>>176 >中国で同じ事をしていただけ
ゆえに19世紀には英国が、20世紀には日本が、嫌悪の標的となったと申しとる。
済南事件で(日本軍の退去勧告を無視して残り)虐殺された人々は、その密売人
だったとされる。 (*秦郁彦『現代史の争点』など参照)
同地の日本人2000人の過半は表看板と別に、密売で儲けていたとは、領事館の
苦悩の発言も、時代は違うが残されてる。 (*江口圭一『日中アヘン戦争』)
通州もアヘン密売の中心地だった。(※冀東政権によるアヘン密造で検索)
麻薬汚染は一次大戦の戦禍で世界に拡大した。そこで汚染の中心・中国への輸出を
禁じる条約への署名は、一次大戦の戦勝国に課せられた義務とされた。
アヘン戦争した英国は、麻薬汚染する日本を批判する側にまわってた。
(*山田豪一『満洲国の阿片専売』)
しかし、カネなき日本(民間主導だが)は「密輸」「密売」をやめはしなかった。
そして、【非合法】麻薬の9割が日本製と報告された(拙
>>174)同じ1937年、
松井大将の指示を無視し、捕虜の皆殺しを命じた参謀は、南京侵攻に先立ち、
軍費調達のため、民間人を立たて(直接介入を避け)【アヘン密輸】を依頼してた。
アヘン王となったその民間人(死後、墓碑銘は岸伸介が贈った)は、東京裁判でも
証言したが、三井物産や三菱商事を使い、厖大な量のアヘン【密輸】をおこなった。
(※彼はアヘンを三等分し、1)日本軍、2)日本の傀儡政権、3)蒋介石の側近を
ボスとする黒社会、に分配した。ミゴトなサバイバルテクニックと感服する)
(*江口圭一『日中アヘン戦争』、佐野眞一『阿片王』など参照)
以上(まだまだあるが)が拙
>>174で書いた時代背景です。
中国の黒社会は歓待したかもしらんが、民衆レベルで抗日が叫ばれたのは当然すぎた。
夏さんの話とあまり離れてもなんなので、撤収前に、日本軍が敵性グループとみなした
場合、乳幼児まで殺害していた話などご紹介しておきます。