【ｼｮｯｸ】大好きな子が喰われた8【体験】

高校生の時、仲が良くてずっと好きだった子を実の兄貴に食われた

女の子は仮にK子って呼ぶけど、高校入学した時に隣の席だった
すごい可愛いってわけじゃないけど、そこそこ可愛い。点数で言ったら70点くらい
K子は気さくな性格ですごく話しやすくて、最初は男友達みたいにつるんでた
帰り道で会う事も時々あって、そういう時は一緒に帰ってたりもしてたんだが
ある時、異性には見えないって会話の流れからK子がふざけて腕を組んできた
「ふふーん、ドキっとした？」って腕をギュっとしてきて
俺は平静を装ってたけど、内心ドキドキして心臓が破裂しそうだった
K子が好きなんだなってのは、その時自覚した

続く

好きな気持ちは自覚したものの、仲良く遊べる今の関係が居心地良すぎて
とても行動なんて起こせず、高2になった
ある週末に、俺とK子も含めた仲のいいグループでカラオケに行こうって話になった
その時はうちの両親が知り合いの身内に不幸があって、手伝いに行ってた時で
飯代という名の軍資金を貰ってたので、存分に遊べると楽しみにしてたんだが
そろそろ出掛けようかなって時に、「お、どっか行くのか？」と兄貴が声かけてきた
兄貴は去年卒業した2コ上で、在学中はK子と同じバレー部だった
爽やかで人気のある兄貴だったので、K子からもよく話を聞かされて軽く嫉妬したりしてた
なので、ちょっと優越感を味わうために「K子達とカラオケに行ってくる」と答えたんだ
すると、兄貴は「え、マジで？いいなー、俺も一緒に行っていい？」などと言ってきた

「兄先輩ってカッコいいよねー、あんたホントに血繋がってんの？w」
兄貴の話題になると、よくK子に煽られる言葉だ
具体的にどうこうなってたわけじゃないが、当然いい気持ちはしてなかったので
「えー…」と渋ってたんだが、「いいじゃんw ホラ、送ってってやるからさw」と兄貴
どうもこの男、免許取り立てで人を乗せたくて仕方ないらしい
俺も確かに送ってくれると助かるし、「まぁいっか」と何も考えずOKしてしまった
みんなとは現地で合流したんだが、兄貴は着くなり「K子ちゃん、久しぶりーw」
「え、先輩？」とK子も驚いてたが、あっさり溶け込み普通に楽しんでた
K子の隣で

カラオケ中、兄貴はずっとK子と喋ってた
以前から面識あったわけだし当然なんだが、俺は心中穏やかじゃなかった
「K子ちゃんは彼氏とかいんの？」「え〜、いませんよーw」
「え〜、ホント〜？ じゃあ、今度ドライブ行こうよ」「え、あはは…」
聞いてるだけで耐えられなくなり、俺はトイレに避難した
すると兄貴も入ってきて、並んで小便しながら「お前、K子ちゃんの事好きなの？」
と聞いてきた
俺は咄嗟に「いや、なんでそうなんだよ。ただの友達だよ友達」と答えてしまった
「ふーん、そっか」と兄貴はそれ以上言わなかった
仲良さげに喋る2人を見てて拗ねてたんだが、口に出してしまった以上引っ込みつかなくなり
もう割って入ろうって気が完全に失せてしまっていた

カラオケも終わり際になった頃、兄貴がK子に「ね、この後ドライブ行かない？」と声をかけた
「え、え？」とテンパるK子に「ね、行こうよ」とグイグイ押す兄貴
すると、K子はこっちをチラチラ見ながら
「すいません、この後こいつと買い物に行く約束なので…」などと言ってきた
そんな約束をした覚えはなく、チラ見は話を合わせろって事だろう
だが、完全にいじけてた俺は
「いや、買い物なんていつでも出来るだろ。むしろ、兄貴と一緒に買い物すりゃいいじゃんw」
と返してしまっていた
K子は一瞬えっ？って顔した後、「うん…そうだよねw」って笑って言った
車で2人が去った後、残った連中とゲーセンで遊ぶも
完全に心ここにあらずだった俺に夕方ごろにK子からメールが届いた

メール内容は、兄貴と一緒にご飯食べるから一緒に食べない？だった
もう意地になってた俺は
「デートの邪魔なんか出来るわけねーじゃんw そんくらいの空気は読めるわw」
と完全スルー、もう自分でも何考えてるのか全くわかってなかった
晩飯食って友達と別れて、もう帰ろうかな兄貴に会うのやだなって思ってたら
兄貴からメール、「経費は後で払ってやるから、2,3時間外で時間潰してくれよ」
猛烈に嫌な予感がしたが、問いただす勇気はもはやなかった
そして、2時間後帰宅したら玄関にK子の靴が置いてあった
洗面所で手を洗おうとしたら、脱衣カゴにバスタオルが2枚放り込んであった
兄貴の部屋から、何やら談笑する声が聞こえてきた
そのうち、兄貴ともう1人が外に出て車に乗り込む音がしたが怖くて確認出来なかった

支援

月曜日、俺は生まれて初めて学校をサボった
K子にどんな顔して会えばいいのかわからず、怖くて行けなかっただけだが
じっとしてたらドンドン鬱になるので、ひたすらフラフラと歩き回った
足が棒になるまで歩き続けて、河川敷で限界を迎えた時にはもう夕方近かった
その時、K子がメールで「あんた、今日どうしたのさ？」と聞いてきた
苦行の成果か、割と平静でいられたので「サボった、ごめん」と返したところ
直接電話が掛かってきた
「もしもし？あんた、何やってんの？今どこ？」と矢継ぎ早に聞いてきたが
メールまでは我慢できたが、声を聞いたらもう俺の心が限界だった
涙が止まらなくなり、泣きながら「ごめん…ごめん…」と謝り続けた
K子はしばらく無言だったが、「…あんた、今河川敷のどの辺？」
「すぐ行くから、そこ動くな」「動いたら殺すから」
と言って電話を切られた

はよ

学校からここまでは、どうやっても40,50分掛かるから
なんとかそれまでに落ち着かないと、と深呼吸とかを繰り返してたら
ほんの10分足らずでK子登場、タクシーを拾ったらしい
俺の前に無言で立ち続けるK子と、俯いて目を合わせられない俺
しばらくそうしてたが、焦れたK子に「…なんか言うことないの？」
と切り出され、ビクーン！と体が跳ねてまた感情が抑えられなくなってしまった
そっからはもう、涙と一緒に何もかも全部ブチまけた
ずっと好きだったこと・怖くて行動出来なかったこと・あの日つまらん意地を張った事
死ぬほど後悔したこと・会うのが怖くてサボったこと、洗いざらい吐いた
全て吐いて、泣きながら謝り続けた
K子はその間もずっと無言で、さすがに不安になって顔を上げた途端
顔面にグーパンが飛んできた

でもバッドエンドなんだろ？

喧嘩なんてしたことなくて、生まれて初めて殴られた痛みに
別の意味でも涙が止まらなくなったが、さらに蹲った俺にK子の追撃が飛んできた
肩だの背中だのを殴られまくった、泣きながら殴られまくった
そして、K子も泣きながら俺を殴り続けた
「なんで！今更！そんなこと！言うの！」
「なんで！あの時！言って！くれなかったの！」
「勇気を！出して！誘ったのに！」
「ちゃんと！伝えようって！思ってたのに！」
「バカ！バカ！バカァ！」
パンチよりも、この言葉の方が痛かった
やがて、攻撃が止んでK子はその場で座り込んで泣いてた

多少は落ち着いたが、まだすすり泣いてるK子に
俺は「ずっと前から好きでした、俺と付き合って下さい！」と土下座しながら告白した
「今更、そんなの無理に決まってるじゃん…」「本当に反省してます！お願いします！」
「兄先輩になんて言えばいいのさ…」「俺が土下座します！」
「ううぅ…」とまた泣き出したが、ひたすら好きです！と拝み倒した
そして、ついに「あたしも、本当は付き合いたいです…」と言ってもらえた
その日はひとまず2人で帰って、別れ際に後は俺が話しつけると言って別れる
まず、家に帰って学校からの連絡でサボりがバレてた親に
サボってすいませんでした！と謝り倒した

そして、兄貴の部屋に乗り込んで、事情を話して土下座した
一発殴られたが、その一発で全部許してもらえた

次の日、K子と朝早めに待ち合わせをした
右手をちょっと痛めたらしいK子は、俺の顔を見るなり
「プッ、ひっどい顔してんじゃんw」と笑ってきた
K子に殴られたとこも唇切れてるけど、兄貴に殴られた方が腫れちゃって
確かにひどい顔になってるんだが
「お前がやったんじゃねーかw」と笑い返して、元に戻れたんだと実感する
兄貴に殴られて許してもらった事、ついでに親にも引っ叩かれた事も報告して
改めて付き合って欲しいと言った
K子は、その前に謝らないといけないことがあると言ってきたが
その件は全部俺のせいだから、もう気にする必要はないと遮った
今更聞いたところで、それこそどうしようもないことだしな

そうやって全部片付いた後、K子と正式に付き合うことになった
兄貴とは最初こそちょっとお互い気を遣ってたけど
しばらくしたら、前みたいに普通に接するようになった
ちなみに、K子の強い希望で次の週末にさっさと初Hは済ませた
やっぱ、兄貴とヤってて俺とまだって状況がキツかったんだと思う
俺も思うところがなかった訳ではないが、自業自得って自覚あるしな
こうして、関係が壊れなかっただけでも有難い事だと思ってる

こういうの投下すんの初めてで、色々と拙くてすまんかった

この後、にーちゃんにちょくちょく摘まみ食いされてたのが発覚とかの展開じゃねーの？
この青春野郎め

いい話だな。臨場感が伝わってきたし、展開が面白かった。

結局なんで兄とやったんだろ

なんで兄貴に殴られるん

ただのビッチの話じゃねーか

>>279
結果として横恋慕だからじゃないかな

>>274
>そして、兄貴の部屋に乗り込んで、事情を話して土下座した
>一発殴られたが、その一発で全部許してもらえた
なんで？？

兄貴にとったら、処女と出来てラッキー！程度の話。

いや兄貴も本気だったのかもしらんし

兄貴は何も悪くないな
弟にわざわざ好意があるか聞いてるし

すまん、こんな長文初めてで長くしすぎたらマズイのかな？と思って結構はしょった
終盤は時間遅くなっちゃって眠くなってたし

>>278>>279
だいぶ後になってから聞いた話だけども
兄貴も部活で俺繋がりって事もあって、K子と仲良くてちょっと気にはなってたらしい
でも、俺と仲良いの知ってたから本気で手を出す気はなかった
ドライブに誘ったのは、いつまで経っても付き合わないでガキみたいな態度取ってる俺を
はっぱ掛けるついでの嫌がらせだったが、ここでも俺はあんなんでムカついてきてた
俺を飯に誘うよう促したのも兄貴だったけど、返信メールでK子泣いちゃったらしい
それでついに、慰めながら自分ならK子ちゃんを泣かせたりしないよって押しまくった
K子はK子で、もう俺が何考えてんのかわかんなくて自分の独りよがりだったのかとショックで
そこで兄貴に優しくされて俺と違って積極的に迫ってくるしで
もともと仲が良かったのもあって、つい流されたらしい

>>282>>284
兄貴もこうなった以上真面目に付き合うつもりだったらしく
その前に俺の態度にキレてたのもあって、当然ぶん殴られた
その後説教されて、もう泣かすんじゃねーぞって許してくれた

>>285
どう考えても俺が全面的に悪かったって自覚あるから、兄貴のことは恨んでない
むしろ、K子に気を遣ってちょっと避けるようになってしまい申し訳ないと思ってる
一度、「あいつはもう気にしてないって言ってたよ？」って言ったんだけど
「んなわけねーだろ、まだそんな鈍いこと言ってんのかハゲ！」って蹴られた

それでも仲いいの知ってたら手は出さんだろｗ
やった時の弟の気持ち考えたら普通はねｗ

つい流されたとはこれいかに

>>283
処女じゃなかったんじゃないだろうか。

>>290
LJKやし、処女の確率は20%くらいか！
すぐ弟としてるとこみたら、慣れてるよね。

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