☆★☆★☆南京大虐殺を語ろうS☆★☆★☆

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399つうこうにん@通州と南京1
「相互作用」は互いに影響しあうの意で、「眼には眼」もそのひとつ。

中村粲氏が「通州事件なければ、南京事件≠ネし」としたのも、当方のみる相互作用の
悪しき例。

《通州事件の報が伝はるや……轟々たる世論が日本全土に沸騰した。…… 率直に云へば、
南京で何がしかの事件が発生したとしても、それは、それ以前に済南や通州で日本人虐殺を
演じてきた支那人の責任なのである。原因を作つた方こそ責められるべきなのであり、
この点についての認識を誤つてはならない》
               (*中村粲『大東亜戦争への道』展転社 1990 頁410)

上は許してはならない「相互作用」だが、軍事にも「復仇」なる類した概念はあり、
その種の「眼には眼を」は、歴史のなかでしばしば凶暴な顔をのぞかせる。
相手の脚を踏んでいた過去に無自覚で、踏まれたことだけ記憶し、踏み返しただけだと
復讐の憎悪に酔いしれる事例は跡を絶たず。

……醜悪な上記の中村粲氏の居直りは、その典型といえそうだ。
400つうこうにん@通州と南京2:2014/06/08(日) 19:28:04.36 ID:Jn7NayOH0
●通州事件を起こしたのは同盟軍の保安隊で、彼らは直前、日本軍より誤爆されていた。
●誤爆を日本は謝罪/賠償しており、これを解決済みとするなら、通州も中国側の
 責任者からの謝罪も賠償も日本は受けいれていて解決済みといえる。
●また、事件の根底に(中村氏も認識してたが)日本による麻薬密売があった。

●しかも【虐殺】なら、日本人が中国人に対しておこなったのが先だ。
(※日清での虐殺以外の話)

中国は、関東大震災(1923)のとき「日本を救え」と大キャンペーンを展開した。
しかし、その空気は、震災時に発生した中国人への大規模虐殺で一転する。

●日弁連報告によると、虐殺された中国人は最低200人以上、最大で750人にのぼる。
     http://www.azusawa.jp/shiryou/kantou-200309.html ←日弁連サイト参照
犠牲者には、腹を割かれ、陰部に竹槍を刺された妊婦までいた。
               (*田辺貞之助『女木川界隈』実業之日本社 1962)
「原因を作つた方こそ責められるべき」と云うなら、どちらだったろう。
401つうこうにん@通州と南京3:2014/06/08(日) 19:30:11.06 ID:Jn7NayOH0
通州事件に関し、ある日本の社会主義者が、原因は中国の反日・排外教育にあると
批判したとき、中国人作家は公開状で次のように反論した。

《……大半は、ヘロインを売ったり、モルヒネを打ったり、特務工作をしたりしていた
人たち……》で、《……<皇軍>こそが……抗日感情を煽動したのです。……飛行機……
大砲……刀を使って、中国の民衆を教育し……たのであって、決して中国人が生まれ
ながらにして抗日の感情を持っているわけでは……》ない、と。
        (*信夫清三郎『聖断の歴史学』勁草書房 1992 頁120-121より重引)

……上も当方のいう「相互作用」の具体例だ。世界一の麻薬密売国と
して君臨(>>288)し、空襲をはじめとする武力で恭順を強いる相手に、反発の感情を
強めていくのは自明だった。
そうした歴史を「検証」してこなかった日本では、多くの人が、先の中村粲氏もふくめ、
国際的に【学問のアラシ】とされる「歴史修正主義」に陥っていく。
ホロコーストやアンネの日記否定で有名なあのダウトな暴論は、「加害を被害に転嫁」し、
相手をウソツキと貶めて憎悪の密に人々を誘う反知性のシンボルなのだ。