山口県教委は18日までに、窃盗罪などで起訴された
豊北町立豊北第一中教諭、****被告(47)を懲戒免職処分とした。
これで04年度の懲戒処分は7件7人。免職は3人目。
起訴状によると、**被告は昨年12月22日夜、
女性の下着を盗む目的で美祢市の民家車庫に侵入し逮捕された。
同9月と11月にも、豊浦町の民家2軒でそれぞれ女性の下着を盗んだ。
**被告は保健体育を教え、教務主任の立場にあった。
起訴後、下関教育事務所長らの聴取にも事実を認めた。
今年度の処分件数は昨年度に並び、免職は昨年度の2人を上回った。
県内では相次ぐ不祥事に今年度から学期ごとに1回、
校長による教員の個人面談を導入したが、
再び不祥事対策の実効性が問われる事態となった。
会見した県教育次長は
「個人面談の充実や職場環境づくりにより一層努めたい。
非常に重く受け止めている」と話したが、
具体的な改善点については「各校の実態に応じて工夫を」
と述べるにとどまった。
毎日新聞
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050118k0000e040103000c.html