良介さんのカキコが途絶えないように、飯を食っている途中でも
急いで立てました。不足があればカキコして頂けと幸いですm(__)m
11 :
補:03/07/02 13:48 ID:VKSjdgV2
12 :
良介:03/07/02 13:48 ID:7JFkRRq+
「千春ちゃん恥ずかしいですかあ?」
男が千春に向かって話しかける。
「恥ずかしいですう・・」
笑って千春が答える。その笑顔は悲しくなるほど綺麗だった。
「高平さん、本当に誰にも見せないでね・・」
「ええーどうしよう・・彼氏に見せてあげたいなあ・・」
「だめだめだめ!ほんとにやめて?ね?高平さんのオナニー用!」
「わかったわかった。でもさ彼氏の前でもこういう姿みせてあげなよ。可愛そうだよ。」
「良ちゃんは高平さんとは違うの!もうカメラ止めてよ〜」
男は相変わらず私を挑発する。この男は高平という名前のようだ。
千春との会話でも聞いたことの無い名前だった
13 :
えっちな21禁さん:03/07/02 13:48 ID:bY17H6/B
14 :
良介:03/07/02 13:51 ID:7JFkRRq+
惨めさと興奮が入り混じる。
私は高平の挑発に見事にのっている。
高平はそれを一番見たい筈であろう、高平と千春のSEXを見ながら私がマスターベーションをする姿をだ。
その暗示に掛かるようにわたしはズボンを脱ぎ始めた。
・・そしてそれを予想してたかのように、高平は千春にも同じ事を要求した。
「千春ちゃん。オナニーしてよ、これで。」
高平の手には小型のローターが握られていた。
高平は私に見せるかのように画面のまえで揺らしてみせた。
無論私はこのような類を千春とのSEXで使用したことなどない。
そういうSEXを一番嫌がるのは千春だと思っていたからだ。
16 :
良介:03/07/02 14:07 ID:2ziUEoSt
ショックのせいなのか、現実感が薄れているような、まるで他人事のような感覚で画面を眺めていた。
ふと、周りの音が気になった。再生中のビデオとは明らかに異なる小さい音が聴こえてくる。
音のあたりを眺めた私は愕然とした。
小さな赤いランプが見える。ビデオカメラのようだ。
「いつの間にこんなものが!」立ってカメラに近寄った。
後ろのテレビから千春と男の声が聴こえてくる。
カメラを手にとると、手に違和感を感じた。
カメラの感触とは異なる感触、紙だ。折った紙がテープで貼り付けられていた。
引っかくようにメモをはがし、開くと、書かれていたのは…
「ごめんね良介くん♥楽しませてもらいました(藁
続きは2ちゃんねるのえっちねた板のスレッドを読んでね。
スレッドは
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1057120364/
17 :
良介:03/07/02 14:08 ID:7JFkRRq+
「えぇ〜・・・カメラの前では恥ずかしいなあ・・」
千春が発した言葉からは、既に経験があると言う事が推測できる。
千春が男の前でそんな事をするのであろうか?
「いいじゃん。俺もこれ見てオナニーするんだからさ。お互い様。」
「ええ・・じゃあ高平さんもそこでして!ね?して?」
千春の甘えた声が許せなかった。
しかし心のどこかで千春のそんな姿を見てみたい気がしていた・・・
「わかった。するからさ。早くしてよ。」
千春はベッドの上で壁にもたれかかる様に座った。
そしてカメラの前で再び足を広げていった。
>>18 いやあ、強烈なネタ臭がしたもんで、つい(w
数年前に友人達と知り合いの女性数名で温泉旅行に行った。
宴会で散々盛り上がって、女性陣が露天風呂に入りたいと言い出してので
俺と友人の数名で一緒に入った。
しばらくしてから、友人の一人が風呂に入ったせいで酔いが急激に回りだしたのか
ペニスの根本を自分の手で思い切り掴んで、女性達に「ペニスは血行がよくなると勃起するんだよ」などと
言いはじめ勃起したペニスを女性達に見せていた。
正直、呆れるモノだとばかり思っていた俺は、単に眺めていた。
ところが女性達の反応は意外にも興味津々で、俺の友達のペニスを眺めはじめた。
しかも一人の女性はペニスを触り、「あれー先っちょってツルツルしてんだー」なんて事まで言う始末。
そうこうしているウチに俺の友人が、その内の一人に抱きついて(女性達はタオルを巻いている)タオルの下から
手を入れて、膣の中に指を入れやがった。さすがにその女性も驚いた様だが、意外にも怒らなかった。
湯気の奥をよく見ると、何と俺の彼女だった。(この旅行を俺と一緒に企画した)
俺は頭に血が昇り、そいつの顔をお湯の中に無理矢理入れて呼吸が出来なくした。
当然、力加減は心得ている。
22 :
えっちな21禁さん:03/07/02 14:40 ID:oAIYRSpB
冷静に戻ったソイツは俺に平謝りし、とりあえず仲直りした。
そろそろ就寝するために各自、各々の部屋に戻り飲みたい奴だけ集まって飲む事となり
俺と彼女は一緒の部屋で寝る事にした。
布団の敷かれた部屋で彼女と横になりながら話をしていたのだが、彼女の顔が妙に紅潮している。
何気に、彼女の下着の中に手を入れて、アソコに指を入れたらスゴイ濡れぬれ。
それで興味本位に彼女に聞いてみた。「今日俺の友達に指入れられたじゃない?、どんな気持ちだった?」って
そしたら素直に、「ちょっと興奮しちゃった」だとサ。
しかしその晩のSEXは燃えた。
ちなみに彼女を5回イカせてしまった。(俺は1度しかイケなかった)
24 :
良介:03/07/02 14:40 ID:7JFkRRq+
千春が自らの手でローターを局部に当てた。
そして自らの手でそのスイッチを入れた。
その瞬間小さな機械音が聞こえて来た。
千春は苦悶に似た表情に変化した。
カメラはその全てをレンズに収めていた。
「あぁぁ・・高平さんも・・・早く・・早くして?・・ぁあ・・」
「わかった。イク時は言ってね。すごい興奮するね。かわいいよ千春ちゃん。」
高平の息遣いが聴こえてきた。画面が揺れ始めた。
千春の声がだんだんと大きくなってゆく。
千春が腰を上下しはじめる、こんな姿を見るのも初めてだった。
25 :
良介:03/07/02 15:05 ID:7JFkRRq+
「あ・・いくぅ・・いきそう・・」
「ほら良ちゃんは?いつもみたいに謝りながらイって。」
「アァァァァァ・・!りょーちゃん!ごめんねりょーちゃん!アァァイクゥゥゥ!!」
カメラの前で千春が絶頂を迎えた。
ひとつ解ったことがある。
千春は私とのSEXで絶頂を迎えたことはない。
悲しいかなそれを画面を通じて理解した。
そして千春とほぼ同時に私も絶頂に達した。
26 :
良介:03/07/02 15:17 ID:7JFkRRq+
気がつくと涙が頬を伝っていた。
解っていたことだが、やはり辛かった。
ビデオの中はまさに”知らない世界”だった。
信じられない光景を目の当りにし、しばらく放心していた。
ビデオの中の千春は私の全く知らない千春だった。
まるで多重人格者のようだ。
しかし明らかに千春は高平とのSEXを楽しんでいた。
そしてなにより私と一緒にいる時より輝いて見えた。
ビデオの中の千春は高平の上に跨っていた。
そして自分の手でそれ挿入しはじめた。
高平が起き上がりそのまま座位の体制になる。
ベッドが激しく揺れる。
そして千春と高平は舌を絡ませあっていった。
27 :
良介:03/07/02 15:33 ID:7JFkRRq+
私はビデオを停止した。
目の前で繰り広げられる映像をこれ以上見るのが耐えられなかった。
週末再び千春はやってくる。いつも変わらぬ千春がやってくる。
自分で選んだ道だ。私は全てを見る事を選んだ。
全てを見た。そして確信した。
千春との”別れ”を決意した。
今書きながらなのかな?
どんな風に別れるのかとても気になります。
続き待ってます。
>>27 もう気になってしかたありません
気持ちの整理がつき次第書き込んでください、お願いします
30 :
まもる:03/07/02 16:10 ID:8UCJIjXi
ドキドキれす
切ないねぇ・・・
切なさと興奮でマジでドキドキしてるよ・・・
>>30 あ、こっちにも常駐したんだ?
あっちでは楽しませてもらったよ。(w
32 :
まもる:03/07/02 16:35 ID:8UCJIjXi
>>31殿
良師を師と仰いで修行中の身です。
リアルな臨場感がサイコー
33 :
良介:03/07/02 16:59 ID:7JFkRRq+
金曜日、いつものように千春が泊まりに来た。
私の家には千春の私服がいくつも置いてある。
だから週末は会社帰りにそのまま私の自宅へ直行するが通例だ。
その日の夜、私は千春を抱くことはしなかった。
口には出さなかったが、千春が求めてきたのが解った。
私は欲情を抑え、千春に背を向け目を閉じた。
悲しいかな今の私は狸寝入りするのが精一杯の抵抗だった。
私の知る千春はここでさらに求めてくるような女ではない。
それはビデオの中のもう一人の千春だ。
34 :
えっちな21禁さん:03/07/02 17:10 ID:2ziUEoSt
,. ‐''"´~``~``'‐.、
,.‐´ \_
7 ヽ.
,' ,,;;:::::::::: :::::::;;;;;,, ';_
」 __ ::: __::: i、 ごめんね良ちゃん
λ "-ゞ'-':::: "ゞ'-'' λ アアア
,'''i ( ,-、 ,:‐、) .i゙゙', イクゥウウゥ
"~i、 __,-'ニニニヽ ,'~゙゙゙
ゝ、 ヾニ二ン" ,;"
`ソ、, _,ェ-''"
| /``ヽ- ‐ '" ヽ |
( ( ) ) ペッタン
ヽ ) ( / ペッタン
/// ヽヽ\
2ziUEoStはただの荒らしなのでIDあぼーん推奨
良介さんの降臨きぼん!
>>良介タン
これって1年半前の出来事なんだよね?
で、現在3年目で復縁してるんだよね?
どうやって復縁してその後の生活(性生活含)はどうなのかとかも後で教えてくらはい。
>>35 登録しますた。
良介さんガンガレ!!
でも新着レスが多いと鬱になりながらも読み耽ってしまう。
違った。現在3年半目だね。半年間別れてたのか。
それとも別れはしないまま高平と浮気してた半年間を無かった事にしてるだけかな。
40 :
良介:03/07/02 17:53 ID:7JFkRRq+
次の日、つかのまの休日を千春と二人で過ごした。
千春にとってはいつもの休日。
そして私にとっては千春との最後の休日だった。
映画を見た、ショッピングした、試着して千春が一番似合った服をプレゼントした。
いつもよりちょっと高めのディナーをした。
その後普段行かないようなバーに入った。
いつも並んで歩く駅からの帰り道。
この日二人は手をつないで自宅まで歩いた。
41 :
えっちな21禁さん:03/07/02 17:53 ID:QfOpDDx+
良介さん、何歳なんだろう・・・
復縁なんてどこに書いてあるのさ
前スレからより
> 903 良介 sage New! 03/07/01 18:54 ID:Lwsh4Iuc
> 「付き合ってどれ位?」
> 千春との交際期間を聞かれると私は迷わず「3年」と答える。正確には”3年半”だ。
>
> しかし私はその”半”を認めたくなかった。この半年間は千春との交際期間には加えたくなかった。
> 一年半前に遡り、ここからの半年間は、私にとって絶えがたい苦痛の毎日だった。
> 千春との別れを考えたのはこの期間だけだった。
ってあるので1年半前の出来事だと思ったんだけど・・・。
44 :
良介:03/07/02 18:31 ID:7JFkRRq+
自宅に着いてまもなく千春が浴室へ向かった。
私は少し飲みすぎたようだ。
千春が入っている浴室のドア越しに私は立っていた。
「良ちゃんそこにいるの?」
「ああ。一緒に入っていいか?」
私は普段こんな事は言わないし、二人で風呂に入った事などない。
「酔っ払ってるの?もうすぐ出るから待ってよ。」
私は既に裸だった。そして強引に狭いユニットバスの中へ入っていった。
45 :
良介:03/07/02 18:37 ID:7JFkRRq+
「ちょ、ちょっと良ちゃん!何してんのよ!」
「いいだろ別に?」
「んもう・・しょうがないなあ・・でも私もう出るからね。」
「もう少しいいだろ」
私は千春を強引に抱き寄せた。
強引に舌を絡ませた。
胸から陰部へと指を這わせる。
千春のそれはおびただしい量の愛液で包まれていた。
シャワーの水とは明らかに違うそれは、ビデオの中の千春を想像させた。
ハァハァ(´Д`;)
良チソ強引プレーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
彼女は良介さんに強引なセクースを望んでいたような予感。
49 :
良介:03/07/02 18:43 ID:7JFkRRq+
「すごい濡れてるね。」
「アホ!」
千春にげんこつされた。
いつもの千春に戻ったのを見てなぜか高平に嫉妬した。
「じゃあ私先にでるね」
「先に出て待ってるって言う意味か?」
「アホ!!」
半ば照れ隠しに千春は浴室から出て行った。
それにしても普段無口な私が、この日はよく喋った。
そうさせたのは言うまでもなく酒と、そして今もビデオデッキに入ったままのあのビデオテープだった。
心臓の鼓動が伝わってくるなぁ・・
ビデオテープを入れっぱなしだったのか!!
ワクワクドキドキ(´Д`;)ハァハァ
52 :
えっちな21禁さん:03/07/02 18:53 ID:2ziUEoSt
良ちゃんがビデオを見ていた様子は
後ろのビデオカメラで録画されていたはずだが・・・
>52
IDチェック汁!
>>52 そりゃ煽りだよ。
しかし切ないなぁ・・・
彼女に言う前のドキドキ感・・・
口の中が苦くなる。
つーか本人じゃん。ウゼ。
だからIDあぼーんしときなさいって・・・
今日の部は終了のコカーン
良介さん。自作自演の煽りは無視してカキコよろしくお願いします。
ちょっと席を外しますのでm(__)m
ってか専用ブラウザを使われている方はIDあぼーん(NGId)に入れて
無視して頂ければと思います。
# 今日の部は終わりですか? < 良介さん
良介タン、突拍子もなく終わるからじれったいw
今日はもう終わりなら 続きは明日とか書いてほしいw
60 :
良介:03/07/02 19:28 ID:7JFkRRq+
浴室を出ると部屋は真っ暗だった。
ベッドの上が膨らんでいる。千春が布団の中にいる。
明らかに私を誘っている。千春から私を誘っているのだ。
こんな千春は初めてだった。
布団に入ると千春は下着姿だった。
61 :
良介:03/07/02 19:30 ID:7JFkRRq+
「なんか今日のお前変だよ?」
「変なのは良ちゃんでしょ!!」
「どうせなら全部脱いでおけばいいのに」
「私にはこれが限界です」
また高平に嫉妬した。
私にとっての千春の限界線は所詮下着姿なのだ。
私は頭に血が上り、強引に下着を剥ぎ取った。
キター(AA略
63 :
良介:03/07/02 19:58 ID:7JFkRRq+
私は千春と口を重ねる事もなく、布団の下へと潜っていった。
千春の足を広げ局部に顔をうずめる。
「良ちゃ・・・」
千春がなにやら話そうとしたが、すぐにそれは息遣いに変わっていった。
いつもと違う事に千春は感じている筈だ。
そしてこの日千春はそれを受け入れた。
いや、千春のそこから溢れ出す愛液を見る限り、むしろこれを望んでいるかのように感じられた。
64 :
えっちな21禁さん:03/07/02 20:21 ID:Z00cP0Kn
長い夜を飛び越えてみたい
お前だけにこの愛よ誓う
星降る夜 誘われて とまどう 二人
65 :
良介:03/07/02 20:22 ID:7JFkRRq+
布団を剥ぎ取り千春の顔を覗き込む。
「気持ちよかった?」
「布団かけてよ」
「だから気持ちよかった?」
「ねえ・・どうして今日はそういう事言うの?」
「たまにはいいじゃん。それよりすげー濡れてるよ。」
「ねえやめてよ・・そういう事言うの。早く布団かけて。」
「いいじゃねーか別に。ほらこれ見ろよ。」
愛液を手につけ千春に見せつける。
それを見て千春が顔をそむける。
66 :
良介:03/07/02 20:50 ID:7JFkRRq+
「なあ裏ビデオ見る?」
「良ちゃん?いい加減にしないと怒るよ。」
「なんでいいだろ?ビデオ見ながらやろうぜ。きっともっと濡れるよ。」
千春が私を睨んだ。
千春の大きな瞳で睨まれ、私は思わず視線をそらした。
このビデオを見せたら千春はどういう行動を取るだろう。
どれほど傷つくだろう。
千春との”別れ”が目前に迫っていた。
このビデオを再生すれば全てが終わる。
一番美味しいとこキターーーーーーーー
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
早く早く(*゚∀゚)=3ハァハァ
70 :
良介:03/07/02 21:05 ID:7JFkRRq+
「よし!見ようぜ!」
私は起き上がりテレビをつけた。すぐにビデオの画面に切り替えた。
そしてビデオのリモコンに手をかけた時、千春が大声を上げた。
「私帰る!!」
千春は立ち上がり服を着はじめた。
千春は私に背を向けたままそれ以上何も言わなかった。
こうなることは初めから予想できた。
言うまでも無く千春はビデオの中身を知らない。
このままではただの喧嘩別れになってしまう。
真実を知らせないまま別れる訳にはいかない。
私はこみ上げる涙をこらえ、静かに再生ボタンを押した。
うおおおおおお!!!!
どうなるんだあああああああ
でも裏ビデオ見ようとしただけで怒って帰りだそうとする彼女もアレだなぁ・・・。
裏で激しいエチしてるくせにねぇ・・・
73 :
えっちな21禁さん:03/07/02 21:21 ID:nUB54AJ4
ネタにつまらないツッコミをする奴は読むな
74 :
えっちな21禁さん:03/07/02 21:29 ID:JabSfbFg
まだかな…?
まだかな〜まだかな〜(以下略
再生音の後すぐに画面から女の声が聴こえてきた。
「馬鹿みたい!私帰るから!今日の良ちゃん変だよ」
着替え終わった千春が私の方を振り向かずそう言った。
しかしテレビの中の千春は止まらない。
(あぁぁ・・高平さんも・・・早く・・早くして?・・ぁあ・・)
玄関へ歩き出そうとした千春の動きが止まった。
目の前にある窓ガラスが、現実の千春のその姿を映し出していた。
今夜は終わりか…?
なんてタイミングで…(w
続きは自宅からということなので帰宅を心待ちすべし!
>76
自宅からカキコ、正座して待ってます。
良介さん、乙です!
俺もかなり楽しみです
泣けるTT
っていうか良介さんには昔のA彼みたいに報復して欲しい、マジで高平ってやつ
ムカツクねマジで。
オレも今寝取る側になりつつあるんだが・・・・
自分がされたらイヤだけどね。
彼はなんも知らないんだろうなぁ・・・
84 :
たかお:03/07/02 23:08 ID:4aHSZwW3
ふと、良介氏の話を映画化した方が「六月の蛇」より面白いと思いますた。 無駄なツッコミスマソ
>>83 オレも。
来週あたりHの予定。
結婚した嫁さんは絶対そんなことしないタイプだからと安心してるけど、
このスレ読んでると少し心配になってくる。
寝取る相手の娘もそんなことしないタイプだし。
>85
久々にこの言葉を言いたい。
逝 っ て よ し
というか
ぬ っ こ ろ さ れ て し ま え
ウワァァァンヽ( `Д´)ノ
彼氏(彼女)いる相手と遊びでやるなーーー
刺されますよ?w
このスレで寝取りを語る奴は
氏 ネ
>>87 彼氏いるのに他の男と寝るような女と真剣には付き合えない。
だから近寄ってくるのは遊び目的の男のみ。
良介さんはまだ帰宅してないのかな…?
続きが気になる〜
>>84 良介さんをはじめ、このスレの人たちの辛い話はそこらの小説よりずっと深い!
93 :
良助@自宅:03/07/03 00:03 ID:Fd9J6JdJ
「ど・・・どうして!?」
千春の声は悲鳴に近かった。
「それはこっちが聞きたいよ・・・」
私は不思議と冷静だった。
「見ろよ千春。お前ってこんな事する女だったんだな・・最低だよお前は。」
テレビの中の千春が私の名を叫び絶頂を迎える時だった。
私はテレビのボリュームを上げた。
私は千春が一番傷つくであろう言葉を選んだ。
そして一番傷つくであろう行動を選んだ。
そうする事で自分自身にけじめをつけたかった。
94 :
えっちな21禁さん:03/07/03 00:03 ID:e2yDXT+C
ヤマモトノユウジン
KIIIIIIIITAAAAAAAAAAAAAA
96 :
えっちな21禁さん:03/07/03 00:12 ID:WlJTqd63
きたぁぁぁぁぁぁ(゜∀°)
>>89 そうでもないよ。長い間付き合ってたらオトコってちょっと安心っつか管理がおろそかに
ならない?そういうので悩んでる女の子って結構いるよ。んで、相談に乗ってたら段々
そういう方向に向かってしまうことがある。まぁ典型的なパターンだけどさ。
ソレを彼はしらないだけで。
(`・ω・´)<乙です
良介さん、乙です
100 :
ななし:03/07/03 00:20 ID:PlN2WprL
オメ
お待ちしておりました(w
>>97が典型的な言い訳のパターンだと思うのはオレだけでつか?
「やめてよっ!!!」
千春が私からリモコンを取り上げた。
映像は再び黒い画面に切り替わった。
画面の右上には”ビデオ1”の文字だけが怪しく映し出されていた。
千春がビデオデッキからビデオテープを取り出した。
テープの中から磁気テープを引き出し始めた。
泣きながらそれが無くなるまで千春は続けた。
私はその全てを見届けた。
不思議と酔いが覚めていた。
いや、始めから酔った振りをしていたのかもしれない。
104 :
傍観者:03/07/03 00:35 ID:xGOmj9k7
>>97 禿同。
心の隙間を埋めてくれる男にコロッと逝っちゃうんだよね。
105 :
えっちな21禁さん:03/07/03 00:37 ID:yHQl3poA
>>104 わかりやすい自作自演だな(w
傍観者って名前がまたいい味出してます。
続きは明日でつか?
気になって寝れそーにありません・゚・(ノД`)・゚・ ウワァァァン
激しく続きキボンヌ!!
磁気テープの山に埋もれ、まるでへたり込むように座って泣いている千春に話しかけた。
「俺の知らない千春がいっぱいいたよ。そのタイトル通り”知らない世界”がそこにあった。」
千春は何も言わなかった。
「悲しいけど高平という男が羨ましかった。」
「高平とSEXするお前を見て、何度もオナニーしたよ。恥ずかしいけどな?今度高平に会ったらそう伝えてくれ。」
私は精一杯こみ上げる涙をこらえた。
最後に言わなければならない事があった。
「別れよう千春」
108 :
まもる:03/07/03 00:49 ID:VOKSZZ45
静観していました。
いいところでつづく、なんてドラマ的な演出
にくいよ、良介さん
続きをきたいしてまつ
>>107 よく言った!でも結局復縁してしまうのか?残念です
リアルでの二人のことを知らない俺からしたらなんで戻れるのかまったくわからない・・・
それぞれの恋愛観はちがうからなんとも・・・
どーでもいいけど、良介さんから良助さんに
なったんですね。
期待してまつ。
まぁ、どうせ偽名なんだし名前は別にいいじゃん。別人だったら見事に騙されてるがw
112 :
えっちな21禁さん:03/07/03 00:56 ID:e2yDXT+C
ひっぱるの好きだな〜
あ!ってか復縁した後でも高平と続いてたら神かもw<本人容認で
千春が下を向いたまま激しく頭を横に振った。
「俺はこの結論を出すまで、本当に悩んだよ。死ぬほど悩んでも答えが出ないくらい千春が好きだ。」
涙声になってしまった。
「私は・・」
「何も言うな」
何か言おうとした千春を制した。
いい訳は聞きたくなかった。
千春のいい訳を聞いたら、又元に戻ってしまいそうだった。
うんうん、切なくなっちまうぜ
アホな連中の合いの手が萎え萎え・・・
「私は別れたくない・・別れない・・別れない・・・」
私は何も言わなかった。千春はまるで念仏でも唱えるようにその言葉を繰り返していた。
「送っていくよ千春。荷物は後で送る。」
しばらく千春はその場を動かなかった。
私も何も言わなかった。
そして再び私が千春に話しかけようとした時、今度は千春がそれを制した。
「いい。1人で帰れる・・」
千春は周りに散乱した磁気テープをかき集めると、自分のバッグへしまい込んだ。
118 :
良介:03/07/03 01:06 ID:Fd9J6JdJ
千春が玄関へ向かった。
私は振り向かなかった。
やがてドアノブの乾いた金属音が部屋中に響いた。
「良ちゃんが好き。死ぬほど好き。」
千春はそう言葉を残し、部屋を後にした。
千春から”好き”という言葉を聞いたのは交際してから初めてだった。
そして皮肉にもこれが千春の最後の言葉だった。
119 :
えっちな21禁さん:03/07/03 01:07 ID:e2yDXT+C
>116
本当、、、アホだよね〜
>>118 さいご?さいごってなんだよおおおおお!!????
>>105 は?自演?
まぁそう思うならなんでもいいけどさ。
そんなことありえないとでも思ってんの?こんなの普通だよ。
寂しい思いしてる時に優しくしたら魅かれる子なんて普通に多いよ。
恋愛経験少ない子に結構多い。
>>102 まぁオンナからしたら言い訳だよな。でもそこまで気にかけてやれずほっとくオトコも悪い。まぁどっちもどっち。
124 :
えっちな21禁さん:03/07/03 01:14 ID:hB1pG6hW
良介っちは、ビデオのどのシーンで抜いたの?
125 :
えっちな21禁さん:03/07/03 01:18 ID:e2yDXT+C
ひっぱりすぎて変なやつが誇らしげに語ってるよ?
>りょうすけ
↑全く。
空気読めない奴大杉
128 :
えっちな21禁さん:03/07/03 01:22 ID:Aw8OS3WS
こら、良介の創作活動の邪魔をするな。
129 :
えっちな21禁さん:03/07/03 01:23 ID:feNCCn9U
ここは、ネトラレ鬱勃ッカーの集うスレ。
淫者ネットリ(寝取り)くんは、こんなところでお門違いな語りブチ上げてないで森へお帰り、と。
このスレは寝取られ用のスレじゃ
ええか、わかったか。
あれから3ヶ月が過ぎた。
この3ヶ月間で驚く程環境が変わった。
携帯電話の番号が変わった。
アドレス帳から千春の名前が消えた。
住所が変わった。
そして職場が変わった。
あれからすぐに千春の荷物を、千春の自宅へと送った。
幸い仕事に忙殺され、しばらく千春の事を忘れることが出来た。
133 :
えっちな21禁さん:03/07/03 01:48 ID:e2yDXT+C
早く書けよ!
みんな更新して待ってんだから!!
そんな語調で催促したら書き手も書きたくなくなるよ。
せめて「書いて下さい」位言った方がいいよ〜。
137 :
えっちな21禁さん:03/07/03 02:01 ID:e2yDXT+C
(TT)
133は口は悪いがいいやつかもしれない
餅ついたようだ
今日の分はもう終わり?
喋っていいのか?
>>137 泣くなヨ!
同じく良介さんの話の続きを楽しみにしている者同志、仲良く鬱になろうぜ(微妙)
ほんのちょっとのおもいやりで、みんな楽しく鬱ヴォッッキ!!
いや、私はもう寝ますが(w
じゃーオレのネタ書いても良いかな?
ネタと言っても友人の数年前の体験談で、
細部はオレが想像して書いてるが内容はホントの事。
と、思ったがここは「自分の彼女が・・・」なんだね。
人の体験談書くのはスレ違いになりそうだから止めとくよ。
かなしいすれだなぁ。。
良助氏続きがあればまってるから。
キボンヌ!
昨日の彼女が男4人に女1人で飲みに行くって言ってたのはどうなったかな?
あ゛ーーーーー
うっざいのが居たせいで良介氏のカキコ止まってんじゃんかよ
なんで大人しく待ってられないんだよ!
なんで寝取られのスレ来て寝取り話してんだよ!
楽しみにしてたのに(´・ω・`)
良介さん…胸が痛いよーーーーー
切ないねぇ。
オレまでドキドキするよ。
>>143 ネタとか言わずに自分の事のように書いてくれ。
勿論コテも替えてな!
>>147 前スレ961でし。
スレ違いだから書かなかったけど、
昨日は強制的に迎えに行って何事もなかった!
彼女は迎えに行った事にすごく感激してて、激しいHして帰ってきたよ。
153 :
えっちな21禁さん:03/07/03 09:22 ID:yHQl3poA
,. ‐''"´~``~``'‐.、
,.‐´ \_
7 ヽ.
,' ,,;;:::::::::: :::::::;;;;;,, ';_
」 __ ::: __::: i、
λ "-ゞ'-':::: "ゞ'-'' λ うぃ〜〜〜ッス!
,'''i ( ,-、 ,:‐、) .i゙゙', 高平ッスぅー!
"~i、 __,-'ニニニヽ ,'~゙゙゙
ゝ、 ヾニ二ン" ,;"
`ソ、, _,ェ-''"
| /``ヽ- ‐ '" ヽ |
( ( ) ) ペッタン
ヽ ) ( / ペッタン
/// ヽヽ\
続きがあるのか知らんが
>>132の名前がすべてを物語ってるということでよろしか?
156 :
147:03/07/03 09:56 ID:8bHt+oUw
さ、今日も良介さんカキコよろ!
楽しみにしてまつ(w
158 :
良介:03/07/03 11:26 ID:6sKJFxDE
私の新しい生活が既に始まっていた。
千春が全てだった私にとっては第2の人生と言っても過言ではなかった。
新しい職場に慣れた。新しい仕事に慣れた。新しい仲間が出来た。
後は新しい生き甲斐が見つかればいい。
千春との”別れ”を選んだ私の判断は間違っていなかった。
それなのに・・・
その日玄関のドアを開けると、そこに大きな荷物を抱えた千春が立っていた。
普通に許せるのか?
そのまんまハッピーエンドってことは無いよね?
良介しゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
続き宜しくおながいします。
161 :
良介:03/07/03 11:44 ID:6sKJFxDE
胸が締め付けられた。理解出来なかった。
なぜ千春がここにいるのだ。
「良ちゃ・・」
「何でここが解った!?」
「良ちゃんのお父さんに聞きました・・・」
実家には新しい住所は誰にも教えるなと言っておいた筈だ。
「突然押しかけてごめんさい。でもこうするしか・・」
「何しに来た?」
千春がうつむいた。
そして何か思いついたかのように、その場にしゃがみ込み、ボストンバックの中から何かを取り出した。
何を取り出したんだろう!?
めっさきになる(;´Д`)
切なくて鬱になる・・・良ちゃんイイ!
赤ン坊だったり…
千春「あなたの子よ!」
赤「セブンマンス!(七ヵ月)」
♪あんまり〜 意味がない〜
167 :
激妄!:03/07/03 11:59 ID:XDMrn6pm
実は千春の双子の妹の謀略。
高平が入っているのでは・・・
170 :
良介:03/07/03 12:16 ID:6sKJFxDE
「これ・・あの次の日良ちゃん誕生日だったでしょ?あの時渡しそびれちゃったから・・・」
千春と別れた翌日は、確かに私の誕生日だった。
「こんな事の為にわざわざここまで来たのか?」
酷く残酷な事を言ってるのは解っていた。
再び千春がうつむいた。
「入れよ」
171 :
良介:03/07/03 12:20 ID:6sKJFxDE
千春にとっては初めての部屋だ。
中に入ると千春はその場に座りながら部屋の周りを見回していた。
この部屋には千春との思い出の品は何も置いてない。
写真はもちろん、千春のコップや、千春の歯ブラシ。
千春に選んでもらったクッションも、上京した当時に実家から持ってきたセンスの無い座布団に変わっていた。
あれから間もなく千春は以前勤めていた会社を辞めたという。
高平との事はこの時あえて聞かなかった。
172 :
良介:03/07/03 12:23 ID:6sKJFxDE
「良ちゃんは元気だった?」
「ああ。新しい彼女が出来た。」
千春に嘘をついた。
「そう・・・どんな人?」
「そうだな・・・千春とは違うタイプだな。でも好きなんだ。だから・・解るよな?」
これで千春が帰ってくれると思った。
しかし、千春の返答は私にとって予想外だった。
連続ドラマを見てるみたいでつ…ウチュだ
174 :
良介:03/07/03 12:54 ID:6sKJFxDE
「私は2番でもいい・・2番目でいいから・・」
「お前とは別れただろう?もうそういう事言うな。」
「私は別れるなんて言ってない。別れるって言ったのは良ちゃんだけ。」
「黙れ」
「でも一緒に居れるなら2番でいい・・だから・・」
「俺はそういう付き合い方はできない。俺はお前と違う。」
「私は良ちゃんの事一度だって2番だなんて思ったこと無い!!」
「ふざけるなっ!!!」
珍しく大声を上げた。
千春が驚いてとっさに目をつぶった。
ふざけるな!(涙
鬱だ・・・良ちゃんイイよ。
176 :
良介 :03/07/03 13:05 ID:yHQl3poA
「本当だよ、2番なんて思った事なかった!2号だって思ってたんだもん!」
「号?」
「号!」
「なーんだ、そうかあ!アハハハハ、こいつぅ」
「てへへぇ」
177 :
良介:03/07/03 13:07 ID:6sKJFxDE
「高平とはどうなった?」
自分でも一番思い出したくない名前を口にした。
しかし、一番気になる事だった。
「その名前は言わないで・・」
「会っているのか?」
「会ってない!あれから一度も会ってないよ!信じて!」
「別れたと言う意味か?まあ今となっちゃあどうでもいいよ。」
千春がうつむいた。傷ついてる筈だ。
しかし早くこの部屋から出て行ってもらいたかった。
そうしないと千春を押し倒してしまいそうだった。
そして以前の自分に戻ってしまいそうだった。
追い討ちをかけるように私はさらに千春を傷つける。
自分でも信じられない程、残酷な言葉を投げつけた。
どうでもいいとしか言えないよな。
本当はムチャクチャ気になるのに・・・
ってオレが気にしてどうする(w
179 :
良介 :03/07/03 13:15 ID:yHQl3poA
「お前と高平のプレイ動画で一儲けできたら、お前を許してやるよ
一番いいビデオテープを持って来い」
「あるわけないじゃない、そんなもの」
「いや、ある筈だ。」
「ないよ!」
「じゃあ撮影して持ってこいよ、今まで何度もやってたんだろ」
「うん、じゃあそうしよっかなあ。やだ…もう濡れてきちゃったよ」
「……」
180 :
良介 :03/07/03 13:18 ID:yHQl3poA
「それで、良ちゃんはそのテープをどうするの?」
「決まってるだろ。会員制有料サイトで稼ぐんだよ
サイトを開設したら2ちゃんで宣伝してやるからな。
業者うぜぇ、って言われても俺はめげないぜ」
「良ちゃん、カッコいい。やっぱり私良ちゃんが好き」
「千春・・・」
あぼーん ID:yHQl3poA
183 :
えっちな21禁さん:03/07/03 13:36 ID:L6Awj6MC
185 :
良介:03/07/03 13:55 ID:6sKJFxDE
「千春・・・」
千春が顔を上げる。
「高平の前でした事を俺の目の前でもやって見ろ。」
千春が驚いた顔をした。そしてすぐにうつむいた。
「俺の前では出来ないか千春?やっぱり俺じゃ駄目か?」
千春はしばらくうつむいたままだった。
ひざの上でこぶしを握り締めていた。
その拳の上に涙が落ちていた。
千春が涙を拭いた。
そして千春はゆっくりとブラウスのボタンを外していった・・
千春の本性キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
>>ID:yHQl3poA
うぜぇ。
良介さん、がんがってカいておくれ
切ない!悲しいよ、こんなH。
つらいねー。
千春で既に3回以上抜いた奴は手をあげろ
190 :
良介:03/07/03 14:12 ID:6sKJFxDE
千春が下着姿になった。
こうして見ると随分と痩せたようだ。
千春は下着姿のまましばらくうつむいたままだった。
「良ちゃん・・・」
「何だ?」
「・・・ビデオ・・見た時どう思った・・?」
「前にも言っただろう。」
「軽蔑した・・?」
「当たり前だろう!」
191 :
良介:03/07/03 14:29 ID:6sKJFxDE
しばらくして千春が顔を上げた。
千春はその大きな瞳にいっぱいの涙を浮かべ、私を見つめていた。
そしてふいに強がりのような笑顔を見せた。
「良ちゃんの目の前で(ビデオと)同じ事したらうれしい?」
「ああうれしいねえ。うれしいけどもう服着ていいよ。」
私は千春の顔を見て心が痛んだ。
やっぱり心のどこかで忘れらない想いがある。
「うれしい?」
千春は涙声が混じっているが、明るい声で私に問い掛ける。
強がっているのが手に取るように解る。
もう間もなくビデオの中の千春が目の前に現れるだろう。
しかし、この千春の悲しい作り笑顔だけは、ビデオの中の千春と重ねる事ができなかった。
援護sage
良介タン、がんがれ!!
女は判らんものだねぇ・・・
194 :
良介:03/07/03 14:45 ID:6sKJFxDE
私は何も答えなかった。
千春の私を見つめる大きな瞳が私の視線をそらす。
そしてそんな私を見て千春が答える。
「わかった!」
涙声の混じった明るい千春の声だった。
しばらくして視線を千春に戻す。
全裸の千春がそこにいた。
千春はそのままベッドにもたれかかった。
涙が頬を伝っていた。
そしてゆっくりと足を開いていった。
だめだ、こういう女はマジ腹立つ。
他の男とハメ撮りまでしといて何のつもりだー!!
なのに何故このスレを見るー。・゚・(ノД`)・゚・。
良介氏、ガンガって。
ここまで読んで、そこまで千春の事むかつくか?
涙腺の弱い年寄りにはちとキツイのぉ〜
つうか作り話に何マジになってんの?
お前ら頭おかしいんちゃう?
むかつく、と言うか理解できん。
>>196 むかつくって言うかさ、目の前に居るのは
本当にビデオで乱れてた女と同じなのか?
出来れば嘘であってくれ・・・
って感じ。切ないよ。
むかつく
3ヶ月探し回ったから許されるのか?
良介氏は、浮気もしていなければ放置してた訳でも無い
千春に言い訳の余地は無い。
まだ千春と高平がどういう関係なのかもわかってないんだから・・・
高平の前と、良介の前とで、どうしてそこまで変われるんだろうか。
>>196 ムカつかないの?
彼氏居るのに他の男とセックスしてしかもハメ撮りだよ?
彼氏にはさせない事を別の男とは嬉々としてやってんだよ?
なんかイヤ。
205 :
えっちな21禁さん:03/07/03 15:35 ID:KywHJT3w
>>203 本命の良介氏の前では、気を張って「自分の思ういい女」を演じていたんじゃないかな。
でも良介氏(に限らず男性諸氏全般に言えると思うけど)にとっては、
心を許した人にしか見せない「かっこ悪い自分」を見せてくれなかったことが
何倍も辛いんじゃないかと思う。
「高平には素の自分を見せられるのに、俺には・・・」
「結局、俺は千春に信じて貰えていなかったんだな・・」って
206 :
良介:03/07/03 15:42 ID:6sKJFxDE
私の鼓動は血管が破裂しそうなほど高まっていた。
千春を止める事が出来なかった。
初めて現実で見る千春のこの姿から目が離せなかった。
千春の指が動く。
片方の指で千春のそれを開く。
開いた先にはっきりと千春の突起物が見える。
指は溢れ出る愛液をすくい、突起物の上を円を描くように動く。
しばらくその繰り返しが続く。
早く終わらせたいという気持ちがそうさせるのか、千春は真剣だった。
207 :
良介:03/07/03 16:10 ID:6sKJFxDE
しかし千春は声を出さなかった。私と視線を合わすこともなかった。
突然指の動きが早くなる。
千春の表情が変わってゆく。
今まで閉じたままの口がわずかに開く。
そこからかすかな息遣いが聞こえて来る。
一瞬体が硬直する。眉間に皺が集中する。
間もなく千春が絶頂を迎えた。
良介サン乙です。
ガンガレ!
209 :
えっちな21禁さん:03/07/03 17:08 ID:ypOJbtpi
良介さん
待ってるよ〜
210 :
良介:03/07/03 17:11 ID:6sKJFxDE
興奮は極みに達した。
私は自分を抑える事が出来なかった。
服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。
千春に覆い被さる。
唇を重ねる。舌を絡ませる。
千春が腕を絡ませてくる。
二人共涙を流していた。
(今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・)
そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。
ここで抱いた時点で千春に負けたな・・・
いいから黙って見てようよ…
214 :
良介:03/07/03 17:22 ID:6sKJFxDE
目が覚めると千春が台所に立っていた。
昨夜、二人は全てを忘れ何度も交わった。
「おはよう」
千春が笑顔で話し掛ける。
「ああ」
タバコに火をつけ視線をそらす。
千春を見ているのが辛かった。
私はスーツに着替えた。
早めの出勤の準備をした。
キーケースから1つしかないこの部屋のカギを抜き、テーブルの上に置いた。
「カギは一つしかないからポストに入れておいてくれ。」
私は遠まわしに千春に帰れと言っている。
そして千春はその言葉を予期していたかの様に唇をかみ締め、やがて静かに頷いた。
>>213 スマソ。
でも別に批判してる訳じゃないよ?
感想でつ。
216 :
良介:03/07/03 17:25 ID:6sKJFxDE
「じゃあ行って来る」
その言葉を聞き千春の目から涙がこぼれた。
「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
床にはコンビニの袋が置いてあった。
恐らく朝早く起きて買ってきたのだろう。
私は再び視線を落とす。
そして持っていたカバンを置いた。
>「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
切ない・・・
218 :
良介:03/07/03 17:31 ID:6sKJFxDE
千春の作った朝食がテーブルに揃った。
ご飯に味噌汁、ししゃもにハムエッグ、そして納豆にサラダ。
コンビニで揃う材料と言ったらこんなものだろう。
それでもなぜか千春の味がした。
運んできたのは私の分だけだった。
「お前は食わないのか?」
「いい。良ちゃんの食べる所見てる。」
「食いづらいじゃないか」
「いいじゃない。それよりごめんね、こんなものしか作れなくて・・」
「十分だ」
どうなるんだろう・・・。
千春にはなぜか愛おしさを感じる。
俺が良介さんなら千春さんをはなしたくないって気持になると思う...。
許せるかどうかは別として。
うにさんとこの彩子には殺意を覚えるが。
>>220 漏れは、お前は死ぬほど好きな彼氏いながら他の男と寝るのかっていう怒りが込み上げるなぁ
それも一度や二度じゃなく、しかも彼氏としないようなプレイをしてるってとこがもうね・・・
あのままバレてなかったら高平とは続いてたわけでしょ?やっぱそれは駄目でしょ・・・。
彩子も千春も同じに思える。
>221
そうそう。まさにそんな感じ。
別れたのかな?
どんな理由があったんだろう・・・千春さん。
好きな男の前だと、淫靡な所を隠したい性格だったのかな?
本当に切ない話しですね。
読んでる方も辛いけど、書いてる良介さんの方が辛いかも。
頑張って書いて下さい。
224 :
えっちな21禁さん:03/07/03 17:58 ID:yHQl3poA
なあ、良ちゃんと千春は何歳って設定なんだ?
225 :
222:03/07/03 18:01 ID:+cG9g/gf
>>221 そう考えれば同じかな...。
ただ激しく反省してるとこに負けてしまいそうだ。
>>しかも彼氏としないようなプレイをしてるってとこ
でも確かに彼氏つきの女を口説く時に
「彼氏とはできないようなHなことしよ」みたいなこと言うと
乗ってくる女の子多いよ。
226 :
225:03/07/03 18:02 ID:+cG9g/gf
↑
スマソ220ですた。
確かに怒りが込み上げるが愛しているからこそであって
色んな感情が入り乱れてもう訳わかんなくなるだよ。
>>220 愛しさなんか感じないでしょー。
つか
>>225の
>「彼氏とはできないようなHなことしよ」みたいなこと言うと
>乗ってくる女の子多いよ。
に殺意を持ってもいいでつか?
>>224 千春との出会いが4年半前の専門学校で、その1年後に付き合いだして4月に就職ということなので当時20歳ぐらい?
>>225 反省されてもなぁ・・・。彼氏にバレたらどれだけ傷つくか分からなかったわけでもないと思うし・・・。
ホントに1,2回の浮気ならまだ許せるんだが(いや、それでも許せないが)
純粋にセックスを楽しんでる仲にまで発展してるのが痛いね・・・。
やっぱ彼氏の目を欺いて陰でこそこそ何やってるんjyっていうのがどうしてもね・・・
↑
221ね。IDかわっちゃった
231 :
225:03/07/03 18:17 ID:+cG9g/gf
>>228 スマソ。
もう寝取りはしてないよ。
俺も浮気しまくりだったのがバレて反省したクチなんです。
千春のとった行動は、どう言い訳しようが裏切りでしかない。
『良ちゃんが一番好き』
などと言ってはいるが、その実一番大切なのは自分だと云う事。
ただ、人によりけりだが、そんな女であっても以前の愛しさが蘇り離したくない…と云う感情が湧く事もまた事実。
それが愛なのか執着なのか、判断は難しいが…
経験あるからね…
233 :
良介:03/07/03 18:26 ID:6sKJFxDE
千春が作った朝食を食べ終え、私は再び立ち上がった。
千春は座ったまま私の方を見なかった。
「じゃあ行って来る。カギよろしく」
千春が黙って頷いた。
私が出て行くまで、千春はその場を動かなかった。
(これでいいんだ・・)
私は自分に言い聞かせ、部屋を後にした。
しかしなぁ・・・
こんな悲しくて嫌な思いをしながらHしたり
飯食うのはたまらなく辛いなぁ・・・
>>234 ある意味拷問だよね・・・。さらに彼氏が傷つくし。
でも、今ふと思ったんだが、千春ってストーカーの一歩手前だよねw
236 :
えっちな21禁さん:03/07/03 18:57 ID:v6blinmW
ん〜
長いねw
小説っぽいしもういいよ
ここの住人層も変わっちゃったのかな?
内容もダラダラとしていてつまらん
簡潔にまとめてあればそこそこ鬱勃起なんだろうけどね〜
序盤とか部分的には読めたけど…
いつまでも続けられると他の人出づらいしね
もうこのストーリーの続き考えなくていいよ
おつかれ〜
>>236 そーいうお前は少数派だ。
嫌なら出てケ
>>236 貴方こそ消えるべきですね
気に入らなければスルーなさい
それが出来ないのは貴方がガキな証拠かと
漏れも良介さんほどきつくないけど、似たような経験したからすごく身にしみて鬱だよ。
結末がどうなったのかすごく気になる…
>>237 そうかなぁ。1日かけて小出しにしてレスが幾つかついたら続きをというパターンで
釣り師だろ。読み物としてはおもしろいからまあいいけど。どんな落ちにするのか楽しみだ。
241 :
225:03/07/03 19:10 ID:+cG9g/gf
マターリ行こうや。
242 :
えっちな21禁さん:03/07/03 19:14 ID:VOKSZZ45
楽しんでいる方もいるんですから、つまらないと思ったら
読まずに他スレで面白いネタを探して下さい。
>いつまでも続けられると他の人出づらいしね
これは確かにそうですが、あまり連続カキコなければ、
合間に入ってもいいかなぁ、とは思います。
良介氏の文の結論はやはり気になるところだなぁ・・・
ハッピーエンドってのは確定してるのでは?
でもこのペースだといつそこに辿り着くのかちょっと心配ではあるけどw
ネタが長くなると必ず出てくるのは、最初マンセーしてたのに最後は手のひらを
返してウザイなどと言う奴。
まぁ、他のネタも見たいというのは分かるから、こういう時は別スレ立てるのが
一番なんだがね。
そうだね〜
小出しにしてレスがついたらという感じになってるのは確かだよね
どうせなら前スレの紙一重氏みたいに一気に周り気にせず書いて欲しい
紙一重氏の見たけど途中のレスあまり気にしてないし、その後に質問に答えてるよ
良介氏の手法は読者を惹き付ける効果はあるが、一部ではストレス溜まるかと
一行空けて書かれると読みやすいけどなかなか進展しないし、
何日もかけて書かれるとおいら途中で終ってしまうの?と心配になる
でも、いろいろ書くと
>>132 みたく良介さんが気を悪くするからなぁ・・・
すごい難しいんですが・・・
ただ、一日の書き込みの終わりにはメール欄にでも「今日はここまで」とかあると安心して寝れるんだけどねw
247 :
良介’:03/07/03 19:44 ID:yHQl3poA
つーか、ムダに凝ってるわりに、肝心なセックスの描写が足りないんだよ。
良ちゃんと再会した千春をどんな風にイかせたかも書いてない。
俺が代わりにりに書いてやろうかと思ったくらいだ。
漏れ的に重要なのは
1:どうやって浮気を知ったか
2:彼女にどうやってばらすか、その言い方とか追い込み加減とか
3:その後の関係
とかだからなぁ。
あんまりセクース描写にはこだわらん。
>239
後で詳しくよろしく。
好きだからこそ、言えないこと
見せることのできない部分があるのはよくわかる。
誰もが偽りの自分を持っているものだしね。
それ故の悲劇であるなら理解できるんだけど
二号発言でちょっと萎えてしまったなw
二号発言って違う人のだよ?
252 :
良介’:03/07/03 20:07 ID:yHQl3poA
>254
IDがw
うぉ・・・漏れもドキュソだw
すご・・・なんか嬉しいww
258 :
えっちな21禁さん:03/07/03 20:20 ID:wpMy0eL3
あげ
期待
俺もこんな女嫌だなあ
仮に良ちゃんが一番好きでも、二番目に好きな男とエッチしたらだめだね
でも俺なら悩んだ挙句、許してしまいそう
自分の中で「こいつはセフレなんだよ」とか自分に言い訳とかしてね
261 :
さげ:03/07/03 20:42 ID:IteV6LCS
良介、がんばって書き込みしろ。
少なくとも、俺はちゃんと読んでるぞ。
262 :
84283:03/07/03 20:43 ID:L6Ca84u6
263 :
えっちな21禁さん:03/07/03 20:44 ID:lKqJh4bM
話の途中で批判するな
完結してから書け
漏れも続きヨロです。
んで良介さんと同じ立場にならないと千春さんを好きでいられるか
わからないです。千春さんを許してしまいそうな悪寒。
>>263 そう思ったら書き手も考えるんじゃない。リアルで書いてるんならレスに反応しても
よさそうだし、それがいやなら書き溜めしてコピペで一気貼りしていいんだし。
小出しで釣ってるのがミエミエ。それで書くのを止めるんなら3流の釣師。作り話だった
ってこった。ハンドルに「>まったくだ」とか「>(藁」まで書いてるんだからな。
さっさと終わらせろよ。
後がつかえてるんだから。
釣り師でもおもしろけりゃいいんじゃないの
どうせネタがほとんどだろ、このスレ
「つまらん」とかいう批判はいいとして
騙ってしょうもないオチで「はい!終わり」みたいにしようとするのはムカつくな
っていうか、このまま中途半端に終わるのが一番ツライ
高平に彼女・家族はいるのかな。
俺だったら千春に彼女・奥さんにばらさせる。
やつの会社にビデオをばら撒いてやめざるを得なくする。
とりあえず高平を千春の手によって不幸にさせて、
2度と近づかないようにさせてからじゃないと、千春を許せない。
>>270 > とりあえず高平を千春の手によって不幸にさせて、
> 2度と近づかないようにさせてからじゃないと、千春を許せない。
そーそー。高平は何とか不幸な目に合わせたい。
272 :
えっちな21禁さん:03/07/03 21:50 ID:iFhxXqUM
このまま終わりそうなヤカン
274 :
えっちな21禁さん:03/07/03 21:59 ID:n3fT29nT
今日はもう来ないかな
俺的には、ビデオで千春が良介の名前を叫ぶところが萌え萌え
>>273 昨日のパターンだと次は1:00になる悪寒です。
今帰宅中ってことかな?
ネタでも、ネタでなくても、わざわざこのスレにカキコしてるって
ゆーことは、寝トラレじゃなくても何かしら悲しい経験したと思われ。
まぁいいじゃないか、ネタでもなんでも。
文句言うヤシは見なけりゃいい(藁
漏れは(*´Д`)ハァハァ できればよし。
っていうか、ネタかどうかなんて書いた本人しか
絶対に判らないんだから。
余計な詮索せずに単純に楽しんだら良いじゃん。
それができないんだったら他スレ逝け
よくいるんだよね。
アクションもんの映画なんかで
「主人公にだけ弾が当たらないのはおかしい」
なんて的違いな批判してるヤツ
だいたい頭の弱い人間に多いんだが(w
いや単に引っ張りすぎだからじゃないの?
話としてはみんな楽しんでいると思われます。
いっそ長く引っ張るネタがいくつか平行進行で
テレビ番組見たく次回のお楽しみって感じはどーよ?
>>279 禿堂。本人に引っ張ってる意思はないかもしれないが、
まとめて貼るとか、連続投稿してくれると助かる。
けっこう気に入ってるから続きキボンw
まぁ、考えながら書いてるみたいだから時間かかるのは仕方ないんじゃないの?
矛盾した文章書くわけにもいかんし。マターリ汁
人が書いている途中に割って入りづらいと思うよ。
今までの寝取られ女たちは別れるが、千春なら許してしまいそう。
一番大切に思ってるからこそできないことってあるよね。。。
>>278 書いた本人がネタだっていってるんだがw
>>128 の良介の創作活動の邪魔するな
ってカキコに対しての
>>132 の良介氏のネームのまったくだ。っていう言葉ね。
あれ?ってかみんな気づいてなかったの?
>>287 何を作り出すのも創作活動と言うような気がしますが。
でも漏れは良ければオッケーです。ネタだろうが。
あと個人情報を隠すために作り話が入るとも思われます。
292 :
えっちな21禁さん:03/07/03 23:07 ID:KywHJT3w
あれでかなり萎えたよ。
自分の辛い体験のカキコを創作とは言わんよな…。
そうさく 【創作】
(1)それまでなかったものを初めてつくりだすこと。
(2)翻訳などに対して、作家の主体的創造力によって芸術作品をつくりだすこと。また、その作品。
(3)事実でなく想像によってつくりだすこと。また、その話など。
(例)「苦しまぎれに―した話」
ネタだろうが何だろうがこれだけの時間と労力をかけて俺達を楽しませてくれている良助氏には敬意と感謝を
ネタだろうがリアルだろうがハァハァできればいいのでマターリ汁
296 :
えっちな21禁さん:03/07/03 23:08 ID:KywHJT3w
>>293 萎えに輪をかけちゃいかん!!!
あとは個人的に自分に当てはめて、適当な名前にかえて
ずりネタにすりゃーいいじゃん!
>>297 そうだね。
ただ途中でってのが痛かった。
それでもまあ294に同意でつ。
>>237 少数派でもないじゃんw
ホントの問題はハァハァできるかだよ
このまま完結までにハァハァして鬱勃起できるか、それが楽しみでもある
>>294は本人なのか釣りなのか…ワラタ
ま、がんがってくれ
アディオス
相手は全て自分と同レベルという前提で話をするやつ多いな
創作の意味をわかってたかどうか判らんだろ
まあ、判ってたかもしれんが・・・
いや、判ってたかな?
判ってたね多分、うん
私は待ちます。
妻物語の本性(by拓也)以来のストライクかも?
ぼちぼち出待ちの人の話を希望!!
創作なら創作で書き溜めてからにしてほしいね。
ウダウダ言うのは完結してからのほうがいいんだし。
間隔が空くと結局はこうなっちゃうよ。
なら数日後にまとめて見ろよ
千春みたいな女がここの住人の好みなんか?
良介みたいな男がここの住人の素性なのか?
こんな女は漏れも絶対いやだな…
何が目的で他の男と致しているのか、って考えると
やっぱり口だけで美化してるって感じがするッス
もっとも、そんな女が家に押しかけてきて股を開いたぐらいで
やっちまう男も、まぁ同類だろうとか思うけど…
それだけ悲壮な想いで別れたのなら、最後まで漢を突き通して欲しかったッス
欲望に負けてやっちまう辺り、あんたもさほど変わらんよと小一日ほど…
高平と千春の関係が解明されてないのに千春を語るのは不毛と思われ
ん?
寝取られてハアハアするのがこのスレの趣旨じゃないの?
ただのモラルを問いたり、男らしさを求めるなら
このスレに来ない方が良いと思うが
311 :
えっちな21禁さん:03/07/03 23:55 ID:e2yDXT+C
りょーすけって性格暗そうじゃない?
引っ張りかたもかーなーりーミエミエ!!
この女も相当なブスなんだろうね。。。
煽厨ウザイ
必ず長くなるとこうなるんだよなー
2chでネタだの事実だの何言ってんだって感じだわ。
楽しんでる奴がいるんだから空気読めってばよー
こんなこと繰り返してっから、定期的にスレが寂れるんだよ。
>>315 こうやって感覚あける人がいるからじゃん?
ま、何にせよ、次の登場で終わって欲しいね。
書き手に読み手が義務を課すのか?
書き手がいるからスレが存続してるっちゅーのになぁ。
まぁ、他のネタも見たいというのはアリだと思うし、2日以上にわたるネタの
場合は、独立スレ作るとでもローカルルールにすればどうかね
うにタンみたいに当人がハァハァしてんならいいけど
良タンは女にモラルやらなんやらを求めてんだろ
その時点で、良タンはスレ違いってことか?310さんよ。
浮気女にそれだけ残酷なこと言っときながら
自分も同じことやってますねっつーこった
何でもいいけど、これで終わりなんて納得いんぞー
>良助
荒れてきたな・・・
寝取ったけど本気で惚れてその後萌え萌えって話はダメ?
了解〜。でも寝取ってる最中って二股なわけじゃん?
悔しくて必死に頑張ったけどなぁ。どうにも出来ずに鬱勃起(笑)
旦那とのセックス聞いて萌え萌えになりましたが結局離婚させて
しまいました。何もかもばれての上で離婚ですけど責任はとったよん
って話でした
326 :
えっちな21禁さん:03/07/04 00:25 ID:XySoPUIv
キノドクナ(* ´Д`)良介たん。。。
>>325 駄目だ・・・あらすじ聞いても全然ハァハァしない・・・病んでるのか・・・鬱だ。
>325
旦那の反応が聞きたいねぇ。
どうだろ?
かなり具体的にばれたらしいのでねぇ。
でも、旦那のを舐めたことがほとんどなかったらしいので
「僕のも舐めていかせて飲んでよ・・・」とか言われたそうです。
無視したそうですけど、僕はその話しでもハァハァなので病んでます
330 :
えっちな21禁さん:03/07/04 00:40 ID:YnuDsSsn
>>329 関係ばれた後も夫婦生活続いてたのか。
それはいいかもぉ。でも旦那が降臨してくれた方がハァハァできるのは間違いないね。
自分にはしてくれないなんて鬱すぎ。それで旦那はゴム付、喪前とはゴム無しだったら最強。
>331
僕とは生で中田氏、旦那とはゴム付きだったそうです。
>>332 うぁぁぁぁん。ダンナーーーー
漏れがダンナなら鬱死間違いナシ・・・
ってか、奥さん何歳?
旦那とのセックスでさえイヤでしたし&なぜか萌え萌えハァハァな僕も
かなり病んでます。でも聞いちゃってたんだよなぁ・・・
333>
当時は23歳でした
寝取られてハァハァな人が寝取っちゃうと訳分かりません
>>335 若っ!23で既婚か〜
倦怠期だったのかなぁ。 やっぱ旦那とはしたことのないHをしようとか言って口説いたのか・・・
想像は膨らむなぁ・・・。
ってか二人で盛り上がってもアレなんで大人しくしまつw
ですな。
倦怠期・・・・ってよりは・・・う〜ん・・・
結婚式の前日に一緒に遊んでましたからねぇ。その時点で終わってるかと
遊びで終わるのが多いですよね?このスレ的には。
終わらない場合もありってことで
ですな。
倦怠期・・・・ってよりは・・・う〜ん・・・
結婚式の前日に一緒に遊んでましたからねぇ。その時点で終わってるかと
遊びで終わるのが多いですよね?このスレ的には。
終わらない場合もありってことで
340 :
まもる:03/07/04 00:59 ID:ILwVI7E9
二重かきこスマソ
でも本気で寝取る側としても本命彼なり旦那なりとのセクース聞くと
萌え萌えになっちゃうって事を言いたかっただけなのでした。
すれ違いですな。逝ってきます
つまらん!お前の話はつまらん!
途中で終わるのは勘弁してくれ〜
>>341 でも、確かに寝取るほうも旦那(彼氏)とのセックスはどうなんだ?
旦那(彼氏)よりいいか?とか聞いて相手のセックスを想像して萌えるってのもあるだろうしね。
ってかこのスレ、完全に良介氏待ちの体制になってるね・・・。漏れも楽しみにしてるんだがいつ降臨してくれるんだろ・・・。
ばれた時の話を聞くとかなり興奮しましたけど・・・
ここでは@やり直したいが為」にエッチする人多いですけど
終わらせたいが為に必死に拒否する女も居るのですよねぇ
>341
あなたは単に寝取られスキーだったということだね。
寝取られスキーでも寝取っちゃうことはあると…。
寝取った女に本気になると、その後いつ浮気されるか不安にかられない?
禿同
今まで何人かの方々が、途中で消えている
本気で彼氏持ちなり既婚者とのセックスはもえるのでは?
良介氏光臨待ち中暇なので書いてみました
>347
その不安もまた鬱勃起になってよいのでは?
不安を楽しむくらいの覚悟がなければ寝取った相手と本気に
なれません。
>>347 でも、結婚日の前日に遊んでたぐらいだからむしろ結婚相手との愛はあんまりなかったのではないかと想像しまつ。
遊びで寝取って自分のものにしたら確かに同じように裏切られるんじゃないかと悩んじゃう気がしますね。
いっそ良介’氏に補完(ry
漏れは既婚者と付き合って、結果的に別れさせちゃったけど…確かにもえた。
が、それはスレ違いで…その寝取った彼女と5年も付き合って
今更…同時期に別の男(漏れの先輩)とも付き合ってたとか…知らされてみたり。
障害があった方が萌えるのよねぇ。
寝取る側も寝てられスキーの資質がたくさんあるのだと
ここのスレ眺めてて思いました。旦那とか彼氏とかのセックス
聞かされたら萌えるもん。で、鬱になりつつ勃起
寝取り寝取られ紙一重
と言ってみるw
禿同
>355
せやな
>>355 禿同
彼や旦那から寝取っても結局女は彼や旦那とセクースする。
そこでまた鬱・・・
>>358 ミイラ取りがミイラ・・・って気もするがw
360 :
えっちな21禁さん:03/07/04 02:18 ID:FQy7eLHC
りょうすけ晒しあげ
良介さん
外野は気にせず頑張って!
362 :
紙一重:03/07/04 08:47 ID:JgefVNxY
何か?
思惑通り良介の駆除に成功。
つまんねえ奴はちょっと叩けば消えていくからな。
簡単なもんよ。
〉363 漏れは楽しみにしてたんだが…良介氏の話がつまらんくらいなら、よほど面白い話のストック持ってるんだろ?コピペでも創作でもかまわんからガックリきてる漏れ達に萌話を補填してくれるとありがたいんだが…期待せずに期待してるよw
柱谷にやられました。
創作でもなんでも良いから続き読みたいよ>良介氏
良介タンまだ〜??
もう来ないのかなぁ?
じゃー ご期待にそえるかどうかわかりませんが、
良介さんが復活するまでのヒマつぶしに俺の話を書きます。
でも強烈なネタ臭がする話なんで、書いてる本人もそれを
自覚しているのでネタだと煽るのはやめて下さい。
最初に断っておきますが事実です。
書き終わったら何と言ってくれても結構です。
雨が降ってきた。
車の屋根を叩く雨音は不規則なリズムを刻んでいる。
俺は手に持っている機械のツマミを夢中で操作していた。
エアコンを切った車内は夜になっても蒸し暑く
俺は全身汗でびっしょりになり、額からは汗が滴り落ちてくる。
この機械は1年くらい前大学の先輩から貰ったものだ。
最初は何の機械か判らなかった。
「先輩これなんですか?」
俺がそのトランシーバーみたなモノを先輩に見せると
「ああ、それ電波を傍受する機械だよ」
なんでもディスカウントショップで1万円くらいで買ったらしい。
警察無線や昔のアナログの携帯電話やコードレスの電話の電波を傍受できるらしい。
「電池が切れたままほったらかしにしてたから充電すりゃまだ使えるぜ、欲しかったらやるよ」
面白そうだなって思って貰って帰った。
家に帰ってからしばらく充電してスイッチを入れるとたしかに使えた。
でも、驚いたのはその性能だった。
コードレスホンというボタンを押してツマミみたいなのを調節すると近所の
コードレスホンからの会話がバンバン聴こえてくる。
「こりゃ凄げえ」と思った。
まさかここまで鮮明に聞こえるとは思ってもみなかった。
最初は面白くて近所の電話を盗み聴きしていたが、たいして面白い内容の会話も無く
やがて飽きて部屋の隅に転がったままになっていた。
その機械を久しぶりに引っ張り出し、親父の車を借り、電池が切れていたので車の中でも
使えるようシガーライターから電源を取るコードを近所のカー用品の店に寄って買ってきた。
そこまでしてこの機械を使いたかった理由は、彼女からかかってきた一本の電話にある。
今晩、俺と彼女は19時に待ち合わせて一緒に食事に行くはずだった。
その時間を20時に変更してほしいと彼女から携帯に電話があった。
「どうしたの?」と聞く俺に彼女は
「いえ、ちょっと友達から電話があるから・・・」と言った。
「友達って?」
「あ、あの大学の女友達で・・・なんか相談に乗ってほしいとか・・・」
「携帯で話せば良いだろ」
「いや、なんか長くなりそうだから・・・自宅に電話を・・・」
彼女の口調は歯切れが悪かった。
俺は何かおかしいと思ったが平静を装い
「そうか、じゃー終わったら携帯に電話して」と電話を切った。
俺は直感的に彼女は何かを隠していると思った。
電話があるというのは本当だろう。
じゃ誰からかかってくるのか?
それに、もし本当に女友達だったとしても、彼女がその友達と
どんな会話をするのか大いに興味があった。
俺はその時部屋の隅に転がっているこの機械のことを思い出した。
それは悪魔の誘惑だった。
「人間知らない方が良いこともあるんだぜ」
先輩が俺にその機械をくれるときに言った言葉を思い出した。
その時はあまり気にとめなかったが、今になってその言葉が重みをおびてきた。
彼女の家はFax付きの電話機で、彼女の部屋にコードレスの子機があるのは知っている。
ちょうどおあつらえむきだ、どうする?
俺はちょっと悩んだが結論はすぐに出た。
それから俺は部屋に行って機械を取ってきて、カー用品の店に寄り、
彼女の自宅から百メートルほど離れた空き地の前に車を停めた。
雨音はだんだん激しくなってきた。
時計の針は19時ちょうどを指している。
「もう電話があるはずだ」俺は彼女の電話の周波数を探して
何度もせわしなくツマミを回していた。
しかし聞こえてくるのは関係の無いこの近所に住む住人の会話ばかりだった。
それから5分ほどしてあきらかに他の会話と違う聞き慣れた声が聞こえてきた。
「彼女だ」俺はその周波数を固定し、じっとその会話を聴いた。
どうやら彼女と喋っているのは男らしい。
俺は「やっぱり」と思うと同時に激しい嫉妬で胸を焼かれた。
「俺との約束を遅らせてまで、この男と電話がしたかったのか」
しかし二人の会話はそんな生やさしいものでは無かった。
最初は何の話か判らなかった。
聴いているうちにだんだんレポートの提出について
話していることが判ってきた。
どうやらその作成を彼女に手伝ってほしいという頼みだった。
相手の男の名前はK次で彼女と同じ大学だということも判ってきた。
彼女は「K次」と名前を呼び捨てにし、K次は彼女のことを
「R恵」と呼び捨てにする。
それで二人が普通の友達関係では無いと確信した。
しかし疑問に思ったのは彼女のすごく冷淡な口調だった。
俺との普段の会話ではこんなに低い怒ったような口調では絶対に喋らない。
K次は命令口調で喋っていて、彼女はそれにムカつきながら喋っている。
そんな感じだった。
どんな関係なんだこの二人は?
俺は悩みながらダラダラとした会話を聴いていたが、突然話の内容が変わった。
まずK次が言った。
「なあ、明日夕方から会おうよ」
続いて彼女の返事
「いやよ 明日は用事があるし」
K「おまえ今日も用事があるって言ってたじゃねーか」
R「今日も明日も用事があるのよ」
K「なんの用事だよ」
R「なにって・・・家の用事よ・・・」
K「ウソだろ なあ久しぶりに会いたいんだよ」
R「大学でしょっちゅう会ってるでしょ」
K「二人っきりで会いたいんだよ」
R「どうせエッチしたいだけでしょ この前大学のトイレでやってあげたばっかだし」
K「フェラだけだろ それにやってあげたってどういうことだよ」
R「K次が無理矢理やらせたんじゃない」
K「嬉しそうに飲んだくせに」
R「ウソばっかり だれがあんなもの嬉しいのよ」
俺は呆然としてた。
「大学のトイレ」「エッチしたいだけ」「フェラだけ」「飲んだ」
さっきの会話が頭の中をぐるぐる回っている。
K「おまえ浮気してないか?」
R「なによ してないわよ」
K「怪しいんだよ もししてたらブッ殺すぞ」
R「してないってば」
K「どうだかな とにかく明日な」
R「だめだって言ってるのに」
K「明日会えなかったら またおまえの家まで行くぞ」
R「・・・わかったわ」
K「じゃあ、夕方6時に○○駅の前のいつものところでな」
R「もう切るわよ」
ガチャという電話を切る音の後にザーというノイズだけが残り
俺は呆然としたまま手の中の機械を見つめていた。
さっきの会話は本当に彼女なのか、誰か別の人の会話ではないのか。
頭が混乱しているのか、事実を受け止めるのが怖いのか。
俺は「彼女じゃない、彼女じゃない」と必死に否定しょうとしたが
どう考えても彼女に間違いなかった。
その時携帯のバイブが低い音で唸りだした。
彼女だ どうする?
なんか連続投稿規制とかで時間がかかる・・・
規制解除カキコ、、と。
>>382 良いよタケちゃん!
スゲー切ない。
「知らなくてよいこと」を知っちゃったドキドキが伝わってくる!
俺はその携帯からさっきまで聴いていた会話の人間の声がすることに激しく抵抗を感じた。
しかし出ないわけにはいかない。
俺「もしもし」
R「おまたせー、行こうか?」
口調はさっきとうって変わって明るいが、声はさっきの声と一緒だ。俺はとっさに嘘を言った。
俺「いや、ちょっと体調が悪くなって・・・」
R「えー どうしたの?」
俺「なんだか判らないけど頭がすごく痛くて・・・」
R「えー 残念だなー すごく楽しみにしてたのに」
俺「ごめんな」
R「許さない って嘘 しょうがないね頭が痛いんじゃ」
俺「本当にごめん 明日までに治すから だから明日・・・」
R「ごめん明日はダメなの 今日相談を受けた友達と明日飲みに行って じっくり話を聞くことになったの」
俺「そうか・・・じゃ、また今度」
R「うん、お大事に」
俺は電話を切ると急いで車のエンジンをかけた。
一刻も早くこの場から逃げ出したかった。
俺は猛スピードで車を走らせ、帰るまでの道中頭の中を整理した。
しかし、考えれば考えるほど頭の中は混乱し、気が付くと家の前まで帰っていた。
車を駐車スペースに停め、自分の部屋に入り、寝転がって長いあいだ天井を眺めていた。
さっきの機械から聞こえてきた会話が頭の中で何度も繰り返されていた。
いつしか涙が溢れ出し、頬を伝っていった。
翌日、俺は○○駅の改札の前に立っていた。
この駅まで車でやってきて、車は駅前の駐車場に入れてある。
もし、あのK次とかいう男が車でやってきたらという心配があったので
念のために車を借りてここまで乗ってきた。
そして俺は、帽子にサングラスといういでだちで改札の前の柱の陰に隠れ。
顔だけだして改札から出てくる人をひとりひとり観察してた。
いつもの待ち合わせの場所がどこかはわからないが、ここに立っていれば
絶対に彼女は現れるはずだ。
俺は時計を見た。
午後5時30分を過ぎたところだ。
約束の時間までには後30分もある。
この駅に改札はもうひとつあるが、向こうの改札から出た場所は
ガランとした淋しいところだし、こっちの改札の前にはカップルたちの
待ち合わせのメッカの噴水がある。
それに何よりもここから歩いてすぐのところにラブホテル街がある。
無性に煙草が吸いたくなった。
でもこの柱には灰皿が設置されていない。
時間が近づくにつれ心臓の鼓動が高くなってゆき、胃から苦いモノが
こみあげてくるような気がしてムカムカした。
向こうの灰皿があるところまで行くと彼女を見失ってしまう。
俺は我慢することにし、じっと彼女を待っていた。
やがて改札の奥の階段から彼女が下りてくるのが見えた。
俺はその瞬間完全に柱に身を隠し、彼女の後ろ姿だけを探した。
彼女は噴水の方に歩いて行く。
バレないようにゆっくりと後をつける。
('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)うんうん、ガンガレ!
俺はてっきり彼女は噴水の前で立ち止まると思っていたが、
彼女は噴水を通り過ぎ、少し離れた喫茶店に入っていった。
ここがいつもの場所か・・・
俺はどうすることもできずに噴水の前のベンチに腰掛けた。
そこの場所から喫茶店はよく見える。
彼女は窓際からひとつ奥の席に座った。
しかし、夕日がガラスに反射してその表情までは見えない。
なんとなく彼女が座っているのがわかる程度だ。
俺は煙草を取り出し火を付け煙りを深く吸い込んだ。
さっきまでの吐き気が少しおさまり、俺は夕日を眺めながら
この後どうするか考えた。
ganngare!!
昨日の電話の会話からすると、二人は喫茶店を出てからラブホテル街に向かうだろう。
俺は二人の後をつけていき、二人がラブホテルに入るのを目撃するだろう。
それでどうするんだ? 二人が事を終えてまたそこから出てくるのをじっと待つのか?
バカか俺は?そんなこと許して良いのか?でも、今ここでそんな行為を止めることは
できるのか?相手の男を殴るのか?ヤツも被害者じゃないのか?
煙草一本を吸い終わるまでに様々な考えが浮かんでは消えていった。
そして俺は決心して携帯を取りだし彼女の携帯に電話をかけた。
支援カキコ
ガンガレ!
短い呼び出し音の後彼女が出た。
俺「もしもし」
窓から彼女が携帯を耳にあてているのがなんとなくわかった。
R「あれ どうしたの?」
俺「いや、ちょっとまずいことになっちゃって」
R「え 何?」
俺「いや、昨日の頭痛のことでさ 後で詳しく話すから
電話繋がるようにしておいてくれる」
R「なんなの?」
俺「今、ちょっと話せないんだ じゃー 後でね」
俺は彼女からの返事を待たずに電話を切って、ふーっとため息をついた。
そのとき駅の方から歩いてきて喫茶店に向かう男がいた。
後ろ姿しか確認できなかったが、短髪でガッシリした体格の男だ。
男は喫茶店の中に消え、じっと喫茶店の窓を凝視していると男は彼女の前に座った。
あいつがK次か・・・あいつもまさか彼女に別の男がいるなんて知らないんだろ。
それとも電話では彼女を疑っているようなことを言ってたから薄々俺の存在に気が付いているのか。
しかし、俺と同じ境遇でありながら、なぜかヤツに同情はおきなかった。
それは昨日の彼女とヤツとの電話での会話で、彼女はあまりヤツには好意を持ってないように思えたからだ。
なにか無理に付き合っている感じだ、ヤツに何か脅かされているのか、それとも・・・
俺はとめどもなく沸き上がる想像にふけっていた。
ガンガレ・゚・(ノД`)・゚・。
やがて窓から二人が立ち上がるのが見えた。
俺もベンチから立ち上がり噴水の後ろへ回った。
ここに立っていれば向こうからはハッキリ見えないし、
俺は二人が駅側かラブホテル街の方向かどっちに行くかだけを
確認できれば良かった。
案の定二人はラブホテル街の方に向かい始めた。
俺はゆっくりと距離を開けて二人を尾行した。
ここらへんは駅前なので人も多いから尾行も楽だ、しかしラブホテル街に
入るとそうもいかないだろう。
俺はできるだけ二人を見失いなわないように、なおかつ尾行もバレないように
苦労しながついていった。
やがて二人はラブホテル街に入り、俺もますます距離をとって尾行した。
しかし二人は最初の角を曲がった。
ヤバイ!俺はあわててダッシュする。
すれ違ったカップルが必死の形相で走る俺を奇異な目で見ている。
二人が曲がった角までたどりつき、顔だけを出してそーっと様子を見る。
いない!この両脇に並んでいるどこかのホテルに入ったのだ。
俺はさっき考えた計画を実行に移すことにした。
ポケットから携帯を取りだし彼女の番号をリダイアルする。
呼び出し音が1回、2回、3回、頼む出てくれ!俺は祈るような気持ちで
呼び出し音を聞いていた。
ワクワク・・・ドキドキ・・・\(’−’;)/ガンガレ!!
そのとき左側の2番目のホテルの入り口から女が飛び出してきた。
そしてそれと同時に携帯が繋がった。
俺はまた角に身を隠した。
R「もしもし 大丈夫なの?」
俺「R恵 もし君がもう一度その建物の中に入ったら俺たちの関係は終わるよ」
R「え?」
俺「今来た道を走って戻れ できなかったらお別れだ」
電話を切った。
彼女が戻らなければ終わりだ。
戻ってくれば・・・考えてなかった。
足音がする。
彼女が駆けて来る音だ。
タケちゃんカコイイな
俺は帽子を取りズボンの後ろのポケットにねじこみ、サングラスをはずして
ポケットに入れた。
彼女は角を曲がった瞬間俺を見て驚いていた。
「どうして・・・」
俺はポケットから車の鍵を出し、彼女に渡した。
「駅前の立体駐車場の2階に俺の車がある そこで待っててくれ」
彼女は泣きそうな顔をしながら
「でも・・・」と言った。
「いいから! 早く!」
彼女は俺に背を向け小走りに駅の方へ向かった。
俺は今度は角から全身をさらけ出し、彼女が出てきたホテルの入り口を
じっと見ていた。
やがて男が飛び出してきて、周りをキョロキョロ見渡している。
K次だ、ヤツは何かを叫ぶと俺の立っているところまで突進してきた。
あわてて角を曲がろうとするK次の背中に俺は声をかけた。
「彼女は戻ってこないよ」
ヤツが急ブレーキをかけたように立ち止まる。
そして振り向いたヤツは鬼のような形相をして俺に言った。
「てめえは何だ?」
「さあね 何だろ」
「ふざけるな! なんでてめえR恵のこと知ってるんだ」
タケちゃん急にハードボイルド。
大丈夫なのか?絶対殴りあいになるぞ。
ヤツは俺の目の前まで近づいていた。
「なんでだろうね」と俺がニコっと笑った瞬間、俺の目の前は真っ暗になった。
俺は地面に尻餅をついていた。
口の中に苦い味が広がってくる。
俺はペッと唾を吐きその唾が真っ赤なのを確認した。
殴られた顔がヒリヒリする。
えらく短気なヤツだなーと思った
その瞬間今度は俺の顔面に蹴りが飛んできた。
俺は間一髪で横に転がってその蹴りをよけると、素早く立ち上がって
なんとか戦闘態勢を整えた。
全身の血が逆流して頭に登ってきているのがわかる。
ガンガレ、タケちゃん。彼女を自分だけに取り戻すんだ。
ガンガレ、タケちゃん。彼女を自分だけに取り戻すんだ。
もしかしてタケちゃんが2g(ry
実戦で殴り合いをするのは久しぶりだ、たしか小学校6年生以来だな。
たしか全国大会で・・・体が覚えてくれてると良いんだが・・・
そんなことをカッカした頭で考えていると次のパンチが飛んできた。
しかし、モーションが大きい。
俺は首を振りパンチをかわすとヤツのみぞおちに拳を叩き込んだ。
ヤツが両手で腹を押さえてうずくまる。
すかさず俺は蹴りを顔面に叩き込む。
グシャという嫌な感触がつま先に伝わる。
今度はヤツは仰向けにひっくり返った。
ヤツの顔面が真っ赤に染まっている。
マジで?マジでタケちゃんはファイターだったの?
ちょっとカッコ付けすぎじゃない?
鼻血と歯が折れたのか口から血をダラダラ流しながらヤツは懇願してきた。
「もうやめて・・・やめてください」
俺はヤツの顔のところに座ってヤツに言った。
「あれ、最初に殴ったのはそっちですよ 俺は正当防衛だ 意味わかります?」
ヤツは何度もうなずく。
「それから R恵は俺の女だ もう絶対に手を出すな 今度やったら殺す」
ヤツはまた壊れた人形みたいに何度もうなずきながら
「わかりました」と言った。
ヤツにはいろいろ聞きたいことがあった。
でもその態度を見てどうでも良くなった。
後は彼女から聞けば良い。
俺は極度の興奮状態からこいつを何度も蹴って、蹴って、蹴り殺したい衝動に
駆られたがなんとか我慢してその場を立ち去った。
>>412 一方的に殴られて終わってもカッコ悪すぎじゃない?
正当防衛じゃないだろ?
全国出てるんだから下手したら捕まるって
うーん、これでPart1は終わります。
あきらかにネタ臭い話でしょ。
だから書くのを躊躇してたんだけど、
俺もここまで書いて絶対非難されるなっ思ったもん
だから批判、質問なんでも受けます。
Part2はそれから書きますのでよろしく。
>>416 ちょっとまて!
タケちゃんが実は強い以外はムチャクチャ興奮したぞ。
切なくなったって!マジで。
続けて下さい。おながい
419 :
えっちな21禁さん:03/07/04 14:21 ID:EEpfhAn2
>>416 タケちゃんが書きたいように書いてくだされば結構です。
part2楽しみに待っています。
>>415 いや、ここでボコったんならともかく相手が先に手を出してここまででやめたんなら
正当防衛は通ると思われ。
>>416 相手は歳いくつぐらいだった? 社会人ぽい?学生っぽい?
1.今からどれくらい前の話でつか?
2.彼女とのなれそめを簡単に
パート2があるので、とりあえずこの程度で。
かなーりイイ感ぢでつ。
続きも期待してまつ。
423 :
天邪鬼:03/07/04 14:24 ID:eF8sd00J
私もタケちゃんぐらい強ければ良かったのに、とは思いますけどね。
それはともかく、何でR恵が、こんなことになったのかが先ず知りたいし、
タケちゃんが、その後、R恵とどう付き合っていったのかも興味津津。
漏れ的には彼女を寝取られたことが発覚した後、
寝取った相手になんらかの制裁を加える話は好きですね。
タケちゃんとR恵さんとの関係がこれからどうなるのかも気になる。
part2楽しみですね。
正当防衛では無いという意見がありますが、
俺としては相手に先に殴られて、恐怖心から抵抗しただけで
それも最小限の抵抗だと思ってましたので大丈夫かと
ダメですか?
>>418 やっぱりケンカのとこで引きましたか。
うーん、でもこれ書かないと後で話しがおかしくなるから
>>419 後半はエッチなとこはありません
すいません。
俺、制裁加える話は嫌い。
彼氏がいるって知ってて寝取ったなら制裁くわえてもいいけど。
今回の場合は、むこうは自分が彼氏のつもり、
突然出てきた男に女を取られぼこられる。
こんな不幸があっていいのだろうか。
悪いのは女だろ。
まあ、女を大事にしてなかったみたいだからいいけど。
427 :
418:03/07/04 14:41 ID:YTS1vqTW
>>425 いや、オレが弱いからそこだけリアリティを
感じなかっただけだから。無視して下され。
>>420 ありがとうございます。
>>421 相手は彼女と同じ年齢の学生です。
だから俺の2コ下ですね。
>>422 今から3年ちょっと前の話です。
彼女とのなれそめはバイト先で知り合いました。
429 :
えっちな21禁さん:03/07/04 14:44 ID:HvxkG032
タケちゃんに同情したな、ネタでもいいからこの話は見ててスカーっとした。
でも、R恵は俺だったらさっさと捨ててるな。
他の男の手垢のついた女なんて嫌だもんな。
タケちゃん続きヨロ
この時点でどれぐらい付き合ってたの?
お前等『ラリー・フリント』って映画観た?
面白かったよ。
433 :
sage:03/07/04 15:08 ID:gN7JT3y3
彼女が嫌ってた理由を知りたい
タケちゃん、続けてください!!
エッチ無しでもいい逞しく育って欲しい^h^h^h^h^h^h^h^h^h
続きよろしくお願いします(・∀・)イイ!
436 :
天邪鬼:03/07/04 15:48 ID:eF8sd00J
タケちゃんも良介も早く何とかしてくれよ。気になって仕事が進まないぞ?????
みなさんの意見を聞いて今Part2を書いてます。
今晩には連続で貼って完結できると思います。
440 :
良介:03/07/04 16:55 ID:sjh1JPwQ
午後になると私は得意先まわりを始める。
しかし今日は何もやる気が起きなかった。
一番仲の良い所へ連絡し、訪問した事にしてもらった。
缶コーヒーを買って、公園のベンチへ腰掛けた。
千春の事を想い浮かべる。まだ部屋にいるだろうか?
忘れかけてた頃に突然やってきた千春との再会。
そのお陰で今も頭の中は千春一色だ。
会わなければこんな思いをする事も無かった。
ふと、ある事を思い出した。
お門違いなのはわかっていた。
それでも私は実家へ電話した。
441 :
良介:03/07/04 16:58 ID:sjh1JPwQ
言うまでもなく千春に住所を勝手に教えた親父に抗議するためだ。
今年定年退職して、普段は家にいる。
私より無口で、必要な事しか喋らない頑固親父だ。
しばらくして親父が電話口に出た。
442 :
良介:03/07/04 16:59 ID:sjh1JPwQ
「なぜ住所を教えたんだ。」
「なぜって聞かれたからだ。」
親父は何の事か聞きもしなかった。
それよりこの開き直った態度が許せない。
「教えるなと言っておいたろう!」
「生意気言うな!どんな理由があったにせよ、女の子をあんなに泣かすんじゃない!」
親父が突然電話口で怒鳴った。
「理由も知らないで勝手な事言うな!」
私も公園である事を忘れていた。
443 :
良介:03/07/04 17:02 ID:sjh1JPwQ
「あの子がお前を裏切ったんだろう。あの子から聞いた。随分自分を責めていたぞ。」
「そうだ。裏切りは許せない。それがなぜ教える事に繋がる?」
「いいか?年頃の女の子がそれを話すのにどれだけ勇気がいったか解るか?しかも相手の父親にだ。俺はそれに応えただけだ。」
「・・・そんなの知るか」
「それに俺は教えないなんて約束してないぞ。約束したのは母さんだろ?」
「ガキみたいないい訳するな!」
444 :
良介:03/07/04 17:04 ID:sjh1JPwQ
「お前はあの子が好きなのか?」
「関係ないだろそんな事」
「好きなら度量を持て。相手を許せる度量を持て。」
「・・・・好き勝手言いやがって・・」
「まあたまには帰ってこい。以上!」
突然電話が切れた。
それにしてもこちらから電話しているのに”以上”で締めくくる親父には呆れた。
KITAAAAAAAAAA
446 :
良介:03/07/04 17:05 ID:sjh1JPwQ
しばらく公園を歩いた。会社に戻るまでにはまだ十分な時間がある。
”度量”
頭の中に親父の言葉が残っていた。
千春が好きか?
−−−考えるまでも無い。好きだ。
千春と出会った事を後悔しているか?
−−−していない。
それなら千春を許せるか?
−−−・・・・・・・・。
自問自答を繰り返す。
いつになっても答えは出てこなかった。
気がつくと既に5時を回っていた。
私は会社に戻る為、駅まで歩く。
駅に着くまでも着いてからも考えるのは千春の事ばかりだ。
ホームに勢いよく電車が飛び込んでくる。
お前の生き甲斐は何だ?
−−−以前は千春。今は・・・。
もう一度千春に会いたいか?
−−−会いたい。
千春が好きか?
−−−好きだ。大好きだ。
私はやっぱり千春が好きだ。
良介さんお帰りなさい。待ってましたよ〜
良スケのオカン・・・ じゃなくて オトン!
450 :
えっちな21禁さん:03/07/04 17:10 ID:r+bHKUvD
帰ってきたのね… なんか、あいかわらずの展開だけど、最後に鬱勃起できるよね? 期待あげ
目の前の電車のドアが閉まる。
それは私をホームに残し、ゆっくりと動き出した。
気がつくと私を乗せた電車は自宅の最寄駅へ向け、既に走りだしていた。
許す許さないはもうどうでもいい。
私は千春が好きだ。
千春を失いたくない。
千春、千春、千春。
もう千春の事しか頭に浮かばない。
452 :
良介:03/07/04 17:14 ID:sjh1JPwQ
駅を出ると、自宅まで走り出した。
千春はまだ部屋にいる。
そう自分に言い聞かせ、全速力で走る。
自宅へ着くとポストにわき目もふらず玄関まで走る。
ドアノブを勢い良く回した。
・・・しかし、ドアは開かなかった。
ポストへ向かった。
震える手でポストのつまみを掴む。まるで怖いものでも見るかのように、ポストの中を覗き込んだ。
2つ折りになったメモ用紙が見える。
そしてその上に私の部屋のカギが置いてあった。
453 :
良介:03/07/04 17:17 ID:sjh1JPwQ
メモ用紙を手に取り、開いた。
千春からの最後のメッセージがそこにあった。
”ありがとう良ちゃん”
カギを握り、部屋へと戻る。
私は携帯電話を握っていた。
アドレス帳には千春の名前は無い。
一番忘れてはならない電話番号を忘れた。
いや、アドレス帳に頼りすぎて、初めから覚えてなど無かったのだ。
454 :
えっちな21禁さん:03/07/04 17:24 ID:uinywSgP
寒イボが出来そうだ… 同人ショートストーリーみたいね
気に入らなきゃ見ない、
これくらいのことが出来んとは・・・消防なら仕方ないか
458 :
良介:03/07/04 17:27 ID:sjh1JPwQ
アドレス帳から千春との共通の友達を探す。
千春を知る私の男友達は、千春の電話番号など知るはずもない。
そして私が知る千春の女友達の電話番号は私は誰一人として知らない。
千春の自宅へは行ったことが無い。千春は両親と同居の為、会うのはいつも私の自宅だ。
どの町に住んでいるかは知っている。ここから電車で大凡一時間の所だ。
しかしそこから千春の自宅を探しだすのは至難を極める。
それなら駅で待ち伏せしてみたらどうだろう?
通勤時間を狙えば千春は現れる筈だ。
しかし、千春が会社を退職している事に気づくまでそう時間は掛からなかった。
いかん涙が…ウチュ〜
460 :
良介:03/07/04 17:30 ID:sjh1JPwQ
テレビの上に千春からもらった誕生日プレゼントの紙袋があった。
中身を空ける。中から新品の財布が出てきた。
私は高校時代から財布を変えた事がない。
就職して千春に何度となく変えるよう薦められた。
私の財布は、社会人が持つ財布ではないとの事だった。
私はもう使い古してボロボロの財布から、千春がくれた真新しい財布に中身を入れ替える。
入れ替えながら涙が止まらなかった。
キテター(*^^*)
462 :
良介:03/07/04 17:33 ID:sjh1JPwQ
ふと、千春が尋ねて来た時の事を思い出した。
”良ちゃんのお父さんから聞きました。”
千春は親父から聞いてこの住所を知った。
もしかしたら親父が何か知ってるかもしれない。
頑固親父登場かよ。
とりあえず良ちゃんは夜中までには完結して欲しい、他の方のが気になるのよ
465 :
良介:03/07/04 17:36 ID:sjh1JPwQ
また親父が電話口に出た。
「千春から電話番号とか聞いてないか!?」
「誰だそれは?」
「この間親父が住所を教えた女の事だ。連絡先知らないか?」
「そんなの知る訳ないだろう。」
「・・そうか。」
「なんだそれだけか?」
「・・ああ。それだけだ。んじゃあな」
「何だお前は・・ああそういえば昨日その子から何か届いたぞ。お前に電話するの忘れてたな。」
「それを早く言え!そこに連絡先書いてあるだろう!」
466 :
良介:03/07/04 17:38 ID:sjh1JPwQ
「ああそうか。でもそんなの取っといてあるかなあ。」
「早く探せ!」
「それが人に物を頼む態度か!」
「いいから早くしてくれ!」
親父は舌打ちして、乱暴に受話器を置く。
その様子が受話器を通して耳に伝わってきた。
遠くで母親を呼ぶ声がする。
親父が戻ってくるまでの時間が待ち遠しい。
467 :
良介:03/07/04 17:42 ID:sjh1JPwQ
「おう、あったぞ。」
「教えてくれ!」
私は親父が読み上げる千春の自宅の住所と電話番号を書き留めた。
「ところで何が届いたんだ。」
「ああ何かえらく高級なチョコらしいな、確か”デコバ”とか言う・・」
「”ゴディバ”じゃないのか?」
千春は私をはじめ家族全員が甘党である事を知っていた。
「ああそれそれ。母さんが喜んでたぞ。後で手紙書くって言ってた。お前からもお礼言っとけ。」
「わかった。悪かったな。」
468 :
良介:03/07/04 17:44 ID:sjh1JPwQ
「用事はそれだけか?いいなら切るぞ。」
「親父」
「何だ」
「今度帰る時何か買ってってやる。何がいい?」
「めずらしいじゃないか、そうだな・・んじゃ”万寿”がいいな。」
「マンジュ?」
「久保田の万寿だ。酒屋に行ってそう言えば解る。」
「わかった。買ってくよ。」
「母さんの奴、最近徳用の焼酎ばっかり買ってきやがんだよ。未だに酒と焼酎の違いが解ってない。お前からも言ってやってくれ。」
「まあ仲良くやってくれ。んじゃあな。」
何も言わず親父から電話を切る。これが親父の悪い癖だ。
この3週間後、まるで親父に騙されたかの様に財布の中身から1万3000円が消えていった。
良ちゃん頑張れ!
連続投稿規制
解除支援カキコ
リアルカキコを見れるとはラッキー
まわりくどいなあ・・・
472 :
良介:03/07/04 17:47 ID:sjh1JPwQ
電話はしなかった。この日私は会社を休んだ。
直接千春の自宅まで向かった。
千春と同じ事をしてみようと思った。
玄関のチャイムを鳴らす。
しばらくして千春の母親が出てきた。
私は自分の名を告げ、千春を呼び出してもらった。
すると母親は微笑み、千春を呼びに行った。
千春の母親は全てを悟っているようだった。
千春は驚くだろうか?
あの日から5日間が経過していた。
>>471 気に入らないならスルーしる!
そういうカキコは荒れる元だよ…
474 :
良介:03/07/04 17:50 ID:sjh1JPwQ
千春が階段から駆け降りて来た。
千春の部屋は2階らしい。
「良ちゃん?!」
千春が驚いていた。
「どうして?」
ジーンズに真っ白なブラウス。
ラフな格好だが、そんな姿が千春には一番似合っている。
「”デコバ”のチョコレート悪かったな。お袋が喜んでたそうだ。」
「ゴディバでしょ」
千春が笑顔に変わった。
皮肉にも2度に渡り二人を引き合わせたのは親父だった。
476 :
良介:03/07/04 17:55 ID:sjh1JPwQ
「こんな所まで・・電話してくれればそっち行ったのに・・」
「俺と同じ思いをさせてやろうと・・」
「上がって」
千春の部屋に初めて入った。
整理整頓という言葉が最も似合う、千春らしい部屋だった。
壁にかかるコルクボードは、私と千春の写真で埋め尽くされていた。
その全てが幸せの絶頂の二人を映し出していた。
やがて千春がコーヒーを両手に2階に上がってきた。
日本語があまり上手じゃないねー
国語的文法も、もう少し勉強しないと・・
それと起承転結をはっきりさせよう
最後に自分の採点を”自作自演”によって甘くしては駄目ですよ。
以上
478 :
良介:03/07/04 18:00 ID:sjh1JPwQ
「座って」
「あ、うん。」
「初めてだね。部屋入るの。」
「綺麗にしてるんだな。」
「私A型だもん」
しばらく沈黙した。先に切り出したのは私の方だった。
「ずっと千春の事を考えてた。」
「私も良ちゃんの事考えてた」
「やっぱり千春が好きだ。別れたくない。」
「・・・・・・。」
千春がうつむいた。
「彼女はいいの?」
「あんなの嘘だ。彼女なんかいないよ。」
千春が顔を上げる。既にその瞳には涙が溜まっていた。
479 :
良介:03/07/04 18:02 ID:sjh1JPwQ
「私を許せるの?」
千春は涙声だった。
千春は私の前で随分と惨めな思いをした筈だ。随分と傷ついた筈だ。
それでも千春は私を必要としてくれた。
「もう許すとか許さないとかどうでも良くなった。千春が居てくれればそれでいい。」
「良ちゃん・・」
「一緒に暮らそう千春」
どうなるのかな・・・・・ワクワク
高平登場きぼんぬ
くー・・こう来たか。
でも良いよ。(涙
483 :
良介:03/07/04 18:07 ID:sjh1JPwQ
一年後・・
二人は千春の実家へ向かっていた。
一年前のこの日、二人はその場所から再出発した。
そしてその場所は、また新たな生活を始めるために最初に行かなければならない場所だ。
「俺殴られないかな?」
「解んない。うちのお父さん空手やってるからなあ・・」
「うわぁ・・胃が痛い。お前守ってくれよ。」
「大丈夫だよ。何となく話しておいたから。怒ってなかったよ。」
「そうだといいけど・・」
結婚するにはいささか若い二人だ。しかし、急がなければならない。
千春のお腹の中に新しい生命が宿った。
>>481 んだよね。高平との関係が書かれていない。
ってか、これから書くのかな?
485 :
良介:03/07/04 18:08 ID:sjh1JPwQ
千春とともに歩む事を決めた。
守らなければならないものがもう一つ増えた。
迷いも後悔もない。
千春がいる。子供が産まれる。私の”家庭”が出来る。
私は今幸せの絶頂だ。
不安が無いと言えば嘘になる。
でも以前の不安とは百も違う。
足りないものは二人で補っていけばいい。
失ったものは二人で埋めていけばいい。
大事なのはお互いが”信じる”ことだ。
おいおい、浮気の原因とかはどうなったんだ?
うわあ・・・こんなオチかよ。
>>486 オレも思った。
なんであんなことしちゃったのか。高平って誰なのか?
さすがに長すぎかと…
午後になって千春がまだいるか気になってた
ふと千春に住所教えた親父のこと思い出して実家に電話した
親父に勝手に住所教えるなって言ったら逆に怒られたよ…
なんか千春は親父に全部話したらしく、親父に女を泣かすなとか説教されちまった
で、色々考えてたら、やっぱり千春のことを好きだって事に気付いちまった
速攻帰宅したけど千春はもういなかった…
ポストにカギと「ありがとう良ちゃん」と書かれたメモが入ってた…
電話しようにもメモリー消しちまってわからんし、千春の自宅も知らん
もしかして親父に連絡先言ってないかと思って電話したら、
何故か実家に千春からチョコが送られてきたらしく住所判明!
で、会社休んで千春のウチへゴー!5日ぶりの再会…親父に感謝かな?
初めて千春の部屋へ…部屋の中には二人の写真がいっぱいあった…
で、騎乗位で3発して和解した、今では高平ごっこなんてして笑えるようになったよw
完でよくね?
490 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:11 ID:qBi7AQqb
ちゃかすなよ
491 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:11 ID:SEiGFLSB
誰か高平登場させて続き書け(´д`)
492 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:12 ID:u4M7gze6
以上、松山千春と三木良介の知られざる過去でした。
世の中、知らない方がいい事もあるって、タケちゃんの先輩も言ってたし・・・・。
494 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:13 ID:NRTkfq2q
感動した!
495 :
良介:03/07/04 18:14 ID:sjh1JPwQ
二人は扉の前に立った。
この扉の向こうに新しい世界が待っている。
千春を見た。
千春が微笑んだ。
いつも千春が隣に居てくれる。
千春が扉を開き中へと進む。
私もその後に続く。
奥から初めて聞く、千春の父親の声がする。
私は千春に気づかれぬ様、手の平の汗をそっと背広で拭った・・・
F I N
>>495 高平は?
なんで彼女はあんなことしたの?
ねぇ・・・
タケちゃんはまだかな?
>>496 考えるのがめんどくなったんでしょ。
もういいじゃん。
あ ほ か。
Boys Beよりお粗末。
高平問題ってのは、物凄く重要だと思うんだが。
ビデオを送りつけてくるような高平が、自分のオモチャを簡単に手放すわけねえ
フェードアウトして終了かよ
詰めが甘すぎ。
あと、ここがえっちねた板だってことを忘れるな。
高平と千春の関係は同じ職場の先輩と後輩で、千春の新人研修の担当していたのが高平だったと言う。
いつも千春と行動を共にする高平に、仕事帰りによく食事に誘われたらしい。
高平は千春の研修担当だ。食事に誘う口実はいくらでもある。
その日も高平に食事に誘われたらしい。
いささか酔った千春は、朝目覚めると高平が横で寝ていたと言う。
千春が推測するに、この時千春の手帳を見られ、私の住所を高平が知ったのでは無いかと言う事だった。
それからも高平は執拗に千春を誘う。
千春は何度もそれを拒否したが、ある時高平が私に関係を暴露すると脅してきたらしい。
501 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:16 ID:VTnNjD+q
なんだよ、やっぱり糞小説かよw 長すぎでまわりくどいし鬱勃起できん
一つだけ質問。
現在の千春タンとのHは以前通りでつか?
あるいは、千春タンも自分をさらけ出して、高平としてたようなHもしてまつか?
下世話な内容でスマソ。
今日はブススレの29歳の方が萌えたなぁ。
>>500 そういうのを書いてよ!
鬱勃起出来そうじゃん
千春は私への後ろめたさを感じ、もう一度だけ高平に体を許したという。
そこからが始まりだった。
だんだんエスカレートしてきた高平は、千春に色々な事を要求するようになった。
千春も雪だるま式に私への秘密が増え、受けざるを得なくなったと言う。
やがて高平のSEXに溺れていくようになり、最終的にはあのような千春になっていったのだ。
しかし、高平はそれだけに留まらずさらなる興奮を求めるようになる。
それがあの私への挑発だろう。
その時点で恐らく千春は、高平にとってただの玩具に成り下っていたのだ。
あとさ、執拗に誘うわりには
千春がノリノリなのに違和感があるなぁ。
私が全てを知り、千春との”別れ”を決意した。
私を失った千春は高平に詰め寄った。
そこで高平に決別を告げたと言う。
高平はそんな千春を見て嘲笑うかの様にすんなり承諾したと言う。
そして間もなく千春は退職届を提出する。
私は全てを千春から聞き出した訳ではない。
若干私の推測もある。
高平を訴える事も考えた。
しかしその高平の名を口にする度千春は憂鬱になる。
無論私もだ。
その為、私は高平と共に、この味わった苦悩の日々を記憶から抹消した。
無かった事にする。
そうする事で二人は幸せになれる。
これが二人の交際期間の”半”に当たる部分。
千春と一緒に過ごした”3年半”。
しかし二人の交際期間は3年間で、新しい生活へ向け今も尚継続中である。
良介さん乙。
いい話しを聞かせてもらいますた。
話の序盤は暗い雰囲気でしたが
だんだん感慨深くなりますた。
がんばっていい家庭を築いていってください。
浮気がばれてその後、以前よりお互いの関係が深くなることが多い
気がします。
のび太も出来杉くんから静ちゃんを奪った訳だし。遅れましたが私
原田ともうします。
因に私のところも若夫婦です。
書道は3段です。
けっきょくは信じるってことが大事です
よ。
乙カレー
がんがって、しあわせになってね
乙彼様でした。
んでは次の方どうぞー
はい、良介さんでした
原田さんも書道がんがってねw
次の方お待たせいたしました〜!
516 :
まもる:03/07/04 18:31 ID:ILwVI7E9
やっぱ泣けるよ。
こういう体験した人しか分かんないよ。
ビデオっていうのは、あんま無いけど、
こういう体験した男って結構いるよ
う〜ん、悲しいなぁ。
高平、犯り得。
お咎めなしか……。
518 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:36 ID:StHOxcPK
てか、良介のイイか? ダメダメじゃん! 大人は無視すんだろうけど、クセになるから、ダメな時ははっきり言おう!
519 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:36 ID:B9dvMRxg
お疲れサマー。
良介氏乙
今後タケちゃんに期待
高平には後でタケちゃんに天誅を加えてもらおう。
522 :
まもる:03/07/04 18:41 ID:ILwVI7E9
たけちゃんのを聞きたい・・・・
俺だったら高平を訴えさせないことには復縁はありえないな。
そうじゃないと思い出すたびに鬱になりつづけるぜ。
ビデオもまだ持ってるんだろ?
524 :
えっちな21禁さん:03/07/04 18:41 ID:wstTOm9+
高平の時はイって、良ちゃんの時にはイかなかったわけだが、
良ちゃんでもイくようになったのでしょうか。
526 :
まもる:03/07/04 18:44 ID:ILwVI7E9
528 :
523:03/07/04 18:54 ID:Hn/BlhgS
>>526 まあ性的関係の強要ってとこだわな。
二回目からしばらくは脅して関係持ってたんだから。
529 :
まもる:03/07/04 18:56 ID:ILwVI7E9
523さんへ
脅したのってどうやって証明するの???
>>523 実際の話、戦い続けるのはかなり酷らしい
仮に訴えるなりした場合、証拠立てやら証言やらで
何度も何度もその事実を、しかも他人の前で反芻することになる
レイプ等、怒りにまかせ周囲が立ちあがっても耐えきれず挫折する
今の日本は早稲田の連中や高平も基本的人権で
がっちり守られているからそうした壁があるのだけれど
その種の平等性が被害者側の不公平を招いている問題について
加害者側の罰則強化だけでなく被害者ケアも最近注目されるようになった
もっともレイプが元気などというアホ政治家がいるように
上に行くほど意識が低すぎて先行き大変だと思うけれど
高平はあと10年くらいは美味しい思いをし続けるだろうね
つーか千春が高平に溺れてた時期があるんだから
勝つのは難しいだろ(w
532 :
803:03/07/04 19:14 ID:MlUeWG+S
>523、>526
酔っ払ってやられちゃった ていう時点だったら、準強姦で刑事告訴する事もできた
でしょうけれど、その後もズルズルと関係をもったら、起訴⇒有罪に持っていくのは
なかなか難しいでしょうね。
高平は当然合意の上だと主張するだろうし、裁判ともなれば、証拠として例のテープ
を提出するとも限らない。
あのテープを見て聴いて裁判官がどう判断するかも微妙でしょう。
それよりもなによりも、訴えたとすると 千春は警察、検察、裁判と 何回もあの日
の事をしゃべらされる事になるし、それは彼女にとっても、良介氏にとっても耐えが
たい苦痛であるかと。
当人にとっては、苦渋の決断だったでしょう。
読んでる方も、高平がやり得なのには やり場のない怒りを感じていますが。
親父とのやり取りのところが鬱陶しい。
三流ドラマの見すぎだ。
頑固親父役はいかりや長介かよ。
534 :
まもる:03/07/04 19:16 ID:ILwVI7E9
とにかくスレにネタを投下してくれたことに対して、礼の一つも言ってバチは
当たらんだろ。
いつもネタに溢れてるわけじゃないんだぜ。
そうだな、良ちゃん乙!
高平は社会的地位のある人間だし、如何様にでも天誅出来るね
っと、良介氏おつかれでした
538 :
えっちな21禁さん:03/07/04 19:45 ID:dM4Vnk5I
良介視おつー。
でもやっぱ千春は駄目だなぁ・・・。
一番最初に酔わされて脅された時に彼氏に告白せずにずるずると関係を続けた時点でDQN
しかも彼氏とはしないようなセックスしてたのがなぁ・・・。
また第二、第三の高平がでてきたら簡単に落ちそうで鬱
タケちゃんプリーズ。