戦争体験者はいつ絶滅するか

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62名無しさん@お腹いっぱい。
北九州市で“特攻隊”の展示会8月2日(金) 20時28分ttp://rkb.jp/news/news/15846/
鹿児島県の知覧は、第2次大戦末期に編成された旧陸軍の特攻隊・特別攻撃隊の基地があったことで知られています。
知覧特攻平和会館が所蔵する特攻にまつわる資料を集めた展示会が、きょうから北九州市で開かれています。
知覧以外で展示されるのは、今回が初めてです。ttp://rkb.jp/news/files/2013/08/2013-08-029-150x84.jpg
●テープカット「『知覧特攻平和会館・北九州展』、オープンです。どうぞ…(ファンファーレ)」
かつて旧日本陸軍の特攻隊の基地があった知覧。
今回、展示されているのは、「知覧特攻平和会館」が所蔵する戦闘機のプロペラや機銃弾、
戦闘機の操縦席のレプリカなど20点と、特攻隊員の遺書や遺影のパネル40点です。
パネルについては、遺族への配慮のため、詳細に撮影することは許されませんでしたが、
遺書には、特攻隊員たちが出撃前を前に家族の幸せを願う思いがしたためられています。
●訪れた人「子供たちの勉強になりますし、こういうことがあったっていうことを教えてあげることができるので、
とてもありがたいことだと思います。私もさっき、あちらの遺書を見て、本当に涙が出そうになりました」
「頭が下がる思いがいたします。非常に感動いたしました」
「特攻という悲劇を決して繰り返さない」という思いと、戦死した兵士たちの慰霊を目的に建設された「知覧特攻平和会館」。
これまで所蔵する資料を持ち出して、別の場所で展示することはありませんでした。
今回、北九州市で初の展示会が開かれることになったのは、これまでの交流がきっかけとなりました。
旧知覧町は、2007年、ほかの2つの町と合併して「南九州市」となりました。
九州の「北」と「南」、似通った名前が縁で、その翌年には交流協定を結び、市長会談を開くなど関係を深めてきました。
●出迎える北橋健治市長「お久しぶりです!」きょうの会談でも、今後、さらに交流を促進していくことで合意しています。
●会見する南九州市・霜出勘平市長「(今回の展示は)我々にとりましても、
散華された1036名のみ霊も大変喜んでらっしゃるのではないかというふうに思っておるところでございます。
大変、市民も感謝をしているところでございます」
●会見する北九州市・北橋健治市長「歴史も生い立ちも離れたところではございますけれども、
本当にこの間の交流は、北九州市にとりましても、大変有意義だったと思っておりまして、ぜひ、今後とも交流を継続、
深めさせていただければと、このように願っております」
近隣諸国との関係がぎくしゃくする中、展示された品々は、特攻隊員たちが二度と帰ることのない出撃に臨んで、
祈ったであろう平和な世界を守っていくことの大切さを訴えかけています。
※スタジオ●川上キャスター「知覧特攻平和会館・北九州展」は、今月15日まで開かれています。
期間中、土曜日と日曜日には、知覧出身の語り部による講演も予定されています。