2げと
保管庫はどうなってるのかな・・・?
996 名前:えっちな21禁さん[] 投稿日:2005/06/15(水) 01:40:38 ID:Lzpuok8zO
携帯から1000
997 名前:えっちな21禁さん[] 投稿日:2005/06/15(水) 01:40:52 ID:Lzpuok8zO
携帯から1000
998 名前:えっちな21禁さん[] 投稿日:2005/06/15(水) 01:41:03 ID:Lzpuok8zO
携帯から1000
999 名前:えっちな21禁さん[] 投稿日:2005/06/15(水) 01:41:23 ID:Lzpuok8zO
携帯から1000
1000 名前:えっちな21禁さん[] 投稿日:2005/06/15(水) 01:41:32 ID:Lzpuok8zO
携帯から1000
携帯から乙w
6 :
えっちな21禁さん:2005/06/15(水) 02:45:05 ID:9OAWAUD20
久し振りに
出逢ってしまった
妹をやってきまし
即死回避
保守
9 :
えっちな21禁さん:2005/06/15(水) 13:49:51 ID:9snE52QgO
保守
ほす
ほす
ほす
保守ってどれだけやったら安全なのかわからない初心者に教えて
50じゃなかったっけ保守
俺が絶対保守ってみせるっ!!
俺が絶対保守ってみせるっ!!
俺が絶対保守ってみせるっ!!
ID:0TAE/+pG0
いい加減にしろ
ID:0TAE/+pG0
いい加減にしたので許してあげてね
だが断る的保守
保守
まあまあ、おちつきたまえ的保守
マトメサイトのURLは?
おまえが作れ保守
どうにも止まらない保守
26 :
前スレ990:2005/06/15(水) 23:17:51 ID:9lGfWPNQ0
>>1 ご迷惑をおかけしましたm(__)mペコリ
27 :
えっちな21禁さん:2005/06/15(水) 23:45:56 ID:hyPUhAH0O
即死回避保守
保守ついでに長い&萌え部分が現状ではまったくないモノ書き込んでみてもいい?
おKー
ネタ松
ありがとー。
一応トリップつけるか。
じりりりりり、と耳障りな音がする。
うざい、俺は眠いんだ、と心の中で叫びつつ
目覚まし時計をほぼ無意識下の行動で停止させる。
騒音さえ止めば他にするのは小鳥の鳴き声ばかりで、
それが途切れかけていた眠気を誘う。
睡眠は全ての生物に与えられた至高たる安らぎだ。
いや、眠らない生き物もいるのかもしれんが、
まあそんなことは知ったこっちゃないね。
一度起き掛けた後の二度寝、俺基準でこれほど気持ちいいモンは
多分世界中探してもないだろう。
さあもう一眠り、と思ったところでどたどたどたと音がして、
「にぃ、朝だよー、朝! 早く起きないと朝ごはん冷めちゃうよー!
っていうか遅刻しちゃうよー!!」
目覚まし時計より騒がしくて凶暴な怪物が俺の部屋に入ってきた。
「ほーら、いつまでも布団かぶってないで、起きてよっ!」
遅刻くらい構わねえ。今日の一限目は休んでも大したことにならない坂下教諭の物理だしな。
そう考えるとより一層強く睡魔が襲ってくる。
抗う術のない俺はそれに賛成するが如く敗北して、
「早く起きて、ってば!」
すぐ側で騒いでる怪獣が一撃で睡魔を殺戮した。
具体的には布団を無理矢理引っぺがしくるまっていた俺を
ごろごろと回転させるという必殺技で。
そして勢いよくフローリングの床に叩きつけられる俺。
「いってーな何しやがる!!」
「起きたならご飯食べる!!」
俺の文句には何もコメントせずにそれだけ言うと
その怪獣は部屋を出て階下に戻って行った。
せめてドアくらい閉めて出て行けよ。
学校の制服に着替えて一階に下りると、味噌汁の香りがした。
左手で頭をぼりぼりと掻きつつ、右手でダイニングのドアを開ける。
「おはよーさん、凶暴な我が妹よ」
「誰が凶暴よ誰が。……まあいいや、おはよ。
早くごはん食べちゃおう、本当に遅刻しちゃうよ」
俺は遅刻しても構わないんだがな。まあ、しないに越したことはないか。
「行ってきまーす」
と、凶暴な我が妹は誰も居ない家の中に挨拶をして鍵を掛けた。
「じゃ、ガッコ行くか」
「うん」
そんなやりとりで、俺達は歩き出した。
何となく連想できているかもしれんが、今俺達の家には親がいない。
別に死別したわけでも生き別れたわけでもない。ただの仕事だ。
親父が海外への出張だの単身赴任だのが多い役職で、
お袋はその親父のところに一ヶ月ほど行ってくると言い残して
四日ほど前に旅立っていった。
我が秋崎家に残ったのは俺こと了と、妹の夕紀だけだ。
一緒に来るかと言われたんだが、高校生の俺は一ヶ月も休めん。
夕紀は中学生だが遠すぎてメンドくさいとか言って残った。
言い方変えれば旅行なのに、それに対してメンドくさいとか言うな中学生よ。
俺は行きたくても行けんのだぞ。ハナから親父のところに行く気はないが。
「それじゃ、ここで」
「ああ」
お互い適当に手を振りつつ、T字路で別れた。
夕紀が通っている中学と俺が通っている高校はそんなに離れていないので、
特に用事がなければ毎朝こうして途中まで一緒に登校している。
中学生となれば兄と肩並べて歩くのなんて嫌になると思うんだが、
どうもうちの妹は規格外らしいな。
ちなみに俺は気にしてない。
ていうか気にすると夕紀が怒る。何だかよくわからんが不条理だ。
そんなことを考えながらだらだらと学校までの道のりをひたすら歩く。
夏に入り掛けたこの時期は暑い上に湿気が多くてたまらんな。
「この陽気を越した暑さに苦しんでいる俺のために
五百度くらい熱を下げてやってくんねえかな、太陽さんよ」
「何バカなこと言ってんの」
しまった聞かれた……誰にだ。
「おはよ、秋崎」
振り返るとそこには同じクラスの長谷川 美里が居た。
高校入学当時に席が隣になって、
主にやってこなかった課題等の面倒見てもらっていた縁で
今でもそこそこ仲良くしてる奴だ。
黙っている分には結構可愛い顔つきで、長いポニーテールが目立つ。
「なに、とうとう暑さで頭ヤられた? ああ、でも元からか」
勝手に訊いて勝手に完結してやがる。
「答えを出すのはまあいいけど、俺がおかしいみたいに言うなよ」
「え? キミ自分がおかしくないって言うの?」
ひでーなこの女。
全ての授業をほぼ寝通し、つつがなく放課後となる。
「あんまり寝てると留年くらっちゃうよ」
帰り支度をしているところに、長谷川が割り込んできた。
「心配すんな、大丈夫だ」
「心配はしてないけど、何でよ」
やっぱりひでーな。
「寝ていい授業と寝ちゃいけない授業は選んでる。
今日は寝ていい授業オンリーだったんでな。その辺は完璧だ」
「自慢げに言うなっ!!」
小突かれて吹き出す。
「もう、本当に留年しちゃったらどうするのよ。高校はその辺り厳しいわよ?」
「お前に言われんでもわぁってるよ。危なくなったら担当教師全員に頭下げに行くさ」
「……今からそんなこと覚悟してどうするのよ」
あらゆるマイナス面を考慮すればそれ以上に悲観するような出来事は
起こらないというのが俺の持論だ。故に今からその程度のことは覚悟しておく。
ちなみに授業を真面目に受けていれば何の問題もないという意見も俺の中にあるのだが、
それは睡眠欲によって容易く撃破されている。
どちらの優先順位が高いかを考えれば自明の理だ。少なくとも俺にとっては。
「ああ、そうだ。帰りにキミの家に寄っていい?」
「あ? また珍しいな、何か借りたいモンでもあんのか?」
「うん、まあね」
長谷川が俺の家に寄るのはそこまで珍しいわけでもない。
ゲームや本の趣味が割と合うので互いに貸し借りを頻繁にしている。
逆に俺が長谷川の家にいくことはないが。稀に行っても玄関までだしな。
一応女の家だし、当たり前っちゃあ、まあ当たり前か。
「ほいじゃ行くか」
「あいさー」
乱雑に教科書類を押し込んだ鞄を手に取って教室を出た。
「あ、にぃー。美里さーん」
「夕紀?」
無駄に大きな校門の先に、夕紀がいた。小走りで俺達の方に駆け寄ってくる。
「何してんだお前」
「わざわざ兄の高校まで来て出てくるのを待っていてあげたのに何してんだ、はないでしょ、にぃ」
そんなこと言われても頼んでねえし。
「や、夕紀ちゃん。ちょっぴり久しぶり」
「あはは、はい、ちょっぴりお久しぶりです」
女二人はくすくすと笑い合う。実際二人ともほとんどそのつもりだろうけど、姉妹みたいだな。
「ほら、秋崎……じゃなくて、了」
「あん?」
「わざわざ待っていてくれた兄想いな可愛い妹さんにお礼言いなさいって」
「礼を言うのはまあいいが、可愛い妹とやらはどこだ?」
風の音、それに気付いた時は豪速で拳が振り上げられていた。顎にクリティカルヒット。
数値に直すと多分二千六百ダメージくらいだろう。猛烈に痛い。
「やだなあにぃってば、目の前にいるじゃん。視力悪くなっちゃったのかな?」
俺に一撃必殺を放ってきた夕紀が光り溢れんばかりの笑顔で言う。
「そうですね、素晴らしく可愛くて美しい我が妹様。心より感謝申し上げます」
言うまでもないが、棒読みだ。
年頃の女二人を連れ立って帰るのは羨ましい光景に見えるんだろうし、
俺もそうできる環境があるなら勿論そうしたいのだが、それもその女によるよな、やっぱり。
「なんか今すっごい失礼なこと考えてなかった?」
長谷川の問答に首を振る。勘が良すぎるのもマイナスだ。
今、俺達は商店街を練り歩いている。
ここ坂由町(さかゆいちょう)で唯一と言って良い商店街らしい商店街で、
大小の差はあれ多種多様の店が並んでいる。
普段から人の絶えない場所だが、今は夕方だけあってかなり人が溢れているな。
夕紀が「ちょっと買い物して生きたいんだけど」と言い出して、賛成二、反対一の多数決の結果、
帰り道に使う必要がないここに俺達が居るワケである。
「買い物って、何買うんだ?」
何気なく夕紀に聞いてみる。すると夕紀はスカートのポケットから小さな手帳を取り出して
「食材だよ。足りなくなったものとか色々とね。あ、あと私用で本屋も寄るけど」
成る程ね。買い物して行くと言った夕紀に
俺は一人で帰ると言ったら反対されたのは荷物持ちのためか。
まあでも、食い物なら俺にも関わるだけだから拒否は出来ないな。作ってもらってる身分だし。
それよりも、
「本屋? 何か新刊あったっけか?」
「んー、欲しいのは色々あるんだけどね、確定しているのは料理雑誌かなあ」
「何で料理雑誌? うちにあるだろ」
「あるって言ったって3冊だけでしょ。レパートリーが足りなくなってきたんだよ」
「料理熱心だねー、夕紀ちゃん。了、あんたもちっとは見ならいなさいよ」
うるせえ、余計なお世話だ。好きな奴にやらせとけばいいんだよ。
「でも、にぃって結構料理上手なんですよ」
「……え?」
ああ、またこいつは要らんことを。
「たぶん、わたしくらいかそれ以上、かな?
一年位前にちょっと作ってもらったんですけど、おいしかったんですよ」
目を見開いて俺の顔を見る。何驚いてんだ。
再度長谷川は夕紀の方を見て、
「……マジで?」
「ええ、マジで」
そしてまた俺の方を向いて、
「……なーんか、ちっともイメージ沸かないなあ……。ていうか似合わなそう」
もっと余計なお世話だ。
「何なら今度作ってやろうか」
「え、私に?」
「お前の方を向いて言っているのに他に誰がいるんだよ」
「え、あ、ああ……うん、そうだよね」
「まあ、嫌ならいいけどな」
実際、俺が料理しているのがイメージ出来ないってのも分からんでもない。
確かにあんまり料理するようなタイプじゃないしな、俺みたいなのは。
「え、いや……。じゃあ、都合のいい時にお願いしよっか、な……?」
「ん、あいよ」
本当に頼むとは、ちょっと意外だな。しかし、何か言葉の歯切れ悪いぞ。
「あ、いいな。わたしもたまにはにぃの作ったごはん食べたい」
「お前もかよ。まあいいけどさ、ただし同じ日にな。二人いっぺんになら楽だし」
「メンドくさがり屋めー。まあいいけどさー。
んじゃあ、さっそく今日作ってよ、にぃ」
今日かよ!
「いや、いいけどさ……。長谷川は? 今日の晩飯、都合つくか?」
「え……うーん、どうだろ。ちょっと電話して訊いてみる」
「分かった。じゃあ俺達は先に本屋行ってるからな」
「うん、分かった。私も訊いたらすぐ行く」
長谷川の親とは少し面識があるが、そんなに固そうな人じゃなかったよな。
むしろ軽そうだった。漏れなく妹がいる男の家に行くと言っても
にこやかに送り出してくれそうなくらいには。
……今日は久々に、しかも一人分多く飯を作ることになりそうだ。
俺も料理雑誌買っておいたほうがいいかもしれんな。
萌えも何もないですが、とりあえずここまで。
保守目的もあるので無駄に長いですがどうかご容赦を……。
タイトルが酢昆布なんですか?w
という冗談はさておき、乙
酢昆布さん乙だす(つ∀`)記念すべきこのスレの初作品ですな。マターリいきまっしょい(`・ω・´)
>>酢昆布氏
乙
続きが気になりまくりんぐ
一応即死ボーダーラインの
>>50まで保守しときますね
保守
>>46 妹に起こされて、一緒に登下校している時点で萌えている漏れガイル
そこで俺はすかさず
「奈々なのか?」
「うん。お兄ちゃんの妹の奈々だよ」
俺は涙が溢れ出した。
イイヨイイヨー
seenaさん待ち
補修
保守
58 :
えっちな21禁さん:2005/06/18(土) 06:12:04 ID:FOrM1+TS0
ガンガレ
酢昆布さんのはアレで終わりじゃ・・・ないよね?
61 :
えっちな21禁さん:2005/06/19(日) 16:55:27 ID:K7te0W6fO
掘
神降臨をひたすら待つ
63 :
えっちな21禁さん:2005/06/20(月) 02:07:22 ID:wbgAvFIYO
神は…もう現れない
神は氏んだのか。
ニーチェ
66 :
えっちな21禁さん:2005/06/20(月) 14:10:19 ID:c5JcWVkw0
67 :
えっちな21禁さん:2005/06/20(月) 15:43:40 ID:1aibEH4iO
68 :
えっちな21禁さん:2005/06/20(月) 15:55:16 ID:EZr6oYgW0
自動扉をくぐって、中規模の書店に足を踏み入れた。
「じゃ、わたしは向こう行ってるから」
そう言って夕紀は主婦向けの雑誌が並ぶ一角を指で示す。
「りょーかい」
小走りで駆け出す夕紀。何も走らなくてもいいだろうに。
ただ突っ立って待ってるのもアホみたいだし、
適当に見て周っているかと考え、歩き出す。
めぼしいモンはあんまりなさそうだ。楽しみにしている漫画の発売日もまだ先だし。
仕方ない、適当なグラビア誌でも見ているか。
手近にあったグラビア誌を一つ手にとって、パラ、と一枚めくる。
まあよくありそうな構図が写っていた。また一つページをめくる。更にもう一つめくる。
……被写体があんまり好みじゃない。見てても面白くねえな。止めた。
本を閉じて積まれていた場所に戻そうとすると、
「お待たせ、りょ……きゃっ!」
妙な叫びを伴って長谷川が来た。
「りょ、了……あんた何見てるのよ……」
「何って、見ての通りなんだが」
「見ての通りって、そんな堂々と言われても……」
「俺くらいの年齢の男がこういう雑誌見てるのは別段不思議なことじゃねーだろ?」
「いや、それは、そうかも、しれないけど……んん」
何もじもじしているんだこいつは。目も微妙に焦点合ってないし。
「……なんだ、お前こういうのに耐性ないのか?」
そう言って目の前で雑誌をひらひらさせると、
見て分かるくらい長谷川が狼狽する。面白いな。
「う、うるさいわね、いいでしょ別に……」
悪くはないけどさ。
「まあいいや、お前をからかうのも。それより親御さんに訊いたんだろ、どうだった?」
「からかうってあんた……ああ、うん、行っていいって。
その後に余計なこと言われたけど」
「余計なこと?」
「……料理出来るオトコはゲットしておきなさい、って……」
顔を微妙に赤らめつつ、長谷川は呆れに呆れたと言わんばかりの溜息をついた。
予想はしていたけど、やっぱりそういう親なのな。
「あれ、夕紀ちゃんは?」
「こんなとこにいるわけないだろ、料理の雑誌見繕いに行った」
「そっか。……あのコも案外、こういうの買ってたりして」
俺の持っている本を見て長谷川は言う。
「こういうのって、グラビア誌か? あいつ女だぞ」
言いながら、俺は手に持っていた本を積んであった場所に戻した。
「グラビアじゃなくって……その、えっちな本よ」
夕紀が、ねえ……。あいつは人一倍疎そうだがな。
「女もエロ本とか買ったりすんのか?」
「そういう直接的な言い方は恥ずかしいからやめてくれないかな……」
んなこた知るか。
「んん、どうだろ、多分買う人は結構いると思うよ。
私は持ってないから女性向けのってどういうのか知らないけど」
「女性向けね……。あれか、男同士のだったりすんのか」
「だから知らないってば。少なくとも私はソレ欲しいとは思わないけどね」
どうもこいつは並の感覚らしい。良かった。
昨今は男同士が友情として仲がいいのをそういう目で見る女子が多い。
うちのクラスにもいる。そういう類の話をしているのを偶然耳にしちまった。あれは不覚だったな。
「まあいいや。それよりお前も買いたい本あるんだろ? 買って来いよ。
俺は買いたいモンも特にないし、先にシェリエートの地下行ってるわ。
買い終わったら夕紀と来てくれ」
「あ、うん、分かった」
「夕紀にも伝言頼む。じゃあ、また後でな」
来た時同様に自動扉をくぐって外に出る。
日が暮れ始めたこの時刻を示す涼しい風が俺の身を通り過ぎた。
大型百貨店、シェリエート。
多種多様の店がその中に押し込められひしめき合い、
それぞれが客を捕獲しようと必死で頑張っている。
そんな光景を見て軽い溜息を吐きつつ、地下食料品店へと向かう。
案の定というか、中年のなおばさんどもが溢れかえっていた。
女が多くいるのは果たして良いことか悪いことか。
少なくとも眼福になるようなもんじゃないな、これは。
さて、今日の晩飯は俺が作らなきゃいけないんだよな。何を作るべきだろう。
いっそイジメの極限みたいなものでも作ってやろうかと一瞬考えたが、
その後の俺の扱いのことを考えると、どんなに楽観的に考えても
この先の高校生活がとんでもないことになりかねんので止めておくことにした。
と、献立を考えつつ歩いていると、見知った顔を一つ見付けた。
俺はそいつに声を掛けることにする。
「おい、笹原」
そいつは自分の名前を呼ばれて振り返った。
「やあ、秋崎」
嫌味の無い笑みをこっちに返してきた。
端正な顔をしている奴ではあるが、
それでも男のスマイルを見てもあんまり嬉しくねえな。
「何しているんだい、こんな所で」
「そりゃこっちのセリフだ。俺はまだ不自然じゃねえだろ、
今は親がいないから俺か夕紀が買い物してんだからな。
それよりお前がここにいることのほうが不自然だぜ」
くくく、と笹原は面白そうに笑う。何がおかしい。
「いやいや、確かにそうだね。
でなければ君がこんなところに居るはずもないし」
遠回しに嫌味を言っているんじゃないかこの野郎。
「ちょっとお菓子の詰め合わせが必要になってね。
そういうものが売っている場所はこの近辺ではここしかないから。
仕方無しに。面倒だけれど。不承不承。ってわけだよ」
「菓子の詰め合わせぇ? 何でまたそんなモンが必要なんだよ」
「知っているだろう、僕の家柄。
僕の家みたいなところだと色々あるからね、そういうものが必要になることが多いんだ」
そういやこいつはお坊ちゃん(とはちょっと違うのか?)だったな。
何でもかなり昔から続く歴史のある家だとか。
「そうか、そいつは大変だな」
「君のその表情じゃあ、あんまり説得力がない言葉だね」
笹原自身のことならともかく、家のこととなれば俺にはどうでもいいからな。
くくく、と相変わらずにこやかなんだかにやけているんだか
よく分からない笑みを顔に浮かべて、笹原は俺に訊いてきた。
「で、君は妹さんに頼まれたのかい?」
「いや、今日に限っては別」
「? どういう、」
「にぃー!」
恐らく、ことだい? と続けたかっただろう笹原の声を遮って、怪獣の声がした。
声がした方を見てみると、その怪獣と酷烈女が居た。
「にぃ、お待たせー、っと、あれ」
「ああ、夕紀さん、こんにちは」
「え、っと、笹村さん……じゃない、笹原さん、ですよね。
失礼しました、こんにちはー」
笹原は俺の家に来たこともあるから、夕紀とは面識がある。
でもそんなに回数重ねているわけじゃないから、
まだ名前を一瞬では思い出せないみたいだな。
「覚えていてくれただけでも光栄だね。ありがとう、夕紀さん」
「えへへ、どういたしましてー」
俺以外の年上の男相手でも臆面なく会話が出来るのは
コイツの生まれ持ったスキルなのかね。
結構嫌がる奴が多いって聞いたんだが。
「それに長谷川さんも。どうしたんだい、みんな一緒で歩いているのかい?」
「ええ、今日はちょっとね」
長谷川が受け答える。
「俺が晩飯作らされることになってな、こいつも便乗しやがった」
「誰が作らさせるっていうのさにぃ。第一美里さん誘ったのはにぃでしょ?」
あれは9割ほど冗談だったんだがな、
「おやおや、中睦まじいことで。
いずれのお二人のご結婚の時は是非僕を仲人にして欲しいね」
何を言っていやがるんだこいつは。
「バカ言わないでよ。
こんな甲斐性なしと一緒になるくらいなら一生独身を突き通すわよ」
呆れ顔に呆れ声で長谷川が言った。甲斐性なしとは何だ甲斐性なしとは。
「では秋崎と夕紀さんの結婚式の時にしましょうか」
「……どうやって結婚しろと」
兄妹だぞ、俺等は。
「いやいや、もしかしたらその頃には制度が変わって
兄と妹でも結婚できるようになるかもしれないよ?」
「在り得ないに俺の所持金全額」
即行で賭けてやった。
「にぃと結婚かあ……。そんなに悪くはないかもしれないけど、絶対良くもないだろうなあ」
「まあ、そうだねえ。僕が仮に仲人を務めたとしても、誉められる箇所なんて浮かばないしなあ」
「お前らよってたかって俺をいじめてそんなに楽しいか……?」
「いじめているなんてそんな人聞きの悪い。事実について話しているだけじゃない」
だんだんムカついてきた。
ゴメン、オレ、超遅筆。
>タイトル酢昆布
一瞬それいいかもしれないと思ったのは秘密。
というわけで2回目でした。やっぱり現状は同級生方向になっちゃってますな。
いや、なかなか読み応えあるぞ。
たしかにこのまま突っ走ったらスレ違いになるけど
そのうち修正するんでしょ?
大きく修正して続きがくるのを正座して待ってますw
スゴくGJ
>>79 ここは妹スレ
方向修正すべきだ!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 修正!修正!
⊂彡
オマイラ修正修正言って、もう神が来なくなったらどうすんだ
とりあえずこのまま見守ろうじゃないか
酢昆布さんGJだよ(`・ω・´)
ほら、Seenaさんの時は分岐したからさ、まずは思うままに書いてみるのがいいんじゃないかと('ー^)b遅筆でも俺は毎日待ってるよ( ・ω・)つC
良スレだな(・∀・)
ああ、もうね、(・∀・)イイ!
エロくないけどCCCC支援私怨試演
久々に書き手さんが・・
乙です!好きに書いてくだされ。
楽しみに待ちます。支援!
このスレは伝統ある良スレです
何とも下らない会話をしつつ買い物を済ませ、俺達は笹原と別れて自分の家へと歩いて行く。
太陽は既にその恩恵たる光をこの地に浴びせることはなくなり、
一面は夜という名の濃紺に支配されている。
「すっかり遅くなっちゃったねえ」
夕紀が俺の隣で呟いた。
「誰の所為だよ、誰の」
俺が晩飯の材料を選んでいるとああでもないこうでもないと散々口を挟んできたのだ。
お陰で時間を予定超過しちまった。
「まあいいじゃない。夕紀ちゃんの言い分は正しかったと思うわよ」
「ほら、美咲さんだってああ言ってるよーだ」
くそう、味方を得て調子付いてやがる。俺の味方はどこだ。いないのか。
「だからって遅くなるのはどうかと思うんだがな。仮にもお前等女だろ?
外が暗いときに出歩くことに対して恐怖感はないのか」
「それって襲われるってこと?」
長谷川が聞き返してきた。
「そういうこった」
「平気でしょ? この辺りじゃそういう話聞かないし。
大体そんなことそうそうあるわけないじゃない。過敏すぎよ」
「それもそうだろうが、楽観的だな」
実際に何かあってからじゃ遅いんだが、まあ余計なお世話か。
「ま、襲われそうになったらアンタを盾にして逃げるから大丈夫よ」
「そうですね。というわけで、襲われそうになったらよろしくね、にぃ」
「……むしろ俺がお前らを襲いたくなってきたぞ」
盾だとか勝手に言いやがって、俺は人身御供か。夕紀も同調するな。
「なに、可愛い同級生と可愛い妹ちゃんを襲っちゃうの?
いやーんこのケダモノ野郎」
「うっわあ……。にぃってばえっちで悪漢だあ……」
ええい畜生、なぜ俺がここまで言われねばならんのだ。
ていうか今すぐ殺してやるーみたいな目付きで見るな長谷川よ。
女二人の責め苦に苛まされながら家に帰り着いた俺は、早速晩飯の準備に取り掛かった。
料理すること自体は面倒だが、考えてみれば自分の食いたいモンを
自分の好きな味付けで作れるんだよな。
うむ、そう考えてみれば料理ってのもそんなに悪いもんじゃないかも知れんぞ。
夕紀と長谷川は夕紀の部屋に行ったようだ。どうせ色恋沙汰か何かの雑談に
花咲かせているんだろう。
しかし女ってそういうの好きだよな。人の色恋沙汰の何が楽しいのか俺には全く分からない。
確か昼時に長谷川が教室で女友達とそういう話をしているのを聞いた事がある。
聞きたいわけでもないのに耳に入ってきただけなのだが、
あれこれ言い合ってはきゃあきゃあと叫んでいたっけか。うるさかった。
その時俺と一緒に飯を食っていた笹原はその連中を見て「楽しそうだね」と
にこやかに微笑んでいただけだが。
「……人の恋だとかに尾ひれをつけて騒ぐのは余計なお世話なんじゃねえのか?」
それこそ余計なお世話だ、と言われそう且つ自分でもそう思うことを呟いてみると、
「それこそ余計なお世話だよ」
後ろから夕紀の声で思ったとおりの答えが返ってきた。
「まあ、そうだろうがな。ってか、お前何してんだ。長谷川は?」
「飲み物持ちに来ただけだよ。美里さんは部屋で待っててもらってる。
……なに、にぃってば美里さんが気になるの?」
呆れ顔で答えた後に、手の平を口当たりまで持ってきてにまぁと笑いつつ、
上目遣いで訊いてきた。ああ、何か見ていると無性に腹が立つ顔だ。
「ならねえよ」
俺だってさすがに女だったら誰でもいいとは思わん。
長谷川のような奴はピンポイントで除外だ除外。
「ふーん。……もしにぃと美里さんが付き合うならわたしは構わないと思うけど」
「何でだよ」
「何だかんだ言ってお似合いじゃない。気心も知れているみたいだし」
……長谷川と俺がお似合い?
冗談じゃねえ。あんなのと付き合ったら身が持たん。
友達、というか悪友と言うべきだが、その今の現状であいつの相手は精一杯だ。
「謹んで遠慮するよ。あいつだって俺と付き合うのなんて嫌だろうさ」
「そうかなあ、にぃに言われたら承諾してくれそうな気がするけど。
そうでもなきゃ今みたいな関係にならないと思うよ?」
「んなこたねーよ。趣味や嗜好が似てるってだけだ。
つーか、こんな話はどうでもいいから飲み物持って行くならとっとと持って行け」
あ、そうだった、と夕紀は慌てて冷蔵庫の扉を開け、
ペットボトルに入っているジュースをコップに注いで盆に載せる。
急ぎつつこぼさないようにキッチンを出ようとしたところで、夕紀は俺のほうを向いた。
「そういうこと言っているからにぃってば中学の時以来カノジョできないんだよ?」
こいつが入ってきた時に言ったセリフを一部省いて返してやることにする。
「余計なお世話だ」
「……美味しい」
手間暇掛けつつそれでも手を抜いて作り上げた料理を、一口食べて長谷川は言った。
「美味いだろう。分かったら夕方の前言を撤回して謝れ」
「嫌よ。でも本当意外だわ……」
ちっとは殊勝な態度をしたっていいだろうに、変わらねえなこの女。
「あー、にぃの料理久しぶり。うん、おいしいねー。自分で作らなくていいから楽だし」
夕紀は夕紀でどっちが本音だかよく分からないことを言う。
やれやれ、作った甲斐があんまりないな、と思いつつサラダに手を伸ばす。
……ちょっと味が濃い。久しぶりだったから味付けの分量間違えたか。
「でも、いつ料理なんてしてたのよ? 普段からするようなタイプには見えないんだけど」
「また一言多いなお前。……あー、確か中一の時だな。
親父の所について行った時に作れって言われて作らされた」
「そうそう、みっちり鍛えられたんだよねー」
今の時代は男も料理くらい出来ないとモテないぞ、と言われて親父に散々仕込まれた。
あの親父、自分も結構料理出来るくせに俺にばかり作らせやがって。
思い出したら腹ただしくなってきちまったぞ。
「海外に仕事に行っている時も料理ってするものなの?」
「割と長期だからな。経費ばかりアテにできないらしい。それにしても妙な親父だけどな」
「まあ、変わってるって言えば変わってるよねえ、お父さん」
料理云々を抜きにしてもな。決して悪い親父じゃないんだが。
「へえ……。でもいいじゃない、なかなか楽しそうなお父さんだわ」
「そういうセリフは実際に親に持ってから言ってみろよ」
「私の家の両親だって変わり者だから、少しくらいは理解できるのよ」
そういやそうだった。
「そう言えば料理出来るオトコはゲットしておけ、とか言われたんですよね。
どうです美咲さん、この機会に不肖のにぃをテイクアウトしちゃいませんか?」
「っ、え……。えっと、う、その……」
いきなり何てこと言い出しやがるんだこの妹。しかも不肖とまで言いやがって。
長谷川も思いっきり戸惑ってやがるじゃねえか。
「こんなのですけど、料理もできるし極端に性格が悪いわけでもないし、推奨しますよ」
「こんなのとか極端にとか端々に皮肉を感じるがそれはさて置き、勝手に推奨すんな」
「にぃだって今のうちにゲットしておかなきゃダメだよ?
美里さん、綺麗で素敵な人だからすぐ誰かに貰われちゃうよ」
「ゆ、夕紀ちゃん……っ」
本人を前にして言うなよ。その本人も耳まで真っ赤になってるし。
「ええい、好き勝手言ってるな。俺が誰と付き合おうとお前に世話になることじゃない。
俺自身が決める。それが至極当然だ。分かったか? というか分からなくても分かれ」
半分本気で夕紀を睨みつつ真っ当なことを言ってやった。
長谷川は相変わらず顔を赤くしていて、夕紀は口を尖がらせてぶうぶう言っている。
「ぶーたれてなんな。長谷川、お前もいつまで赤くなってんだ。
いいからとっととメシ食えメシ。片付けんの遅くなっちまう」
夕紀はしぶしぶと、長谷川はもそもそと、俺はがつがつと、三者三様で食事は再開された。
……何が悲しくて恋愛ごとまで妹に世話にならなければいかんのだ。
このスレの人たちの優しさに涙しつつ、3回目でした。
修正言われても気分は悪くなったりしないので大丈夫です。
というか方向修正しないとただのスレ違いになるし。
今後もよろしくお願いします。
酢昆布でした。
乙!(・∀・)今までROMってるだけだったがこれからは支援させてもらいやす。
乙
酢昆布さん良かですよ(*´ω`)マイペースでイイ(・∀・)から焦らずじっくり行きまっしょい(`・ω・´)
そしていつも通り…
( ・ω・)つC
良スレだなぁ。乙。俺はうれしいです。
>酢昆布さん
>>80でイラネ事言ったバカ者ですが、余計な事を言ってすいませんでした。
お世辞じゃなくて、ホントにおもしろいんで続きを期待してます。
酢昆布さん
できれば彼女と付き合って妹が嫉妬する話でおねがいします
ちっちゃい頃妹におちんちん握らせて眠ってた。
>>106 書き手の趣向なんだから。そういうのに口出すな
ところで、保管庫ってどうなったの?立ち消え?
110 :
えっちな21禁さん:2005/06/24(金) 14:13:47 ID:NTAFitHcO
Seenaさんとかなんかたくさん書き込んでるし
酢昆布さんも保管していいのかわかんないし
どれが保管していいのかわかんないなー
本人に掲載許可聞いてみたら?
えーと、今までこのスレに書いたものは
まだ、ここにいる(Part.2)
手を繋いで(Part3)
思い出サイクル(Part3)
エンゲージ(Part3)
ご利用は計画的に(Part3)
Double Bind(Part4)
French Roast(Part4)
です。全部ご自由にしていただいて結構です。
・・・誤字とか直しておいてくれるとさらに嬉しかったりw
最後の2つしか今まで見たことないから保存庫欲しいですね
ネットで知り合った娘との話ってなんだっけ?
age
>>113 >・・・誤字とか直しておいてくれるとさらに嬉しかったりw
改編禁止厨がいるから無理かも。
誤字脱字修正も結局は改編になるから。
そんな拗ねんでもよかろうよ
そんくらいの修正なんか全然オッケーしょ
そんなこと言い出したら確かに厨だけど
保管できないから18禁削ってくださいとか言い出す戯けよりはマシw
120 :
えっちな21禁さん:2005/06/26(日) 14:33:53 ID:/NMzwq8e0
121 :
111:2005/06/27(月) 00:39:07 ID:Gj0VhIll0
おっつんつん
おむつ
>>121 乙。
まあとりあえずでも作っちゃうってので正解だよな。
しかしアドレスが・・・イイ!!!(w
行けなかったのは俺だけ?
>>121 乙〜
前の作品が読む事が出来てうれしかったです
改編禁止云々だったら、別個にdatなりhtmlなりを置いておくっていうのもありじゃないですか?
武富士に行ったのは漏れだけ?
>>127 ブラウザは何を使っているのですか?
IE6とOpera8.01では問題なく行けてます
>>129 保管庫設置おつ。
俺は前の作品も読んでるけど、過去スレの分を
改めて読み返せるってのはやっぱりいいやね。
ところで、作者の了承がないとやっぱり保管しちゃマズイのかな。
涅槃さんとか少女さんとか、もうこのスレ見てないような気もするんだが
そうするといつまでたっても了承は得られないわけで。
そんな微妙な空気のまま食事は終了し、俺は一人で後片付けをしている。
夕紀と長谷川はまた部屋に戻って行った。
黙々と皿を洗い、残り物はラップをして冷蔵庫へ。
あとはテーブルを拭くだけというところで、夕食前にように夕紀がやって来た。
「にぃ、お疲れー」
「全くだ。で、何か用か?」
「うん、お菓子とジュースをね」
「さっきメシ食ったばかりなのにか?」
「別にがっついて食べるわけじゃないもん」
さいですか。
「……やっぱ、ああいうのは言っちゃマズかった?」
「ああいうのって、テイクアウト云々か?」
「うん……」
「……当たり前だろうが。余計なお世話だ。
それに長谷川は自分が対象に含まれる恋愛云々にあんまり耐性が無いんだから、巻き込んでやるなよ」
「……ん、ごめんなさい」
何だ、随分殊勝な態度だな。いつもならこんな素直には謝らないのに。
「うん、そうだよね。マズかったよね……」
「つーか、何でまたあんなこと言ったんだ?」
別に責めているわけではない。俺に限ってはそこまで気にしているわけではないし。
ただ、夕紀は少なくとも家では普段からそんなに恋愛話はしないので少し気になった。
「うーん……何でだろう」
「は?」
何でだろう、って自分が言い出したことだろうに。
「なんかね、にぃと美咲さんってどうなのかな、って気になっちゃって。
んー、何でだろうね。何で気になるかな」
まあ、兄妹だからそういうことが気になるってんならそうなんだろうが……。
それにしてもどこか歯切れが悪い。本当によくわかってないのか。
「……よく分からんが、まあいいさ。俺だけなら別に構わねえし」
「うん、今度からは気をつける」
ちょっと落ち込みつつそれでも真面目な顔で、こくりと頷く夕紀。
こいつはこいつで結構気にしていたようだ。
「それならいい。……ところで、夕紀」
「ん、なあに?」
さっきからの話でちょいと気になったことを訊いてみる。
「お前には好きな奴はいないのか?」
「ふぇっ!?」
妙な声を出して妙な顔をし、先程の長谷川のように顔を赤くしている。
自分では人に軽く訊いて来たくせに、そんなに驚くのか?
「い、いいいいい、いきなり何言い出すのよぅっ」
動揺し過ぎだ。
「いきなりも何もあるか。最初にネタフリしたのはお前じゃねーか」
「だ、だからって、おおお女の子に、そそ、そんなこと急にっ」
やばい、この動揺しっぷりに笑いが止まらない。腹まで痛くなる。
「わ、笑うことないじゃんっ!」
「笑うほかねーだろ。あー腹いてえ」
「こっ、このバカにぃーっ!!」
そう言い残して勢いよくキッチンを飛び出して行った。対して俺はまだくっくっくと笑っている。
今までアイツがあんなに動揺したのを見たことがなかったからな。
普段、そういうことに対して恥ずかしがるとは思えないような言動をしていたため、
そのギャップがまた可笑しくて堪らない。
しかし、あれだけの反応をするってことは本当に好きな人がいるのかもな。
もしいると考えると兄として何だか微妙な心境だが、あまり気にしないことにした。
あいつだってもう中学生だ。普通に恋することぐらいあって当たり前だろうしな。
そんなことをちょっと感慨深く思っていたら、先程は豪快な音をさせて閉まった扉が
今度はきぃ、と小さく音を立てて開いて、
「……お菓子とジュース、持って行くの忘れた……」
俺はまた腹を抱えて笑い出した。
怒りと焦りと恥ずかしさがごちゃまぜになった顔の夕紀をひたすら笑って、
度が過ぎたのか一発不意打ちの拳を貰った後に残った片付けを済ませて、俺は自室に戻った。
ああくそ、無茶苦茶痛みやがる。決して体力や力があるほうでは無いはずなのに、
あの馬鹿力はどこから出てくるんだ。ひとえに心の力ってやつか?
ただまあ俺もいい加減慣れたもんで、この程度の痛みなら半時も掛からずに治まるようにはなっていた。
こんなことに慣れたってのも悲しいがな。
夕紀をからかわなければこうはならないってツッコミはナシだ。
そんなことはよく分かってる。だが止められないってのが兄としての性だ。
と、そこまで考えて一気に空しくなった。何アホなこと考えてやがるんだ俺は。
「了、ちょっといい?」
そんな空しい気分でベッドに転がっていると、ノック、次いで声がした。長谷川か。
「ああ、どーぞ」
俺がベッドに転がったままやる気の無い返答をすると、ノブが回され扉が開いた。
「何か用か」
「放課後の時言ったじゃない、ちょっと本とか借りたいのよ」
「あー、そーだったな。どーぞご勝手に」
「ダラけた返答ね……」
要らん事を言いつつ、長谷川は俺の本棚を物色し始めた。本って言ってもほぼ漫画だけだがな。
一冊取り出してはパラパラとページを捲り、借りるに値しないものは本棚に戻している。
「どうだ、何かあるか?」
「んー、今のところはとりあえずこれ、かな」
と言って本棚に顔を向けたまま、本を持った片手を持ち上げる。アクション系の漫画だ。
「お前、そういうのを借りていくこと結構あるけどさ、少女漫画とか読んだりしないのか?」
「中学の頃までは読んでたけどね。最近はどれもいまいち面白く無いのよ」
そうなのか?
「最近の少女漫画って内容が過激なのが多いから……。
それに、どれもこれも嫉妬だの何だのとドロドロした話のものばっかりでね」
「なるほど。確かにお前はそんなの読みそうもねえな」
昨今の恋愛ドラマでも愚痴をこぼすような奴だ、合うはずがない。
……と、そうだ。一応言っておくか。
「なあ」
「ん、なに?」
「さっきの夕紀のことだけど……あんまり責めないでやってくれるか?」
「え?」
何が、という顔で長谷川は振り向いた。
「晩飯ン時のことだ。アレはアレで失言だったことを結構気にしてるみたいだからさ。
お前ならそんなに気に触ってはいないとは思うが……一応、な」
「ああ、何だ、それのコトね。安心して、最初から気を悪くしたりなんてしていないわ。
それに、さっき夕紀ちゃん本人にも謝られちゃったしね」
ま、ちょっと恥ずかしかったりはしたけど、と長谷川は付け加えた。
「そうか。いや、スマン、要らん口出しだったな」
「キミもそんなに気にしないでって」
時刻は九時を回り、長谷川もさすがにそろそろ帰らないとまずいと言うので見送ることにした。
が、妹様の「美咲さんの家までちゃんと送って来い」命令があり、
俺はその護衛対象と肩を並べて夜道を歩いている。
逆らったら今度はダメージ値が軽くカンストするくらいの攻撃を喰らいそうだったからな。
……ああでも待てよ、カンストする位なら気絶しやしないか?
だったらいっそ気絶して送るのをスルーすれば良かったんじゃないか、と思いつつ、
その光景がどれだけ情けないかを考えて止めた。
第一、既に家を出ちまってるんだから意味ねえし。
「ナンかまたすっごい下らないこと考えてない?」
「気のせいだ」
嘘だが。何でコイツは見透かしやがるんだ。
「しかし、キミも結構いいお兄さんやってんじゃん」
「あ? 何のことだ?」
「さっきのキミの部屋でのことよ。夕紀ちゃんを庇ったでしょ?」
ああ、あれか。
「まあ一応、一人だけの妹だし、俺はそいつの一人だけの兄貴だしな」
「ふふ、なかなか優しいのね」
そうだろうか。
兄妹関係なんて多少の差はあれど大抵はこんなもんだと思っているのだが。
「いいなあ、私もお兄ちゃん欲しいよ」
「あ? 何でまた」
「夕紀ちゃん見てると、ちょっとね、そう思っちゃうのよ。
何だかんだ言って秋崎と夕紀ちゃんっていい兄妹だしさ。
キミも決して頼りないってワケじゃないだろうしね」
「また珍しいこと言うな。普段散々罵倒しているくせに」
「あんなの冗談半分よ。わざわざ本気にしないで頂戴」
だが冗談半分ということは本気も半分じゃねえか。
それはまあさておき、ちょいと引っ掛かったことを言ってみる。
「しかしお前、ソレどうにかなんねえか?」
「え、ソレって?」
「俺の呼び方だ。夕紀がいないときは苗字で、いるときは名前だろ、お前」
「だってじゃなきゃ区別しにくいし」
いや、そうじゃなくてだな。
「二通りの呼び方されんのは面倒なんだよ。一つにしろ一つに」
今までは妥協していたんだが、最近になっていい加減二通りの呼び方がうざったくなってきたのだ。
「ああ、そういうコトか……うーん」
手を口にもっていって考える長谷川。
「んじゃあ、普段から了……でいい?」
「ああ、統一してくれんなら是非そうして欲しいね」
「はいはい、分かったわよ。
……了、か。うう、やっぱりちょっと恥ずかしいかも」
恥ずかしいって、夕紀がいる時では普通に呼んでいるってのに何を。
というか呼び捨て程度で何をどう恥ずかしがる必要があるんだ。
「……と、ここまででいいわ」
「ん? ……ああ、そうか」
何だかんだで既に結構歩いていて、ここまで来れば長谷川の家はこの近くだ。
「別に家の前まで送ってったって構わねえんだぞ?」
「そう言ってくれるのはありがたいけど、今回は遠慮しとく。夜這いされても嫌だしね」
「俺だって夜這いする相手は選ブべッ!!」
腹に一発。畜生、今日は殴られ日和なのか? 今日一日で二人に何度殴られたか分からん。
「……あーもう、じゃあね! また明日っ!!」
ストレートの長い髪をかき上げて、俺に背を向けてとっとと歩いていきやがった。
大打撃行為に対して謝りの一つもナシかよ、と思うが、
まあ自業自得と言われればそれ以上言い返しようがないので留めておく。
「……あーくそ、また明日な」
とりあえず一応の別れの挨拶だけはして、俺も我が家へと踵を返した。
休日を挟んだのにあまり書けなかったことを悔やみつつ、4回目でした。
もうそろそろ妹方向に行けそうな予感。飽くまで予感。
ちなみに話は自分の好き勝手に進めようと思うんで
リクエストとか多分受けられませんー。ごめんなさい。
でも個人的にイイと思うのがあったら勝手に拝借してしまったりする可能性もあr(ry
>>111氏
保管庫作成乙です。
それと
>>124も言ってるけどアドレスGJ!
ああ、それと保管庫に関して。
コレを保管庫に載せてくださるならそれは嬉しいのですが
(ぶっちゃけ自分で作る気はあまりなかったので)
現在進行中ですので、載せていいのかどうかは微妙ですから、
人任せになって申し訳ないですけど、その辺の判断はお任せします。
保管庫、ちょっとずつ更新。
>>130 とりあえず了解得てるSeenaさんの分さえまだ保管しきれてないので
それが終わってから考えるだす。
>>143 乙〜 つ且
保管については酢昆布さんさえよろしければ完結後に保管させていただきます。
結局、前スレの303 ◆2vQOOY8p.oは、
まとめサイトをロクに作りもしないうちから仕切りたがる
最低の自治厨だったという事だな。
おもしろくなってきました。GJ!!
>>145 漏れああいうのが一番ウザス
行けましたぁ(^o^)/
ありがとお!!
酢昆布氏, 保管庫の方、共に乙です!
Double Bind以降しか知らなかったので
保管庫マジで感謝です。
個人的にはエンゲージが好き!
303の方の話はもういいじゃないすか・・
こうして立ち上げてくれた方がいるだけでオケー。
手を繋いでの続きがきになる〜(´〜`)
作者&保管庫の中の人乙です
さすがに作者の許可がないと補完はキビしいんでわ?
中の人がいつかあるかも知れない訴えに耐えられるなら補完して欲しいですがw
酢昆布さん待ち
154 :
えっちな21禁さん:2005/06/29(水) 20:22:37 ID:CYlAA0ZpO
ほ
>>155 まぁまぁカワイイじゃん。
もっとうpしる!w
見れねえよ
一度見えて、二度目は見えなくなった。PCから。
妹の和世は潔癖な性格だ。きれい好きで、真面目な奴である。妹ながらなかなかしっかりした奴なのだが、変に厳しいところもあった。
また、幼い頃から他人が家に上がるのをやたら嫌がったりもした。
「他人の匂いが、なんか嫌」と言う和世に、ちゃんと友達がいるのだろうかと、学年が変わるたびに俺は心配したものだった。
俺が中一、和世が小六の時、学校で各班ごとにレポートを発表するという課題があって、家に男子二人と女子三人が来たことがあった。
課題は二時間ほどで終わり、やることも無くなったのだが、女子が二人残って話をしていた。結構盛りあがって、時計を見ると七時半を回っていた。
家は両親は共働きで、その頃から夕飯は和世が作るようになっていた。
和世はいつも六時半きっかりに夕食の準備を終えていたので、さすがにそろそろ帰ってもらわなきゃ和世に悪いなと思っていたら、部屋のドアが突然開き、和世が入ってきた。
「お兄ちゃんもお友達の方々も、お盛んなのは結構ですけど、いい加減時計を見てくださいね」
一言そう言って、出ていった。
和世は当時から黒い髪を長く伸ばし、結構整ったきれいな顔つきだったが、喋りが非常に淡白で、どこか怖い印象を持たせた。
そんな和世に言われたものだから、女子二人は慌てたように「も、もう帰ろっか」と帰っていった。
女子二人が帰った後、
「人が来て、掃除するのもお菓子を用意するのも冷めた夕食を温めなおすのも私なんだから、今日みたいなことはもうやめて。特にあの人たちは声が嫌」
と和世は不満たらたらだった。
「だいたい、女子とか家に連れ込むのは百年早いと思うけど」
学校の課題のためなんだが、という俺の主張はまったく聞き入れられなかった。
こんな感じで、和世は妹ながら変に厳しく、何かにつけて説教した。
俺が高一、和世が中三の十二月のことだった。俺も和世も冬休みに入っていたのだが、両親は相変わらず仕事に出ていて、俺たちは二人で家の中の大掃除をしていた。
もう毎年のことで、俺が一階、和世が二階を掃除するという分担だった。
昼から始めて日が西の空に沈むくらいになり、そろそろ終わるかなという頃に、和世が何冊かの本を抱えて二階から下りてきた。
なんだろうと見ていると、和世は小走りに庭へと出て、本の束を地面に投げ出し、火をつけて燃やし始めた。
「和世? 何してんの?」
「……」
「和世?」
近づいて見てみると、火がついて燃えているのは、何と、俺が高校の友人からもらって部屋に置いておいたエロ本だった。
「え? おい、これって……」
「燃やすからね」
「燃やすって……何勝手に……」
「最悪。こんな本読むなんて。何考えてるの?」
本気で怒りのこもった目で睨まれ、いつもより険悪な雰囲気で説教が始まった。
「気持ち悪すぎるんだけど。何でこんな本読むわけ? 勉強もしないで、猿並じゃない。これお小遣いで買ったの? お母さんたちが知ったらどんな顔すると思う?
同じ家の中でこんなの読んでいやらしいこと考えてる人がいるなんて、最悪……ホント、気持ち悪いよ。死んでいいよ」
「お前、ちょっと待てよ。なんでそこまで言われなきゃいけないんだよ」
「何で? お兄ちゃん、私が掃除して、選択して、ご飯つくってるのわかってるわよね? 私がお兄ちゃんの自由な時間を作ってあげてるのよ?
その時間の使い方についてなんだから、私にはいくらでも言う権利があるでしょ。これからこういう本は禁止します。ただでさえ足りない脳みそが、獣になったら困るから。もっとちゃんとした生活をしてよ。ホント、変態だよ」
なんでたかがエロ本で、ここまで罵られなきゃならんのかと、さすがに腹が立ってきた。
「お前、言いすぎ。確かにお前には世話になってるかもしれないけど、頭の中身まで言われる筋合いは無いだろ。俺くらいの年になればエロ本持ってて普通なんだよ」
「何開き直ってるの? エッチな本持つことが普通? 本気で気持ち悪いよ」
しかめ面をして、おえっと嘔吐のジェスチャーをする和世に俺はますます腹が立ち、和世もぜんぜん引かなかったので、実に数年振りに大規模な口喧嘩をした。
あまりにくだらない理由での喧嘩だったが、二人とも決して折れず、本についた火が消えるまでさんざんに俺は罵られた。灰になったエロ本を見て、和世は満足そうに、
「せいせいした」
とつぶやいた。
「お前……謝る気はないんだな」
「何で? 私悪いことしたなんて思ってないよ」
「……お前さ、人のこと気持ち悪いだのなんだの言ってくれたけど、こっちだっていい加減お前には不快になるぜ」
それから俺たちは口をきかなかった。というか、和世は部屋に閉じこもって出てこなくなってしまった。たまにトイレや食事で一瞬顔を見せたけど、その時の顔がまるで病人のように真っ青で、びっくりしてしまった。
俺は和世の潔癖さ、真面目さを思い返し、やっぱり自分の気遣いが足りなかったのかなと思うようになった。まあ、兄貴として折れてやるかという気になった。
「もうああいう本は読まないことにするよ」
「え?」
たまに食事をとりに台所に下りてくる和世をつかまえて、俺は謝った。
「この前は悪かった。お前はなんて言うか……繊細だしな。これから気をつけるから、許してくれ」
「え、ううん、私こそあんなこと言って……」
「これからはもうちょいまともな兄ちゃんになるから、許してくれるか?」
和世は少し戸惑っているようだが、微笑んでうなずいた。
「でもお兄ちゃん、大丈夫なの?」
「なにが?」
「保健の先生に聞いたの。やっぱりお兄ちゃんくらいの年頃にはああいうのが必要だって」
何てこと聞くんだよ。脱力感を感じながら、俺は笑った。
「うん、まあ何とか我慢するよ。気持ち悪いんだろ?」
「……気持ち悪いって言うか、なんか嫌だったの。ごめんね」
オナニーを覚えてからはじめての禁欲を妹のためにすることになった。ムラムラしたら運動とか勉強で発散すればいいと思っていた。
「お兄ちゃん、何か食べたいものある」
冬休みの終わり頃、ビデオ屋で借りてきた洋画を居間で見ていると、夕飯の支度をしていた和世が訊いてきた。
「んー、別に」
「それ結構困るんだけど」
「じゃあ魚」
「はいはい魚ね」
仲直り以来、和世はとても機嫌が良かった。それを反映して、作る夕飯も手のかかった美味しいものになっていたため、本当に仲直りして良かったと思っていた。
とはいえ、若い俺には禁欲というのは中々に難行で、一週間も過ぎるとちょっとした事で勃起することがあった。
この時もそうだった。
洋画というのは半分を過ぎるあたりでよくわからんラブシーンが入ったりするのだが、丁度和世と話している時にそのシーンに突入してしまったのだ。
俺も和世も無言のまま気まずい時間が過ぎ、和世はそのまま夕食作りに入り、俺は洋画を見終えると、「夕飯の準備が出来たら呼んでね」と言ってすぐに自分の部屋に戻った。
俺の股間はすごい勢いで勃起していた。ベッドに寝転がり、静まるようにと念じたが静まらず、一発抜きたいという衝動に駆られていた。
「でも、もうしないって和世と約束したしなあ」
三十分ほど耐えたがやっぱりおさまらず、この状態で夕食に臨むくらいならと、一発抜くことにした。エロ本は大掃除で全滅したので、漫画雑誌の巻頭の水着グラビアをネタにした。
久々だったため一分もせず終わったのだが、終わったとたん「お兄ちゃん、ご飯できたよー」という声が階段を上る音とともに聞こえてきた。
一瞬で興奮も冷め、漫画雑誌をあわてて蒲団の間に押し込み、ズボンのベルトを締めるのと、部屋のドアが開くのはほぼ同時だった。
「お兄ちゃん? ご飯できたよ?」
「ああ、今行くって」
出来るだけ自然に振舞ったが、和世は何か感じたようでわずかに眉をひそませていた。
激しく支援!
食事中和世は俺の目をのぞきこむようにじっと見てきた。見てくるだけで何も言わないので、俺の方が耐えられなくなってしまった。
「あの……何?」
「……お兄ちゃん、さっき何かしてた?」
「別に、何もしてないけど」
「本当に?」
「うん、寝てたよ」
「ふうん」
意外と追及が浅くて拍子抜けしたが、甘かった。
食事を終え部屋に戻ろうとした俺の後ろを、和世がついてきたのだ。
「和世?」
「お兄ちゃんの部屋には、私が先に入るから」
「え?」
和世は俺のわきをすり抜けて、俺の部屋に入ってしまった。
さらに試演
「おい、ちょっと待てよ!」
慌てて後を追った俺が見たのは、ベッドの辺りを探る和世だった。俺は和世の腕をつかんでやめさせようとした。
「おい! 何やってるんだよ?」
「家宅捜索」
「意味わからん。何でそんなことするんだよ!」
「さっき変な匂いがしたもの」
ぎくっとした。その瞬間和世は俺の腕を振り払い、蒲団の中から先ほどのグラビア写真がたれさがる雑誌をつかみ出していた。
「何これ?」
「……一応、漫画雑誌」
「ふうん」
とても冷たい返事だった。これは百パーセントばれてるなと思ったけど、さすがに認めるのも情けなかったので、あくまで存ぜぬを通そうとした。
「ほら、もういいだろ? 自分の部屋に戻れよ」
「これで何してたの?」
「何って、漫画読んでたんだよ」
「やらしい女の人がのってるけど」
「……お前、疑いすぎ」
「ふうん」
また冷たい返事をして、和世は雑誌をベッドに投げ捨てた。やっと出ていってくれるかと思ったら、今度は部屋の隅に直行して、置いてあったゴミ箱に手を入れた。
「お前、何やってんだ!?」
「……」
「おい、やめろ!」
今度はかなり強く腕をつかみ、やめさせた。何しろゴミ箱の中には、さっき捨てたばかりのアレのついたティッシュが入っているわけで。
「お前何考えてるんだよ!」
「何あせってるの? 何かまずいものでも捨ててるの?」
「……お前、ちょっとおかしいよ」
こいつ、なんでここまでやるんだよと、さすがに引いたと言うか、怖くなってしまった。
「何よ。嘘つこうとしたくせに。やっぱりさっき、あの写真見て変なことしてたんでしょ?」
「悪かったよ……」
何で俺はまた妹にこんなことで問い詰められてるんだろうと、情けなく思ったが、前みたいにこじれるよりかはいいだろうと思って、素直に謝ってしまった。しかし、返ってきた言葉は以前謝った時より格段に厳しいものだった。
「最低。下衆よ」
「げ、下衆って……」
「一度約束したのに。隠れてするなんて」
だって隠さないと怒るだろ、とは言えない。なんか和世の声が震えてきたように感じたので、慌ててフォローを始めた。
「いや、ごめん。もう、絶対二度としないから……」
「信じられるわけ無い。馬鹿。気持ち悪い……」
何と、馬鹿と口にした和世の目じりに涙まで見えて、俺はこれ以上無いほどあせってしまった。
「お、おい、泣くなよ。じゃあ、どうすれば許してくれる?」
「お兄ちゃんがもう二度と変な本読まなければ許してあげるわ」
「……でも、読まないって言っても信じられないんだろ」
うん、とうなずく和世。どうすればいいんだと途方にくれた。
俺がエロ本を――多分、和世にとっては水着写真ののっている本も全て範疇に入るだろう――を読まなければ許すが、しかし読まないと言ったところで信用できないと和世は言う。
「和世、それじゃどうにもならないんだけど……」
「お兄ちゃんが悪いんじゃない。無理なんだったら初めから約束なんてしなければ良かったのよ。一度した約束を破られる方がずっと辛いんだから」
だってあの時約束して仲直りしなかったら、お前ずっと部屋にこもっていただろ、ともさすがに言えなかった。
俺は押し黙ってしまった。あの喧嘩直後の、部屋にこもっていた時の和世の辛そうな顔が記憶に新しく、兄としてできれば和世の嫌がることはしたくなかった。
リアルタイムしえーん
良作の予感
「あのさ、和世。エッチな本を見なければいいのか?」
「うん……」
「ええとさ、和世。兄ちゃんのやってたこと、その……」
「自慰? オナニー?」
「あ、ああ。知ってたのか……。そう、そのオ、オナニーなんだが、それ自体はかまわないのかな?」
「わからないわ」
「あのな、オナニーだけなら、別に本を見なくても出来るんだ。その、色々と頭に思い浮かべて……。これなら家の中に変な本を置くこともないし、和世も気持ち悪くならないんじゃないか?」
みんな夜更かし好きだねw
「女の人の裸とかを想像するの?」
「ああ、まあ、そうかな」
「それも嫌よ。気持ち悪い」
オナニーをするのに、妹にあれこれ確認を取っている自分。
その妹である和世は、とうとう嗚咽を漏らし始めた。
「和世……」
「何なんだろう、これ……すごいやな気分……」
和世は長い髪をからませた肩を落としたまま、部屋を出ていった。
その夜は遅くまで、隣の部屋から和世のか細い泣き声が聞こえていた。
繊細、潔癖な和世。しかしどうにもその夜の和世は何か崩れているような気がして、俺はよくわからないまま眠りについた。
支援サンクス。
今回は以上です。
乙〜
頑張って書いてくださいな
乙
激しくおあずけ
この鉄壁の牙城をどう崩すか……GJ!!
新種のツンデレか?GJ!
「学校行きたくない」
冬休みも残り二日となった朝、朝食の席で和世がポツリと漏らした。父さんと母さんは大いに驚き、質問攻めにした。普段家にいる時間が少なくて面倒見れないから、余計に心配したのだろう。いじめられていないか何度も聞いていた。
「別に、学校で何かあるわけじゃないの。気持ちが悪いのよ」
「具合が悪いの? 今日お母さんと病院行く?」
「違う。家に誰かが入っている気がして嫌なの」
父さんも母さんもぽかんとしていた。
「大丈夫。家の中で休んでいれば治ると思うわ」
やはり仕事を休んで病院に連れて行こうとする母さんだったが、和世が笑顔で言うので、とりあえず何かあったら連絡するように言って仕事に出ていった。
俺も昨日の様子から和世が心配だったので、和世に本当に大丈夫かと聞いてみた。
「何が?」
「お前、昨日からなんか変だし。家に何か入ってるってどういうことだよ?」
「お兄ちゃんが、まだやらしい女の人連れ込んでるんじゃないかってこと」
どうやらエロ本のことを言っているのだとわかって、絶句してしまった。
「だから、家の中を見張っていたいの」
「お前……」
「今日は、お兄ちゃんの部屋、きちんと掃除するからね」
俺の漫画雑誌類は午前中で家の中から全て姿を消した。
和世の奇行はそれだけで止まらなかった。
午後になると、俺の部屋に椅子を持ち込み、部屋の隅においてちょこんと座っていた。何をするでもなく座っていた。
「和世……何してるの?」
「監視してるの」
「監視って……」
「気にしないでいいよ。いつも通りにしてて」
こうなったらもうやりたいようにやらせるかと思って放っておいた。冬休みの宿題がまだ残っていたので、机について勉強することにしたが、その間和世は何も言わず、ただじっと俺を見ていた。
たまに顔を和世の方に向けると、赤いワンピース姿で小首をかしげるようにした和世と目があって、目が合っても和世は全然表情が動かなくて、ちょっと怖かった。
等身大人形とかを愛好する奴の気持ちはよくわからんと、このとき改めて思ったりした。
実に四時間ほど勉強したが、和世は一言も発せず、椅子から立つこともなかった。
飯と風呂が終わった後も、和世はやってきた。やはり椅子に座って、見つめてきた。
「ただ座ってないで、ちょっと遊ばないか?」
プレステ2をすすめてみたら、少し考えて首を横に振った。
結局俺がベッドに入るまで、和世は椅子に座ったまま部屋を出なかった。
次の日、冬休み最終日だったが、和世は朝から俺の部屋にいた。今度はさすがに本を持参していたが、俺がちょっと動きを見せると視線を向けているのがわかった。トイレから戻ってきた時、腕時計をじっと見て、
「ちょっと遅かったね」
「そうか?」
「今度からついていこうかな」
と微笑んでいわれたのには、またぞっとさせられた。昨日に増して、怖かった。
「あのさ、お前がこの部屋に居たいっていうのなら俺はかまわないけど、お前は勉強とかしなくていいのか? 受験生だろ?」
さすがに怖さと和世を心配する気持ちとが高まって、言ってみたりもした。
「私普段から勉強しているから、大丈夫」
「……明日からの学校、本当に行かないのか?」
「学校に行ってる間に、お兄ちゃんがまた女の人連れ込むかもしれないから……」
「俺も昼間は学校なんだが」
「こっそり早引けしてくるかもしれないでしょ」
言ってることは滅茶苦茶なんだけど、鬱っぽく髪を揺らす仕草が可愛く感じて、ますます心配になってしまった。
「そんなこと絶対無いから、学校には行けよ」
「……お兄ちゃん、私に学校に行って欲しいの?」
「ああ」
「じゃあ、約束してくれる?」
初リアルタイム
つCCCC
約束の内容は簡単なものだった。一つは、朝家を出る時は俺の方が先に家を出る。もう一つは、俺は鍵を持たずに学校に行く、というものだった。
要は、和世が窓とか戸締りを確認し鍵も握ることで、俺が和世の居ない時に家に入れないようにするための約束だった。
「本当に具合が悪くなったりして早退するときには、中学に電話してくれればいいから」
ともあれ、和世は新学期もきちんと学校へと通うことになった。
和世が俺の部屋に椅子を持ってくる生活は、それからも変わることなく続いた。一週間もすると、初めから二人部屋だったんだと思うことにして、精神の負担を和らげた。
もはや家の中で、自分が一人になるときといったら、風呂とトイレの時くらいだったが、長風呂をした翌日そのうちの一つが崩された。
「お兄ちゃん、入るね」
バスタオルで前を隠してはいたが、それでも数年振りに見る妹の裸は、強烈な威力を持っていた。俺はこの時湯船につかっていたおかげで体の変化を見られることは無かったが、本当にやばくて身動きが取れなくなっていた。
「良かった。お兄ちゃん、何もしてないみたいだね」
「良かったって、和世……」
「昨日お風呂から出るの遅かったから、ちょっと心配になったの。疑ってたんじゃないんだけど……」
さすがにちょっと恥ずかしいのか、顔を赤らめて風呂場に入ってきた。俺は風呂から出ようにも、元気になってしまって出られなかった。こうまであからさまに妹に欲情すると、情けないと言うか、罪悪感がかなりあった。
「お兄ちゃん、私も湯船に入りたいんだけど」
「あ、ああ」
肩を並べて湯船に入ったが、湯船が狭いので普通に肌が触れて、非常に困った。なんかあそこもどんどん硬度を増してるみたいで、タオルをもって入ってなかった俺は、三角座りみたいにして足にはさんで必死に隠していた。
和世はひょいっと顔を覗き込んできて、
「お兄ちゃん、おっきくなってる」
とずばり言ってきた。もう俺は顔から火が出るという感じで、言葉も出せなかった。
今度は何を言われるのかと覚悟したが、和世は少し頬を赤くしたまま微笑んで、何も言わずに湯舟から上がっていった。
その夜和世が来たのは、俺がベッドに入ってからだった。
「お兄ちゃん?」
「和世……」
「電気つけなくていいよ」
支援?
続き気になる支援
つ@@@@
それはよえん
つつつつつづき支援!!
ね、寝てしまった。
すんません。以下続きです。
起き上がろうとした俺を和世は蒲団の上から和世の手が押さえた。
和世は俺のベッドの脇に、俺を見下ろすようにして立っていた。
「私の裸でも大きくなるの?」
声が出せなかった。
和世は照れた様子など一切無く訊いてきた。
「さっきの、そうなんでしょ」
「……違う」
「じゃあ、さっきなんで大きくなったの? 私に欲情したからでしょう?」
「……妹に、欲情なんてしない」
「本当に?」
和世は、蒲団の上から手をどけると、何と、来ていたパジャマのボタンを一つ一つ外しはじめた。
「和世!?」
豆電球のオレンジ色の光の中で、ブラジャーに包まれた和世の胸がはっきりと見て取れた。
「和世、やめろ」
ようやく起きあがった俺だったが、和世に両肩をつかまれて動けなかった。すぐ目の前に、和世のはだけた胸があった。
「ほら、お兄ちゃん」
「……」
「触ってみて」
「馬鹿言うな……!」
和世の手をつかんで引き離そうとしたが、その手を逆につかまれ、和世の胸に押しつけられてしまった。ブラジャー越しとはいえ柔らかい感触。和世の鼓動と、肌にじんわりと浮かんだ汗が感じられた。
十六年間生きてきた中で、初めて触った異性の胸が妹の胸だった。そのあまりの生々しさに動転しているうちに、和世は俺にしなだれかかるようにして倒れ込んできた。
俺はベッドに押し倒されてしまい、異常なほど近くに和世の顔があった。和世はいつもの淡白な顔だったが、その息は荒くなっているのがわかった。
つ@@@@
相変わらず俺の手は和世の胸に触れたまま。しかも、上から和世が覆い被さっているせいでさらにその柔らかい感触を確認することになった。
「和世……お前……ホント何考えてるんだよ……」
「お兄ちゃん、大きくなってるよ」
和世の左手が、蒲団を払い、俺の股間に触れていた。
自分でも、もう否定のしようがないほど勃起しているのがわかった。
「和世、どうして……」
「良かった……。私の場所があったのね」
和世は満面の笑みを浮かべていた。
俺はもうわけがわからず、妹にここまでされている自分が情けなくてしょうがなかった。
「ねえ、オナニーってこれでいいの? こするんだよね?」
「や、やめろ」
パジャマの上から俺のモノをこすり始める和世。ずっと和世がそばにいたせいで抜いていなかった俺にとって、あまりにも強い刺激だった。
「すごいわ。まだ硬くなるみたい」
「やめてくれ」
「お兄ちゃん、ちょっとこすりにくいから、ズボン脱いでね」
ようやく和世が俺の上からどいた。俺はすぐに蒲団で半分脱がされた下半身を隠した。
「和世、出ていってくれ……」
「早くズボン脱いで、ベッドに座って」
「和世、頼む」
「お兄ちゃん、私の胸でおちんちん大きくしたんだよ? 今更何言ってるの?」
和世の手が、俺のズボンとトランクスを脱がせていった。俺は抵抗らしい抵抗も出来なかった。
ズボンとトランクスを足首まで下げられた状態で、俺はベッドに腰掛けていた。両脚をわずかに広げられ、両脚の間、いきり立ったモノの前には、しゃがんだ和世の顔があった。
「本当にすごいね」
「和世、お前どうしちゃったんだよ。なんでこんな……お前、こんなの気持ち悪いって……」
和世はくすりと微笑んだ。
つ@@@@
「私ね、心が狭いの」
「え?」
「お兄ちゃんの心に他の知らない女が入ってきてると思うと、気持ち悪かったの」
和世の手が俺のイチモツに触れられた。そのままゆっくりと手を上下し、こすりあげた。
気持ち良かった。今までにない気持ち良さだった。
ぎこちなかった手の動きは少しずつ速まり、ますます快感は高まっていった。
「お兄ちゃん、何か、すごく熱いよ」
「和世……」
先走りの汁が和世の手と俺のモノに絡みつき、部屋の中にちゅっちゅっと小さく粘着質な音が響いた。
和世が片方の手で俺の手をつかみ、再び胸に触れさせた。
「おっぱい触ってもいいから……私で気持ち良くなってよ」
和世の熱い吐息が俺のモノに吹きかかった。
「和世、駄目だ……離れて……」
「え?」
もう限界だった。目をつぶって歯を食いしばる。俺は和世の胸をぐっとつかみ、次の瞬間思いきり射精していた。
「きゃっ!」
小さな悲鳴。俺はぼんやりとした頭のまま目を開き、声の主を見た。
そこには、髪や鼻の頭、唇の端から俺の精液を垂らす、和世の姿があった。
「少し、口に入っちゃった」
「和世、ごめん……」
「何で謝るの?」
「こんなことさせて……」
和世は袖で口の精液をぬぐって、気にしないで、と笑った。
つ@@@@
「私が必要だからやったことだもの。好きでやったことなのよ」
「お前、俺のこと好きなのか……?」
和世はちょっと当惑したようだった。
「……わからないわ」
長い髪がさらりと揺れた。
「私、心が狭いの。自分の居場所に、他の人が入ってくるのが大嫌いなの」
「よくわからないよ……」
「この家は私の居場所なのよ。私の部屋も。それにお兄ちゃんの心の中も。昔からそうなの。たとえ写真の女であろうと、混じってくるのが許せなくて気持ち悪かったんだわ」
和世の声は、何かを確認するかのように重く、静かだった。
「やっぱり私、よほどの潔癖症みたいね。でも良かった。お兄ちゃんの中に、やっぱり私の居場所はあったんだもの」
その晩俺の蒲団で寝た和世の顔は本当に綺麗で、幸せそうな笑みを浮かべていた。
「潔癖症」は以上です。
思春期の兄妹像ということで……一応知人の兄妹の話を元にしています。
萌えなかったらすんません。
支援して下さった皆様、ありがとうございました。
乙〜
>萌えなかったらすんません
十分萌えるぞw
じゃあお疲れ
俺も寝るばい・・・って昼夜逆転してるなw
起き抜けに支援!
じゃなくて乙。GJ
こりゃ朝からナニが収まりませんわ。
夜遅く激しく乙。
>>210 >>一応知人の兄妹の話を元にしています。
知人テラウラヤマシス
ちなみに、こういういきなり変貌系は大好きなので狂おしくGJ!!
激しく乙!!
そして激しく萌え!!笑
_ ∩
( ゚∀゚)彡 つづき!続き!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
大学1年の去年、妹ができた。
と言っても妹は同じ学部の同級生。
浪人生活の長かった俺に3歳年下の真琴は仲良くなってすぐに
『私のお兄ちゃんになって』と言った。
酒も入っていたしふざけていると思っていたのだがその時以来、
大学の帰りなど二人きりになるたびに真琴は俺を
『お兄ちゃん』と呼ぶようになっていった・・
当時、真琴には好きな男がいて
その相手が俺の友人だったこともあり
何度も相談を受けていた。
しかしある時、フラれて俺の部屋で泣く真琴を慰めていると
『お兄ちゃん私って魅力無いのかな・・』
と涙目で彼女は尋ねた。
そんなことはないと打ち消した俺の言葉に嘘は無かった。
実際、真琴は男達から人気があったし、
俺自身も知り合う以前から可愛いと思っていた。
甘い言葉の一つも吐いて
からだの関係に持ち込むことも
可能だったのかもしれないが
俺にその選択肢は無かった。
仮の姿とはいえ数ヶ月もの間、
兄をしてきた俺にとって目前の真琴はもはや、
同級生でもSEX対象の女でもなく妹だったからだ。
真琴もそう考えていると思っていた。
しかし、そうではなかった・・
『じゃあ、お兄ちゃんは私を抱ける?』
『それは・・』
『やっぱり・・』
『違うよ。お前に魅力が無いとかそういう意味じゃない。
ただ俺にとってお前は、もう妹なんだ』
『私だってお兄ちゃんを兄として見てるけど
お兄ちゃんと寝るのに抵抗なんかないもん・・
やっぱり私に魅力が無いんだ・・いいよ。もう帰る』
『あ、おい・・わかったよ・・
でもな、今コンドームが無いんだ。
だから・・キスでいいか?』
『うん!』
支援
嬉しそうな声に聞こえたのは
俺の自惚れかもしれないが俺はその日、
妹という存在に初めてキスをした。
他のどんな女よりドキドキし・・
気持ち良かった・・
それ以来、真琴とそういう関係になることは一度も無いが、
俺は妹関連のスレを毎日片っ端から覗くようになってしまった・・
支援ありがとうございます。
ってかエロくなくてすみません・・
スレ違いだったかも・・
98%事実でしたもので・・ご勘弁を。
>>223 え!? 真琴さんにではなく"妹"という存在にはまってしまったのですかっ
業が深い感じですねwww
>>224 そういうことになっちゃいますね・・
真琴も今は他の男を追っかけているし、
僕自身も他の女の子を追いかけていて・・
片思い兄妹というところです。
乙。
上の潔癖話はネタ臭・・・
つーかオタ臭w
「ただいま」
と言ったところで返事は無い。そりゃまあそうだ。夕紀は自分の部屋にいるだろうし。
風呂の準備だけして、俺も自分の部屋へ行く。
ノブを捻り扉を開け、電灯のスイッチを点け、そのまま反対側へと歩いて行き、
ベランダに繋がっている扉を開ける。
部屋に風が流れ込んでくる……が、その風が生暖かい。
くそ、気持ち悪いな。そろそろ夏だから仕方ないけどさ。
そんなことを考えつつ家の壁にもたれかかる。
明日は……特にこれと言った授業は無いか。ああでも、今週末に数学の小テストがあるんだっけか。
メンドくせえ……。確かよく分からないところもあったな。明日にでも笹原に聞いとくか。
そんな、どうでもよくて取り留めのないことを考えて数分か数十分か。
そろそろ部屋に戻るかと思った時、一つ風が流れ、
……果たしてその風の流れに乗った所為なのか、
「……ん……は、ぁ……んっ……」
何かが、俺の耳に届いた。
……何だ、今の声は。
夕紀の声、だよな。普段聞いてるんだから間違いねえ。
だが、今のは何だ?
まるで、そう、……喘ぎ声、じゃねえか。
まさかあいつ、今まさに自慰に耽っている最中だってのか?
……隣の部屋に目を移せば、カーテンは閉まっているが扉が開いている。アホかアイツは!
ほぼ丸聞こえじゃねえか。それくらい気をつけて欲しいもんだ。
……って、そうじゃない。
アイツが、自慰行為を、してるのか?
決して想像していないわけじゃなかった。それくらいしてもおかしくない年齢だ。
ここ最近は、特に女の場合、小学生でもする奴がいるって聞くしな。
だがそれでも自分の妹が今まさにソレをしているというのは驚かずに済むようなモンではなくて。
どうしても色々悶々と考えちまう。どんな体勢で、どんな顔をして、どんなコトを……
ダメだダメだ。実の妹相手にそんなこと考えちゃいけねえ。知らん顔してんのが一番なんだ。
とりあえず、すぐには忘れられない気もするが、何とかして忘れよう。
まあ何だ、夕紀がそういうコトで何か相談があったら乗る程度ににしておこう。うん。
……ああくそ、何混乱してやがるんだ俺。落ち着け俺。
とにかくとっとと風呂にでも入って寝ちまえ。
一度眠って起きれば多少は気にならなくなるだろ。……多分。
そう思い、部屋に戻ろうとする俺。
だが、今度こそ無視できない一言が、隣の部屋から聞こえて来た。
「……ふぅ、あっ……。……ぃ……にぃ……っ!!」
――翌朝。
普段より随分と早く目が覚めた俺は、ベッドの上で延々とボーっとしていた。
昨日、夕紀の部屋から聞こえて来た言葉。
俺の聞き間違い出なけりゃ、そのセリフは「にぃ」。
あれは……一体どういうこった。
あの状況で推測するなら、夕紀は俺を想って自慰をしていたことになる。
んな馬鹿な。何でアイツが兄の俺のことを。
聞き間違いだと思いたい。そう、信じたい。
自分の家族の一人を想って、そういうことはきっとしちゃいけない。
俺だって、夕紀をそういう目で見ることは出来ない。……出来るわけがない。
アイツはたった一人の俺の大事な妹だ。それ以上でもなければそれ以下でもない。
「……くそっ……」
だが、そう思っていても、昨日のあの一言は鮮烈に頭に焼き付いていた。
北ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
――どたどたどた。
階段を駆け上がる足音がする。
ああ、もう、いつもアイツが俺を起こす時間か。
どんな顔をしてあいつを見りゃいいんだろうか。
……何とかいつも通り、平静を装えりゃいいんだけどな。
「にぃー、朝だよー! 早く起きてー!
……って、うわっ!!」
夕紀は言いながら部屋に入ってきて、俺を見て驚いた。
「……おう、おはよーさん。何驚いてんだ?」
「いや、にぃがもう起きてるなんて、って。今日雨降らすつもり? 勘弁してほしいんだけど」
「お前な、俺を何だと思ってやがる」
「寝坊常習者さん」
「……否定はしねえけどさ。瞬時に答えてるんじゃねえよ」
そんな軽口を叩きあいながら、俺は心底安堵していた。
いつも通りだ。 何も変わっちゃいねえ。唯一、俺の心情以外は。
学校、放課後。
今日一日の授業を、俺はひたすら上の空で受けていた。
たとえ夕紀とのやりとりがいつも通りであったとしても、
どうしても気になってしまう。
「了、どうしたのよ、今日一日随分静かじゃない?」
よく晴れた空を窓越しに見上げていると、長谷川が寄ってきた。
「ああ、そうだな……」
「……何かあったの? もしそうなら、良ければ話聞くけど」
あったさ。あんなことがな。
でも……そうだ、本当にこいつに話してみたらどうだろう。
あまり人に言うようなことではないが、長谷川なら他言はしないだろうし。
このまま一人で悩んでいても、何も変わらない気がするしな。
教室には俺達以外居ない。好都合、だな。
俺は昨日のことを話し出した。
「そっか、夕紀ちゃんが……」
話し終えた後の長谷川の反応は、予想に反して淡白なものだった。
「……なんだ、随分あっさりした感想だな」
むしろ、驚くのは俺の方だった。
「言うなって口止めはされていたんだけど……夕紀ちゃん本人に相談されてたの。
了のことが好きで、どうすればいいか、って」
「……何だと……?」
決定的な一言だった。
アイツが、夕紀が、俺のことを"好き"だということがこれで確定した。
……くそ、マジかよ。なんてこった。
「……了、どうするの? あの子の気持ちに応える?」
「馬鹿言え、そんなこと出来るわけねえだろうが。アイツは俺の妹だぞ」
「それでも、夕紀ちゃんは、兄の貴方のことが好きなのよ」
俺は頭を抱える。一体どうすりゃいいんだよ。
それから数十秒か数分か、空白の時間が続いた。
俺も長谷川も、何も言わない。何も言えないと言った方が正しいかもしれないが。
「……ねえ、了」
その空白を打ち破って、長谷川は口を開いた。
「何だったら、私と付き合ってみない?」
「……は?」
今、コイツは何て言った。つーか何故いきなり付き合う付き合わないの話になるのだ。
「あの、えっとね、そうすれば、夕紀ちゃんも諦められるんじゃないかって……」
「俺が誰かと付き合えば、か?」
「え、ええ」
そういう方法もあるか。いや、だがしかし、
「それじゃ、お前アイツに恨まれちまうんじゃねえか? 相談役だったんだろ」
「それくらいは構わないわ。兄である了が恨まれるよりは」
「何でだよ」
「あなた達二人にぎくしゃくして欲しくはないもの」
献身的、とでも言うのだろうか。わざわざ俺達兄妹のことを心配するなんてな。
元々、お人よしな奴ではあるが。
長谷川がそれで良いと言うならば、確かにそれも方法の一つだろうな。
だが、
「気遣いはありがたいが、それは断る」
「……。そう」
俺には、その方法は認められねえ。
「お前にそんな役なんてして欲しくねえし、人と付き合うっつー行為を
そういう目的のための手段にしたくねえ。アイツを騙すみたいでもあるし」
「……そっか。そうよね。ふふ、やっぱりいいお兄ちゃんしてるじゃない」
そう言う長谷川の顔が一瞬淋しく見えたのは、窓際に立って日の光を浴びているからだろうか。
「話、聞いてくれてありがとな。
俺そろそろ帰るわ」
そう言い、鞄を手に取って立ちあがる。
「分かったわ。私はもう少ししたら帰るつもりだから」
「そうか。じゃあまたな、長谷川」
「ええ、またね、了」
俺はこれからどうするべきか色々と思考を巡らせつつ、いつもの帰り道を歩いていた。
だからその時、俺は知らなかった。
――俺達の教室で、一人の女子生徒が、嗚咽を漏らしていたことなんて。
というわけで、えーと……5回目でした。
毎度毎度遅くて申し訳ない。
前回長谷川の一部描写を間違えてゲンナリ。やっちまった。
しかしいつ完結出来るんだろうこれ、と思ったり思わなかったり。
>保管庫の中の人
うい、了解です。
乙〜!
ここまで引っ張る限りは、是非とも肝心の描写は
じっくり、ねっとりでお願いしますm(_ _)m
>俺は妹関連のスレを毎日片っ端から覗くようになってしまった・・
すごいリアル…
酢昆布さん乙〜
面白くなってキター
激しく志宴
ここのスレを見るのが最近の楽しみ
激しくGJ!!!
美里タンテラセツナス(´・ω・`)
ちなみに、オナヌーネタは漏れの最大のツボ
>>239 酢昆布さん了承ありですー
「妹はクラスメイト」と「潔癖症」の作者さんも保管の可否を教えて欲しいダス
保管okです
>>246 あい、どもです。完結してるので「潔癖症」から先に保管します。
「手を繋いで」の保管は完了。なんか5節目が半端な状態だったのも修正。
「Double Bind」は・・・あんまり後回しにすると大変かなぁ。
保管庫さんガンバ!!
またデブオタの脳内妄想話か ┐(゚〜゚ )┌
妄想癖=酢昆布じゃねーの?
なんか、趣味=エロゲみたいな奴の文章はご免こうむりたいものだ。
>249-250
取り合えず、死んどけ。
お前一人の場じゃねんだよ ガキか>ずっと前から悪意垂れ流しのやつら
書き手さんもスレ選んで投下してもいいと思いますよ。なんか申し訳ないですもん。
保管庫さんホントに毎度、乙です!
初めての投下でして駄文で申し訳ないんですが
保管していただくのは無問題ですよ。
他の書き手さん達の作品より圧倒的に短いので
申し訳ないですが・・
作者名とか必要なのでしょうか?必要でしたら
Herbとでもしておいてください。
すいません・・独りでテンション上がっちゃって・・
保管していただけるなんて夢にも思わなかったので。
>>241 それも事実です。
>>253 自分の作品が評価されるとテンションうpするのは当然ですよ。
乙です
最初からネタ臭プンプンしてたけど
>>210なんてそう告白してるじゃねーか^^
「潔癖症」の保管完了ッス。
>>253 保管了承、感謝〜。
名前の件も了解でっす。
リアル&脚色わずかなのしか萌えん。
そんなにageられてるわけでもないのに、このスレにやってきて荒らしていくのは
ここのアドレスを知っていて、スレで最近叩かれた誰かなんだろうなぁ
誰かなぁ?w
そういう紳士な書き込みはもういいから
>>256 我関せずと黙々と保管していく中の人、乙です。
皆見習おう。
−−−ある日のことだった。お袋が俺に妹がいると言ってきた。
その妹とは、小さい頃、一緒に遊んだ従姉妹だった。
妹の名前は奈々。
奈々はまだこの話は知らないらしい。お互い気まずくなってしまうので、奈々にはこの話は内緒にしておいた。
そしてある休みの日、従姉妹の家に遊びに行くことになった。
家に着き 奈々と遊ぶことになった。
奈々と俺は17歳、おもちゃやままごとで遊ぶ年齢じゃない。
ということで俺たちは街に行くことにした。
「それじゃあ、街に行くか?」
「ここ田舎だから街なんてないよ」
ああ そうだった。ここは周りが木に囲まれててコンビニなんて10km先にあるんだよな
「えーと・・・それじゃここを案内してよ。昔来た時から変わってるかもしれないしさ」
「うん、わかった」
そして俺たちは家を後にした。
1日一回ペースで(≧∀≦)b
>>259 はっきり言えよ。
どうせ2ちゃんだ。
お前が誰だか分かりっこないから。
>>264 ペースはテキトーでよろしく(*^ー゜)b
>>264 乙〜
>コンビニなんて10km先
煤i ̄□ ̄;)!! 全然コンビニエンスじゃねぇ〜(w
「奈々に会うのは久しぶりだな」
「そうだね・・・あっあそこは、昔よく遊んだ神社だよ」
左をみると、立派(だった)神社が見えた。
「あぁ、よく遊んだなぁ、奈々なんてここでお漏らししちゃうんだよな」
「あ、あたしそんなことしてない!」
「ははは、そうだっけ」
「んもう・・・だけど、あの時から変わらないよね」
「いや、変わってるぞ、体とか」
「違うよ。性格だよ」
「あぁ、性格か、人はそんなにすぐ変われるもんじゃないぞ」
「変わらなくていいよ、彰は彰のままで」
「そっか」
俺たちは、神社の周りを昔のように探検した。
しかし、俺たちはあんなことが起きるとは思いもしなかった。
暇だったんでもう一個投下
更にもう一個期待
さすがにそれは無理ぽw
保存はOKです
保存庫行ったのですが広告出まくりですね
276 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 06:06:46 ID:yT6ornBd0
私がまだ高校生だった頃の話なんだけど・・・。
ちょうど夏休みに入った暑い日のこと。
私はお昼からプリンを作ってた。
今日は寮生活を送ってるお兄ちゃんが夏休みで帰ってくる日だから。
火の傍でお料理してると、本当に暑い。
クーラーの風が苦手だから、
汗だらだらでもクーラーはつけたくない。
エプロンにかけたタオルで流れる汗をふきふき
カラメルソースを作る。
プリンをオーブンに入れて、あとは待つだけ。
プリン大好きなお兄ちゃん、喜んでくれるかなぁ。
出来上がるまでの待ち時間にシャワーを浴びよう。
汗でべとべとで気持ちが悪い。
277 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 06:18:57 ID:yT6ornBd0
シャワーを浴び終えて、リビングへ行く。
バスタオルをソファに敷いて、
裸で寝転ぶ。
長い髪から滴が、体からは汗が流れる。
本当に今日は暑い。
だらしなく手足を放り出して、ぼんやりと考える。
お兄ちゃんが帰って来たら、去年行ったプールにまた連れて行ってもらおう。
お土産にお願いしてたお菓子、忘れてないかなぁ。
・・・そのうち私は眠ってしまってたみたい。
ふわっと体が浮くような感触で目が覚めると、
薄暗い部屋の天井、私を抱き上げるお兄ちゃんの、
困ったような顔。
278 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 06:27:17 ID:yT6ornBd0
「なんて格好してんだよ」
まだ目が覚めなくてぼんやりしてる私。
お兄ちゃんは軽々と私を部屋まで運ぶ。
戸惑うような声で、
「風邪ひくだろ。」そう言いながら、私をベッドに降ろして
お布団をかけてくれる。
「・・・あれ?お兄ちゃん帰ってくるの夜じゃなかったっけ
早かったね。」
やっと状況が把握できた。
お兄ちゃんが帰ってきたんだ。
「そうだ、私ね、お兄ちゃんが好きなプリン作ってたの。
ねえ、冷蔵庫で冷やしてあるんだけど、おなかすいてる?」
お兄ちゃんは返事をしない。
シエン
280 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 06:37:37 ID:yT6ornBd0
私は少しイライラして、
「ねえ、お兄ちゃん。」とベッドから起き上がって、
部屋を出ようとするお兄ちゃんの腕を掴む。
「おい やめろよ。なんだよその格好・・・。」
ぶっきらぼうに腕を引き離すと、
怒ったようにお兄ちゃんは部屋を出て行ってしまった。
その時私は、自分が裸だったことに気がつく。
一気に恥ずかしくなって、急いで服を着ながら、
一人で赤くなったり青くなったりしてた。
昔から、どこでもすぐ寝てしまう私を、
お兄ちゃんはいつもベッドまで運んでくれた。
でもまさか、未だにそんなことしてもらうハメになるなんて・・・。
しかも裸で・・・。一体どう思われちゃっただろう。
281 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 06:43:31 ID:yT6ornBd0
なるべく平静を装いながら、
リビングへ向かう。お兄ちゃんは一人でTVを見ていた。
私は何でもないふりをして声をかける。
「ねえ、お兄ちゃん お土産買って来てくれた?」
「おう、バッグに入ってるぞ」
お兄ちゃんはこっちを見もせずに答える。
覗き込むと、少し顔が赤いようだった。
「ねえ、バッグどこ?」
「部屋」
いつもと違って随分と無愛想だ。
「ありがと!」
私は急ぎ足でお兄ちゃんの部屋に向かう。
282 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 06:52:10 ID:yT6ornBd0
私はお兄ちゃんのバッグから、見慣れたチョコレートの箱を
引っ張り出す。
そのまま包みを開けて、2,3粒食べちゃう。
本当に美味しい。
あとは、アイスティーを飲みながら、ゆっくり味わおう。
アイスティーを二人分作って、
リビングへ持って行って、お兄ちゃんの隣に座る。
お兄ちゃんはちらっとこっちを見て、アイスティーに口をつける。
私に買って来てくれたはずのチョコなのに、
ぱくぱく食べてる。
「ちょっと!ゆっくり味わって食べてるんだから!」
私は怒ってお兄ちゃんを睨みつけて、チョコの缶を取り上げる。
「もう食べちゃダメ!お兄ちゃんはプリンも食べなきゃいけないんだし・・・。」
283 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:06:59 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんは ぷっと吹き出して、
「お前そんなとこ全然変わってねえな。体だけはすっかり大人なのに。」
そんなことを言う。
私は真っ赤になって、「もう!プリンもあげない!」とお兄ちゃんの腕を思いっきり叩いた。
「いいから持ってきてよ。」私の手をかわしながら
お兄ちゃんが笑う。
私は仕方なく立ち上がって、プリンとスプーンを持って来る。
一口食べて、「うまいなー。」と大げさな口調で言う。
「ほんと?」お兄ちゃんがスプーンですくって、口に運ぶ途中のプリンを
ぱくっと食べる。確かに美味しいかな。
「おいおい、自分の分持って来いよ。」
「面倒だしー。」
お兄ちゃんの甘い息が顔にかかって、ちょっとどきっとした。
たった半年で、なんだかまた大人びたみたい。
支援
285 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:19:29 ID:yT6ornBd0
お母さんから電話がかかってきた。
「今日は宿直だから・・・。食事は美奈が作ってね。
お兄ちゃん帰ってきた?」
「うん、代わるね。」
お兄ちゃんに電話を渡して、キッチンへ立った。
冷蔵庫の中を調べる。
鶏肉があるからから揚げを作ろうかな。
夕方になって少し涼しくなったとは言っても、
クーラーをつけてないキッチンはとても暑い。
汗だくだくでお料理を作ったあと、またシャワーを浴びた。
286 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:21:35 ID:yT6ornBd0
二人だけの夕食。
お兄ちゃんはビールをたくさん飲むようになってた。
「おい、美奈も飲めよ。」勧められても、
私はビールは苦いからダメなのに。
「ビールはな、喉で飲むんだよ。」
私はなるべく味がしないように、ビールを一気に流し込んで、
から揚げを頬張った。「苦い。」
「それが段段上手く感じるようになるんだよ。」だって。
本当かなぁ。
少し飲んだだけで、頭がボーっとしてきたので、
「ごめん、酔ったみたいだから、片づけよろしくね。」
お兄ちゃんに言ってから、
早々に部屋に引き上げる。
287 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:27:20 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんは食事中も、何回かメールをしてた。
彼女かな・・・・。
なんだかお兄ちゃんが知らない人になっちゃったみたいで、
少し寂しかった。
そんなことを考えてるうちに、眠りに落ちてしまったみたい。
ふっと人の気配を感じて目が覚めた。
少し目を開けると、お兄ちゃんが部屋に入って来たようだった。
なんだ、とまた目を閉じた。
看護婦のお母さんが宿直で家にいない日は、
寝相が悪い私を心配して、
よくお兄ちゃんがお布団をかけに来てくれてた。
でも今日は、お布団をかけてくれない。
支援〜は間にあうか
289 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:37:47 ID:yT6ornBd0
「?」ちょっと不思議に思いながらも、また眠りに落ちてしまったようだ。
次は体を触られる感触で目が覚めた。
「?!」お兄ちゃんが私の胸のあたりを撫でる。
たまにつっついたり、感触を確かめるようにゆっくりと
大きな手で撫でまわす。
私は何となく声を出す機会を逃して、体を硬くして
寝たフリを続けた。
心臓がドキドキしてる。
鼓動が聞こえてしまわないかな。
目が開けれない。
しばらくそうやって撫でまわしたあと、
パジャマのボタンを外していく。
私はもう、喉がカラカラになって、声が出ない。
290 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:45:27 ID:yT6ornBd0
直接、胸をゆっくりと揉まれる。
手の平の暖かい感触が伝わって来る。
たまに敏感なところに触れると、声が出そうになる。
乳首が硬くなってるのが分かる。
起きてるのがバレてないかな・・・。
私はなぜか、寝たフリをしなきゃいけないような気がして、
さらに目をぎゅっとつぶる。
汗がほほを伝うのが分かる。
そのうちに、手が止まった。
お兄ちゃんの荒くなった呼吸が聞こえる。
私は体を硬直させた。
まだ触って欲しいような、もうやめてほしいような・・・。
しえんいる?
292 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 07:54:15 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんはしばらく手を止めていたけど、
次に、私の脚を触り始めた。
膝あたりからゆっくりと指先だけで触る。
くすぐったくて、トリハダが立ってたと思う。
手を振り払いたくなるのを我慢して、なおも寝たフリを続ける。
だけど、太ももの内側を触られた時、
あんまりくすぐったくて、
「んぅっ!」って変な声が漏れちゃった。
お兄ちゃんは弾かれたように手を退ける。
私は、「ううん・・・」とお兄ちゃんの反対側に寝返りを打った。
心臓がものすごくドキドキしてた。
お願い。もうやめて。
そう思いながらも、あの時寝返りを打ちながら、そっと脚を
開いたのは、やっぱり触って欲しかったからなのかな・・・。
(・∀・)終わったかな?
294 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 08:09:52 ID:yT6ornBd0
だけど、お兄ちゃんは私にお布団をかけなおすと、
そのままお部屋を出て行ってしまった。
私はホッとして全身の力が抜けてしまった。
・・・少しだけ、ガッカリしてたのかな?
それからあとも、全然眠れない。
すごくエッチな気分になってた。
そっとパンティの中に手を入れて、
ソコを触ってみると、恥ずかしいほどビチョビチョになってる。
隣の部屋に聞こえないように、
声を殺して一人エッチしちゃった・・・。
最後、頭がくらくらするほど気持ちよくって、
そのまま気を失うように眠っちゃってた。
295 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 08:10:13 ID:yT6ornBd0
つづきあるよー^^
ならば支援
激しく続きを望みながら寝まつ
298 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 08:30:00 ID:yT6ornBd0
次の日の朝、私はお兄ちゃんと顔を合わせるのが
恥ずかしくて、部屋にこもってた。
お母さんが仕事から帰ってきて、
楽しそうに朝ご飯の支度をしてる。
お兄ちゃんがリビングに行く足音が聞こえる。
私は顔が赤くなるのを感じて、
また布団にもぐりこんだ。
「美奈?ご飯食べないの?」
私を呼びにきたお母さん。
「うん あとで食べるから。まだおなかすいてない」
私は布団にもぐりこんだまま返事をした。
お昼になって、お兄ちゃんは友だちと出かけてしまったみたい。
私も一人で遅い朝食を済ませて、出かけた。
299 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 08:38:41 ID:yT6ornBd0
すっかり遅くなって家に帰ると、お兄ちゃんは
もう帰っていて、リビングで本を読んでた。
何も言わず通りすぎようとすると、
お兄ちゃんのほうから声をかけてきた。
「なあ、昨日のプリン残ってねーの?」
私は一瞬顔が真っ赤になるのを感じたけど、
努めて平静を装って、「あ、まだ残ってたと思うよ。」
と、今日はじめてお兄ちゃんの顔を見た。
「そうか」といつも通りの顔で、冷蔵庫に向かうお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんの姿を見ながら、ふと思った。
「昨日のこと、私の夢だったのかな?」
300 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 08:45:40 ID:yT6ornBd0
だけど私はその晩から、どうしようもなくエッチな気分が続いた。
ぼーっとしてると
あの晩のことが浮かんで来る。
いつもたまらなくなって一人エッチしちゃう。
一週間くらいの間、毎晩のように一人でしてたかも・・・。
寝る時も、毎晩のように
「お兄ちゃんまたお部屋に来ないかな」
なんて、淡い期待膨らませてた。
本当に来られたら怖いって思ってたかもしれないんだけど。
朝からチソコ立つ支援
302 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 09:02:06 ID:yT6ornBd0
7月は普通に過ぎた。
それぞれ、勉強したり遊んだり、バイトしたり、
約束してたプールにも連れて行ってもらった。
お兄ちゃんは去年より逞しくなったように見えて、
なんだかドキドキした。
そして、8月のあの日
その日は海へ行った帰り。
ぐったりと、リビングのソファで眠り込んでた私。
お兄ちゃんが帰って来る音が聞こえたけど、
泳ぎすぎてすっかり疲れてたから、
目を開ける気力もなくて、また眠ってしまったみたい。
303 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 09:14:18 ID:yT6ornBd0
また抱きかかえられる感触で目が覚めた。
「お兄ちゃん・・・」
「ほら またこんなところで寝て。」
「一人で寝れる?」
そう言いながら私を降ろそうとするお兄ちゃん。
私は寝ぼけながら、なぜかその時すごいエッチな気持ちになったのを覚えてる。
「いやあ 連れてってえ」
私はお兄ちゃんの首に手を回した。
「しかたないなあ」
お兄ちゃんはどことなくうわずった声でそう答えると、
私を抱き上げなおし、お部屋まで連れて行ってくれた。
そうしてお布団をかけてくれたけど、
私は、「暑い!お布団いやあ」と脚をじたばたさせて、お布団を跳ね除けた。
304 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 09:25:39 ID:yT6ornBd0
「ほら、風邪ひくだろ。」とお兄ちゃんがかけてくれるお布団を
何回も跳ね除けた。
今思えば、お兄ちゃんは、暴れる脚の隙間から見える
パンティに目が釘付けになっていたのかも・・・。
私は、花柄のワンピースをお腹までたくしあげて、
脚をM字に開いた。
あの時、お兄ちゃんを挑発しようって気持ちがあったのかもしれない。
お兄ちゃんの、怒ったようにお布団をかけてくれてた手が止まった。
勃起支援
306 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 09:40:48 ID:yT6ornBd0
「・・・悪い子だな。お仕置きして欲しいのか?」
低い声でボソッとつぶやくお兄ちゃん。
小さい頃から、悪いことをしたら、
私はお兄ちゃんに必ず「お仕置き」をされていた。
時にはゲンコツだったり、時にはしっぺされたり。
それで私は小さい頃から、お兄ちゃんに
「お仕置き」と言われると、結構理不尽なことでも、
いつも言うことを聞くようになっていた。
私はぱっと目を開けて、お兄ちゃんを見た。
その瞬間、お兄ちゃんは私の手首を掴んで、
体を押さえ込んだ。
私はいつもと違うお兄ちゃんに、ぞっとして、
「あっ、やあっ、きゃあーー」と悲鳴を上げた。
307 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 09:51:36 ID:yT6ornBd0
私の両手を右手で掴んで、左手で服を全部脱がす。
すごい力で、全然振りほどけない。
身長差が25cmはあるし、体格差もかなりのもの。
男の人ってこんなに力が強いんだとその時思った。
「やだああ 離してよー。」
こんな風にされたいってずっと望んでたのかもしれない。
でもいざとなったら怖くて・・・。
「ううっ・・・」
キスで口を塞がれた。柔らかい舌が入って来る。
左手でそっと乳首をつままれて、
体の力が抜けていく。
先走り支援
309 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 10:03:09 ID:yT6ornBd0
唇を離すと、こう耳元で囁かれた。
「ホントはずっとこうされたかったんだろ?
毎晩一人でオナニーしてたよな?」
私は真っ赤になって、
「違うもん!離してよ離してよーー」
すごく恥ずかしくて半泣きで暴れた。
でも男の人の力はとても強くて・・・・。
「ほら、耳まで赤くなってる」
顔を抑えられて、耳たぶをやさしく噛まれて、
全身に鳥肌が立った。
「ちがうったらーー」
310 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 10:18:02 ID:yT6ornBd0
お団子に束ね上げてた髪の毛は、すっかりほつれてしまって、
暴れるたびに顔にかかる。
両腕で手首をつかんで、私の体を抑えつけたまま、
次は首筋に舌を這わせるお兄ちゃん。
ぐしゃぐしゃに泣きながらも、
「やめてよお 汗かいてるんだからやめてったらあ」
首を振って逃げようとする私。
「細い首筋だね。噛み付きたくなるな。」
少し強く噛まれると、「あっ・・・んんっ」と思わず声が出る。
体がぞくぞくする。
311 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 10:32:52 ID:yT6ornBd0
片手で私を抑えつつ、片手は胸に降りて来た。
乳首スレスレのところを触って、わざと焦らしてた。
私がぐったりして、抵抗しなくなると、
お兄ちゃんは、両手で胸を触って来た。
優しく揉んだり、そっと撫でたり。
たまに乳首に触ると、もう気持ちよくって
「ああっ」と悲鳴に近い声が出る。
いきなり乳首を吸われた時は
「きゃああっ」と甲高い悲鳴を上げちゃった・・・。
乳首をしばらく舐められたあと、
お兄ちゃんの手が下のほうに伸びて来た。
312 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 10:45:11 ID:yT6ornBd0
パンティの上から、すうっと割れ目をなぞられた。
突然の快感。「ひいいいっ」
「うわ 濡れ濡れだよ。直接触ろうか。」
「いやいやそれ以上はいやー」
また暴れる私を抑えつけて、パンティに手を滑り込ませるお兄ちゃん。
触るか触らないかくらいの力でそっとソコに触れられた。
自分でもビショビショになってるのが分かる。
「ああーああ・・・」恥ずかしさで意識が朦朧としてくる。
「もう、やめてやめて・・・」そう呟きながら、もうイキそうになってる私。
ビチョビチョに濡れたパンティを脱がされて、
脚を一杯に開かされちゃった。
313 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 10:53:52 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんは、しばらく私のアソコを見てた。
ただ見られてるだけなのに、どんどんどんどん溢れて来る。
お尻のほうに、温かいものが伝わるのを感じた。
「うわーすごいぬれてるよ。ホラ」
お尻のほうに垂れた愛汁をすくいとって、私に見せるお兄ちゃん。
「お、おねがい もう許して・・・」
もうこれ以上本当に耐えられそうになかった。
恥ずかしくて死んでしまいそうだった。
「分かったよ」言うとお兄ちゃんはいきなり
私のアソコにしゃぶりついてきた。
「あっあああー」優しく吸い上げられただけで、
私はイッてしまった。
314 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 11:02:58 ID:yT6ornBd0
ぐったりして動けない私を、お兄ちゃんは容赦なく
責め立てた。
クリトリスを剥いて、中をぺろぺろと舐められた時は、
気を失いそうになった。
「きゃああああ」悲鳴を上げて何度も果てる私。
やっと舐めるのをやめてくれたときには、
「大丈夫か?」と呼ばれても、
声がかすれて返事ができない。目も開けられない。
アソコだけがピクピクと痙攣してたかもしれない。
あとから、お兄ちゃんに「あの時はホントに失神したのかと
心配した」って言われちゃったくらい・・・。
315 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 11:14:09 ID:yT6ornBd0
「俺のも舐めて。」
そう言われて、目の前に大きいオチンチンをもってこられた。
すごく大きい。今までこんなに間近で男の人のを見たのは初めてだった。
ようやく体を起こして、お兄ちゃんのオチンチンを触る。
フェラ経験もなかったので、
どうしていいか分からず、
とりあえず舌先でチョロチョロと舐めてみた。
それからパクっと咥えて、アイスを舐めるような感じで
ぺろぺろと。
大きくて、苦しかったから、長い時間はできなかったけど。
それでもお兄ちゃんは「ありがとう」って
言ってくれた。
ほす
317 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 11:35:39 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんは、私の体を四つん這いの姿勢にした。
手脚がガクガク震えて、上体を起こしていられない。
お尻だけ突き出すような格好になった。
お兄ちゃんは後ろから私のアソコを、また舐め上げた。
さっきと違うのは、舌を尖らせて、中まで挿し込むという所。
「ああああ」ガクガクする私の太ももを支えながら、
さらに出し入れを繰り返すお兄ちゃん。
今日のお昼までは、お兄ちゃんにこんな恥ずかしいところに
舌をねじ込まれるなんて思いもよらなかったのに・・・。
次に指を挿れられた時、3,4回のピストン運動でイっちゃった。
そして、お兄ちゃんは指を2本、もっと奥のほうへ挿し込んだの。
ヌレヌレだったからするリと入っちゃった。
318 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 11:38:52 ID:yT6ornBd0
こんな時間だ。休憩してきまーす。
待ちまーす
カチンコになりますた。
つ〜づ〜き〜早〜くぅ〜
カチンコすっかり萎みました(´・ω・`)
あっごめんねー。
ただいまぁ
323 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 14:51:49 ID:yT6ornBd0
間違えた ただいまー
324 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 15:03:10 ID:yT6ornBd0
「あっうう」出し挿れされると、気持ちよくって、
またイキそうになっちゃう。
指が子宮の奥のほうに当たる。
ぐちゅぐちゅ・・・
やらしい音が部屋中に響く。
時々空気が抜けるような音がする。
私は恥ずかしくて、
お兄ちゃんの指から逃げると、
仰向きに体勢を変えた。
お兄ちゃんは私をじっと覗き込む。
もうお兄ちゃんの顔を見れなくて、
その視線から逃げるように手で顔を隠す。
お兄ちゃんはそんな私のほっぺたにキスをしてくれた。
325 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 15:14:22 ID:yT6ornBd0
そして耳元で「そろそろ」と囁いた。
それはお兄ちゃんのを私に挿れるってことなんだろうけど、
私はわざと分からないフリをして、「うん、もう寝るんだね。」と言った。
「いいや、違う。」
お兄ちゃんはそう言って、私にキスをした。
私は怖くなって、またお兄ちゃんから逃げようともがいた。
初めてではなかったけど、
実のお兄ちゃんと、この一線を超えてしまっていいのか・・・って思ったから。
だけど、私が抵抗する力はホントに弱くて、
お兄ちゃんには、私が抵抗してることさえ伝わっていないかもしれない。
「やだ・・・やめてよ・・・」
か細い声で、言っても、お兄ちゃんには聞こえていないのかもしれない。
326 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 15:24:54 ID:yT6ornBd0
キスしながら、私の脚の間に入り込むお兄ちゃん。
私は声が出せない。
お兄ちゃんの硬くて熱いモノが、直接私のアソコに
当たる。私は全身に鳥肌が走った。
お兄ちゃんは唇を離し、「ほら、いくぞ」と低い声で私に言う。
お腹の辺りがぞくぞくっとした。
「お兄ちゃんいや・・・いや・・・」
お兄ちゃんは私の言葉を無視して、大きいモノを押し込んで行く。
ゆっくりと、私の中にお兄ちゃんが入って来る。
「あ、ああああ」
私は思わず体を硬直させる。
「ほら、力抜いて。」お兄ちゃんは私の頭を撫でながら優しく言う。
こんな何気ないしぐさ。昔と変わらない。
327 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 15:37:04 ID:yT6ornBd0
私は、そんなお兄ちゃんの声に安心して、体の力を抜いた。
お兄ちゃんのオチンチンが、ぐうっとさらに奥のほうへ入って来る。
さっき見た、あんな大きなものが私の中に入ってるんだ・・・。
「ほら、全部入ったよ。」
「ああ、ああ・・・・」くらくらするほど気持ちいい。
挿れられただけでこんなにも気持ちいいなんて・・・。
お兄ちゃんはゆっくりと腰を動かし始めた。
私は必死で枕を掴んだ。
「あっああああっあああ」
今まで味わったことのない快感。
328 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 15:45:50 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんはゆっくりと腰をグラインドさせた。
すごい快感が体を襲う。
「やあああん お兄ちゃん、あああ」
私はお兄ちゃんの首にしがみ付いた。
お兄ちゃんの荒い呼吸。
私の腰を持ち上げて、動きを速める。
私は、それまで、オチンチンを挿れられて、
イッたことはなかったのに、
あっという間に2回、イッてしまった。
「ああああ」空気が抜けるような声を出して、
弓なりになった体がベッドに落ちる。
同時に、お兄ちゃんはオチンチンを引き抜いて、
私のお腹の上に精液を出した。
329 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 15:54:41 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんは、それをティッシュできれいにふき取ってから、
私を抱きしめてくれた。
「可愛かったよ。」
そして恥ずかしそうに体を丸める私に、キスしてくれた。
私はお兄ちゃんの顔をまともに見れなくて、
顔を隠したまま、押し黙っていた。
お兄ちゃんに抱かれたままで、
私はいつの間にか眠りに落ちていた。
330 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 16:05:22 ID:yT6ornBd0
お兄ちゃんとの初エッチ話終わり。
未だにあの時のことを思い出して、一人エッチしちゃいます。
初投稿なので、変なところもありますが、
どうぞ見逃してやってください。
333 :
お兄ちゃん:2005/07/04(月) 16:35:29 ID:yT6ornBd0
はい (;;)
それからも、何回も。
私お兄ちゃん大好きなんですけど、
お友だちとかに、お兄ちゃん大好き談をすると
結構引かれちゃうんで・・・。
ここなら思いのたけをぶつけられると思ってw
お付き合いありがとうございましたー。
>>333 退くの(・A・)イクナイ!!
近親相姦だって一つの愛の形じゃないかw
「あれっ、あそこに見えるのは巫女さんじゃないか。ここに巫女さんなんていたっけ?」
「なに言ってるのよ。あれは、奈美ちゃんよ」
「えぇ!?あの奈美か?」
奈美と言えば昔俺たちと一緒に遊んだ仲間の一人だった。
声をかけてみるか
「おっす、奈美」
「あっ奈々ちゃん・・・とどちらさま?」
「・・・昔よく遊んだ彰だけど」
「あはは、わかってるよぉ」
「いや、今のは絶対忘れてただろ」
「まっ、なににしたって久しぶり!」
「おう、久しぶり」
「ところで、奈々ちゃんと二人でなにか用?」
「ん〜、用事ってほどじゃないが、俺が昔いたときからさ、ここが変わってるかもしれないから案内してもらってるわけ」
「へぇ〜、だけどあんま変わってないよ」
「変わっているのは、ここにいるメンバーだけだがな」
「あっ、彰君どこ見てるの!?えっちぃ」
「は?」
「彰、あんたそんな奴になったのね・・・よよよ」
奈々が芝居かかった泣きをした。
「いや・・・っとにかく!奈美は一緒に探検行くか?」
「探検?」
「そ、探検。あたしたちが昔やったようなことだよ」
「えーと、はい。行きます。ちょっとお父さんに言ってきますね」
「おう」
こうして、探検メンバー一人追加。
携帯から書き込むと、文章が長すぎますとか改行が多すぎますとかでて2つに分けるしかない○| ̄|_
ガンガレ
いや、この板はPCでも書き込み可能行数16行ぐらいだったはず。
最近このスレ活気があるね。
みんなガンガレ!
昼寝の妹につい乗っかってしまい。
いえ、出来心だったんです。魔が差したんです。
いまでも思い出してははあはあです。
連載中のZEROの作者取材のため今回はお休みになります
わたしは小さい頃からおにいちゃんが好きだった。
ありがちだけど、「大きくなったらおにいちゃんと結婚する」と言ったほど。
きっとたぶんソレは、兄妹間の愛と一人の女として感じる愛の区別がつかなかったからだと思う。
だから、そのころは良かった。
好きであれば、それだけで良かったから。
好きだということ、それ以上は考える必要がなかったから。
でも、今は違う。
だから、困る。
わたしは、自分がどうしていいのか分からない。
わたしは、自分がどうすればいいのか分からない。
毎朝毎朝、ものすっごい寝ぼすけなおにいちゃんを叩き起こす。
その時見る寝顔。周りから見ればただの間抜けな顔に見えるんだろうけど、
わたしはそれにちょっとどきっとする。
数日前からはわたしが料理をほぼ担当することになった。お父さんとお母さんがいないから。
味付けはいつもおにいちゃんの好みに合うようにしている。
だからなのか、今までおにいちゃんからご飯に対して文句は何も言われてない。
でも、別に意識して好みの味にしているんじゃない。
何の意識もしていないのに、そうしてしまう。
朝にする行動が終わったら、途中までだけど一緒に登校する。
今までもずっとそうだったから、これはもう日常になってる。
小学校に通っていた時だってそうだったし、おにいちゃんが中学校に通うようになってからも
今のように途中までは一緒に登校してた。
でも、日常になっていても、おにいちゃんの隣を歩けることがとても嬉しくて。
だから、時々私かおにいちゃんが風邪とかで学校を休んだりすると、とても悲しくなった。
学校に行って、授業を受けている時や友達と喋ってる時にも、
ふと、おにいちゃんの顔が浮かぶことがある。
今何してるんだろう、とかちょっと考えてしまう。
学校が終わると、わたしは時々おにいちゃんを迎えにおにいちゃんが通っている高校まで行く。
せいぜい一ヶ月に一回くらいだけど、時々無性に一緒に帰りたくなったりするから。
家に帰ってご飯を作って、一緒に食べる。
どこの家庭でもありそうな普通の談笑をして。もっとも、にこにこ笑うのは私だけだけど。
おにいちゃんが笑う時はその大体が嘲笑だ。主にわたしに対しての。
ちょっとムッとするけど、まあそれもおにいちゃんらしいって言えばおにいちゃんらしい。
ご飯を食べてその片づけを終えた後は、お互い部屋に篭ってしまう。
わたしもおにいちゃんも自分一人の時間っていうものが必要なタイプなんだと思う。
だからその時間だけは特別用事がなければどっちかの部屋に行ったりもしない。
わたしはきっとオカシイんだろうな、と思う。
そう自分で思えるくらいに、わたしは"一人の女性"として、
おにいちゃんを"愛する一人の男性"と見てしまっているから。
そして、異常なまでに、好きだから。
そう、異常なまでに。
わたしがソレを知ったのは、中学に入ってすぐだった。
友達数人がそれをこそこそと話していて、なんの話、とわたしは加わろうとした。
でも、話を聞いても訊かれてもなんのことなのかぜんぜん分からなくて、
それ、何? と言ったらものすごく驚かれた。
みんなは小学校6年の時にはソレを覚えていたという。
初めて聞いた時は何がなんだか分からなくて、何度も聞いているうちにやっと理解できて、
それでその時はすっごく恥ずかしくなったのを覚えてる。そんなこと話してたんだって。
ソレを知ったその夜、友達に聞いたまま、ソレをしてみた。
最初はすっごく怖かった。そんなこと絶対無理だって思った。
だからその夜は途中で止めてしまって、そういう中途半端なのが何回か続いた。
それから少しして、ソレを本当にやってしまった。
その日に何かがあったわけじゃないけど、ただ、なんとなく。
凄かった、としか言えない。怖かったけど、体も頭も心も、気持ちよくて痺れてしまった。
それから毎日じゃないけど、三日に一回くらいはソレをしていた。
友達から借りた、えっちな本とかを見ながら。
そして、いつしかそんな本なんかを必要としなくなった。
それよりも、もっといいのを知ってしまったから。
それでそんなことをしちゃいけないと思っているのに、
それでも止められないものを知ってしまったから。
今日もまたわたしは、おにいちゃんを想って、果てる。
わたしは、抱えたクッションに横顔をうずめて、小さく溜息を漏らす。
「はあ……」
その行為の後に感じるのは、いつも同じ。
強い罪悪感。それと同等の背徳感。
わたしは、いつまでこんなことをしているんだろう。
しちゃいけない、って、そう思っているのに。
こういう行為は、するのが普通みたいだから、ソレは構わない。
でも、わたしはおにいちゃんを想ってしてしまう。
「はあ……」
またさっきと同じように溜息をつく。
おにいちゃんはもう帰って来ているみたいだった。
「ただいま」とは言ってくれてないけど、足音と扉で分かる。
最初に足音が聞こえた時はさすがにちょっとびっくりして手を止めたけど。
ちょっと風でも浴びてから、早く寝ちゃおう。
そう思ってベランダ側のドアの――
「っ!!」
開いて、いた。
鍵どころじゃない、ドアそのものが、開いていた。
うそ、じゃあ、まさか、もしかして、
聞こえて、た?
「……」
でも、いくら開いていても、声はできるだけ押し殺すようにしているし、
それにおにいちゃんがわたしと同じようにベランダに出たかどうかだって分からない。
……だいじょうぶ、だよね?
聞かれて、いないよね?
……もし、聞かれていたら?
おにいちゃんがそのことを言ってきたら?
わたしは、どうすればいいんだろう。
「にぃ……」
不安になって、いつもなら口にすると安心出来るそれを、わたしは呟いた。
そう言えばわたしはいつからおにいちゃんことを「にぃ」と呼ぶようになったんだっけ。
なんとなくそんな疑問が浮かんで、そしてそれが不安さに拍車を掛けた。
今はおにいちゃんのことすら考えられない。
もう、寝てしまおう。このまま考えていても、もっと不安になるだけな気がする。
わたしは、着替えもしないまま、ベッドに潜り込んだ。
翌朝、わたしはできるだけ自然に振る舞おうとした。不安は充分すぎるほどあったけど。
おにいちゃんはは至って普通だった。いつも通りだった。
朝起きていてのは驚いたけど、そういうこともあるだろう。今までになかったわけでもないし。
だからわたしもいつも通り振る舞えた。それが凄く嬉しかった。
だから、少し分からなくなってしまった。
おにいちゃんに聞こえたかもしれないと思うと凄く怖かった。
今までのわたしたちの関係が壊れてしまいそうで怖かった。
だから今のいつも通りの兄妹としての関係が嬉しかった。
でも、もし、もしもおにいちゃんと想い合うようになったら、少なくともこの関係は壊れてしまう。
自分がどっちを望んでいるのか、少し分からなくなってしまった。
今回これといった情景描写がほぼ無かった所為か
書き進めるの早く出来たなあと思いつつ妹編な6回目でした。
ちょっとこれ(妹視点)も書いておこうかと思いまして。
その所為でハナシは全く進んでませんが。
…ぶっちゃけここまで兄ラブなのもどうよというか書いていて
自分で気持ち悪くなりかねないところがあったのでそこ削除してますがちっとも変わらない予感。
しかし書き手さんが増えてきてくれたみたいで、嬉しいですね。
自分で書いてると一人で書いてるときの淋しさがよく分かります。
あー、それと、ちょっと個人的に優先したい作業が出来てしまいまして、
恐らくこの先最低一ヶ月くらいはそれにかかりっきりになっちゃうかと思います。
ので、ただでさえ遅い執筆ペースがいっそう遅くなるかと思われます。
こんな拙作ですが、それでも期待して下さっている方には本当に申し訳ありません。
平に平に、謝らせていただきます。
文法と言うか日本語が色々変になっている気がしつつ、酢昆布でした。
うおおお乙
激しく乙!!
まぁ、マッタリ書いてくださいな
>>356 テラGJ!!
妹視点コレキタ
もうね、ディープインパクト(謎
執筆は計画的に♪
>>酢昆布 ◆trxd4UaN9U氏
GJ!!
いきなりの妹視点だったので別話かと思ってしまいました。
続き楽しみにしてます。
これを書くと荒れそうなのですが
長谷川の話し方が「Holidays In The Sun」
の涼子さんとかぶるのは気のせいですよね・・・
コンビニのバイトが終わってアパートに戻ると
妹の留美が部屋に妙な物を持ち込んでいた。
「・・・なんだ、それ?」
「笹だよ。お店から貰ってきたの」
花屋でバイトしてて、初めて持って帰ったお土産は笹か。
「いや、笹はわかるけどさ・・・なんでまたそんなものを」
「・・・やだなぁ。今日は七夕じゃない」
ああ、そういやあそうか・・・
二人で暮らすようになってそろそろ半年だが
バイトやら学校やら日々の忙しさに追われて
そんなことに気を配る余裕もなかった。
「七夕の笹って、花屋で売ってるもんだったんだな」
「そうよー。最近はコンビニとかでも置いてない?」
「ウチは置いてないなぁ・・・しかし、今更七夕祝う年でもないだろ」
「いいじゃない、たまには・・・ちょっとぐらい夢見ても、さ」
そう言って微笑む留美の顔は、どこか寂しげだった。
半年前、両親が交通事故で死んでしまって
俺たち兄妹は二人っきりになってしまった。
俺も留美もまだ学生だったが
保険金と家を売った金、後はバイトで何とかやっている。
二人とも戸惑いながらの暮らしだったが
最近ようやく色々なことに慣れてきた。
「ほら、短冊も買ってきたんだよ」
「・・・久しぶりに、飾るか・・・これ、窓にくくりつけとけばいいか?」
「うん、お願い」
手渡された笹を窓の手すりにつけながら
子供の頃を思い出す。
家の庭に立てられた大きな笹に
留美はいくつも短冊を下げていて
父さんと母さんに「留美は欲張りだね」と笑われていたっけ。
毎年ちょっとずつ変わる短冊の中、一つだけ変わらずに留美が書いていたのは
「お兄ちゃんがお嫁さんにしてくれますように」だった。
「お兄ちゃん?何ボーッとしてるの?」
留美に呼びかけられて我に返る。
「ああ、すまん。ちょっと昔のこと思い出してた」
「そう・・・懐かしいものね、こういうの」
「そうだな」
「じゃ、はい、短冊」
微笑みながら、留美が色とりどりの細長い紙片を渡してくる。
「え、俺も書くの?」
「そりゃ・・・お兄ちゃんだって、願い事ぐらいあるでしょ?」
うーん。
バイトの時給上げてくれとか大学の単位落とさないようにとか・・・
どうでもいいような願いしか出てこない。
もうちょっと真剣に考えてみる。
俺が心の底から願っていることってなんなんだろう。
「ねえ、お兄ちゃんの願い事って何?」
ああ。そうだ。考えるまでもないじゃないか。
留美が幸せになれますように。
これ以上、悲しい目に遭わずにすみますように。
今、俺が願うことは
今、俺が生きる目的はただそれだけだった。
たった一人、残された家族。
この世でただ二人きりの兄妹。
その妹の幸せだけが、俺の願いだった。
卒業したら、一生懸命働いて。
バイトなんかしないですむようにしてやって。
ちゃんと学校を卒業させて。
いい人を見つけて、結婚するまで。
俺のことは、その後でいい。
俺は、留美のために生きる。
だから、短冊に書くことは決まっている。
「留美が幸せになれますように」
ただそれだけを願って、俺はペンを走らせる。
「ね、何て書いたの?」
いつの間にか、留美が後ろから覗き込もうとしていた。
慌てて短冊を隠す。
「見るな」
本人に見られるのは何となく恥ずかしい。
「ケチ。いいもん、吊り下げたあとで見るから」
むう。早まったか?
「お前は何て書いたんだよ」
どんなささやかな願いでも
どんな大それた願いでも
留美が望むことならば、叶えてやりたい。
「ナイショ」
「何だよ、俺のは見ようとしたくせに。いいよ、俺も吊り下げてから見るから」
「やん、ずるい」
「どっちが」
二人して顔を見合わせて、笑った。
夕食をすませると、二人で並んで窓辺に座り
夜風に揺れる笹の葉を眺めていた。
ひらひらと短冊が舞う。
一枚は俺。留実の幸せを願って。
もう一枚は留実。
二枚だけの短冊が、寄り添うように風に揺れる。
「お前、一枚だけでいいのか?」
「うん」
「昔は何枚も書いたじゃないか」
笑う俺に留実は真顔で答える。
「もう、一枚だけでいいの」
何を書いたのだろうか。手を伸ばす。
留実が苦笑いを浮かべる。
「一番のお願いは・・・もう無理だってわかっちゃったから」
留実の短冊を手にとって、読む。
「ずっとお兄ちゃんといられますように」
「あー・・・まあ、留実が嫁に行くまでは・・・」
「お嫁になんか、行かない」
「・・・そうか」
いちばんの願いは「お兄ちゃんがお嫁さんにしてくれますように」だったな。
「お兄ちゃんが・・・お嫁さんをもらって、もう出て行けって言うまで・・・」
「・・・嫁なんかもらうつもりはない」
留実は知らない。
子供の頃。留実の手が届かないような高い枝に、俺が毎年吊した短冊。
「留実がボクのお嫁さんになってくれますように」
あのころの二人の願いは
今ではもう叶わぬ夢になってしまったけれど
今の願いなら
このささやかな願いなら
叶えられる。叶えてやれる。
「だから・・・ずっと・・・そばにいろ」
「うん・・・それが・・・私の幸せだよ・・・」
ご無沙汰〜。
七夕ということで、七レスで締めてみました(w
七夕の笹に込めた切ない願い‥‥うん、いいですね。
エロに走らない、優しさにあふれた話でGJです。
>>368 む、アットホームなほのぼの系でつね
GJ!やはり文才のある人は違います。
Seenaさん、久しぶり&乙です。
これからも期待しつつ待ってまーす~ヽ('ー`)ノ~
う〜ん、ちょっと切ないほのぼの話GJ!
笹って花屋で売ってるのか・・・俺も知らんかったw
Seenaさんお久し振りです(゜∀゜)いやぁGJ!!これからもちょくちょくよろしくです(´._ゝ`)
Seenaさん、お2人ともGJ!
酢昆布さん、続きを期待して待ってますよぉぉ。
Seenaさん、お待ちしておりましたよ〜
さすがにGJ。そして乙!
何か自分もまた書いてみようかな〜
なんて思わされてしまいました。
いつきても良(・∀・)スレ
380 :
えっちな21禁さん:2005/07/08(金) 13:21:19 ID:orysDBSJO
seena氏の文章ってアットホームなカンジがしていいよな
ageてしまった(:D)TZ
ばかものぉぉぁぁぁぁぁ!!
エンゲージの続編が読みたいっす。
こうして、俺たちは探検に出ることになった
「ねぇ彰、どこに向かっているの?」
「たしか俺の記憶が正しければ、こっちの道であってるはず。もう少しの辛抱だ」
俺たちは30分ほど林の中を抜けていった。そして目の前には、美しい光景が広がっていた。
「うわぁ〜・・・」
「どうだ?ここからだったら村が全部見渡せるだろ」
「いつのまに彰、こんな場所を見つけてたの?」
「そうだなぁ、奈々と喧嘩した時無我夢中で走ってたらここにたどり着いたんだ」
そう、あれは10年前にさかのぼる。俺と奈々で神社で遊んでいたときのことだった。神社で泣いている女の子がいたのだ。
「ねぇ君どうしたの?」
「ひっく・・・ひっく・・・うぇ〜ん」
「おいおい泣きやめよ。・・・そうだ。俺たちと遊ばないか?」
「・・・うぐ・・・遊ぶ?」
「そ。遊び。遊んでたら嫌なことも忘れるぜ」
「・・・うん。ありがと」
「へへっ」
「君、名前は?」
「私の名前は・・・」
こうして遊ぶことになった。
「ねぇなにして遊ぶ?」
「おままごと〜!」
「げっおままごとかよ」
おままごととは男子がやりたくない遊びベスト3に入るほどの遊びだ。
「なぁ違うのやらないか?」
「そんなに嫌なら彰はやらなきゃいいでしょ」
俺は奈美をみて助けを求めようとしたが奈美はもう おままごと体制に入っていた。
「・・・くっそぉぉぉぉぉ!」
俺は無我夢中に林の中を走った おままごとをやりたくない一心で走った。
走り終わった目の前には、街が見渡せる光景が広がっていたのだ
「うわぁ〜・・・」
俺はその景色を見ながら寝てしまった。
起きた時には周りは真っ暗だった。前のほうをよく見てると、白い服を着た女の子がいた。
(やべぇありゃあ幽霊に違いない)
と考えていたら目の前にその女の子が立っていた。一瞬のことだったので俺は気絶してしまった。
続きはまだか捕手
390 :
えっちな21禁さん:2005/07/12(火) 04:22:26 ID:jIyNp1ao0
391 :
えっちな21禁さん:2005/07/12(火) 06:00:28 ID:XXOh7RWoO
〉〉1
誰か書き手の人が書いたら書く予定
一人でつっぱしるのは恥ずかしい
('A`)ヴァー
...まぁお任せで。
>>392 他にもいるから安心して萌えの提供をおながいしまつ。
日は沈んで、時刻は八時を過ぎた。
少し遅い夕食である。どうも夕紀が気紛れに料理を凝ってみようとしたらしく、時間が掛かったらしい。
そのお陰で俺は普段以上に腹が減っていたし、料理も凝った分よく出来ていて
美味い美味いと思いつつも、こう夕紀と面と向かっていると
どうしても昨夜のことを思い出してしまい、そんな俺はただひたすらに黙々と食べているだけである。
夕紀は夕紀で意識がテレビに釘付けになっている。俺の家では夕飯の時はテレビを見ているのが常だ。
あまり行儀がいいことではないのかもしれんが、小さい頃からそうだったので今更気にはならん。
どうも夕紀が贔屓しているらしいバンドグループがやたらと熱くなって歌っている。
もうちょい音量を下げて頂きたいものだが、どうせ言ったところで軽く無視されるのは目に見えているので
その曲をBGMにして、やはり俺はただただ黙々と飯を食う。
朝もそうだったが、夕紀はいつも通りだ。聞こえていた事に気付いていないのか?
それとも気付いてる上で、いつも通りを装っているのか。どっちなのかよく分からん。
これでも十数年間は一緒に居たというのに、妹の心情一つ見抜けない自分が少し情けない。
まあ、心情なんてそう簡単に見抜けるもんでもないし、俺にそれが出来るとも思えんが。
「にぃ?」
呼ばれてはっとする。夕紀が不思議そうな顔で俺を覗いていた。
気がつけば既にさっきまで聞こえていたロックはもう聞こえず、今度は何故かクラシックが流れていた。
一体どんな選曲をどんな順番で流していやがるんだ、この番組は。
「何だよ」
「それはこっちのセリフなんだけど。どうかしたの?」
してるだろうな。
「どうかしたって、何がだよ」
「だって帰ってきてからずいぶん静かだし。……いつものにぃらしくないなー、って」
……ああ、くそ。
いつも通りであることを望んでるってのにその俺自身がいつも通りじゃなくてどうすんだよ。
「何でもねえよ、なんとなくそんな気分なだけだ」
「……」
夕紀の瞳に、先程の不思議そうな光、そして心配そうな光に、また別の光が入り込む。
恐らくそれは、不快。それが俺の瞳を覗き込む。
「……何だよ」
「うそつき」
「あ?」
「うそつきだって言ったの。にぃ、どう見たってそんな風じゃないもん。
わたしだってそれがウソかホントかくらい分かるよ」
くそ、こいつは見抜けてやがるのかよ。それとも俺が嘘付けねえ奴だってことか。
「にぃにそういうウソとか隠し事されるのは、やだ」
「んなこた知るかよ」
言えってのが無茶な要求だ。お前のことなんだぜ。
「何でお前に言わなきゃならねえ。兄妹だからってそうまで互いを知る必要なんてねえだろ」
そう、俺だってできれば知りたくなんてなかったさ。自分の妹に恋心を抱かれてるなんてな。
こいつは原因が自分だって気付いていないのか。そう考えると少しイラついた。
「でも、わたしは、」
「知るかっつってんだろ。押しつけんじゃねえ。俺に必要以上に介入して来るな」
「……にぃ……!」
何だよその目は。怒ってんのか悲しんでんのか全く分からない。
それを見て更にイラついた俺は、また吐き出した。
「うざいんだよ。これ以上要らんことを俺にまくし立てんな。お前は自分を何様だと、」
それ以上の発言は、出来なかった。
ガタン、と大きな音を立てて、夕紀は椅子から立ち上っていた。
髪で目元が隠れていて顔がよく分からないが、口はきつく閉じられていた。
何秒か、あるいは何十秒かがそのままで、果たして何がきっかけか、
夕紀は勢いよく走り出してダイニングを出て行った。
バタン、と先程以上の大きい音をさせて扉が閉まる。
俺はその扉を暫く呆然と見つめていた。
「……ああ、畜生」
やっと冷静になってきた。
一体俺は何をやっていやがる。
あいつのことで悩んでいたとはいえ、悩むこと自体は俺の勝手じゃねえか。
その悩みをどうすればいいか、それが分からない苛立ちを夕紀に振り撒いて。
それはあまりにも身勝手じゃねえかよ。
「この、糞餓鬼がッ!!」
手前の右手を力一杯握り締めて、自分の頬を思い切り殴った。
ぐわん、という音が鳴ったようにも感じた。
――結局、血の味すらしやしなかった。
「で、それから全く話せてないワケ?」
「……ああ」
翌日、学校に来た俺は昼休みに長谷川を屋上へ誘い、昨日の事の顛末を話した。
「キミは本当、器用なんだか不器用なんだか分からないわね」
「返す言葉もございませんよ」
「まあ、まずは謝ってみなさい。誠心誠意謝れば、夕紀ちゃんなら許してくれると思うわよ」
「どうだろうな……」
あんだけ勝手に言っちまったから、正直その自信があまりない。
「もうちょっと自信持ってもいいと思うわよ。
何だかんだで十数年間、キミは夕紀ちゃんのお兄さんをやっているんだしさ。
私から見ても、キミは充分いいお兄さんよ?」
「そうであっても……」
俺は昨日の自分を許せそうにはない。
この上夕紀にあっさり許されでもしたらそれこそ本当に自分を許せなくなる。
「……キミが今一番大事なのは夕紀ちゃんのことかしら?
それとも自分のことかしら?」
「……夕紀に決まってんだろうが」
「だったら考えて頂戴。もし夕紀ちゃんが自分の所為で、
了、キミが自分を許せなくなったとしたら……あの子はどう思うか」
「でもそれは、俺の自業自得だ。夕紀のせいじゃねえ」
俺がそう言うと、長谷川は首を振った。
「キミがそう思っていても、夕紀ちゃんはそう感じちゃうのよ。自分の所為で、って。
彼女はそういう子でしょう?」
それは……そうかもしれない。
昔から夕紀は、自虐的とまでもいかんだろうし大したもんじゃないが、何かしら自分を責めるクセを持っている。
「キミがどう思っているのであれ、夕紀ちゃんができるだけ悲しんだりしない選択を
するべきだと、私は思うわ」
「……そう、か」
「あとは、自分で考えて。私がつっこめるのは、これくらいだと思うから」
「ああ、分かった。ちゃんと自分で考える」
空を見上げながら俺はフェンスに寄り掛かる。がしゃん、と音がした。
こういう時ばかり、空は嫌味に思えるほど晴れ渡っている。
「よろしい。では、最後にひとつ」
「あ?」
「はい、顔こっち向けて」
長谷川は両手で俺の顔を自分の方に向けて固定する。
「ん、では動かないでね」
言って右手を振り上げ――
乾いた音がした
「……」
「はい、以上」
呆然とする俺を置いて一人立ち上がる長谷川。
何だ、何が起きたんだ。何が起きたってそりゃ「ビンタされた」以外に答えようがないが。
未だに目を丸くしている俺を置いて、長谷川は少し離れたフェンスに立ったまま寄り掛かった。
頬がひりひりする。本気でやりやがったな。
ったく、何てことしやがる。一言くらい言ってやらねばなるまい。
「おい、長谷川」
「何よ」
「ありがとよ」
鳩が豆鉄砲食らったような顔をした後に、
「どう致しまして」
長谷川は微笑んだ。
俺も立ち上がり、長谷川のほうへと歩いて行く。
「やれやれ、俺もまだまだ餓鬼だな」
「私達程度のトシでいっちょまえに大人ぶるほうが間違ってるわよ」
「道理だ」
そうしてお互い、笑い合う。一昨日の夜から張り付いていた何かがようやく剥がれ落ちた気分だな。
尤も、まだちっとも終わっちゃいないが。
――あれ。
「どうしたんだ、それ」
「え、何が?」
「目、赤くなってるぜ?」
「っ、あ、えっと……昨日、その、夜更かししちゃって……ね」
ふうん。
あからさまに嘘っぽいが、まあ無理して訊くこともなし、か。
だが、どこか沈んだ長谷川の表情が少々気になる。珍しいしな。
「……ま、夜更かしはほどほどにな」
「ん、ええ……」
「それと……そうだな、俺で良けりゃ、何かあったら相談にのるぜ?
今回のお礼も兼ねてな」
「……ありがと」
言って長谷川はまた微笑んで見せた。
それは、先程よりも幾分も力のない笑顔ではあったが。
やっぱり遅くなったのを実感しつつ色々あったような気がしたりしなかったりの7回目でした。
現在は作業の合間に気分転換に書く程度になってしまっていますが、
あんまり一つのことをしていると辛いので、その文これ書くのが一層楽しいです。
書き手の楽しさと文章レベルが比例関係でないのはまあ、えーと、そういうことで。
ところで涼子さんとやらは残念ですが知らないので
話し方がかぶっているのなら偶然だと思います。たぶん。
>>酢昆布氏
GJ乙!!
乙
乙です!
乙!自分にはこういうの書けないとつくづく思うorz
>>406 乙!!っていうか、GJ!!!
待ちわびてました。。。そして、ここでこういう展開。とっととくっつかないところがまた焦らされるところです。
412 :
保管庫の人:2005/07/13(水) 20:08:00 ID:gZvz5fif0
ぽちぽち保管してます。
Double Bind の分岐ってあんな感じの保管でよかったのかな・・・
もう一回分岐あるので「こうしたほうがいいよ」みたいなのがあれば
ご意見キボンヌ
えちねた!妹萌えスレ保管庫
ttp://red.ribbon.to/~sisterlove/Index.htm あと「星に願いを」も完結してたので保管しちゃったけど・・・
保管了解とってなかったorz
Seenaさんだから了承とらなくてもいいか、とも思うんだけどマズかったかな・・・
413 :
保管庫の人:2005/07/13(水) 20:10:22 ID:gZvz5fif0
酢昆布さん、ZEROさん乙っす。
長くなりそうだからうpはしなくても保管準備したほうがよさそうっすね。
>>412 別にあれでよいのではないか?
というより、ああいうやり方ぐらいしか俺も思いつかない。
>マズかったかな・・・
マズいかもしれないが多分ダメとも言わないと思う。
言われたら消せばいいんだし。
まあ、乙。
>>412 まとめはあれでいいけど、広告が別ウィンドウでパカパカ開くのは
設定でメインウィンドウの一番下に同居とかにできないかね
無料ホームページなんだから仕方がないのはわかってるんだが
別の話を開く度に広告が被さってきてちょっと見にくい
>>415 エロを置けて、無料って事だからじゃね?
そういう広告ウィンドウが出ないようなブラウザを使えば問題ないと思うけど。
417 :
保管庫の人:2005/07/15(金) 01:22:25 ID:ed25hnpW0
>>415 了解っす。別ウィンドウが開くのではなく、埋め込みになるよう設定してみました。
ただ、テキストが長文だとポップアップに強制的に変更されるようです。
後はブラウザのキャッシュを削除するとかすると出ないかも。
「んん?」
俺は目が覚めた。
「ここは?」
周りを見ると見慣れない場所だ。あちらから女の子が姿を現した。
「あっ!気づいたんだね!」
「えーっと、君は?」
「私の名前は、さやかだよ、君は?」
「俺は彰だ、しかし俺はなぜここに?」
「君はあの夜、僕をみたら気を失っちゃったんだ」
「・・・あぁ、そうだったな、それでここに連れてきてくれたんだ、ありがとな」
「へへっ」
「俺はそろそろ帰るかな」
「えっ、もう少し遊んでいきなよ」
「だって親が心配するしさ」
「・・・また会える?」
「会えるさ、きっと」
「約束だよ?」
「あぁ約束だ」
こうして俺はさやかと別れた。
421 :
えっちな21禁さん:2005/07/15(金) 20:19:15 ID:LAF0L8OBO
支援
424 :
えっちな21禁さん:2005/07/15(金) 23:22:11 ID:ngbKtBOf0
聞いてみたいんですけど、妹がいて妹萌のひといますか?
それとも妹イナイ人が妹に萌えるんでしょうか?
425 :
えっちな21禁さん:2005/07/15(金) 23:36:30 ID:Ux4gbBs60
>>424 漏れは妹いるけど妹萌。
リアル妹いる香具師は妹に萌えないっていうけど、漏れの場合
むしろ現実逃避。つまり、漏れには理想の妹たちがいっぱいい
るのさ。
そして人はそれを変態さんと呼ぶのさ。
426 :
えっちな21禁さん:2005/07/15(金) 23:37:56 ID:SysVnLCUO
ageんな糞
428 :
424:2005/07/16(土) 01:17:40 ID:6XxxJaQZ0
そうなんですか。
私にも兄がいるので、ちょっと気になって・・
ありがとうございました。
したらばのK-スレが更新はおろかレスもつかない廃墟と化している件について
サワンジャネ
・・・誰それ?
いまとなっては懐かしい記憶だ。
「あっ彰君?」
「えっ?」
「彰君だよね!?私、さやかだよ」
「えっさやかか?」
「うん、やっと、やっと会えたね」
「あぁ久しぶりだな」
と、さやかが俺の胸に抱きついてきた。
「うわっ」
「うぇーん」
「おいおい泣くことはないだろ?(おいおい服が濡れちまうだろ)」
・・・なぜか後ろから殺気が感じる。
「彰〜その人は誰?」
ヤバい殺気がつまった言い方だ。
「い、いやぁそれはその」
と、さやかが顔をあげて言い返した
「私は彰君の彼女だよ!」
・・・な、なんだってー!?
「本気なの?彰」
「えーっと、んー」
「あーきーらー?」
「いや、俺は無実だ」
奈美もこっちを睨みつけている。これはヤバい。ここでやるべきことはひとつ。流すか
「・・・さぁて、そろそろ帰るかな」
「ちょっ」
全速力で逃げ去った
紫煙〜
「もうこの星も俺もだめみてぇだ。」
「そんなこと!そんなことない!お兄ちゃん!」
「ごめんな茜。なにもしてやれなくってごめんな」
「ううん。お兄ちゃんは悪くないよ。悪いのはお兄ちゃんをこんな風にした人たちだよ」
「かはっ」
「お兄ちゃん!・・・私許さない。お兄ちゃんをこんな体にした人を許さないんだから!」
こうして俺たちの物語は幕を閉じた。
第15話「約束」
「もうこの星も俺もだめみてぇだ。」
「そんなこと!そんなことない!お兄ちゃん!」
「ごめんな茜。なにもしてやれなくってごめんな」
「ううん。お兄ちゃんは悪くないよ。悪いのはお兄ちゃんをこんな風にした人たちだよ」
「かはっ」
「お兄ちゃん!・・・私許さない。お兄ちゃんをこんな体にした人を許さないんだから!」
こうして俺たちの物語は幕を閉じた。
第15話「約束」
なんだこりゃ…
まあ・・・連休だし・・・夏だし・・・
酢昆布さんカムバーック!!
440 :
えっちな21禁さん:2005/07/23(土) 00:25:22 ID:Wu9nVJH20
俺が中2のときに検尿をすっかり忘れてて、小6だった妹におしっこもらった。
(だめって言われるかと思ったら結構すんなりOKだった)
が、どうも生理中だったらしく後日、潜血で再検査になった…orz
そのことを妹に言うとさらりと「だってあの時生理だったもん」と言われはめられたと思った
> 味は〃だった?
すまん、さすがに味わってはいないw
うわ、ほんとにおしっこ採ってくれたんだ と思って妙に感動した覚えはあるけど…
俺が中2のときに検便をすっかり忘れてて、6才だった犬にうんこもらった。
(だめって言われるかと思ったら結構すんなりOKだった)
が、どうも病気持ちだったらしく後日、急遽入院になった…orz
そのことを犬に言うとさらりと「ワン」と言われはめられたと思った
>443
・・ナンノコッチャ。。
あっ!
444だった!
なんかヤダ。。orz
書き手さんを待ってマターリ汁
俺が中2のときにコンドームをすっかり忘れてて、6才だった子供にコンドームをもらった。
(だめって言われるかと思ったら結構すんなりOKだった)
が、どうも穴が空いてたらしく後日、責任をとるはめになった…orz
そのことを子供に言うとさらりと「しってたよ」と言われはめられたと思った
>447
・・ナンノコッチャ。。
書き手が来ないとどうも締まりが悪いな
「待ちなさいよー!彰ー!」
「待ったら殺されるって!」
しかしなんでさやかはいきなり俺を彼氏と言ったんだ?冗談にも程があるぜ
「はぁはぁ・・・彰君・・・っ!」
「あっ!彰が走ったから奈美ちゃん倒れちゃったじゃない」
「大丈夫か奈美」
「う・・・うん」
「ということで彰、奈美ちゃんを家まで送りなさい」
「えー、なんで・・・」
「あーきーらー?」
「さて奈美ちゃんの家まで行こうか」
殺気が立ちまくりだ。
こうして俺は奈美を家まで送ることにした
451 :
保管庫の中:2005/07/24(日) 15:47:51 ID:fvf/6o1m0
>>450 乙です。
一人で書くのは大変でしょうが、がんばって。
さて、保管庫ですが「Double Bind」の2回目の由真ルートで困ってます。
由真ルートの98、99が書かれてないんですわ。
せっかく完結まで行ったルートなので、できれば綺麗に保管したいな、と。
Seenaさん、もしよかったら補填していただければ・・・
夏コミ前で忙しいかな・・・
えぇ?夏コミでるんですか
>>451 Seenaさんは今のところ見てないっぽいね。
見てればちゃんと答えてくれると思う。
とりあえず葉月ルートを全部保管しちゃったら?
てか、それしかできんでしょ。
「大丈夫か奈美」
「うん、ありがと彰君」
俺たちは帰り道を雑談して帰っていた。
俺たちの横をあまり通らないトラックが通っていった
「自動車なんて珍しいよな」
「そうだね・・・あっ彰君!猫が!」
「え?」
猫がトラックに気づかないで通っていったのだ
運転手も気づいていない
俺はなぜか体が動いていた
「子供が!?」
猫は回避できたがトラックが奈美の方向へ進んでいった
「奈美ぃぃぃー!!」
「え?き、きゃあああ」
ドッシャーン
なにが起こったのかわからない
目の前には見るに絶えない奈美の姿が
「な、奈美・・・奈美!返事をしてくれよ・・・さっきまであんなに元気だったじゃないか!奈美・・・奈美ぃぃぃー!!」
俺は泣き続けていた
・・・救急車が奈美を病院に連れて行った
俺も後からついていった。
「奈美の具合はどうなんですか、先生」
医者は固い顔つきになった
「生きていますが、意識が戻りません。」
「っ!?そんな!先生治せないんですか?」
「残念ですが」
俺にその言葉が重くのしかかった
俺にできることは毎日見舞いにくることだろう
なんていうか奈美ルート
見るに絶えないってことはぐしゃぐしゃじゃなくて血まみれってことです
「よぅ奈美元気にしてるか」
あれから俺は毎日奈美の見舞いに来ている
「今日は奈々がさ、料理の時塩と砂糖を間違えて大変だったんだ」
俺は喋るはずのない奈美に毎日話しかけていた
いつか意識が戻ると信じて
「奈美が小さい頃はよく泣いてたなぁ。俺がいつも泣きやませてたんだよな」
「俺はあの時から奈美のことが好きだったんだ。目を覚ましたら返事をくれよな?」
と、そのとき、奈美の手が少し動いた気がする
「!?」
「奈美!しっかりしろ!」
「・・・彰君?」
「奈美!目を覚ましたんだな。よかった・・・」
「あれ?私どうしたんだろ?夢の中で彰君がすっごく悲しんでた。私が手をのばしても全然届かなかったの」
俺は奈美が目を覚ましたことに喜んだ
「そういえば彰君の返事言ってなかったね」
「うん?」
「私も彰君のことが好きだったよ」
なんか悲しい話やったりいい話やったりで(~∀~)イイネ!
・・・母さんから重要な話があるそうだがなんだろう
「なんだい母さん話って」
「あのね、前言った奈々ちゃんが彰の妹ってこと」
「ああ、んで?」
「あれ母さん間違って奈美ちゃんを奈々ちゃんと間違えちゃったの、エヘ」
「な、なんだってー!?」
こうして奈美が俺の妹ってことがわかった
トゥルルル
「あっ電話だ俺がでるよ」
ガチャ
「もしもし」
「あっ彰君?」
「いいえ、うちは株式会社の妹萌えです」
「あっ間違えました」
「いやいや嘘だよ奈美」
「もう彰君ったら」
「んで何の用だい」
「あのさ、明日うち来ない?親もいないし」
「うんいいよ」
「んじゃ待ってます」
「はーい。じゃあね」
「はい」
ガチャ
・・・あれ?女の子の家に俺が行ってそして親がいないってことは?これは、アワワワ
そして約束の日になった。奈美は俺のこと兄貴って気づいていないみたいだし,大丈夫かな
ピンポーン ガチャ
「おっす」
「こんばんは。さっあがってよ」
「おう」
「それじゃシャワー浴びてるから部屋で待っててね」
「ああ」
ドキドキ
こんなときは心を落ち着かせて深呼吸だな
スゥーハァースゥーハァースゥーハァー
ちょっとは良くなったかな
「彰君?入るよ」
「ああ」
ガチャ 入ってきたのはバスタオル一枚だけの奈美だった
ドキドキ さっきの深呼吸が無駄になったようだ
「やっぱり恥ずかしいな」
「いや可愛いよ」
そういうと奈美はベッドに行き、バスタオルを取った
「は、恥ずかしいから彰君も脱いで」
「あっそうだな、すまん」
俺は1分もしないうちにすべて脱ぎさった
「大きい・・・」
奈美の手が俺の息子をしげきしていく
「舐めてみてもいいかな?」
「ああいいぞ」
「んっ・・・ほんなあひなんだ(こんな味なんだ)」
奈美の顔が上下に俺の息子をしごいていく
「あっもういきそう!」
「いっぱい出してー」
ドビュドビュ
無駄無駄無駄無駄!!!!!的シエン
「はぁはぁ気持ちよかったよ」
奈美は俺が出したモノをすべて飲み込んだ
「んっそれじゃ今度は私を気持ちよくして」
「ああわかった」
俺は濡れている奈美の陰部に指をいれた
「あっ・・・・・・あぁっん・・・・・・はぁはぁ・・・・・・気持ちいいよ、彰君!」
俺は順々に指の数を増やしていった
「んっはぁはぁ・・・・・・イキそう!!」
「いっぱい出しちゃえ」
「あぁぁぁぁぁーー!・・・・・・・・・」
奈美の陰部から大量の液体が出てきた
「いっぱい出たね」
「うん、今度は二人一緒に気持ちよくなろ?」
そういうと奈美は俺に陰部をつきだした
「はい、どうぞ」
俺は回復した息子を奈美にいれた
「あんっはいった・・・・・・」
俺は腰を振りまくった。こんなところで中学の時のリンボーダンスが役に立つとは
「んはっ・・・・・・・・・彰君、気持ちいいよ」
「ああ俺もだ奈美」
「あぁんだめ!もういっちゃう!」
「俺も限界だ!」
『あぁぁぁぁ!!』
こうして俺たちは果てたのだ
目が覚めるとベッドの上にいた。どうやらあのあと寝てしまったらしい
「・・・・・・んん、あっ彰君おはよ」
「ああ、おはよ奈美。」
「あのね彰君、私ね、私が彰君の妹ってことは知ってたんだよ」
「・・・・・・へ?」
「だから彰君がお兄ちゃん」
「ん・・・あぁそうだな」
「それでもね、私彰君のことが好きだったの。だから黙ってたの」
「そうだったのか、いや俺も黙ってたから人のことは言えんが」
「あはは」
「ははは」
俺たちは笑い合った
そしてこれからは共に喜び、悲しみ、そしてまた笑ってすごすだろう
俺たちはもう一度キスをした
〜FIN〜
一応終わりです お疲れ様でした
ツマンネ
それじゃあお前が書いてみろよ
エロシーンがやけにやっつけでワロタ
最初はエロなし予定だったがやっぱりいれようかなと さっきはちょっと久米田入りました
>>473 乙。しかしそちらから「お疲れ様でした」と言われるとは思ってなかったw
物凄くエチシーンがヌルかったな
>>478 完結、お疲れさまです。
保管の準備はしていますが、確認で。
「ZERO」はハンドルですか?作品タイトルですか?
前スレでも「ZERO」で全く違う内容のものを書いて書きかけになっていると思いますが
作品タイトルが別にあればお知らせください。
ZEROでいいです この話は前スレの話の続編みたいなものです
緊急浮上
酢昆布さんまってまつ
「ねぇお兄ちゃん、赤ちゃんはどこからくるの?」
「それはね、NINTENDO DSのソフト買ったらわかるんだよ」
「お兄ちゃんってすごいね!」
こうして俺たちはラブホテルに入った
夜の公園。
切れかけた街灯の蛍光灯が、ちか、ちか、と
頼りなげな明かりを投げかける下で
私はお兄ちゃんと並んでベンチに腰掛けていた。
「・・・腹、減ってないか?」
お兄ちゃんがそっと小声で尋ねてくる。
「ううん・・・大丈夫」
夕方まではすごくお腹が空いてたけれど
夜になって、もう空腹は通り過ぎてしまったらしい。
「じゃ・・・今夜はここで、いいかな」
寝る場所のこと、なんだろう。
夜になって、昼間の蒸し暑さは嘘のように消え
心地よい風が吹き抜けていく。ここなら、なんとか眠れそうだ。
それに、硬いベンチの上で眠るのにも・・・もう、慣れた。
「うん・・・私は平気だよ」
お兄ちゃんが隣にさえいてくれれば。
お兄ちゃんの肩にもたれて、夜空を見上げる。
別に星なんか見えない。どんより、曇っている。
すぐ横で、お兄ちゃんも夜空を見上げている。
まだ少し、頬骨のあたりに傷が残っていた。
「傷・・・残っちゃったね」
「ん?・・・ああ、たいしたことないよ」
父さんはずいぶん酷くお兄ちゃんを打った。何度も、何度も。
私が何度「やめて」と言っても、ちっとも聞いてくれなかった。
母さんは泣いているばかりで、何もしてくれなかった。
その夜からお兄ちゃんも私も部屋に閉じこめられて・・・
やめよう。
振り返らない。過去はもう見ない。もう、捨てたのだから。
だけど。
未来も、見えない。
この夜空の星のように、何も見えなかった。
最初は、ちょっとした好奇心だった。
でも、他の男の子には、そういう気持ちにはならない。
他の女の子には、そういう気持ちにならない。
お兄ちゃんが。お兄ちゃんだけが。
私が。私だけが。
互いの胸をときめかせる。
それがわかったとき、私たちは
兄妹で恋に落ちてしまったことを知った。
いけないことなのは知っていた。
許されないのはわかっていた。
だから、なるべく最後の一線は越えないように努力した。
キスだけ。抱き合うだけ。見せ合うだけ。指でするだけ。口でするだけ。
入れるだけ。一回だけ。出すのは外にだけ・・・
二人でルールを決めて、そのルールをことごとく二人で破って。
それでも、二人は幸せだった。
父さんと母さんに知られるまでは。
「これから・・・どうするの?」
お兄ちゃんの胸の中で、尋ねる。
お兄ちゃんと、私自身に。
もう家には帰れない。
「どこか・・・遠くに行こう・・・」
見つかったら、きっと連れ戻されて
離ればなれにされてしまう。
誰にも見つからないような、遠いところ。
行けるのだろうか。
閉じこめられた部屋を抜け出して
その勢いでお兄ちゃんと家を飛び出して
いったい何日が過ぎただろう。
走って走って。歩いて歩いて。ようやくここまで来たけれど。
まだ、ようやっと隣の県についただけ。
どこにも行けないのなら。どこにも二人の居場所がないのなら・・・
「・・・ここで、死んじゃおうか」
ご無沙汰しました。
全作に引き続き、「星」をテーマに。
タイトル長かったのでトリップないですけど後半に続きます。
>>490 エェェェ!!!!
漏れもこんなの書きたい……けど、文才ないなorz
ちょっと感動作になりそうな悪寒
>>491 流石…としかいいようがないですね。
作品に自然と引き込まれる、魅せる文体。
後半ワクテカ待ち。
Seenaさん、待ってました。
後半期待してますよ。
一瞬、びっくりした顔をしてから
お兄ちゃんが苦い思いを吐き出す。
「・・・馬鹿なこと言うなっ」
「別に・・・馬鹿なことじゃないよ。もう・・・私たち、どこにも行けないよ」
「そんなことない・・・俺が連れてってやるから・・・」
すがるように。祈るように。
自分に言い聞かせるように、お兄ちゃんが力無く話す。
「・・・どこに?・・・ねえ、どこに?」
「・・・だから・・・」
答えはない。それはわかっていた。
ゴメンね、お兄ちゃん。
お兄ちゃんを責めてるわけじゃないんだよ。
ただ、二人がこれからどうすれば一番いいのか
それをわかって欲しかったの。
だから私は言葉を続ける。
お兄ちゃんと、終わるために。
「見つかったら・・・連れ戻されて、きっと離ればなれにされちゃうよ。
父さん、私たちを別々の家に預けるって言ったじゃない。
そしたらもう、ずっと会えなくなっちゃうんだよ?
それぐらいだったら・・・今、ここで、二人だけで・・・終わりに、して」
詰め寄る私の肩に、お兄ちゃんがなだめるように手を置く。
「お前・・・ちょっと落ち着け」
「私は・・・落ち着いてるよ。お兄ちゃんは平気なの?私と離ればなれになってもいいの?」
肩に置かれた手が、ぎゅっと掴んでくる。痛いほどに。
「そんなわけあるかっ・・・!離さない・・・絶対、離すもんかっ!」
「私もだよ・・・お兄ちゃんは・・・誰にも渡さない・・・私だけの・・・」
お兄ちゃんは、私だけのお兄ちゃんで終わって
私は、お兄ちゃんだけの私で、終われればいい。
幸せだった。思いを確かめ合って、結ばれてからの2ヶ月。
毎日のように求め合って・・・
そう、毎日。2ヶ月。毎日。2ヶ月の間・・・毎日?
何故・・・今まで疑問に思わなかったんだろう。
指を折る。震える指を折って、数える。
覚え違いかもしれない。勘違いかもしれない。
ああ、だけど何度数えても・・・
家を飛び出した時の必死な状況や
逃げ歩いていた生活が忘れさせていたけれど
もう二月分、生理が、来てない。
「・・・どうした?」
お兄ちゃんは怪訝な顔をして私を見ている。
「・・・後・・・1ヶ月・・・」
「ん?」
「後1ヶ月だけでも・・・私を連れていって、お兄ちゃん」
たしか・・・3ヶ月経てば、子供は堕ろせない。
それまでの間、どんなにボロボロになっても・・・逃げなければ。
「1ヶ月だけ、なんてこと言うな。どこまでだって・・・いつまでだって、お前と一緒だ」
お兄ちゃんが嬉しそうに笑う。
見上げた夜空に、一つだけ・・・星が瞬くのが見えた。
・・・あれから、何年たっただろう。
逃れるためではなく、安住の地を求めて、二人はずっと離れずに旅をしてきた。
何でもやった。どんなことでも耐えた。
一度死ぬ覚悟をしたのだから、平気だった。
お兄ちゃんと・・・この子が居さえすれば。
「まぁま?」
「なぁに?」
「ぱぁぱ、どこ?」
「ぱぁぱはね・・・ほら、お空見て」
「お空?」
「ぱぁぱはね・・・お星様になったの。空からずっと、私たちのことを見てるのよ」
つらいけれど。悲しいけれど。
もう二度と、自分から終わろうとはしません。
だから、お兄ちゃん。そこから、見ていてください。見守ってください。
私とこの子を、守ってください・・・
見上げれば夜空は、満天の星で輝いていた。
はい、おしまいです。
エロどころか萌えもありませんが(^^;
ああ、スレが潤っていく…
ヤベェ、ラストマジ泣きそうになった・・・
やべぇ…
短編集めて本出しましょや
>>499 相変わらずのGJです。
なるほど、「星」をテーマでタイトルも星が入ってる曲名で揃えてきましたか。
これはもう一本ぐらいあるのかな?期待してます。
>>501 心配ない。俺も泣きそうだった・・・
乙です!!
嗚呼感動
某妹スレのコテに見せてやりたいぜ
≫501
気にするな、俺は泣いた。・゜・(つД`)・゜・
「見上げてごらん 夜の星を」
作曲:いずみたく 作詞:永六輔 歌:坂本九
見上げてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光りが
ささやかな幸せを うたってる
見上げてごらん 夜の星を
ぼくらのように 名もない星が
ささやかな幸せを 祈ってる
手をつなごう ぼくと
追いかけよう 夢を
二人なら 苦しくなんかないさ
BGMでこれ聞くとさらに泣けそうな・・・
JASRACですが(ry
なんで死んでしまったのか。
それにしても某妹スレの二人の末路を見るようだ。
死ぬなあ兄者ぁ〜!!!!!!
GJ!
ワタシ一応21今から4年前の事話すネ!
家蔵構成?、両親とゴキブリ兄貴とワタシの4人家族
始まりは、ゴキブリ兄貴が(以下、虫!)大学を卒業して、税理士系の
専門学校に入学してからなの。
当時ワタシ仲間同士で群がるの好きじゃなかったの、何時もなら
そんなストレスを虫!に当てたの、でも虫!ときたら実家を離れ
T葉に居るの。
当時は、そんな事思わなかったの。ただ中学生時代の馴染みの有る娘から
手紙貰ったかし、両親も虫!の様子を見てきてっ!、て、感じだから、行ってみたの
GWに!。
支援
ここは時おりイイSSがあるスレでつね
515 :
えっちな21禁さん:2005/08/05(金) 12:33:00 ID:+dRjG4J8O
最後のシーンが、某エロゲーの最後のシーンに似てると感じたのは私だけ?
部屋に出没するゴキのせいで荒んだ心を癒そうと思って来たのに
お前らまでなんだチキショウっ
ゴキブリスレ乙
俺には妹がいる。背がかなりちっちゃくて、勉強もできない。だけど、かなり可愛い。自慢の妹だ。妹の名前は奈由。奈由は外に行くのがあまり好きじゃない。だいたい台所にいるな。あっだけどトイレにも行くぞ?だけど俺とはなにも話してくれないんだ
「なぁ奈由、俺と一緒に散歩いかないか?」
「・・・」
だめか。いつもこの調子だ。せっかくうまいもんを作っても「うまい」とも言わずにただ食べるだけだもんな。
そう、奈由はゴキブリだからな
はいはいわろすわろす
トリ付けてまで書くネタか?
はいはいえろすえろす
525 :
えっちな21禁さん:2005/08/07(日) 06:36:26 ID:pk9YDVXv0
526 :
元通:2005/08/07(日) 08:02:48 ID:s7zVYoC8O
ちょっと思ったんだが
保管庫の作品に挿し絵をつけるってどうだろう。
まあこれまた書き手さんの了解を得ないとダメかもだが。
激しく期待したいし、おそらく作者さんは許可してくれるだろうけど、
絵 師 は い る の ?
い な い
(; ̄Д)yヾ~
532 :
えっちな21禁さん:2005/08/09(火) 22:39:50 ID:cUl5+aOcO
455はどこの板にありますか
夏コミ前保守
夏コミで妹漫画発掘するか。
夕方というには無理のある太陽の素晴らしき昇り具合によって発生した熱に苛まされながら、
俺はのたのたと帰路に着いていた。
本来ならば一刻も早く家に戻り夕紀と話をすべきなのだろうが、ふと気付いた。
何て言って謝るか考えてねえ。
自分が心底情けなくなり盛大な溜息を一つ吐くも、それで気分が楽になることがなければ
当然謝るに丁度いいセリフなんて思いつくはずも無く、暗澹たる気分は相乗した。堪んねえな。
そしてただただドツボに嵌ってゆく俺に、後方からこれ以上ないくらい爽やかな声が掛けられた。
「やあ、秋崎。なに俯いているんだい」
「……笹原か。今はお前と馬鹿するような気分じゃねーぞ」
首だけを振り向けて陰鬱とした顔を笹原に向ける。
こいつはこいつでやれやれ、といった感じに両手を広げ、
「今の君からそれが見て取れない人がいたらそれは凄いと思うけどね」
どうも俺は心情が表に出まくるタイプらしい。後で鏡を見ておこう。
「何か悩みがあるなら、相談に乗るけど?」
長谷川といいこいつといい、随分お人よしだな。
まあ、こいつなら語彙に長けてるし、普段ならば願ってもいない申し出だ。
しかし――
「いらねえよ。俺一人でどうにかする」
いや、正確には俺一人でどうにかしなきゃならんのだ。これは俺と夕紀の問題だ。
そして種は俺が振り撒いちまった。なら拾い上げるのだって俺の役目だ。
もう長谷川には頼った。その上であいつは一つの答えをくれた。
これ以上誰かに拾い上げる方法を教えてもらうわけにゃいかん。
だがしかし、
「俺はいいから、長谷川の相談に乗ってやれ」
「長谷川さんの、かい? どういう風の吹き回しだい、君がそんなこと言うなんて」
言ったら変なのかよ。俺だって様子がおかしい友人がいたら心配だってするぜ。
「大体、気付いているなら君がその相談に乗ってあげたらいいんじゃないかい?」
「多分だけどな、俺相手じゃ話してくれねえと思う」
あいつは相談に乗ると言った俺に対して、確かにありがと、と言った。
だが、その顔は微笑んでいても、どことなく拒絶の色が混じっていたように見える。
ならあんまり長谷川の身の内を引っ掻き回したくはない。
そうなると俺の代わりに相談に乗ってくれる奴なんて笹原以外に思い当たらず、
また実際に笹原ぐらいしかいないだろう。
「……分かったよ。まあ、思い当たるフシもあるしね。
但し余計なゴタゴタが発生しないように君にそう言われたことはあらかじめ彼女に話しておく。
それでいいかい?」
「ああ、それでいいさ」
そして俺達二人はしばらく無言で歩き、用事があるからと笹原は駅前の方に続く道へと姿を消し、
先程とはあまり変わらず、それでもほんの少しは軽くなったその足で俺は我が家への道を歩いた。
言い出す言葉も何も考えてない。
だがまあ、あらかじめ用意しておいてもどうせそれが目の前に迫れば
頭の中なんて真っ白になっちまうだろうし、これでいいんじゃねえかと思う。
最も重要なのはそんなことじゃねえからな。
そして俺は家に帰り着く。
夕紀の奴はもう帰っているみたいだな。靴がある。
鞄を自室のベッドに放って、夕紀の部屋の前に立つ。三度ほどノックするが、返事はない。
だが最初のノックの時に物音がしたから、恐らく中にはいるのだろう。
「夕紀、いるんだな? そのままでいい、聞いてくれ」
反応はやはり無い。
「済まなかった」
そして俺はただ独白する。
「本当に済まなかった。言い訳をするつもりはねえ。……でも、説明はさせてもらうな。
あん時の俺は落ち着いてなかった。頭ン中色々ゴチャゴチャし過ぎてた。
……夜に聞こえたお前の声だとか、お前が長谷川にしていた相談だとか、
そういうモンがあってお前にどう接していいか分からなくなった」
かたり、と部屋の中で音が何かの聞こえた。動揺させちまったか……当たり前だよな。
「ただ漠然と、俺は早くお前から離れるべきかと、そう思った。
そうすりゃ俺より他に想える人が出来ると思った。
でも、そうじゃねえ……そうじゃねえんだ」
俺はかぶりを振る。
「それを知ってでも、俺は普通でいるべきなんだ。
お前のその想いを知って、それに目をそらさずに兄として受け止めて、
その上で普通でいるべきなんだ」
拒絶ではなく、享受することで。今までがそうだったように。
「それを分かっていなかったから、俺は昨日、お前にあんなことを言っちまった。
……だから、済まなかった。本当に」
それしか謝る時の語彙がない自分を呪うべきかと思ったが、
下手な言葉で繕うよりはこの方がいいかもしれない。
「俺は夕紀のことが好きだよ。大好きだ。ああ、愛しているさ。
だけど、それは兄としてだ。異性としてもんじゃない。
でも、お前は俺にとって大事な存在だ。掛け替えの無い、」
突如として目の前の扉が勢いよく開けられ、俺はそれ以上言葉を発せられなかった。
「だったら!!」
出てきた夕紀は、涙目だった。
「愛してるならっ、わたしの想いにだって応えてよ!!
応えて欲しいよ……!! もうこんな思いするのやだぁ!!」
そう言って、夕紀は俺に力いっぱい抱き付く。
「だから、愛しているから! だから俺はお前のその気持ちには応えられないんだ!!
兄妹は異性としてじゃなく、飽くまで兄妹としているべきなんだ!」
「知らない! そんなの知らない!!
誰がそんなこと決めたの!? それの何がいけないの!?
そんなのわたしは知らない!! わたしはただ、にぃが好き、ただそれだけなの!!」
言いつつ夕紀はぶんぶんと首を横に振る。
「にぃが愛してくれてるのは嬉しい……ホントに、涙が出そうなくらい嬉しいよ。
でも、だから辛いの……! 愛してくれているのに、これだけ近くにいるのに、
それでも好きになっちゃいけないなんて、そんなのもうやだ……!!」
ああ――。
こいつはもう相当苦しんだんだろう。自分の中の常識や理性、それと想いが対立して、
一体どれくらい苦しんだのか、俺には想像もつかない。
その健気さと愛らしさに俺だって思わず抱き締めたくなる。でも、それは出来ない。
普段ならいざ知らず、今の夕紀は俺を求めている。
俺がその想いに応えることを期待している。
……それで抱き締めちまったら、それに応えたのだと思われちまう。
そういうわけにはいかない。
俺は、享受は出来ても、応えることは出来ない。
「駄目だ、夕紀……。
お前が苦しんでんのは、痛いほど見て取れた……。
それでも、俺達は兄妹としていなきゃならねえんだ。
俺だって、お前にそんなこと言われたら辛い。応えたい。
でもそれだけは許されない。さっきも言ったように、お前が好きだからこそ――」
いきなり、前へ引っ張られた。
突然のことで反応出来なかった俺は、そのまま前へ前へと傾いていく。
どすん、と音がして、夕紀が床に寝、俺はその上に倒れ込んだ。
「……なら、一度でいいから」
固い意志をその瞳に宿して、夕紀は言う。
「抱いて」
赤く染まった頬、その頬に流れる涙、薄く開かれた唇、俺を求める瞳。
それらが、俺の理性を吹っ飛ばし、俺は妹の求めるまま、
「ッ!!」
しかし最後に残ったほんのひとかけらの理性が、それを押しとどめ、俺を現実に帰した。
そして、俺を求めている、俺の大事な大事な妹に、
俺は初めて本気で、手を上げた。
乾いた音が部屋に響く。今日長谷川にやられた時にもこんな音がしたな、と何となく思った。
眼下には唖然とした夕紀の顔。叩かれた場所を手で覆うことすら忘れている。
「ふざけんな」
一瞬、考えた。
それで夕紀が少しでも救われると言うなら、それがただ一度だけと言うのなら。
俺はこいつを抱くかもしれない。
だが、
「無理だ、夕紀。
お互いにこんなぐちゃぐちゃした心のままで求め合っても、苦しさが増すだけだ」
こんな心情じゃあ、そんなことは出来やしない。
……抱くべきではないことは分かってる。
それでも俺は、これ以上こいつのあんな顔を見ていたくなかった。
それは俺自身の為の保身なのかもしれないが、俺はこんな時でも強く在れる人間じゃねえ。
「……」
夕紀はただ悲しそうな瞳で俺を見ていた。
俺はそれに耐えられなくなり、無言で立ち上がり、そのまま部屋を去ろうとする。
「ごめんなさい」
扉を閉めようとノブに手を掛けた俺に、そんな声が響いた。
「にぃの言うことはよく分かってる。
自分がどれだけわがまま言ってるのかも分かってるつもり。
……それでも、どうしても……」
後ろで小さな嗚咽が聞こえる。
「今だってわたしはにぃが好き。一人の男の人として好き。
キスだってしたい。抱いてだって欲しい」
それでも、声はどこか笑っていた。
「でも、うん……。
なんかもう、いろいろぐちゃぐちゃでわけ分かんないけど、
にぃが何を言いたいのか、わたしをどう想ってくれてるのか、
それはよく分かった気がする」
俺は顔だけで振り返る。
床にぺたんと座り込み、自然に見えるのにどこか無理を感じさせる顔で、夕紀は笑っていた。
「でも、だから、ごめんなさい。
わたしはにぃのことが諦められないよ。にぃが好きだよ。
……だからね、お願い。
勝手なことだけど、都合のいいこと言ってると思うけど」
そして一つ間をおいて、
「わたしがこの想いを持って乗り越えられたら、一度だけ抱いてください」
何を言うべきかするべきか、それがわからなかった俺は、やはり何も言わずに部屋を出た。
翌朝、夕紀は、戻っていた。
……いや、違うな。戻っていたじゃない、"変わっていた"と言うべきか。
表情も行動もがいつも通りで、それでもその胸にはきっと
俺に対するその想いとやらが重く在る筈だ。
それでもあいつは今までと同じ笑顔を振り撒いて。
きっと、受け入れられたんだろう。あいつン中で滅茶苦茶だった想いも何もかも。
夕紀はいつまで経っても俺の妹で、小さくて。
でも、その時ばかりは大きく見えた。
……こうなると、俺が情けねえかな。
俺も俺自身が言ったことを受け入れて、強くならないといけねえ。
何の恥ずかしげも無く、そう思った。
8回目でした。
…本当に8回目だったっけ。まあ何回目でもいいか。
えー、というわけでお久しぶりです。酢昆布です。
PCがぶっ壊れたりしばらく家を出ていたりと色々ありましたが、やっとこさ戻ってこれました。
それでも待っていて下さった方がいたようで、本当に申し訳ないです。
そのお詫びというか、そんな感じで一度の文章量を多くしたつもりですがいざこっちに書き込んでみるとそうでもない不思議。
…orz
>保管庫の人
そちらの負担の少ない方法でお願いします。
如何せん私のは文章が多くて、作業を増やして申し訳ないです。
>絵師
もしして下さるなら一向に構わないというか嬉しいのですが、
果たしているのかどうか、本当に。
酢昆布さん、乙です!!
前回からはや一ヶ月ですか。微妙にストーリーを忘れかけてましたw
これからもマイペースで頑張ってください
酢昆布氏復活おめ〜
続き楽しみにしてます
乙です
553 :
えっちな21禁さん:2005/08/13(土) 18:47:19 ID:QTdiLr1nO
どんな話だったか思い出せないまま呼んだ俺は負け組
だれか三行であらすじ頼むわ
>>553 妹オナニー目撃
同級生フラれる
妹に告白される
だった悪寒
おほー!
酢昆布さん、乙ー。
待ってましたよー。
ゆっくりでいいので、続けて下さいね。
(^。^)v
556 :
えっちな21禁さん:2005/08/13(土) 23:35:24 ID:ooP4/nb5O
すこんぶかんどうした
続きテカテカ
558 :
えっちな21禁さん:2005/08/15(月) 03:52:28 ID:vznq/tk8O
あ
559 :
えっちな21禁さん:2005/08/16(火) 22:44:01 ID:xNf95HWdO
えちねたかもん
>>527 時間があればかきますぞ?あんまりうまくないが。
あと携帯からですのでアナログですがよろしいですか?
>>560 立候補するということはソコソコ描けると期待
ゼヒ!!
絵師キター
一応聞くけど、カラーの方がいいのかな?まぁだからといって上手くなるってわけじゃないんだが、
まいど。
画像についてですが、置いてるとこのFAQで
「局部がかかれていない(見えない)物であり、出版物として
商業市場( 同人ではございません )に出せる程度の物であれば問題ございません。」
てことになってます。
それ以上の内容についてはお任せします。
適当なうpロダに上げてもらえば拾ってきますが
毎日ここ見てるわけでもないんですぐ消えちゃうとこだと困るかも。
いいよいいよー、いい流れだよー
酢昆布さんマダー??
568 :
えっちな21禁さん:2005/08/22(月) 02:51:52 ID:Tx7g35xk0
569 :
酢昆布:2005/08/22(月) 03:03:37 ID:bG1++BzHO
いや待て、初めて覗いたスレに自分の名前が載ってますよ??
570 :
酢昆布:2005/08/22(月) 03:09:33 ID:bG1++BzHO
え〜っと、酢昆布さん??
どこかのサイトで俺の事見かけた?俺オンラインとかでもこの名前だからね?
特徴的なんで被るとは考えにくいです。
多分あんたの方が後にそのコテつけたと思うよ。
他スレで最近コテつけたトコ見たし
572 :
酢:2005/08/22(月) 03:22:38 ID:bG1++BzHO
多分それはRさんのやつですよね??
ってかこのコテハン中学の時から愛用してるのに??
ここの酢昆布さんは毎日きてます?
本人に聞いてみたいです。偶然だったとしたら逆に感動。
酢昆布って普通に商品名だから、重なる事があるのが普通じゃないのか?
漢字を変えてたりするなら別だけど。
オレだけ特別と思うのはイクない。
昆布違いだったのか……がっかり
酢昆布は作品名だと思います
それもそうだ
酢昆布氏ま〜だ〜?Murder?
「よーし、それじゃ今度はあすかの番な」
「お兄ちゃん、ズルばっかりするもん。楽しくないよ」
「ズルじゃない。それは俺の実力だ」
俺たちは今二人でゲームをしていた。一瞬、強い風が吹いた。
「うぉっ!?」
「きゃっ!?」
次の瞬間、俺の目の前に見知らぬ女性・・・いや女の子が立っていた。
女の子はなぜかそわそわしていた。
「?お前は誰だ?」
「えっ?君、私の事が見えるの?」
「なに言ってんだ。当たり前だろ。なぁあすか」
「?お兄ちゃん、なに一人で言ってるの?風でトランプが飛ばされたからってごまかさないでよね」
あすかには見えてないのか・・・?
「私は死神だ。お前は一週間後に死ぬ」
「ぶっ、なにをバカなことを言ってるんだ?俺が一週間後に死ぬって?こんなにピンピンしてるんだぜ?有り得ないぞ?」
「・・・体が健康という事ではない。他のことでお前は死ぬのだ。私からは言えないが。これはお前の運命だと思って受け入れるがよい」
「なっ!?お前死神だろ!なんとかできないのかよ!?」
「悪いがこれは上から仕事を受けているんでな。私が勝手な真似をしたら、私が処分されてしまう」
「・・・処分だって?」
「あぁ私たち死神は魔界で作られた物にすぎないからな、私がいなくなったところで、代わりはなんとでもいる」
俺は耳を疑った。運命には逆らえないのか?
「・・・ひとつだけ、いいことを教えてやろう」
「?なんだ」
「お前が死ななくてもよくなる方法だ」
「!?そんなのあるなら早く言ってくれよ」
なんだ俺 助かるんじゃないか
「それはだな、お前の肉親を一人お前の代わりに殺せばいい」
「なーんだそんなこ・・・はぁ!?」
肉親を一人殺すだと?
「他人を殺してもお前とは関係がないのでな。だから肉親ということだ。自分が生きたいというならたやすいことだろう」
たやすいわけあるか!俺の肉親は妹のあすかしか残ってないんだぞ!?
「それは・・・できない」
「そうか。まぁお前の運命だ。好きにするがよい」
「あぁそうさせてもらうぜ」
「これから一週間楽しく暮らすんだな」
楽しく暮らす・・・か
一週間後に死ぬっていうのに楽しく暮らせるかよ
「大丈夫?お兄ちゃん、病院行く?」
と、心配そうにあすかが俺に話しかけてきた
そうだ、あすかは絶対に殺させはしない
「・・・あぁ大丈夫だ。心配かけてすまなかった」
「うん、それじゃご飯作ってくるね」
「おう」
あすかが飯を作っている間は暇なのでテレビでも見ていた。ちょうどアニメで死神が虚というモンスターと戦うストーリーのものだった
(こんな死神なら俺が死なずにすんだのにな)
「お兄ちゃんできたよー」
「おっ待ってました」
考えているうちに飯ができたようだ
「腹が減っては戦ができんからな」
「?」
!?
「お前は戦をするつもりなのか?」
「ぶっ」
「お兄ちゃんきたなーい」
「またお前か!!」
「あぁ私はお前の一週間を見張っていろと言われているもんでな」
「なんでだよ」
「一週間が訪れる前に死なれると、こちらとて都合が悪くなるからな」
「それじゃあ、俺のプライベートも見られるのか!?トイレも風呂も!?」
「安心しろ、それは見たくない」
「そうか。それを聞いて安心したぜ」
「・・・お兄ちゃん病院行く?」
「あすか。お前に言わなくちゃいけないことがあるんだ」
俺はわざとあすかの肩に手を置いて真剣に言った
「え?ど、どうしたのお兄ちゃん」
「実は俺・・・幽霊が見えるんだ」
「・・・は?」
「俺がいつも喋っていたのは幽霊となんだ。だから病院なんぞに行く必要はないぞ」
「幽霊?怖いこと言わないでよ。お兄ちゃん、私そういうの嫌いって知ってるでしょ」
「あぁ、だが見えるんだ。喋っているのは成仏させるためなんだ」
「・・・そうなんだ、お兄ちゃん!ファイト!」
「あぁ任せとけ!」
「・・・」
死神が俺を冷たい目で見ていた。間違いない。あれはフライドチキンになる前の鶏をみる眼だ!
「さてごちそうさま」
「おそまつさまでした」
「んじゃ皿洗いやるわ」
「うん私はお風呂入るね」
「あぁわかった」
こうして俺は皿洗い、あすかは風呂へ行った。ということは死神と2人っきりだ
「・・・」
まだあの眼だ。話ずらいわ
「あのよ、そんな眼してたらせっかくの美人が台無しだぞ?」
「私の顔は作られたものだ。私のような死神は何億といる」
「・・・そうか」
支援は遅かったか?支援
久しぶりに書き手さんが!的支援
今日見たアニメの話をしてみるか
「なぁ俺が死んだ後さ、俺が死神になれんの?」
「無理だ。さっき言ったはずだ。死神は作られし者。まぁ一人だけ例外だがな」
「一人だけって俺もそこに入れるかな」
「お前では無理だ。例外と言うのは死神をお作りになられた。人だ。なににおいても優れていらっしゃる。それに比べたらお前はゴミだ」
「チェッそんなに言わなくてもいいのに」
言い過ぎだ この死神
「あっそういえばお前の名前聞いてなかったな。」
「名前などない。」
「死神と言ってもあっちでは呼び名とかあるだろ」
「呼び名か?R-15687だ」
「なんだそりゃ」
「私が作られた番号だ」
「いやそれは呼びにくい。」
「だから名前などないと言ったのだ」
「よーし、俺が名前をつけてあげよう」
「そんなことしなくていい」
「服が黒いからクロでいいか」
「・・・お前、センスないな」
「えっ?そうか?」
「まぁいい。好きに呼べ」
「おう。よろしくなクロ」
「ふん」
物音がする あすかが風呂からでてきたようだ
「お兄ちゃんーお風呂どうぞー」
「あぁわかった。入るわ」
俺は風呂に向かった。風呂にはクロも来ないって言ったから安心だ
「ぷはぁー風呂は今までのいやなことを忘れさせてくれるぜ」
思えば今日一日長かったな、まぁ後は寝るだけだ。
俺は風呂あがりに炭酸の飲み物を飲んで寝ることにした
「ふぁー眠い・・・ってうお!?」
「気にするな。なにもしない」
「そうか。おやすみ」
・・・いや、かなり視線感じるんですけど
「そこにいると寝れないから他行ってくれ」
「なんだ。お前の妹殺していいのか」
「ちょ!?んなこと言ってねぇだろうが!!」
「なんでそんなに怒るのだ?人間は理解しがたいな」
「もういいや、寝る」
こうして 長い夜が終わった
死ぬ日まで あと6日
◆82ywQ5GzqU氏乙!
続き楽しみにしてます。
1日1話ってやつか
俺の耳に蝉の声が聞こえて俺は目を覚ました
「んーっと、ねみぃー」
8時か。なぜか早く起きれたな
「寝すぎだ」
!?・・・あぁそうだった、俺のそばにはクロ(死神)がいたんだな
「お兄ちゃんー朝だよ!・・・ってあれ?起きてるの?」
「あぁ、あすかか。おはよー」
「お、おはよ、お兄ちゃん、今日は早いね。なにかあったの?」
なにかあったのか聞かれたらたくさんあるが、心配かけたくないしな
「蝉がうるさくてな、それで目がさめたんだ」
「あー蝉うるさいよねー、朝ご飯できてるから下りてきてね」
「おう」
俺は朝食に向かった
支援ヌ
頑張れンヌ
(略)
俺は目を閉じた
俺が死ぬまであと5日
略していいのかwww
何この展開
周りに一面に焼けた家があった
「なんだ・・・これは」
ガタッ
なにかを蹴飛ばしたようだ 近づいてみた
「なんか丸いものだな・・・」
俺は手に持って転がしてみた
なにやらふたつの穴の中には目っぽいものがある
!?
「う、うわぁぁぁぁ!?」
し、死体だ!?あたり一面にあるのは死体だったのだ。・・・向こうに人影がみえた
「おーい!君、ここでなにがあったんだ!?」
呼びかけてみるとなにか言っているみたいだが、聞きづらい。霧で顔も見えない
「わ・・・・・・あ・・・」
「え?なんだって?」
「―――――」
一瞬、眩しい光が俺を襲った
バサッと俺は飛び起きた。なぜか寝汗びっしょりだが、夢の内容はあまり覚えていない
「散歩にでもいくかな」
こんなときは散歩に限る。一階におりたらあすかがいた
「あっれー!?お兄ちゃん早すぎ!まだ7時にもなってないよ」
「あぁちょっと散歩に行こうと思ってな」
「珍しいね。あっお兄ちゃん、今日は私と買い物だよ?忘れてないよね」
「当たり前だろ?(なんだそりゃ)」
「それじゃお散歩は朝ご飯までには帰ってきてね」
「おう」
sien
siren
しばらく休止
>>603 ええーっw
これからどう展開していくのか楽しみだったのに
略したのは何かのフラグなのか?
略したのは 他の場面で出てきます
俺が散歩をしていると隣にクロが来ていた
「あぁクロおはよう」
「・・・」
「シカトかよ!挨拶は大事だぞ」
「挨拶なんぞしてなんの効果がある?するだけ無駄だ」
「・・・挨拶はな、こっちが言って言い返してくれたら嬉しくなるんだよ」
「そういうものなのか?」
「そういうもんだ。ということだから挨拶はしろよ」
「う、うむ」
「おはようクロ」
「お、おはよう」
クロと挨拶の授業をしているうちに家についた
「あっお兄ちゃんおかえりなさい」
「ただいま」
「朝ご飯できてるよ」
「今行く」
今日の飯は食パン 昨日も食パンだ。うちは朝は食パンと決まっているムシャムシャ
「あっそうだ、お兄ちゃん」
「ん」
「今度さ、私の初めてのピアノのコンサートがあるから暇だったら来てね」
あすかはピアノの天才とも学校でいわれてたからなぁ
「いつ?」
「今度の水曜日だよ」
「水曜日か・・・うーむ。なにかあったかなぁ」
水曜日・・・って俺が死ぬちょうど一週間後の日じゃねぇか
「水曜日はちょっと・・・」
「え?あ、そっか・・・」
やばい あすかが泣き出した
「わかったわかった。行くから」
人生最後の日くらい妹を幸せにしてあげるか
つC
そして夜があけ 俺は死ぬ日までせまっていた・・・
体験版はここまで
(´・ω・`)…体験版?
エロゲ?
続きは?(・ω・`)
続きはまた今度
あるんだ よかった
617 :
ひよこ:2005/08/30(火) 04:02:29 ID:AEwHOkMUO
酢昆布さん〜!つづきをおねがい!
618 :
えっちな21禁さん:2005/08/30(火) 10:17:26 ID:vLQB41LL0
619 :
えっちな21禁さん:2005/08/30(火) 10:18:43 ID:YxYu1BesO
よくありがちなコテを俺だけのコテを勝手に使ってると言いがかりをつけられたら、来る気もなくなるよな
厨房ごときが調子にのるから…
妹が珍しくオレの部屋に入って来て久しぶり長話してたんだけど、
妹「私したことないんだけどやばいよね…」
(゜Д゜)ハァ?っ感じだた
623 :
えっちな21禁さん:2005/09/05(月) 20:41:16 ID:mTacJGLMO
だた まで読んだ
全部読んだんじゃねーか!!
(´・ω)つ(#))Д`)く
>>623
わろす
聞くからにおまいを誘ってるジャマイカ
おい、おまいら今日は妹の日らしいぞ。
「2005年・日本妹大賞」決定!
9月6日の「妹の日」のイベント「日本妹大賞」。その選考委員会が開かれ、下記のふたりが選ばれました。
☆宮里藍さん(プロゴルファー)
今シーズンすでに3勝をあげ、賞金ランキング1位を狙う実力は、プロゴルファーである2人の兄を追いかけて備わったもの。
スポーツマインドあふれるプレースタイルと、元気な笑顔が妹らしさにあふれていると評価されました。
☆横峯さくらさん(プロゴルファー)
昨年デビューしてシード権を獲得。今年4月のライフカードレディースでツアー初優勝を飾るなど、女子プロゴルフ界の人気を高めたのは
妹らしい思いきりの良さからと評価されました。姉のプロゴルファーである留依さんの影響も大きいとの声もありました。
妹といったらシスプリ。これ、俺のジャスティス。
>>628 何の意味があるんだろうな、その賞
別に大々的に発表するわけでもなく、こっそりって感じだし
>629
剥げ上がるほど同意
>>629 俺も剥けるほど同意だ。
>>628 つか、なにその選考結果。
あんな爆弾岩を妹とは言わない。
633 :
???????:2005/09/07(水) 15:42:59 ID:J96OEd/O0
妹の部屋を漁ってたらレイープ物の漫画が3冊とPCでプリントアウトされたであろう痴漢体験談がたくさん出てきた
妹よ
オレ達が住んでる田舎にゃ電車通ってないだろ
あとごめん
漫画で抜いちゃいますた
まぁ、妹の部屋漁る奴もどうかと思うが
勝手に持って行かれた蔵書をサルベージするため妹の部屋を捜索したことはある。
637 :
えっちな21禁さん:2005/09/09(金) 16:23:28 ID:TFC4Jyw/O
妹の部屋のベットにパンツが…(萌)ミルコ塗れた跡が(劇萌)舐めながら抜いた兄を許すぃて
日本語でお願いします
639 :
えっちな21禁さん:2005/09/09(金) 20:38:50 ID:uCvRG2ry0
巨乳の風呂上りの妹に興奮
640 :
えっちな21禁さん:2005/09/09(金) 22:12:21 ID:htJauiLP0
はじめまして。えーと稚拙な文でしかも携帯からですが投下してもOKでしょうか?
実話を元にしたネタなんですが実話は若干スレ違いなので一部脚色します
よろしければ昼過ぎ位から投下します
ちなみに実話では相手がロリかつ犯罪っぽいので年齢は変えますね(以前それでボコボコ叩かれたので)
>>641 叩かれて中途半端に終わるなら(゜凵K)イラネ
どうみても小学生でも登場するキャラクターはすべて18歳以上です
というのもあるぞ
>>641 もうね、叩かないから。このスレは書き手に優しいからどうぞ書いて下さい
>>643 ところが最近、ソフ倫は「身長何p以下の幼い外見は年齢にかかわらずアウト」と言う新基準を出したらしいぞ
遠近法を使えば何とか…ならないか
全部の身長を底上げすればいいんでしょ。
男はみんな180〜200cmくらいにしとくとか。
こんにちは。
夜に投下してもいいか聞いた人間です
一つだけ間違いがあったので訂正を
叩かれたというより荒らしが来てスレ潰されたというのが正確です
もう少ししたら投下始めますね
ちなみに妹は中学二年と高校一年どちらがいいですか?
ちなみに実話は十代始めです(詳しくは言えませんが)
それでは皆さんのご希望がわかり次第投下させていただきます
>>649さんそれはなんでしょうか…
えーと、ちなみに私のリアル年齢は23ですが、やっぱり下げたほうがいいですよね?
皆さんの希望から考慮して年齢決めます
そっちではないですよ、所謂和姦というかラブラブ系ですので
あくまで『ネタ』ですし、レイプ系は自分も嫌いなので
考えててもしょうがないと思うお
どんどん投下してみてミソ
だね。ダメならダメって言うから。
わかりました
一応中学二年でいきますね。あとはどうにか頑張ります。
およそ5時位から投下始めますね。今から書きますので。
先に主人公(男)の名前は淳、妹は由佳里、友人は博で妹の友人が悠です。説明を文章の中に入れたくないのでここで。
薄暗い闇の中、そっと瞼を開く。隣には一人の女の子。時計は4時を少し過ぎた所をさしている。
まだ頭がはっきりしないが寝る前の事を思いだしてみる。
確か……
事の始まりはなんだったんだろう…あれこれ考えてみても何一つ確証を得られないものばかり。
二人が出会ったのは偶然じゃないんだろう。だって二人は兄と妹という関係だから、どこかに必然があったのだろう…
ただ、自分の中で大きな変化を与えた一つの出来事が頭を離れない。
二人のバランスが崩れたあの出来事をそっと思い出す……
俺は一人家路を急いでいた。急な夕立に追われ、足を速めた。
向かいから風が吹き抜けた。雨が激しく俺の体を打ち付け、少しずつ体温を奪っていく。
降り始めてから何分位走っただろうか?全身が滝を浴びたかのように濡れ、体が重く、動く気力がなくなりかけたころにようやく家に着いた。
一人暮しを始めて二年たった夏、久々に実家に帰った。荷物は宅配便で送り、手荷物だけの帰省だか6時間の移動は体にこたえていた。
新幹線を降り、駅から出て家に向かった。駅から家までは歩いて30分位だがバスは一時間に一本なので歩く。
少しすると雨が降ってきた。バスにのるのも面倒だから走っていく。
家を目の前にして足が動かなくなってきた…少し意識が朦朧としてきた…
ようやく家の入口に入ろうとすると、誰かがドアの前に立っていた。
「お兄ちゃん、お帰り…」
俺はそこで目の前が真っ暗になった…
目が覚めたその目の前には由佳里がいた。心配そうに俺の顔を覗きこんでいた。
「ゆ、由佳里?」
「お兄ちゃん?起きたの?大丈夫?」
自分が今どういう状態なのかが把握できないでいると由佳里が俺の額にほの白い手を乗せた。
「熱は…まだあるみたいだね。もうちょっと寝ててね、ご飯は…まだ無理かな?」
由佳里はそういうと部屋を出て行った。
(えーと、どうなったんだろう?俺は…)
まだはっきりしない頭で考える。(そういえば、実家…着いたんだっけ?)
どこか見覚えある天井を見つめながらまた目を閉じた。
母親の肩を揺する振動で目を覚ました。
「淳?起きた?ご飯食べるの」
まだはっきりしない頭でゆっくりと答える。
「うん、腹へった。今何時?そういえばさっき由佳、ゴホッゴホッ」
言葉の途中で咳が入り、寝かされる。
「ご飯は食べるのね、何食べる?お粥?」
その質問に首を横に振った。「す、寿司」
そういいながら俺はニカッと笑って見せた。
「そんな事言えるなら大丈夫ね。今日は皆寿司だけどあんたは…かっぱまきね」
母親はそう少し意地悪な微笑みを浮かべて言った。
「早く来ないと由佳里にうに全部とられるわよ」
何!
うには大好物だが、由佳里にとられたら死んでも死に切れない!
そう思い、けだるい体を起こしてリビングに行った。
テーブルには既に寿司が広げてあり、家族皆の口に一部が消えていた。
「あー!俺のうに!うにはまだあるか!?」俺はそう叫びながら自分の席についた。
「大丈夫だよお兄ちゃん。まだ3個しか食べてないよ」由佳里はそういいながらまたうにに箸をのばした…
「てや!」由佳里の箸を己の箸で迎撃しつつ自分のうにを確保した。
「由佳里、おまえ何個食った?」
「3個だよ」
「おい、残り二個しかないが、残り二個は誰のだ?」
つC
「あたしのもの」
由佳里はいけしゃーしゃーとのたまう。
俺は由佳里の頭を軽くこついて残り二個のうにを自分の皿に確保した。
「お兄ちゃんひどいよー女の子をぶつなんて」
由佳里は少し目尻に涙をにじませて言う。
「おまえが悪い。しかもうにだけ五個食うやつは女の子とは認めん」
俺はそう由佳里に吐き捨て、うにをむさぼった。
「淳帰ってきていきなりそれか?もう少し落ち着いたらどうだ?」
親父がビールを傾けながらのたまう。
「ああそうだけど由佳里はうにそんなに食ったっけ?」少し疑問に思った。
昔はそんなに食べなかったよな
これが終わったら投稿しようかな 支援
由佳里は俺の六つ下になるが、俺が大学入るのが決まって引っ越すまで「お兄ちゃん」とべったりだった。
まだ小学生だったというのもあるんだろうが、比較的俺の言う事は聞いたし、特に喧嘩もしなかった。
唯一喧嘩というか駄々をこねたのは、俺が引っ越す事が決まった時だ。
「お兄ちゃん引っ越すなら私も一緒に行く」と言って俺の側を離れようとしなかった。
しかしもちろん俺が連れていける訳もなく、「たまに戻ってくるから」と言って納得させて引っ越した。
まぁ実際戻ってきたのは今回が初めてだったが。だから当て付けなのだろうか…
そんな物思いに少しふけっていたら、いつの間にか寿司の大半がなくなっていた。
「あーっ!俺のいくらもぶりもシメサバも鮪も(以下略)ねー!」俺は絶叫した。
周りを見渡すと、俺を除く家族全員の口が膨れ、せわしく動いている。
「おまえらー!はるばる帰ってきたやつに対してなんじゃその態度はー!」
俺は怒鳴るが皆何もなかったかのように食べ続ける。
(くそー)少しいらいらしながら残りの寿司を食べた。
ご飯食べ終わり、俺がゆっくりしていると、
「お兄ちゃん大丈夫?さっき熱あったけど」
由佳里がやっと心配そうに聞いてきた。
(さっきまで俺の飯まで食おうとしてたくせに)と思ったが、あえて言わずに、
「ああ、もう大丈夫だと思う。疲れのせいだと思う」と答えた。
実際6時間の移動と雨の中走って相当疲れていた。体も冷えきったのだろう。そこで俺は早々と寝ようと思いベットに向かった。
「あー、俺もう寝るわ」そう言ってリビングを出ようとすると、由佳里が
「お兄ちゃんお風呂入らないの?」と聞いてきたが疲れから手を振って否定した
脂鉛
俺はそのままベットに入るとすぐに眠りに入った。
しばらくすると俺は暑さから寝苦しくて目を覚ました。喉が渇いたのでキッチンにお茶を飲みに行った。
途中部屋に明かりが灯っていたが気にせず冷蔵庫の前まで行き、お茶を飲んだ。
ベットまで帰る途中、トイレに行きたくなり、脱衣所に入った。
うちはトイレが脱衣所からしかいけない形になっている。もちろん、誰か風呂に入っていれば鉢合わせになる事もある…
まさにこの時がそうだった…俺の目の前に風呂上がりの由佳里が、肌を全てさらし立っていた。
由佳里は「お兄ちゃんトイレ?」
と何事もないように聞いてきた。
(えーと、こいつ恥ずかしくないのか?)そう思ったが、逆にこちらが恥ずかしくなってトイレに駆け込み、
「ちょっと腹痛くてな」と少しぶっきらぼうに答えた。
(なんか変に思ってないかな?)そう思いながらも妹の裸を鮮明に思い出していた。
基本は白いが、風呂上がりで少しほてり紅くそまった肌。
まだあまり膨らんでいない胸、その頂点にある淡く紅い蕾。
またまだ生えそろっていない股間の若草、その奥にある一筋の割れ目。
その全てが目にうつる
携帯からしんどいだろうがガンガレ!的私怨
支援ありがとうございます。頑張ります。ただいまご飯食べていますので少々お待ち下さい。
続きは十一時過ぎから始めます。
俺が死ぬまであと4日となった。俺は余り気にしないようにして過ごしていた。あすかは今は部活だ。
「今日は買い物に行くかな」
「買い物だと?なら私もついていく」
「あぁ、買いたいCDがあるんだよ」
「あと4日で死ぬのだからそんなもの聞かなくてもいいだろう」
「いや、これは死ぬ前に聞いておきたいもんだ。聴きそびれたら、死んでも死にきれん」
「そういうもんなのか?」
「そういうもんだ」
今は昼か 飯は適当に取ってでかけるか
俺とクロは商店街に向かった 最近は来ていなかったが、人が少ないのは変わっていないな
「あぁあそこか」
俺は目的の店についた。店の中をまわって目的のCDを探し出した。
「これが最後の一枚なんですよ、ラッキーですねお客さん」
「そうだったんですか」
最後の一枚だったらしい。ラッキーだぜ
さて帰るか
そうだ、今日はクロも商店街に来ているんだった。・・・あれってクロに似合うかな
「ちょっと待ってろ」
「ん?」
俺はネックレスを買った。見た目とは裏腹に高いな。
「はいよ」
「ん?なんだこれは」
「ネックレス」
「それくらいはわかる。なぜ私に渡すんだ」
「クロにプレゼントだよ。いつも俺の近くにいるからな」
「なっ、それは死神として・・・」
「死神としてでもいいが、それ以前に俺はお前のことが好きだ」
「えっ?」
>>672 ちょっと展開をあせりすぎている気がする。
長編っぽいし、もう少しじっくり進めたほうがいいのでは。
えっ あぁ うん 今日はおわり
orz
>>676さんご指摘ありがとうございます。
多少展開を早めてます。ただこれからが少々長いので早めのサービスという事でお許し下さい。
続きは次からです。
由佳里はまだ自分の裸に対して羞恥心がないのだろうか?
俺はそんな事を考えながらも、自分の中に立ち上がった気持ちを押さえるように用をたし、部屋に戻った。
ベットに入ってからも未だ妹の裸を脳から消去できずにいた。
(由佳里のやつ、随分大きくなったんだな、心はまだ育ってない気がするが)
そんな事を思いながらも自分の股間がまだ熱くなっている事に多少の罪悪感を感じた。
ここ一月まともに自慰すらできない日が続いた事もあるのだろう、自然と妹の裸で一発いってしまった…
そのまま疲れからか瞼が落ちて意識は薄れていった…
「お兄ちゃん、起きて。もうお昼だよ、お兄ちゃん」
由佳里の声がする…しかしまだ自分の中にいる睡魔のほうが強く、意識がまた遠退いていこうとする。
「ほらお兄ちゃん!お兄ちゃん!もう、起きないと…」
そう遠くに声を感じていると突然、
『ドス!』
由佳里が布団をはいで俺の鳩尾に肘打ちをくれやがった…
「ぐはっ!がっ、ゴホッ!ゴホッ!」俺は当然の如くむせながらのたうちまわる。
「やっと起きた。ほらお兄ちゃん、遊んでないで。ご飯だよ。お母さん達もう出ちゃったよ」
由佳里は平然とそう言いながら部屋を出ようとした。
sien
俺は由佳里の手をつかみ、ベットに引き倒した。
「くぉらー、由佳里!人様に、ましてや敬愛すべきお兄様に対して肘打ちとはいい度胸だこら!」
俺はそう言いながら由佳里を俯せにして由佳里のふとももにのり、足の裏をくすぐった。
「うきゃ!きゃあ!あ、や、やめ、止めてー!」
由佳里の言葉を無視して俺はプロレスのSTFの形をとりながら片足をくすぐりながら脇もやり始めた。
「ぎゃー!いやー!や、やめれー」
由佳里は苦しそうにもがいている。
俺は由佳里への攻撃を少し弱めて再度忠告をした。
「お兄様に対して肘打ちはないだろ?お兄様に対して謝罪の言葉は?」
由佳里はくすぐり攻撃にもがきながらも
「は、はいー、ご、ごめんなさいーだ、だから、やめれー」
と謝罪しながら攻撃の中止を訴えた。
俺は由佳里の謝罪に満足したが、まだちょっと妹を可愛がってやろうと続けた。
「いやー、あや、謝ったん、ぎゃ、だからやめれー」
と由佳里は当然の如く抗議した。
「それじゃあ、お兄様、愛してますと言えー、俺を崇めろー」
と服従勧告をつげ攻撃をまた強めた。
「ぎゃー、や、や、きゃ!」
由佳里は声にならない叫びをあげ悶えている。
さすがにこのままでは喋れないだろうと攻撃を一時休止した。
「どうだ、言う気になった?服従するか?」
俺は悪魔のように(実際そんな顔だったかもしれない)由佳里に告げた。
由佳里は苦しいのか、顔を赤らめて息を荒くしていた。そして、
「はぁ、い、いやだあーお兄ちゃんなんか私の奴隷だー」と反抗してきた。
同時に体をなんとか動かし攻撃に備えようとしていた。
俺は攻撃を再開すべく、今度は脇を重点的に攻めるよう背中に跨がり、両手で両脇に攻撃を開始した
しかし今度は由佳里は両脇を閉め、なんとか俯せから仰向けに体制を変えた。
「こんちくしょう、そう来るならこうだ!」
俺はそう言って足を攻撃しようとした。
しかし仰向けになったせいで足の裏がなかなかとれない。
その攻防が二・三分続いた頃、俺は許してあげることにした。
「しょうがない、今日はこの位にしといてやる」
そう言って由佳里の背中から立ち上がり、ベットを降りた。
すると後ろから由佳里に首を絞められた。
「おーにーいーちゃん、言う事はそれだけー?」
後ろをなんとか見ると、由佳里の目は…座っていた…
支援
「あー、うー、ぬー」
首を締められているので声にならない。なんとか手振り身振りでやめさせようとする。
「ふん、お兄ちゃんが私の奴隷になるならいいよ。もしくは、『由佳里様を愛してます』って言って」
由佳里はそう言うと少し首を絞める力を弱めた。
俺はやっと開放されむせながら、なんとか降伏宣言した。
「すみませんでした由佳里様。愛してます、由佳里様。私は由佳里様の奴隷です」
そう言いながら俺は由佳里の隙を伺っていた。
しかし由佳里が上だった。「よろしい。それじゃあお兄ちゃん、寝なさい」
俺にそう命令した。
由佳里はまだ首を絞めたままだ。好い加減酸欠状態になりつつあり、従うしかない。
俺がベットに俯せに寝ると由佳里はようやく首から手を抜き、今度は俺の背中に乗ってきた。
「今度は私の番だー」
と由佳里は言いながら俺の脇をくすぐってきた。
「ふん、ふん、ふーん。どうされましたか、由佳里様?」
俺は余裕しゃくしゃくに答える。俺はくすぐりには強かった。
「え?え?お兄ちゃんくすぐったくないの?これでも、これでも?」
由佳里はそう言っていろいろくすぐり方を変えたり場所を変えた。
俺はほとんど何も感じず、未だ余裕顔。
その顔が由佳里はよほど悔しいのか、しつこくいろいろくすぐり攻撃をしかけてくる。
「ほら、好い加減にして下さい由佳里様。」
そう余裕で返し、ニヤリと薄ら笑いを由佳里に飛ばした。
「むー、お兄ちゃんずるいー、お兄ちゃん弱いところないのー?」
由佳里は間抜けにもそう聞いてくる。
「わざわざ自分の弱点教えるか。諦めろ」
俺はそう言って軽い由佳里を退かしながら起き上がった。
「うー、お兄ちゃんのけちー、あほー、ばかー」
由佳里は好き勝手言って部屋から出ていった。
俺はしてやったりと満足しながらまたベットに入った。
(しまった、はしゃぎすぎて目が覚めてしまった…)
せっかくまた睡眠を貪ろうとしたが、眠気が完全に飛んでしまった。
俺は仕方ないないから昼飯を食べるためにリビングに向かった。
テーブルの上にはすでに二人分のご飯が用意されていた。
「由佳里ーこれ食うぞー」
俺はそう言って席につこうとした。
するとさっきの仕返しとばかりに
「お兄ちゃんのはないもん。私の言う事をちゃんと聞く優しいお兄ちゃんのならあるけど」
と言って俺の目の前にあるご飯をさげようとする。
支援
「あっ、あー、ご、ごめんなさい、由佳里様。何か私にご用でも?」
俺は急いで取り繕った言葉で由佳里の機嫌を取ることにした。
「うーん、あのねお兄ちゃん、今日ね、○×デパートに買い物行きたいんだけど、一緒に行ってくれる?」
由佳里は小首を少し傾げながら俺に軽いおねだりをしてきた。
(こいつ、俺に何か高い物買わせようという魂胆か)
そう思いながらも昼飯取り上げられるの嫌なのでとりあえず首を凄い速さで縦に振った。
「やった、やっぱりお兄ちゃんはそうじゃなきゃね。ほら食べていいよ」
由佳里はニコニコしながら皿を並べた
すみません、今日はとりあえずここで終わりです。
とてもしょぼい文章ですんません。しかもまだおそらく全体の四分の一もいってないです。下手すりゃ八分の一も…
とりあえずもう少ししたら軽いサービスシーンがあるので、そちらをご希望の方はもう少しお待ち下さい。
何かご意見・ご要望がございましたら遠慮なくおっしゃって下さい。
ちなみに悠はもうすぐ出てきます。博はまだ先です。
最後になりましたが、支援ありがとうございます。頑張りますのでよろしくお願いします。
乙カレー
乙
続きは早ければ午後、遅くても夜中投下します。できれば最後までお付き合い下さい。
>>699 作者の事情云々は別にどうだっていいから、
ただ黙って作品を投下して読ませて欲しいが。
気長にマターリ待つから好きに書いてクレ
あと中々読める文章だと思うぞょ
こんちわ。
もうちょっとしたら昨晩の続きいきますね。
今日は選挙ですが皆さん行きましたか?
ここで妹との結婚が認められればとても嬉しいと思いちゃんと行ってきました。
それではまた後ほど
続き。
俺はなんとか自分の食糧を確保して由佳里に聞いた。
「由佳里、最近どうよ」
久々にあった人間同士のどうでもいい質問。しかし別にこれといった疑問もないので当たり障りない質問をした。
「うーん、特に何もないけど、お兄ちゃんが帰ってこなかったから寂しかった」
由佳里はちょっと寂しそうな顔をして言った。
「おう。すまんな。そんなにこの愛されるべきお兄様が恋しかったか」
俺は冗談まじりにそう言った。由佳里もわかったのか、
「お兄様がいらっしゃらなくて毎晩枕を濡らしておりました」
と笑いながら応えてきた。
「そうか、くるしゅうない、ちこうよれ」
とまだその調子を続けながら手を『クイクイ』と動かした。
さすがにそこまではしないだろうと思っていると、由佳里はパタパタと俺の隣まできた。
「はい、参りました。」
由佳里はそう言うと、恭しく俺の顔を覗きこんできた。
俺はどうしたものかわからず、とりあえず由佳里の頭を撫でてやった。
そのうち由佳里が俺の手を掴み、何故か撫で始めた。
「お兄ちゃんの手ってちっさいよねー。私とあんまり変わらないよ?」
そういうと俺の手を由佳里の手と比べ始めた。
俺の手をしげしげと眺める由佳里。
俺は少し気恥ずかしくなって手を離した。まだ少し由佳里の体温を感じる。
由佳里は少し残念そうに、少し恥ずかしそうに手を下げた。
「お兄ちゃんてなんかあれだよね」
由佳里がよくわからない事を言ってくる。
「あれってなんだよ。俺がなんだよ」そう聞いた。
「うーん、なんて言うか、まぁいい人だよね。うん、いいお兄ちゃんだ」
由佳里は何か一人納得してうんうんと頷いている。
よくわからないのでスルーしながら飯を食べてしまう。
それを見た由佳里は「ずるい」と言いながら席に座って食べ始めた。
支援
昼ご飯を食べ終え、約束していた買い物に行く事にした。
由佳里は何やら部屋で準備をしているらしい。
俺は服を着替え、顔を洗い、髪をセットして由佳里を待っていた。
(どう考えても由佳里着替えてたんだから俺よりはやく準備終わるだろうに)
そんな事を考えながらリビングのソファーに座り、たばこをふかしていた。
「お兄ちゃん、たばこ吸うの?意外ー」と足音をパタパタさせてやってきた。
何やらリップグロスのようなものを塗っている。
「おまえこそグロスなんて塗るんだな、まだ中学生のくせして」
俺はそう言いながらたばこを消した。
「今時小学生でもグロスくらい塗るよ。それよりお兄ちゃん、たばこおいしいの?」
由佳里はそう言いながら俺が今まで吸っていた吸い殻を取り、くわえようとした。
「あほか!中学生には早いんじゃ。それにたばこなんておいしくないぞー」
そう言いながら慌てて由佳里の手から吸い殻を取り上げる。
「まったく、最近のガキはませてやがる。由佳里もう準備出来たか?出るぞ」
俺はそう由佳里をまくし立てながら玄関に向かった。
「あー、お兄ちゃん待ってよー。まだ戸締り確認してないからー」
と間の抜けた声で俺に呼び掛けてきた
由佳里がどたばたと戸締りをするのを待って家を出た。
デパートまで車で行くか、バスで行くか話し合った結果バスにした。(単に俺が面倒だったからだが…)
バス停から街行きのバスに乗り、30分程かけてデパート前で降りる。
「お兄ちゃん、まずは五階にいくよ。ちょっと欲しい香水があるから」
由佳里はそう言うと俺の手をとって走りだそうとする。
俺はその手を掴み、由佳里を引っ張り止めて言った。
「そんなに慌てんな。こけてもしらんぞ。それにしても中学生が香水か…変わったなー」
俺はそう言いながらゆっくりと歩きだした。
由佳里は何か言いたそうだったが素直についてきた。
エスカレーターで五階まで昇る。そこから香水売り場までは目と鼻の先だ。
「ここかぁ、しかし…ギャルが多いな…」
そうオヤジ臭い事をぼやきながら手を引かれるままにギャルの中に進んで行った。
由佳里はいろいろ香水を手にとり、匂いを確かめながら俺に聞いてくる。
「この香水どう?さっぱり目のだし、あんまり気にならないと思うけど」
俺は全くそういう事に疎いので適当に相槌をうちながら居心地の悪い中、ぼーっと立っていた。
「お兄ちゃん、聞いてる?」
sien
由佳里はそう言いながら少し膨れていた。
「ああ、聞いてるよ。ちょっと圧倒されてな。やっぱりちょっと照れるな」
あまり女の子に囲まれた経験のない俺には少々きついものがあった。
それを聞いた由佳里は、少し罰が悪そうに言った。
「ごめんね、付き合わせて。もうすぐ終わるからもうちょっと待って」
そう言いながらも俺の手を離さない。
暫くすると由佳里は一つの香水を取り、俺の手を引いた。
「お兄ちゃん決まったよ。」由佳里はそう言いながら俺を連れてレジに行く。
俺は(うーん、こいつ俺に買わせる気か)と思いながらもついていった
案の定由佳里は香水をレジに出すとレジの前の場所を俺に譲り、いかにも俺に払えと言わんばかりの目配せをした。
(チッ、やっぱりこうなるのか…まあしゃあないか)俺はそう諦めながら会計をすませた。
「お兄ちゃんありがと。いいもん手に入っちゃった」
今にも『ルンルン』と音がでそうな位ににこやかな顔をしながら俺に言った。
「あのなぁ、最初から俺におごってもらう気だったくせに何が『ありがと』じゃ」
俺は少しむすっとしながらそう言った。
「全く、俺は由佳里の財布じゃないっつーの」
俺はそう言って軽く由佳里の頭をこついた。
由佳里はそれでもご機嫌らしく、俺の手をぎゅっと握って歩きだした。
「だってー私の小遣いじゃなかなか買えないんだもん。それに約束を破った罰」
由佳里はそういうと俺に向かって軽くウィンクをした。
俺もそれがわかっていたから香水を買ってやったのだか、少し納得いかなかった。
「それじゃあ次は服見ていい?今度は別に買ってもらわなくていいからさ。ねっ?」
由佳里は少し背中を丸め、下から覗き込むように上目使いに言ってきた。
(妹よ、いつのまにそんな悩殺的仕草を覚えた?断れんじゃないか)
そう思いながらゆっくり首を縦に振った
俺は由佳里に手を引かれるままにいろいろな店を冷やかして回った。
何軒か店を回った時、由佳里は一つのサマーカーデガンの前でじっと立ち止まった。
由佳里の顔を横から覗き込んでみると、値段の所をじーっと見入っていた。
(こいつ、マジでこれが欲しいのかな。値段の所ばかりみやがって)
俺はそう思いながら値段を見た。五千円…そんなに高いようでもない。
しかし由佳里の財布にはそれほど余裕がないのだろう、本当に迷っているようだった。
5分位それを眺めた後、由佳里は俺に頭を下げながら言った。
「借りは体で返すから」?的支援
つC
「お兄ちゃん…お願い…二千円だけ出してくれない?」
今度は先程の仕草に目尻に涙のオプションまで付加されたお願いだった。
さすがにそこまでされると無下に断る事もできない。
しかもさっきの迷い方は本当に欲しいんだろうなぁと思い、「わかったよ」と答えた。
由佳里は少し涙を流しながらひとしきり喜ぶと、それを持ってレジに行った。
俺はその後からついて行き、由佳里が服を置いたところで一万円をレジの人に渡した。
「お、お兄ちゃん!?」由佳里は横で驚いていた。
俺はさっさと会計を済ませ、服の入った袋を由佳里に渡した。
由佳里は少し顔をキョトンとさせながら袋を受け取った。
後ろでレジのお姉さんが「よかったね、彼氏に買ってもらえて」と無駄な事を言ってくれた。
(俺等は兄妹だっちゅうの。まぁ確かに由佳里はちょっと大人びてるし、俺は童顔だか…)
俺はそう思いながら由佳里の手をとって店を出た。
由佳里は隣で俯いて少し震えている。
俺はちょっと心配になり聞いた。
「由佳里?疲れたか?大丈夫か?どうした?」
すると由佳里は少し頷き、顔をあげた。
「お兄ちゃん…ありがと…」
由佳里は小声でそういうとまた俯いてしまった。
「本当に大丈夫か?そこら辺の喫茶店で休むか?」
俺は心配して聞くと、今度は由佳里は顔を上げずに頷いた。
「それじゃあ入るか」俺はそう言って近くの店に入った。
席につくと由佳里は申し訳なさそうに顔を上げ、じっとしていた。
「由佳里は何にする?俺はコーヒーにするけど」
そう由佳里に注文を聞いたが由佳里は小さく首を横に振った。
「いいよ、喉渇いてないし」そう答えながらも出された水を一気に飲み干していた。
「なぁ、どうしたんだ?お前変だぞ?何か俺いたらない事したか?」
俺は疑問に思い聞いてみた。
「なんでもないよ、ちょっと疲れただけ…」
由佳里はそういうとさらに少し沈んだ顔になった。
俺は訳がわからないが、これ以上聞いても無駄だと思い、聞くのを止めた。
しばらく沈黙の中、コーヒーを飲んでいると由佳里がぼそぼそ喋りだした。
「お兄ちゃんごめんね。結局服買わせちゃったし」
由佳里がすまなそうに言ってくるので俺は軽く答えた。
「いいよいいよ、どうせまだ何か買ってやるつもりだったし、ちょうど小銭もなかったしな」
それを聞いて由佳里は少し安心したらしい。『ほっ』と溜め息が聞こえた。
「そっか、ありがとうお兄ちゃん」
由佳里はそう言うと俺にニコッと微笑んだ。
俺はちょっと恥ずかしくなり、
「いいよ。ただこれで帰ってこなかった借りはちゃらだぞ」
と少しぶっきらぼうに答え、頭をかいた。
由佳里は「うん」と頷き、俺の分の水を飲んだ。
「由佳里やっぱり喉渇いてるんじゃないか?何か頼むか?おごるぞ?」
と聞いたら、由佳里は少し舌を出して悪戯っぽく言った。
「それじゃあーストロベリーパフェ」
「あほか、それは飲み物じゃないからだめー」
少し元気の出た由佳里を見て、ほっとしながら意地悪そうに俺は答えた
由佳里は元気になったのか、そこからお喋りになり、一時間程だべってから店を出た。
次はどうしようかと話していたら、由佳里がちょっと遊んで帰ろうと言い出したので、ゲーセンに行く事にした。
ゲーセンに着くと、由佳里はUFOキャッチャーの前をいろいろ見て回り、これ可愛いあれ欲しいと騒いでいた。
俺が何個か挑戦していくつか取ってやると大喜びしてはしゃいでいた。
あらかためぼしい物を取り終わると時間は夕方4時をさしていた。
そのことを由佳里に告げると、
「うーん、それじゃあお兄ちゃんとカラオケ行きたい」
と答えた。
少し休憩を。
支援ありがとうございます。
ちょっと話がだらだらしていますが、まだもう少しこの展開が続きます。
気に入らない方は、もう少し我慢をお願いします。
追伸
へぼい内容、誤字脱字の嵐ですみません。何かわからない事がございましたらなんでも聞いて下さい。
先の展開に関係しない事でしたらなんでも答えますので。
続きはまた夜に始めます。
乙です
夜楽しみにしてます
ちょっと妹の行動に疑問を持ったので、質問というか教えて下さい。
妹はお風呂上がりとかで裸見られてもなんとも思わないようで、普通にしているんですが、
なぜか着替えてるのを見られると凄く恥ずかしがります。
この違いはいったいなんなんでしょうか?ちなみに今まで付き合った彼女達もそうでした…
裸になったら肝が据わるが
着替えている途中は無防備だから
着替えのほうが恥ずかしい
729 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 18:31:22 ID:PlIKjyZ20
724さん
勃起してます
うーん、なんで着替えのほうが恥ずかしいんすか?
明らかに風呂上がりの裸のほうが全部見られて恥ずかしいと思うんすけど…
うーん、無防備…
うーん…
>>729さんこんな文章でもっきしていただいてありがとうございます(?)
頑張ります。
続きはもう少しお待ち下さい。
裸…着替え…
男としては着替えにもっきすべきなんだろうか…わからない…
何で着替えの方を恥ずかしがるんだろうねw
俺も明確な答えを聞いた事ないお
チラリズム。
でも、妹に聞いてくれた方が嬉しい。
こんばんは。
先程の疑問を妹に聞いてみました。回答は次の通りでした。
裸を見られるのは一瞬な事が多いし、どうしようもないらしい。
それに裸は見せようと思う事もあるからあまり気にならないらしい。
着替えは意図せずに見ることはないし、何かいろいろ想像されてるみたいで嫌らしい。
しかも着替えは自分が変わる瞬間だからその途中は見られたくないらしい。
自分から見ればどちらも変わらないんですが、どうなんでしょう。
やっぱり最後の答えが結構大事なんでしょう。
「なんて冗談だよ」
「なっ、冗談か!いきなりなにを言うのかと思ったじゃないか」
「いや、死ぬ前に一度言ってみたかったセリフだったんだよ」
「ふん」
いや、マジで こんなに赤面するとはな
「んじゃ、帰るか」
俺たちは商店街をでて信号を渡っていた。クロはまだドキドキしてるみたいだ
クロの歩調が遅いので俺が先に歩いてると、青なのに車がつっこんできた
「ク、クロ!!」
俺は素早く行動に移しクロをなんとか守れた。暴走車は逃げ文句を言って逃げてった
「大丈夫か!?」
「・・・え?」
「もたもたしてるから車にひかれそうになったんだぞ!」
「すまん・・・あっ」
「ん」
「そのCD・・・」
「あっ」
そこを見ると見るも無惨な姿の俺のCD 最後の一枚だったのに アンラッキーだぜ
「・・・」
クロは申し訳なさそうに俺をみている
「あー、いいよ別に。気にするな」
「本当にすまない」
クロはずっと下を向きながら家についた
「ただいまー」
「おかえりお兄ちゃん。あれなにか買ってきたの?」
「あぁCDをな」
「ふーん、汚れてるみたいだけど?」
「途中で転んだんだ」
「お兄ちゃんドジだねぇ」
雑談のあと夕食を取り、俺はベッドにいき 寝た
朝になり、起きた
今日はおじさんの家に行く日だったな
用意を終えて、俺たちはおじさんの家に向かった。電車にゆられて3時間。やっと着いた
おじさんの家に入ろうとすると、クロが
「私はここで待っている」
と言っていたので、入りたくないのかなと思いつつ俺たちは家に入った。
遅くなりました。すみません。って誰もいないか。選挙の結果見てました。
遅くなりましたがちょっとでも続きいきますね。
それでは次から行きます
俺と由佳里はカラオケに行くべく、街の大通りを歩いていた。
途中サーティワンに寄ってアイスを頬張りながらもカラオケハウスに向かっていると、
「あ、由佳里ーとそのお兄ちゃん…淳さん」
俺達の前からそういいながら女の子が走ってきた。
「あっ、悠。何してるのこんなとこで」
由佳里はそういいながら由佳里の友達の悠のハイタッチを交わした。
「んとね、新しい服買いにきてた。由佳里と淳さんは?」
悠ちゃん独特の少し高い声でゆったり俺達に聞く。
「私達も買い物だよ。ただもう終わったから今からカラオケ行くところ」
紫煙!!
由佳里はそう答えると悠の頭をポンポンと叩いた。
二人の独特の挨拶というかスキンシップだ。
すると悠は少し俺の顔をちらっと見ながら、
「いいなぁ、私も行きたいなぁー。時間あるし、ついていってもいい?」
と聞いてきた。
由佳里は少し表情を曇らせたようにみえたが、すぐに笑顔に戻し俺に聞いてきた。
「私はいいけどお兄ちゃんはいい?」
俺は別に構わないので首を縦に振った。
(まぁ嫌な所をあげれば、この状況はやっぱり二人分おごらないといけない事か。しゃーないな)
そう思ったが口に出さず、俺達三人はカラオケに向かった。
支援
カラオケの受け付けを済ませ部屋に落ち着くと、二人は凄い勢いで歌う曲を探し始めた。
由佳里は当然だが、悠もそして俺もカラオケが好きなので負けじと曲を探した。
まずは由佳里が歌う事になった。最初の曲は少し前にあったマイナーなアニメの主題歌だった。
ちなみに妹が見始めたものではなく、俺が高校生の時分にはまって見ていたものを妹が興味もったという感じだ。
由佳里が無難に歌いこなすと次は悠の番だった。
曲は最近流行りの歌手のラブバラードだった。
悠は多少詰まったが、それでも本々歌がうまいので俺達は素直に拍手を送った。
次は俺の番だった。
曲は「ズンドコ節」
あの若手有名演歌歌手の歌だ。
こぶしを聞かせ、多少陶酔気味に最後まで歌いあげると二人から拍手があがった。
俺はてっきりブーイングがくるものだと思っていたのでちょっと照れてしまった。
「やっぱりお兄ちゃんうまいねー。一瞬本当にき○しに見えたよ」
由佳里がそう言いながら俺に拍手を続ける。
悠もうんうんと頷きながら拍手していた。
俺は照れながら次に歌う由佳里にマイクを渡した。
由佳里が歌う歌は俺の一番好きなラブソングだった。
由佳里は歌いながら俺の顔を覗き込む。
俺はそんな由佳里を不思議に思いながら由佳里の歌に合わせ手をうった。
由佳里が歌い終え、悠の歌が始まる。次はちょっと激しいダンスミュージックだった。
悠は振り付けを真似ながらステージに上がり歌った。
時折俺にウインクをしてきたので、年甲斐にもなくドキッとしてしまった。
悠が歌い終わったので由佳里からマイクをもらい俺は歌い始めた。
曲は「I LOVE YOU」だ。あの尾○豊の歌である。
今度は陶酔はしなかったが真面目に歌いあげる。
曲が終わると二人は少し静かになっていた。
(やべ、引いたかな?)俺はそう思った。
江ン
俺が空気を戻そうと思い立ち上がると由佳里が口を開いた。
「やばい、お兄ちゃん格好よすぎ」
俺は思ってもない言葉に少しうろたえた。続けて悠が控え目に口をはさむ。
「淳さん…凄いです…」
俺は二人の言葉に余計うろたえてしまった。慌ててマイクを由佳里に渡すと椅子に深く腰掛けて頭をかいた。
由佳里はそんな俺を見ながら次の歌を歌った。
俺はそれ以降一回も歌わなかった。恥ずかしかったからである。
俺は二人の歌をききながら、時には盛り上げ、時には歌に聞きいっていた。
時間になりカラオケをでると由佳里が悠に声をかけた。
「楽しかったねぇ、いい歌も聞けたしね」
悠はそれを聞いて首を何度も縦に振った。
「本当本当。淳さんの歌凄かったなぁ。また聞かせて下さいね」
悠はそう言うと俺に再度ウインクをした。
俺は照れて頭をかきながら、
「まぁあんなんで良ければ機会があればまたね」
と軽く答えた。
由佳里は横で何かぼそぼそ言っていたがよく聞こえなかった。
「今日はありがとうございました。ましてカラオケ代まで出してもらって」
と悠は恐縮しながら言ったので、俺は手をひらひら振りながら軽く言った。
「いいって悠ちゃん気をつけて帰ってね」
「はい。それではまた今度」
悠はそう言って去っていった。
由佳里は「またねー」と言いながら悠に手を振った。
悠が見えなくなってから俺達はバス停に向かって歩きだした。
由佳里は何かもじもじした後にいきなり俺と手をくみだした。
「おわっ!?なんだ由佳里?どうした急に」
俺は驚いて由佳里に聞いた。
由佳里は少し伏し目がちに俺を見ながら言った。
「うーん、なんとなく。お兄ちゃんは嫌?こうするの。嫌なら止めるけど…」
最後の方は聞き取れないほど小さな声だった。
「まぁ嫌じゃないが…本当どうしたんだ?」
CCCC
つづきを・・・
俺は訳がわからず再度聞いた。
「だからなんとなくなの。嫌じゃないならいいでしょ?たまにはいいじゃん」
由佳里はそう言いながら組んだ手を引っ張って歩みをすすめた。
「まあいいが。しかしちょっと恥ずかしいな」
俺がそう答えると由佳里は少しニヤッとして言う。
「お兄ちゃんでも恥ずかしいんだーそういえばこうしてると恋人同士みたいだもんね」
(な、なんちゅう事をいいだすんだこいつは)と思いながらも口に出さず、歩いた。
「照れてるもんか。そんな事言うと置いていくぞ」
俺は横で腕を組んでにやけている妹に少し冷たく言った。
待ってました!的支援
すみません今日はこれで終わりです。
なかなか進展せずすみません。次はちょっとテンポよく進めていこうと思います。
何かご意見ご感想がございましたらよろしくお願いします。
また乱文、雑文ですみません。
少しでも精進してまいりますのでご容赦願います。
それではまた明日。
最後になりましたが、支援本当にありがとうございます。頑張ります。
メモ帳にでも書き溜めて、一気にアップしてくれるとうれしいんだが・・・
的紫煙・・
すみません、携帯なのでこのペースが精一杯なんです。
なんとか次回は頑張って沢山投下できるようにしますね。
多分昼位からぼちぼちやっていきますのでよろしくお願いします。
それではお休みなさい
メールに書き留めて保存。
それをコピーで貼り付けが楽ですよ・・・
まぁまぁ
気長に待とうじゃないの
こんちわ。暑くてうだってました。
次から続き行きます。
ちなみにどうでもいいですが、父は明、母は早苗といいます。全く名前でてきませんが一応。
それでは続き頑張ります。進行遅くなりますがご容赦願います。
あと携帯のメールのコピーが出来ない機種なので書きながら投下になります。すみませんm(__)m
俺達がバスに乗り込むと席は満席で立つしかなかった。
仕方なく二人で手摺りにつかまろうとすると由佳里は俺の二の腕につかまってきた。
「あのなぁ由佳里、手摺りあるし届くんだからそっちつかまれやー兄ちゃんだるいやん」
俺がそう言って由佳里の手をどけようとするが、由佳里は両手でがっしりとつかまって離れない。
「嫌ーお兄ちゃんにつかまるの。それとも恥ずかしい?」
由佳里はまたちょっと意地悪そうな顔でニヤリとしながら言った。
俺は否定する気も失せて由佳里のしたいようにさせることにした。
そのまま20分バスに揺られていた
そろそろ着くかなと言う所でバス代を出そうと財布を出そうとした。その時…
『チャリーン』
俺は財布を落とし、中身をばらまいてしまった。
「あっ!」
俺は焦って落ちた財布とお金を拾おうとした。
由佳里もそれに気付いてしゃがみ一緒に拾おうとしてくれた。
その時、事件が起きた。
二人で小銭を拾っている時、急にバスがブレーキをかけた。
『キュー!』
勢いで由佳里が俺の方に倒れてきた。俺はとっさにだが由佳里を支えようとしたが手が滑った。
由佳里はそのまま俺の方に倒れてくる。
『チュッ』
由佳里の唇が俺の唇にふれた…
二人は一緒固まってしまった…
俺がなんとか正気に戻り慌てて顔を離す。
由佳里の顔をみると俯いてはいるがどこか呆然としていた。
なんとか小銭を拾い終え、バス代を用意したところでバス停に着いた。
二人は無口のまま家まで歩き、そのまま何も言わずに互いの部屋に入った。
俺はそのまま顔からベットに倒れこんだ。
(やべぇ、どうしよう…)
俺は妹とキスしてしまった事よりも、妹のキスを奪ってショックを与えてしまったんじゃないかという罪悪感が強かった。
そのおかげか、由佳里とのキスを意識せずにすんだが、どうやって謝るか悩んだ。
支援
俺があれこれ悩んでいるうちに親達が帰ってきた。
今日は由佳里がご飯を作る日だが用意してないらしく、親が俺の部屋に来て俺に作れと言ってきた。
昔から親は料理が苦手で俺達二人にも料理させていたのでそういう話になった。
俺も親の料理は苦手だったし、由佳里もさっきのでショックをうけてるだろうからしょうがないと思い引き受けた。
バイトでよく厨房に入る事もあり、昔から作っていたので手早く晩飯を作り上げた。
由佳里を呼びにいくと、由佳里は何もなかったかのように返事をしてリビングに向かった。
(ちっ。あんなに元気なら由佳里に作らせればよかった)
俺はそう思いながら席につき、食べ始めた。
今日は俺の得意な炒飯とホイコーローにした。
大学に入ってからバイトをずっと中華料理屋でしていたし、何より手っ取り早かったからだ。
俺は自分の料理の出来に満足しながら箸をすすめていた。
家族からも評判がよく、あっという間に全部たいらげてしまった。
すると由佳里は食べ足りないらしく、
「お兄ちゃん、他に何かない」
とじとめで聞いてきた。
俺は内心(今日はお前が当番だろうが)と反抗しつつも俺も物足りないので作る事にした。
俺はキッチンに立ち、何を作るか考えていると母親がやってきた。
「淳、何作るの?お母さん淳の餃子がいいなぁ」
と無理な注文をしてきた。俺も材料があれば作るが、中身も皮もないので作れない。
俺がその旨を告げると母親はがっかりしながら続けた。
「由佳里今日なんかあったの?ちょっと元気ないみたいだし、妙な感じがするんだけど」
さすがは腐っても母親(笑)。俺ですら気付かない表情の変化に気付いて俺に聞いてきた。
俺もさすがにキスしたとは言えないので、「さぁ、疲れたんじゃね?」と流した。
母親は「あっそう」と言ってキッチンを出ていった。
俺は内心ヒヤヒヤしていたので、つっこまれず助かったと安堵した。
そのまま俺は、結局冷蔵庫にあった鶏肉で、俺流唐揚げを作ってテーブルにだした。
皆、多少文句を言いながらも旨そうに食べていた。
全員食事を終え、リビングでテレビを見ながらまったりしていると、由佳里は風呂に入っていった。
そのまま俺がぼーっとしていると、いつのまにか風呂から上がった由佳里がパンツ一枚で俺の隣に座っていた。
俺は慌てて「女の子なんだから服位着ろ!風邪ひくぞ」と由佳里を怒鳴った。
由佳里は「はーい」と言いながら自分の部屋に入り服を着て戻ってきた。
俺は少しドキドキしていると、由佳里がそれには気付かずに俺の膝の上に乗ってきた。
由佳里は顔をこちらにむけながら、風呂上がりの上気した顔で俺にねだってきた。
「お兄ちゃん、耳かきして?私もお兄ちゃんのしてあげるから」
昔から俺は由佳里によく耳かきしてやっていたので、久々にやってくれということだろう。
俺は断る理由もないので膝枕をしてやり、耳かきを始めた。
由佳里は「あっ」とか「くすぐったい」とか言っていたが俺は黙々と続けた。
俺は少し疲れたので、少し伸びをしながら由佳里を見ると…
パジャマの隙間から由佳里の胸の先がのぞいていた…
俺は少しドキッとしながらもまじまじとその部分を見てしまった。
由佳里はテレビに見入っていたし、親は二人とも疲れて寝室に行っていた。
しばらくすると由佳里が続きを催促してきたので、俺は耳かきを再開した。
しかし、先程の光景が気になって耳かきに集中できない。
由佳里はそれに気付いたのか、
「お兄ちゃん真面目にやってよ。耳痛いよー」と文句をたれてきた。
しかし俺はそれでも集中できず、また胸の方を見てしまった。
支援
私怨
由佳里はついにごうを煮やして俺に文句を言ってきた。
「お兄ちゃんちゃんとして!痛いよー」
俺はその言葉に気を取り戻し、真面目に耳かきをしだした。
やがて由佳里の両耳を終え、合図をすると由佳里が下から俺の顔を覗き込んだ。
俺は少し気恥ずかしくなり、由佳里から視線を外しテレビの方を見た。
すると由佳里が下から小さな声で俺に話し掛けてきた。
「キス…しちゃったね…」
俺はびっくりして由佳里に視線を戻す。
「お兄ちゃん…嫌だった?」
俺が由佳里に聞こうと思っていたことを先に言われ、余計に焦った。
俺は由佳里の言葉に戸惑いながらもなんとか返す。
「まぁあれは事故だし、俺はお前の兄貴なんだからカウントせんでいいぞ。気にするな」
そう慰めるように由佳里に言葉をかけた。
それに対し由佳里は、
「いいの、気にしてないから。まぁちょっとは気になるけど事故だしね。」
と軽く返事をしてきた。さらに由佳里は続ける。
「私よりお兄ちゃんは?嫌じゃなかった?」
先程より少し鬼気迫る感じで聞いてきた。
「嫌…じゃないよ。まぁびっくりしたけど。それに事故だし」
俺はなるべく平静を装い答えた。
由佳里はその答えにほっとしていた
支援
775 :
えっちな21禁さん:2005/09/12(月) 21:27:54 ID:o0H8Y4B40
四円
初のリアルタイム支援
遅くなりました。すみません。続きです。
「そっか、よかった。言っておくけど、カウントしないけど、あれが初めてだったんだからね」
由佳里はちょっと笑いながら目だけは真剣に言ってきた。
俺はまた少し罪悪感を抱いてしまった。いくらカウントしないと言っても記憶には残るから。
俺は由佳里の頭を軽く撫でながらできるだけ優しく言った。
「うん、ごめん。まぁおまえは早く彼氏作ってキスしちまえ」
本当にそうなったら兄として少し複雑だか、由佳里の傷が消えるなら…と思った。
その言葉に由佳里は意外な言葉で返してきた。
「うーん、好きな人ならいるんだけどね、多分無理かなぁ」
俺はその由佳里の告白にびっくりして、さらに罪悪感を強めた…
「そうか…ごめん…好きな奴いるのに…」
本当に由佳里に申し訳なく思い謝る。
由佳里は軽く手を振りながら俺に言う。
「いいのいいの。それに叶いそうにない片思いなんだし。気にしないで」
由佳里はそう言うが、やはり申し訳がたたなかった。「わかった。まぁ気にしないけど何か代わりになんでも言う事をちょっと聞いてやるからな」
俺にできる最大限の事をしてやろう、そう思い言った。
由佳里は何事か考えた後にこう言った。
「うーんそれじゃあ明後日私とデートして」
ぶっ!
俺は由佳里の言葉にちょっとふいてしまった。
「で、で、デート?」
マヌケにもそう返してしまった。
「うん。まぁデートって言うか、また今日みたいに一緒にでかけよう」
由佳里は極上の微笑みを浮かべ、俺の膝から起き上がってそう言った。
「ねっ?いいでしょ?だめ?なんでもいいって言ったじゃん」
由佳里が俺の顔を下から覗き込むように上目使いにおねだりしてきた…この目には弱い…
「う、うん、わかったよ。明後日な」
俺はそう返事した
由佳里はその言葉に満足したのか、立ち上がって喜んだ。
そして唇の前に人差し指を宛て、小悪魔みたいなウインクをして言った。
「約束だよ?楽しみにしてるからね」
俺は由佳里のその仕草にただ首を縦に振る事しかできなかった。
一通り話しが終わると、由佳里は自分の部屋に戻って行った。
俺は少し呆然としながら風呂に入り、自分の部屋に戻ってそのままベットに潜り瞼を閉じて眠りに入った。
sien
782 :
えっちな21禁さん:2005/09/12(月) 23:55:33 ID:1fQ1Ixmo0
hayaku
次の日、俺は由佳里のビンタで起きた(それってどうよ)。
今日はまだ朝のうちに起こされたようだ。どうやら由佳里は部活に行くらしい。
今日でしばらく休みになるらしく、早めに行きたいから、車で送れと言う事だった。
昨日の事もあり、断れないので由佳里を送って行く事にした。
朝飯を食べて急いで準備をして、車に乗り込んだ。
由佳里の中学校は俺も通った訳だが、家から車で10分程の距離にある。
徒歩ではなかなか遠いのでいつもは自転車で通う場所だ。
しばらくして学校の校門の前に着いた。
「お兄ちゃんも来る?」
由佳里がそう聞いてきた。
俺も久々だったし、懐かしいので、近くのコインパーキングに車を停めて学校に入った。
中に入ると結構大勢の生徒が部活等に励んでいた。
由佳里はテニス部なのでコートに向かった。ちなみに悠も同じ部だ。
かくいう俺も中学の頃はテニス部にいた。(何故か部長もさせられていた)
俺も久々にコートが見たくなったなで由佳里の後についていった。
コートに着くと、まだ俺達しか来ていないようだった。
それを知った由佳里は
「お兄ちゃん、やらない?」
とラケットを振り出した。
支援、やらない?
俺も久々に体を動かしたくなったので、ズボンの裾を軽く捲くり、ラケットをにぎった。
由佳里がボールを持ってきて、軽いラリーから始めた。
俺も昔はそこそこだったが、この中学は女子テニス部が県代表になる事があるくらい強い部だった。
俺は運動不足もあり、少しずつ由佳里に押されだした。
「あれー?お兄ちゃんなまったんじゃないのー?」
由佳里が生意気にもそう俺を挑発する。
俺も大人げなく反論した。
「今までは準備運動じゃ。これから本気でいくで」
そこから俺達は20分程続けた。
やがて他の生徒が来たので止めた。
やがて顧問がきた。俺も実はお世話になった先生だった。
「あ、○○先生、お久しぶりです」
俺から頭を下げつつ挨拶をする。
「おー、△△(苗字)かー、久しぶりぶりだなぁ。そう言えばお前が兄貴だったのかぁ、忘れてたよ」
先生はそういいながら豪快に笑いとばした。
少し先生と話していたら、何故か俺が今日一日特別コーチするはめになった。
まぁ、先生も忙しいし、お世話になったから逆らえなかったんだが。
早速全体ミーティングの後、練習が始まった。
最初はテニスの基本、素振りから始めた。
基本は大事なのである。
素振りが終わると今度はストローク(つまり球を普通に狙い通り打つ)練習に入った。
ストロークはリズムと手首の使い方が大事なのでそこを重点的にやった。
途中由佳里の番になったので、意地悪して他の子より少し厳しくやってやった。
続いてボレーの練習。
ボレーとは球がバウンドする前に打つ打ち方だが、これが結構難しい。
そこで俺は手取り足取り腰取り教えた。まぁ役得だ。
ちなみに由佳里だけ直接指導しなかったので、後で散々文句言われた。
そこまでやると一旦休憩をいれた。
あまりこんをつめすぎて怪我でもしたら大変だからだ。
支援
休憩に入ると生徒達が俺に群がってきた。
何か物珍しそうに俺をみたり触ったりしてくる。
そんな状況に耐えられず、俺はとりあえずトイレに逃げ込んだ。
トイレをしていると由佳里が何か怒鳴っているのが聞こえた。
さしもトイレを済ませ、行ってみると、由佳里が他の生徒達に説教しているようだった。
由佳里は三年が引退した後、部長を任されていた。
よく聞くと
「お兄ちゃんはコーチとしてきてるんだから馴れ馴れしくしたらダメ」だの
「あんまりお兄ちゃんにべたべたしたらだめ」だの言っていた。
由佳里よ…その怒りかたはわからんぞ。
4\
俺はそう思いながらも皆をいさめ、由佳里を落ち着けた。
すると由佳里が今度は俺に対して怒ってきた。しかもその内容はかなり理不尽だった。
「お兄ちゃんは甘いよ。もっとガツンと言わないと。」とか
「お兄ちゃんは女の子には弱いんだから」とか
はては、「お兄ちゃんのエッチ」とまで言われた…
俺が由佳里の理不尽な責めにショックを受けていると悠が近寄り話し掛けてきた。
「淳さんモテモテですねー。さすがイケメンコーチ」
と訳のわからない誉め方をしてきた。
俺はどう答えればいいかだまっていると悠が続けた。
「けど本当にうれしいなぁ、淳さんにコーチしてもらえるなんて」
「そうか?俺なんかのコーチで?」
悠の言葉に疑問を持ったのでそう聞いた。
「はい。なんだったら手取り足取り腰取り胸取り教えてほしいなぁ」
悠はそう冗談混じりに言った。
俺はそれを聞いてどぎまぎしてしまいながらもなんとか返した。
「んじゃ悠ちゃんには特別にスキンシップをおりまぜた、セクハラコーチをしてあげよう」
そういやらしい顔をしながら言うと悠は笑いながら「キャー」といいながら逃げていった。
(チッ、もうちょっとで触れそうだったのに)
ちょっと惜しい事したなと思いつつ、休憩を終え練習を再開した。
スマッシュやサービスの練習。ダブルスの動きの練習。
一通り終え、最後に実戦練習をすることになった。
実はその時、皆にはめられて、俺と由佳里のペアで、全員の相手をすることになった。
最初の二、三組はなんとかなったが、その後は俺達の体力も尽きてボロボロだった。
部員達もさすがにやり過ぎたと思ったのか、各々練習を開始した。
由佳里と二人でバテてベンチに座っていると、由佳里が俺にスポーツドリンクを渡してきた。
「お兄ちゃんごめんね、疲れさせて」
支援
由佳里が意外にもそう俺に謝ってきた。俺は俺で楽しかったので気にしていなかった。
「ああ、いいよ。むしろ楽しかったし、女の子に囲まれてウハウハだったし」
俺はそう冗談混じりに答えた。
すると由佳里は何故かちょっと怒っていた。
「ふん、このエロジジイが。せいぜい悠とかに鼻の下伸ばしとけば」
由佳里はそういうと皆を集めて部活を終了させた。
先生にも適当なところで切り上げていいと言われていたので、何も言わなかった。
最後に部員全員に感謝されたが、やはり何故か由佳里はムスッとしていた。
シエン
由佳里は帰りもムスッとしていた。ただ悠がうちに遊びにくることになり、悠とのおしゃべりには華がさいていた。
家に着き、二人とも着替えると昼ご飯を食べるために近くのファミレスに行く事にした。
由佳里がいい加減機嫌を直してくれないので、おごって機嫌をとろうと思ったのだ。
案の定由佳里はニコニコして機嫌を直した。
それとは対照的に悠はすまなそうにしていた。
俺がおごると言った時も、
「いえ、悪いからいいですよ。それに昨日もおごってもらったし…」
そう遠慮していたが、俺が
「おうおう、俺のおごりじゃ飯も食えねぇてか」
俺がそうオヤジ臭いおどしをかけると渋々ついてきた。
ファミレスに着いてメニューを開くと、悠からは感嘆の声が、由佳里からは落胆の声があがった。
ここのファミレスには由佳里の好きな中華系のセットがなかったからである。
由佳里は渋々ハンバーグセットを頼み悠はスパゲッティー、俺はトンカツランチを頼んだ。
品が来るまで三人で喋っていた。
最初は部活の話、次に顧問の話と飛んで行って、何故か悠の好きな人の話になった。
由佳里も知らないらしく、俺と由佳里でしつこく聞いてみた。
すると悠は恥ずかしそうに特徴を答えた。
「えっと…大人っていう感じで、人の面倒をよくみてくれて、少し鈍感だけどカッコイイの…」
悠はそれだけ言うと顔を真っ赤にして俯いてしまった。
それに対して由佳里はちょっと顔が青ざめた気がした。
二人が急に黙ってしまったので、俺は違う話をふった。
昨日のカラオケの話だった。由佳里も悠もカラオケがうまかったので振ってみた。
すると由佳里がそのネタに食いついてきた。
「昨日はお兄ちゃんの尾崎が凄かったねー」
そう由佳里が言うと悠も
「そうそう、凄かった。淳さん上手いですよねー」
そう褒めてきた。
すみません、中途半端ですが今日はこれで終いです。
明日また続きいきますので、もう少々お待ち下さい。
最後になりましたが、支援誠にありがとうございます。頑張りますのでよろしくお願いします。
無理しないでね→
期待してます
803 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 02:43:56 ID:GbP0cYeAO
定期上げ
804 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 02:53:33 ID:IwCrd6Qa0
夜中、階段でドドンと音がしたので、飛び出して見た。
二十歳の姉さんが階段から落ちて気を失っていた。
大きなパジャマの上着を着ているのだが、パンツをつけていなかった。
右足首が手すりの足に挟まり、左脚は壁と階段で広げられていた。
頭は下になっている。
今日は姉さんと二人だけだったので困った。
どう階段から下ろそうかと思うが、右足首がはずれない。
大きく開いた股間のオマンコばかりに目が行く。
左足も壁と階段に挟まり動かない。
照明に照らされた姉さんのオマンコがハッキリと目の前に見える。
見るのは初めてだ!
くっきりとした大陰唇の割れ目に食い込むように小陰唇が開いている。
少し触れ様としたら、手が震えた!
急に、オマンコからオシッコが噴出した。
思わず、オマンコを広げてしまった!
805 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 02:54:15 ID:IwCrd6Qa0
尿道口なのだろう、小さな穴からオシッコが出ている。
オシッコが終わったので、オマンコの中を観察した。
陰唇を広げるとピンク色をした尿道口と膣口がむき出しになった。
潤んでかがやき、この世のものと思えない美しさだ!
真っ白なお尻に、肛門もよく見える。
ビンビンに勃起し、オマンコを開いたまま、しばらく眺めていた。
姉さんは気が付いたのか、ウッ〜と言って起きだした。
足は簡単にはずれた。 ケガも無く安心した。
姉さんは照れながら、二人でオシッコの掃除をした。
↑これってどこかのコピペ?
姉だからスレ違いだしwww
807 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 12:04:32 ID:GbP0cYeAO
808 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 13:15:49 ID:GbP0cYeAO
定期挙げ
809 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 17:09:08 ID:IwCrd6Qa0
昨日、中2になる妹の部屋をあけたら、
妹がパンツを脱いで脚を広げて、
オマンコを指でこすっていた。
ビックリして立ちすくんだままだったが、
妹は夢中なのか、気が付かず、
かすかな悶え声を出してオマンコをこすっていた。
「こら、何しているのだ!」俺が怒鳴ったら、
ビックリして、俺に謝った。
「中がケガでもしたら大変だよ」と言って、
妹のオマンコを広げて検査をしてやった。
妹も、オナニーが見つかったせいか、仕方なく、
オマンコを広げて見られるのに、抵抗しなかった。
ケッコウ、勃起してしまった。
810 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 17:27:06 ID:IwCrd6Qa0
妹を仰向きにして、
股間を広げてVの字にさせたら、
オマンコと肛門がむき出しになったので、
俺もビックリした。
そんで、オマンコを広げ検査した。
811 :
えっちな21禁さん:2005/09/13(火) 18:18:57 ID:IwCrd6Qa0
生意気な妹も、
検査してから従順になっている。
( ´_ゝ`)フーン
コピペって、何が楽しいのかなぁ?
ヤレバワカル
こんばんは。やっと来ました。遅くなってすみません。
次からペースは遅いですが頑張って投下しますね。
俺は二人の言葉に照れてしまい、続けることができない。
二人は昨日の事を思い出し、少しは元気になったみたいだった。
「うーん、お兄ちゃんあんなにカッコイイから、皆の前で歌ったら、かなりの子が卒倒しちゃうよ」
と由佳里。それに悠が続けて言う。
「そうそう、コンサートとか開けそうだよねーもし淳さんが歌手になったら私ファンクラブ入るよー」
二人ともかなり話が飛躍している。
さすがに俺はそれはないだろうと思い、やっと復活しかけていた。
そこに悠がいきなり質問してきた…
「淳さんて…彼女いますか?」
俺は普通にこけながら「いないよ」と答えた。実は別れて一月しかたっていなかったが、いないのは本当だった。
それに過剰に反応したのは由佳里だった。
「えっ?本当なの?好きな人は?」
凄い勢いで腰を浮かせながら聞いてくる。
隣の悠も真剣な目を向けて答えを待っている。
「うーん、実はいなくてさー。募集中だったり」
俺はちょっと恥ずかしいのでてれながら答えた。
すると由佳里から意外な言葉が飛んで来た。
「それなら私がなってあげようか…」
少し恥じらいながら言葉を濁らせながら言った。
支援
悠はその隣でかなり驚いていた。
しかし1番驚いたのは何よりも俺だ。まさか実の妹からそう言われるとは思っていなかった。
俺はかなり狼狽して、
「な、な、な、何言ってるんだ由佳里!」
と声を一部裏返しながら由佳里に向かっていった。
悠も「そうよ」とちょっと怖い目をしていた。
当の由佳里は何故か少し残念そうな目をしながらも「テヘヘ、冗談だよ」と言った。
「お兄ちゃんにそんな冗談言うんじゃない」と俺は少し強い口調で言った。
しかし俺は内心由佳里なら…と思ってしまっていた。
しかし俺のそんな本音を知ってか知らずか、二人はじゃれながら、
「今なら私を選ぶとサービスで二ヶ月お試し期間つきですよ」
と俺を冷やかしてきた。
俺はドキドキしながらも二人の頭を軽く叩きながら「もうええっちゅうねん」とツッコミをいれた。
そんなこんなしていると、注文した料理が運ばれてきたので、食べることにした。
悠は綺麗に食べるが、由佳里の食べ方は汚かった。
兄として恥ずかしいので注意すると由佳里は、
「いいの、料理は美味しく食べるのが大事なんだから」
と反論してきた。
俺は皆が楽しく美味しく食べる為にマナーが必要だと思ったが、反論するとうるさいのでやめた。
三人とも食事が終わり、少しゆっくりしてファミレスをでた。
すると由佳里がいきなり「お兄ちゃんドライブ行きたいー悠も行こうよ」
と突拍子もないことを言い出した。
悠は別に反論しない様子で賛成のようだ。
「私も淳さんがよければ行きたいです」
と言ってきた。
俺は面倒だったが二対一では勝ち目がないと悟り、二人をドライブに連れて行くことにした。
それを告げると由佳里が、
「やったーだからお兄ちゃん大好き」と抱き着いてきた…
紫煙
ちょいすみません、友人の呼び出しくらったので続きは遅れます。
すみません、おそくとも1時過ぎには再開しますので。
支援ありがとうございます。頑張ります
この書き手さんはいい人だ
この場合のいい人は前任者達との差別化を意味する訳で…
825 :
えっちな21禁さん:2005/09/14(水) 02:57:13 ID:fsuBwecvO
3時間近く待ってるの漏れだけσ(゚∀゚;)
俺漏れも
おれも・・・
ずびばぜん…やっと帰ってこれました。お待ちいただいた皆さん本当にすみませんでした。
続きいきますが、時間が時間故にあまり投下できません。本当に申し訳ありません。
それでは続き次からいきます。
俺達は家まで戻り、荷物を整理し、悠に遅くなるかもしれない旨を家に電話させてから車に乗り込んだ。
二人は後部座席に並んで座った。
「うーんと、行く先は山と海とどっちがいい?」
俺がそう二人が言うと声を揃えて「海」と答えた。
俺もせっかく夏なので海がよかったので快く了解し、車を出した。
海までは家から車でおよそ一時間半の距離にある。
途中コンビニなどで買い物をしつつクーラーをいれず窓を全開にして走らせる。
途中二人が何か喋っていたが、風でよく聞こえなかったので気にしない事にした。
2時間後、ようやく海に着いた…
海に着き、車を降りると大きく息を吸い込み、潮の香りを胸いっぱい感じた。
二人は早速海岸の方に歩いて行ったので、俺もゆっくりと二人の後を追った。
海岸は夏らしく、水着をきた人達でいっぱいだった。
そんな人達を二人は少し羨ましそうに見ながら、海水浴場から岩場の方へ進んで行く。
「あーあ、水着持ってくればよかったなぁ。せっかくだから泳ぎたかったぁ」
と由佳里がぼやくと悠もそれに続いて、
「うん、私も部活なかったら、ドライブ行くと判ってたら水着持ってきたのにー」
と二人して心底残念がっていた。
「途中どこかで水着買えばよかったのに。そんなに高くなきゃ俺が買ってあげたのに」
俺が二人にそういうと、二人は首を横に振った。
「ちっちっちっ、わかってないなぁお兄ちゃん。女の子は水着はなんでもいいわけじゃないんだよ」
と由佳里が言うと、悠もうんうんと頷き、言葉を続けた。
「そうですよ、女の子は夏に入る前に、一生懸命水着を選んで、自分に合う物を買うんです」
そう言われ、俺はそんなもんかぁとよくわからないが納得することにした。
その横で由佳里がボソッと言った。
「せっかくお兄ちゃんに見て貰うために買ったのに…」
三人で適当な岩場に座ると悠は「気持ちいいなぁ」と囁いた。
「うん、気持ちいいなぁ。はぁ、泳ぎたい…」
由佳里はまだ未練がましくぼやく。
(はぁ、これは山の方がよかったかなぁ)と俺は思いつつも、二人の気持ち良さそうな顔を見て満足した。
しばらくして二人が何か相談していると、俺に向かって由佳里が言った。
「お兄ちゃん、あのぅ、もう行かない?ちょっとお店の方にも行きたいしさ」
俺はそれを聞いて、トイレかと理解し、素直に頷いた。
海の家の並ぶ場所に移動し、二人がトイレに行ったのを確認してからたばこに火をつけた。
10分程たったが、二人が戻らない。俺は三本目のたばこに火をつけるとトイレの方へ向かった。
すると途中で二人がナンパをされているところに遭遇した。
(まぁ当然か、一応二人もそこそこ可愛いしな)俺はそんな事を思いつつも二人に近づいた。
二人はかなり困った様子なので、助ける事にした。ナンパしている奴に声をかける。
「あぁ、俺の女の子達なんだけどさぁ、返してくれる?」
とわざと相手の気分を逆なでするように言った。
相手はもちろん「お前誰だよ、お前のものかよ」と反論してくる。
俺は体が小さい方なのでなめられるが、言った
「まぁな。それとも何?文句あんの?」
とかなり喧嘩ごしにいいながら、二人を逃がす。
由佳里がわかったようで、二人は少しずつその場を離れていく。
俺は二人が大丈夫な位置まで逃げたのを確認すると、ナンパしてきた奴の顔を確認した。
ナンパしてきた奴の人数は三人。どれも高校生らしい奴らだった。
奴らが「こいつなめやがって」みたいな事を言って、怒ったのを確認すると、俺は自分のポケットに手を突っ込んだ。
ポケットからたばこを取り出し、火を点けながら、言った。
「まぁまぁそう怒りなさんな。たばこでも吸う?」
俺はそういいながら男達にたばこを差し出した。
男達はもちろん「ふざけんな」と余計にいきりたった。
俺はそこで隠し持っていたスタンガンをたばこを払おうとした奴に押し当て、使った。
男はビリっと痺れた後、その場に座りこんだ。残りの二人は何が起こったのか把握できていない。
俺はそれをいいことに、残り二人にも一気にスタンガンをお見舞いした。
男達は痺れてすぐには立てない様子だった。
それはそうだ。出力を最大近くに設定して直接あてたんだから。
俺は動けないくせにうるさい男達を背に、由佳里達の元へ向かった。
支援
実は俺はよくヤンキーなんかに絡まれるので、護身用にスタンガンを持ち歩いている。
それは由佳里も知っていたし、俺がよくこの手で危機を何度もくぐり抜けてきた事も知っていた。
まぁ俺も昔やんちゃだった時期があったので、腕に自信がないわけではないが、無理したくはなかった。
それに女の子がいる状況で喧嘩を始めるような馬鹿ができる訳がない。
俺はそう判断し、今のような手段をとった。
由佳里達に追い付くと二人は心配そうな顔で聞いてきた。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「何かされませんでしたか?すみません、私達のせいで…」
二人の言葉に俺は「大丈夫大丈夫」と軽く手を振りながら答えた。
実際何もなかったし、怪我などもないので本当に心配いらなかった。
俺はそれより二人の方が心配だった。
「それより二人とも大丈夫か?恐かったろう?」
そう俺が二人に聞くと、二人とも目に涙を浮かべて俺に飛び付いてきた。
俺は二人の頭を撫でながら、「よしよし」と慰めた。
二人があらかた泣き明かすと、顔をあげ、「ごめんなさい」と謝ってきた。
二人とも今まで男と付き合った事がないらしく、ああいった事にも慣れておらず、本当に恐かったみたいだった。
俺が二人を安心させると、二人は顔を拭い、俺から離れた。
そしてまずは由佳里が「ありがとう、お兄ちゃん」と言ってきた。
続いて悠も「本当にありがとうございます」と頭をさげてきた。
俺は「本当にいいから気にしないでさ、なんか食う?」と軽く返した。
二人は首を横に振ったが、俺は近くの海の家にあったかき氷を二人に渡し、皆で食べた。
俺が、かき氷で頭痛いというジェスチャーをすると、二人とも笑っていたので、その様子に俺は安心した。
やがてかき氷も食べ終わり、日も傾いてきたので車に三人で戻った。
帰りも行きと同じように座ると、俺は車を出した。
先程までいた海岸を横目に車を走らせる。
ふとミラーで二人を見ると、二人とも疲れた様子で、スヤスヤと重なるように寝ていた。
俺はそんな二人を微笑ましく思いながらも車をとばした。
やがて街に差し掛かるころ、二人はおきた。
由佳里が「ここどこー?」と聞いてきたので、「街に入ったとこ」と答えた。
すると悠が「そうですかぁ、私二人のお家にお邪魔していいですか?」と聞いてきた。
邪魔も何も元々は、家に遊びに来る事になっていたのでもちろん快く了承した。
すみません、今回はここまでです。
遅くなった上にあまり進展がなく、さらに短くて本当に申し訳ありません。
続きはまた午後にでも投下できればと思います。
支援いただきありがとうございます。
それではまた。
支援ヌ
844 :
えっちな21禁さん:2005/09/14(水) 07:15:50 ID:EF+X+vha0
紫煙
デジャヴ
ちょっと導入部が長いかな
だが、それがいい!
寧ろ必要
こんにちは。支援ありがとうございます。
もう少ししたら続き投下しますね。
長いと言われましたが、もう少しでそういうシーンに辿り着くので今暫くの御辛抱を願います。
ちなみに今までの部分はかなりこれでも省略してあるので御勘弁を…
それでは続きいきます
三人で家に入り時計を見ると六時をさしていた。
そろそろ晩飯の準備の時間だ。今日は俺の当番だから準備しないといけなかった。
まずは冷蔵庫を見る。中身はほとんどなかった。そこで買い物に行く事にした。
俺は二人に買い物に行く事を告げると、由佳里が、
「そうだ、悠も食べていかない?帰りはお兄ちゃんが送ってくれるし、何より美味しいんだから」
と悠を晩飯に誘った。悠はその言葉にびっくりして、首を横に振りながら言う。
「そ、そんな悪いよ。昼だって御馳走になったし、まして送ってもらうなんて」
俺が悠の言葉を聞いて言った。
「そんな遠慮しなくていいよ。それとも俺の作ったもの食べたくない?」
「とんでもないです。ぜひ食べたいですけど、やっぱり悪いですし…」
悠はまだしぶる。そこで俺は妥協案を提案した。
「それじゃあ、悠ちゃんには買い物手伝ってもらおうかな?それなら御礼しないわけにはいかない。うんそうしよう」
俺は勝手にそう決めつけて悠を買い物に連れて行く事にした。
すると由佳里が後ろから俺の背中を叩きながら、
「あー、それなら私も行くー」とついてきた。
「しかし由佳里は余計な物まで買うからなぁ」
俺は意地悪な笑みを浮かべ言った。
「買わないからーそんな意地悪言わないでよー」
由佳里は半泣き状態で俺を引き止めて言う。
俺も元々連れて行くつもりだったので、
「んじゃ由佳里は荷物もちな」
とさらに意地悪な顔をして言った。
「あっ…お兄ちゃん謀ったなー!」
由佳里が後ろで怒りながらもついてきた。
また三人で車に乗り込み、近くのスーパーにやってきた。
今日は何にしようか考え、せっかく悠がいるから得意の酢豚かエビチリにしようと思った。
二人にどちらがいいか聞いてみると、二人とも酢豚と答えたので、酢豚の材料を買う事にした。
支援
長いのはかまわないけど、もう少しメリハリは欲しいかな
ガンガレ
続き遅れてすみません。
そうですね、もう少しメリハリがつくように心がけます。
あえていえばこれが私の文章力のなさなんです。本当にすみません。
もう少しでちょっとしたイベントがあるのでお待ち下さい。
早速酢豚の材料を揃えると、由佳里が横からやってきた。
何をしてるかと思えば、何かお菓子をかごに入れた。
(買わないって言ったのに…しょうがない奴だ)そう思いながらレジに向かう。
会計をすませ、買った物を袋に入れていると、すぐ後ろで二人が小声で何か言っている。
「お兄ちゃんて絶対いい主夫になるよね」
由佳里が言うと、続いて悠が、
「うん、いい旦那様になってくれそう…」
と答える。
俺は二人の会話を聞かないふりしながらさっさと袋をまとめる。
「そろそろ出るよ」と二人に声をかけスーパーをでた。
俺は二人を車に乗せて家に向かった。
家に着くと早速料理しようと思ったが、悠の家の事が気になったので、電話をさせた。
悠は電話を終えると少し恥ずかしそうに言う。
「あの、今晩泊まってもいいですか?親から許可は出たんで」
俺と由佳里はそれぞれ違う理由で驚いたようだった。
俺はいきなり泊まる事と、悠がうちに泊まる事を親に言ったと言う事。
由佳里は何か二人で泊まる事を話していたようで、OKが出た事に驚いていた。
俺はまぁいいかと思いながらも一応親と悠の親にも電話をしておく事にした。
連絡も終わり改めて料理を始めた。
エプロンをつけ、包丁を取り、野菜を切る。
トントンとリズムよく切っていると後ろから声がした。
「本当に上手なんですね。本当に楽しみになってきました」
悠が俺の姿を見ながら言う。
俺は少し照れながらも作業を続ける。肉の下拵えがおわり、早速本格的に調理を始める。
俺はもう悠は行っただろうと振り返ると、すぐ真後ろに悠が立っていた。
俺はびっくりしながらもなんとか調理を続ける。
ご飯のスイッチが切れる合図とともに、酢豚の材料を炒め、酢豚にしていく。
858 :
えっちな21禁さん:2005/09/14(水) 16:48:36 ID:4//RFl3PO
支援。携帯からガンガレ〜
俺が手際よく作っていくと、悠がぼそりと言ったのが聞こえた。
「カッコイイなぁ…」
俺はその言葉を努めて聞こえなかった事にしようと、料理に集中する。
なんとか作り終え、皿に盛りつけると、由佳里がやってきた。
「あれ?悠?ここにいたの?」
悠がここにいることにびっくりしながらそう言葉にした。
悠は照れながら、
「なんか淳さんの手伝いできればと思ったけど、何にもできなかったぁ。本当に淳さんすごいなぁ」
と嘘か本当かわからないが理由を述べた。
「さぁできたから皿とか並べて」俺はそう言って酢豚をテーブルにのせた。
食事が始まると二人はテレビや学校の話題で盛り上がっていた。
話が一区切りついたところで、話題がまた恋の話になった。
「そういえば由佳里は好きな人いるの?」
悠が率直に由佳里に聞いた。顔は笑っているがその目はかなり真剣だった。
「えっ?うーん」
由佳里は答えるべきか迷っているようだったが、悠に言った手前、答える事にしたようだった。
「うん…いるよ…」
短く、少し小さな声で答えた。その時、一瞬だが俺を見たような気がした。
悠はその答えに興奮したらしく、声をあらげてさらに質問を続けた。
「えー!で、由佳里の好きな人はどんな人なの?」
悠に言われ、由佳里は恥ずかしそうに答える。
「えっとね、すっごく大人っぽいんだけど、たまに子供っぽいの。それで凄く頼れる人」
由佳里はそれだけ言うと顔を真っ赤にした。
悠はさらに質問を続ける。
「由佳里はその人と付き合えそうなの?告白したの?」
悠の顔はもう興奮で真っ赤になっている。
由佳里は少し目を伏せて答える。
「うーん、多分無理だと思う…その人は凄く鈍感だし、私の事多分子供だと思ってるから…」
由佳里はそれだけ言うと少し落ち込んだようだった。
俺は由佳里の表情を見兼ねて話題を変える事にした。
「そういえば悠ちゃんはどうなの?悠ちゃんは付き合えそうなの?」
その質問に何故か悠まで少し落ち込んで答えた。
「わ、私もおんなじ…あの人は大人だし、いつも子供扱いだし…ダメかも…」
そういう悠の目に、何か決意めいた強い光を見た気がした。
俺はやっちまった、と思い、話題をさらに変えた。
「そういえばこの酢豚どう?味には自信はあるけど…」
そう言うと悠が多少気を取り戻し、丁寧に答えてくれる。
「とっても美味しいですよ。羨ましいなぁ由佳里。毎日でも食べられて」
「うーん、けどお兄ちゃん、夏休み終わったらまたいなくなっちゃうから…」
由佳里はそう言うとさらに表情を暗くする。
もう俺はどうしようもないと思って、下手に口を出すのを止めた。
静かになり、黙々と食事をして皿を空にすると、二人は由佳里の部屋に行った。
俺は皿を片付け、親の分を皿に取り分け、自分の部屋に戻った。
部屋でぼーっとしていると、妹の部屋から笑い声が聞こえてきて、元気になったと安心した。
しばらくすると、二人は部屋を出て風呂に行ったようだった。
俺はその後入る事にして、漫画を読み始めた。
準備万端の状態で支援
コミックを一冊読み終え、時計をみると40分が過ぎている。
さすがに二人風呂から上がっただろうと思い、着替えを持って風呂場に入った。
そこには衝撃の光景が広がっていた…
二人が裸になり、互いの胸と股間を触っていたのである。
俺の脳は時間を止め、何も考えられなくなる。
俺に気付いた二人は、互いの局部を触ったまま固まっている。
先に行動を起こしたのは悠だった。
悠の鮮やかなアッパー気味の平手が、俺の頬からあごにかけて決まった…
それから二人は「キャー」と叫びながら俺を笑いながら踏みつけてきた…
俺はヨロヨロとなりながらなんとか立ち上がり、こう言った。
「悠ちゃん、ナイスなアッパーだ。俺と世界を目指そう」
当然のごとく、またゲシゲシと踏み倒され、俺は廊下に追い出された。
俺は少しのあざと、二人の鮮明な裸姿を残しつつ、自分のベットに倒れこんだ。
5分位すると二人は風呂場から出たようで、俺の部屋の前を通りながら、由佳里が
「お兄ちゃんのばーか」と捨て台詞をはいて由佳里の部屋に入っていった。
(ちくしょう、俺だって見たくて見たわけじゃないやい…見れて嬉しいけど…)
そんなダメな事を思いつつ、風呂に入った。
俺はがゴシゴシと体を洗っていると、脱衣所のドアが開いた音がした。
誰かトイレかな?と思って洗い続けていると、今度は風呂場の戸が開いた。
俺は焦って見てみると、そこには由佳里と悠が立っていた。
由佳里がまず口を開く。
「お兄ちゃんばっかり見てずるいから、私達もお兄ちゃんの裸見る」
いきなりめちゃくちゃな事を言ってきた。
俺は慌てて息子を隠しながら言った。
「んな馬鹿な理屈あるかーさっさと出ていけー」
俺がそう言うと、悠が少し緊張した声で言った。
「あ、あの、淳さんのお背中流そうと思って…」
よく二人を見ると、二人ともおそらく由佳里の水着であると思われる物を身につけていた。
「感謝してねお兄ちゃん。こんな美女二人が洗ってあげるんだから」
由佳里がそういうと、中にズカズカ入ってきた。
「お、おい」俺は動転して、どう止めたらいいかわからずなされるがままになってしまった。
悠が俺から洗いタオルを取ると背中を洗い始めた。
由佳里は何故か俺の目の前に座る。
やっと俺は口を開いて二人をいさめようとした。
「いいから二人とも出なさい。あー悠ちゃんもうちょっと強く」
注意するつもりが注文をしてしまった。
由佳里はそれを聞いて、してやったりという顔をした。
悠が背中を洗い終わり、今度は由佳里にタオルを渡して前を洗おうとする。
由佳里が俺の胸にてを伸ばす。
俺は慌てて、「いいよいいよ」となんとか止めようとするが由佳里は聞かない。
そのまま胸から腹、足と行く。
由佳里の洗い方が微妙にくすぐったくて、ちょっと笑ってしまった。
足を洗い終え、由佳里は股間まで洗おうと手をのばした。
その瞬間、由佳里の手が俺の息子に触れた…
由佳里は最初わからなかったようだが、すぐに気付いて口をパクパクさせた…
|ω・`)つC
紫炎龍
俺はしまったと思ったが何も言えずにいると、悠が後ろで不思議そうにしている。
由佳里はそれを見て、何もなかったかのように手を動かし始めた。
しかし、俺の息子から手を離さずに、そのまま息子を握り上下に動かす。
俺はいきなりの事に反応できないが、俺の息子は敏感に反応していた。
次第に息子が顔をあげはじめたが、それでも由佳里は手を止めない。
俺は感じてしまい、息が荒くなってしまう。
「うっ、はぁ、はぁ」
由佳里は顔を紅くしながらも止めない。
俺は限界がきてしまった。
俺は体を痙攣させながら、由佳里に出してしまった。
続きマダム
こわれた
875 :
えっちな21禁さん:2005/09/14(水) 20:48:20 ID:5N+qOdeN0
C
つ@@@@
由佳里は何が起こったのかわからないらしく、今だ息子を握り手を動かしている。
しかし俺の息が荒い事と自分の体に熱いものがかかった事にようやく気付いた。
少し動きがとまり、まじまじと由佳里の体にかかった物を見ている。
それが何かわかると少しパニックになりかけたが、なんとか落ち着き、そっと息子から手を離した。
俺は何も考えられず、肩で息をしていると、悠も異変に気付いて、
「淳さん?どうかしたの?」と心配そうに聞いてきた。
俺がなんでもないと答えようとしたら由佳里が先に「なんでもないよ。ね?お兄ちゃん」と言った…
試演
私怨
俺はうんと頷くことしかできず、そのままだまった。
由佳里は焦りながらも俺の股間を凝視していた。
やがてその視線を俺の顔に移し、何か言いたそうな顔をした。しかし何も言わずに顔を伏せた。
悠は俺の後ろにいるのでよくわからないが、何か少し悠の息が荒いように感じた。
やがて由佳里が俺の全身にお湯をかけ、泡が流される。
俺はここまでされるとは思ってなかったので、ここで二人を風呂場から追い出すべく、声をかけた。
「もういいから…ありがとう。もうお湯につかるだけだから二人とも出て」
俺にはそれが精一杯だった。
4\
882 :
えっちな21禁さん:2005/09/14(水) 23:51:33 ID:fsuBwecvO
( ̄^ ̄)ノ⌒CYEN
884 :
えっちな21禁さん:2005/09/15(木) 02:42:08 ID:o+mEjYZ6O
バカにバカ言われた _| ̄|○
ワロチwww
続き明日??
886 :
えっちな21禁さん:2005/09/15(木) 05:29:59 ID:H67IUGW60
/\
(´∀`)ノ 〜〜〜〜〜〜〜/タ \
八 │ \ コ / ))
/└ \/
¨ ̄  ̄¨¨
みなさま、さげ進行でお願いします。
こんにちわ。昨日はいきなり途切れてすみませんでした。
昨日はいきなり飲み会が入ったので。
続きは今日の夜行きます。
えーと…これから少しの間、スレ違いの部分が続きます。
省略したほうがよければ省略しますが、どうしまようか?
一応みなさんの意見を参考に、あくまで参考にして決めます。
スレ違いとは、見ての通りの人とのことですね。
ご意見おまちしております。
スレ違いってことは、悠となにかあるってことか?
まぁ期待しながら待ってる。
ここでよい
面白ければ可
いいんじゃね
896 :
えっちな21禁さん:2005/09/15(木) 18:37:55 ID:kKFfSid4O
おう
というわけでカモン!
898 :
えっちな21禁さん:2005/09/15(木) 22:42:12 ID:o+mEjYZ6O
カモーンヽ(´▽`)/アハッ♪
こんばんは。
どうもありがとうございます。
えーと、それじゃあ省略しない方向でいきますね。
まだご飯食べてるので1時前位から書きます。
まだまだ続きますがどうぞよろしくお願いします。
完
901 :
えっちな21禁さん:2005/09/16(金) 00:12:56 ID:5mOJHR1t0
まだ?(´・ω・`)
今のうち次スレ立てとかね?
続きです。
俺は二人の背中を押しなんとか二人を風呂場から追い出した。
やっと安心してお湯につかると、脱衣所で二人のきぬ擦れの音が聞こえた。
二人が肌を晒していく様を想像してしまい、また息子が立ち上がってくる。
なんとか考えないようにしながら我慢していると、着替え終えたのか、二人は出ていった。
その後しばらくして風呂をあがり自分の部屋に戻った。
先程出してしまったからか、今日の疲れからか、横になっているとすぐに眠った。
夜中、俺は体に重みを感じ、眠りからさめた。
下を見てみると、タオルケットが膨らんでいる。
904 :
えっちな21禁さん:2005/09/16(金) 01:15:22 ID:5mOJHR1t0
私怨
よく見てみると、どうやら下から入ってきて俺の横に来ようとしているみたいだった。
俺は由佳里かと思い、タオルケットをはぎ、「おらー」と頭を掴むと、それは悠だった。
「悠ちゃん?な、なにしてるの?」
俺は驚きながらなんとか聞いた。
悠は恥ずかしがりながらも小声で答える。
「あ、あの、淳さんに…よ、夜ばいを…」
俺は耳を疑った…悠が夜ばいに来るわけない…まして好きな人がいるって言ってたし…
俺は訳がわからないので聞いた。
「よ、夜ばいって…俺に?」
その質問に悠はこくりとうなずいた…
メモ帳に書いてコピペしたら??
先にレスを。
コピーなんですが、携帯の都合で全文をコピーできないので手打ちとあまりかわらないです。
わざわざアドバイスありがとうございます。すみません。
できるだけ早く書くようにしますのでいましばらくお待ち下さい。
せっかちですいません。期待してるのでww
「あの…迷惑…ですよね?すみません。けど…」
悠は途切れ途切れに少し泣きそうな声で言う。
「私、淳さんが…好きなんです。淳さんが私のことなんとも思ってないのを知ってるけど…諦めきれないから」
俺はさらにびっくりした。悠が俺の事を好きだなんて…
「じゃあ、悠ちゃんが言ってた好きな人って…」
俺は間抜けにもそう悠に聞いた。
「はい、淳さんの事です…淳さんに一度会ってからずっと好きでした」
悠はそう告白してきた。
悠と出会ったのは悠がまだ小学五年の時だ。まさかそんな時から俺の事を好きだったなんて…
せっかちですいません。期待してるのでww
俺は驚きながらも少しうれしかった。
ただそれは好かれていることにであって、俺は悠の事を好きかわからなかった。
俺が素直にその事を悠に言うと、悠は少し困ったような、照れているような顔で言った。
「はい、そうですよね…そう思ったから夜ばいにきたんです」
俺には意味がわからない。好きかわからないから夜ばい?
俺がハテナマークを頭に浮かべていると、悠が説明してくれた。
「つまり、私を抱いてみて、それでどうか考えてほしいんです…」
俺は思考が完全にストップした…抱いてみて…欲望と理性が戦いを始めた…
悠に好意をもたれた上に抱かれに来たんだからやっちまえ、と思う欲望。
悠は由佳里の友達だし、まだ子供だ、しかも勢いかもしれない、ここはとりあえず下がって貰おうと理性。
その二つの思考の戦いを決着つけるかのように悠が動いた。
悠の手が俺の股間に触れ、さすってきたのだ。
「えっ!ゆ、悠ちゃん?」
俺は少し感じてしまいながら、悠のなされるがままになっている。
「お風呂場で、由佳里はここ触ってたんでしょ?しかも直接…」
悠はそう言うと俺のズボンとトランクスをさげようとする。
俺は何故か逆らわずにぬがされた。
悠は俺の息子に直接触った。
正直に言うと、すでに固くなっていた。しかももう理性は崩れかけていた。
しかしなけなしの理性で悠を止めようと声をかける。
「だ、だめだよ悠ちゃん」
それしか言葉にできない。なんとも説得力がない。
案の定悠は言い返してきた。
「淳さん、お風呂場で由佳里に出しちゃったんでしょ?由佳里の水着についてたから」
俺は反論できないで悠にされるがままになっていた。
悠はさらに言葉を続ける。「妹の由佳里にあれだけされるなら私は抱かれないと割に合わないもん」
言っている事は無茶苦茶だが何も言えない。
915 :
えっちな21禁さん:2005/09/16(金) 02:03:06 ID:FILbwpNsO
俺には支援としか言えない
あげてゴメン(´・ω・`)
悠はそのまま息子を撫であげ、掴んで擦り始めた。
俺はあまりの出来事に衝撃をうけながらも気持ちよくなってきてしまっていた。
俺が「あぁ、うぅ、ん」と息を荒くしていると、悠が少し意地悪な顔で言った。
「淳さん感じてるんですか?これ気持ちいいですか?」
俺はこの言葉で完全に理性を崩壊してしまった。
悠の言葉に「気持ちいい」と答える。
悠は喜んだように手の動きを速める。息子と悠の手の摩擦で、シュッシュッと音がする。
やがて俺は悠に触れたくなり、体を起こし、悠の肩をつかんだ。
悠は少し驚いたが、自分から横になった。
俺は悠の体の上に手を置き、まずは全体をまさぐるように触った。
悠はもちろん初めてなのだろう、体を強張らせて、目をきつく閉じている。
俺は次第に手を胸に持っていき、揉み始めた。最初はゆっくり、次第に強く。
悠の胸は少し固い感じだが、しっかりと女の胸を思わせた。
もどかしくなってきた俺は、悠の着ているTシャツを下から捲くり上げた。
お腹から白い肌が晒されていく…そして、悠の胸を包むブラが見えた。
ブラは、白いレースが少し施された可愛いものだった。
悠はそこまでいくと、恥ずかしいのだろう、顔を隠してしまう。
私怨
俺はその仕草と悠のブラを見た事に興奮し、Tシャツを完全に捲くるとブラの上から胸を揉んだ。
片方の胸を揉みながら片方の手を背中の方へ回し、ブラのホックを外した。
悠はその間もなにも言わなかったが、ブラを外すと、
「あっ、だ、だめ…」
と小さな声をあげた。そのまま手で胸を隠そうとする。
俺はその手をつかんで広げ、悠に、
「抱かれにきたんでしょ?隠したら見えなくてわからないよ」
と意地悪く声をかけて胸を見た。
およそCカップ位であるだろうその胸は、まだ固いらしく、仰向けでもツンと上を向いている。
紫煙
胸の頂には淡く紅い乳首が小さく咲いていた。
俺はまず両手で胸全体を優しく掴み、そっとなでる。
悠はもちろん初めての感覚にくすぐったい様子だった。
俺は最初はそんなものだろうと思い、揉む動作に変えた。
直接揉むと、指が弾かれる程張りがあり、しかしふにふにと形をかえる。
そのまま胸を揉みながら、時折手の平で先っぽを刺激する。
悠はその刺激に少し感じ始めたようで、「んっ、あっ、んー」と少しずつ息を荒くしていった。
やがて俺は乳首を重点的にいじりはじめた。
人差し指と親指で摘んだり、擦りあわせたりする。
支援
紫煙
「あん、ん、あぁ、あんっ」悠の声が甘くなってきたのを見計らって、俺は舌を胸に這わせた。
舌は胸の外側から内側のてっぺん目掛け、ゆっくりいやらしくすすんでいく。
やがて乳首を舌で舐めあけ、より感じさせる。
悠の声も次第に荒い息から甘い喘ぎ声にかわっていく。
「あん、ああ、んんんはぅ」
それを確認し、俺は次のステップに進む事にした
俺は開いている片方の手を下にずらしていった。
みぞおち、へそ、とすすみ、やがて悠の股間にたどり着いた。
まだ途中ですが、そろそろ限界なのでこれで今日のところは終わりです。
また明日は頑張って悠編を終わらせます。
待たせて本当に申し訳ありません。
最後になりましたが、支援本当にありがとうございます。頑張りますのでよろしくお願いします
乙!
つづきに期待♪
うおー GJ!
GJ 明日が抜きどころかな??
もう抜いた俺は………○| ̄|_
931 :
えっちな21禁さん:2005/09/16(金) 10:21:52 ID:uYJpfp7ZO
うちの妹は極度のブラコンだからたまに俺のベッドに潜り込んでくる。
密かに萌えちゃってるのは内緒。
実は俺シスコンだから一緒に昼寝とかしてる
たぶんウザがられてるけど気にしない