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駅に着いて、タイミング良くやって来た電車に飛び乗り、私はアニキのいる下宿へと向かう。
土曜の昼の電車はあんまり人が乗ってなくて座席もガラガラだったけど、
私はなんだか座ってゆっくりする気分にもならなくて、電車の窓から流れていく外の風景を
ぼんやり見ていた。
≪この前の土曜日は会えなかったから、二週間ぶりかな・・・≫
私はそんなことを考えながら、もうすぐアニキに会えるんだって喜びで胸がドキドキしていた。
でも、ドキドキしてるのは胸だけじゃない。
アニキのことを考えると、特別にドキドキしてくるところが、私の体にはもう一つある。
・・・私のスカート。その下にはいている白いショーツ、そのショーツに守られた大事な部分、
女の子の大事な部分≠ェこれからアニキと会うことを考えると、
じんわり・・・気持ち良くなってきちゃうんだ・・・。