関係の者や」「もと暴走族をやっていた」などと話しかけて車に乗せていた。
工場の敷地内や公園など、人気のない場所で乱暴し、
口止めのため、カメラで少女らの姿を撮影したふりをして、
「警察に言うとばらまくぞ」と脅すなどしていたという。
少女を狙ったことについては「力が弱く、こちらが話すことを信じると思った」と供述している。
読売新聞
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050124i508.htm