どうせこの憂鬱な気持ちだって、明日の朝目覚めた時には消え去り、
晴香に欲情したときの興奮だけが残ってるんだろう…
そして再び晴香に触れたいという欲望を意識しながら、毎日を送っていかなければならなくなる…
欲望を発散させるために、晴香に触れたときの様子を思い返しながら、自慰に耽る毎日が始まる…
そして我慢できなくなると、再び晴香の部屋に忍び込むんだ…
いつもと同じように…
………
僕は晴香を抱ける時まで、こうやって同じことの繰り返しを続けていくのだろうか…
晴香がそばにいる限り、妄想を行動に移そうとする、無意味な悪戦苦闘を続けていくのだろうか…
…どうしようもない…
………
僕はそのまま瞳を閉じると、静かに眠りに就きました。