>787(椿様)(1)
>・・・フフフ、勝手よねわたし・・・、貴女にあれだけの事をさせておきながら、貴女に許して貰おうとしている・・・・。許してくれるの青葉さん?
は、はい・・・もちろんです・・・。っていうか、許すとか許さないとかじゃなくて・・・あたし、きっと椿様がいらっしゃった下さって・・・本当によかったって思ってます・・・。
>有り難う、優しい娘ね貴女。
あ、あの・・・。
(だきつきっ ― キス)
>どうしたの突然?
あ、あの・・・・・ごめんなさい・・・・。あんまり辛そうな・・・・お顔だったからなんだかたまらなくて・・・・。
申し訳ありません・・・・・・・・・・・・。(土下座)
>787(椿様)(2)
>ウフフ・・・嬉しいわ、私も青葉さんのことあい・・し・・・・・・
あ、あの・・・どうかなさいましたか?なんだか・・・・お顔の色がすぐれない・・・ような。あのどうか、ベッドでお休みになってくださいませんか?あたしがそばにいますから・・・。
>何でもない大丈夫よ、ちょっと疲れているだけだから。
>私は少し休んでくから貴女は先に倶楽部へ戻りなさい。一人で戻れるわね?
あ・・・・、倶楽部に・・・、は、はい・・・・。
>それから、部屋の合い鍵。今夜から此処に泊まりなさい。明日からは此処から通いなさい。
は、はい・・・・・。残りの・・・・・ふんどし肉奴隷のお勤め・・・精一杯・・・うう・・・果たします・・・・。
>それじゃあ先に行って、青葉さん。
では、いってまいります・・・・・・。でも、お客様・・・・・もう来なくなって・・・・・ほとんど休業状態・・・だけど。
>(・・・あまり時間が無いみたいね。急がなくては・・・・)
>767(1)
>800で終わるかどうかはわからないが、ここのところのレスを見ると
>お名残惜しいけれど、このスレで終わるのがいちばん良いと思う。
そう言って頂けると・・・・嬉しいです・・・・・。
もう、お店も・・・店員さんがいなくなって、支配人様もあたしに何も言わなくなりました・・・・。
もう・・・普通のお客さんも自由に入って来てて、ほとんど普通の喫茶店状態です・・・・。
ヘンな道具も片付けられちゃいました・・・・・。
あたしは・・・・、ウエイトレスやってます。
驚いたのは、主治医のお姉さん・・・。開業医でいらっしゃったんです。
近くにある、ご自分の医院に戻られました・・・・。
『病気でもケガでも、したらウチに来な。まあ、健康なのがいちばんだがな。』
っておっしゃって、白衣を風にひらめかせながら、行ってしまわれました・・・・・。
>767(2)
そうそう・・・・実はこれから、オーナー様と一緒に・・・・・・両親と会って来ます。
オーナーは、今応接間で待ってらっしゃいます・・・・・・。
オーナー様・・・・・、婚約指輪持ってらっしゃったんですよ・・・・。
主治医のお姉さんが、去る間際、『本物のダイヤじゃん。』って面白げにおっしゃってました・・・。
お父さんとお母さんにこれまでのことを心配させないための偽装婚約なんだから、ここまですることないのに・・・・。
>771(お蝶主人様)
>弓道部って珍しいね。結構腕力がいるんじゃないの?
そうですね・・・。あたしも入部して初めて知りました。
体力づくりからはじめないとダメでした・・・・。
はい、ご注文のミックスジュースです。
>785(真奈美様)(1)
あ、いらっしゃいませ・・・・・。
す、すみません・・・・。ここももう、普通の喫茶店状態で・・・ここでは、土下座・・・できないです。
あの、よかったら、奥のあたしの部屋へどうぞ・・・・・。
・
・
・
>あのね。私は、青葉ちゃんを私のものにしたかったの。
え、あ、あの・・・・そこまであたしのこと・・・想っててくださったんですか・・・?
あう・・・ありがとう・・・ございます・・・・・・。
>785(真奈美様)(2)
>椿様も美穂ちゃんもいらない、私だけいればいい。
>そうする自信もあるわ。
あの・・・・その・・・・椿様は・・・大切な方ですし・・・美穂ちゃんも・・・あの、あたしには大事なお友達ですし・・・・真奈美様も・・・なんていうか、大好きなお姉さん、って思ってますから・・・みんなと仲良くいたい、って青葉・・・思ってます・・・。
>気づいてなかったでしょうけど、ボディーガードを付けるっていうことは、私がその気になれば椿様も美穂ちゃんもすぐさま人質に変わることを意味するのよ。
>……殺すことだって、できるわ。
>もしも青葉ちゃんが椿様を選んだり、私を捨てたりしたら、すぐにでも実行に移そうと思ってたの。
・・・・え・・・・?そんな・・・・?あたしの大切な人たちに・・・ああ、や、やめて、やめてくださいーーーーーー!!そんなこと、お願い、考えないで下さいーーー!
>785(真奈美様)(3)
あたしがようやく・・・・・心を通い合わせられた人を何で・・・奪うんですか・・・・?
あたしのこと・・・・好意を持ってくださるのはすごくすごく嬉しいけど・・・・そんなこと、やめて、やめてえ・・・・・。
・・・・ああ!そ、それに、椿様は・・・・・誰かに手出しできるような方じゃ・・・無いと思います・・・・。
あの方の領域を侵そうとする人は・・・・・無事ではいられない・・・。そんな気がします・・・・。
親衛隊の方たちだって動くでしょうし・・・・・・。
どうか・・・・、危険なマネは・・・やめて・・・ください。ううう・・・。
>786(真奈美様)(1)
>だけど、やめたわ。青葉ちゃん、私のことちっとも疑わないんだもん。
>私がどれだけ汚いことを企んでいるか、そんなこと考えもしないで。「ありがとうございます」って、感謝ばっかり。
>おまけに私の身の心配までする始末。
>いくら何も気づいてなかったって言っても、毒気抜かれちゃった。
・・・・いいえ、いいえ・・・。真奈美様は・・・・そんなことする方じゃないって・・・あたしは思います。
憎むこと・・・・、傷つけること・・・・・。あたしだって、その感情、心の中にいっぱいいっぱい持ってます。だから、真奈美様がそういうお気持ちを持つことも・・・否定する気は無いです。
でも・・・、その気持ちを形にすることは、真奈美様なさらない・・・・。真奈美様はとても優しい方だって・・・・あたしは思ってます。
これって・・・あたしの勝手な思い入れですか?でも、あたしは自分の思い入れ・・・真奈美様への思い入れを・・間違ってないって思ってます。
>786(真奈美様)(2)
危険を冒して・・・・あたしを助けて下さろうとした・・・・その強い優しさ・・・・あたしは、そのお心そのものに救われたんです・・・・・。
あたしを思いやって一歩も引くことが無かったそのお心に・・・・・・。
真奈美様・・・・・あたしの大好きなお姉さん・・・・・・・。
>私は青葉ちゃんの幸せのために全力を尽くす。今度こそ誓うわ。
>だから……ね、誓いのキス、しよ。
うう、ありがとうございます・・・・。何でこんなに・・・想われてるんだろ・・・・・。
報いるすべも無い・・・のに・・・。
ん・・・くちゅ・・・ふうう・・・あふ・・・ちゅく・・・ちゅる・・・んはあ・・・んん・・・・。
ああ・・・だめですう・・・・。おっぱいまで・・・あぁ、手を・・・ダメえぇ・・・。
(うう・・・・椿様・・・・・ごめんなさい・・・・。)
>ん……あぁ……。
>好きだよ、青葉ちゃん……。
真奈美様・・・・大好きなお姉さん・・・・・。クチュ、あふう・・・・ちゅう・・・・・・。
・・・・・・どうしたのこんな時間に? ・・・さすが十年来の友達ね、
良く判ったわね・・・そう、今夜やるわ。今のオーナーの下で働いてやっ
と巡ってきたチャンスよ、これを逃す手はないわ。それに、これ以上待つ
事は出来ないのよ・・・もう限界なの私の体・・・。そうね、あなたの主
義に反するのは判る、でもドナーが見つかるのを待っていては遅いのよ。
次にチャンスがいつ来るか判らないしね。・・・・彼とはそんなんじゃな
いわ・・・、お互いの利害が一致した・・・ただ、それだけよ・・・・。
・・・そろそろ行くわ。青葉さんのこと頼むわね・・・。それから、あの
娘が起きたら伝えて・・・約束を守れなくてご免なさい・・・と。
・・・相変わらずねあなた、・・・出来るだけ努力するわ・・・それじゃあ
・・・・・・いってきます・・・。
807 :
ニュース:03/11/02 07:38 ID:LkGbQEHr
『・・・本日未明、○○のマンションで火事があり焼け跡から
男女あわせて四人の焼死体が見つかり、警察では調べを進める
とともに、四人の身元確認を急いでいます。続いて今日の天気
予報です・・・・・・・・・』
青葉ちゃんがウエイトレスになり、倶楽部が喫茶店になった今、僕にできる事は
このクライマックスを手に汗を握って見守るのみです(特に<<806を見て)。
とにかく、椿様(及びその中の人)の次のアクションはなにかに注目です。
「はい、ご注文のミックスジュースです。」
ミックスジュースなんて注文してないよ。青葉ちゃんって・・いつも
話をそらすよね。・・・・自分から逃げてばっかりだ。
もっと人と正面から向き合わなければ・・・本当の心ってのは
永遠にわからないものなんだよ。
・・・・・本当は凄く心の寂しい子なの?過去に何があったか知らないけど
そのトラウマから逃げてちゃあ・・・何も始まらないし・・
本当の恋愛なんて出来ないよ。
・・・・私も以前、好きになった子がいたんだけど・・・複雑な家庭事情の子で
表面的には明るくて素直なんだけど・・・いざとなったら逃げてばかりいた。
さすがの私も・・・・もううんざりって感じになったよ。
その子のトラウマの手助けになってやろうと思っても、決して自分の殻から
出てこようとはしてこなかった。・・・・外面上は非常にいい子なんだけどね。
青葉ちゃんと会話してたら・・・その子の事がだぶってきたよ。
>806(椿様)(1)
・・・・・・・・むにゅ・・・・椿様・・・・。あれ・・・・?
いらっしゃらない・・・・?
もう朝・・・・じゃないよね?どこへ行かれたのかな?
・
・
リビングにもいらっしゃらない?・・・・なんだか・・・落ち着かない。
・・・あれ?表の方に明かりが?あれって、椿様の車?人影が二つ・・・・?
・
椿様の声・・・。
>・・・・・・どうしたのこんな時間に? ・・・さすが十年来の友達ね、良く判ったわね・・・そう、今夜やるわ。
>今のオーナーの下で働いてやっと巡ってきたチャンスよ、これを逃す手はないわ。
>それに、これ以上待つ事は出来ないのよ・・・
え?何?厳しい・・声。チャンス?待つ事は出来ない?何?何が起こってるの?
>もう限界なの私の体・・・。
・・・・・・・・・・・・・・!!!
>806(椿様)(2)
>そうね、あなたの主義に反するのは判る、でもドナーが見つかるのを待っていては遅いのよ。
>次にチャンスがいつ来るか判らないしね。
椿様、・・・・・体が・・・・あたし、何にも気づかないで・・・・・わかってなくて・・・・。
あ、頭が混乱して・・・どうしたら・・・?
>・・・・彼とはそんなんじゃないわ・・・、お互いの利害が一致した・・・ただ、それだけよ・・・・。
>・・・そろそろ行くわ。青葉さんのこと頼むわね・・・。それから、あの娘が起きたら伝えて・・・約束を守れなくてご免なさい・・・と。
>・・・相変わらずねあなた、・・・出来るだけ努力するわ・・・それじゃあ・・・・・・いってきます・・・。
>806(椿様)(3)
!!つ、椿様ァーーーーー!!あぁ、鍵がかかって・・・・えっと・・・あ、開いた・・・・・。
待って、待ってくださいーーー!!あぁ、車が、ああ・・・。待ってええーーーー!!
あの、そこの、そこの方・・・、暗くて顔が見えない・・・・。あなたは・・・・誰ですか?
教えてください・・・・・椿様はどこへ!?一体、何があったんですか・・・・?
>807(ニュース)
何なんだろ・・・・・・。かわいそう・・・・。
>808
>青葉ちゃんがウエイトレスになり、倶楽部が喫茶店になった今、僕にできる事は
>このクライマックスを手に汗を握って見守るのみです(特に<<806を見て)。
>とにかく、椿様(及びその中の人)の次のアクションはなにかに注目です。
・・・・・ごめんなさい。あたしが来るのが遅くなったから・・・・展開も・・・遅くなっちゃったかな・・・・・。
何が起こってるんだろ・・・・・?椿様・・・・・、あたしは、結局、何の力にもなれないんですか・・・・?
倶楽部でいたぶられていた時も・・・・・力が欲しい、って願うことが何度もあったけど・・・・、今ほど・・・そう思う事は・・・無かったです。
このまま・・・・あたしの前から消えたり・・・うう・・・しないで・・・・ください。うっ、うぐうう・・・・・・。
>809(お蝶主人様)
>ミックスジュースなんて注文してないよ。
そうおっしゃると思ってたから、実は何も用意していません。ご注文をどうぞ。
>青葉ちゃんと会話してたら(ry
それって全部・・・・・ご自分のこと・・・・。
・・・ってやめとこ。この方の目には・・・・・・他人は存在しないんだ。
「そうおっしゃると思ってたから、実は何も用意していません。
ご注文をどうぞ。」
・・・・じゃあ・・・改めて・・・ミックスジュース。
「それって全部・・・・・ご自分のこと・・・・。
・・・ってやめとこ。この方の目には・・・・・・他人は存在しないんだ。」
・・・・私は正面から向いてるよ。・・・・青葉ちゃんはいつも
逃げてばっかりだけどね。・・で・・・他人は存在してるよ。
ただ・・・それって・・・お互いに正面から向き合うから成立する訳で
一方が逃げてばっかりじゃあ・・・存在しないという事になる。
質問だけど・・・何で青葉ちゃんって(秘密倶楽部のふんどし娘)になったの?
・・・凄く不思議なんだけどね。
>>青葉ちゃん
そろそろ店仕舞いで良くない?
長い間、お疲れ様でした
またいつか新スレ立てて楽しませてください
それまでお元気で
>815(お蝶主人様)
ご注文の品、お持ちしました。
>816
あたし自身の事は、もういいんです・・・。
オーナー様と一緒に、お母さん、お父さんの下に戻りました。
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて・・・・・・。偽装婚約は心が痛んだけど・・・。
その辺の細かいことは、・・・皆様には退屈でしょうから・・・申しません。
でも、椿様が・・・・どうなさったのか、確認できないうちは・・・帰れないです。
っていっても、もう残りわずかですが。
今日は学校への転入の日です・・・・・。
どんな、生活が始まるのか分からないけど・・・、変わろうとしなければ変われないと思いますから・・・、がんばります。
美穂ちゃん・・・・・・早く・・・姿を見たい・・・・・。
(1)
・・・ただいま・・・青葉さん。・・・し、心配かけたわ・・・ね・・・
ドサッ!・・・あ、青葉さん、私ね人を殺してきたの。・・・前オーナー
・・・オーナーの祖父にあたる人物を・・・ね。な、なぜそんな事をした
か・・・妹が居たの私。・・・ベッドサイドにあるでしょう写真が・・・
妹もね拉致されたの・・・。獣達に散々なぐさみものにされて殺されたわ
・・・。その頃の組織は、拉致してきた少女達を闇から闇に葬っていたの
・・・そして、組織の方針に反対していたのがオーナーのご両親・・・。
しかし、前オーナーに疎ましく思われていたご両親は消されたの・・・。
(2)
・・・そして、後を継いだのが現オーナー・・・。オーナー・・・彼と出会ったのはその頃よ・・・
か、彼は後を継いでからす・・・少しずつ組織の方針を変えていったの。
現在の体制になったのは彼がオーナーになってからよ青葉さん・・・・。
・・・で・・でも、その間、少女達に許される事ではないわ。・・・その
ツケが廻ってきたのね・・・白血病それが私の病気よ青葉さん・・・・。
(3)
・・・そんなに泣かないで・・・笑顔を見せて青葉さん・・・。佳い女は
笑顔を絶やしては駄目よ・・・。ねえ、青葉さん、彼・・・貴女を愛して
るわよ表にださないけど・・・。い・・今は受け入れられないかもしれな
いけど、少しずつで良いから受け入れてあげて頂戴ね青葉さん・・・・。
・・・先生、友達としてお願いがあるの・・・青葉さんの事たのむわね。
・・・フフフ、相変わらず口が悪いわねあなた・・・。私なんだか疲れ
ちゃった・・・少し眠らしてもらうわね・・・。あ・・・青葉さん・・・
わ・・たし・・・貴女の事・・・愛し・・て・・る・・・・・・・・・・
・・・急ぎなさ〜い、遅刻するわよ青葉さん。忘れ物ない? あっ!!
ほら、お弁当、もう美穂ちゃんに笑われるわよ。はい、いってらっしゃい
青葉さん。フフフ、あの娘たら毎朝あんな調子なのよ、先が思いやられる
わまったく。でも、こんな日常を過ごせるのもあなたのお陰よ、感謝して
いるわ、そしてオーナーにもね・・・。一年前のあの日、正直死んだと
思ったわ自分で、しかし目覚めたらあなたのクリニックのベット・・・、
そして怒りながら言ったわね、お前を絶対に死なせない必ず治してやる・
・・と。なに赤くなってるのよ、あなたらしくないわよ。でも、灯台もと
暗しだったわね、まさかオーナーがドナーの適合するなんて思ってもみな
かった・・・。とにかく、今の私が在るのはあなたとオーナーのお陰よ。
え? 感謝しているなら借りを返せ? そうねえ・・・私の手作りアップ
ルパイでどう? 一年分にしろ? あなたも欲張りね・・・判ったわ、
それで手を打ちましょ。さて、そろそろ私達も出かけましょうか。
それでは皆さんさようなら。
822 :
美穂 :03/11/03 19:21 ID:Fi8NT8QS
―注・時間は821よりさかのぼります―
(新学期の騒がしさも一段落し、人けの少なくなった放課後のキャンパスを歩いていた青葉は後ろから声をかけられた)
お姉ちゃん?・・・・青葉お姉ちゃん?
やっぱり、青葉お姉ちゃん!!!!
(二人はしっかり抱き合った)
うう、会いたかった・・・会いたかったよ・・・・。
言いたいこと、いっぱいあるはずなのに・・・言葉が出てこないよ・・・・(涙声)
(ナレーション・これが美穂にとって姉とも慕う、そして生涯の友となる
青葉との再会であった。そしてこの日をきっかけに、実父より受けた心の傷は
癒されていったのである)
「ご注文の品、お持ちしました。」
・・・・たったそれだけなの?青葉ちゃん。
・・・・すみません。書き込みができるなら・・・、次スレ・・・そのまま、こちらへ持ってきちゃいます。
>818(椿様)(1)
・・・・・ごめんね、お母さん、また家を出てっちゃって・・・。
でも、このマンションの部屋・・・大切な人を・・・待たなければいけないから・・・。
うん、大丈夫・・・・。護衛もつけてくれてるから・・・・。心配しないで・・・ごめんね。
じゃ、また電話するから・・・・。うん、おやすみ・・・・。
ハア・・・。
・・・お店も閉鎖され・・・・、お父さん、お母さんもとりあえず安心させられた・・・・・・。
でも・・・・・、椿様・・・・・いつ戻ってくるんだろう・・・・。
あの夜、主治医のお姉さんは『ヤツを信じて待ってやれ。』って言ってたけど・・・・。
・・・・・・・あれ、ノックの音・・・?あの・・・どなた・・ですか?
>818(椿様)(2)
>・・・ただいま・・・青葉さん。・・・し、心配かけたわ・・・ね・・・
・・・!!つ、椿様ァァ!!
あぁ・・・・・椿様、血、血が・・・あうああ・・・し、しっかりしてえぇ!!
>ドサッ!・・・あ、青葉さん、私ね人を殺してきたの。・・・前オーナー・・・オーナーの祖父にあたる人物を・・・ね。
・・・人を・・・前オーナー・・・・?
どうして・・・?どうしてえーーーー!?どうして、椿様が・・・そんなことをしなければならなかったんですか!?
そのために・・・独りで苦しんでいたんですか?あたしには・・・なにもできなかったんですか・・・・?
>な、なぜそんな事をしたか・・・妹が居たの私。・・・ベッドサイドにあるでしょう写真が・・・
>妹もね拉致されたの・・・。獣達に散々なぐさみものにされて殺されたわ・・・。
>818(椿様)(3)
あの写真・・・気になっていた写真・・・。女の子二人の・・・仲良さそうな・・・写真。椿様と妹さん・・・?
そんな・・・・妹さんが・・・・そんな目に・・・。
・・・・じゃあ・・・どうして、椿様が・・・・自ら女の子を調教して・・・・・。
>その頃の組織は、拉致してきた少女達を闇から闇に葬っていたの
>・・・そして、組織の方針に反対していたのがオーナーのご両親・・・。
>しかし、前オーナーに疎ましく思われていたご両親は消されたの・・・。
>819(椿様)(1)
>・・・そして、後を継いだのが現オーナー・・・。オーナー・・・彼と出会ったのはその頃よ・・・
>か、彼は後を継いでからす・・・少しずつ組織の方針を変えていったの。
>現在の体制になったのは彼がオーナーになってからよ青葉さん・・・・。
オーナー様が・・・・。
それでも、ここまで変えるのがやっとだったってこと・・・ですね。
椿様を見送った主治医のお姉さんが言ってました。
『あたしが来るまでは、女の子たちはケガも病気も関係なく暴行三昧に晒されていたらしいよ・・・。』って。
>819(椿様)(2)
>・・・で・・でも、その間、少女達に許される事ではないわ。・・・そのツケが廻ってきたのね・・・白血病それが私の病気よ青葉さん・・・・。
でも・・・・、椿様が危険を犯して・・・・、女の子をかばうために・・・・がんばって・・・がんばってて・・・くださったんですよね。
あたし・・・何にも・・・・わかってなかった・・・・。
>820(椿様)(1)
・・・・・・あたし・・・・何にも出来なくて・・・・今頃・・・後悔するなんて・・・イヤあぁ・・・。
>・・・そんなに泣かないで・・・笑顔を見せて青葉さん・・・。佳い女は笑顔を絶やしては駄目よ・・・。
う、う、うええ・・・・・ダメ・・・・椿様が元気になってくださらないと・・・笑え・・・ません。
>ねえ、青葉さん、彼・・・貴女を愛してるわよ表にださないけど・・・。
・・・・え?そんなこと・・・あたしみたいな・・・子どもなんか・・・・。
>い・・今は受け入れられないかもしれないけど、少しずつで良いから受け入れてあげて頂戴ね青葉さん・・・・。
う、うう・・・、椿様が・・・・そう、おっしゃるなら・・・あたし・・・努力します・・・しますから・・・椿様、元気に・・なって・・・。
>820(椿様)(2)
>・・・先生、友達としてお願いがあるの・・・青葉さんの事たのむわね。
(主治医「・・・・・・それは請合うが、あたしがずっと診ていてやったら、この娘、さぞ長生きするだろうな。天国で再会していい思いするのはずい分先になるぞ。
それがイヤなら、もう少し気張ることだな。」)
>・・・フフフ、相変わらず口が悪いわねあなた・・・。私なんだか疲れちゃった・・・少し眠らしてもらうわね・・・。
やだ・・・。椿様・・・。眠っちゃダメ、ダメえぇ・・・・・・。
>あ・・・青葉さん・・・
>わ・・たし・・・貴女の事・・・愛し・・て・・る・・・・・・・・・・
イヤ、イヤあああああーーーーーーーーー!!!う、うぐあああ・・・、その言葉、もっと聞かせてください・・・・。
あたしにも・・・愛してるって・・・・言わせてください・・・・。
椿様・・・椿様ぁ・・・・。あう、うあああああーーーーーーーーーーー!!!
う、うう、うええええ・・・・・・・・・。
>822(美穂ちゃん)(1)
>(新学期の騒がしさも一段落し、人けの少なくなった放課後のキャンパス)
あ・・・、みんなごめん。先に行ってて。え?いや、初等部に用事ってわけじゃ・・・ないけど・・・。
ちょっと・・・知り合いが・・・ね。うん、じゃ、また・・・・。
>822(美穂ちゃん)(2)
・
・
・
はあ・・・・・・。ホント、広いなあ・・・・この学校って。
初等部だけでも、あんなに生徒がいるんだ・・・・。
せめて・・・・顔だけでも・・・見られたら、って思ったけど・・・・。しゃあない・・・また、明日にしようかな・・・・。
>お姉ちゃん?・・・・青葉お姉ちゃん?
え・・・・・?(振り向く青葉)
美穂・・・・ちゃん?
>822(美穂ちゃん)(3)
>やっぱり、青葉お姉ちゃん!!!!
あああ、美穂ちゃん、美穂ちゃん!!
>(二人はしっかり抱き合った)
>うう、会いたかった・・・会いたかったよ・・・・。
美穂ちゃん・・・・、あたしに・・・あたしなんかに・・・・そう言ってくれるの?
うう・・・ありがとう・・ありがとう・・・・美穂ちゃん・・・・・。
あたしも・・・会いたかった・・・・ずっと、会いたかったよお・・・・。
>822(美穂ちゃん)(4)
>言いたいこと、いっぱいあるはずなのに・・・言葉が出てこないよ・・・・(涙声)
あたしも・・・いっぱいあるよ・・・・。美穂ちゃんのこと、もっともっと知りたいから・・・・これから、いっぱいお話し、していこうね・・・・。
もう・・・・あたしたちには・・・・そのための時間がちゃんと・・・ちゃんと・・・あるんだから・・・。
(ナレーション・これが美穂にとって姉とも慕う、そして生涯の友となる
青葉との再会であった。そしてこの日をきっかけに、実父より受けた心の傷は
癒されていったのである)
>821(椿様)(1)
わ、なんで、目覚まし、止めちゃってるの〜、あたし。はわわわわ、着替え、え、えーと、ソックスは?
>・・・急ぎなさ〜い、遅刻するわよ青葉さん。忘れ物ない?
す、すみません〜。忘れ物、な、無いです〜。うっわ〜。ほんと、やばいよ〜。
>あっ!!ほら、お弁当、もう美穂ちゃんに笑われるわよ。
わ〜、ごめんなさ〜い。
忘れたら、また美穂ちゃんにお弁当分けてもらっちゃうところです〜。
じゃ、椿様、行って来ます〜。
>はい、いってらっしゃい青葉さん。
>フフフ、あの娘たら毎朝あんな調子なのよ、先が思いやられるわまったく。
>821(椿様)(2)
>でも、こんな日常を過ごせるのもあなたのお陰よ、感謝しているわ、そしてオーナーにもね・・・。
>一年前のあの日、正直死んだと思ったわ自分で、しかし目覚めたらあなたのクリニックのベット・・・、
>そして怒りながら言ったわね、お前を絶対に死なせない必ず治してやる・・・と。
>なに赤くなってるのよ、あなたらしくないわよ。でも、灯台もと暗しだったわね、まさかオーナーがドナーの適合するなんて思ってもみなかった・・・。
>とにかく、今の私が在るのはあなたとオーナーのお陰よ。
>え? 感謝しているなら借りを返せ? そうねえ・・・私の手作りアップルパイでどう? 一年分にしろ? あなたも欲張りね・・・判ったわ、
>それで手を打ちましょ。さて、そろそろ私達も出かけましょうか。
>それでは皆さんさようなら。
あたしのスレも、これでお終いです。
大勢の皆様、本当にどうもありがとうございました。こんなにスレが伸びるなんて、正直思ってませんでした・・・。たくさんのご来室感謝です・・・。
椿様、美穂ちゃん、真奈美様、なんだかすごいストーリーを展開してくださって、・・・ありがとうございます。
青葉も、すごくハラハラワクワク、楽しんでました。なんだか・・・・お名残惜しいです・・・。本当にありがとうございました。
それでは、皆様・・・・さようなら。
(おしまい)
END
ホントに・・・最後までドジって・・・・ごめんなさい。
それでは、皆様・・・・・さようなら。
(ホントにおしまい)
お疲れ様♥
またいつかどこかで
感想をゼヒ言いたいので、ひとこと。
この青葉ちゃんの話は、
前半がバラエティーあふれる青葉ちゃんへの責めである「エッチ話」で
盛り上がり。
後半は、前半のそれを受け継ぎつつ、椿様・真奈美様・美穂ちゃんをはじめ、その他の人達と青葉ちゃんの「ドラマ」が加わり、スレの内容の幅が広がったと思います。
そしてなにより、3人の女性やお客達に対する青葉ちゃんのすばらしい対応。
それら全てにより、この青葉ちゃんの全スレは最良スレになったと思います。
青葉ちゃん、長い間おつかれさまでした。
そして、全登場人物の皆様ありがとう。
いや〜、ラストはどうなる事かと心配したけど、
ハッピーエンドになって良かったよ。青葉ちゃん
、椿様、真奈美さん、美穂ちゃん、それぞれの
中の人達、大変お疲れ様でした。
844 :
えっちな21禁さん:03/11/05 04:51 ID:65+BnJVM
ありがとう
とうとう終わりなんだなあ。いやあ名残惜しいよ。