「へえ〜、由衣のお姉ちゃんってすごいんだ」
「そうだよぉ、だって『ばいやー』だからねー」
17歳の『市川由衣』が、一回り上の姉のことを話す時はいつも自慢気だ。
「ふ〜ん…で、何?『ばいやー』って」
「う〜ん、よく分かんないけど…でも住んでるマンションもすっごいしサー
クルマもポルシェだし…スゴイんだよ…多分」
女子高生の由衣や友人にとって『外資系投資信託会社のバイヤー』は
イマイチよくワカラナイ存在。
でも由衣にはとっても自慢で大好きな姉であった。
「あ、そうだ。これからお姉ちゃんのトコいかない?ゴハン奢ってもらおうよ」
「う〜ん、由衣ゴメン、あたしカレシと会うからパスするわ」
「あ、そう。じゃまた月曜ねー」
友人と別れた由衣はいそいそと姉、梨香子のマンションへと向かった。
「やっぱ5時じゃまだ帰ってないよなー」
ときどき遊びに来る由衣だったが、大抵の場合、梨香子は夜遅い。
そんな時、由衣はすっかり顔なじみにになった管理人のおじさんに
オートロックと部屋の鍵を開けてもらい、中で待つようにしている。
姉、梨香子も承知のことだ。
地上25階、3LDK。広いリビング、おしゃれな家具、夜には東京の夜景が一望。
ここに梨香子は一人で住んでる。三十前とはいえ『仕事のできるオンナ』の成せる業だ。
「あこがれだよなぁ、やっぱ。アタシもお姉ちゃんみたくなりたいなぁ」
由衣はうっとりとした目で部屋を見廻し、ため息をつく。
「あ、そうだ、一応お姉ちゃんに電話と…
まてよ…今日はこっそり待っててお姉ちゃんのコト、ビックリさせてやろっと」
チョット子供っぽい悪戯ゴコロを出した由衣、梨香子のベッドルームに忍び込むと
中のウォークイン・クローゼットに身を隠した。
「へっへー、ここに隠れて、お姉ちゃんが帰ってきたら
『ワーッ!!』って驚かしてやろう♪」
クローゼットの中は2畳ほどもあり由衣一人が隠れるには充分。
ドキドキワクワクしながら由衣は待った。
6時、7時、8時…でも姉はいっこうに帰ってくる様子がない。
「あーあ、遅いなーお姉ちゃん。もう由衣お腹ペコペコだよぉ。
なんか眠くなってきちゃったし…早く帰ってきて…くぅー…」
とうとう眠ってしまった。
ガチャッ。ドアの開く音とあしおとで由衣が眼を覚ましたのは
12時もとうに過ぎた頃だった。
(う〜ん…あ、帰ってきた!もうお姉ちゃん遅いよぉ!)
そう心の中で思いながらも由衣は驚かせるため、身構えた。
ベッドルームのドアが開く。入ってきた人影は…二人だった。
「もう、リュウジぃったらぁ!…あん、ダメよぉ♪」
(え?お姉ちゃん、誰かと一緒なの?…だれ?このオトコ)
由衣の姉はしたたか酔っている様子で、男にしなだれかかるようにして
ベッドルームに入ってきた。
長髪をブラウンアッシュに染めたその男は、細身の体を着崩したスーツで包み
浅黒い肌ではあるが一見して夜の匂いのする、妖しい雰囲気を漂わせていた。
「ねえリュウジぃ…今日は泊まっていけるんでしょ?」
梨香子は由衣の前では決して見せたことのないトロンとした目つきで
その男の首っ玉にしがみついている。
「どうしようかなぁ…梨香子さん、明日早いんでしょ?オレ、悪いから帰るよ」
品の良くない笑みを浮かべ、男は梨香子から体を離す。
「もう、イジワル!アタシの気持ち分かってるくせに…それに『梨香子さん』
なんて呼ばないで!梨香子って呼んで」
「じゃ、今夜はずっと一緒にいたげるよ、り・か・こ」
「うれしいっ!」
梨香子はリュウジと呼ばれた男を強く抱きしめた。
(何なの?どうしちゃったのよぉ、お姉ちゃん!)
クローゼットの扉の隙間から、一部始終を覗いていた由衣は愕然とした。
妖しげな男に身も世も無いほど舞い上がっている姉は
由衣が今まで見たことのない姉だった。
優しく頭がよく、上品でいつも凛とした姉・梨香子。
それが顔は端整ではあるが、笑顔が不健康そうな男の虜になっている…。
(ねえ、なに?どうしてこんな男の人と…由衣、ワカンナイよ!)
由衣が一人で混乱している間に、目の前の男と女の抱擁はさらに激しくなる。
「あぁ!好き!リュウジがいないと…アタシ死んじゃうっ!」
「梨香子、オレもお前だけだよ」
二人は熱いキスを交わし、おたがいの服を剥ぎ取っていく。
(えっ、うそぉ!始まっちゃうの?…あっ!出れなくなっちゃった!あたし)
由衣は今更ながら、身動きの取れなくなった自分に気づいた。
(どうしよう!このままじゃアタシずっと…)
「あぅっ!いいのリュウジ…ハア、ハア…」
ほとんど全裸になった二人が崩れるようにベッドに倒れ込む。
「あぁ…吸ってぇ、オッパイがいいのっ!」
薄明かりの中、姉の白い身体が男の黒い肌に絡みつく。
汗にまみれながらお互いを貪りあう姿が、暗いクローゼットの中からはよく見えた。
(もうやめてっ!こんなの…こんなのお姉ちゃんじゃない!)
由衣は姉の痴態に目をそむけ、耳を塞ぎ、この時が早く終わることだけを願った。
「ぎゃあああああっ!!」
梨香子のつんざくような悲鳴が部屋中に響く。
(え?どうしたの!お姉ちゃん!)
由衣が思わず顔を上げて覗き込むと、そこには高々と持ち上げた尻を
バックから男に貫かれ、恍惚の表情を浮かべる姉の姿があった。
支援しとくか
「リュウジぃっ!!硬くておっきいの!ハウッ!もっと…もっと突いてぇ!!」
(お…お姉…ちゃん…)
乳房を揺らせ、体液で全身をぬめらせている姉を、背後から容赦なく突き上げる男。
その姉のふくよかな身体と、意外なほど筋肉質な男の身体に
由衣の目は釘付けになっていってしまった。
(お姉ちゃん、ハァ、ハァ、あたし…うぅっ!)
無意識のうちに由衣は自分の胸を揉み始めていた。
最初は制服の上から。次第にその手は服の中へと忍び込み、ブラのホックを外し
乳首を指で摘み、柔らかな乳房を揉みしだいていった。
(こんなこと…しちゃいけない…けど、でも気持ちイイ!)
扉の向こうでは体位を変えた二人が抱き合いながら上下に揺れている。
「当たるのぉ!リュウジのおチンチンが奥に当たってるのぉっ!!」
由衣の手が今度はパンツの中へと伸びていく。
くちゅっ。まだ男を知らない由衣の秘部が、露で淫猥な音を立てた。
「はぐぅっ!」
強い快感に由衣は思わず声を上げてしまった。
(!!…声、出ちゃった!)
慌てて外の二人を見る。でも夢中で愛し合う彼らには気づかれなかったようだ。
安心すると由衣の身体の中の欲望が、より強い刺激を求めだした。
パンツの中の手がさらに奥へと挿し込まれ、指で自分の肉襞を左右に押し広げる。
胸を揉んでいたもう一方の手が、広げられあらわになった小さな突起に伸ばされる。
指先が由衣の最も敏感な器官に触れた。
(はうぅぅぅぅぅっ!!)
辛うじて声を押し殺した由衣の身体は、つま先まで硬直した。
(アウ、アウッ!いいよう、お姉ちゃん!)
由衣の両手はあふれ出す愛液で雫立っていた。
ベッドの上の二人もクライマックスを迎えようとしている。
「アッ、アッ、もうダメ…イキそうなのぉぉぉぉ!!」
「どこだ、梨香子!どこに出して欲しい!」
「顔に…梨香子の顔にイッパイかけてぇぇぇぇっ!!」
「くはぁっ!!」
「くっ……イッぢゃうのぉぉぉぉっ!!!」
(ダメェェェッ!!イックウゥゥッ!!)
扉の向こうとこちらで姉妹が同時に絶頂に達する。
おびただしい愛液がそれぞれの下腹部をぐっしょりと濡らした。
ベッドからはコトを終えた二人の荒い息づかいが聞こえてくる。
クローゼットの中の由衣はその息さえも押し殺し、快感の余韻に浸っていた。
(由衣、こんなにヤラシイ子になって…お姉ちゃん、お姉ちゃんがイケナイんだよ)
由衣はひとり涙ぐみながらも、やがて静かに眠りについた。
「じゃ、あたし行くからね。リュウジはどうする?」
小部屋の中で眠りに落ちた娘は、翌朝、姉の声で目が覚めた。
「オレ、もう少し休んでから行くよ」
「それじゃ鍵、置いていくから。…ねえ、このままずうっと居てくれていいのよ」
「考えとくよ」
「きっとよ」
そう言って梨香子は男にキスして部屋を出て行った。
(あ、行っちゃった、お姉ちゃん。…あとコイツが出てったら、やっとここから…)
クローゼットの中でぐうっと伸びをする由衣。
突然、クローゼットの扉が開け放たれた。
「!!!!!」
由衣の目の前に上半身ハダカの男が立っていた。
「おはよう。ところで…キミだあれ?」
「あ、あ、あたし…」
あまりに唐突な対面に、由衣の身体は凍りつく。
「オレ龍児。お姉さんから聞いてるよ、『由衣ちゃん』のことは。
…で、何やってんの?こんなトコで」
由衣ははだけたブラウスの前を慌てて手で押さえ、男に対する答えを考えた。
「あ、あのアタシ…ゆうべお姉ちゃんのトコに…ここに遊びに来て…
で、で、ま、待ってるうちに寝ちゃって…それで…」
「ふ〜ん」
龍児はイジワルそうな笑みを浮かべ、由衣を舐めるように見つめた。
「それでそんなトコに隠れて見てたんだ、オレとお姉ちゃんがセックスするのを」
「そんなの!…見てない…見てません!」
「で、ソレ見てひとりでオナニーしてたんだ。クックッ」
「してない!!…アタシ…してないの…」
「じゃ、これはなんだよっ!!」
龍児は由衣の腕を掴み、力いっぱい引っ張りあげた。
「きゃあぁぁっ!!」
立ち上がった由衣を龍児は後ろから抱きかかえ、右手で由衣の股間を
パンツの上から鷲掴みにした。
「いやあぁぁぁっ!!」
「ほうら、パンツのココん所、ガビガビになってんじゃんかよー!」
「やだぁぁ!!止めてええっ!」
「オナニーやりすぎてヌルヌルになったからだろうがっ!」
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさいっ!」
「さあ、どうしようかなぁ、この淫乱娘を…
そうだ、このことキミのお姉ちゃんにも教えてあげよう」
「!!いやっ、それだけは止めてっ!お願い!お姉ちゃんにだけは言わないでぇっ!」
「自慢のお姉ちゃんには嫌われたくないか、ククッ。でも見ただろ?
キミのお姉ちゃんも大概インランだぜ。『覗きの妹』に大きなコト言えな…」
「お姉ちゃんの事、そんな風に言わないで!」
由衣は龍児のことをキッと睨みつけた。
「わかったわかった、『大好きなお姉ちゃん』には黙っててやるよ」
「ホント?お願い!絶対だからね」
「ハイハイ、わかったから」
由衣はホッとした。
「でもさー、由衣ちゃん…覗きをするような悪いコには
誰かが『お仕置き』しなくちゃいけないよねー」
「…え?」
由衣が龍児のことを見るより速く、由衣の身体は力まかせにベッドの上に押し倒された。
「きゃあああっ!」
すぐさま龍児は由衣を組み敷き、両手で肩を押さえ、身動きをとれなくしてしまった。
「なっ、何するのっ!」
「お仕置きだよ、お・し・お・き。…て、言っても怖がらなくていいよ。
由衣ちゃんにもお姉ちゃんとおんなじコトしてあげるだけだからサ」
「そんな…ダメェっ!!絶対ヤダァッ!!」
パン!パン!男の平手が由衣の両頬を打った。
「ハグゥゥッ!」
「騒ぐんじゃねぇよっ!ナメてっとビンタじゃすまねぇからな!」
由衣は泣きながら男に訴える。
「あなた…お姉ちゃんのカレシでしょ!こんな事お姉ちゃんに知れたらアナタだって…」
「バーカ、カレシじゃねえよ。ホストだよ。ホストと客」
「えぇっ?」
「知らなかったろ?姉ちゃんがホストクラブ通いしてたなんて。
梨香子はオレの客。金づる。でもさァ、正直うんざりしてるんだよ。
『一緒に暮らせ』とか『結婚して』とか…。だから別にバレてもどっちでもいいワケ」
「お姉ちゃんが…ホストに…」
「おタクはバレると困る、オレは困らない。わかる?自分の立場が」
由衣の体から力が抜けていった。
もう一つ
「交渉成立、だな。じゃ、めんどくさいからサッサと自分で脱げよ」
しかしショックで我を失った由衣は、ただ呆然と宙を見ているだけ。
「かぁ〜!めんど臭えガキだなぁ!服引きちぎられたいのかよ!
…けど制服破っちゃおタクも困るだろうし、オレも少々面倒くさいコトになる…
ま、こっちだけにしといてやるよ」
龍児は由衣のスカートの中に手を突っ込むと、掴んだパンティを思いっきり引きちぎった。
ビリビリビリッ!
「いやだあああああっ!!!」
いきなり陰部を晒された由衣は、気が狂いそうな羞恥心に叫び、身をよじった。
容赦なく男の指がピンクの花弁を押し分け、侵入してくる。
クチュ、クチュ。クリトリス周辺をなぞる指が湿った音を立てる。
「いやっ、いやあ!アウッ!ハフゥ、ハアァァン!」
由衣の下腹部が快感で痺れだした。幼い喘ぎ声が漏れた。
由衣の突き出された胸が、制服の上から握り潰されるように揉みしだかれる。
「あぅぅ、ハッ、ハッ、ぐぐぅうっ、あんっ!」
陰唇を弄る指が膣穴にぬっと挿し込まれた。
「痛っ!い、イタいィィィッ!」
「あれ?由衣ちゃんはバージンですか。そうですか…
フフッ、じゃ、もっと優しく濡らしてあげなきゃね」
龍児は由衣のスカートの中に頭を突っ込むと、震える肉襞に唇をつけた。
「あっ、ダメッ!見ないで!そんなトコ…ひ、ヒィィィッ」
ピチャッ、ピチャッ。
無理矢理こじ開けられたピンクのひだを、龍児の舌が隅々まで舐めていく。
「うぅぅぅっ、…恥ずかしいっ!」
龍児の唇が起こす微妙なバイブレーションが、由衣のクリトリスを刺激する。
「あうっ!あうっ!ダメッ…もう止めて!ヘンになるぅぅぅっ!!」
ゆうべと同じように、由衣の花弁が蜜で満たされた。
「お姉ちゃんも好きなんだぜ、これ。どう?自分でするよりずっとイイだろ?」
「ハア、ハア…お願い…もう許して…」
「どうしてぇ?お姉ちゃんみたいになりたいんだろ?してやるよ…すぐに」
そう言ってパンツを脱ぎ全裸になった龍児は、硬くなったモノを
由衣のスカートの中に潜り込ませようとする。
「!!いやっ!それだけは止めて!あたし、まだ…」
「処女なんだろ。知ってるよ。だからオレがイイ女にしてやるから」
「いっやぁぁっだぁぁって!!」
少女のか細い腕で懸命にはねのけようとするが…無駄だった。
割られた股の一点にすばやく添えられたペニスが、狭い由衣の膣道を
情け容赦なく一気に突き破った。
ずぶぶぶん
「きゃあああああううっ!!痛ああああああいぃっ!!!」
身体の中心からビリビリと引き裂かれる痛みに、由衣は失神しそうになった。
「さすがに処女は…締まるなっ、と」
由衣の中で鋭い痛みを伴った異物感が、ズキンズキンと脈打つ。
「痛い痛いっ!イタイよぉ!は、早く抜いてっ!」
しかし、由衣の懇願を無視し、龍児は激しく抽送を始める。
「ぐわぁっ!やめてぇっ!裂けちゃうぅぅぅっ!!」
「へへっ、姉ちゃんはもっと喜んでたぜ」
「ううぅっ…」
少女が思い描いていた初体験…それが卑劣な男の手で無残に引き裂かれていく。
「エッ、エッ…助けて、お姉ちゃん!」
「『助けて、お姉ちゃん』、か…じゃ今度は姉ちゃんが好きな体位でしてやるよ」
そういうと龍児は肉棒をいったん引き抜き、由衣の身体を裏返しにした。
うつ伏せで膝立ち、尻を突き出した格好になった。
捲れ上がった制服のスカートから突き出された白く小さなお尻
そこへバックから龍児のペニスが突き刺さる。
ずん
「うわぁぁぁぁぁっ!!!」
由衣の胎内を電流が走る。今度は不思議と痛みはなかった。
スパン、スパン
龍児の腰がしっかり固定された由衣の臀部に打ちつけられる。
「あん!あん!ハッ、ハッ…くぅぅっ!」
由衣の声音がさっきまでとは明らかに変わってきた。
「イイ声だすじゃねえか。バージンのくせに…姉ちゃんゆずりだなっ、と」
ニヤッと笑う龍児、さらに奥までと突き上げる。
「あぁぁぁん!はうっ!はうっ!ダメェェェェェッ!!」
由衣の陰唇が痙攣を起こすように、龍児のペニスをキュッキュッと締め付ける。
自分でも気づかないうちに、由衣は腰を使っていた。
汗でピッタリと身体に貼りついた制服。その下の肌が紅潮していく。
「あうぅ!もう突かないでぇ!おかしく…おかしくなっぢゃうううっ!」
「いいのかぁ?ホントに止めても?」
「ひっ、ひぃぃぃっ!」
「どうするよ、あん?」
「ぐはっ!……いやっ、もっと…もっと、してぇぇっ!!」
ベッドルームに肉の打ちつける音と、由衣の喘ぎ声だけが響いていた。
「いい…いいのぉぉ!アフゥ、アフゥ…死んじゃうぅぅぅ!!」
「へへっ、オレもそろそろ…オイ、どこに出して欲しい?」
「あぁぁぁぁっ!!」
「答えろよ、早く言わねぇと中に出しちまうゾ!それとも制服にかけて欲しいか?」
「いやぁ!!顔…顔に出してっ!!」
「ようし!ホラ、ちゃんと受け止めろよっ!」
「くわぁぁっ!!」
すばやく引き抜かれたペニスから大量の精液が溢れ出し、由衣の顔面を汚した。
「う、うぅっ…ゴホッ」
身体を細かく痙攣させる由衣。顔には精液、スカートから剥き出しの股間からは
血の混じった愛液を滴らせていた。
パシャッ、パシャッ
朦朧とする意識の中、由衣が眼を開けると、前にはカメラ付きケータイ。
「な、何してるのっ!」
「何って…由衣ちゃんの一番キレイなトコ撮ってあげてるんじゃない」
「いやぁぁぁっ!お願い!写さないでぇっ!!」
「ネットでバラ撒いちゃおっかな?これ見たら由衣ちゃんのコト知らないヤツでも
制服でどこのガッコウか分かっちゃうよな。…そうだ、お姉ちゃんにメールで送っちゃお」
「ダメェ!お願い…それだけは…やめて…」
「じゃ、取り引きだな」
「とり…ひき?」
「別に由衣ちゃん脅してお金取ろうなんて思わないよ。お金は由衣ちゃんのお姉ちゃんや
他のオバサマたちがくれるからね」
「どうしたらいいの?」
「簡単だよ、オレが呼び出したら必ず来ること。かならず、ね。
そしてオレの言うことには絶対服従だ」
「それって、ドレイ…」
「いやいや、『お友達』だよ。親しいオトモダチ」
呆然とする由衣に優しげな声で言う龍児。
「ホストってさァ、結構ストレス溜まるんだよ。
そんな時いやして欲しいっつうか…早い話、ヌキに来いってコト」
「そんなぁ…」
「泣くなよ、姉ちゃんより可愛がってやるからな。仲良くしようぜ、ゆ・い」
涙ぐむ由衣に、龍児が意地悪くわらった。