プーチンさんはエロい人です(棒読
マフィアの暗号
投下待ち保守
293 ::2007/11/22(木) 23:44:57 ID:5yruiS3Z
外は吹雪。この季節のロシアの夜は人間には命取りになるほどの寒さ。
森を抜けた雪原の荒野。スパイ時代から持つようになった誰も知らぬ
プーチンのセーフハウス(社会から身を隠すための隠れ家)。中は真っ暗
入るとすぐに、彼は暗闇の中慣れた手つきで暖炉に火を入れてくれた。薪は常備してある。
火かき棒はただでさえ武器になりそうなのに、何だか細工がしてあるみたい。
やがて暖かい色の火がほの明るく現れると、生き返ったような気分で凍えきった手足を温める。
彼はあんまり寒そうにしていない。うらやましい。
明かりは暖炉の火だけ。床に敷物を敷いて、彼と二人きり・・・
だめだ。続き思い浮かばん。
295 ::2007/11/23(金) 07:59:05 ID:CkGfVJPb
静寂が二人を包んでいる。
彼に寄り添いたいけれど恥ずかしくて近寄れない。
仕方なく距離を置いて座ると「寒いだろう、こっちにおいで」と言われて恥ずかしさのあまり顔を赤らめて彼の隣に座るとすかさず肩を抱かれ、それとともに彼の香水が鼻腔をくすぐる。
顔が真っ赤になっているのを悟られるのが恥ずかしくてうつむいていると「こっちを見てごらん」と頭上から彼の声。
それに応えて彼の方を見ると美しい一対のブルーの瞳が甘くきらめいている。
その美しい瞳に吸い寄せられそうになるのを懸命にこらえていると彼の腕が伸びてきて私のよりも大きくてごつい手が両頬を包む。
「夜とは恋人とぬくもりを分かち合うために存在するものだよ」
私も彼のぬくもりを感じたくて彼の広い背中に腕を回す。
「もう離れたくないの。あなたのものにして・・・。」
「ロシアの冬の夜は長いが覚悟はできているのか?」
298 ::2007/11/23(金) 23:09:12 ID:1RE8Crf+
つづき…
炎に照らし出されたウラジミールの顔は美しかった。冷徹な瞳が
こんなにも生命の暖かさを隠していたことを、誰が知ろう。
「大丈夫よ。一緒にいれば、あたたかい。」
暖炉で温めた私の手をウラジミールの頬に触れる。
「一緒にいれば、暖かさを思い出せる気がする。」
ウラジミールは私に口づけた。
私は彼の頭をだきかかえた。
彼が希望を見す場にいられることが、嬉しい。
私は敷き物の上に横たえられた。
310 ::2007/11/25(日) 08:48:30 ID:GOG6bL4S
そのとき、暖炉の薪が音を立てて崩れた。
覚悟したつもりでも、まだ残る緊張と、ときおり感じられる冷気から、
その音に一瞬息をのんだ私の表情を彼は見逃さなかったようだ。
外の吹雪は一層激しくなっている。
「しばらくこうしていよう」(ロシア語)
そういって彼も私の傍に体を横たえ、私は後ろから抱きかかえられた。
表情が見えないのをいいことに、彼の大きな手を弄ぶふりをして
恥ずかしさを隠すが、耳に彼の吐息を感じてしまう。
もっと温もりを感じたくて、彼のほうに体を向けたとたん、力強くその胸に引き寄せられた。
彼が私の額に口づけを落とす。鼓動が近い。
もう吹雪のことも気にならない。
私は体の中心が熱を帯びてくるのを抑えられず、手を伸ばし、自ら彼の唇を求め、舌を入れた。
317 ::2007/11/25(日) 18:53:41 ID:VRT89WSo
>>310 子猫のようにおずおずと彼の唇の合わせ目辺りを舐めてみる。ウラジーミルはその様子に鼻の吐息を震わせた。
彼への愛と信頼のお陰で、生まれて初めて自分から積極的な愛情表現が出来た。
生まれてはじめて挑戦したディープキス。これは一世一代の大勝負なのよ。
あなただから出来たことよ。わかる?
少し荒れた彼の唇。舐めたら滑らかになる。舌先が開いた歯に当たると、思わず舌を引っ込めてしまう。その先に進めない。
彼はその様子がおかしくて、相変わらず吐息がかすかに笑っている。
彼の舌はまだちっとも動いていない。歯の外に出ない。
『ディ、ディープキスってどうやるんだっけ。あれ? そういえば・・・やったことないや(心の日本語)』
私はだんだん焦り始めた。ろくにやり方もわからないのに何でこんなことしちゃったんだろう?
「ウラジーミ・・・」
言葉は皆まで言う前に、彼の攻勢が始まった。
「んあっ、 あ、あっ・・・・・・・!」
322 ::2007/11/26(月) 03:19:03 ID:fFaaD0ik
「ん、んんっあっ・・・!」
ウラジーミルの唇は酷く甘く柔らかいのに、私の理性は確実に吸われてしまう。
彼の舌が私の舌を執拗に舐め始めると、知らないはずの私は彼と同じことをし始めた。
唇だけが積極的に彼を求め動き回るが、体は力を失い、彼の片腕に抱きすくめられている。
「人形みたいだな・・・最も、人形はこんなに柔らくないがな。」
ゆっくりと囁く彼の声の響きを、体は敏感に感じ、私はそれを表現してしまうのを必死に堪えるが、彼の唇は不意に私の首筋を滑り吸い付いた。
「あーーー!」
彼に聞かれたくない声を思わずあげ、私はウラジーミルにしがみついた。
もっと、という言葉が電気信号のように突き上げてくる。私のどこにこんな感情があったのだろうか。
ウラジーミルのもたらすものに私は戸惑いながらも堕ちていく。
338 ::2007/11/27(火) 02:04:55 ID:tKRPVQcD
>>322の続き
ウラジーミルは丹念に私の首筋を吸い、愛撫する。
彼のとろけるような愛し方にうっとりしていると、不意にこんな事を聞いてきた。
「このまま喉笛を咬み切ったらどうなると思う…?」
そのぞっとする程の冷酷な囁きに、一瞬にして全身に緊張が走る。
ウラジーミルは暫し愛撫をやめ、私の顔を見つめる。
その目に暖かみは微塵も無い。
私の体は硬直し、恐怖のあまり固まって動かない。
64 sage New! 2007/12/08(土) 19:19:49 ID:O1VnqTXb
>>24のつづき
ウラジーミルは怯えた私の目を覗き込んでいる。
多くの人間が自分に対して浮かべてきた目。誰からも愛されない証。
自分が浮かべている目も、他者に対する愛など欠片もない。
それがとても好都合だった。今までは。冷酷さが自分を守っていたから。
愛されないことは、安全を意味する。
ふと、冷酷さを解いてもとの表情に戻る。さっきのが冬なら、再び春がやって来たよう。
「・・・悪いが一度は安全確認のためにやっておかなければ気がすまないのでね。普通の色仕掛けの
的なら、この時点で演技を止めて逃げるか襲い掛かって来るのだが・・・
よかった。君を手放すことが何の特にもならないことが分かってとても嬉しい。
愛してよい相手だとわかって安心した。私はやはり君を失いたくない。」
そして、いたずらが見つかった子供のような顔をした。
「・・・もう私を嫌いになってしまった?」
私は止まっていた息を吐き出した。ロシアの冬は、心も凍りつく。
「・・・私、合格したのね? テストはまだ残ってる?」
「いや、こういうのはもうないよ。・・・今度はもっと楽しいテストだ」
ウラジーミルは私の服を脱がしにかかった。私は震える手でそれを手伝った。
下着になったあたりで、私の手はとうとう止まってしまった。手がパタンと地面に落ちる。
・・・初めてなのだ。
ディープキスの仕方も、ろくに知らなかった。敵の色仕掛けを知っている彼には、
まるでお笑い種だろう。子供を抱くようなものかもしれない。冷めてしまわないだろうか?
さっきの凍るよな気持ちから顔から火が出るような気持ちへの落差。
情けなさと下着になった羞恥と初めての緊張があいまって、私はうっすら涙ぐんだ。
コピペ乙、書き手さん待ち保守
今年の人おめでとう
保守
保守
保守
捕手
捕手
保守
保守
またもめたな。こっちに書けばよかったのに・・保守
個人的に
>>12の話を書きました。いろんな人が色んなところで分岐して好きな話を書いていけばいいと思います。
どうしよう・・・・・・・・・・・・・怖い。
やっぱり、私はダメなんだろうか?
生まれて初めて、身をもって愛を伝えた相手。生まれて初めて、自ら口付けた相手。
生まれて初めて、そんな勇気を持てた相手。
あなたの心だけでなく、あなたの体をも、受け止めたかったのに。
あなたのことがだいすきなのに
(呆れられて終わり。きっと捨てられる。でも、いい思い出になった)
呆然と脱力したまま虚ろな目になっていく私を見て、ウラジーミルは静かに私の手をとり、
自らの股間に導いていった。
それに気づいた私は、思わず小さく悲鳴を上げて手を引っ込めた。その様子にウラジーミルは思わず吹き出した。
「噂の珍獣」でも見るような顔だ。
「やっぱりか。まだ『早い』んだな・・・」
一番見られたくない部分を、とうとう見られてしまった。この歳になって、それはとても恥ずべきことだと
いつも思っていた。精神年齢が低すぎて、どんな男とも吊り合わないまま、今に至る。
臆病者。私は自分を心の中で罵り、ムチで打ち据えたような傷を与えた。今までのように。
「私・・・おかしいの。できないの。ごめんなさい。本当はあなたに相応しい女なんかじゃないの。子供なの。騙したつもりは・・・んぅッ」
ウラジーミルはそれ以上の卑屈な謝罪を許さず、言葉が紡げないように深く深く、舌の根まで支配するように私の口を塞いだ。
「『今の自分の限界を知れ』・・・訓練時代は耳にたこができるほど聞かされたよ。部下には、『それを受け入れられず先走って
感情的になる諜報員など必要ない』と言っている」
冷酷ではないが、真っ直ぐに射るような目で見据えられた。「相手に無理をさせて自分独り悦ぶだけの男なら、その男には相手など必要ない」
私は、子供のようにこくんとうなづいた。「相手を必要としている者を見くびっては困るな」「仕事柄・・・女性に対する色んな方法を知っている」
自分を貶める心は、周囲をも貶めることがあると、このとき知った。
「これから少しずつ君を訓練する。テストの結果、君は感度もいいし、純粋だし、申し分の無い逸材だよ。・・・ついて来れるね?」
私は、子供のようにこくんとうなづいた。
それ以来、私はとても口には出せないようなウラジーミルの『訓練』を受けるようになった。ゆっくりと、しかし確実に、
身も心も成熟してゆくことが彼の悦びであり、私の彼に対する私の愛になった。
そうして、温めあって・・・私は私の長い冬を。彼は彼の長い冬を。
越えていった。
FIN
ごめんなさい。
>>25はBでしたね。しかも文章抜け落ちてる
>>25の一行空いてるところに以下の文章が入ります。
このときウラジーミルは、私を大人の女ではなく少女としてみなしていた。そして同時に、悦びを知らぬ少女の固い蕾を解きほぐし、素質を引き出し、
見事に花咲かせるという気の長い楽しみを見出した。誰もが得ることの出来ない、艶やかに濡れ光る大輪の花。自分の前でだけ、淫らに乱れ咲かせたい。
愛にすすり泣かせ、蜜を味わい、それに溺れたい。
そのチャンスに心で思わず舌なめずりしていたと後にウラジーミルは私に語った。
本番省略なんて生殺しだw
むしろどこをどんな風にされたいのか自分の妄想を書いてください。
職人さん待ってます。
気が向いたら私も書きます。
放置プレイと言葉攻めも訓練の一環です。
乙です。投下ありがとう
保守
保守
ほ
し
ゆ
捕手
保守
保守
ほす
ほ