うおー妹とエッチな事したいよーー！その20

俺が大学合格を果たした時の話。
俺は親友の家にいました。
なぜいたのかというと，呼ばれたのでした。
親友「しかしお前も受かるとはね〜。たしかぎりぎりだったんだろ。」
「いやいや，お前のおかげだ。」
親友「感謝しろよ」
「･･････ともかくだ。なんで俺を呼んだんだ？」
親友「お前に渡したいものがあってな。」
とごそごそとなんか取り出しました。
「D.C〜聖夜のアルティメットバトル〜」
「･･････なにこれ？」
親友「エロゲーだが？」
「なんでこんなものがある？」

親友「俺が買ったからだが？」
「･･････いつ買った？」
親友「それは言えない」
聖夜とあるからおそらく12月発売･･････
「･･････お前は何しとったんだ？」
親友「まあ，とにかく。もらってくれ。」
「はあ？」
親友「いいから」
「麗奈にばれたらどうするんだよ･･････」
親友「ばれなきゃ良いんだ。ばれたら大変だゾ〜」
「○○（幼馴染，現親友の彼女）にばれたんだろ？」
親友「！」
「そんでもって捨てるのももったいないから，俺に渡せばいつでもやりたくなったらやれると思ったんだろ？」
親友「！！」
「図星かよ･･････」
親友「あ，あははははは」

「D.C〜聖夜のアルティメットバトル〜」はD.Cのお試し版みたいなゲームでした。
俺とD.Cはこうして出会ったのです。

「エロゲーねえ･･････。KANONやAirみたいな名作だったら良いんだが･･････」
エロゲーやるのは久しぶりでした。
そして･･････
感動しました。
主人公の義妹「音夢」を中心とした簡単なゲームでしたが，俺の心を掴むには十分でした。
「音夢萌え〜」
こうしてD.Cの発売日を今か今かと待つゲーマーが誕生しました。

>「音夢萌え〜」
Σ(￣□￣
284さんが言うと何だか違和感が。（ｗ

以前のキャラからどんどん崩れていくなｗ

そして発売日前日。
「なあ」
親友「なんだよ，･･････ああ明日は発売日か？」
「ああ，ノートを頼む。」
親友「は？」
「朝一番で買いに行く。」
親友「･･････本気か？」
「というわけで１限と2限出られん。」
親友「･･････はまったのか。予定通りだ。」
「は？」
親友「お前ならはまると思っていた。･･････俺の分も頼む。」
「予約してないが･･････」
親友「どうせ○○で買うんだろ？予約券ならある。」
「･･････」
でホントに買いました。

>>125,126
>「音夢萌え〜」
この部分は冗談ですよ？

えぇ〜〜?音夢いいじゃんかぁ・・・萌え〜〜〜

ｹﾞｰﾏｰが生まれる瞬間をかいま見たwそして親友は策士だな

そして買ってきた夜。
「･･････ついに手に入れた。」
ガッツポーズとってました。
「ではインストールしよう。」
親はもうすでに寝ている今,なんも気にすることは無い！
「インストール完了」
の文字が出て,俺の心もボルテージMAX！
「ではスタート！」
早速始めて,タイトルが出ました。その時！
『兄さん,ここ教えて〜』
･･････妹が入ってきました。

>>129
いやいや冗談で書いたってことです。
音夢は萌える存在ですよ？

アニメに影響され、即購入した・・。どうなのだろか

>>130
＞KANONやAirみたいな名作だったら良いんだが･･････
既にゲーマーだったと思われ

『･･････兄さん？何やってるのかなあ？』
「･･････い,いやゲームだ！」
ドアに鍵かけとくべきでした。
･･････っていうかドアに鍵さえありませんでした。
そして,妹も起きてること忘れてました。
『何この箱。･･････「ずっと一緒だよ兄さん」？』
･･････箱も置きっぱなしでした。
「いや,これは･･････そうだ！○○（親友）に無理やり渡されたんだ。やらないのももったいないから･･････」
我ながら苦しい言い訳でした。
『･･････本当？ならその人に電話してよ。』
俺は急いで親友に電話しました。

>>133
面白いからやるべきだと思います。

ひょっとしてコテの兄さんたちはみんな文系なのかなぁ。
・・・411兄はそうだろうとは思ってたけど。

親友「･･････なんだよ。こんな時間に。今D.Cやろうとしてるんだが？」
「お前もか！･･････まずいことになった。」
親友「どうした？」
「麗奈にばれた。」
親友「マジで？」
「ああ,だからお前に借りたことにしといてくれ！今,麗奈に変わるから。」
俺は携帯を妹に渡しました。
ちなみにここまでの会話はすべて妹に聞かれないよう小声でしました。
『ああ,○○さん？お久しぶりです。･･････ええ。それで本当なんですか？･･････ああそうだったんですか。わかりました。兄さんに変わりますね。』
妹が携帯を返してきました。

「もしもし？」
親友「すまん。かばいきれん。後は頼む！」
ガチャン！
電話が切れました。
「あ･の･や･ろ･う。」
『･･････兄さん？どういうことか説明してもらいましょうか？』
敬語を使う妹の声には明らかな殺気がありました。
「ええと･･････これは･･････ですねえ･･････」
『な･ん･で･す･か？』
「･･････」
俺は覚悟を決め,すべて話しました。
･･････処刑台に登っている気分でした。
妹とのことが親にばれた時以上の恐怖心だったかもしれません。

『ふ〜ん』
すべて話した時,俺は死を覚悟してました。
『つまり･･････兄さん浮気してたんだ･･････』
「ちょ！浮気してたわけじゃ･･････」
『だって,私というものがありながらこんなゲームやってたんでしょ？･･････浮気じゃない。』
「い！いや違う！違います！俺にとってお前以上の存在はいないって！」
必死に言い訳してたので,今から考えると赤面するようなことまで言ってました。
『とにかく,妹がヒロインのゲームなんだ･･････』
「？」
『私もやってみたい。』
「は？」

うん、浮気だ。

「い！いや違う！違います！俺にとってお前以上の存在はいないって！」
このセリフを言った後,何か考えてたと思ったらいきなり言い出しました。
「エロゲーなんだが？」
『そんなことは関係無い。決〜めた。私も一緒じゃなきゃ兄さんこのゲームやっちゃダメだよ。』
「な、なに？」
『もし隠れてやってたら･･････やっぱり浮気だと思うからね？』
最後のセリフは恐かったです･･････
ともかく,なぜか変な状況になったのでした。

>『とにかく,妹がヒロインのゲームなんだ･･････』
ﾜﾗﾀ。
既に似ている事は見抜かれてたのか……

＞私も一緒じゃなきゃ兄さんこのゲームやっちゃダメだよ
エロゲーを一緒にって・・・厳しいな色々とｗ

そしてD.Cやる時はいつも横に妹はいました。
･･････拷問です。
だってHシーンの時も妹いるんですよ？
これ以上の拷問ありますか？
･･････無いと思います。
とにかく俺は3人のエンディングを見ると音夢イベントを見ることにしました。
『･･････ようやく見るの？』
「最後にしたかったんだよ。」
『まあ,良いけど。･･････早く見たいから進めて。』
･･････本当に変な状況でした。

そして音夢シナリオを終わらせました。
『ああ〜結構面白かった。兄さんがやりたがるのもわかるような気がする･･････。ねえ,兄さん･･････、ってどうしたの？』
俺は不覚にも泣いてました。
『ちょ,ちょっと泣いてるの？兄さん？』
「あ,ああ。感極まっちまって。･･････涙腺弱いなあ,俺。」
『あはは，兄さん泣き虫だ〜』
「･･････うるさいよ」
と妹が後ろから抱き付いてきました。
「･･････麗奈？」
『兄さん･･････私たちもいつまでも一緒だよね？』
妹も泣いていました。
「･･････当たり前だろ？」
『･･････うん。･･････もう浮気しないでね？』
「･･････わかりました。」

これで話は終わりです。