【花神】大村益次郎でアリマス。【その8】

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1名無しさん@お腹いっぱい。
前スレッド
【花神】大村益次郎でアリマス。【その7】
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1208765358/
一人の男がいる。
歴史が彼を必要とした時、忽然として現れ、
その使命が終わると大急ぎで去った。
もし維新というものが正義であるとすれば、
彼の役目は、津々浦々の枯れ木にその花を
咲かせて回ることであった。
中国では花咲爺いのことを花神という。
彼は花神の仕事を背負ったのかもしれない。
彼──村田蔵六、後の大村益次郎である。
2名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/09(土) 20:44:49 ID:rPPmBnLB0
3名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/15(金) 02:22:07 ID:nYLWUhnT0
もちろん「花神」は面白い。
個人的には司馬作品中最高傑作だと思う。
けれども学問として日本近代史スレに「花神」大村益次郎「その8」があるのって
すこしだけですが違和感があります。
大河ドラマ板にも「花神」スレがあり、文芸板にスレ立てることも可能なのでは?
 あ、もちろん、史実・大村益次郎スレを立てることまでは反対しませんよ!
あくまで「花神」は、司馬の創作。ホントウに面白い作品だと思います。
長州に批判的で陸軍にいやな思いしかなかった司馬が、「世に棲む日日」と
「花神」を創作した。そうさせたものがなんだったのか?
作家の創作のエネルギーを想像するのは楽しいですが、それはそれ、これはこれ。
(想像1 福田定一が司馬遼太郎になって天才的活躍をする
     村田蔵六が大村益次郎になって天才的活躍をする)
「花神」の主人公の独白の大半は、司馬の意識の反映と思える。
もちろん大村益次郎がすごい人物だったことは否定しませんけど、
山口県の郷土史家からいろいろ史実に関して指摘されながら
まったく相手にしなかったのは有名な話。「花神」は史実じゃなく
フィクションです。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/15(金) 17:34:20 ID:nDYwGdc40
大山益二郎についてちゃんと勉強するには何を読めばいいですか?
5名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 05:03:52 ID:RoWPgQ7w0
花神
6名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 11:07:07 ID:EiXsbFnPO
大山益次郎って空手家の子孫にいそうだね。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 13:54:32 ID:6PzDnsHr0
それはマス・大山
8名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 21:47:09 ID:78xpkX+40
大村先生、
木村紀八郎著「大村益次郎伝」は読むべきでありましょうか?
9名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 02:16:47 ID:I7GYV4FQO
村田蔵六は日本軍に合理的精神を叩きこむ上でまだ生きておくべきだっただろ…
司馬もいい加減なこというよね
10名無しさん@お腹いっぱい。
戊辰戦争終結の段階で日本軍(当時御親兵)の今後をどうするか、
薩摩の大久保と大村がかなり議論でやりあってるね。
木戸は大村の考えに賛同しているが、大規模な軍隊を持つ必要性は
ないと考えていたんじゃないかな。しかし大村は武士階級の完全な
解体まで視野にいれていた。そこが大久保・ひいては西郷ら薩摩武士と
衝突する危険性をはらんでいた。新政府はまだ各藩よせあつめの寄合所帯
統一された国家とは言えないものだった。 大村は国家統一のためには
強力な軍隊が必要と考え、その準備に追われている途中で暗殺されてしまった。
まだ大村が生きていた頃の時点で、のちの海軍陸軍と海外派兵は想定外。
大村も日本の軍隊を即座に欧米列強に比肩しうるものにできるとまでは
当時考えてなかったんじゃないかな。証拠はないけど。
まあ、司馬の大村益次郎はフィクションということで・・・