満州国建国の正当性Part10

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542名無しさん@お腹いっぱい。

華北分離は華北住民が中心となった自治運動であり、その背景にあるのは国民党の
苛烈な徴税、弾圧政策と匪賊による略奪であった。華北の居住環境は劣悪だったのである。

彼らは、隣の満州国の噂を聞いて、秩序ある安定した生活に憧れた。
多くの者が故郷を捨てて満州国に流入したが、留まった者達も、自分達の悲惨な故郷を
何とかしたいと強く望んだ。これが、華北住民の自治運動に繋がるのである。

これは、純然たる住民運動であり、日本政府が「火のないところに煙を立てた」ような
いい加減なモノではない。もっと切実なものだ。日本政府内では、満州国の隣で発生した
自治運動にどう対応するか協議した。反対するか、無視するか、支援するか。

日本政府は、華北住民の意思を尊重して自治運動支持の姿勢を打ち出した。
それだけのことだ。その後、有形無形の支援を行うことになるが、華北住民は総じて親日
的であったから、相互の連携は取れており、二人三脚で無事自治政府樹立に至った。

全ては華北住民のためである。

華北にはごく少数の急進的な反日主義者が巣食っていて、頻繁にゲリラ活動を行って
華北自治運動を妨害したが、関東軍の押さえ込みが効いてことごとく失敗した。