痴漢されちゃった　7発目

次の日の朝も痴漢の人は現れ、同じ様に真後ろにつかれた。電車のドアが閉まると同時にス
カートをめくられパンツの上からお尻を掴まれた。気のせいか、痴漢の人の行動が段々素早
いというか、大胆になってきているような気がする。今日は昨日の学校帰りに慌てて買いに
行ったちっちゃな大人パンツを穿いていた。お尻が３分の１ははみ出してしまうようなちっ
ちゃいパンツで駅の階段を登る時は膝丈のスカートで見えるわけもないのに思わず鞄でガー
ドしてしまった。昨日はスパッツを脱いで、今日はちっちゃなパンツに変えたら痴漢の人に
変な誤解されないか心配だった。
「誤解しないでよね。私、触られてもいいなんて思ってるんじゃなくてお子様と思われるのが
嫌なだけなんだから。」
聞こえるわけもないのに心の中でつぶやいてみる。だがそんな行為も虚しく、電車が動き出し
た時にはパンツの中に手を入れられていた。その手は２、３回お尻を揉んでからパンツの中に
入ったまま、体の横へスライドしてきて、そこで暫く太腿を撫で回してからさらに体の前方へ
と移動してきた。

触られちゃうんだ・・・前の・・・方も・・・
間違いなく痴漢の人の行動は大胆になってきている。けれど怖くって何も言えない。半分諦め
ながらそれでも指先が奥に入ってこないようにと私は両足をギュッと固く閉じた。
私を抱き抱えるように前に回された痴漢の人の手は先ず最初にパンツを掴んで下の方へ引き下
げヘアを顕にした。そして量を確かめるように全体を鷲掴みにし、次に長さを確かめるように
引っ張り、最後に形を確かめるように生え際を指先でなぞった。
自分が毛深いのかそれとも薄いのかよくわからないけどこの人には私がどんな風にどれくらい
生えてるのか全て知られてしまった。